JP3730280B2 - 棒状化粧料容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、キャップの嵌合構造に気密機能を備えた棒状化粧料容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、口紅容器のような棒状化粧料容器においては、揮発性化粧料の乾燥固化を防止するなどの観点から、キャップの嵌合係止機能と気密機能とを組み込むことが行われている。
【0003】
この種の棒状化粧料容器における気密構造としては、従来実公平5−34579号公報に開示されたものがある。これは、図7及び図8に示すように、筒状容器本体の外側に配置される中具筒107の嵌合部107aに着脱自在に嵌合する筒状キャップ113の内側に、このキャップ113と同形状をなす樹脂製の帽体114を接着剤などの適宜の手段によって嵌着固定し、この帽体114の下部に内径拡幅部115を形成して適度の弾力性を有する嵌合壁114aを設け、この嵌合壁114aとキャップ113との間に嵌合壁114aの弾力性を助長するための間隙部116を介在せしめ、嵌合壁114aの下部に外側に反り返りその先端がキャップ113の内壁面に接触する接片114bを設けると共に、帽体114の嵌合壁114a内周面に突設した環状凸部114cが中具筒107の外周面に密接し、また帽体114の嵌合壁114aに形成した嵌合凹部114dに中具筒107の外周面に突設した環状凸部107cが密嵌係合するように構成したものである。なお、101は袴筒、102は螺旋筒、103は螺旋溝、104は身筒、105は環状溝、106は内周リブ、108は化粧料皿、109は環状リブ、110は脚柱である。
【0004】
かかる構成の下では、キャップ113を被せて装着すると、帽体114の嵌合壁114aが中具筒107の嵌合部107aに嵌合し、この嵌合部107aの外周面に帽体114の環状凸部114cが密接すると共に、嵌合部107aの外周面に突設した環状凸部107cが帽体114の嵌合壁114aに穿った環状凹部114dに密嵌係合し、キャップ113の係止状態が確保されると共に、容器本体内に対する外気の侵入が阻止できるようになる。すなわち、中具筒107に対する環状凸部114cの緊密な接触と、環状凹部114dに対する環状凸部107cの密嵌係合という、2箇所において気密に封止されるため、1箇所の場合に比べ、より良好な気密効果が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術の場合、気密作用をもたらす押圧力は、嵌合壁114aの下部に設けた接片114bが外側に反り返りその先端がキャップ113の内周面に接触することによって確保される。つまり、環状凸部114cと環状凹部114dという2つの接触箇所は、それから離れた接片114bの箇所を反力点として、内側に向かう弾性復帰力をそれぞれの箇所で得るものであった。この場合、環状凸部114cと環状凹部114dという2つの接触箇所においてもキャップ113側は空隙となっているので、環状凸部114c及び環状凹部114dは弾性的に撓むこととなり、しっかりした反力を得ることができないおそれがある。このため、環状凸部114cの嵌合部107cに対する接触圧及び環状凹部114dの環状突起107cに対する接触圧を保持しておくことが難しいものであった。
【0006】
そこで本発明の目的は、上記課題を解決し、しっかりとした反力を得て良好な気密状態を得ることができる棒状化粧料容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明に係る棒状化粧料容器は、本体筒内に身筒及び化粧料皿筒をこの順序で配置した筒状容器本体と、これに嵌装される筒状キャップとで構成される棒状化粧料容器において、前記本体筒には、その上部に該キャップと嵌合される嵌合筒部を形成し、該嵌合筒部の外周面下部にその周方向に沿って隆起した隆起シール面部を形成すると共に、該外周面の中間部に周方向に沿って環状リブを突出形成し、前記キャップ内には、その内面に沿って該嵌合筒部と嵌脱自在に嵌合する樹脂製のシール部材を設けると共に、該シール部材に、前記嵌合筒部よりも上方位置から下方に向かって肉薄な嵌合シール部を形成し、該嵌合シール部が上方から下方に向かって順次、可撓部と、該可撓部に設けられ前記嵌合筒部の環状リブに係合する内向き突起と、該内向き突起の下方にて径方向外方へ膨出されて前記キャップ内面と圧接する環状隆起部と、該環状隆起部の下方に下端開放状態で垂下形成され、前記嵌合筒部の隆起シール面部の外周面に重なり合って当接するシール面とを備えることを特徴とする。
【0008】
前記嵌合筒部の隆起シール面部は、その外周面を裾拡がり状の傾斜面として構成するのが好ましい。
【0009】
【作用】
上記構成を有する請求項1,2の発明の棒状化粧料容器によれば、嵌合シール部に上方から下方に向かって順次、可撓部と、該可撓部に設けられ前記嵌合筒部の環状リブに係合する内向き突起と、該内向き突起の下方にて径方向外方へ膨出されて前記キャップ内面と圧接する環状隆起部と、該環状隆起部の下方に下端開放状態で垂下形成され、前記嵌合筒部の隆起シール面部の外周面に重なり合って当接するシール面とを備えたので、隆起シール面部及びシール面によるシール箇所と、環状リブ及び内向き突起による嵌着箇所とを、環状隆起部を介して別々に独立させることができるとともに、これら独立させたシール箇所と嵌着箇所との間に、キャップの内周面に当接させてこれに反力をとってシール箇所に向かって圧力をかける作用をなし、従って嵌着箇所のシール箇所への影響をも排除できる弾発箇所としての環状隆起部を構成することができ、シール箇所と嵌着箇所とを機能的にも構造的にも離隔させて、相互に干渉しない構成を確保することができ、シール機能を確実に保証することができる。
【0010】
また、これらシール箇所、弾発箇所及び嵌着箇所相互は、その機能に必要とされる形を一方から他方へと順次遷移させる形態で、シール部材の軸方向に一連に一体的に無駄なく形成できると共に、このような形態から、弾発箇所をシール箇所に接近させて位置させることができ、シールに必要な当接力を十分に確保することができる。
【0011】
従って、シール箇所においては、シール面が嵌合筒部の外周面に接触する当接力を大きく確保することができ、また長期に亘って良好なシール性能を確保することができる。
【0012】
また、請求項2の発明においては、本体筒の隆起シール面部の外周面が裾拡がり状の傾斜面として構成され、これに、キャップのシール部材のシール面、つまり下端開放状態のシール面が嵌装される。従って、キャップ側のシール面は外側に撓んで本体筒側の隆起シール面部の外周面に密に圧接するため、製造上の寸法精度のバラツキを吸収し、長期にわたりより確実な密嵌状態を得ることができる。
【0013】
【実施例】
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。図1及び図2において、棒状化粧料容器1は、筒状容器本体2と、これに装着される筒状のキャップ3とで主に構成される。
【0014】
筒状容器本体2は、その外郭を形成する本体筒10と、この本体筒10の内側に配置された身筒20と、身筒20のさらに内側に配置された化粧料皿筒30とからなっている。
【0015】
本体筒10の、キャップ3で被われる上方部分には、肉薄な嵌合筒部11が一体的に形成され、この嵌合筒部11にキャップ3が嵌合されるようになっている。気密なシールを確保するため、この嵌合筒部11の外周面の下部には、その周方向に沿って連続した肉厚部として形成され且つ嵌合筒部11外周面から傾斜段差12aをもって隆起させた環状の隆起シール面部12が形成されている。またこの嵌合筒部11の外周面の中間部には、その周方向に沿って一条の連続した環状リブ13が突出形成されている。
【0016】
化粧料皿筒30は、仕切壁31で上下に仕切られ、その上部が化粧料皿32として形成されて、この化粧料皿32に化粧料33が納められている。
【0017】
この化粧料皿筒30の繰り上げ機構を構成するために、本体筒10の円筒状内周面には螺旋溝14が刻設されているとともに、他方化粧料皿筒30の下部には、これより外方へ突出させて、係合突起34が形成されている。そして、この化粧料皿筒30の係合突起34は、身筒20に螺旋溝14の軸方向長さに対応させて形成したスリット21を貫通して、本体筒10の螺旋溝14内に係合している。
【0018】
従って、本体筒10を身筒20に対して相対的に回転させると、図2に示すように、螺旋溝14に沿ってスリット21の上限位置まで係合突起34が上昇し、これにより化粧料皿筒30の化粧料33が本体筒10から突出するようになる。
【0019】
一方、キャップ3の内側には、その内面に沿う筒体状の樹脂製シール部材40が接着剤などの適宜手段によって嵌着固定されており、このシール部材40が本体筒10の嵌合筒部11に対して、嵌脱自在に嵌合するようになっている。
【0020】
図1,図3及び図4に示すように、このシール部材40は主に、キャップ3を本体筒10に装着した際に嵌合筒部11よりも上方に位置され、キャップ3の内周面と嵌合筒部11の外周面との間の間隙幅よりも若干厚く形成された筒状の肉厚部41と、この肉厚部41下方の肉薄に形成された筒状の嵌合シール部42とを備えて構成されている。図5に拡大して示すように、嵌合シール部42は、肉厚部41から肉薄に、かつキャップ3内周面から離隔するように形成された可撓面43と、この可撓面43の内周面にその周方向に沿って互いに適宜間隔を隔てて突設され、嵌合筒部11の環状リブ13に下側から係合する内向き突起44と、この可撓面43の内向き突起44下方にシール部材40の径方向外方へ膨出して形成され、キャップ3の内周面と圧接される環状隆起部45と、上記可撓面43の環状隆起部45下方に連続的に垂下形成され且つキャップ3の内周面から所定の隙間d(図3)を隔てて開放された開放端部であって、キャップ装着時には本体筒10の嵌合筒部11に設けた隆起シール面部12外周面上に重ね合わされて嵌合されるシール面46とを備えている。そして、キャップ3の内周面と圧接する環状隆起部45を備えたことにより、可撓面43の外周面とキャップ3の内周面との間に間隙47が形成されるとともに、可撓部43に続くシール面46とキャップ3の内周面との間にも間隙48が形成される。また、可撓部43に内向き突起44を形成したことにより、この内向き突起44の内周面と嵌合筒部11の外周面との間にも間隙49が形成される。
【0021】
シール部材40の内向き突起44は、キャップ3を筒状容器本体2に被せた際、隙間47によって弾発作用を助長されつつ、嵌合筒部11の環状リブ13を容易に乗り越え、この乗り越えによって内向き突起44が環状リブ13に下側から係合することで、筒状容器本体2とキャップ3との嵌合状態を保持する嵌着部Cとして機能する。
【0022】
またシール部材40のシール面46は、嵌合筒部11の隆起シール面部12の外周面に重なり合うことで、キャップ3と筒状容器本体2との間の気密を確保するシール部Aとして機能する。そしてこの際、環状隆起部45がキャップ3の内周面に圧接する部分が、隙間49の存在とも相俟って、当該シール部分Aに対して圧力をかける弾発部Bとして機能することになる。
【0023】
特に、環状隆起部45はキャップ3の装着状態では、シール部Aを構成するシール面46と嵌着部Cを構成する内向き突起44との間で、キャップ3の内周面に対して当接するように構成され、そして上記したように、この環状隆起部45はキャップ3の内周面に圧接してシール部分Aに圧力をかける機能を奏することから、環状リブ13と内向き突起44との嵌着状態がシール部Aに影響することを防止することができる。また嵌着部Cに対しても、環状隆起部45のキャップ3に対する圧接圧力が作用して、嵌着状態を一層確実なものとする。
【0024】
このような構成によれば、シール部Aと嵌着部Cとを別々に独立させることができるとともに、これら独立させたシール部Aと嵌着部Cとの間に、キャップ3の内周面に当接させてこれに反力をとってシール部Aに向かって圧力をかける、従って嵌着部Cのシール部Aへの影響をも排除できる弾発部Bを構成する環状隆起部45を構成することができ、シール部Aと嵌着部Cとを機能的にも構造的にも離隔させて、相互に干渉しない構成を確保できる。しかも、シール面46は末端部が開放されキャップ3の内周面から隙間dだけ浮かされているため、両端が拘束されているシール面の場合に比べ、その変形自由度が増大している。従って、嵌合時における製造精度誤差等を吸収してシール機能を確実に保証することができる。
【0025】
また、これらシール部A、弾発部B及び嵌着部C相互は、その機能に必要とされる形を一方から他方へと順次遷移させる形態で、シール部材40の軸方向に一連に一体的に無駄なく形成できると共に、このような形態から、弾発部Bをシール部Aに接近させて位置させることができ、シールに必要な当接力を十分に確保することができる。従って、シール部Aにおいては、従来のようにシール部と嵌着部とが互いに影響し合うおそれのある構成(図8参照)と比べ、シール面46が嵌合筒部11の外周面に接触する当接力を大きく確保することができ、また長期に亘って良好なシール性能を確保することができる。
【0026】
図6は、上記嵌合筒部11の隆起シール面部12を載頭円錐形とし、隆起シール面部12の外周面を裾拡がり状の傾斜面12bとして構成した変形例である。傾斜面12bの傾斜は、頂部の外径がシール面46の内径より僅かに小さく、傾斜基部の外径がシール面46の内径より若干大きいように定められている。
【0027】
基本的な作用は図5の場合と同じであり、キャップ装着時には、本体筒10の嵌合筒部11に設けた隆起シール面部12外周面上に、キャップ3のシール部材40における嵌合シール部42が重ねられ、その際、嵌着部Cについては、キャップ3のシール部材40における内向き突起44が、本体筒10の嵌合筒部11の環状リブ13を乗り越えてこれに嵌合する。しかし、図5の場合と異なり、シール部Aについては、隆起シール面部12の外周面が裾拡がりの傾斜面12bとして形成されているため、キャップ3の嵌合シール部42のシール面46は、図6の如く外側に撓むこととなり、その反力により隆起シール面部12の外周面たる傾斜面12bにより密に圧接する。従って、本体筒10とキャップ3とがより確実に気密に封止されるため、より良好な気密効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る棒状化粧料容器では、シール部材に、嵌合筒部よりも上方位置から下方に向かって肉薄な嵌合シール部を形成し、嵌合シール部が上方から下方に向かって順次、可撓部と、該可撓部に設けられ前記嵌合筒部の環状リブに係合する内向き突起と、該内向き突起の下方にて径方向外方へ膨出されて前記キャップ内面と圧接する環状隆起部と、該環状隆起部の下方に下端開放状態で垂下形成され、前記嵌合筒部の隆起シール面部の外周面に重なり合って当接するシール面とを備えた構成としたので、隆起シール面部及びシール面によるシール箇所と、環状リブ及び内向き突起による嵌着箇所とを、環状隆起部を介して別々に独立させることができるとともに、これら独立させたシール箇所と嵌着箇所との間に、キャップの内周面に当接させてこれに反力をとってシール箇所に向かって圧力をかける作用をなし、従って嵌着箇所のシール箇所への影響をも排除できる弾発箇所としての環状隆起部を構成することができ、シール箇所と嵌着箇所とを機能的にも構造的にも離隔させて、相互に干渉しない構成を確保することができ、シール機能を確実に保証することができる。
【0029】
また、これらシール箇所、弾発箇所及び嵌着箇所相互は、その機能に必要とされる形を一方から他方へと順次遷移させる形態で、シール部材の軸方向に一連に一体的に無駄なく形成できると共に、このような形態から、弾発箇所をシール箇所に接近させて位置させることができ、シールに必要な当接力を十分に確保することができる。
【0030】
従って、シール箇所においては、シール面が嵌合筒部の隆起シール面部に接触する当接力を大きく確保することができ、また長期に亘って良好なシール性能を確保することができる。
【0031】
また、請求項2の発明においては、本体筒の隆起シール面部の外周面を裾拡がり状の傾斜面として構成し、これに、キャップのシール部材のシール面、つまり下端開放状態のシール面を嵌装するようにしたので、キャップ側のシール面が外側に撓んで本体筒側の隆起シール面部の外周面に密に圧接することとなり、このため、製造上の寸法精度のバラツキを吸収し、長期にわたりより確実な密嵌状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る棒状化粧料容器を、キャップを装着した状態で示した正面及び断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る棒状化粧料容器を、キャップを取り外した状態で示した正面及び断面図である。
【図3】本発明の一実施例に係る棒状化粧料容器のキャップを示した正面及び断面図である。
【図4】図3のキャップの底面図である。
【図5】図1の要部拡大断面図である。
【図6】本発明の変形実施例を示す図5と同様の図である。
【図7】従来の棒状化粧料容器の一例を示す断面図である。
【図8】図7の一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 棒状化粧料容器 2 筒状容器本体
3 キャップ 10 本体筒
11 嵌合筒部 12 隆起シール面部
12a 傾斜段差 12b 傾斜面
13 環状リブ 14 螺旋溝
20 身筒 21 スリット
30 化粧料皿筒 31 仕切壁
32 化粧料皿 33 化粧料
34 係合突起 40 シール部材
41 肉厚部 42 嵌合シール部
43 可撓部 44 内向き突起
45 環状隆起部 46 シール面
47,48,49 間隙 A シール部
B 弾発部 C 嵌着部
d 隙間

Claims (2)

  1. 本体筒内に身筒及び化粧料皿筒をこの順序で配置した筒状容器本体と、これに嵌装される筒状キャップとで構成される棒状化粧料容器において、
    前記本体筒には、その上部に該キャップと嵌合される嵌合筒部を形成し、該嵌合筒部の外周面下部にその周方向に沿って隆起した隆起シール面部を形成すると共に、該外周面の中間部に周方向に沿って環状リブを突出形成し、
    前記キャップ内には、その内面に沿って該嵌合筒部と嵌脱自在に嵌合する樹脂製のシール部材を設けると共に、該シール部材に、前記嵌合筒部よりも上方位置から下方に向かって肉薄な嵌合シール部を形成し、
    該嵌合シール部が上方から下方に向かって順次、可撓部と、該可撓部に設けられ前記嵌合筒部の環状リブに係合する内向き突起と、該内向き突起の下方にて径方向外方へ膨出されて前記キャップ内面と圧接する環状隆起部と、該環状隆起部の下方に下端開放状態で垂下形成され、前記嵌合筒部の隆起シール面部の外周面に重なり合って当接するシール面とを備える
    ことを特徴とする棒状化粧料容器。
  2. 前記嵌合筒部の隆起シール面部の外周面を裾拡がり状の傾斜面として構成したことを特徴とする請求項1記載の棒状化粧料容器。
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