JP3730930B2 - 波長分割多重化された光信号の監視方法及び装置 - Google Patents

波長分割多重化された光信号の監視方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、波長分割多重(wavelength division multiplexing: 以下、WDMと称する)光通信システムに関し、特に、前記WDM光通信システムから伝送される波長分割多重化された光信号(WDM光信号)を監視する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
波長分割多重光通信システム(wavelength division multiplexing optical communication system)は、複数のチャネルから構成された光信号を光ファイバを通して伝送する。前記WDM光通信システムは、伝送効率が高くて多量のデータを伝送することができるので、超高速インターネットに広く使われる。この時、前記WDM光信号は、進行距離が減少するにつれて減衰されるので、波長及び強度などの前記WDM光信号の特性を監視する装置及び方法が要求される。
【0003】
従来の多様な光信号監視装置において、光ファイバファブリーペロー(fiber Fabry-Perot)フィルタを利用する光信号監視装置は、サイズが小さく、かつ、分解能が優秀である。前記光ファイバファブリーペローフィルタの透過波長は、駆動電圧によって変化する。前記駆動電圧が線形的に印加される時、前記透過波長は、非線形的に変化する。さらに、前記光ファイバファブリーペローフィルタは、作動温度によって透過波長が変化する特性がある。
【0004】
図1は、従来のWDM光信号監視装置を示す構成図である。図1において、光ファイバ110、ファブリーペローフィルタ130、光検出器150、アナログ/デジタル変換器(analog/digital converter: ADC)160、制御器170、デジタル/アナログ変換器(digital/analog converter: DAC)180、及びフィルタ駆動部(filter driver)190が示されている。装置の動作において、WDM光信号122及び第1、第2基準光124、126から構成される光信号120は、前記光ファイバ110内に進行する。
【0005】
前記ファブリーペローフィルタ130は、線形的に印加される駆動電圧195によって透過波長が変化する。つまり、前記ファブリーペローフィルタ130は、所定の駆動電圧に対して所定の波長を有する光信号のみを通過させ、その他の波長を有する光信号は通過させない。前記ファブリーペローフィルタ130に印加される駆動電圧195は線形的に増加するので、前記ファブリーペローフィルタ130の透過波長もじだいに増加する。
【0006】
前記光検出器150は、前記ファブリーペローフィルタ130から受信されるWDM光信号140をアナログ光検出信号155に変換する。前記アナログ/デジタル変換器160は、前記アナログ光検出信号155をデジタル光検出信号165に変換する。前記デジタル/アナログ変換器180は、前記制御器170から受信されるデジタル駆動信号175をアナログ駆動信号185に変換する。前記フィルタ駆動部190は、前記アナログ駆動信号185による駆動電圧195を前記ファブリーペローフィルタ130に印加する。
【0007】
前記制御器170は、前記デジタル駆動信号175を出力し、前記アナログ/デジタル変換器160から前記デジタル光検出信号165を受信する。さらに、前記制御器170は、所定の第1及び第2基準光124及び126の第1及び第2波長、及び前記デジタル光検出信号165から検出される前記第1及び第2波長に対応する第1及び第2駆動電圧から線形近似式を導出する。さらに、前記制御器170は、前記線形近似式を利用して前記信号チャネル122の波長を決定する。
【0008】
図2は、図1に示す前記光ファイバファブリーペローフィルタ130の透過波長に対して、線形近似された波長を示すグラフ210及び実際の透過波長を示すグラフ220を示す図である。図2に示すように、前記光ファイバファブリーペローフィルタ130の実際の透過波長は、線形的に印加される駆動電圧195に対して非線形的に変化する。前記従来の光信号監視装置は、前記実際の透過波長グラフ220を直線のグラフ210に近似する。つまり、測定しようとする所定の波長帯域を定義する所定の第1及び第2波長(X1及びX2)を利用して線形近似式を設定し、ここで、前記測定しようとする光信号の波長は、前記所定の波長帯域内に位置する。さらに、前記所定の第1及び第2波長(X1及びX2)に関連した第1及び第2駆動電圧(V1及びV2)も線形近似式を設定するに利用される。次に、前記実際の波長グラフ220は、前記線形近似式を満足する前記直線のグラフ210に近似される。前記線形近似式は<数式10>によって定義される。
【数10】
Figure 0003730930
ここで、xは線形近似された波長であり、vは前記xに関連した駆動電圧である。例えば、前記光ファイバファブリーペローフィルタ130に第3駆動電圧V3を印加すると同時に所定の光信号が検出された場合、前記所定の光信号は、実際の透過波長が第3透過波長X3であっても、第4透過波長X4であることと測定される。
【0009】
前述したように、前記従来の光ファイバファブリーペローフィルタを利用した光信号監視装置は、前記光ファイバファブリーペローフィルタの透過波長グラフの非線形性を適切に補償しないという問題点がある。つまり、従来の光信号監視装置は、前記光ファイバファブリーペローフィルタの透過波長グラフが直線のグラフであると仮定するので、前記光信号監視装置に入力された光信号に対して測定された波長は実際の波長と一致しない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、光ファイバファブリーペローフィルタの駆動電圧別の透過波長グラフの非線形性を補正することによってWDM光信号の特性を精密に測定する光信号監視方法及び装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記のような目的を達成するための本発明は、WDM光信号の特性を測定する光信号監視方法及び装置を提供する。
【0012】
本発明の一観点から、前記WDM光信号は、波長別の光強度を示す波長スペクトル上で、前記WDM光信号の両側に位置する第1及び第2基準光と結合される。前記結合された光信号は、印加された駆動電圧によって透過波長が変わるフィルタに入力される。前記フィルタから検出された前記結合された光信号の駆動電圧による光強度グラフは、前期結合された光信号の全体の長帯域にわたって導出される。前記第1及び第2基準光の所定の第1及び第2波長と、前記所定の第1及び第2波長に対応する第1及び第2駆動電圧とから駆動電圧に応じた線形近似された波長を導出する。前記フィルタの透過波長と前記線形近似された波長との間の不一致を補償するために、所定の非線形補正式に駆動電圧を代入して非線形補正された波長を導出する。
【0013】
本発明の他の観点による光信号監視方法において、WDM光信号は、光強度を示す前記波長波長別の波長スペクトル上で、前記WDM光信号の両側に位置する第1及び第2基準光と結合される。前記結合された光信号は、印加された駆動電圧によって透過波長が変わるフィルタに前記結合された光信号を入力される。前記フィルタから検出された前記結合された光信号の駆動電圧による光強度グラフは、前記結合された光信号の全体の長帯域にわたって導出される。前記第1及び第2基準光の所定の第1及び第2波長と、前記所定の第1及び第2波長に対応する第1及び第2駆動電圧とから駆動電圧による線形近似された波長を導出する。前記フィルタの作動温度が感知される。前記フィルタの透過波長と前記線形近似された波長との間の不一致を補償するために、所定の非線形補正式に前記駆動電圧及び前記フィルタの作動温度を代入して非線形補正された波長を導出する。
【0014】
さらに、本発明のまた他の観点による光信号開始装置において、光結合器は、波長別の光強度を示す波長スペクトル上で、前記WDM光信号と前記WDM光信号の両側に位置する第1及び第2基準光とを結合する。フィルタは、駆動電圧によって、前記光結合着から受信された前記結合された光信号のうち、所定の波長の光信号のみを透過させる。フィルタ駆動部は、入力された駆動信号によって線形的に変化する駆動電圧を前記フィルタに供給する。光検出器は、前記フィルタから受信される前記光信号を光検出信号に光電変換する。温度感知部は、前記フィルタの作動温度を感知し、前記感知された作動温度を示す温度感知信号を出力する。制御器は、記光検出信号及び前記温度感知信号を受信し、前記フィルタ駆動部に前記駆動信号を出力する。さらに、前記制御器は、前記第1及び第2基準光の所定の第1及び第2波長及び前記第1及び第2波長に対応する第1及び第2駆動電圧から前記駆動電圧による線形近似された波長を導出する。前記制御器は、前記フィルタの透過波長と前記線形近似された波長との間の不一致を補償するために所定の非線形波長補正式に前記駆動電圧及び前記フィルタの作動温度を代入して非線形補正された波長を導出する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に従う好適な実施形態について添付図を参照しつつ詳細に説明する。下記の説明において、本発明の要旨のみを明確にする目的で、関連した公知機能または構成に関する具体的な説明は省略する。
【0016】
図3は、本発明の好適な実施形態によるWDM光信号監視装置を示す図である。図3を参照すると、前記WDM光信号監視装置は、光ファイバ350、光増幅器310、第1、第2及び第3結合器320、324、328、第1及び第2光ファイバブラッググレーティング(fiber Bragg grating)330及び335、ファブリーペローフィルタ355、温度感知部385、光検出器360、アナログ/デジタル変換器365、デジタル/アナログ変換器375、フィルタ駆動部380、及び制御器370から構成される。
【0017】
WDM光信号301は、前記光ファイバ350の内に進行し、複数の信号チャネルから構成される。前記光増幅器310は、前記WDM光信号301を増幅し、前記光増幅器310としては、光ファイバ増幅器、半導体増幅器などを使用することができる。さらに、前記光ファイバ増幅器としては、エルビウム添加光ファイバ(Erbium doped fiber)、プラセオジム添加光ファイバ(Praseodymium doped fiber)を使用することができる。
【0018】
第1端子を通してWDM光信号302を入力すると、前記第1結合器320は、第2端子を通して前記WDM光信号302の90%を出力し、第3端子を通して前記WDM光信号302の10%を出力する。前記第2結合器324は、第1端子を通して受信される前記WDM光信号302を第2端子に出力し、前記第3端子を通して受信される第1及び第2基準光344及び348を第2端子に出力する。
【0019】
前記第1光ファイバブラッググレーティング330は、前記第2結合器324の第2端子から受信される前記WDM光信号302から所定の第1波長を有する第1基準光344を反射する。前記第1光ファイバ ブラッググレーティング330と直列に設置された第2光ファイバブラッググレーティング335は、前記第1光ファイバブラッググレーティング330から受信されるWDM光信号302から所定の第2波長を有する第2基準光348を反射する。前記第3結合器328は、第1端子を通して受信される前記WDM光信号304の10%と、第3端子を通して受信される前記第1及び第2基準光344及び348の90%とを結合して、前記結合された光信号305を第2端子を通して出力する。
【0020】
前記ファブリーペローフィルタ355は、前記第3結合器328の第2端子から受信される前記結合された光信号305を線形的に印加される駆動電圧382によって順次に透過させる。前記温度感知部385は、前記ファブリーペローフィルタ355の作動温度を感知し、前記感知された作動温度を示す温度感知信号387を前記制御器370に出力する。前記光検出器360は、前記ファブリーペローフィルタ355から受信される結合された光信号306をアナログ光検出信号362に変換する。前記光検出器360としては、フォトダイオード(photodiode)またはCCDカメラ(charge coupled devices camera)を使用することができる。
【0021】
前記アナログ/デジタル変換器365は、前記アナログ光検出信号362をデジタル光検出信号367に変換する。前記デジタル/アナログ変換器375は、前記制御器370から受信されるデジタル駆動信号372をアナログ駆動信号377に変換する。前記フィルタ駆動部380は、前記アナログ駆動信号377によって駆動電圧382を前記ファブリーペローフィルタ355に印加する。前記制御器370は、前記デジタル駆動信号372を前記デジタル/アナログ変換器375に出力し、前記アナログ/デジタル変換器365から前記デジタル光検出信号367を受信する。
【0022】
図4は、図3に示す前記制御器370の信号処理過程を示すフローチャートである。図4を参照すると、前記信号処理過程は、フィルタリング段階(410)、非線形補正モード選択段階(430)、線形近似式導出段階(434または438)、第1非線形補正式導出段階(440)、及び第2非線形補正式導出段階(470)を含む。
【0023】
図5は、図4に示す前記フィルタリング段階(410)を示すフローチャートである。前記フィルタリング過程は、第1フーリエ変換(Fourier conversion)段階(414)、第2フーリエ変換段階(418)、ノイズ推定段階(420)と、コンボリューション(convolution)段階(424)、及び逆フーリエ変換(inverse Fourier conversion)段階(428)から構成される。前記フィルタリング段階(410)は、前記制御器370に入力された前記デジタル光検出信号367からノイズを除去するための段階である。
【0024】
前記第1フーリエ変換段階(414)において、前記光ファイバファブリーペローフィルタ355を示す光反応関数hがフーリエ変換され、フーリエ変換された光反応関数Hが得られる。前記第2フーリエ変換段階(418)においては、前記デジタル光検出信号367においてWDM光信号を示す光信号関数gがフーリエ変換され、フーリエ変換された光信号関数Gが得られる。前記ノイズ推定段階(420)においては、前記デジタル光検出信号367の前記WDM光信号からノイズを除去するためにノイズ推定値qを得る。
【0025】
図6は、図3に示す前記デジタル光検出信号367において重畳されたノイズを有する前記WDM光信号の光強度を示すグラフである。前記WDM光信号の強度Aは、前記ノイズの強度Bを含む。
【0026】
図5に戻って、前記コンボリューション段階(424)は、前記フーリエ変換された光反応関数H、前駆フーリエ変換された光信号関数G、及びノイズ推定値qを利用して遂行される。従って、コンボリューションされた光信号関数Fが得られる。前記逆フーリエ変換段階(428)において、前記コンボリューションされた光信号関数Fは逆フーリエ変換される。その結果、ノイズが除去された、逆フーリエ変換された光信号関数が得られる。
【0027】
図4に戻って、前記非線形補正モード選択段階(430)は、第1非線形補正モード及び第2非線形補正モードのいずれか1つを選択する段階である。前記第1非線形補正モードと前記第2非線形補正モードとの相違点は、前記光ファイバファブリーペローフィルタ355の透過波長の温度依存性を考慮するか否かである。前記第1非線形補正モードにおいて、前記線形近似式導出段階(434)及び前記第1非線形補正式導出段階(440)が遂行される。
【0028】
前記線形近似式導出段階(434)において、第1及び第2基準光344及び348の所定の第1及び第2波長X1及びX2と、前記第1及び第2波長X1及びX2に関連した第1及び第2駆動電圧V1及びV2とを利用して<数式10>に示すような線形近似式を導出する。前記第1非線形補正式導出段階(440)においては、<数式10>によって計算された線形近似された波長xを変数として、多項式PM(x)を利用して第1非線形補正式を得る。前記第1非線形補正式による波長グラフは、(V1、X1)及び(V2、X2)を通過すべきである。従って、前記第1非線形補正式は<数式11>のようになる。
【数11】
Figure 0003730930
ここで、yは非線形補正された波長であり、amはm次非線形係数である。PM(x)は実験データから得られ、それによって、M及びamが決定される。amは、Mが決定された後、一連の定型化した計算過程を通して決定されるので、Mを決定することは大切である。
【0029】
図7は、前記第1非線形補正式を導出するためのシステムを示すブロック図である。図7を参照すると、前記システムは、標準波長生成器510、図3に示す前記監視装置390、及びコンピュータ520から構成される。前記標準波長生成器510は、前記監視装置390に出力される標準光信号の波長を精密に制御する。さらに、前記標準光信号の標準波長グラフに関する情報zを前記コンピュータ520に出力する。
【0030】
前記監視装置390は、前記標準波長生成器510から受信された前記標準光信号から導出される線形近似式に関する情報xを前記コンピュータ520に出力する。前記コンピュータ520は、一連の信号処理過程を通して前記標準波長グラフに最も近接した波長グラフを示す第1非線形補正式を導出する機能を遂行する。
【0031】
図8は、図7に示す前記コンピュータ520の信号処理過程を示すフローチャートである。前記信号処理過程は、標準データ集合設定段階(448)、PM(x)計算段階(450)、波長グラフ比較段階(454)、及び誤差許容判別段階(458)から構成される。段階444において、初期にMを1に設定し、前記のような初期の値は任意に設定される。前記標準データ集合設定段階(448)において、前記線形近似された波長x、及び前記標準波長グラフから得られる標準波長zの対、つまり、{(x0, z0), (x1, z1), …, (xK, zK)}を設定する。ここで、Kは、(M+1)である。
【0032】
前記PM(x)計算段階(450)は、<数式11>によって設定された前記標準データ集合を利用して、PM(x)、つまり、amを計算する。
【数12】
Figure 0003730930
【0033】
<数式12>から得られたamを<数式11>に代入して第1非線形補正式を得る。
【0034】
前記波長グラフ比較段階(454)において、前記第1非線形補正式によって示される第1非線形補正された波長グラフと前記標準波長グラフとを比較する。前記誤差許容判別段階(458)は、前記第1非線形補正された波長グラフと前記標準波長グラフとの差が所定の誤差許容範囲に含まれるか否かを判別する段階である。前記誤差許容範囲に含まれない場合、段階460で、Mは1の分だけ増加し、前記標準データ集合設定段階(448)に戻る。
【0035】
図9は、図8の波長グラフ比較段階(454)を説明するための図であり、線形近似された波長グラフ、M=3である第1非線形補正された波長グラフ、M=4である第1非線形補正された波長グラフ、標準波長グラフ、及びM=5である第1非線形補正された波長グラフが示されている。図9に示すように、M=3である第1非線形補正された波長グラフより、M=4である第1非線形補正された波長グラフが前記標準波長グラフに近接である。M=4である第1非線形補正された波長グラフの誤差が所定の誤差許容値を超過することもできる。この場合、段階460で、Mを1の分だけ増加させて、前記標準データ集合設定段階(448)に戻る。
【0036】
しかしながら、M=5である第1非線形補正された波長グラフは、M=4である第1非線形補正された波長グラフより大きい誤差を有する。この場合、図8の手順において無限ループ(endless loop)が形成される。従って、M=b+1である第1非線形補正された波長グラフの誤差が所定の誤差許容値より大きく、さらに、M=bである第1非線形補正された波長グラフの誤差より大きい場合、Mをbに設定することによって前記ループを終了する。または、誤差許容判別段階(458)において、現在の第1非線形補正された波長グラフの誤差が以前の第1非線形補正された波長グラフの誤差より大きいか否かを判別する。
【0037】
図4に戻って、前記第2非線形補正モードにおいて、線形近似式導出段階(438)及び第2非線形補正式導出段階(470)を遂行する。前記線形近似式導出段階(438)は、第1及び第2基準光344及び348の第1及び第2波長X1及びX2、及び前記第1及び第2波長X1及びX2に関連した第1及び第2駆動電圧V1及びV2を利用して、<数式10>の線形近似式を導出する段階である。
【0038】
前記第2非線形補正式導出段階(470)において、<数式10>から得られる前記線形近似された波長xを変数として、多項式PMN(x, t)を利用して、第2非線形補正式が得られる。前記第2非線形補正式による波長グラフは、(V1, X1)及び(V2, X2)を通過すべきである。従って、前記第2非線形補正式は、<数式13>のように表現される。
【数13】
Figure 0003730930
ここで、λは非線形補正された波長、cm,nは(m, n)次非線形係数、tは光ファイバファブリーペローフィルタ355に印加される駆動電圧382に前記光ファイバファブリーペローフィルタ355の作動温度を掛けた値である。PMN(x, t)は実験データから得られ、それは、M、N及びcm,nを決定することでできる。cm,nは、M及びNを決定した後、一連の定型化した計算過程を通して決定されるので、M及びMを決定することが大切である。
【0039】
図10は、前記第2非線形補正式を導出するためのシステムを示すブロック図である。図10を参照すると、前記システムは、標準波長生成器610、図3の監視装置390、ヒートチャンバ(heat chamber)620、及びコンピュータ630から構成される。前記標準波長生成器610は、前記監視装置390に出力される標準光信号の標準波長を精密に制御し、前記標準光信号の標準波長グラフに関する情報zを前記コンピュータ630出力する。
【0040】
前記監視装置390は、前記標準波長生成器610から受信された前記標準光信号から導出される線形近似式に関する情報x、及び前記光ファイバファブリーペローフィルタ355の作動温度に関する情報tを前記コンピュータ630に出力する。前記ヒートチャンバ620は、前記監視装置390の周辺温度を調節し、前記周辺温度は、前記光ファイバファブリーペローフィルタ355の作動温度と同一である。前記コンピュータ630は、一連の信号処理過程を通して前記標準波長グラフに最も近接した波長グラフを示す第2非線形補正式を導出する機能を遂行する。
【0041】
図11は、図10に示す前記コンピュータ630の信号処理過程を示すフローチャートである。前記信号処理過程は、標準データ集合設定段階(478)、PMN(x, t)計算段階(480)、波長グラフ比較段階(484)、N値判別段階(488)、及び誤差許容判別段階490または誤差許容判別段階492から構成される。前記信号処理過程は、所定の範囲のt(つまり、tS≦t≦tE)に対して繰り返して遂行される。M及びNは、段階474で、初期に両方とも1に設定され、前記初期の値は、任意の値が選択される。
【0042】
前記標準データ集合設定段階(478)において、所定の値tに対して線形近似された波長x及び前記標準波長グラフから得られる標準波長zをデータ対とする複数のデータ対の集合、つまり、{(x0, z0), (x1, z1), …, (xK, zK)}を設定する。ここで、Kは、(M×N+1)である。PMN(x, t)計算段階(480)は、<数式13>で前記標準データ集合を利用して、PMN(x, t)、つまり、cm,nを計算する段階である。前記cm,nは、<数式12>と同様に計算されるので、その詳細な説明は省略する。前記計算されたcm,nを<数式13>に代入すると、前記第2非線形補正式が得られる。
【0043】
前記波長グラフ比較段階(484)は、前記第2非線形補正式によって示される第2非線形補正された波長グラフと前記標準波長グラフをとを比較する段階である。前記N値判別段階(488)において、以前の段階からMが決定された場合、Nが変更される。さらに、一応、N値判別段階に入ると、Mは固定される。前記誤差許容判別段階490または前記誤差許容判別段階492において、前記第1または第2非線形補正された波長グラフと前記標準波長グラフとの差を示す誤差が所定の誤差許容範囲に含まれるか否かを判別する。前記誤差許容範囲に含まれない場合、段階494または段階498で、MまたはNを1の分だけ増加させ、前記標準データ集合設定段階(478)に戻る。現在の第1または第2非線形補正された波長グラフの誤差は、以前の第1または第2非線形補正された波長グラフの誤差より小さいか同一である場合、無視される。
【0044】
図12は、本発明による第2非線形波長グラフと線形近似された波長グラフとの差を示す3次元グラフである。前記グラフから分かるように、線形近似された波長に対して補正値が著しく変更されるのに対して、前記光ファイバファブリーペローフィルタの作動温度を反映するtに対しては補正値がわずかに変化する。ここで、前記作動温度の範囲は、0℃〜60℃であり、PMN(x, t)のM及びNは、両方とも“4”である。
【0045】
図13Aは、光スペクトル分析器(optical spectrum analyzer)を利用して測定されたWDM光信号の波長別の強度分布を示すグラフである。図13Bは、WDM光信号監視装置を使用して測定された図13Aに示す前記WDM光信号の波長別の強度分布を示すグラフである。図13A及び図13Bに示すグラフは非常に類似している。図13Aに示すグラフは、ノイズが重畳されたWDM光信号を示し、図13Bに示すグラフは、ノイズが除去されたWDM光信号を示す。
【0046】
図14Aは、図13Aに示す光信号を線形近似した場合の波長誤差分布を示すグラフである。図14Bは、図13Aに示す光信号を第1非線形モードで補正した場合の波長誤差分布を示すグラフである。図14Cは、図13Aに示す光信号を第2非線形モードで補正した場合の波長誤差分布を示すグラフである。前記波長誤差は、前記線形近似、前記第1非線形補正、前記第2非線形補正の順に減少する。
【0047】
前述の如く、本発明の詳細な説明では具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲は前記実施形態によって限られるべきではなく、本発明の範囲内で様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
【0048】
【発明の効果】
前述してきたように、本発明によるWDM光信号監視装置及び方法は、第1非線形補正式または第2非線形補正式を利用して光ファイバファブリーペローフィルタの駆動電圧別の透過波長グラフの非線形性を補正するという利点がある。従って、本発明によるWDM光信号監視装置及び方法は、従来の技術に比べて、WDM光信号の波長及びノイズのような特性を精密に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のWDM光信号監視装置の構成図である。
【図2】 図1に示す光ファイバファブリーペローフィルタの駆動電圧別の透過波長に対する線形近似された波長グラフ及び実際の波長グラフを示す図である。
【図3】 本発明の好適な実施形態によるWDM光信号監視装置を示す図である。
【図4】 図3に示す制御器における信号処理過程を示すフローチャートである。
【図5】 図4に示すフィルタリング過程を示すフローチャートである。
【図6】 図3に示すデジタル光検出信号を示す図である。
【図7】 図4に示す第1非線形補正式を導出するためのシステムを示す図である。
【図8】 図7に示すコンピュータにおける信号処理過程を示すフローチャートである。
【図9】 図8に示す波長グラフ比較段階を説明するための図である。
【図10】 図4に示す第2非線形補正式を導出するためのシステムを示す図である。
【図11】 図10に示すコンピュータにおける信号処理過程を示すフローチャートである。
【図12】 本発明による第2非線形補正された波長グラフと線形近似された波長グラフとの間の差を説明するための図である。
【図13A】 光スペクトル分析器を利用して測定されたWDM光信号の波長別の強度分布を示す図である。
【図13B】 本発明によるWDM光信号監視装置で測定された非線形補正された波長グラフを示す図である。
【図14A】 図13Aに示す光信号を線形近似した場合の波長誤差分布を示す図である。
【図14B】 図13Aに示す光信号を第1非線形補正した場合の波長誤差分布を示す図である。
【図14C】 図13Aに示す光信号を第2非線形補正した場合の波長誤差分布を示す図である。
【符号の説明】
301、302 WDM光信号
305、306 結合された光信号
310 光増幅器
320、324、328 第1、第2及び第3結合器
330、335 第1及び第2光ファイバブラッググレーティング
344、348 第1及び第2基準光
350 光ファイバ
355 ファブリーペローフィルタ
360 光検出器
362 アナログ光検出信号
365 アナログ/デジタル変換器
367 デジタル光検出信号
370 制御器
372 デジタル駆動信号
375 デジタル/アナログ変換器
377 アナログ駆動信号
380 フィルタ駆動部
382 駆動電圧
385 温度感知部
387 温度感知信号
390 監視装置
510、610 標準波長生成器
520、630 コンピュータ
620 ヒートチャンバ

Claims (18)

  1. 波長分割多重化された光信号の特性を測定する光信号監視方法において、
    第1及び第2基準光を前記波長分割多重化された光信号と結合して、結合された光信号を形成する過程と、
    印加された駆動電圧によって透過波長が変わるフィルタに前記結合された光信号を入力する過程と、
    前記第1及び第2基準光の所定の第1及び第2波長と、前記第1及び第2波長に対応する第1及び第2駆動電圧とから駆動電圧による線形近似された波長を導出する過程と、
    前記フィルタの透過波長と前記線形近似された波長との間の不一致を補償するために、所定の非線形補正式に駆動電圧を代入して非線形補正された波長を導出する過程と、
    を含み、
    前記非線形補正式は、<数式1>によって表現されることを特徴とする光信号監視方法。
    Figure 0003730930
    ここで、yは 非線形補正された波長、xは線形近似された波長、X は所定の第1波長、X は所定の第2波長、Mは任意の整数、a はm次非線形係数である。
  2. 前記線形近似された波長は、<数式2>によって決定されることを特徴とする請求項1記載の光信号監視方法。
    Figure 0003730930
    ここで、xは線形近似された波長、Xは所定の第1波長、Vは第1駆動電圧、Xは所定の第2波長、Vは第2駆動電圧、vは前記xに関連した駆動電圧である。
  3. 前記フィルタは、光ファイバファブリーペローフィルタであることを特徴とする請求項1記載の光信号監視方法。
  4. 波長別の強度を示す波長スペクトル上において、前記波長分割多重化された光信号と前記波長分割多重化された光信号の両側に位置する第1及び第2基準光とを結合することを特徴とする請求項1記載の光信号監視方法。
  5. 前記結合された光信号の全体波長帯域にわたって、前記フィルタから検出される前記結合された光信号の駆動電圧による光強度グラフを導出する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の光信号監視方法。
  6. 波長分割多重化された入力光信号の特性を測定する光信号監視方法において、
    第1及び第2基準光を前記波長分割多重化された光信号と結合して、結合された光信号を形成する過程と、
    印加された駆動電圧によって透過波長が変わるフィルタに前記結合された光信号を入力する過程と、
    前記第1及び第2基準光の所定の第1及び第2波長と、前記第1及び第2波長に対応する第1及び第2駆動電圧から駆動電圧による線形近似された波長を導出する過程と、
    前記フィルタの作動温度を感知する過程と、
    前記フィルタの透過波長と前記線形近似された波長との間の不一致を補償するために、所定の非線形補正式に前記駆動電圧及び前記フィルタの作動温度を代入して非線形補正された波長を導出する過程と、
    を含むことを特徴とする光信号監視方法。
  7. 前記線形近似された波長は、<数式3>によって決定されることを特徴とする請求項6記載の光信号監視方法。
    Figure 0003730930
    ここで、xは線形近似された波長、Xは所定の第1波長、Vは第1駆動電圧、Xは所定の第2波長、Vは第2駆動電圧、vはxに関連した駆動電圧である。
  8. 前記非線形補正式は、<数式4>によって表現されることを特徴とする請求項6記載の光信号監視方法。
    Figure 0003730930
    ここで、λは非線形補正された波長、xは線形近似された波長、Xは所定の第1波長、Xは所定の第2波長、Mは任意の整数、Nは任意の整数、cm,nは(m, n)次非線形係数、tは前記xに関連した駆動電圧に前記フィルタの作動温度を掛けた値である。
  9. 前記非線形補正式は、<数式5>によって表現されることを特徴とする請求項7記載の光信号監視方法。
    Figure 0003730930
    ここで、λは非線形補正された波長、xは線形近似された波長、Xは所定の第1波長、Xは所定の第2波長、Mは任意の整数、Nは任意の整数、cm,nは(m, n)次非線形係数、tは前記xに関連した駆動電圧に前記フィルタの作動温度を掛けた値である。
  10. 前記フィルタは、光ファイバファブリーペローフィルタであることを特徴とする請求項6記載の光信号監視方法。
  11. 前記波長分割多重化された光信号と前記波長分割多重化された光信号の両側に位置する第1及び第2基準光とを結合することを特徴とする請求項6記載の光信号監視方法。
  12. 前記フィルタから検出される結合された光信号の全体波長帯域にわたって、前記結合された光信号の駆動電圧による光強度グラフを導出する過程をさらに含むことを特徴とする請求項6を記載の光信号監視方法。
  13. 波長分割多重化された光信号の特性を測定する光信号監視装置において、
    第1及び第2基準光と前記波長分割多重化された光信号を結合して、結合された光信号を形成する光結合器と、
    駆動電圧によって、前記光結合器から受信される結合された光信号のうち、所定の波長の光信号のみを透過させるフィルタと、
    入力された駆動信号によって線形的に変化する駆動電圧を前記フィルタに供給するフィルタ駆動部と、
    前記フィルタから受信される前記光信号を光検出信号に光電変換する光検出器と、
    前記フィルタの作動温度を感知して、前記感知された作動温度を示す温度感知信号を出力する温度感知部と、
    前記光検出信号及び前記温度感知信号を受信し、前記フィルタ駆動部に前記駆動信号を出力し、前記第1及び第2基準光の所定の第1及び第2波長及び前記第1及び第2波長に対応する第1及び第2駆動電圧から前記駆動電圧による線形近似された波長を導出し、前記フィルタの透過波長と前記線形近似された波長との間の不一致を補償するために所定の非線形波長補正式に前記駆動電圧及び前記フィルタの作動温度を代入して非線形補正された波長を導出する制御器と、
    を含むことを特徴とする光信号監視装置。
  14. 前記線形近似された波長は、<数式6>によって決定されることを特徴とする請求項13記載の光信号監視装置。
    Figure 0003730930
    ここで、xは線形近似された波長、Xは所定の第1波長、Vは第1駆動電圧、Xは所定の第2波長、Vは第2駆動電圧、vはxに関連した駆動電圧である。
  15. 前記非線形補正式は、<数式7>によって表現されることを特徴とする請求項13記載の光信号監視装置。
    Figure 0003730930
    ここで、λは非線形補正された波長、xは線形近似された波長、Xは所定の第1波長、Xは所定の第2波長、Mは任意の整数、Nは任意の整数、cm,nは(m, n)次非線形係数、tは前記xに関連した駆動電圧に前記フィルタの作動温度を掛けた値である。
  16. 前記非線形補正式は、<数式8>によって表現されることを特徴とする請求項14記載の光信号監視装置。
    Figure 0003730930
    ここで、λは非線形補正された波長、xは線形近似された波長、Xは所定の第1波長、Xは所定の第2波長、Mは任意の整数、Nは任意の整数、cm,nは(m, n)次非線形係数、tは前記xに関連した駆動電圧に前記フィルタの作動温度を掛けた値である。
  17. 前記フィルタは、光ファイバファブリーペローフィルタであることを特徴とする請求項13記載の光信号監視装置。
  18. 前記波長分割多重化された光信号と前記波長分割多重化された光信号の両側に位置する第1及び第2基準光とを結合することを特徴とする請求項13記載の光信号監視装置。
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