JP3729040B2 - 温水床暖房パネルのパイプの配管方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、温水床暖房パネルの製造にあたって、温水を通すパイプを床パネルに配管する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
温水床暖房パネルを製造するとき、床パネル1に設けたパイプ収納溝2に沿ってパイプ3を配管するが、従来は図12に示すようにパイプ収納溝2に嵌め込んでいた。パイプ3は架橋ポリエチレンのような合成樹脂製であり、リールから供給されるようになっている。リールからモータ駆動等で繰り出されたパイプ3がガイド筒4を介して床パネル1の上に供給されるが、このパイプ3を人手によりローラ5等を使用しながらパイプ収納溝2に沿って嵌め込む方法で配管していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、かかる従来例ではパイプ3の配管長さが長いので作業者の移動が作業能率の低下になる。またローラ等5を使用しながら人手で押し込むために作業者の腕の筋肉疲労も発生するという問題がある。またリールから繰り出されるパイプ3は巻き癖がついており、Uターンさせる箇所はパイプ3を曲げるための作業性が悪い(特にパイプ3が硬いと顕著である)。従って上記の点から生産性が悪いという問題がある。
【0004】
本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、労力を要せず生産性よくパイプを配管できる温水床暖房パネルのパイプの配管方法を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の温水床暖房パネルのパイプの配管方法は、所定の配管パターンを有するパイプ曲げ治具6にパイプ3を供給してパイプ3をパイプ曲げ治具6にて所定の配管パターンに曲げ、配管パターンに沿ったパイプ収納溝2を有する床パネル1の上にパイプ曲げ治具6を移動させ、パイプ曲げ治具6に保持したパイプ3を配管パターンに沿って曲げた状態で床パネル1側に突き出してパイプ3を全長に亙ってパイプ収納溝2に嵌め込むことを特徴とする。パイプ曲げ治具6にパイプ3を供給してパイプ曲げ治具6にて所定の配管パターンにパイプ3を曲げた状態からパイプ3を突き出してパイプ3を全長に亙って床パネル1のパイプ収納溝2に嵌め込んで配管できるものであって、労力を要せずにパイプ3を床パネル1のパイプ収納溝2に沿って配管でき、生産性を向上できる。
【0006】
また所定の配管パターンに沿ってパイプ3を曲げることができるパイプ曲げ治具6は長手方向に分割して形成してあり、長手方向のサイズが大きいときにはパイプ曲げ治具6の上記分割部に継ぎ部材7を介装することを特徴とすることも好ましい。パイプ3の配管パターンの長さが変わっても同じ装置で対応することができる。
【0007】
また所定の配管パターンを有する第1のパイプ曲げ治具6aに第1のパイプ3aを供給して第1のパイプ3aを第1のパイプ曲げ治具6aにて所定の配管パターンに曲げると共に所定の配管パターンを有する第2のパイプ曲げ治具6bに第2のパイプ3bを供給して第2のパイプ3bを第2のパイプ曲げ治具6bにて所定の配管パターンに曲げ、第1のパイプ曲げ治具6aの下に床パネル1を位置させて床パネル1の上に第1のパイプ曲げ治具6aを下降させると共に第1のパイプ曲げ治具6aから第1のパイプ3aを下方に突き出して第1のパイプ3aを床パネル1のパイプ収納溝2のうち第1のパイプ収納溝3aに嵌め込み、次いで第2のパイプ曲げ治具6bの下に床パネル1を位置させて床パネル1の上に第2のパイプ曲げ治具6bを下降させると共に第2のパイプ曲げ治具6bから第2のパイプ3bを下方に突き出して第2のパイプ3bを床パネル1のパイプ収納溝2のうち第2のパイプ収納溝2bに嵌め込むことを特徴とすることも好ましい。これにより、床パネル1に2本のパイプ3a,3bを夫々所定の配管パターンで容易に配管できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
床パネル1は細長い矩形状であり、断熱性のある基材10の周囲に枠材11を装着してある。この床パネル1の上面側に温水を通すパイプ3を配管するためのパイプ収納溝2を所定の配管パターンに沿って凹設してある。本例の場合、配管パターンの異なる第1のパイプ3aと第2のパイプ3bを通すためにパイプ収納溝2として第1のパイプ収納溝2aと第2のパイプ収納溝2bを凹設してある。第1のパイプ3a及び第2のパイプ3bとしてのパイプ3は架橋ポリエチレンのような合成樹脂製である。
【0009】
図1及び図2は床パネル1にパイプ3を配管する配管装置全体を示すものである。床パネル1を搬送する搬送コンベア13の搬入側には積載した床パネル1を昇降させるリフター14を配置してあり、リフター14と搬送コンベア13との間にはリフター14から床パネル1を1枚づつ搬送コンベア13に移載する移載機15を配置してある。搬送コンベア13の搬出側にはパイプ3を配管した床パネル1を積載する積載部16を設けてあり、搬送コンベア13と積載部16との間には搬送コンベア13から積載部16に床パネル1を移載する移載機15を配置してある。搬送コンベア13には第1のパイプ3aを配管する第1の配管部17aと第2のパイプ3bを配管する第2の配管部17bとを有しており、夫々パイプ曲げ治具6を配置してある。第1の配管部17aには第1のパイプ曲げ治具6aを配置してあり、第1のパイプ曲げ治具6aの側方にはリールに巻いた第1のパイプ3aを繰り出す第1のパイプ供給部18aを配置してある。第2の配管部17bには第2のパイプ曲げ治具6bを配置してあり、第2のパイプ曲げ治具6bの側方にはリールに巻いた第2のパイプ3bを繰り出す第2のパイプ供給部18bを配置してある。
【0010】
第1のパイプ曲げ治具6aは図4乃至図7に示すように構成されており、矩形状のベース板20の下面には送り出しローラ21,22、複数個の駆動ローラ23、直線状ガイド24、円弧状ガイド25等を装着してある。上記駆動ローラ23は配管パターンの曲がり部に対応する位置に設けてあり、本例の場合、駆動ローラ23としては駆動ローラ23a,23b,23c,23d,23e,23fと6個ある。ベース板20の上面側にはモータ26,27を搭載してあり、モータ26にて送り出しローラ21、駆動ローラ23a,23b,23c,23dが連動して駆動されるようにチェーン28,29を掛け回してあり、モータ27にて駆動ローラ23e,23fが連動して駆動されるようにチェーン30を掛け回してある。直線状ガイド24は所定の間隔を隔てて対向させてあり、一対の直線状ガイド24間にガイド溝31を形成してある。駆動ローラ23の外周と円弧状ガイド25との間も所定の間隔を隔てて対向させてあり、これらの間にガイド溝31を形成してある。上記送り出しローラ21,22や駆動ローラ23の外周にはパイプ3に傷付いたりしないようにするために硬質ゴム32等をライニングしたりしてあり、その他パイプ3と接触する部分には硬質クロムメッキ等の表面処理を施してある。また直線状ガイド24や円弧状ガイド25の駆動ローラ23の外面と対向する端部には面取り33を設けてあり、パイプ3が引っ掛からないようになっている。ベース板20の下面の送り出しローラ21,22の出口側にはニッパーのようなカッター34を設けてあり、エアー駆動で自動的にパイプ3を切断できるようになっている。またガイド溝31の下面側にはガイド溝31からパイプ3が飛び出さないようにするパイプ受け35を配置してある。このパイプ受け35はパイプ3を曲げ成形するときにはガイド溝31の下面を閉塞しているが、パイプ3を取り出すときはガイド溝31の下面から退避してガイド溝31の下面を開放するようになっている。本例のパイプ受け35は図6(b)のように符号35a,35b,35c,35d,35eの5つの部材で形成されている。
【0011】
上記第1のパイプ曲げ治具6aのベース板20は上下昇降自在な支持体36に吊り下げてあり、治具昇降シリンダ37で支持体36を昇降することにより第1のパイプ曲げ治具6aを昇降できるようになっている。支持体36と第1のパイプ曲げ治具6aとの間にはピンプレート38を配置してあり、プレート昇降シリンダ51にてピンプレート38を上下に昇降できるようになっている。ピンプレート38から複数本のピン39を垂下してあり、複数本のピン39がガイド溝31と対応する位置でベース板20に摺動自在に挿通してある。
【0012】
第2のパイプ曲げ治具6bも基本的には第1のパイプ曲げ治具6aと同じ構造であるが、配管パターンが異なる。第2のパイプ曲げ治具6bは図8に示すように構成されており、矩形状のベース板20の下面には送り出しローラ21,22、複数個の駆動ローラ23、直線状ガイド24、円弧状ガイド25等を装着してある。上記駆動ローラ23は配管パターンの曲がり部に対応する位置に設けてあり、本例の場合、駆動ローラ23としては駆動ローラ23h,23iと2個ある。ベース板20の上面側にはモータ26,27を搭載してあり、モータ26にて送り出しローラ21、駆動ローラ23hが連動して駆動されるようにチェーン40を掛け回してあり、モータ27にて駆動ローラ23iが駆動されるようにチェーン41を掛け回してある。直線状ガイド24は所定の間隔を隔てて対向させてあり、一対の直線状ガイド24間にガイド溝31を形成してある。駆動ローラ23の外周と円弧状ガイド25との間も所定の間隔を隔てて対向させてあり、これらの間にガイド溝31を形成してある。本例の場合、駆動ローラ23iの近傍ではローラガイド43にてガイドされるようになっている。ベース板20の下面の送り出しローラ21,22の出口側にはニッパーのようなカッター34を設けてあり、エアー駆動で自動的にパイプ3を切断できるようになっている。またガイド溝31の下面側にはガイド溝31からパイプ3が飛び出さないようにするパイプ受け35を配置してある。このパイプ受け35はパイプ3を曲げ成形するときにはガイド溝31の下面を閉塞しているが、パイプ3を取り出すときはガイド溝31の下面から退避してガイド溝31の下面を開放するようになっている。本例のパイプ受け35は図9のように符号35h,35i,35j,35kの4つの部材で形成されている。
【0013】
上記第2のパイプ曲げ治具6bのベース板20は上下昇降自在な支持体36に吊り下げてあり、治具昇降シリンダ37で支持体36を昇降することにより第2のパイプ曲げ治具6bを昇降できるようになっている。支持体36と第1のパイプ曲げ治具6bとの間にはピンプレート38を配置してあり、プレート昇降シリンダ38にてピンプレート38を上下に昇降できるようになっている。ピンプレート38から複数本のピン39を垂下してあり、複数本のピン39がガイド溝31と対応する位置でベース板20に摺動自在に挿通してある。
【0014】
第2の配管部17bより搬出側はテープ貼り兼溶着部45となっており、このテープ貼り兼溶着部45にはテープ貼り装置(図示せず)と超音波溶着機46を配置してある。
【0015】
上記のようにパイプの配管装置が構成されているが、この装置を用いて次のように床パネル1にパイプ3が配管される。リフター14から移載機15にて床パネル1が順次搬送コンベア12に移載され、床パネル1が搬送コンベア12で搬送され、第1の配管部17aや第2の配管部17bで床パネル1に第1のパイプ3aや第2のパイプ3bが配管され、テープ貼り兼溶着部45でテープ貼りされると共に超音波溶着機46で超音波溶着される。そして上記のように配管が施された床パネル1は移載機15にて積載部16に移載されて積載部16に積載される。
【0016】
第1のパイプ曲げ治具6aでは第1のパイプ供給部18aから繰り出された第1のパイプ3aが図4(a)に示すように送り出しローラ21,22で送り出され、駆動ローラ23の駆動にてガイド溝31に沿って搬送されると共にガイド溝31に沿って曲げられて第1のパイプ3aが図5(a)に示すように所定の配管パターンに曲げられる。このときガイド溝31の下面はパイプ受け35で閉じられている。第1のパイプ3aを所定の配管パターンに曲成した状態で第1のパイプ3aの送りが停止され、カッター34にて図5(b)に示すように第1のパイプ3aが切断される。
【0017】
第2のパイプ曲げ治具6bでも、第2のパイプ供給部18bから繰り出された第2のパイプ3bが送り出しローラ21,22で送り出され、駆動ローラ23の駆動にてガイド溝31に沿って搬送されると共にガイド溝31に沿って曲げられて第2のパイプ3bが所定の配管パターンに曲げられる。第2のパイプ3bを所定の配管パターンに曲成した状態で第2のパイプ3bの送りが停止され、カッター34にて第2のパイプ3bが切断される。
【0018】
搬送コンベア12で搬送されてきた床パネル1が第1のパイプ曲げ治具6aの下にきたとき、治具昇降シリンダ37にて支持体36が下降させられて第1のパイプ曲げ治具6aが床パネル1に近接するように下降させられる。この状態でパイプ受け35が図6(a)の矢印のように移動させられてガイド溝31の下面からパイプ受け35が退避させられ、プレート昇降シリンダ51にてピンプレート38が下降させられ、複数本のピン39が下降してピン39にてガイド溝31内の第1のパイプ3aが下方に突き出され、第1のパイプ3aが曲がった状態で床パネル1の第1のパイプ収納溝2aに嵌め込まれ、第1のパイプ収納溝2aに沿って第1のパイプ3aが配管される。この後、ピン39が上昇させられると共に第1のパイプ曲げ治具6aが上昇させられる。第1のパイプ3aが配管された床パネル1が第2のパイプ曲げ治具6bの下にきたとき、治具昇降シリンダ37にて支持体36が下降させられて第2のパイプ曲げ治具6bが床パネル1に近接するように下降させられる。この状態でパイプ受け35が移動させられてガイド溝31の下面からパイプ受け35が退避させられ、プレート昇降シリンダ51にてピンプレート38が下降させられ、複数本のピン39が下降してピン39にてガイド溝31内の第2のパイプ3bが下方に突き出され、第2のパイプ3bが曲がった状態で床パネル1の第2のパイプ収納溝2bに嵌め込まれ、第2のパイプ収納溝2bに沿って第2のパイプ3bが配管される。この後、ピン39が上昇させられると共に第2のパイプ曲げ治具6bが上昇させられる。
【0019】
床パネル1に図3のように第1のパイプ3a及び第2のパイプ3bを配管した後に床パネル1がテープ貼り兼溶着部45に搬送されたとき接着テープ47が貼れてパイプ3が外れないように固定されると共に第1のパイプ3aの端部及び第2のパイプ3bの端部が熱融着で閉塞されて次工程等でごみ等が入ったりしないようにされる。この熱融着で閉塞した部分は最終的に切断して開口させられる。
【0020】
なお、床パネル1には最終的に表面材が貼られる。なお、また本発明では床パネル1に第1のパイプ3aと第2のパイプ3bを配管しているが、これは床パネル1を敷設して床暖房装置を組み立てたとき第1のパイプ3aまたは第2のパイプ3bの一方を温水の往路側の管路に他方を温水の復路側の管路にしたりするためである。
【0021】
また床パネル1にパイプ3を配管するとき、図3(a)のように配管のパターンが長い場合と図3(b)のように配管のパターンが短い場合があるが、この場合にも対応できるようにパイプ曲げ治具6としての第1のパイプ曲げ治具6aや第2のパイプ曲げ治具6bに工夫したのが図10、図11の例である。この例では第1のパイプ曲げ治具6aについて述べるが、第2のパイプ曲げ治具6bでもでも基本的に同じである。第1のパイプ曲げ治具6aは図10に示すように分割線50にて左右の本体部Aと端部Bとに分割してある。また必要に応じて本体部Aと端部Bに介装する継ぎ部材7として継ぎ材C,D,E,Fを用意してある。
【0022】
サイズの最も小さい品種の場合には図10に示すように本体部Aと端部Bとだけを組み合わせて使用する。上記のものより長い品種を生産するときは、図11に示すようにモータで端部Bを所定位置まで矢印a方向に移動させた後、継ぎ材C,Dをシリンダで矢印b方向に前進させ、長手方向に拡張した箇所にセットする。このとき継ぎ材C,Dは継ぎ材C,Dのガイド溝31の芯と隣接する本体部Aや端部Bのガイド溝31の芯とが一致するように位置決めする。また継ぎ材C,Dにはパイプ受け35とこのパイプ受け35を駆動する機構とパイプ3を突き出すピン39とこのピン39を昇降する機構が組み込まれている。また元のサイズに戻す場合は上記の動作を逆にさせる。一方、さらに長い品種の場合は同じ要領で継ぎ材E,Fを継ぎ材C,Dの隣りに直列に配置して同様に動作を行うようにさせる。
【0023】
【発明の効果】
本発明の請求項1の発明は、所定の配管パターンを有するパイプ曲げ治具にパイプを供給してパイプをパイプ曲げ治具にて所定の配管パターンに曲げ、配管パターンに沿ったパイプ収納溝を有する床パネルの上にパイプ曲げ治具を移動させ、パイプ曲げ治具に保持したパイプを配管パターンに沿って曲げた状態で床パネル側に突き出してパイプを全長に亙ってパイプ収納溝に嵌め込むので、パイプ曲げ治具にパイプを供給してパイプ曲げ治具にて所定の配管パターンにパイプを曲げた状態からパイプを突き出してパイプを全長に亙って床パネルのパイプ収納溝に嵌め込んで配管できるものであって、労力を要せずにパイプを床パネルのパイプ収納溝に沿って配管でき、生産性を向上できるものである。
【0024】
また本発明の請求項2の発明は、請求項1において、所定の配管パターンに沿ってパイプを曲げることができるパイプ曲げ治具は長手方向に分割して形成してあり、長手方向のサイズが大きいときにはパイプ曲げ治具の上記分割部に継ぎ部材を介装するので、パイプの配管パターンの長さが変わっても同じ装置で対応することができるものである。
【0025】
また本発明の請求項3の発明は、請求項1において、所定の配管パターンを有する第1のパイプ曲げ治具に第1のパイプを供給して第1のパイプを第1のパイプ曲げ治具にて所定の配管パターンに曲げると共に所定の配管パターンを有する第2のパイプ曲げ治具に第2のパイプを供給して第2のパイプを第2のパイプ曲げ治具にて所定の配管パターンに曲げ、第1のパイプ曲げ治具の下に床パネルを位置させて床パネルの上に第1のパイプ曲げ治具を下降させると共に第1のパイプ曲げ治具から第1のパイプを下方に突き出して第1のパイプを床パネルのパイプ収納溝のうち第1のパイプ収納溝に嵌め込み、次いで第2のパイプ曲げ治具の下に床パネルを位置させて床パネルの上に第2のパイプ曲げ治具を下降させると共に第2のパイプ曲げ治具から第2のパイプを下方に突き出して第2のパイプを床パネルのパイプ収納溝のうち第2のパイプ収納溝に嵌め込むので、床パネルに2本のパイプを夫々所定の配管パターンで容易に配管できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するパイプの配管装置の一部切欠正面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】(a)(b)は床パネルにパイプを配管した状態の平面図である。
【図4】(a)同上の第1のパイプ曲げ治具の一部切欠底面図、(b)は(a)のX部を拡大せる断面図、(c)は(a)のY部を拡大せる断面図である。
【図5】(a)は同上のパイプを曲げた状態の第1のパイプ曲げ治具の一部切欠底面図、(b)はカッター部分の断面図である。
【図6】(a)は同上のパイプを曲げた状態の第1のパイプ曲げ治具の平面図、(b)はパイプ受けを説明する概略図である。
【図7】同上の第1のパイプ曲げ治具からパイプを突き出すときの状態を示す一部切欠正面図である。
【図8】(a)は同上の第2のパイプ曲げ治具の底面図、(b)は(a)のZ部を拡大せる断面図、(c)は(a)のW部を拡大せる断面図である。
【図9】同上の第2のパイプ曲げ治具のパイプ受けの概略図である。
【図10】同上の他の例の第1のパイプ曲げ治具を説明する平面図である。
【図11】同上の他の例の第1のパイプ曲げ治具を説明する平面図である。
【図12】(a)は従来例を示す斜視図、(b)は従来例の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 床パネル
2 パイプ収納溝
2a 第1のパイプ収納溝
2b 第2のパイプ収納溝
3 パイプ
3a 第1のパイプ
3b 第2のパイプ
6 パイプ曲げ治具
6a 第1のパイプ曲げ治具
6b 第2のパイプ曲げ治具
7 継ぎ部材
Claims (3)
- 所定の配管パターンを有するパイプ曲げ治具にパイプを供給してパイプをパイプ曲げ治具にて所定の配管パターンに曲げ、配管パターンに沿ったパイプ収納溝を有する床パネルの上にパイプ曲げ治具を移動させ、パイプ曲げ治具に保持したパイプを配管パターンに沿って曲げた状態で床パネル側に突き出してパイプを全長に亙ってパイプ収納溝に嵌め込むことを特徴とする温水床暖房パネルのパイプの配管方法。
- 所定の配管パターンに沿ってパイプを曲げることができるパイプ曲げ治具は長手方向に分割して形成してあり、長手方向のサイズが大きいときにはパイプ曲げ治具の上記分割部に継ぎ部材を介装することを特徴とする請求項1記載の温水床暖房パネルのパイプの配管方法。
- 所定の配管パターンを有する第1のパイプ曲げ治具に第1のパイプを供給して第1のパイプを第1のパイプ曲げ治具にて所定の配管パターンに曲げると共に所定の配管パターンを有する第2のパイプ曲げ治具に第2のパイプを供給して第2のパイプを第2のパイプ曲げ治具にて所定の配管パターンに曲げ、第1のパイプ曲げ治具の下に床パネルを位置させて床パネルの上に第1のパイプ曲げ治具を下降させると共に第1のパイプ曲げ治具から第1のパイプを下方に突き出して第1のパイプを床パネルのパイプ収納溝のうち第1のパイプ収納溝に嵌め込み、次いで第2のパイプ曲げ治具の下に床パネルを位置させて床パネルの上に第2のパイプ曲げ治具を下降させると共に第2のパイプ曲げ治具から第2のパイプを下方に突き出して第2のパイプを床パネルのパイプ収納溝のうち第2のパイプ収納溝に嵌め込むことを特徴とする請求項1記載の温水床暖房パネルのパイプの配管方法。
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