JP6321399B2 - セグメントの形状保持装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1の記載の真円保持装置は、シールド掘進機の支持フレームに対して前後移動可能にした井桁状の支柱構造(1対の支柱、3本の水平向連結部材からなる)と、この支柱構造の左右の側部に夫々1対の拡張用シリンダ装置を介して付設した左保持ビーム及び右保持ビームと、左右の支柱の上端部に1対の拡張用シリンダ装置を介して連結された上部保持ビームと、左右の支柱の下端部に1対の拡張用シリンダ装置を介して連結された下部保持部材とを有する。この真円形状保持装置では、左右の保持ビームで左右のセグメント側面部を保持し、上部保持ビームでセグメント上面部を保持する。
そして、前記第1押圧枠部と前記セグメントの間にその第1押圧枠部の上下方向移動を円滑にする低摩擦手段を介装したので、上下1対の第2押圧枠部を左右方向に拡張後に左右1対の第1押圧枠部を上下方向に拡張することが可能になる。
このセグメントの形状保持装置20は、シールド掘進機1のエレクタ10により断面矩形のトンネル内面に覆工したセグメントSの形状を矩形断面トンネルの所期の形状に保持するものである。
このセグメントの形状保持装置20は、左右1対の第1押圧枠部30Aと上下1対の第2押圧枠部30Bとを備えた押圧用枠体30と、上下1対の第1拡縮機構50と、左右1対の第2拡縮機構60と、支持台車71と案内部材73を夫々含む左右1対の支持移動機構70とを備えている。
第2押圧部材32はトンネルTの上面のセグメントSに沿う水平ストレート部32aと、この水平ストレート部32aの左端部に連なりトンネルTの角部に対応する傾斜部32bと、この傾斜部32bの下端部に連なりトンネルTの左側面のセグメントSに沿う鉛直部32cとを有する。
第4押圧部材34はトンネルTの下面のセグメントSに沿う水平ストレート部34aと、この水平ストレート部34aの右端部に連なりトンネルTの角部に対応する傾斜部34bと、この傾斜部34bの上端部に連なりトンネルTの右側面のセグメントSに沿う鉛直部34cとを有する。
上側の第2押圧枠部30Bは、第2押圧部材32の水平ストレート部32aと第1押圧部材31の水平部31cとで構成され、下側の第2押圧枠部30Bは、第4押圧部材34の水平ストレート部34aと第3押圧部材33の水平部33cとで構成されている。
第1押圧部材31と第3押圧部材33は、押圧用枠体30の中心Yに対して回転対称に構成され、第2押圧部材32と第4押圧部材34は、押圧用枠体30の中心Yに対して回転対称に構成されている。
前記内筒部材62を前記鉛直部34cにピン結合するため、左右の第1押圧枠部30Aが土水圧により変形したセグメントを介してトンネル内側に弾性変形しても、第2拡縮機構60の拡張収縮機能を確保することができる。尚、第2拡縮機構60は、第1拡縮機構50と同様の構造であるので、細部の説明は省略する。
左右1対の第1押圧枠部30Aに、トンネル中心側へ張り出す左右1対の左右方向向きの水平支持部材72を設けると共に、シールド掘進機1の後部作業デッキ8(左側作業デッキ8aと右側作業デッキ8b)上に1対の水平支持部材72を夫々載置支持する左右1対の支持台車71を設け、水平支持部材72が対応する支持台車71に対して上方及び左右方向へ移動可能となるように支持台車71を構成してある。
図9に実線で示す前進状態において、無端チェーン74fの下側チェーン部の後端近傍部が案内部材73に連結部74gにて連結され、無端チェーン74fの上側チェーン部の前端近傍部が支持台車71の箱状本体71aに連結部74hにて連結されている。
図2は、第1,第2拡縮機構50,60を収縮状態にした状態、つまり形状保持していない状態を示し、この状態においては、押圧用枠体30の左右1対の水平支持部材72を左右1対の支持台車71で支持するため、押圧用枠体30がセグメント(トンネル)に対して浮上した状態になっている。
また、押圧用枠体30の上下方向中心Yの近傍位置にある押圧用枠体30の重心が、左右の水平支持部材72よりも下方にあるため、押圧用枠体30が鉛直姿勢に保持される。
1)実施例1の第1〜第4押圧部材31〜34において、ストレート部31a〜34aの長さ、水平部31c,33cや鉛直部32c,34cの長さは適宜変更可能であり、前記実施例のものに限定される訳ではない。
7)その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で前記実施例に適宜変更を付加して実施可能である。
S セグメント
1 シールド掘進機
10 エレクタ
20 セグメントの形状保持装置
22 スライドシュー
22a ベース板
23 低摩擦手段
23a サポート部材
23b ローラ
24 保護パッド
30 押圧用枠体
30A,30B 第1,第2押圧枠部
31〜34 第1〜第4押圧部材
31f フランジ板(外面板)
31a,33a 鉛直ストレート部
32a,34a 水平ストレート部
31b〜34b 傾斜部
31c,33c 水平部
32c,34c 鉛直部
50,60 第1,第2拡縮機構
51,61 外筒部材
52,62 内筒部材
53,63 油圧シリンダ
71 支持台車
72 水平支持部材
73 案内部材
74 前後移動手段
20A セグメントの形状保持装置
80 押圧用枠体
80A,80B 第1,第2押圧枠部
81,82 第1押圧部材
83,84 第2押圧部材
85,86 第3押圧部材
87,88 第4押圧部材
50A,60A 第1,第2拡縮機構
Claims (8)
- シールド掘進機で掘削された断面矩形状のトンネルの内面にエレクタにより覆工したセグメントの形状を保持するセグメントの形状保持装置において、
トンネルの左側面と右側面のセグメントを押圧する為の左右1対の第1押圧枠部と、トンネルの上面と下面のセグメントを押圧する為の上下1対の第2押圧枠部とを備え且つセグメントの内周の全周に亙る環状に構成された押圧用枠体と、
前記1対の第2押圧枠部に装備され且つ前記1対の第1押圧枠部をセグメント押圧状態と押圧解除状態とに切換え可能な上下1対の第1拡縮機構と、
前記1対の第1押圧枠部に装備され且つ前記1対の第2押圧枠部をセグメント押圧状態と押圧解除状態とに切換え可能な左右1対の第2拡縮機構とを備え、
前記第1押圧枠部と前記セグメントの間にその第1押圧枠部の上下方向移動を円滑にする低摩擦手段を介装したことを特徴とするセグメントの形状保持装置。 - 前記押圧用枠体は、
トンネルの右側面と上面のセグメントの夫々一部を押圧する為の第1押圧部材と、
トンネルの上面と左側面のセグメントの夫々一部を押圧する為の第2押圧部材と、
トンネルの左側面と下面のセグメントの夫々一部を押圧する為の第3押圧部材と、
トンネルの下面と右側面のセグメントの夫々一部を押圧する為の第4押圧部材とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のセグメントの形状保持装置。 - 前記第1押圧部材はトンネルの右側面のセグメントに沿う鉛直ストレート部と、この鉛直ストレート部の上端部に連なりトンネルの角部に対応する傾斜部と、この傾斜部の上端部に連なりトンネルの上面のセグメントに沿う水平部とを有し、
前記第2押圧部材はトンネルの上面のセグメントに沿う水平ストレート部と、この水平ストレート部の左端部に連なりトンネルの角部に対応する傾斜部と、この傾斜部の下端部に連なりトンネルの左側面のセグメントに沿う鉛直部とを有し、
前記第3押圧部材はトンネルの左側面のセグメントに沿う鉛直ストレート部と、この鉛直ストレート部の下端部に連なりトンネルの角部に対応する傾斜部と、この傾斜部の下端部に連なりトンネルの下面のセグメントに沿う水平部とを有し、
前記第4押圧部材はトンネルの下面のセグメントに沿う水平ストレート部と、この水平ストレート部の右端部に連なりトンネルの角部に対応する傾斜部と、この傾斜部の上端部に連なりトンネルの右側面のセグメントに沿う鉛直部とを有することを特徴とする請求項2に記載のセグメントの形状保持装置。 - 前記上下1対の第1拡縮機構は、第1,第2押圧部材又は第3,第4押圧部材の一方の端部に固定された外筒部材と、前記第1,第2押圧部材又は第3,第4押圧部材の他方の端部にピン結合され且つ前記外筒部材に摺動自在に内嵌された内筒部材と、前記外筒部材と内筒部材を伸縮可能に連結する油圧シリンダとを有することを特徴とする請求項2又は3に記載のセグメントの形状保持装置。
- 前記左右1対の第2拡縮機構は、第1,第4押圧部材又は第2,第3押圧部材の一方の端部に固定された外筒部材と、前記第1,第4押圧部材又は第2,第3押圧部材の他方の端部にピン結合され且つ前記外筒部材に摺動自在に内嵌された内筒部材と、前記外筒部材と内筒部材を伸縮可能に連結する油圧シリンダとを有することを特徴とする請求項2又は3に記載のセグメントの形状保持装置。
- 前記1対の第1押圧枠部又は1対の第2押圧枠部の外面にスライドシューを夫々備え、 前記スライドシューは、セグメントの内面に当接可能で且つ外面に保護パッドが付設されたベース板と、前記第1押圧枠部又は第2押圧枠部の外面に固定され且つ前記低摩擦手段を介して前記ベース板と対向する外面板とを備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のセグメントの形状保持装置。
- 前記左右1対の第1押圧枠部に、トンネル中心側へ張り出す左右1対の左右方向向きの水平支持部材を夫々備えると共に、シールド掘進機の後部作業デッキ上に前記1対の水平支持部材を夫々載置支持可能な左右1対の支持台車を備え、
前記第1,第2拡縮機構が押圧解除状態のとき、前記水平支持部材は、上方及び左右方向へ移動可能となるように対応する前記支持台車に支持されることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のセグメントの形状保持装置。 - 前記後部作業デッキ上に、前記左右1対の支持台車を前後方向へ移動自在に支持する左右1対の案内部材を固定的に設けたことを特徴とする請求項7に記載のセグメントの形状保持装置。
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