JP3729736B2 - 自己引込型カテーテルイントロデューサ - Google Patents

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Description

【0001】
【技術背景】
発明の分野
本発明は、患者の体内へのカテーテルの挿入を補助するように作られた医療器具に関する。
【0002】
技術背景
カテーテル挿入装置は当該分野においてよく知られている。カテーテルカニューレの中は使い捨て式針が通っており、カテーテルを患者に挿入して、流体を患者の静脈内注入(intravenous delivery)するには、針を用いて孔が開けられ、カニューレの先端が患者の中へ挿入可能となる。次に、送給されるべき流体が入れられた容器へ直接接続するため、或いは後での使用に供するために、カテーテルを適当な位置に残したまま、針が後退する。血液又は他の体液で汚れた針は、カテーテルの挿入作業に従事する医療関係者に針が突き刺さる危険性をもたらすことなく、処分されなければならない。使用済みの針が害のない状態にされないと、清掃及び医学的廃棄処理を行なう従事者にとって危険性は持続する。キャップやカバーを針の上に被せることは、きちんと被せねばならないし、緩むと使用済みの針が露出することもあるため、満足すべき解決手段とはならない。カニューレ挿入具の様々な考案及び使用に関する問題について、卓越した議論が、クリ氏の米国特許第4747831号の中に記載されており、この文献については、その引用を以て本願への記載加入とする。
【0003】
引込型針は、これら問題の最良の解決策として認識されている。これらの考案について数多くのものが前述の米国特許第4747831号に記載されている。この特許では、外部ラッチ機構が押されると、バネ負荷された針が解除され、装置の内部空間へ引き込まれるようになっている。実施例の中には、摺動ブロックと引込フィンガーにより、バネ負荷された耳部が押され、針ホルダーの後退を許容し、ラチェット装置は、部品の回転により、またプランジャーが前方へ押されたときに破損する、易破損性部品の回転により、針ホルダーの係止を解除するものがある。ジサルツ氏の米国特許第5129884号には外ラッチの他の実施例が開示されており、このラッチは、係合が解除されると、針ホルダーは、装置の主本体の中へ針を引き込ませることができる。ウオルター氏の米国特許第4828548号は、ピストンを有するホルダーを開示しており、真空によって作動し、針が引き込められる。アースキン氏の米国特許第5501675号は、ラッチ作動式の最新型のものであり、針保持部は外ラッチによって解除される。
【0004】
従来の装置は、複雑な部品が多すぎるため、製造が困難であり、特に高速製造作業で組立てを行なうことは困難であった。これらの多くは、操作中に早期発射される傾向があり、針が安全な時を知ることができない場合がある。引っ込んでしまうと、装置はカニューレ組立体から直ちに分離するため、医療器具の使用者は、カテーテル組立体を引込装置から外すタイミングと制御を十分に行なうことができない。本発明では、組み立てられたカテーテルイントロデューサは、ユニットとして取り扱われる。使用者が針が正しく挿入されたことを確認すると、一方の手は患者に取り付けられた儘のコネクタを保持し、他方の手は引込本体を分離させることができる。引込本体が分離すると、ボタン操作又は可動部品の押込み操作を行なうことなく、引込本体は自動的に後退する。手の一部分はカニューレに押し当てられており、他方の手が従来の管をカテーテルコネクタの中へ挿入して流体の注入を開始するまでの間、流体の流れを阻止することができる。分離すると直ちに、引込本体は引き込まれた針を安全に収容し、取り外された部品は安全に廃棄される。
【0005】
【発明の要旨】
2つの実施例に示された自己引込型IVカテーテルイントロデューサは、自動化された大量生産及び組立に特に適している。両実施例とも、引込用チューブを具えるハンドル部は、露出した前部を有しており、該前部は、患者の体内への流体導入用として用いられるカニューレの公知形状コネクタの開口後端部にて、摩擦力で着脱可能に係合している。ハンドル部は引込用チューブと引込本体を具えており、該ハンドル部が手操作でカニューレコネクタから分離されると、ハンドル部を担持する引込本体は、自動的かつ直ちに引込動作が起こる。
第1実施例において、引込用チューブは、開口した前端部と、後端部とを有しており、該チューブ内で直線移動可能に作られた引込本体を含むハンドルを構成する。付勢部材は、引込本体に対して引込力を加えることにより、引込本体を引込用チューブの後方へ駆動させる。引込本体の露出した前部は、カテーテルコネクタと着脱可能に係合し得る連結面を有している。中空のカテーテルコネクタの方も、これに対応する連結面を有しており、引込本体の連結面と摩擦力で係合し着脱可能であり、引込力に抗して、引込を阻止するのに十分な保持力を有している。コネクタは、引込用チューブによって、引込方向への移動が抑えられる。カテーテルコネクタを保持した状態で、ハンドル部を強制的に引っ張ったり、回したりすると、連結面が緩んで、カテーテルコネクタは、引込本体の前部から分離し、付勢部材の作用によって直ちにかつ自動的に引込用チューブの中へ引き込められ、針は引き寄せられてチューブの背後に移動する。
【0006】
カテーテルコネクタと引込本体の連結面は、圧力嵌め(force fit)となるように、テーパ状に形成することが望ましく、また、アーチ形の連続面であることが望ましい。なお、分離が起こるまで引込本体との摩擦係合により引込本体を保持できるものであれば、引込本体前部の露出部とコネクタの係合面は不連続であっても構わない。引込本体前側の露出部は、中空コネクタのかなり内部まで進入し得る十分な長さであることが望ましい。ハンドル部とコネクタとの間で、どんな緩みも感じることなく、引込用チューブによって装置を取り扱うことができるようにするためである。このように、コネクタは引込本体前部の露出部に直接嵌まり、バネ作用による引込力に抗して、引込本体を適所にて保持する。
【0007】
第2実施例が第1実施例と異なる点は、コネクタが、突出した針と共に引込本体を収容する引込用チューブを具えるハンドルの前部伸長部と着脱可能に摩擦力によって係合されることである。引込用チューブは、本体部分の後部が開口しており、本体部分から前方に延びる前部は、本体部分の中へ通じるアーム間の通路を取り囲む複数のアームを具えている。引込本体は、引込用チューブの後部から装入可能であって、引込用チューブ内で直線方向に移動可能に配備され、前部はアームとアームの間の通路を前方に延びて、前部から前方に突出する針と共に露出している。引込方向の引込力は、引込用チューブ内に配備された付勢バネによってもたらされる。
【0008】
引込本体の前部にて摩擦力にて摺動可能に配備されたカテーテルコネクタによってアームが押されると、アームは引込本体の前部に当接してクランプされ、引込本体はバネの圧縮力に抗して適当位置で保持される。アームと引込本体の前部は、各々が相補的な溝又は突起を有しており、アームがカテーテルコネクタによってクランプ又は押圧されると互いに嵌合し、引込本体を使用位置に保持する。アームは、前方に細長く伸びており、突起として作用するアーチ形縁部を有している。一方、引込本体の前部は、アーチ形縁部に嵌まるアーチ形の溝を有しており、相補的なアーチ形突起とアーチ形溝によって、引込本体を保持し、引っ込むのを防止する。
【0009】
アームは弾性作用を有しており、コネクタで押圧されていないときは、通常は開放バネ状態にあり、突起が溝の中に嵌まらないようにしている。カテーテルコネクタを手操作で引込用チューブから分離させると、引込本体は自ら引込用チューブの中へ引っ込む。引込用チューブは、細長いアームを収容する連続壁を有することが望ましい。アームは、望ましくは、引込用チューブの縮径部から前方に突出し、チューブ内における棚部として、圧縮バネの前端部を支持する役割を果たす。引込本体には、本体の内部とアームとの間の通路よりも大きい段部を設けており、該段部は、引込用チューブの後部から引込本体を装填する間、引込本体のストッパとして作用する。カテーテルが手操作にて引込用チューブから分離されると、引込本体は、引込用チューブの中へ自動的に自ら後退し、針の全体がその背後のチューブ内に引っ込む。両実施例とも、体液が流れ始めるのを知ることができるように、フラッシュ室を設け、イントロデューサの透明壁を通じてフラッシュ室を視覚的に検査できるようにすることが望ましい。
【0010】
両実施例とも、引込用チューブの後部から引込本体を大量生産方式で組み立てるのに良く適しており、引込本体の実体的部分は、引込本体の内部と、長さ及び直径がほぼ近い寸法のバネによって取り囲まれる。従って、引込本体が引込用チューブの中へ道具によって押されると、引込用チューブは、バネの中央部の中に収容された引込本体の部分と共に、案内手段として供され、バネの座屈や横方向への移動を防止する。引込本体は、露出した前部が引込用チューブの前部に位置すると、針を取り付けることができる。次に、コネクタは摩擦力で係合して引込本体を保持するので、装置は使用準備状態となる。
【0011】
【望ましい実施例の詳細な説明】
以下の説明において、同様な要素については同じ引用符号を付している。望ましい実施例の図面は、ほぼスケール通りに示しており、要素は環状である。2つの実施例のうち、第2の実施例における同様な要素については、第1実施例と同じ引用番号を用いて、変形例を示す。
【0012】
図1は、自己引込み型IVカテーテルイントロデューサの組立体(10)の分解図を示している。但し、針の上に被せられる一般的な保護キャップは除いてある。キャップ(図示せず)は、カテーテルを導入するカテーテルイントロデューサがすぐ使用できるように組み立てられた状態で出荷されるときに限り、必要とされる。図示の主要素は、カテーテルコネクタ組立体(12)、引込用チューブ(14)、付勢部材(16)、引込本体組立体(18)及び密閉部材(20)である。
【0013】
カテーテルコネクタの組立体(12)は、可撓性プラスチック又はゴム製のカニューレ(22)とコネクタ(24)を含んでおり、コネクタ(24)は、針溝(26)と、開口(32)を有するフランジ(30)付き中空部(28)を有している。中空部(28)のテーパ状内面(34)は連結面を構成する。
【0014】
引込用チューブ(14)の前端部(36)の先端部は、前方に面する表面(38)を有し、開口(40)している。引込用チューブ(14)は、望ましくは連続壁(42)によって構成され、該連続壁(42)には、公知の保護キャップを針の上に被すことができるように、1又は2以上のストッパ(44)が設けられている。チューブ(14)は、中間部(46)と後端部(48)を有し、後端部(48)はその先端部分が開口(50)している。壁(42)は、内面(52)を有し、本体部を収容するための内部空間を形成する。公知の如く、本体部は透明プラスチックから成形されるので、操作者は、カテーテルが患者の中に正しく挿入されるのを見ることができる。付勢部材(16)は、コイルバネが望ましい。
【0015】
引込本体の組立体(18)は、前部(58)にて、カテーテル挿入針(60)を適当な位置で支持する。前部(58)の内部中心は、針を接着し易くするために、その中心部の開口を不規則形状にしている。中空針は、前部(58)のすぐ背後の空間部(62)への流体通路を形成する。引込本体(56)の中央部は、段部(64)により僅かに径が大きくなっている。前部(58)の先端部(68)と段部(64)の間で、前部(58)の外側面に沿う部分は、連結面(66)となる。本体部(56)の中間部の後方側に第2段部(70)が形成され、第2段部はバネ座として供される。第2段部は、拡大した後部(72)の始まりを意味し、外表面が引込用チューブ(14)の内径よりも僅かに小さく、フラッシュ室(74)を囲んでいる。後部(72)の開口した後端部は、流体と置換される空気を通過させるため、多孔質プラグ(76)を用いて緊密に嵌められる。バネ(16)は、前端部(78)と、バネ座(70)に当接する後端部(80)を有している。バネ(16)は、後部(72)よりも径が小さい中間部(59)の上に嵌まる。
【0016】
図2は、自己引込型カテーテルイントロデューサの組立体(10)が、直ちに使用できるように組み立てられた状態を示している。針(60)が引込本体(18)の前部に接着された後、バネ(16)は、引込本体の前部から中間部(59)に亘って装填され、その後部(80)はバネ座(70)に当接する。引込本体の組立体は引込用チューブ(14)の開口(50)を通して、後部側から挿入され、バネ(16)は、チューブ(14)の前部に形成された出っ張り縁(82)に当たって圧縮される。引込本体(18)の前部(58)は、開口(40)を通ってさらに押し込まれ、チューブ(14)の前部から前方に向けて延びる。中空のカテーテルコネクタ(24)は、引込本体の前部にて、着脱可能に取り付けられる。なお、係合面となる引込本体の連結面(66)とコネクタの内面(34)とは、滑り摩擦状態で嵌まることが望ましい。カテーテルコネクタ(24)は、圧縮バネの作用による引込方向への引込力に抗して、引込本体(18)を適当な位置に保持する。密閉部材つまりキャップ(20)は、引込用チューブ(14)の後部開口(50)の中へ、ぴったり合うように嵌められ、引込要素が引込用チューブから脱落しないようにしている。引込本体(56)の後部(72)は、内部空間(54)の内径よりも直径を僅かに小さくしており、引込本体はその長さ部分に沿って、直線方向に自由に摺動することができる。嵌まり状態の強さに応じて、密閉具(20)には、トラップされた空気を抜くための通気口を設けることもできる。
【0017】
図3は、図2に示す要素をよりわかり易く示すための拡大図である。図2は、組み立てられた状態で、直ちに使用できる位置を示している。バネ(16)の前端部(78)は、張り出した縁部(82)に当接して圧縮されており、バネ(16)の後端部(80)はバネ座(70)に当たって圧縮されている。段部(64)は開口(40)よりも僅かに幅広であるので、同じ様に張り出した縁部(82)に当たって嵌まる。コネクタ(24)の内面つまり連結面(34)は、本体部(56)の前部(58)の外表面つまり連結面(66)の上にきつく嵌まることは理解されるであろう。連結面(34)(66)は、バネ(16)から作用する引込本体(56)の引込力に抗して、十分強く密着し嵌合している。面(34)(66)は、摩擦嵌めとなるように、前方に向けてテーパ状に縮径することが望ましい。
【0018】
コネクタと引込用チューブの間には、引込力に抗するための突合せ部が設けられる。これら突合せ部は、コネクタ(24)のフランジ(30)の後方に面する表 (84)と、引込用チューブ(14)の前端部の前方に面する表面(86)によってもたらされる。これら突合せ面どうしが接触すると、コネクタ(24)の引込方向への後方移動が抑えられ、引込本体(56)が規制される。引込本体(56)の前部(58)は、コネクタ(24)の中へかなり進入し、表面(66)と表面(34)は接触状態にあることは留意されるべきである。図示のように、前部(58)はコネクタ組立体(12)の中空部(28)の略半分あたりまで延びている。これによって、2つの部品の間で、所望の安定接続がもたらされると共に、面(84)(86)の協同作用により、カテーテルイントロデューサの操作が行われても、緩み感を回避することができる。なお、本発明の主たる要件は、コネクタ(24)を引込用チューブによって拘束する一方で、比較的簡単な手操作にて、カテーテル組立体(12)を引込本体(56)から分離させることであるから、前記の突合せ部は必須要件ではない。
【0019】
また、内部は完全な流体通路を有しており、コネクタと引込本体との間にシールを設ける必要はないので、連結面(66)は必ずしも連続面である必要はない。連結面(34)(66)の一方又は両方が、長手方向に延びるランド部、或いは、非インタロック式の一連の突部又はフィンのようなものであってもよい。連結面(66)と内面(34)は、相補的に係合する突部(図示せず)を有するものであってよい。これは、例えば進行ネジの形態にて、相補部分に突部と凹部が形成され、コネクタを分離して引込みを開始させるのに、ねじりを加える必要がある。この場合、引込用チューブの内側に、引込本体の回転を防止する手段を含めることが望ましい。段部(64)の近傍に横方向の突出部とチューブ(14)内に対応するストッパを設けたり、非円形形状の回転防止手段を設けることができる。これらの変形例は全て、連結面と解されるべきであり、バネが押圧された状態で、コネクタにより引込本体を着脱可能に保持する。引込用チューブは、引込本体を保持するコネクタを規制する。連結面の係合状態が外れると、直ちにかつ自動的に引き込まれる。
【0020】
図4は、完全に引き込まれた位置を示している。この位置でカニューレ(22)は患者の中へ挿入され、コネクタは流体注入管へ取付けできる状態にある。一方、引込本体(56)と針(60)が入った引込用チューブは廃棄される。引込用チューブ(14)は、引込本体と挿入針全体を完全に収容するのに十分な長さである。針(60)が露出されていないチューブ(14)の中へ引込本体が確実に押し戻されるように、バネは、圧縮されていない状態で十分な長さを有することが望ましい。
本発明の第2実施例を図5乃至図9に示している。この実施例は、図6を参照すると最も容易く理解されるであろう。第2実施例は、引込用チューブがコネクタから分離されたとき、直ちに自己引込みがなされる点において第1実施例と同じ思想を利用しているが、この実施例では、引込用チューブの前部は、コネクタの代わりに引込本体を拘束する。第2実施例では、コネクタは、引込本体に接触しない。
【0021】
第2実施例(10')の主たる要素は、カテーテル組立体(12)、引込用チューブ(14')及び引込本体(18')である。引込用チューブ(14')の本体部(88)は、長手方向に伸びる筒状内面(92)を有する壁(90)と、後部に開口(50')を有している。密閉具(20)は、引込本体(18')が後部から引込用チューブの中へ装入された後、開口(50')を閉じる。本体部(88)に加えて、チューブ(14')の前部(94)は、本体部(88)の中へ通じる通路(98)を取り囲む複数のアーム(96)を具えている。通路(98)には、引込本体における前方突出部(58')が進入している。壁(90)は内向きに曲げられて、アームの起点位置となる出っ張り縁(82')を形成する。アーム(96)は、出っ張り縁から前方に細長く延びており、突起(100)で終端する。アームは、本体部(88)の前表面(86')から突起(100)へ延びるアーチ形の外表面を有している。アームのアーチ形内面(104)からは、突起(100)が中心線に向けて内向きに突出している。図示の要素は対称である。
【0022】
引込本体の組立体(18')は、フラッシュ室(74')を有する引込本体(56')を具えており、多孔質プラグが取り付けられる。引込本体(56')は、段部(70)を起点として縮径した中間部(59')をさらに含んでいる。バネ(16)は、前端部(78)が出っ張り縁(82')の背後に、後端部(80)が段部(70)の前方にあり、(59')の部分によって中間部を取り囲んでいる。また、段部(106)を起点として、さらなる縮径部(58')があり、この前部はアーム(96)間及びアーム(96)内の通路(98)から前方に延びている。前部(58')は、突起(100)を越えて延び、前端部(68')で終端するのが望ましい。前部(58')は、アーチ形外面(108)が段部(106)と前端部(68')の間を延びている。望ましい実施例において、前記外面は後部から前部に向けて、環状テーパ状に縮径している。溝(100)は、突起(100)を受けることができるように、表面(108)に沿って表面(108)に凹設される。図6の使用位置に示されるように、この突起(100)によって、引込本体(56')はアーム(96)によって保持される。前部(58')の内部には、不規則形状の開口が形成され、接着剤を受けて、フラッシュ室(74)に流体接続するカニューレ(22)から前方へ突出する針を配備して、嵌めることができるようにしている。
【0023】
図5及び図7を参照すると、引込用チューブ(14')の本体部(88)の一部について、引込本体(56')と圧縮バネ(16)を破線で示しており、図示のアーム(96)は、外表面(102)がアーチ形であり、コネクタ(24)の開口後端部によってクランプされ、これによって突起(100)を溝(110)の中で保持する。コネクタ(24)の内表面(34)は、外表面(102)と接触し、摩擦力で保持される。外表面(102)は、コネクタ(24)の内表面(34)と同様、先端に向けて縮径されたテーパ状が望ましい。
【0024】
図5において、本体部(88)はフランジ(112)を有しており、アーチ形アームは3つ図示されており、ギャップ(114)によって隔てられている。溝(110)の部分は破線で示されている。フランジ(112)は平らな側部(116)を含んでおり、組立体が平らな表面の上で転がらないようにしている。最後に、長手方向に延びる複数のフィン(118)が保護キャップ(図示せず)の支持体として供され、チューブの前部にてフランジ(112)に当接させて配備される。前部(58')は、アーム間の通路(98)の中を通り、前方へ延びている。圧縮された付勢バネは、引込本体に対して引込方向の力を付与する。図示のフランジ(30)は、本体部(88)の前部(86)に押し当てられており、これは望ましい形態ではあるが、突起(100)を溝(110)に係合させるだけでも、引込方向に対する抵抗が加えられる。このように、本体部を保持するのはチューブ自体である。3つのアーム(96)が図示されているけれど、引込本体の前部に係合して保持できるのであれば、アームの個数を増減できる。
【0025】
図8は、コネクタ組立体(12)のコネクタ(24)が取り除かれた後、図7の構造体が部分的に後退した後の状態を示している。ここで、アーム(96)は弾性アームであり、前部(58')から外向きに遠ざかる方向に十分な距離を延びており、突起(100)を溝(110)から解放できるようにしている。アーム(96)は、コネクタ(24)によって押されていないときは、通常開状態となるように成形される。引込用チューブ(14')は、本体部(88)とアーム(96)を形成する連続壁(90)を有している。本体部(88)は、前方に面する表面(86')の背後に段部(106)を有しており、引込用チューブ(14')の縮径部を形成して、該部分からアーム(96)が延びている。図8は、部分的に圧縮されたバネ(16)の作用を受けて、引込本体(18')の全体が、引込用チューブ(14')内を引込方向である後方へ移動する状態を示している。
【0026】
図9は、図5乃至図8の構造体が完全に後退したときの位置状態を示している。引込用チューブ(14')は、針(60)の全体を含む本体組立体(18')の全体を収容するのに十分な長さを有しており、針(60)が通路(98)の中を通って引っ込められると、針はもはや外に露出することはない。
【0027】
最良の形態では、引込用チューブと引込本体は、使用者がフラッシュ室への流れを視覚的に認識できるように、透明成形グレードのポリプロピレンから作ることが望ましい。第2実施例では、アームがバネ作用によって引込本体を解放する能力を保有できるように、材料は幾分可撓性のものを用いる必要がある。
【0028】
両実施例とも、自動化された高速成形製造及び組立に特に適している。多孔質プラグ、針及び密閉キャップの他には、2つの主要部品と従来のバネがあるだけである。第1実施例は、特別の成形型及び成形技術を必要とするアンダーカット部が全くなく、第2実施例では、係合溝(100)が唯1つあるのみである。
【0029】
主要素の組立ては後部から行われる。バネは引込用チューブの後部側開口から挿入され、引込本体は、望ましくは針なしで、バネの後部に挿入され、ストッパ(70)に当てて置かれる。次に、プランジャー手段がバネを押圧しながらチューブ内を前方に移動すると、プランジャー手段は引込本体の後部に押し当てられる。引込本体がバネの内側にあって近接支持しており、また、バネは引込用チューブによって拘束されているから、高速装填を行なっても、バネの座屈は防止される。チューブはバネのガイドとして作用する。引込本体が十分に前方へ移動すると、引込本体は、針(60)は適当な位置で接着された状態で保持される。次に、針はカニューレの中を通され、カテーテルコネクタは、伸長して露出した引込本体の前部にて摩擦力で固定される。なお、第2実施例の場合、引込用チューブの前部のアームの上で固定され、引込本体を適当な位置で保持する。一旦この作業が行われると、引込用チューブから取付具を取り外し、キャップ(20)を取り付けて、引込後の引込部品を保持できるようにする。針は、引込本体がチューブ内の出っ張り縁に載置された後に装填するのが望ましいけれども、針を通す開口は比較的大きく、針が少し屈曲していても、前方へ移動するとき、ハングアップにより針が動かなくなることは起こりそうにないので、最初に針を接着することも可能である。
【0030】
第2実施例の場合、コネクタをアーム(96)の外側端部の上で押し易くするために、コネクタの後部のフランジに傾斜面を形成することが望ましい。両実施例とも、従来のカテーテルコネクタ及びカニューレを用いることができる。
【0031】
本発明の望ましい実施例を図面を参照しながら説明したが、本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、当該分野の専門家であれば、発明の範囲又精神から逸脱することなく、種々の変形及び変更をなせることは理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の分解側面図であって、カニューレ、カニューレコネクタ、引込用チューブ、付勢部材、引込本体及び密閉部材を示している。
【図2】 図1の組立部品を中心線で切断した側面図である。
【図3】 図2の部分拡大図であって、引込本体の引込がまだ行われていないとき、引込本体がカテーテルコネクタによって保持される状態を示している。
【図4】 図3の自己引込型カテーテルイントロデューサが引込位置にあるときの状態を一部破断して示す側面図である。
【図5】 本発明の第2実施例の前部について、図7の5−5線に沿って切断した断面図である。
【図6】 第2実施例を一部破断して示す側面図であって、カテーテルコネクタ、引込用チューブ及び引込本体の全体を示している。
【図7】 本発明の第2実施例の前部を一部破断して示す図である。
【図8】 図5乃至図7の作用部品を一部破断して示す図であり、コネクタが取り除かれた後、引込本体が部分的に後退した状態を示している。
【図9】 図5乃至図8の第2実施例を一部破断して示す側面図であり、引込用チューブがコネクタから分離した後、完全に後退した状態を示している。

Claims (25)

  1. 開口(40)した前端部(36)を有する引込用チューブ(14)と、
    引込用チューブ(14)の中に摺動可能に配備され、針(60)を担持する前部(58)を有し、前部(58)と針(60)は、引込用チューブ(14)の前端部(36) の開口 (40)から突出している引込本体(18)
    引込用チューブ(14)の中に配備され、引込本体 (18) を、引込用チューブ (14) の後方に向けて付勢する付勢部材(16)と、
    前部には、針 (60) を通すことができるカニューレ (22) を有し、後部には、引込本体 (18) の前部 (58) に着脱可能で、引込本体 (18) 及び針 (60) の引込用チューブ (14) 内への後退を阻止する力にて、引込本体 (18) の前部 (58) を直接保持するコネクタ (24) を有する中空カテーテルコネクタ組立体 (12) 、を具えており、
    手操作でカテーテルコネクタ組立体 (12)と引込本体(18)を分離させると、付勢部材 (16) の付勢力により、引込本体(18)、針 (60) と共に、引込用チューブ(14)の中へ自ら引き込まれるようにしている、自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  2. コネクタ(24)は、摩擦による滑り嵌めによって、引込本体 (18) の前部 (58) に対して着脱可能に取り付けられる請求項1の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  3. コネクタ(24)は、引込本体(18)の前部(58)を収容する中空部 (28)を有しており、コネクタ (24) が、付勢部材(16)の作用によって後方へ移動するのを阻止するために、コネクタ(24)と引込用チューブ(14)の間に、突合せ部が設けられている請求項2の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  4. 突合せ部は、コネクタ(24)の後方に面する表面(84)と、引込用チューブ (14)の前端部(36)の前方に面する表面(86)によって構成される請求項3の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  5. 引込本体(18)の前部(58) はコネクタ(24)中空部 (28)へ十分に進入する外表面を有し、コネクタ(24)は内表面(34)を有しており、前記内表面(34)と外表面はコネクタ(24)を引込本体(18)へ着脱可能に取り付ける連結面(66)を構成する請求項3の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  6. 引込用チューブ (14)の開口(40) した前端部(36)は、内向きの出っ張り(82)を有しており、付勢部材(16) 前端部(78)が前記出っ張り(82)に当接して、引込本体 (18) に対して、引込用チューブ (14) の後方へ引き込む力が加わるようにしている請求項5の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  7. 付勢部材 (16) はバネ (16) であり、該バネ(16)は引込本体(18)の縮径部分の周りに嵌まり、引込本体(18)は、バネ(16)の後部(80)を受けるバネ座(70)を有している請求項6の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  8. 引込本体(18)後部 (72) は、針 (60)が適切に挿入された時を知るためのフラッシュ室(74)を含んでいる請求項7の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  9. コネクタ(24) の内表面 (34) 引込本体(18) の前部 (58) の外表面は、容易に圧力嵌めがなされるようにテーパ状に形成されている請求項の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  10. 連結面(66)は連続面である請求項の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  11. 針ホルダーから突出する引込本体(18)の前部(58)には、溝又は割れ目が形成され、連結面(66)は連続していない請求項の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  12. 引込本体 (18) の外表面とコネクタ(24) の内表面 (34) は、一方が凸部、他方がこれに対応する凹部によって相補的に作用する係合部を有しており、相補的係合部の係合が解除されないときは、自己引込が起こらないようにしている請求項11の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  13. 後部に開口(50')を有する本体部(88)と、該本体部(88)から前方に延びる前部(94)とを有し、前部(94)は複数のアーム(96)を有し、該アームがアーム間を通り本体部(88)へ通じる通路(98)を取り囲むようにしてなる引込用チューブ(14')と、
    引込用チューブ(14')の本体部(88)の中を直線方向に移動可能に取り付けられた前部 (58') を有し、引込用チューブ(14')の後部から装入可能であり、前部(58')がアーム(96)間の通路(98)を通って前方に延び、針(60)が前部(58')から前方へ延びている引込本体(56')と、
    引込用チューブ(14')の中に配備され、圧縮位置にて、引込力を引込本体(56')へ作用させる付勢バネ(16)と、
    アーム(96) を引込本体 (56') の前部 (58') に対して押圧するように、引込用チューブ (14') の前部 (94) の上を摺動可能で、かつ前部 (94) を摩擦力で保持できるように配備されたカテーテルコネクタ(24)と、を具えており、
    アーム (96) が前記カテーテルコネクタ (24) によって引込本体 (56') の前部 (58') に押圧されると、引込本体 (56') は、圧縮バネ (16) による引込力に抗して保持され、
    手操作でカテーテルコネクタ(24)と引込本体(56')を分離すると、引込本体(56')は引込用チューブ(14')の中に自ら引っ込むようにしている自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  14. 引込用チューブ(14')とその前部(94)は連続壁(90)を有している請求項13の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  15. アーム(96)は、バネ作用を有するアームであり、アーム(96)がコネクタ(24)で押されていない時は開放バネ状態である請求項13の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  16. 引込用チューブ (14') アーム(96)と引込本体(56')の前部(58')は、相補的な溝(110)又は突起(100)のどちらかを有しており、アーム(96)がカテーテルコネクタ(24)によってクランプされているとき、嵌まり合って、引込本体(56')を保持するようにしている請求項15の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  17. アーム(96)は前方に細長く延び、凸部(100)として作用するアーチ形縁部を有しており、引込本体(56')の前部(58')は前記縁部に嵌まるアーチ形溝(110)を有しており、カテーテルイントロデューサが組み立てられ、コネクタ(24)がアーム(96)の上に摺動可能に配備されると、アーチ形凸部(100)とアーチ形溝部(110)によって引込本体(56')を保持し、引込本体 (56') の前部 (58') が引込用チューブ (14') の中へ引き込まれないようにしている請求項16の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  18. 引込用チューブ(14')と前部(94)は連続する壁(90)である請求項17の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  19. 引込用チューブ(14')は連続する壁(90)であって、本体部(88)とアーム(96)を形成し、アーム(96)は引込用チューブ(14')の縮径部から前方に延びている請求項13の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  20. 引込本体 (56') は、前部 (58') の背後に、縮径部から外向きに広がる段部 (106) が形成され、該段部は、引込本体 (56') を、引込用チューブ (14') の後部から装填する際、引込本体 (56') のストッパとして作用する請求項19の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  21. カテーテルコネクタ(24)が取り付けられ、引込用チューブ(14')のアーム(96)を引込本体(56')の前部(58')に押圧すると、引込本体(56')の前部(58')は、引込用チューブ(14')のアーム(96)を超えて延び、両方ともカテーテルコネクタ(24)によって被覆される請求項20の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  22. バネ(16)の前端部(78)は、引込本体(56')の縮径部に形成された出っ張り縁(82')に当接して、引込力を引込本体(56')へ加える請求項20の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  23. バネ(16)は引込本体(56')の縮径部分の周りに嵌まり、引込本体(56')は前記バネ(16)の後端部(80)を受けるバネ座(70)を有しており、バネ(16)はバネ座(70)と出っ張り縁(82')の間に圧縮され、引込力を引込本体(56')へ作用する請求項22の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  24. 引込本体(56')の後端部(80)には、引込用チューブ(14')の内側にフラッシュ室(74')が設けられており、カテーテル(24)が正しく挿入されたときを確認することができる請求項23の自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
  25. 本体部(88)と縮径した前部(94)とを有する引込用チューブ (14') であって、前記本体部 (88) の前表面 (86') から前方に延びるバネ部材(96)と、バネ部材(96)の内側で本体部(88)へ通じる通路(98)とを具える引込用チューブ(14')と、
    引込用チューブ(14')の後部から装填可能であり、引込用チューブ(14')の本体部(88)の内部に配備される後部(72')と、バネ部材(96)の内側の通路(98)を摺動可能で、針(60)を担持する前部(58')とを有する引込本体(56')と、
    引込用チューブ (14') と引込本体 (56') の間に配備され付勢力を及ぼして、引込本体(56')後方に向けて、引込用チューブ(14')の中へ駆動させる付勢部材(16)と、
    引込本体(56')の前部(58')引込用チューブ (14') バネ部材(96)とが互いに作用する面であって、該面どうしの係合によって、引込本体(56')を、引込用チューブ (14') に対して、付勢部材 (16) の付勢力に抗して保持する係合面と、
    前端部に針 (60) が通るカニューレ (22) を有し、中空部を有する後部にコネクタ (24) を有し、該コネクタ (24) がバネ部材 (96) の上を摺動可能に配備されるカテーテルコネクタ組立体 (12)とを具えており、
    前記コネクタ (24) により、引込本体 (56') の前部 (58') とバネ部材 (96) の係合面を係合させて、引込本体 (56') が引込用チューブ (14') に関して保持されるようになし、
    手操作によって、カテーテルコネクタ組立体 (12)が引込用チューブ(14')から分離すると、付勢部材 (16) からの付勢力により、引込本体 (56') は針 (60) と共に、引込用チューブ (14') の中へ、自ら引き込まれるようにしている自己引込型IVカテーテルイントロデューサ。
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