JP6581066B2 - 解体機械 - Google Patents
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Description
本実施形態で例示する解体機械は、無線操作によって制御される双腕作業機であり、走行体1、旋回体2及び2本の作業機3を備えている。以下の説明において断り書きのない場合は作業機3が取り付けられている方(図1中では左)を解体機械の前方とする。
走行体1はホイール式でも良いが本実施形態ではクローラ式であり、トラックフレーム11、従動輪(アイドラ)12、駆動輪13、クローラ(履帯)14及び走行モータ15を備えている。トラックフレーム11は、図示していないが上から見てH型に形成されており、左右両側の長手方向の一方側に駆動輪13、他方側に従動輪12を回転自在に支持している。左右の駆動輪13の軸にはそれぞれ走行モータ15の出力軸が連結されている。走行モータ15は油圧モータである。クローラ14は左右両側において従動輪12及び駆動輪13に掛け回されている。また、トラックフレーム11の上部には旋回輪24を介して旋回体2が旋回可能に設けられている。本実施形態では、トラックフレーム11の長手方向の他方側(図中右側)に排土板16が設けてある。排土板16はトラックフレーム11に対して上下動可能である。
旋回体2は、旋回フレーム21、カウンタウェイト22、建屋23等を備えている。旋回フレーム21は旋回体2のベースフレームであり、旋回輪24を介してトラックフレーム11の上部に設けられており、旋回体2が鉛直な旋回中心Cを中心にして走行体1に対して旋回可能である。旋回フレーム21には、旋回輪24の付近に旋回モータ(不図示)が搭載されており、旋回モータの出力軸が旋回輪24に設けた歯車と噛み合うことで、走行体1に対して旋回体2が旋回する。旋回モータには電動モータを用いることもできるが、本実施形態では油圧モータが用いてある。カウンタウェイト22は作業機3との重量のバランスをとるための錘であり、旋回フレーム21の後端に位置して旋回体2の後端側である円弧状の外縁を形成している。
左右の作業機3は、ブーム41、アーム42、作業具(不図示)、ブームシリンダ43、アームシリンダ44及び作業具シリンダ(不図示)をそれぞれ有する多関節構造の作業腕である。ブーム41は旋回体2に水平軸を支点に回動可能に連結され、アーム42はブーム41の先端に水平軸を支点に回動可能に連結される。ブームシリンダ43は旋回体2及びブーム41に両端が連結され、アームシリンダ44はブーム41及びアーム42に両端が連結される。左右の作業機3はブーム41及びブームシリンダ43がスイングブラケット32に連結されることによって旋回体2に連結される。作業機3の要素について次に説明してゆく。
図1ではブーム41の第1の軸受51をスイングブラケット32に、第2の軸受52をアームブラケット55に連結した形態を表している。前述した通り、ブーム41は、長手方向の一端及び他端が入れ換わるように反転させても、両端をそれぞれスイングブラケット32及びアームブラケット55に連結することができる。ブーム反転の手順は以下の通りである。
ブーム41を反転させて付け直すことでブームシリンダ43の伸長量が同一である条件で比較して旋回体2に対するブーム角度が変化する。図1の形態ではブームシリンダ43を最大限伸長させたときの接地面からアーム先端の最高到達点までの距離H1を長く確保することができ、上方作業に有利である。その一方でブームシリンダ43を最大限収縮させたときの接地面からアーム先端の最低到達点(接地面より低位置)までの距離D1は下方作業を重点的に行うには不足する場合がある。それに対し、ブーム41を反転させた図11の形態では、接地面からアーム先端の最高到達点までの距離H2は図1の形態より短くなる(H1>H2)。ただ一方で、接地面からアーム先端の最低到達点(接地面より低位置)までの距離D2が増し(D1<D2)、下方作業に有利となる。本実施形態の場合、作業機3の最高到達点や最低到達点の高さを変更するのに補助ブームの継ぎ足しや抜き取りの必要がない。補助ブームやこれに付随するシリンダのような追加部品がないので、形態変更の前後で不使用部品が生じない。従って、本実施形態に係る解体機械は、部品点数の増加や不使用部品の保管等の問題に対策しつつ、高位置を対象とした上方作業と低位置を対象とした下方作業に兼用することができる。
上記実施形態においては、エンジン26を原動機とした場合について説明したが、電動機を原動機として油圧ポンプを駆動する場合にも本発明を適用することができる。また、本発明は、無線操作式等の遠隔操作式の解体機械のみならず、運転席を有する解体機械にも適用できる。更に、2本の作業機3を有する双腕型の解体機械に本発明を適用した場合を例に挙げて説明したが、作業機3を1本のみ有する解体機械にも本発明は適用することができる。また、スイングブラケット32に第1−第3の軸穴33a−33cを設けて作業機3の基部高さを変更できる構成としたが、作業機3の基部高さの変更機構は必ずしも必要ない。また、作業機3を支持する基部ブラケットとして左右に揺動するスイングブラケット32を適用した場合を例示したが、固定式のブラケットを基部ブラケットとしても良い。これらの場合も所定の問題に対策しつつ一台の解体機械で上方作業と下方作業に兼用できるという本質的効果は得られる。
Claims (5)
- 走行体、前記走行体の上部に旋回輪を介して設けた旋回体、及び前記旋回体に連結した作業機を備え、前記作業機が、前記旋回体に連結したブーム、前記ブームの先端に連結したアーム、前記旋回体及び前記ブームに両端が連結されたブームシリンダ、及び前記ブーム及び前記アームに両端が連結されたアームシリンダを備えている解体機械において、
前記旋回体の前部に設けられ、前記ブーム及び前記ブームシリンダが連結される基部ブラケットと、
前記アームの基端に設けられ、前記ブーム及び前記アームシリンダが連結されるアームブラケットと、
前記ブームの長手方向の中間部に設けられ、前記ブームシリンダと連結する連結ピンが挿入される第1のピン穴、及び前記アームシリンダと連結する連結ピンが挿入される第2のピン穴を有するブームブラケットとを備え、
前記基部ブラケット及び前記アームブラケットが、それぞれ左右に対向する2枚の縦板を有する被挿し込み構造であると共に、前記ブームの長手方向の両端が前記被挿し込み構造に対する挿し込み構造であり、
長手方向の一端及び他端が入れ換わるように前記ブームを反転させて前記ブームの両端をそれぞれ前記基部ブラケット及び前記アームブラケットに連結し、前記ブームシリンダを前記第2のピン穴に、前記アームシリンダを前記第1のピン穴に連結できるように構成されており、
前記ブームシリンダの伸長量が同一の条件下で比較して、前記ブームの反転前後で前記旋回体に対する前記ブームの角度が変化するように、前記第1のピン穴及び前記第2のピン穴が前記ブームブラケットに配置されていることを特徴とする解体機械。 - 請求項1に記載の解体機械において、
少なくとも一部が前記旋回輪と上下に重なる位置関係に配置された原動機を備え、
前記旋回体の旋回中心から後端までの距離が、前記旋回中心から前記走行体の長手方向の端部までの距離よりも短く構成されていることを特徴とする解体機械。 - 請求項1に記載の解体機械において、前記ブームブラケットが前記ブームの下側に設けられており、前記ブームが前記ブームシリンダ及び前記アームシリンダの上側を覆っていることを特徴とする解体機械。
- 請求項1に記載の解体機械において、前記基部ブラケットに高い順に第1の軸穴、第2の軸穴及び第3の軸穴が設けられており、前記ブームが前記第1及び第2の軸穴のいずれかに選択的に連結可能であり、前記ブームシリンダが前記第2及び第3の軸穴のいずれかに選択的に連結可能であることを特徴とする解体機械。
- 請求項1に記載の解体機械において、前記基部ブラケットが、前記旋回体に対して左右に揺動可能に連結されたスイングブラケットであることを特徴とする解体機械。
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