JP2002039555A - 温水床暖房パネルのパイプの配管方法 - Google Patents

温水床暖房パネルのパイプの配管方法

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JP2002039555A JP2000226044A JP2000226044A JP2002039555A JP 2002039555 A JP2002039555 A JP 2002039555A JP 2000226044 A JP2000226044 A JP 2000226044A JP 2000226044 A JP2000226044 A JP 2000226044A JP 2002039555 A JP2002039555 A JP 2002039555A
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piping
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拓 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 労力を要せず生産性よくパイプを配管できる
温水床暖房パネルのパイプの配管方法を提供する。 【解決手段】 所定の配管パターンを有するパイプ曲げ
治具6にパイプを供給してパイプをパイプ曲げ治具6に
て所定の配管パターンに曲げる。配管パターンに沿った
パイプ収納溝を有する床パネル1の上にパイプ曲げ治具
6を移動させる。パイプ曲げ治具6に保持したパイプを
配管パターンに沿って曲げた状態で床パネル1側に突き
出してパイプを全長に亙ってパイプ収納溝に嵌め込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水床暖房パネル
の製造にあたって、温水を通すパイプを床パネルに配管
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】温水床暖房パネルを製造するとき、床パ
ネル1に設けたパイプ収納溝2に沿ってパイプ3を配管
するが、従来は図12に示すようにパイプ収納溝2に嵌
め込んでいた。パイプ3は架橋ポリエチレンのような合
成樹脂製であり、リールから供給されるようになってい
る。リールからモータ駆動等で繰り出されたパイプ3が
ガイド筒4を介して床パネル1の上に供給されるが、こ
のパイプ3を人手によりローラ5等を使用しながらパイ
プ収納溝2に沿って嵌め込む方法で配管していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる従来
例ではパイプ3の配管長さが長いので作業者の移動が作
業能率の低下になる。またローラ等5を使用しながら人
手で押し込むために作業者の腕の筋肉疲労も発生すると
いう問題がある。またリールから繰り出されるパイプ3
は巻き癖がついており、Uターンさせる箇所はパイプ3
を曲げるための作業性が悪い(特にパイプ3が硬いと顕
著である)。従って上記の点から生産性が悪いという問
題がある。
【0004】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、労力を要せず生産性よくパイプを配管できる温
水床暖房パネルのパイプの配管方法を提供することを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の温水床暖房パネルのパイプの配管方法は、所定
の配管パターンを有するパイプ曲げ治具6にパイプ3を
供給してパイプ3をパイプ曲げ治具6にて所定の配管パ
ターンに曲げ、配管パターンに沿ったパイプ収納溝2を
有する床パネル1の上にパイプ曲げ治具6を移動させ、
パイプ曲げ治具6に保持したパイプ3を配管パターンに
沿って曲げた状態で床パネル1側に突き出してパイプ3
を全長に亙ってパイプ収納溝2に嵌め込むことを特徴と
する。パイプ曲げ治具6にパイプ3を供給してパイプ曲
げ治具6にて所定の配管パターンにパイプ3を曲げた状
態からパイプ3を突き出してパイプ3を全長に亙って床
パネル1のパイプ収納溝2に嵌め込んで配管できるもの
であって、労力を要せずにパイプ3を床パネル1のパイ
プ収納溝2に沿って配管でき、生産性を向上できる。
【0006】また所定の配管パターンに沿ってパイプ3
を曲げることができるパイプ曲げ治具6は長手方向に分
割して形成してあり、長手方向のサイズが大きいときに
はパイプ曲げ治具6の上記分割部に継ぎ部材7を介装す
ることを特徴とすることも好ましい。パイプ3の配管パ
ターンの長さが変わっても同じ装置で対応することがで
きる。
【0007】また所定の配管パターンを有する第1のパ
イプ曲げ治具6aに第1のパイプ3aを供給して第1の
パイプ3aを第1のパイプ曲げ治具6aにて所定の配管
パターンに曲げると共に所定の配管パターンを有する第
2のパイプ曲げ治具6bに第2のパイプ3bを供給して
第2のパイプ3bを第2のパイプ曲げ治具6bにて所定
の配管パターンに曲げ、第1のパイプ曲げ治具6aの下
に床パネル1を位置させて床パネル1の上に第1のパイ
プ曲げ治具6aを下降させると共に第1のパイプ曲げ治
具6aから第1のパイプ3aを下方に突き出して第1の
パイプ3aを床パネル1のパイプ収納溝2のうち第1の
パイプ収納溝3aに嵌め込み、次いで第2のパイプ曲げ
治具6bの下に床パネル1を位置させて床パネル1の上
に第2のパイプ曲げ治具6bを下降させると共に第2の
パイプ曲げ治具6bから第2のパイプ3bを下方に突き
出して第2のパイプ3bを床パネル1のパイプ収納溝2
のうち第2のパイプ収納溝2bに嵌め込むことを特徴と
することも好ましい。これにより、床パネル1に2本の
パイプ3a,3bを夫々所定の配管パターンで容易に配
管できる。
【0008】
【発明の実施の形態】床パネル1は細長い矩形状であ
り、断熱性のある基材10の周囲に枠材11を装着して
ある。この床パネル1の上面側に温水を通すパイプ3を
配管するためのパイプ収納溝2を所定の配管パターンに
沿って凹設してある。本例の場合、配管パターンの異な
る第1のパイプ3aと第2のパイプ3bを通すためにパ
イプ収納溝2として第1のパイプ収納溝2aと第2のパ
イプ収納溝2bを凹設してある。第1のパイプ3a及び
第2のパイプ3bとしてのパイプ3は架橋ポリエチレン
のような合成樹脂製である。
【0009】図1及び図2は床パネル1にパイプ3を配
管する配管装置全体を示すものである。床パネル1を搬
送する搬送コンベア13の搬入側には積載した床パネル
1を昇降させるリフター14を配置してあり、リフター
14と搬送コンベア13との間にはリフター14から床
パネル1を1枚づつ搬送コンベア13に移載する移載機
15を配置してある。搬送コンベア13の搬出側にはパ
イプ3を配管した床パネル1を積載する積載部16を設
けてあり、搬送コンベア13と積載部16との間には搬
送コンベア13から積載部16に床パネル1を移載する
移載機15を配置してある。搬送コンベア13には第1
のパイプ3aを配管する第1の配管部17aと第2のパ
イプ3bを配管する第2の配管部17bとを有してお
り、夫々パイプ曲げ治具6を配置してある。第1の配管
部17aには第1のパイプ曲げ治具6aを配置してあ
り、第1のパイプ曲げ治具6aの側方にはリールに巻い
た第1のパイプ3aを繰り出す第1のパイプ供給部18
aを配置してある。第2の配管部17bには第2のパイ
プ曲げ治具6bを配置してあり、第2のパイプ曲げ治具
6bの側方にはリールに巻いた第2のパイプ3bを繰り
出す第2のパイプ供給部18bを配置してある。
【0010】第1のパイプ曲げ治具6aは図4乃至図7
に示すように構成されており、矩形状のベース板20の
下面には送り出しローラ21,22、複数個の駆動ロー
ラ23、直線状ガイド24、円弧状ガイド25等を装着
してある。上記駆動ローラ23は配管パターンの曲がり
部に対応する位置に設けてあり、本例の場合、駆動ロー
ラ23としては駆動ローラ23a,23b,23c,2
3d,23e,23fと6個ある。ベース板20の上面
側にはモータ26,27を搭載してあり、モータ26に
て送り出しローラ21、駆動ローラ23a,23b,2
3c,23dが連動して駆動されるようにチェーン2
8,29を掛け回してあり、モータ27にて駆動ローラ
23e,23fが連動して駆動されるようにチェーン3
0を掛け回してある。直線状ガイド24は所定の間隔を
隔てて対向させてあり、一対の直線状ガイド24間にガ
イド溝31を形成してある。駆動ローラ23の外周と円
弧状ガイド25との間も所定の間隔を隔てて対向させて
あり、これらの間にガイド溝31を形成してある。上記
送り出しローラ21,22や駆動ローラ23の外周には
パイプ3に傷付いたりしないようにするために硬質ゴム
32等をライニングしたりしてあり、その他パイプ3と
接触する部分には硬質クロムメッキ等の表面処理を施し
てある。また直線状ガイド24や円弧状ガイド25の駆
動ローラ23の外面と対向する端部には面取り33を設
けてあり、パイプ3が引っ掛からないようになってい
る。ベース板20の下面の送り出しローラ21,22の
出口側にはニッパーのようなカッター34を設けてあ
り、エアー駆動で自動的にパイプ3を切断できるように
なっている。またガイド溝31の下面側にはガイド溝3
1からパイプ3が飛び出さないようにするパイプ受け3
5を配置してある。このパイプ受け35はパイプ3を曲
げ成形するときにはガイド溝31の下面を閉塞している
が、パイプ3を取り出すときはガイド溝31の下面から
退避してガイド溝31の下面を開放するようになってい
る。本例のパイプ受け35は図6(b)のように符号3
5a,35b,35c,35d,35eの5つの部材で
形成されている。
【0011】上記第1のパイプ曲げ治具6aのベース板
20は上下昇降自在な支持体36に吊り下げてあり、治
具昇降シリンダ37で支持体36を昇降することにより
第1のパイプ曲げ治具6aを昇降できるようになってい
る。支持体36と第1のパイプ曲げ治具6aとの間には
ピンプレート38を配置してあり、プレート昇降シリン
ダ51にてピンプレート38を上下に昇降できるように
なっている。ピンプレート38から複数本のピン39を
垂下してあり、複数本のピン39がガイド溝31と対応
する位置でベース板20に摺動自在に挿通してある。
【0012】第2のパイプ曲げ治具6bも基本的には第
1のパイプ曲げ治具6aと同じ構造であるが、配管パタ
ーンが異なる。第2のパイプ曲げ治具6bは図8に示す
ように構成されており、矩形状のベース板20の下面に
は送り出しローラ21,22、複数個の駆動ローラ2
3、直線状ガイド24、円弧状ガイド25等を装着して
ある。上記駆動ローラ23は配管パターンの曲がり部に
対応する位置に設けてあり、本例の場合、駆動ローラ2
3としては駆動ローラ23h,23iと2個ある。ベー
ス板20の上面側にはモータ26,27を搭載してあ
り、モータ26にて送り出しローラ21、駆動ローラ2
3hが連動して駆動されるようにチェーン40を掛け回
してあり、モータ27にて駆動ローラ23iが駆動され
るようにチェーン41を掛け回してある。直線状ガイド
24は所定の間隔を隔てて対向させてあり、一対の直線
状ガイド24間にガイド溝31を形成してある。駆動ロ
ーラ23の外周と円弧状ガイド25との間も所定の間隔
を隔てて対向させてあり、これらの間にガイド溝31を
形成してある。本例の場合、駆動ローラ23iの近傍で
はローラガイド43にてガイドされるようになってい
る。ベース板20の下面の送り出しローラ21,22の
出口側にはニッパーのようなカッター34を設けてあ
り、エアー駆動で自動的にパイプ3を切断できるように
なっている。またガイド溝31の下面側にはガイド溝3
1からパイプ3が飛び出さないようにするパイプ受け3
5を配置してある。このパイプ受け35はパイプ3を曲
げ成形するときにはガイド溝31の下面を閉塞している
が、パイプ3を取り出すときはガイド溝31の下面から
退避してガイド溝31の下面を開放するようになってい
る。本例のパイプ受け35は図9のように符号35h,
35i,35j,35kの4つの部材で形成されてい
る。
【0013】上記第2のパイプ曲げ治具6bのベース板
20は上下昇降自在な支持体36に吊り下げてあり、治
具昇降シリンダ37で支持体36を昇降することにより
第2のパイプ曲げ治具6bを昇降できるようになってい
る。支持体36と第1のパイプ曲げ治具6bとの間には
ピンプレート38を配置してあり、プレート昇降シリン
ダ38にてピンプレート38を上下に昇降できるように
なっている。ピンプレート38から複数本のピン39を
垂下してあり、複数本のピン39がガイド溝31と対応
する位置でベース板20に摺動自在に挿通してある。
【0014】第2の配管部17bより搬出側はテープ貼
り兼溶着部45となっており、このテープ貼り兼溶着部
45にはテープ貼り装置(図示せず)と超音波溶着機4
6を配置してある。
【0015】上記のようにパイプの配管装置が構成され
ているが、この装置を用いて次のように床パネル1にパ
イプ3が配管される。リフター14から移載機15にて
床パネル1が順次搬送コンベア12に移載され、床パネ
ル1が搬送コンベア12で搬送され、第1の配管部17
aや第2の配管部17bで床パネル1に第1のパイプ3
aや第2のパイプ3bが配管され、テープ貼り兼溶着部
45でテープ貼りされると共に超音波溶着機46で超音
波溶着される。そして上記のように配管が施された床パ
ネル1は移載機15にて積載部16に移載されて積載部
16に積載される。
【0016】第1のパイプ曲げ治具6aでは第1のパイ
プ供給部18aから繰り出された第1のパイプ3aが図
4(a)に示すように送り出しローラ21,22で送り
出され、駆動ローラ23の駆動にてガイド溝31に沿っ
て搬送されると共にガイド溝31に沿って曲げられて第
1のパイプ3aが図5(a)に示すように所定の配管パ
ターンに曲げられる。このときガイド溝31の下面はパ
イプ受け35で閉じられている。第1のパイプ3aを所
定の配管パターンに曲成した状態で第1のパイプ3aの
送りが停止され、カッター34にて図5(b)に示すよ
うに第1のパイプ3aが切断される。
【0017】第2のパイプ曲げ治具6bでも、第2のパ
イプ供給部18bから繰り出された第2のパイプ3bが
送り出しローラ21,22で送り出され、駆動ローラ2
3の駆動にてガイド溝31に沿って搬送されると共にガ
イド溝31に沿って曲げられて第2のパイプ3bが所定
の配管パターンに曲げられる。第2のパイプ3bを所定
の配管パターンに曲成した状態で第2のパイプ3bの送
りが停止され、カッター34にて第2のパイプ3bが切
断される。
【0018】搬送コンベア12で搬送されてきた床パネ
ル1が第1のパイプ曲げ治具6aの下にきたとき、治具
昇降シリンダ37にて支持体36が下降させられて第1
のパイプ曲げ治具6aが床パネル1に近接するように下
降させられる。この状態でパイプ受け35が図6(a)
の矢印のように移動させられてガイド溝31の下面から
パイプ受け35が退避させられ、プレート昇降シリンダ
51にてピンプレート38が下降させられ、複数本のピ
ン39が下降してピン39にてガイド溝31内の第1の
パイプ3aが下方に突き出され、第1のパイプ3aが曲
がった状態で床パネル1の第1のパイプ収納溝2aに嵌
め込まれ、第1のパイプ収納溝2aに沿って第1のパイ
プ3aが配管される。この後、ピン39が上昇させられ
ると共に第1のパイプ曲げ治具6aが上昇させられる。
第1のパイプ3aが配管された床パネル1が第2のパイ
プ曲げ治具6bの下にきたとき、治具昇降シリンダ37
にて支持体36が下降させられて第2のパイプ曲げ治具
6bが床パネル1に近接するように下降させられる。こ
の状態でパイプ受け35が移動させられてガイド溝31
の下面からパイプ受け35が退避させられ、プレート昇
降シリンダ51にてピンプレート38が下降させられ、
複数本のピン39が下降してピン39にてガイド溝31
内の第2のパイプ3bが下方に突き出され、第2のパイ
プ3bが曲がった状態で床パネル1の第2のパイプ収納
溝2bに嵌め込まれ、第2のパイプ収納溝2bに沿って
第2のパイプ3bが配管される。この後、ピン39が上
昇させられると共に第2のパイプ曲げ治具6bが上昇さ
せられる。
【0019】床パネル1に図3のように第1のパイプ3
a及び第2のパイプ3bを配管した後に床パネル1がテ
ープ貼り兼溶着部45に搬送されたとき接着テープ47
が貼れてパイプ3が外れないように固定されると共に第
1のパイプ3aの端部及び第2のパイプ3bの端部が熱
融着で閉塞されて次工程等でごみ等が入ったりしないよ
うにされる。この熱融着で閉塞した部分は最終的に切断
して開口させられる。
【0020】なお、床パネル1には最終的に表面材が貼
られる。なお、また本発明では床パネル1に第1のパイ
プ3aと第2のパイプ3bを配管しているが、これは床
パネル1を敷設して床暖房装置を組み立てたとき第1の
パイプ3aまたは第2のパイプ3bの一方を温水の往路
側の管路に他方を温水の復路側の管路にしたりするため
である。
【0021】また床パネル1にパイプ3を配管すると
き、図3(a)のように配管のパターンが長い場合と図
3(b)のように配管のパターンが短い場合があるが、
この場合にも対応できるようにパイプ曲げ治具6として
の第1のパイプ曲げ治具6aや第2のパイプ曲げ治具6
bに工夫したのが図10、図11の例である。この例で
は第1のパイプ曲げ治具6aについて述べるが、第2の
パイプ曲げ治具6bでもでも基本的に同じである。第1
のパイプ曲げ治具6aは図10に示すように分割線50
にて左右の本体部Aと端部Bとに分割してある。また必
要に応じて本体部Aと端部Bに介装する継ぎ部材7とし
て継ぎ材C,D,E,Fを用意してある。
【0022】サイズの最も小さい品種の場合には図10
に示すように本体部Aと端部Bとだけを組み合わせて使
用する。上記のものより長い品種を生産するときは、図
11に示すようにモータで端部Bを所定位置まで矢印a
方向に移動させた後、継ぎ材C,Dをシリンダで矢印b
方向に前進させ、長手方向に拡張した箇所にセットす
る。このとき継ぎ材C,Dは継ぎ材C,Dのガイド溝3
1の芯と隣接する本体部Aや端部Bのガイド溝31の芯
とが一致するように位置決めする。また継ぎ材C,Dに
はパイプ受け35とこのパイプ受け35を駆動する機構
とパイプ3を突き出すピン39とこのピン39を昇降す
る機構が組み込まれている。また元のサイズに戻す場合
は上記の動作を逆にさせる。一方、さらに長い品種の場
合は同じ要領で継ぎ材E,Fを継ぎ材C,Dの隣りに直
列に配置して同様に動作を行うようにさせる。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、所定の配管
パターンを有するパイプ曲げ治具にパイプを供給してパ
イプをパイプ曲げ治具にて所定の配管パターンに曲げ、
配管パターンに沿ったパイプ収納溝を有する床パネルの
上にパイプ曲げ治具を移動させ、パイプ曲げ治具に保持
したパイプを配管パターンに沿って曲げた状態で床パネ
ル側に突き出してパイプを全長に亙ってパイプ収納溝に
嵌め込むので、パイプ曲げ治具にパイプを供給してパイ
プ曲げ治具にて所定の配管パターンにパイプを曲げた状
態からパイプを突き出してパイプを全長に亙って床パネ
ルのパイプ収納溝に嵌め込んで配管できるものであっ
て、労力を要せずにパイプを床パネルのパイプ収納溝に
沿って配管でき、生産性を向上できるものである。
【0024】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、所定の配管パターンに沿ってパイプを曲げる
ことができるパイプ曲げ治具は長手方向に分割して形成
してあり、長手方向のサイズが大きいときにはパイプ曲
げ治具の上記分割部に継ぎ部材を介装するので、パイプ
の配管パターンの長さが変わっても同じ装置で対応する
ことができるものである。
【0025】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
において、所定の配管パターンを有する第1のパイプ曲
げ治具に第1のパイプを供給して第1のパイプを第1の
パイプ曲げ治具にて所定の配管パターンに曲げると共に
所定の配管パターンを有する第2のパイプ曲げ治具に第
2のパイプを供給して第2のパイプを第2のパイプ曲げ
治具にて所定の配管パターンに曲げ、第1のパイプ曲げ
治具の下に床パネルを位置させて床パネルの上に第1の
パイプ曲げ治具を下降させると共に第1のパイプ曲げ治
具から第1のパイプを下方に突き出して第1のパイプを
床パネルのパイプ収納溝のうち第1のパイプ収納溝に嵌
め込み、次いで第2のパイプ曲げ治具の下に床パネルを
位置させて床パネルの上に第2のパイプ曲げ治具を下降
させると共に第2のパイプ曲げ治具から第2のパイプを
下方に突き出して第2のパイプを床パネルのパイプ収納
溝のうち第2のパイプ収納溝に嵌め込むので、床パネル
に2本のパイプを夫々所定の配管パターンで容易に配管
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するパイプの配管装置の一部切欠
正面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】(a)(b)は床パネルにパイプを配管した状
態の平面図である。
【図4】(a)同上の第1のパイプ曲げ治具の一部切欠
底面図、(b)は(a)のX部を拡大せる断面図、
(c)は(a)のY部を拡大せる断面図である。
【図5】(a)は同上のパイプを曲げた状態の第1のパ
イプ曲げ治具の一部切欠底面図、(b)はカッター部分
の断面図である。
【図6】(a)は同上のパイプを曲げた状態の第1のパ
イプ曲げ治具の平面図、(b)はパイプ受けを説明する
概略図である。
【図7】同上の第1のパイプ曲げ治具からパイプを突き
出すときの状態を示す一部切欠正面図である。
【図8】(a)は同上の第2のパイプ曲げ治具の底面
図、(b)は(a)のZ部を拡大せる断面図、(c)は
(a)のW部を拡大せる断面図である。
【図9】同上の第2のパイプ曲げ治具のパイプ受けの概
略図である。
【図10】同上の他の例の第1のパイプ曲げ治具を説明
する平面図である。
【図11】同上の他の例の第1のパイプ曲げ治具を説明
する平面図である。
【図12】(a)は従来例を示す斜視図、(b)は従来
例の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 床パネル 2 パイプ収納溝 2a 第1のパイプ収納溝 2b 第2のパイプ収納溝 3 パイプ 3a 第1のパイプ 3b 第2のパイプ 6 パイプ曲げ治具 6a 第1のパイプ曲げ治具 6b 第2のパイプ曲げ治具 7 継ぎ部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の配管パターンを有するパイプ曲げ
    治具にパイプを供給してパイプをパイプ曲げ治具にて所
    定の配管パターンに曲げ、配管パターンに沿ったパイプ
    収納溝を有する床パネルの上にパイプ曲げ治具を移動さ
    せ、パイプ曲げ治具に保持したパイプを配管パターンに
    沿って曲げた状態で床パネル側に突き出してパイプを全
    長に亙ってパイプ収納溝に嵌め込むことを特徴とする温
    水床暖房パネルのパイプの配管方法。
  2. 【請求項2】 所定の配管パターンに沿ってパイプを曲
    げることができるパイプ曲げ治具は長手方向に分割して
    形成してあり、長手方向のサイズが大きいときにはパイ
    プ曲げ治具の上記分割部に継ぎ部材を介装することを特
    徴とする請求項1記載の温水床暖房パネルのパイプの配
    管方法。
  3. 【請求項3】 所定の配管パターンを有する第1のパイ
    プ曲げ治具に第1のパイプを供給して第1のパイプを第
    1のパイプ曲げ治具にて所定の配管パターンに曲げると
    共に所定の配管パターンを有する第2のパイプ曲げ治具
    に第2のパイプを供給して第2のパイプを第2のパイプ
    曲げ治具にて所定の配管パターンに曲げ、第1のパイプ
    曲げ治具の下に床パネルを位置させて床パネルの上に第
    1のパイプ曲げ治具を下降させると共に第1のパイプ曲
    げ治具から第1のパイプを下方に突き出して第1のパイ
    プを床パネルのパイプ収納溝のうち第1のパイプ収納溝
    に嵌め込み、次いで第2のパイプ曲げ治具の下に床パネ
    ルを位置させて床パネルの上に第2のパイプ曲げ治具を
    下降させると共に第2のパイプ曲げ治具から第2のパイ
    プを下方に突き出して第2のパイプを床パネルのパイプ
    収納溝のうち第2のパイプ収納溝に嵌め込むことを特徴
    とする請求項1記載の温水床暖房パネルのパイプの配管
    方法。
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