JP6321399B2 - セグメントの形状保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シールド掘進機のエレクタによりトンネル内面に覆工したセグメントの形状を保持するセグメントの形状保持装置に関するものである。
シールド掘進機により掘削されたトンネルの内面にはエレクタによりセグメントが1リングずつ覆工される。セグメントは正確に組立てなければ、次のセグメントの組立が困難となる。したがって、正確に組み立てるため、直前に組み立てたセグメントの形状を形状保持装置(真円保持装置ともいう)で保持するのが一般的である。
この場合、シールド掘進機の掘進を停止した状態で、覆工済みの最新の1リング分のセグメントの形状を形状保持装置で保持しながら、その前側に1リング分のセグメントを覆工し、周方向に隣接するセグメント同士はボルト等にて連結すると共に、後側に隣接する覆工済みの最新の1リング分のセグメントにボルト等にて連結し、その後、次の1リング分のトンネルを掘削し、形状保持装置を1リング分前進移動させる。以後これを繰り返していく。
上記の形状保持装置として種々の構造の形状保持装置が提案されている。
例えば、特許文献1の記載の真円保持装置は、シールド掘進機の支持フレームに対して前後移動可能にした井桁状の支柱構造(1対の支柱、3本の水平向連結部材からなる)と、この支柱構造の左右の側部に夫々1対の拡張用シリンダ装置を介して付設した左保持ビーム及び右保持ビームと、左右の支柱の上端部に1対の拡張用シリンダ装置を介して連結された上部保持ビームと、左右の支柱の下端部に1対の拡張用シリンダ装置を介して連結された下部保持部材とを有する。この真円形状保持装置では、左右の保持ビームで左右のセグメント側面部を保持し、上部保持ビームでセグメント上面部を保持する。
例えば、特許文献2に記載の形状保持装置は、アーチ形の上面押圧部材と、U形の下面押圧部材とを1対の拡張用油圧シリンダで上下方向に拡張可能に構成し、この形状保持フレームをシールド掘進機の後方デッキに対して、左右方向移動可能かつ前後方向移動可能に構成し、カーブ状トンネル部の掘削時に、形状保持フレームの中心とセグメントの中心とを一致させる中心位置調整手段を設けている。この形状保持装置では、セグメントの上下両面側を保持し得るのみで、左右の側面側は保持しない。
特開平8−109796号公報 特開2007−51467号公報
特許文献1の真円保持装置では、トンネル内の内部空間に配置される井桁状の支柱構造が採用されるが、この支柱構造がシールド掘進機内のかなりのスペースを取るため、セグメント搬入装置や排土装置(又は、排泥装置)を設置する上での制約となり、セグメント搬入の作業性も悪化する。
しかも、左側の拡張用シリンダと、右側の拡張用シリンダと、上側の拡張用シリンダと、下側の拡張用シリンダとが、支柱に対して夫々独立に作動するため、セグメントを所期の形状に正確に形状保持するためには、それぞれの拡張用シリンダ装置を手動操作を介して調整していかなければならない。それ故、セグメントの形状保持の為の操作が煩雑となり、作業性が低下し、トンネル掘削の生産性が低下する。
特許文献2の形状保持装置では、カーブ状トンネル部の掘削時に、中心位置調整手段により形状保持フレームの中心をセグメントの中心に一致させることが可能であるが、セグメントの形状保持を行う都度、中心位置調整手段により形状保持フレームの中心位置を調整しなければならず、その調整作業が煩雑である。しかも、この形状保持装置では、左右の両側面のセグメントを保持することができないため、セグメントの形状を所期の形状に正確に保持することができない。
本発明の目的は、セグメントの内周の全周に亙る環状の押圧用枠体を主体とし、支柱構造を省略して省スペース可能なセグメントの形状保持装置、上下左右方向に自動的にセンタリング可能なセグメントの形状保持装置を提供することである。
請求項1のセグメントの形状保持装置は、シールド掘進機で掘削された断面矩形状のトンネルの内面にエレクタにより覆工したセグメントの形状を保持するセグメントの形状保持装置において、トンネルの左側面と右側面のセグメントを押圧する為の左右1対の第1押圧枠部と、トンネルの上面と下面のセグメントを押圧する為の上下1対の第2押圧枠部とを備え且つセグメントの内周の全周に亙る環状に構成された押圧用枠体と、前記1対の第2押圧枠部に装備され且つ前記1対の第1押圧枠部をセグメント押圧状態と押圧解除状態とに切換え可能な上下1対の第1拡縮機構と、前記1対の第1押圧枠部に装備され且つ前記1対の第2押圧枠部をセグメント押圧状態と押圧解除状態とに切換え可能な左右1対の第2拡縮機構とを備え、前記第1押圧枠部と前記セグメントの間にその第1押圧枠部の上下方向移動を円滑にする低摩擦手段を介装したことを特徴としている。
請求項2のセグメントの形状保持装置は、請求項1の発明において、前記押圧用枠体は、トンネルの右側面と上面のセグメントの夫々一部を押圧する為の第1押圧部材と、トンネルの上面と左側面のセグメントの夫々一部を押圧する為の第2押圧部材と、トンネルの左側面と下面のセグメントの夫々一部を押圧する為の第3押圧部材と、トンネルの下面と右側面のセグメントの夫々一部を押圧する為の第4押圧部材とを備えたことを特徴としている。
請求項3のセグメントの形状保持装置は、請求項2の発明において、前記第1押圧部材はトンネルの右側面のセグメントに沿う鉛直ストレート部と、この鉛直ストレート部の上端部に連なりトンネルの角部に対応する傾斜部と、この傾斜部の上端部に連なりトンネルの上面のセグメントに沿う水平部とを有し、前記第2押圧部材はトンネルの上面のセグメントに沿う水平ストレート部と、この水平ストレート部の左端部に連なりトンネルの角部に対応する傾斜部と、この傾斜部の下端部に連なりトンネルの左側面のセグメントに沿う鉛直部とを有し、前記第3押圧部材はトンネルの左側面のセグメントに沿う鉛直ストレート部と、この鉛直ストレート部の下端部に連なりトンネルの角部に対応する傾斜部と、この傾斜部の下端部に連なりトンネルの下面のセグメントに沿う水平部とを有し、前記第4押圧部材はトンネルの下面のセグメントに沿う水平ストレート部と、この水平ストレート部の右端部に連なりトンネルの角部に対応する傾斜部と、この傾斜部の上端部に連なりトンネルの右側面のセグメントに沿う鉛直部とを有することを特徴としている。
請求項4のセグメントの形状保持装置は、請求項2又は3の発明において、前記上下1対の第1拡縮機構は、第1,第2押圧部材又は第3,第4押圧部材の一方の端部に固定された外筒部材と、前記第1,第2押圧部材又は第3,第4押圧部材の他方の端部にピン結合され且つ前記外筒部材に摺動自在に内嵌された内筒部材と、前記外筒部材と内筒部材を伸縮可能に連結する油圧シリンダとを有することを特徴としている。
請求項5のセグメントの形状保持装置は、請求項2又は3の発明において、前記左右1対の第2拡縮機構は、第1,第4押圧部材又は第2,第3押圧部材の一方の端部に固定された外筒部材と、前記第1,第4押圧部材又は第2,第3押圧部材の他方の端部にピン結合され且つ前記外筒部材に摺動自在に内嵌された内筒部材と、前記外筒部材と内筒部材を伸縮可能に連結する油圧シリンダとを有することを特徴としている。
請求項6のセグメントの形状保持装置は、請求項1〜5の何れか1項の発明において、前記1対の第1押圧枠部又は1対の第2押圧枠部の外面にスライドシューを夫々備え、前記スライドシューは、セグメントの内面に当接可能で且つ外面に保護パッドが付設されたベース板と、前記第1押圧枠部又は第2押圧枠部の外面に固定され且つ前記低摩擦手段を介して前記ベース板と対向する外面板とを備えたことを特徴としている。
請求項7のセグメントの形状保持装置は、請求項1〜6の何れか1項の発明において、前記左右1対の第1押圧枠部に、トンネル中心側へ張り出す左右1対の水平支持部材を夫々備えると共に、シールド掘進機の後部作業デッキ上に前記1対の水平支持部材を夫々載置支持可能な左右1対の支持台車を備え、前記第1,第2拡縮機構が押圧解除状態のとき、前記水平支持部材は、上方及び左右方向へ移動可能となるように対応する前記支持台車に支持されることを特徴としている。
請求項8のセグメントの形状保持装置は、請求項7の発明において、前記後部作業デッキ上に、前記左右1対の支持台車を前後方向へ移動自在に支持する左右1対の案内部材を固定的に設けたことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、断面矩形状のトンネルの内面を覆工したセグメントの形状を保持するセグメントの形状保持装置において、前記のように、左右1対の第1押圧枠部と上下1対の第2押圧枠部とを備え且つセグメントの内面の全周に亙る環状の押圧用枠体と、前記1対の第1押圧枠部をセグメント押圧状態と押圧解除状態とに切換え可能な上下1対の第1拡縮機構と、前記1対の第2押圧枠部をセグメント押圧状態と押圧解除状態とに切換え可能な左右1対の第2拡縮機構とを備えたので、次の効果が得られる。
トンネル内部空間に大きく張り出す大型の部材を用いることなく形状保持装置を構成できるため、シールド掘進機内の作業スペースを広げ、機器配置の制約を著しく緩和し、セグメント搬入の作業性を高めることができる。
また、左右1対の第1押圧枠部は、上下1対の第2押圧枠部と、これら第2押圧枠部に装備した上下1対の第1拡縮機構により連動連結されているため、1対の第1拡縮機構の拡縮量を個別に調整する必要がなく、1対の第1拡縮機構を拡張動作させれば、押圧用枠体が左右方向に拡張して左右1対の第1押圧枠部が左側面と右側面のセグメントに押圧状態になる。また、この押圧状態を解除可能である。
このことは、上下1対の第2押圧枠部についても同様であり、1対の第2拡縮機構を拡張動作させれば、押圧用枠体が上下方向に拡張して上下1対の第2押圧枠部が上面と下面のセグメントに押圧状態になる。また、この押圧状態を解除可能である。それ故、第1,第2拡縮機構の操作、制御が簡単になる。
1対の第1拡縮機構と1対の第2拡縮機構により押圧用枠体を左右方向と上下方向に拡張させることで、押圧用枠体の中心を、セグメントの中心(トンネルの中心)に自動的にセンタリングすることができる。
そして、前記第1押圧枠部と前記セグメントの間にその第1押圧枠部の上下方向移動を円滑にする低摩擦手段を介装したので、上下1対の第2押圧枠部を左右方向に拡張後に左右1対の第1押圧枠部を上下方向に拡張することが可能になる。
請求項2の発明によれば、前記押圧用枠体が第1〜第4押圧部材を備え、これら第1〜第4押圧部材で押圧用枠体を構成するため、少数の部材で簡単な構造の押圧用枠体とすることができる。
請求項3の発明によれば、前記第1,第3押圧部材は、夫々鉛直ストレート部と傾斜部と水平部とを有し、第2,第4押圧部材は、夫々水平ストレート部と傾斜部と鉛直部とを有するため、1対の第1拡縮機構を第1,第3押圧部材に、1対の第2拡縮機構を第2,第4押圧部材に夫々連結し易い。
請求項4の発明によれば、1対の第1拡縮機構は、第1,第2押圧部材の端部同士を連結する部位と、第3,第4押圧部材の端部同士を連結する部位に装備され、1対の第1拡縮機構は、夫々、一方の押圧部材の端部に固定された外筒部材と、他方の押圧部材の端部にピン結合され且つ外筒部材に摺動自在に内嵌された内筒部材と、前記外筒部材と内筒部材を伸縮可能に連結する油圧シリンダとを有するため、簡単な構造の拡縮機構にすることができるうえ、土水圧により変形したセグメントを介して第2押圧枠部がトンネル内側へ弾性変形した場合にも、拡縮機能を維持することができる。
請求項5の発明によれば、1対の第2拡縮機構は、第2,第3押圧部材の端部同士を連結する部位と、第4,第1押圧部材の端部同士を連結する部位に装備され、1対の第2拡縮機構は、夫々、一方の押圧部材の端部に固定された外筒部材と、他方の押圧部材の端部に固定され且つ外筒部材に摺動自在に内嵌された内筒部材と、前記外筒部材と内筒部材を伸縮可能に連結する油圧シリンダとを有するため、簡単な構造の拡縮機構にすることができるうえ、土水圧により変形したセグメントを介して第1押圧枠部がトンネル内側へ弾性変形した場合にも、拡縮機能を維持することができる。
請求項6の発明によれば、1対の第1押圧枠部又は1対の第2押圧枠部の外面にスライドシューを夫々備え、このスライドシューは、外面に保護パッドが付設されたベース板と、前記第1押圧枠部又は第2押圧枠部の外面に固定され且つ低摩擦手段を介してベース板と対向する外面板とを備えているため、スライドシューを設けた方の1対の第1又は第2押圧枠部を押圧状態にしてから、スライドシューを設けない方の1対の第2又は第1押圧枠部を円滑に拡張することができる。しかも、ベース板の外面に保護パッドが付設されているため、セグメントに押圧してもセグメントの表面を傷つけることがない。
請求項7の発明によれば、左右1対の第1押圧枠部に水平支持部材を夫々備えると共に、シールド掘進機の後部作業デッキ上に1対の水平支持部材を夫々載置支持可能な左右1対の支持台車を備え、第1,第2拡縮機構が押圧解除状態のとき、水平支持部材は、上方及び左右方向へ移動可能となるように対応する支持台車に支持されるため、上下左右方向の押圧動作を円滑に行うことができる。
請求項8の発明によれば、後部作業デッキ上に、左右1対の支持台車を前後方向へ移動自在に支持する左右1対の案内部材を固定的に設けたため、シールド掘進機の前進移動時に左右1対の支持台車を前進移動させずにトンネルに対して定位置に保ち、セグメントの形状をより安定的に保持することができる。
本発明の実施例1に係るシールド掘進機の要部断面図である。 実施例1に係るセグメントの形状保持装置(押圧解除状態)を示すトンネルの断面図である。 第1拡縮機構を示す部分拡大図である。 第2拡縮機構を示す部分拡大図である。 図2のA部拡大図である。 図5の要部拡大図である。 図6のVII−VII線断面図である。 図6のVIII−VIII線断面図である。 支持台車と案内部材の側面図である。 図9のX−X線断面図である。 第1押圧枠部を押圧状態にしたセグメントの形状保持装置を示すトンネルの断面図である。 図11のB部拡大図である。 第1,第2押圧枠部を押圧状態にしたセグメントの形状保持装置を示すトンネルの断面図である。 図13のC部拡大図である。 トンネル掘削とセグメントの形状保持の手順を示すフローチャートである。 実施例2に係るセグメントの形状保持装置(押圧解除状態)を示すトンネルの断面図である。 図16のD部拡大図である。 第1,第2押圧枠部を押圧状態にしたセグメントの形状保持装置を示すトンネルの断面図である。
本発明を実施するための形態について、実施例に基づいて説明する。
本実施例は、矩形断面のトンネルを掘削するシールド掘進機に本発明のセグメントの形状保持装置を適用した場合の一例であり、このセグメントの形状保持装置について、図1〜図15に基づいて説明する。尚、以下の説明において、トンネルの掘進方向を前方、この前方に向って左右方向を左右方向として説明する。
図1に示すように、シールド掘進機1は、前胴2aと後胴2bを含む胴部材2と、この胴部材2の前端側に装備されたカッターヘッド3と、カッターチャンバー4と、複数のシールドジャッキ5と、前胴2a内に装備された種々の機器(複数の中折れジャッキ、複数のカッター駆動モータを含むカッター旋回駆動機構、掘削した土や岩石片を排出する排出手段等々)と、後胴2bの前端部の内面に沿う環状ウェブ6と、この環状ウェブ6に装備された支柱フレーム7と、この支柱フレーム7の中段部から後方へ延びる後部作業デッキ8と、環状ウェブ6の後方近傍に配設された旋回リング9であって複数のローラにより回転自在に支持された旋回リング9と、この旋回リング9を回転駆動する回転駆動手段(図示略)と、旋回リング9に装備されたエレクタ10であってトンネルTの内面にセグメントSを覆工するエレクタ10等を備えている。このシールド掘進機1は、矩形断面のトンネルTを掘削するもので、カッターヘッド3は矩形断面のトンネル掘削用の特殊構造のものであり、胴部材2は断面矩形(但し、角部に丸みがある)のものである。
図1、図2に示すように、支柱フレーム7は、環状ウェブ6の内側の内部空間に立設された2本の支柱7aと、これら支柱7aの中段部を連結する水平な連結部材7bとを有する。後部作業デッキ8は、トンネルT内の中段位置において左側の支柱7aから後方へ延びる左側作業デッキ8aと右側の支柱7aから後方へ延びる右側作業デッキ8bとを有する。尚、左右の作業デッキ8a,8bの後部は、アーチ形の連結部材(図示略)等で連結されている。
次に、セグメントの形状保持装置20について図2〜図14に基づいて説明する。
このセグメントの形状保持装置20は、シールド掘進機1のエレクタ10により断面矩形のトンネル内面に覆工したセグメントSの形状を矩形断面トンネルの所期の形状に保持するものである。
このセグメントの形状保持装置20は、左右1対の第1押圧枠部30Aと上下1対の第2押圧枠部30Bとを備えた押圧用枠体30と、上下1対の第1拡縮機構50と、左右1対の第2拡縮機構60と、支持台車71と案内部材73を夫々含む左右1対の支持移動機構70とを備えている。
左右1対の第1押圧枠部30Aは、トンネルTの左側面と右側側のセグメントSを押圧する為のものであり、上下1対の第2押圧枠部30Bは、トンネルTの上面と下面のセグメントSを押圧する為のものである。押圧用枠体30は、1対の第1押圧枠部30Aと1対の第2押圧部材30Bを含み且つセグメントSの内周の全周に亙る矩形枠状の環状構造に形成されている。
前記押圧用枠体30は、トンネルTの右側面と上面のセグメントSの夫々一部を押圧する為の第1押圧部材31と、トンネルTの上面と左側面のセグメントSの夫々一部を押圧する為の第2押圧部材32と、トンネルTの左側面と下面のセグメントSの夫々一部を押圧する為の第3押圧部材33と、トンネルTの下面と右側面のセグメントSの夫々一部を押圧する為の第4押圧部材34とを備えている。
第1押圧部材31はトンネルTの右側面のセグメントSに沿う鉛直ストレート部31aと、この鉛直ストレート部31aの上端部に連なりトンネルTの角部に対応する傾斜部31bと、この傾斜部31bの上端部に連なりトンネルTの上面のセグメントSに沿う水平部31cとを有する。
第2押圧部材32はトンネルTの上面のセグメントSに沿う水平ストレート部32aと、この水平ストレート部32aの左端部に連なりトンネルTの角部に対応する傾斜部32bと、この傾斜部32bの下端部に連なりトンネルTの左側面のセグメントSに沿う鉛直部32cとを有する。
第3押圧部材33はトンネルTの左側面のセグメントSに沿う鉛直ストレート部33aと、この鉛直ストレート部33aの下端部に連なりトンネルTの角部に対応する傾斜部33bと、この傾斜部33bの下端部に連なりトンネルTの下面のセグメントSに沿う水平部33cとを有する。
第4押圧部材34はトンネルTの下面のセグメントSに沿う水平ストレート部34aと、この水平ストレート部34aの右端部に連なりトンネルTの角部に対応する傾斜部34bと、この傾斜部34bの上端部に連なりトンネルTの右側面のセグメントSに沿う鉛直部34cとを有する。
右側の第1押圧枠部30Aは、第1押圧部材31の鉛直ストレート部31aと第4押圧部材34の鉛直部34cとで構成され、左側の第1押圧枠部30Aは、第3押圧部材33の鉛直ストレート部33aと第2押圧部材32の鉛直部32cとで構成されている。
上側の第2押圧枠部30Bは、第2押圧部材32の水平ストレート部32aと第1押圧部材31の水平部31cとで構成され、下側の第2押圧枠部30Bは、第4押圧部材34の水平ストレート部34aと第3押圧部材33の水平部33cとで構成されている。
第1押圧部材31は、前後1対のウェブ板31wと、内外1対のフランジ板31fとで矩形閉断面に構成された部材であり(図6〜図8参照)、尚、第2〜第4押圧部材32〜34は、第1押圧部材31と同様の構造の部材である。
第1押圧部材31と第3押圧部材33は、押圧用枠体30の中心Yに対して回転対称に構成され、第2押圧部材32と第4押圧部材34は、押圧用枠体30の中心Yに対して回転対称に構成されている。
図2、図5〜図7に示すように、押圧用枠体30の左右両側の1対の第1押圧枠部30Aの外面に夫々スライドシュー22が設けられている。右側の第1押圧枠部30Aの外面のスライドシュー22のうち、第1押圧部材31の鉛直ストレート部31aに対応するスライドシュー部分22Sは、セグメントSの内面に当接するベース板22aと、第1押圧部材31の外面に固定され且つベース板22aとの間に低摩擦手段23を介在させて対向するフランジ板31f(外面板に相当する)とを備えている。ベース板22aのセグメントS側外面にゴム板等からなる複数の保護パッド24であってセグメントSの損傷を防止する為の保護パッド24が付設されている。
前記ベース板22aの内面の前後両端部には断面L形の1対のL形板22bが固着され、ベース板22aと1対のL形板22bとで浅い矩形断面のガイド溝22dが形成され、このガイド溝22dにフランジ板31fと低摩擦手段23とが装着され、フランジ板31fは低摩擦手段23を介在させてベース板22aに対向している。フランジ板31fは1対のL形板22bの係止部22cで係止されるため、フランジ板31fがガイド溝22dから離脱することはなく、ベース板22aに対してフランジ板31fが円滑に上下移動可能になっている。
低摩擦手段23は、前後1対のサポート部材23aに適当間隔おきに回転可能に保持された複数のローラ23bを備えている。サポート部材23aは小径の角パイプからなり、ローラ23bは断面円形の中空又は中実のローラからなり、前後方向向きに水平に配置されている。1対のサポート部材23aは、適当間隔おきの複数箇所においてローラより小径のパイプに挿通したボルト23cとナット23dにより前後方向間隔が所定間隔となるように規制されている。ベース板22aに対してフランジ板31fが上下方向へ移動するとき、1対のサポート部材23aの上下方向移動量はフランジ板31fの上下方向移動量の1/2になる。
前記右側の第1押圧枠部30Aの外面のスライドシュー22のうち、第4押圧部材34の鉛直部34cに対応するスライドシュー部分22Vは、スライドシュー部分22Sと同様の構造であるが、スライドシュー部分22S,22Vは分断されている。尚、左側の第1押圧枠部30Aの外面のスライドシュー22は、右側の第1押圧枠部30Aの外面のスライドシュー22と同様の構造である。尚、上下の第2押圧枠部30Bの外面にも、複数の保護パッド24が付設されている。
上下1対の第1拡縮機構50は、上下1対の第2押圧枠部30Bに夫々装備され且つ1対の第1押圧枠部30Aをセグメント押圧状態と押圧解除状態とに切換え可能なものである。左右1対の第2拡縮機構60は1対の第1押圧枠部30Aに装備され且つ1対の第2押圧枠部30Bをセグメント押圧状態と押圧解除状態とに切換え可能なものである。
上側の第1拡縮機構50は、第1押圧部材31の水平部31cの端部と第2押圧部材32の水平ストレート部32aの端部同士を連結する部位に設けられている。この第1拡縮機構50は、前記水平ストレート部32aに固定された断面矩形の外筒部材51と、前記水平部31cに前後方向向きのピン53dを介してピン結合され且つ上記の外筒部材51に摺動自在に内嵌された断面矩形の内筒部材52と、外筒部材51と内筒部材52を伸縮可能に連結する油圧シリンダ53とを有する。
前記外筒部材51は、第2押圧部材32の水平ストレート部32aの端部所定長さ部分で構成されている。但し、第2押圧部材32が閉断面部材でない部材で構成した場合には、外筒部材51を水平ストレート部32aに溶接等で固定するものとする。前記内筒部材52を前記水平部31cにピン結合するため、第2押圧枠部30Bが土水圧によりトンネル内側に弾性変形しても、第1拡縮機構50の拡張収縮機能を確保することができる。
図3に示すように、油圧シリンダ53のシリンダ本体53aの端部が外筒部材51側の連結片に鉛直のピン部材を介してピン結合され、この油圧シリンダ53のピストンロッド53bの先端に固着された連結金具53cが内筒部材52側のパッド52aに固着された連結片に鉛直のピン部材を介してピン結合されている。外筒部材51に形成した切欠き51aを介してパッド52a及び連結片と外筒部材51とが干渉することはない。
下側の第1拡縮機構50は、第4押圧部材34の水平ストレート部34aの端部と第3押圧部材33の水平部33cの端部同士を連結する部位に設けられている。この下側の第1拡縮機構50は、上側の第1拡縮機構50と同様の構造であるが、押圧用枠体30の中心Yに対して上側の第1拡縮機構50と点対称の関係となるように構成されている。
右側の第2拡縮機構60は、第1押圧部材31の鉛直ストレート部31aの端部と、第4押圧部材34の鉛直部34cの端部とを連結する部位に設けられ、この第2拡縮機構60は、前記鉛直ストレート部31aに固定された外筒部材61と、前記鉛直部34cにピン結合され且つ外筒部材61に摺動自在に内嵌された内筒部材62と、外筒部材61と内筒部材62を伸縮可能に連結する油圧シリンダ63とを有する。
前記外筒部材61は、第1押圧部材31の鉛直ストレート部31aの端部所定長さ部分で構成されている。但し、第1押圧部材31が閉断面部材でない場合には、外筒部材61を鉛直ストレート部31aに溶接等で固定するものとする。
前記内筒部材62を前記鉛直部34cにピン結合するため、左右の第1押圧枠部30Aが土水圧により変形したセグメントを介してトンネル内側に弾性変形しても、第2拡縮機構60の拡張収縮機能を確保することができる。尚、第2拡縮機構60は、第1拡縮機構50と同様の構造であるので、細部の説明は省略する。
左側の第2拡縮機構60は、第3押圧部材33の鉛直ストレート部33aの端部と、第2押圧部材32の鉛直部32cの端部とを連結する部位に設けられ、この左側の第2拡縮機構60は、右側の第2拡縮機構60と同様の構造ものであるが、押圧用枠体30の中心Yに対して点対称の関係となるように構成されている。
次に、押圧用枠体30を支持すると共に前後移動させる支持移動機構70について、図2、図5、図9、図10に基づいて説明する。
左右1対の第1押圧枠部30Aに、トンネル中心側へ張り出す左右1対の左右方向向きの水平支持部材72を設けると共に、シールド掘進機1の後部作業デッキ8(左側作業デッキ8aと右側作業デッキ8b)上に1対の水平支持部材72を夫々載置支持する左右1対の支持台車71を設け、水平支持部材72が対応する支持台車71に対して上方及び左右方向へ移動可能となるように支持台車71を構成してある。
左側作業デッキ8aと右側作業デッキ8bの上に1対の支持台車71を前後方向へ移動自在に支持する左右1対の案内部材73を固定的に設け、1対の支持台車71を、前後方向へセグメントSの前後幅以上の所定ストローク移動可能な1対の前後移動手段74を1対の案内部材73に夫々設けてある。
前記案内部材73は、左側作業デッキ8a又は右側作業デッキ8bの上面に固定されるベース部73aと、このベース部73aに固定した1対のレール73bとを有する。支持台車71は、箱状本体71aと、箱状本体71aの前端部と後端部に装着された2対の遊転輪71bであって1対のレール73bに係合した2対の遊転輪71bと、箱状本体71aの前端部と後端部に水平支持部材72の前後幅以上の間隔を空けて立設された前後1対の案内部材71cと、1対の案内部材71cの下部に回転自在に支持された遊転ローラ71dであって水平支持部材72を左右方向へ移動可能に載置支持可能な遊転ローラ71dとを備えている。支持台車71において、水平支持部材72の上方は開放空間であるため、水平支持部材72は支持台車71から上方へ移動可能である。
前後移動手段74は、案内部材73の後端部に固定されて後方へ水平に延びる油圧シリンダ74aと、この油圧シリンダ74aのピストンロッド74bの先端に連結された前後に細長い可動部材74dと、この可動部材74dの前後両端部に左右方向向きの枢支軸で枢着された1対のスプロケット74eと、これら1対のスプロケット74eに掛け回した無端チェーン74fとを備えている。
図9に実線で示す前進状態において、無端チェーン74fの下側チェーン部の後端近傍部が案内部材73に連結部74gにて連結され、無端チェーン74fの上側チェーン部の前端近傍部が支持台車71の箱状本体71aに連結部74hにて連結されている。
この前後移動手段74においては、油圧シリンダ74aの小型化を図るために、滑車の原理を活用し、支持台車71はピストンロッド74bの伸縮量の2倍の長さ分前後移動するように構成してある。トンネル掘削中には、形状保持装置20はトンネルTに対して静止し、案内部材73はシールド掘進機1と一体的に前進移動する。
セグメント1リング分のトンネル掘削開始時には、支持台車71は図9に実線で示す前進位置にあり、掘削中にはシールド掘進機1と共に作業デッキ8及び案内部材73が前進移動するため、支持台車71は案内部材73に対して相対的に後方へ移動し、セグメント1リング分のトンネル掘削完了時には、支持台車71は図9に鎖線で図示の後退位置になる。この掘削中には油圧シリンダ74aは伸縮自在のフリー状態にされる。
セグメント1リング分のトンネル掘削の完了後に形状保持装置20を図9に示す前進位置に切換える際には、第1,第2拡縮機構50,60を収縮状態に切換えた状態で、左右の油圧シリンダ74aのピストンロッド74bを伸長させると、可動部材74dが前進移動し、無端チェーン74fは可動部材74dに対して相対的に前後移動することなく、1対のスプロケット74eが回転し、支持台車71が前進位置へ移動する。
次に、トンネルTの掘削と協働してこの形状保持装置20でセグメントSの形状を保持する場合の手順について、図15に基づいて簡単に説明する。尚、図中の符号Pi (i=1,2,・・・)は各工程を示す。
P1では、形状保持装置20によるセグメントの形状保持を解除する。このとき、トンネル掘削は中断した状態で、最初に1対の第2拡縮機構60の拡張を解除してから1対の第1拡縮機構50の拡張を解除する。次にP2において、1対の前後移動手段74により形状保持装置20を前進位置へ切換える。
次に、P3において、1対の第1拡縮機構50を拡張状態に切換えることで、押圧用枠体30を水平方向(左右方向)に拡張した状態にする。次に、P4において、1対の第2拡縮機構60を拡張状態に切換えることで、押圧用枠体30を鉛直方向(上下方向)に拡張した状態にする。このとき、左右のスライドシュー22により、鉛直ストレート部31a,33aと鉛直部32c,34cとが低摩擦で移動するため、上下方向への拡張が円滑に行われる。こうして、形状保持装置20が形状保持状態になる。
次に、P5において、エレクタ10を用いてセグメント1リング分の組立て(覆工)を行う。次に、P6においてシールド掘進機1を前進させながら1リング分のトンネル掘削を行う。その後P1〜P6を上記同様に繰り返す。
上記のセグメントの形状保持装置20の作用、効果について説明する。
図2は、第1,第2拡縮機構50,60を収縮状態にした状態、つまり形状保持していない状態を示し、この状態においては、押圧用枠体30の左右1対の水平支持部材72を左右1対の支持台車71で支持するため、押圧用枠体30がセグメント(トンネル)に対して浮上した状態になっている。
このとき、図2に示すように、押圧用枠体30の上下方向中心Yは、セグメントSの上下方向中心Xよりもやや下方に位置するように設定されている。そのため、押圧用枠体30の下端とセグメントS間の隙間G1は、押圧用枠体30の上端とセグメントS間の隙間G2よりも小さい。尚、押圧用枠体30の左端とセグメントS間の隙間G3と押圧用枠体30の右端とセグメントS間の隙間G4はほぼ等しい。
また、押圧用枠体30の上下方向中心Yの近傍位置にある押圧用枠体30の重心が、左右の水平支持部材72よりも下方にあるため、押圧用枠体30が鉛直姿勢に保持される。
形状保持する際、最初に1対の第1拡縮機構50を、その油圧シリンダ53のピストンロッド53bを伸長させて図11、図12に示す水平方向拡張状態に切換える。このとき、左右の水平支持部材72が左右の支持台車71のローラ71dで支持されているため、押圧用枠体30は左右方向へ自由に移動して、自動的に左右方向にセンタリングされ、左右の第1押圧枠部30AがセグメントSの内面を外側へ押圧する水平方向形状保持状態になる。こうして、押圧用枠体30の左右方向中心がトンネルの左右方向中心に一致したセンタリング状態になる。
次に、1対の第2拡縮機構60を、その油圧シリンダ63のピストンロッドを伸長させて図13、図14に示すように上下方向拡張状態に切換える。このとき、左右両側のスライドシュー22が機能するため、押圧用枠体30の左端側において、鉛直ストレート部33aが下方へ円滑に移動し且つ鉛直部32cが上方へ円滑に移動する。また、押圧用枠体30の右端側において、鉛直ストレート部31aが上方へ円滑に移動し且つ鉛直部34cが下方へ円滑に移動する。
このとき、押圧用枠体30の下端がセグメントSに当接してから、押圧用枠体30の上端がセグメントSに当接する。その結果、押圧用枠体30は、全方向へ拡張状態になり、自動的に上下方向にセンタリングされる。つまり、押圧用枠体30の上下方向中心YがトンネルTの上下方向中心Xに一致した状態になる。そして、左右1対の水平支持部材72が、夫々左右の支持台車71から僅かに浮上した状態になるため、支持台車71が過大な押圧荷重で破損することがない。
左右1対の第1押圧枠部30Aと上下1対の第2押圧枠部30Bとを備え且つセグメントSの内周の全周に亙る環状に構成された押圧用枠体30と、1対の第1拡縮機構50と、1対の第2拡縮機構60とを備えているため、トンネルTの内部空間に大きく張り出す大型の支柱等の部材を用いることなく形状保持装置20を構成できるため、シールド掘進機1内の作業スペースを広げ、機器配置の制約を著しく緩和し、セグメントSの搬入の作業性を高めることができる。
1対の第1押圧枠部30Aは、1対の第2押圧枠部30Bと1対の第1拡縮張機構50を介して連動連結されているため、1対の第1拡縮機構50の油圧シリンダ53のピストンロッドの伸長量を個別に調整する必要がなく、1対の第1拡縮機構50を拡張動作させれば、押圧用枠体30が左右方向に拡張してトンネルTの左右の側面のセグメントSに押圧状態になる。このことは、1対の第2押圧枠部30Bについても同様であり、1対の第2拡縮機構60を拡張動作させれば、押圧用枠体30が上下方向に拡張してトンネルTの上下両面のセグメントSに押圧状態になる。それ故、第1,第2拡縮機構50,60の操作が簡単になる。
1対の第1拡縮機構50と1対の第2拡縮機構60により押圧用枠体30を左右方向と上下方向に拡張することで、押圧用枠体30の中心を、セグメントの中心X(トンネル中心X)に自動的にセンタリングすることができる。
トンネルTは断面矩形のトンネルであり、押圧用枠体30の左右両側の1対の第1押圧枠部30Aの外面にスライドシュー22を設けたため、スライドシュー22を設けた左右1対の第1押圧枠部30Aを左右方向へ拡張状態にしてから、スライドシュー22を設けない上下1対の第2押圧枠部30Bを上下方向に円滑に拡張することができる。しかも、ベース板22aのセグメント側外面に複数の保護パッド24を付設したため、セグメントSに当接させても、セグメントSを傷つける虞がない。上下の第2押圧枠部30Bの外面にも保護パッド24を付設したため、セグメントSに当接させても、セグメントSを傷つける虞がない。
第1拡縮機構50は、第1,第2押圧部材31,32又は第3,第4押圧部材33,34の端部同士を連結する部位に設けられて、第1,第2押圧部材31,32又は第3,第4押圧部材33,34の一方の端部に固定された外筒部材51と、この第1,第2押圧部材31,32又は第3,第4押圧部材33,34の他方の端部にピン結合され且つ外筒部材51に摺動自在に内嵌された内筒部材52と、外筒部材51と内筒部材52を伸縮可能に連結する油圧シリンダ53とを有するため、第1,第2押圧部材31,32又は第3,第4押圧部材33,34がセグメントSから作用する荷重により弾性変形したとしても、前記ピン結合を介してその変形を吸収することで、第1拡縮機構50の作動確実性を確保できる。このことは、第2拡縮機構60についても同様である。
押圧用枠体30の左右両側の第1押圧枠部30Aに、トンネル中心側へ張り出す左右1対の左右方向向きの水平支持部材72を設け、シールド掘進機1の後部作業デッキ8上に1対の水平支持部材72を夫々載置支持する左右1対の支持台車71を設け、水平支持部材72が対応する支持台車71に対して上方及び左右方向へ移動可能となるように支持台車71を構成したため、1対の第1拡縮機構50により、押圧用枠体30を左右方向に拡張する際に、押圧用枠体30の左右方向の中心が、セグメントSの左右方向中心(トンネルの左右方向中心)に一致するように自動的にセンタリングされる。カーブ状トンネル部を掘削する際にも、前記同様に自動的にセンタリングされる。
第1,第2拡縮機構50,60を拡張させずにセグメントSの形状を保持してない収縮状態において、押圧用枠体30の上下方向中心Yが、セグメントSの上下方向中心Xよりもやや下方に位置するように設定されているため、押圧用枠体30を上下方向に拡張させる際に、最初に下側の第2押圧枠部30BがセグメントSに当接し、その後上側の第2押圧枠部30BがセグメントSに当接する。こうして、押圧用枠体30が上下方向にセンタリングされ、1対の水平支持部材72が1対の支持台車71から浮上した状態になるため、支持台車71に過大な荷重が作用することはない。
形状保持装置20は、セグメントSの形状を保持した状態で、シールド掘進機1の前進時にシールド掘進機1に対して相対移動可能であり、最新の1リング分のセグメントの覆工を開始する直前に、直前の形状保持位置から次の形状保持位置まで形状保持装置20を移動させることができる。
第1〜第4押圧部材31〜34に、夫々鉛直ストレート部31a,33a又は水平ストレート部32a,34aを形成し、トンネルTの角部に対応する傾斜部31b〜34bを夫々形成し、傾斜部31b〜34bの端部に連なる水平部31c,33c又は鉛直部32c,34cを夫々形成するため、押圧用枠体30の構造が簡単になる。
実施例2に係るシールド掘進機のセグメント形状保持装置20Aについて、図16〜図18に基づいて説明する。尚、前記セグメント形状保持装置20と同様の構成部材に同様の符号を付して説明を省略する。
このセグメント形状保持装置20Aは、シールド掘進機1で掘削された断面矩形状のトンネルTの内面にエレクタにより覆工したセグメントの形状を保持するセグメントの形状保持装置である。この形状保持装置20Aは、トンネルTの左側面と右側面のセグメントを押圧する為の左右1対の第1押圧枠部80Aと、トンネルTの上面と下面のセグメントを押圧する為の上下1対の第2押圧枠部80Bとを備え且つセグメントの内周の全周に亙る環状に構成された押圧用枠体80と、1対の第2押圧枠部80Bに装備され且つ1対の第1押圧枠部80Aをセグメント押圧状態と押圧解除状態とに切換え可能な上下1対の第1拡縮機構50Aと、1対の第1押圧枠部80Aに装備され且つ1対の第2押圧枠部80Bをセグメント押圧状態と押圧解除状態とに切換え可能な左右1対の第2拡縮機構60Aとを備えている。
右側の第1押圧枠部80Aは、上下に対称の1対の第1押圧部材81,82の鉛直ストレート部81a,82aで構成され、上側の第2押圧枠部80Bは、左右に対称の1対の第2押圧部材83,84の水平ストレート部83a,84aで構成され、左側の第1押圧枠部80Aは、上下に対称の1対の第3押圧部材85,86の鉛直ストレート部85a,86aで構成され、下側の第2押圧枠部80Bは、左右に対称の1対の第4押圧部材87,88の水平ストレート部87a,88aで構成されている。
上側の第1押圧部材81は、鉛直ストレート部81aと、その上端部に連なりセグメントSの角部に対応する傾斜部81bとを備え、下側の第1押圧部材82は、鉛直ストレート部82aと、その下端部に連なりセグメントSの角部に対応する傾斜部82bとを備えている。
右側の第2押圧部材83は、水平ストレート部83aと、その右端部に連なりセグメントSの角部に対応する傾斜部83bとを備え、左側の第2押圧部材84は、水平ストレート部84aと、その左端部に連なりセグメントSの角部に対応する傾斜部84bとを備えている。
上側の第3押圧部材85は、鉛直ストレート部85aと、その上端部に連なりセグメントSの角部に対応する傾斜部85bとを備え、下側の第3押圧部材86は、鉛直ストレート部86aと、その下端部に連なりセグメントSの角部に対応する傾斜部86bとを備えている。左側の第4押圧部材87は、水平ストレート部87aと、その左端部に連なりセグメントSの角部に対応する傾斜部87bとを備え、右側の第4押圧部材88は、水平ストレート部88aと、その右端部に連なりセグメントSの角部に対応する傾斜部88bとを備えている。
前記セグメント形状保持装置20Aは、傾斜部81bの上端部と傾斜部83bの下端部とを前後方向向きの水平軸心回りに回動自在にピン結合するピン結合部91と、傾斜部84bの下端部と傾斜部85bの上端部とを前後方向向きの水平軸心回りに回動自在にピン結合するピン結合部92と、傾斜部86bの下端部と傾斜部87bの上端部とを前後方向向きの水平軸心回りに回動自在にピン結合するピン結合部93と、傾斜部88bの上端部と傾斜部82bの下端部とを前後方向向きの水平軸心回りに回動自在にピン結合するピン結合部94とを備えている。
図17に示すように、例えば、ピン結合部91は、傾斜部83bの端部に固着された1対の連結片91aと、これら連結片91aの間に配設されて傾斜部81bの端部に固着された連結片91bと、これら連結片91a,91bの軸穴に挿通されたピン部材91cとで構成されている。尚、 ピン結合部92〜94の構造は、ピン結合部91の構造と同様である。
上側の第1拡縮機構50Aは、水平ストレート部83a,84aの端部同士を左右方向に拡縮可能に連結するものであり、下側の第1拡縮機構50Aは、水平ストレート部87a,88aの端部同士を左右方向に拡縮可能に連結するものであり、前記実施例1の第1拡縮機構50と同構造のものである。
右側の第2拡縮機構60Aは、鉛直ストレート部81a,82aの端部同士を上下方向に拡縮可能に連結するものであり、左側の第2拡縮機構60Aは、鉛直ストレート部85a,86aの端部同士を上下方向に拡縮可能に連結するものであり、前記実施例1の第2拡縮機構60と同構造のものである。
このセグメント形状保持装置20Aは、実施例1のセグメント形状保持装置20と同様に、左右の第1押圧枠部80Aの外面側に配設されたスライドシュー22、左右の第1押圧枠部80Aの内面から内側へ張り出す左右1対の水平支持部材72、左右1対の支持台車71と左右1対の案内部材73を含む支持移動機構70などを備えている。
このセグメント形状保持装置20Aは、実施例1のセグメント形状保持装置20と同様の作用効果を発揮するので、その説明については省略する。
次に、前記実施例を部分的に変更する変更例について説明する。
1)実施例1の第1〜第4押圧部材31〜34において、ストレート部31a〜34aの長さ、水平部31c,33cや鉛直部32c,34cの長さは適宜変更可能であり、前記実施例のものに限定される訳ではない。
2)左右の第1押圧枠部30Aに代えて、上下の第2押圧枠部30Bの外面にスライドシュー22を設け、押圧用枠体30を拡張する際に、最初に1対の第2拡縮機構60を拡張動作させ、次に1対の第1拡縮機構50を拡張動作させるように構成してもよい。
3)第1,第2拡縮機構50,60において内筒部材を水平部や鉛直部にピン結合したが、ピン結合を省略して内筒を水平部や鉛直部に固着してもよい。
4)第1拡縮機構50における外筒部材51と内筒部材52を省略し、水平ストレート部32a,34aの端部を水平部31c,33cの端部で内側から支持する係合機構を採用し、水平ストレート部32a,34aと水平部31c,33cとを油圧シリンダで夫々直接的に連結し、それら油圧シリンダで左右方向への拡張、収縮を行うように構成することもできる。このことは、第2拡縮機構60についても同様である。
5)前記スライドシュー22の低摩擦手段23として、合成樹脂製の低摩擦板、ローラベアリング式スライド機構、ボールベアリング式スライド機構、低摩擦滑り支承等の種々の低摩擦手段を採用することができる。
6)前記押圧用枠体30に、前記傾斜部31b〜34bの代わりに湾曲セグメントの内面を押圧可能な湾曲部を夫々設けることもできる。
7)その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で前記実施例に適宜変更を付加して実施可能である。
本発明は、シールド掘進機で掘削したトンネルの内面に覆工したセグメントの形状を保持するセグメントの形状保持装置を提供するものである。
T トンネル
S セグメント
1 シールド掘進機
10 エレクタ
20 セグメントの形状保持装置
22 スライドシュー
22a ベース板
23 低摩擦手段
23a サポート部材
23b ローラ
24 保護パッド
30 押圧用枠体
30A,30B 第1,第2押圧枠部
31〜34 第1〜第4押圧部材
31f フランジ板(外面板)
31a,33a 鉛直ストレート部
32a,34a 水平ストレート部
31b〜34b 傾斜部
31c,33c 水平部
32c,34c 鉛直部
50,60 第1,第2拡縮機構
51,61 外筒部材
52,62 内筒部材
53,63 油圧シリンダ
71 支持台車
72 水平支持部材
73 案内部材
74 前後移動手段
20A セグメントの形状保持装置
80 押圧用枠体
80A,80B 第1,第2押圧枠部
81,82 第1押圧部材
83,84 第2押圧部材
85,86 第3押圧部材
87,88 第4押圧部材
50A,60A 第1,第2拡縮機構

Claims (8)

  1. シールド掘進機で掘削された断面矩形状のトンネルの内面にエレクタにより覆工したセグメントの形状を保持するセグメントの形状保持装置において、
    トンネルの左側面と右側面のセグメントを押圧する為の左右1対の第1押圧枠部と、トンネルの上面と下面のセグメントを押圧する為の上下1対の第2押圧枠部とを備え且つセグメントの内周の全周に亙る環状に構成された押圧用枠体と、
    前記1対の第2押圧枠部に装備され且つ前記1対の第1押圧枠部をセグメント押圧状態と押圧解除状態とに切換え可能な上下1対の第1拡縮機構と、
    前記1対の第1押圧枠部に装備され且つ前記1対の第2押圧枠部をセグメント押圧状態と押圧解除状態とに切換え可能な左右1対の第2拡縮機構とを備え
    前記第1押圧枠部と前記セグメントの間にその第1押圧枠部の上下方向移動を円滑にする低摩擦手段を介装したことを特徴とするセグメントの形状保持装置。
  2. 前記押圧用枠体は、
    トンネルの右側面と上面のセグメントの夫々一部を押圧する為の第1押圧部材と、
    トンネルの上面と左側面のセグメントの夫々一部を押圧する為の第2押圧部材と、
    トンネルの左側面と下面のセグメントの夫々一部を押圧する為の第3押圧部材と、
    トンネルの下面と右側面のセグメントの夫々一部を押圧する為の第4押圧部材とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のセグメントの形状保持装置。
  3. 前記第1押圧部材はトンネルの右側面のセグメントに沿う鉛直ストレート部と、この鉛直ストレート部の上端部に連なりトンネルの角部に対応する傾斜部と、この傾斜部の上端部に連なりトンネルの上面のセグメントに沿う水平部とを有し、
    前記第2押圧部材はトンネルの上面のセグメントに沿う水平ストレート部と、この水平ストレート部の左端部に連なりトンネルの角部に対応する傾斜部と、この傾斜部の下端部に連なりトンネルの左側面のセグメントに沿う鉛直部とを有し、
    前記第3押圧部材はトンネルの左側面のセグメントに沿う鉛直ストレート部と、この鉛直ストレート部の下端部に連なりトンネルの角部に対応する傾斜部と、この傾斜部の下端部に連なりトンネルの下面のセグメントに沿う水平部とを有し、
    前記第4押圧部材はトンネルの下面のセグメントに沿う水平ストレート部と、この水平ストレート部の右端部に連なりトンネルの角部に対応する傾斜部と、この傾斜部の上端部に連なりトンネルの右側面のセグメントに沿う鉛直部とを有することを特徴とする請求項2に記載のセグメントの形状保持装置。
  4. 前記上下1対の第1拡縮機構は、第1,第2押圧部材又は第3,第4押圧部材の一方の端部に固定された外筒部材と、前記第1,第2押圧部材又は第3,第4押圧部材の他方の端部にピン結合され且つ前記外筒部材に摺動自在に内嵌された内筒部材と、前記外筒部材と内筒部材を伸縮可能に連結する油圧シリンダとを有することを特徴とする請求項2又は3に記載のセグメントの形状保持装置。
  5. 前記左右1対の第2拡縮機構は、第1,第4押圧部材又は第2,第3押圧部材の一方の端部に固定された外筒部材と、前記第1,第4押圧部材又は第2,第3押圧部材の他方の端部にピン結合され且つ前記外筒部材に摺動自在に内嵌された内筒部材と、前記外筒部材と内筒部材を伸縮可能に連結する油圧シリンダとを有することを特徴とする請求項2又は3に記載のセグメントの形状保持装置。
  6. 前記1対の第1押圧枠部又は1対の第2押圧枠部の外面にスライドシューを夫々備え、 前記スライドシューは、セグメントの内面に当接可能で且つ外面に保護パッドが付設されたベース板と、前記第1押圧枠部又は第2押圧枠部の外面に固定され且つ前記低摩擦手段を介して前記ベース板と対向する外面板とを備えたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のセグメントの形状保持装置。
  7. 前記左右1対の第1押圧枠部に、トンネル中心側へ張り出す左右1対の左右方向向きの水平支持部材を夫々備えると共に、シールド掘進機の後部作業デッキ上に前記1対の水平支持部材を夫々載置支持可能な左右1対の支持台車を備え、
    前記第1,第2拡縮機構が押圧解除状態のとき、前記水平支持部材は、上方及び左右方向へ移動可能となるように対応する前記支持台車に支持されることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のセグメントの形状保持装置。
  8. 前記後部作業デッキ上に、前記左右1対の支持台車を前後方向へ移動自在に支持する左右1対の案内部材を固定的に設けたことを特徴とする請求項7に記載のセグメントの形状保持装置。
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