JPH01214560A - 原紙搬送装置 - Google Patents

原紙搬送装置

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JPH01214560A
JPH01214560A JP3585888A JP3585888A JPH01214560A JP H01214560 A JPH01214560 A JP H01214560A JP 3585888 A JP3585888 A JP 3585888A JP 3585888 A JP3585888 A JP 3585888A JP H01214560 A JPH01214560 A JP H01214560A
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pallet
roll
paper roll
lifter
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Shuji Kawai
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、原紙搬送装置に関し、更に詳細には、原紙
ロールを原紙供給装置に装填するに際し、原紙ロールに
おける直径寸法の変動に関係なく、該ロールの自動装填
を円滑になし得る搬送装置に関するものである。
従来技術 中芯紙に所要ピッチの波形を付与し、この波形段頂部と
ライナとを糊付は接着して片面段ボールシートを製造し
、更にこの片面段ボールシートにハックライナを貼合わ
せることにより、両面段ボールシートを製造するコルゲ
ートマシンが広く普及している。このコルゲートマシン
には、片面段ボールシートを製造するシングルフェーサ
および得られた片面段ボールシー1へにハックライナを
貼合わせるダブルフェーサが主要な装置として使用され
る。更にその付帯設備として、中芯紙やライナその他バ
ックライナ等のウェブ(これらのウェブを以下「原紙J
という)を、前記シングルフェーサやダブルフェーサに
連続的に供給する原紙供給装置が不可欠となっている。
前記原紙は、中芯となる紙管に巻装した所定直径のロー
ル(以下「原紙ロール」という)の状態で流通される。
そして該原紙ロールを所定のストックヤードから前記原
紙供給装置まで搬送し、またオーダチェンジ等により原
紙供給装置から取外された原紙ロールを、再びストック
ヤードに戻すための原紙ロール搬送装置が、原紙供給装
置に隣接して配設されている。すなわち、原紙供給装置
の配設位置まで搬送された原紙ロールは、原紙供給装置
に装填され、ここで原紙の繰出し供給が行なわれる。ま
た段ボールシー1〜のオーダ変更に伴い、前記原紙ロー
ルは原紙供給装置から取外され、再び搬送装置に移載さ
れて所定のストックヤードまで搬出される。
コルゲートマシンに使用される原紙供給装置としては、
第8図に示す所謂スイングアーム式のミルロールスタン
ドが広く知られている。このミル凸−ルスタンド10は
、水平な回動軸11 、1.2に夫々スプライン結合さ
れる左右一対のスイングアーム13,13を2基有し、
各アーム13.13の先端に、原紙ロール14における
紙管15の両端部に挿通可能なセンターブロック16.
16が夫々対向的に装着されている。
ミルロールスタンド10と隣接し、かつ該ミルロールス
タンド10における両スイングアーム13.13の揺動
軌跡の下方となる位置には、原紙ロール14を搬入する
搬送装置]。7が配設されている。この搬送装置17と
しては、従来よりいわゆる1〜ロツコ式コンベヤが好適
に使用される。例えば、図に示す如く、ミルロールスタ
ンド10を挟む左右の工場敷地面に、原紙ロール14の
搬入および搬出を行なうための搬入・搬出路18が形成
されている。この搬入・搬出路18は、工場敷地面に所
要深さで掘り下げられ、前記回動軸11゜12と平行に
延在するピットで構成され、図示しない駆動手段により
走行自在に駆動される台車19がこのピットに配設され
ている。台車19は、原紙ロール14を載置するための
テーブル2oを上部に備え、このテーブル2oだけを前
記ピットの上方に臨ませている。
このミルロールスタンド10において、例えば、右側の
回動軸12に支持した一方の側のスイングアーム13,
13に原紙ロール14の装填を行なうには、原紙ロール
14を載置した台車19を右側の搬入・搬出路18に走
行させて、当該台車19を前記スイングアーム13,1
3の揺動軌跡の下方に到来させる。このとき両スイング
アーム13゜13は、相互に離間させてあり;この状態
で右側の回動軸12を時計方向に回動させて、前記セン
ターブロック16.16と原紙ロール14の紙管15と
の中心が整列する位置で停止させる。
次いで、両スイングアーム13,13を相互に近液移動
させて、前記センターブロック16.16により原紙ロ
ール14の紙管15を挟圧(チャッキング)した後、当
該アーム13.13を反時計方向上方に回動させること
により、原紙ロール14の装填(「原紙掛け」ともいう
)がなされる。
発明が解決しようとする課題 このように、スイングアーム形式のミルロールスタンド
1oでは、先に説明した如く、台車19に載置された原
紙ロール14をスイングアームL3,13に装填するた
めには、前記センターブロック16.16を原紙ロール
14における紙管15の中心に一致させる必要がある。
ここで、センターブロック16の中心は、回動軸12を
中心としてアーム13の長さ寸法を半径とする円弧軌跡
上を移動する。このため、台車19に載置されるロール
径の異なる各種の原紙ロール14の中心と、センターブ
ロック16の中心とを常に一致させることは不可能であ
り、従来センターブロック16゜16と紙管15との中
心合せの作業は人手により行なわれており、このため自
動化が極めて困難であった。
更に第9図に示す如く、原紙が消費されて原紙ロール1
4の径が大きく減少したものについては、その自動装填
自体をなし得ない欠点がある。すなわち、スイングアー
ム13の先端に取付けられるセンターブロック16には
、原紙ロール14の回転時における慣性による原紙の過
剰な繰出しを防止するために、ブレーキ手段21が同軸
的に配設されて、当該センターブロック16の回転に対
し制動を付与するようになっている。このブレーキ手段
21は、その構造上直径が極めて大きくなるため、工場
敷地面に対して最大限近接し得る距離には自ずと制限が
あり、例えばセンターブロック16の中心C1と工場敷
地面との高さ寸法は、h1以下となし得ない。しかるに
、原紙の消費により直径の大きく減少した原紙ロール1
4の紙管中心C2と工場敷地面との高さ寸法h2が、図
示の如く前記高さ寸法h1よりも小さく(h2<hl)
なると、前記センターブロック16の中心が、台車19
上に載置した原紙ロール14の紙管中心まで到来し得な
くなる。このときは自動チャッキングが不可能となり、
作業者が原紙ロール14を人手により持上げて、各紙管
15の端部を対応のセンターブロック16に挿入する繁
雑な重作業を要している。
発明の目的 この発明は、前述した原紙の交換作業に内在している前
記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたも
のであって、頻繁なオーダ変更に伴う原紙ロールの着脱
交換に際し、原紙・ロールの直径寸法に関係なく常に自
動的に装填することができ、併せて自動化を容易に達成
し得る原紙搬送装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前記問題点を克服し、所期の目的を達成するため本発明
は、原紙供給装置に隣接配置され、原紙ロールを前記原
紙供給装置に装填可能な位置まで搬送する原紙搬送装置
において、原紙供給方向と交差する方向に延在する往復
動自在なコンベヤ駆動系と、このコンベヤ駆動系に分離
自在に載置される原紙ロール用パレットと、前記原紙供
給装置に隣接位置し、前記パレットをコンベヤ駆動系に
対し所要の指令により分離上昇および下降復帰させるリ
フターとから構成したことを特徴とする。
実施例 次に、本発明に係る原紙搬送装置につき、好適な実施例
を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお
本発明の趣旨とするところは、原紙ロールの直径寸法に
関係なく、自動的に原紙ロールを原紙供給装置に装填す
ることにあるが、全体の理解に資するために、本発明の
原紙搬送装置が好適に配設される原紙供給装置の概略構
成から先ず説明する。
(原紙供給装置について) 第5図に示す如く、実施例に係る原紙供給装置10は、
スイングアーム形式のミルロールスタンドとして構成さ
れ、原紙の紙継ぎを行なう公知のスプライサ−22の下
方に設置される。このミルロールスタンド10を構成す
るスイングアーム機構は、上方に延在する垂線を中心と
して、左右に所要の角度だけ回動可能な一対のスイング
アームを備えている。但し図示例では、スプライサ−を
使用して自動紙継ぎを実施するために、左右2基のスイ
ングアーム機構23.24が配設されており、これら2
基のスイングアーム機構は何れも機械的構成が全く同一
であるので、図中左側に配設したスイングアーム機構2
3についてのみ説明を行ない、右側に配設したスイング
アーム機構24に関する説明は省略する。
例えば、台座25上において、原紙の供給方向と直交す
る方向に所定間隔離間して一対の軸受26.26(一方
のみ図示)が対向配置され、これら軸受26.26に回
動軸]−1の各端部が揺動自在に枢支されている。この
回動軸]、1には、一対のスイングアーム13,1.3
(一方のみ図示)の基部が、スプライン接続され、図示
しない油圧シリンダを正逆方向に付勢することにより、
相対的に近接方向および離間方向へ移動し得るよう構成
されている。また前記回動軸11は、図示しない油圧シ
リンダによって一対のスイングアーム13,13と共に
、所定の角度で回動される。従ってスイングア−ム13
,13は、後述するように、スイングアーム機構の両側
に平行に延在する原紙搬送装置の何れかを選択して、そ
の上方において傾動状態で停止可能である。
各スイングアーム13の先端部には、対をなす他方のス
イングアーム13の先端部に指向して突出するセンター
ブロック16が固定されており、両センターブロック1
6.16により原紙ロール14の紙管15を両側からチ
ャッキング可能となっている。なおこのセンターブロッ
ク16には、原紙ロール14の回転時における慣性によ
る原紙の過剰な繰出しを防止するために、前述した如き
ブレーキ手段21が同軸的に配設されて、当該センター
ブロック16の回転に対し制動を付与するよう構成され
る。
(原紙搬送装置について) 前記スプライサ−22が据付けられ、かつ前記ミルロー
ルスタンド10が設置されている工場敷地の床面には、
スイングアーム13,13を夫々軸支する回動軸11.
12に対して平行(原紙の供給方向に対しては直交する
方向)に、3本のピット27が所要の深さで穿設されて
いる。そして、これらピット中に、夫々本発明として提
案される原紙搬送装置17が収納設置されている。
第1図に示す如く、ピット27中に一対のフレーム28
.28が所定間隔離間して平行に配設され、このフレー
ム28の下端部は内側(対向するフレーム方向)に水平
に折曲形成されている。これら水平部28a、28aに
はレール29.29が平行に立設され、その上端面に後
述するパレット51に配設した複数のローラ53を走行
自在に載置し得るよう構成される。このレール29.2
9の長手方向所定箇所には、第3図に示す如く、蓋体6
1(一部のみ図示)を支持するための複数の支持板62
が架設され、作業者の通行に支障がないように配慮され
ている。なお蓋体61とフレーム28.28との間には
、後述するパレット51の雨垂下部51a。
5.1aが通過し得る隙間が画成される。
前記レール29.29には、第3図に示すように、左方
の所定位置に従動軸30が回転自在に枢支され、この従
動軸30におけるレール29.29の外方に突出する両
端部に、スプロケット31.31が−配設されている。
また従動軸30から右方に所定間隔離間したレール29
.29に、駆動軸32が回転自在に枢支され、この駆動
軸32の両端部に配設したスプロケット33.33と前
記従動軸30に配設したスプロケット31.31とに、
コンベヤ駆動系をなす無端ローラチェン34.34が巻
掛けられている。更に、前記レール29の外側(フレー
ム28と対向する側)には、無端ローラチェン34の走
行経路に沿って支持部材35が配設され、この支持部材
35に無端ローラチェン34の案内レール36が配設さ
れている、。
また支持部材35の下方に位置する前記フレーム28の
水平部28aにも、無端ローラチェン34の案内レール
36が配設される。すなわち、第4図に示す如く、前記
スプロケット31.33に巻掛けられた無端ローラチェ
ン34は、レール29の外側に配置した上下の案内レー
ル36.36に沿って走行する。
一12= なお前記従動軸30は、調節ボルト64.64を介して
前記駆動軸32との間隔調節、すなわち、無端ローラチ
ェン34.34のテンションを調節し得るよう構成され
ている。
第3図に示す如く、減速機を備えたモータ37が、前記
駆動軸32に近接して両し−ル29.2!Il1間に設
置され、とのモータ37の回転軸に設けたスプロケット
38と、駆動軸32に設けたスプロケット39とにチェ
ノ40が巻掛けられている。
そして該モータ37を所要方向に回転させることにより
、前記駆動軸32およびスプロケット33゜33を介し
て前記無端ローラチェン34.34に直線的な往復走行
が与えられ、後述する如く無端ローラチェン34.34
と係合するパレット51を、リフター54(後述)配設
位置に搬入したり、該位置から搬出させ得るよう構成さ
れる。
前記無端ローラチェン34には、第2図および第3図に
示す如く、その長手方向の所定長さに亘って、後述する
パレット51の搬送面となる上面側に突出する複数の係
合ローラ50が回転自在に所定間隔で枢支されている。
すなわち、無端ローラチェン34の一部は、形状の異な
るリンクプレー1〜34aとリンクプレート34bとが
交互に連結された構造を有し、このリンクプレート34
bの中央部に突出形成した突部に、前記係合ローラ50
が枢支される。なお実施例では、無端ローラチェン34
の一部(パレット51の長さ寸法よりも長い距離)にの
み係合ローラ50を配設した構成となっているが、当該
無端ローラチェン34の全てに亘って係合ローラ50を
配設した構成としてもよい。
なお図に示す如く、レール29の右端部には、無端ロー
ラチェン34の位置検出手段63が配設されている。す
なわち、レール29.29にブラケット41を介して減
速機42が配設され、この減速機42の回転軸42aに
配設したスプロケット43と、前記駆動軸32に配設し
たスプロケット44とにチェノ45が巻掛けられている
。また、回転軸42aにおける他方の端部に、カップリ
ングを介してパルスジェネレータ46が連結されている
第4図に示す如く、減速機42には、回転軸42aに連
結される別の回転軸42bが配設され、この回転軸42
bに複数のドッグ48を取付けた回転円盤47が配設さ
れている。更に、回転円盤47に近接した位置には、前
記ドッグ48を検出するリミットスイッチ49が配設さ
れ、原紙ロール14の交換に際し、無端ローラチェン3
4における係合ローラ50の配設部位が、常にリフター
54の設置位置の上方に臨んで停止するよう制御可能に
なっている。
ここで、パレット51は、第1図に示す如く、横断面に
おいて口形状に形成され、雨垂下部51a、51aの対
向する内面側に、前記レール29.29の上面に走行自
在に載置される複数のローラ53が回転自在に枢支され
ている。また垂下部51aの下端部には、第2図に示す
如く、前記無端ローラチェン34に配設した複数の係合
ローラ50と係合する歯部52が形成され、該無端ロー
ラチェン34を走行させることにより、パレット51を
搬送し得るよう構成される。すなわち、パレット51お
よび該パレットに載置される原紙ロール14の荷重は、
複数のローラ53によって支持され、パレット51を駆
動する無端ローラチェン34には過大な負荷が加わるこ
とはない。従って、無端ローラチェン34の耐久性が向
上すると共に、コストダウンを図り得る。なおパレット
51の中央部分には、原紙ロール14を安定的に載置可
能な2つの谷状の傾斜面5 l b、5 l bが形成
されている。
第3図に示す如く、前記ミルロールスタンド10に隣接
した両レール29.29の間には、パンタグラフ式のり
フタ−54が収納配置されている。
このリフター54は、第1図に示す如く、テーブル55
をパンタグラフ機構により支持して、水平姿勢を保持し
た状態のまま昇降させるものであって、その基本構造自
体は公知である。例えば、ピット27中にフレーム56
が固設され、ピン57により中間部を枢支されたパンタ
グラフ58の下端部が、前記フレーム56に支持されて
いる。またパンタグラフ58の上端部は、矩形状のテー
ブル55の裏面に支持されて、図示しない油圧シリンダ
の如き所要の駆動源により駆動されて昇降動作する。な
お、テーブル55の上面には、前記パレット51の裏面
形状に倣うよう形成された支持台59が、複数のボルト
60を介して配設されている。
すなわち、リフター54が上昇駆動されると、レール2
9.29に載置されているパレット51に、先ず支持台
59が下方から接触する。そして当該パレット51を無
端ローラチェン34.34から分離させて所要距離だけ
上昇させる。また前記駆動源を逆付勢すると、リフター
54の支持台59は下降して、再びパレット51を前記
レール29゜29に安定的に載置させ、更に下方の定位
置まで下降して停止する。このとき、パレット51の雨
垂下部51a、51aに形成した歯部52,52と、無
端ローラチェン34.34の係合ローラ50゜50とが
係合して、搬送可能状態となる。
第6図は、第2図に示すコンベヤ駆動系の別の実施例を
示すものであって、チェノ34に、前記パレット51の
長さ寸法よりも長尺な係合部材65が連結されている。
この係合部材65には、パレット51の搬送面となる上
面側に突出する複数の係合部50が形成され、該係合部
50とパレッ1−51の歯部52とを係合することによ
り、当該パレット51を搬送し得るよう構成される。な
お、係合部材65をワイヤ等の牽引手段に連結し、該牽
引手段を介して係合部材65を往復移動させるようにし
てもよいことは勿論である。
次に、第7図は本発明に係る原紙搬送装置の別実施例を
示すものであって、パレッ1〜51の荷重を無端ローラ
チェン34.34で支持するよう構成されている。すな
わち、ピット27の内部に配設した一対のフレーム28
.28の対向面に、第1図に示す実施例と同様に、無端
ローラチェン34゜34が平行に走行自在に配設され、
所要方向に連続的に循環走行可能となっている。なおコ
ルゲートマシンの操作側から延在するピッ1へ27には
、作業者の通行に支障がないようにカバー(図示せず)
が被せられ、このカバーに前記一対の無端ローラチェン
34. 、34が臨む2条の溝が開設されている。
また、パレット51は、図に示す如く、その中央部分に
原紙ロール14を安定して載置可能な2つの谷状の傾斜
面51b、51bが形成されており、当該パレット51
の裏面には、前記2条のローラチェン34.34に載置
可能な突起部51c。
51、 cが下方に突出形成されている。
このようにパレッ1へ51は、無端ローラチェン34.
34に対して分離自在に載置されるよう構成されている
ので、ミルロールスタンド10に隣接するピッ1へ27
に収納配置したりフタ−54により分離上昇および下降
復帰させ得る。
実施例の作用 次に、このように構成した実施例に係る原紙搬送装置の
作用につき、ミルロールスタンド10におけるスイング
アーム機構23に、原紙ロール14を装填する場合につ
き説明する。なお、説明の便宜上、両スイングアーム機
構23.24の中間に配設した搬送装置を原紙ロール搬
出用コンベヤEXとし、スイングアーム機構23,24
の外側に配設した搬送送置を原紙ロール搬入用コンベヤ
INと区別して指示する。
左のスイングアーム機構23に設けたスイングアーム1
3,13は、第5図に2点鎖線で示す如く、斜め右方へ
の傾動姿勢をもって搬出用コンベヤEXの上方で停止し
ている。このとき、スイングアーム機構23の左側に位
置する搬入用コンベヤINには、パレット51がリフタ
ー配設位置に到来していないものとする。なお、各対を
なす左右のスイングアーム13,13は、相互に軸方向
に離間してセンターブロック16.16を開放させてい
る。
次いで、ミルロールスタンド10から離間した位置に待
機しているパレット51に原紙ロール14を載置すると
共に、モータ37を駆動して該パレッ1〜51を搬入用
コンベヤINに走行させる。
そして、前記リミットスイッチ49が、無端ローラチェ
ン34の走行に伴って回転する回転円盤47に配設した
ドッグ48を検出すると、モータ=20− 37が停止制御される。このとき、無端ローラチェン3
4.34で搬送されるパレット51は、リフター54の
真上で停止してチャッキングを待機する。この状態で、
スイングアーム機構28に設けた油圧シリンダを付勢し
て、スイングアーム13゜13を反時計方向に回動させ
、斜め左方への傾動姿勢をもって搬入用コンベヤINの
上方で停止させる。
この場合に、原紙の消耗により原紙ロール14の直径が
小さくなって、スイングアーム13゜13の回動のみで
は紙管15に対するチャッキングが不能になっていると
仮定する。このときは、第1図に示す如く、前記リフタ
ー54を作動させて、パレット51を原紙ロール14と
共に、無端ローラチェン34.34から所要距離上昇さ
せ、当該原紙ロール14の紙管15と、前記スイングア
ーム1 ’3 、1.3のセンターブロック16.16
との中心合わせを行なう。しかる後に、油圧シリンダを
同期的に付勢し、スイングアーム13,13を相互に近
接させることにより、そのセンターブロッり16,16
による原紙ロール14のチャッキングをなし得る。
次に、リフター54を逆付勢することにより、当該パレ
ッ1へ51は下降し、パレット51に配設した複数のロ
ーラ53がレール29.29上に走行可能に載置される
。このとき、パレット51における雨垂下部51 a、
51 aの下端部に形成した歯部52,52と、無端ロ
ーラチェン34.34の夫々に配設した複数の係合ロー
ラ50とが係合して、搬送可能な状態となる。そして、
前記モータ37を駆動することにより、パレット51は
リフター配設位置から退出する。
なお本実施例では、上方に延在する垂線を中心として左
右に所要の角度だけ回動可能な一対のスイングアームを
備えたスイングアーム機構に隣接して、本発明に係る原
紙搬送装置を配置した場合につき説明したが、本発明は
これに限られるものではなく、第8図に示す構成に係る
ミルロールスタンドであっても、本発明に係る原紙搬送
装置を使用することにより同様の効果を奏するものであ
る。
発明の効果 以上に説明した如く、本発明に係る原紙搬送装置によれ
ば、コンベヤ駆動系に対してパレッ1−を昇降自在に載
置し、このパレットをリフターにより昇降移動させるよ
う構成したことにより、パレッ1へに載置された原紙ロ
ールのアームに対する受は渡しに際し、原紙ロールの直
径に関係なくアームのセンターブロックと原紙ロールの
紙管との中心合わせを自動的に行ない得る。これにより
原紙ロールの交換作業の自動化を達成することができ、
作業者を危険の伴う重労働から解放し得ると共に、併せ
て原紙ロールの交換に要するサイクルタイムの短縮が有
効に図られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好適な実施例に係る原紙搬送装置を横
断して示す正面図、第2図は第1図に示す原紙搬送装置
の要部を概略的に示す斜視図、第3図は第1図に示す原
紙搬送装置を一部破断して示す平面図、第4図は第3図
を縦断して示す側面図、第5図は実施例に係る原紙搬送
装置を採用した原紙供給装置の正面図、第6図は第2図
に示すコンベヤ駆動系の別実施例を示す要部概略斜視図
、第7図は本発明に係る原紙搬送装置の別実施例を示す
概略正面図、第8図は従来技術に係るミルロールスタン
ドの概略構成を示す斜視図、第9図は第8図に示すミル
ロールスタンドでは、直径が減少しだ原紙に関して使用
し得なくなる状態を示す説明図である。 10・・・ミルロールスタンド 14・・・原紙ロール   34・・・無端ローラチェ
ン51・・・パレット     54・・・リフター特
許出願人 株式会社磯輸鉄工所 ン ツ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕原紙供給装置(10)に隣接配置され、原紙ロー
    ル(14)を前記原紙供給装置(10)に装填可能な位
    置まで搬送する原紙搬送装置において、 原紙供給方向と交差する方向に延在する往復動自在なコ
    ンベヤ駆動系(34、34)と、 このコンベヤ駆動系(34、34)に分離自在に載置さ
    れる原紙ロール用パレット(51)と、 前記原紙供給装置(10)に隣接位置し、前記パレット
    (51)をコンベヤ駆動系(34、34)に対し所要の
    指令により分離上昇および下降復帰させるリフター(5
    4)と から構成したことを特徴とする原紙搬送装置。 〔2〕所定間隔離間して平行に配設した一対のレール(
    29、29)と、 各レール(29、29)に往復走行可能に配設され、所
    定間隔で索条列の外方に突出する係合部(50)を多数
    備えた一対の無端索条(34、34)と、前記レール(
    29、29)に複数のローラ(53)を介して走行可能
    に載置され、前記無端索条(34、34)の各係合部(
    50)と係合可能な歯部(52、52)を下部に形成し
    たパレット(51)と からなる請求項1記載の原紙搬送装置。
JP63035858A 1988-02-18 1988-02-18 原紙搬送装置 Expired - Lifetime JP2673250B2 (ja)

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JPH04197953A (ja) * 1990-11-29 1992-07-17 Shizuoka Koki Kk 原紙ロールシュータ
CN113511539A (zh) * 2021-06-03 2021-10-19 丁小平 一种用于瓦楞纸板生产的恒张力平衡器

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