JP3728042B2 - シート搬送方法及び該方法を用いたシート搬送装置及び画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送方法及び該方法を用いたシート搬送装置及び画像読取装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は印刷機、製本機、複写機、プリンター、ファクシミリなど、シートを搬送する構成を持つ機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、搬送中のシートの斜行を補正する方法としては、その構成及び制御の容易性からレジストローラと呼ばれる付き当てローラーにシートを付き当てることによって行っていた。
【0003】
しかし、近年、それら複写機等の動作を高速化するため、単位時間あたりに扱うシート量を増大させることが必要になってきた。そのため、連続して送られるシート間の距離は狭くなり、且つ、シート搬送速度は高速化する傾向にある。そのような状況において、レジストローラーに一度付き当ててから搬送する方法では、後ろから搬送されるシートが前のシートに追突してしまうため、シート搬送の高速化に限界が生じていた。そこで、シートをレジストローラーに付き当てず、斜行量検出手段によって検出された斜行量をもとに搬送方向を補正する方法、例えば、搬送しながら2つの独立したローラーの速度をそれぞれ調整して斜行補正を行う動的斜行補正方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、そのような動的斜行補正方法においては従来のレジストローラを用いた斜行補正方法に比べ、シートの位置決めの基準がなく、搬送ローラーの制御等で斜行補正を行なうため、その駆動が、シートに如何に伝わるかが正確な斜行補正を行なう際に最も大きな問題となる。
【0005】
特に、搬送ローラ等の搬送手段ではシートの表面からシート搬送力を伝えるため、シートの厚み、表面粗さ等によってシートに伝わる搬送力が異なり、また、もちろん、シートサイズや、材質(質量)などによっても、斜行補正すべき量が異なるため、動的斜行補正手段による補正効果のばらつきがでてしまっていた。
【0006】
更に、配置上の制約から、シートとの接触部分が小さくなってしまったり、搬送手段の劣化等が起こったりした場合にも、動的斜行補正手段による補正効果を対応させることはできなかった。
【0007】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、シートの特質やその他の条件による斜行補正のばらつきをなくし、いかなる場合においても安定してシート直行精度のよいシート搬送方法及び、その方法を用いたシート搬送装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の第1の発明は、
搬送中のシートの斜行量を検出する斜行量検出手段を有し、
前記斜行量検出手段によって得られた検出値に応じて、搬送手段を制御することにより、シート搬送方向の補正を行うシート搬送方法において、
シートの搬送方向の補正後の斜行量を検知する補正後斜行量検出手段を備え、
前記斜行量検出手段により得られた検出値に対応する前記搬送手段の制御量を、シートの特性から判断される搬送条件に基づいて調整するとともに、前記補正後斜行量検出手段によって得られた検出値から前記搬送手段の制御量をフィードバックして調整することを特徴とする。
また、本発明の第2の発明は、
搬送中のシートの斜行量を検出する斜行量検出手段を有し、
前記斜行量検出手段によって得られた検出値に応じて、搬送手段を制御することにより、シート搬送方向の補正を行うシート搬送方法において、
前記斜行量検出手段により得られた検出値に対応する前記搬送手段の制御量を、シートの特性から判断される搬送条件に基づいて調整するとともに、所定の画像が記録されたシートを前記搬送方法によって搬送した後、読取手段によって画像を読取り、読取られた画像の歪みを検知して前記搬送手段の制御量をフィードバックして調整することを特徴とする。
【0009】
これにより、斜行量のみならず、シートの搬送条件に対応した搬送手段の制御をすることができ、あらゆるシートの搬送条件において、正確な斜行補正をすることができる。また、あらかじめ検出できる要素以外の原因で、正確な斜行補正ができない場合でも、搬送条件によって生じた、斜行量と制御量とのずれを、学習によりなくすことができる。
【0010】
前記搬送手段の制御は、シート搬送方向に直交する線上に配置した搬送ローラー対を独立に駆動する、2つの駆動源の駆動速度を制御することによって行うことを特徴とする。
【0011】
これにより、簡単な構成で、的確に搬送手段の制御をすることが出来る。
【0012】
シートの特性を検出するシート特性検出手段を有し、この検出手段によって得られた検出値によって、前記シートの搬送条件を判断することを特徴とする。
【0013】
これにより、特性の異なるあらゆる種類のシートに対応して、搬送手段を制御することができ、最適なシート斜行補正をすることができる。
【0014】
前記シート特性検出手段は、搬送されるシートのサイズを検出するシートサイズ検出手段を含むことを特徴とする。
【0015】
これにより、あらゆるサイズのシートに対応して搬送手段を制御することができる。
【0016】
前記シート特性検出手段は、搬送されるシートの厚みを検出するシート厚み検出手段を含むことを特徴とする。
【0017】
これにより、あゆる厚みを持ったシートに対応して搬送手段を制御することができる。
【0018】
前記シート特性検出手段は、搬送されるシートの表面粗さを検出するシート表面粗さ検出手段を含むことを特徴とする。
【0019】
これにより、あらゆる表面粗さを持ったシートに対応して搬送手段を制御することができる。
【0023】
シート搬送装置であって、前記斜行量検出手段によって得られた検出値と、シートの搬送条件と、から搬送手段の制御量を調整する制御量調整手段を有し、上記シート搬送方法によってシートを搬送することを特徴とする。
【0024】
また、前記制御量調整手段は、操作部からの入力によって選択的に手動で制御量を調整可能であることを特徴とする。
【0025】
これにより、自動調整不可能な制御量のずれにも対応することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0027】
(実施の形態1)
図1乃至図11には、本発明の第1の実施の形態について示されている。
【0028】
図1は本発明の第1の実施の形態に係るシート搬送装置が備えられた、画像読取装置である流し読みスキャナーの概略断面構成図である。
【0029】
以下、原稿給送装置に本実施の形態に関わるシート搬送装置を適用した場合について説明する。
【0030】
図1において1はシート搬送装置としての原稿給送装置、2はスキャナー本体、103は原稿積載トレイ、104は原稿積載トレイのリフター駆動モーター、105は給送ローラ、106は分離ローラ、107は引き抜きローラ、108,109,110,111,112は縦パス搬送ローラ、113は表面読み取り引き抜きローラ、118は裏面読み取り引き抜きローラ、114,115は両面排紙パス搬送ローラ、116,117は反転パス搬送ローラ、119は排紙ローラ、132は排出原稿積載トレイ、120は表読み取り時の斜行補正ローラ、121は裏読み取り時の斜行補正ローラ、127は原稿照明ランプ、128はレンズ、129は画像読み取り用CCDリニアイメージセンサ、斜行補正ローラ120と121の間の133の位置が画像読み取り位置である原稿読取台である。
【0031】
この様な構成により、原稿積載トレイ103に載置されたシートは給紙ローラ105により分離給送され、種々のローラにより搬送されて、原稿読取台133に到達し、画像を読み取られた後、片面読取モードであればそのまま引き抜きローラ113に引き抜かれ、排紙ローラ119によって排出原稿積載トレイに積載される。この時、両面読取モードであれば一端引き抜きローラ117によって引き抜かれた後、反転パス搬送ローラ116,113をへて裏面側を下にした状態で原稿読取台133に到達し、裏面画像を読み取られると、引き抜きローラ118に引き抜かれ、両面排紙パス搬送ローラ114,115,排紙ローラ119によって排紙される。
【0032】
図2,図3は図1の流し読み取り部のみを拡大した概略構成図であり、図2は正面図、図3は平面図である。
【0033】
図2において斜行補正ローラ120と121の間の原稿読取台133の位置が流し読み画像読み取り位置である。403LD,404LDは発光素子で、これらから発光された光はそれぞれ403PD,404PDの受光素子で受光されることによってセンサとして働く。
【0034】
403LD,PDおよび120は原稿表面読み取り時の斜行補正および流し読みを行う。同様に404LD,PDおよび121は裏面読み取り時の斜行補正および流し読みを行う。
【0035】
ここで表,裏の斜行補正ローラ120,121は図3に示すように奥手前に1個ずつ配置されており、表面側では搬送手段としての斜行補正ローラ120(斜行補正ローラ120−Lおよび120−R)の駆動源であるモータ401(各々401−L,401−R)の回転速度を変えることにより斜行補正を行い、斜行量は検知手段であるセンサ403PD,LD(各々403PD−L,403PD−R,403LD−L,403LD−R)での検出時間差により検知する。
【0036】
同様に裏面側では斜行補正ローラ121(斜行補正ローラ121−Lおよび121−R)の駆動源であるモータ402(各々402−L,402−R)の回転速度を変えることにより斜行補正を行い、斜行量は検知手段であるセンサ404PD,LD(各々404PD−L,404PD−R,404LD−L,404LD−R)での検出時間差により検知する。
【0037】
尚、ここでは斜行補正ローラ120,121によって搬送される原稿を検知する検知手段としてセンサ403,404を搬送方向上流側と下流側に2つずつ配置しているが、これに限定されるものではなく、例えば前記センサの代わりにCCD等を用いて原稿検知を行う構成としても良い。また前記斜行補正ローラ120,121を回転駆動する駆動手段であるパルスモータを例示しているが、これに限定されるものではない。
【0038】
また、図2において、204はシート厚み検出手段である厚み検知センサ、205はシート表面粗さ検出手段である原稿表面検知センサ、206はシートサイズ検知手段の一部である原稿幅検知センサ、231は原稿搬送時後端検知センサである。
【0039】
以下に、これらセンサの各々の形状及び機能について図5〜図8を用いて分説する。
【0040】
まず原稿のサイズを検出するシートサイズ検出手段について説明する。
【0041】
原稿のサイズは図4、図5のセンサで検知する。図4は図2における231の部分であり、このシートサイズ検出手段である原稿搬送時後端検知センサ231はエンコーダー301とフォトインタラプタ302で構成される。エンコーダーは原稿に接触しており、給紙ローラで原稿が給紙されている間原稿の動きに応じて回転する。
【0042】
フォトインタラプタ302からは図4−bのような出力が出る。t1は原稿が動き出す前のフォトインタラプタ302出力である。
【0043】
原稿給紙中はt2の区間のようにトグル出力となり、原稿の後端がエンコーダ301を抜けるとt3のように出力は変化しなくなる。
【0044】
t2の時間またはパルス数をカウントすることにより原稿の搬送方向のサイズを検出する。
【0045】
また図5は原稿のクロストラック方向(搬送方向に対して垂直な方向)のサイズ検知手段206の説明図である。
【0046】
図5において303はクロストラック方向の原稿を規制するサイドガイドである。
【0047】
このサイドガイド303はA系、B系等紙の種類が異なったものがおかれたとき紙にあわせて動かすものである(自動でも手動でも良い)。
【0048】
このサイドガイド303の動きに連動して歯車304が動かされる。
【0049】
歯車304はポテンショメーター305につながっておりこのポテンショメーターの位置によってサイドガイドある位置がわかりクロストラック方向のサイズが検知される。更に上記搬送方向のサイズ検出結果と組み合わせることにより原稿が横送りなのか縦送りなのかを検知する。
【0050】
ポテンショメータ305は歯車304と同一のユニットに構成してもかまわない。
【0051】
あるいはボリューム抵抗もしくはエンコーダーなどを使用して同様に構成することが可能である。
【0052】
次に、原稿の厚みを検知するシート厚み検出手段204について図6を用いて説明する。
【0053】
一般に用いられるシート厚み検出手段としては、
1.給送される原稿の端部を三角測距の原理で測定した厚みを検知する(図6(a))
2.搬送中の原稿に光を照射してその透過光の光量から原稿の厚みを判断する(図6(b))
3.搬送ローラなど原稿と接触するもので、原稿がある場合とない場合の変位量から原稿の厚みを検知する(図6(c))
といったものがある。
【0054】
図6(a)において、光源としての発光素子903(赤外LED)から出た光は、充分に鋭い指向性のLED光が得られるように設計された投光レンズ905を通過し、被測定物からの反射光を、受光レンズ906によって受光素子に集光するようにすると、被測定物の遠近に応じて受光素子904上の受光スポット位置が変化する。この受光スポット位置を電器的に検出することにより、被測定物までの距離を求めることができる。
【0055】
図に示すように、投光レンズ905と受光レンズ906の中心間距離(基線長)をA、受光レンズ906の焦点距離をfとし、便宜上LED光束の広がりやレンズの厚み・収差は考えないものと、受光レンズ906からの距離がfの位置に受光面があるものとする。
【0056】
被測定物までの距離l1を受光スポットの位置x1から幾何学的に求めると、
l1=A・f/x1
となる。また、被測定物までの距離がl2になると、受光スポット位置は、x2になり、同様にしてl2は、
l2=A・f/x2
により求められる。
【0057】
三角測距方式で受光スポット位置を電気的に検出するために、PSD(位置検出素子:Position Sensitive Detector)や多分割フォトダイオードのような受光素子が使用されるが、ここでは、センサーユニットに高精度(高分解能)の出力特性が得られるPSDを採用している。更に正確な測距結果を得るのに必要な鋭い指向性のLEDビームを得るため、電流狭窄タイプのLEDを使用し、非球面レンズで、球面収差、コマ収差などが少なくなるようにLED前面のレンズ設計を行なっている。
【0058】
また、902は原稿給紙部リフトアップユニット、901は原稿トレーである。原稿トレイ901はトレイ上に積載された原稿を適切な給紙位置に移動するよう上下に動く。
【0059】
907は原稿一枚分を模擬的に厚く表現したものである。
【0060】
先述した原理を用い、907が給送された時のl2からl1への距離変化から原稿の厚みを判断する。
【0061】
この判断の最中は原稿トレー901の上下動は行なわず、固定位置で測距を行なう。
【0062】
次に図6(b),図6(c)について説明する。
【0063】
図6(b)では発光側から放たれた光が紙を透過して受光素子に入光する構成になっている。通常複写機やプリンタで使用する普通紙は、発光部からの光を透過させることができる。この透過光量は当然紙の厚さで変動するものなので、透過光を光電変化にして電圧値で紙の厚さを判別する。
【0064】
図6(c)は原稿を搬送するローラ対のギャップから原稿の厚みを判断する方法である。図6(c)上側のローラは原稿の厚みに応じて上下に揺動する。この動きを変位計で測定して原稿の厚みを判断する。変位計は図6(a)で使用したPSDで構成可能である。また、ピエゾ素子を用いた歪み測定器でも圧力素子でも構成可能である。
【0065】
本実施の形態では原稿濃度の影響を受けにくく比較的精度がよい等の理由から3を採用することとするが、本発明におけるシート厚み検出手段としては、それに限定されるものではなく、上記1または2の方法でもよいし、更には、ここに挙げられていないシート厚み検出手段を用いてもよい。
【0066】
次に、原稿の表面粗さを検出するシート表面粗さ検出手段について図7を用いて説明する。
【0067】
シート表面粗さ検出手段である原稿表面検知センサ205(図2)には、
1.表面の光沢性を反射光量から検出する(図7(a),(b))
2.縦波の光と、横波の光の差分をとって表面性を検出する(図7(c))もしくは位相が180度ずれたひかり2つの光の差分から表面性を検出する
といった方法が適用できる。
すなわち、図7(a)において、811は原稿表面検知センサとしての反射型フォトセンサを示している。反射型フォトセンサの内部には、発光部812と受光部813が内蔵されており、内部結線は図7(b)に示したようになっている。発光部812はLEDで、受光部813はフォトトランジスタである。受光部813のフォトトランジスタは光電変換素子であり、光の量に応じて図7(b)のC端子からE端子の方向に電流を流そうとする。
【0068】
発光部812から出た光は、原稿814に当たり、反射した光は受光部813に入る。この際、原稿表面が光沢性のあるものであれば、受光部813に入る光の量は大きく、粗い表面の原稿なら受光部813に入る光の量は小さい。この光の量の違いは図7(b)のC端子から流れ込む電流量と比例することから、815で示すようなインターフェイスを設けてC端子に流れ込む電流を電圧に変換し、モニタする。
【0069】
図7(c)は縦波と横波の合成波を、紙の斜め上方から照射した図であって、その2種類の波の透過性、反射性を見ることによって、紙の表面粗さを知る方法を示している。
【0070】
本実施の形態では原稿に対しては画像が印刷されているため2の方法を採る事にするが、ここでも、この方法に限定するものではなく、特に本発明に係るシート搬送装置を画像形成部に適用する場合など、転写紙に対して表面粗さを検出する場合は白紙状態と考えられるため、1の方法を用いる方が望ましい。
【0071】
以上のように様々なセンサによって、搬送中にシートである原稿の特性を検出し、その搬送条件を判断すると、その判断の結果は、図3で説明したモータ141(或は142)の制御量に反映される。
【0072】
特に、表面側の画像を読み取る際に限定して説明すると、図8に示すように、斜行して搬送されてきた原稿Sは、センサ403−L,403−Rを通過する際、その時間差をカウンタで計測され、その時間差に対して、モータ401の制御量を決定する。その際、上記のセンサによって検出した原稿の特性から判断した搬送条件によって調整を加える。
【0073】
そしてその制御量に合わせて例えば図8(b)のように、401−Rまたは、401−Lの回転数を遅くしたり(或は速くしたり)、401−Rの回転数を遅くし、401−Lの回転数を速くしたりして斜行補正が行われる(図8(c))。
【0074】
また、斜行補正を行なった紙の直進性を確認する為に、403LD,PD及び404LD,PDで、紙の後端の時間差を計測する。すなわち斜行補正を行なう為の斜行量計測は搬送されてきた紙の先端で計測し、斜行補正を行なった後、紙の後端で補正後の斜行量を計測する。この方式により、斜行補正制御を行なった紙一枚一枚に対して、補正のかかり具合を確認し、搬送条件から導き出されるモータの制御量を再調整する。
【0075】
図8において、411−R,Lは各モータの回転速度を検知する為のエンコーダである。これらはモータが所定の速度で回転しているか否かをモニタする為のものである。これらは裏面側の斜行補正ローラにも取付けられている(図3の412−R,L)。モータがCPUから送られるクロックに応じた回転速度で回っていない場合はエラーとしてマシンを停止させる。
【0076】
次に、斜行補正において、搬送条件によって、どのようにモータの制御量を調整するかについて詳しく説明する。
【0077】
まず、斜行補正のパルスレート(ここでは、2つのモータの回転数の差をパルス量で示したもの)の算出は斜行量と1パルスでの送り量、搬送速度、補正時間より計算される。
【0078】
例えば2相ハイブリッドステッピングモーターの2相励磁駆動では1ステップが1.8度である。このモータで直径20mmのローラを駆動したとすると、1ステップの送り量は0.314mmとなる。いま、センサによって読み取られた斜行量が6.28mmであって、その長さだけ、モータ401−R側が前に出ているとすると、これは20パルス分に相当する。このように、斜行量のパルス換算値(斜行量をモータに入力されるパルス量で示したもの)をnとする。
【0079】
搬送装置に固有に設定されている搬送速度Vが314mm/sであったとするとモーター軸での回転数は5rpsに相当し、パルスレートfにすると1000ppsである。つまり、送られてきた紙をそのままの速度で搬送しようとすると、モータに1000ppsのパルス電圧を入力すればよい。
【0080】
補正時間tは補正を開始してから終了するまでの時間で、搬送路の構成により物理的に決まる数値である。例えば転写ローラとの位置関係等から、31.4mm以内の距離で補正を終了させたいとすれば、搬送速度が314mm/sなので補正時間は0.1sである。
【0081】
つまり、0.1s以内に6.28mmの斜行を補正するためには、モータ401−Lを1000ppsで駆動させておき、モータ401−Rだけを補正時間の0.1sの間800ppsで駆動すれば良い。
【0082】
斜行補正用モータクロック周波数fr(この例ではモータ401−Rのモータクロック周波数)は簡易的に
fr=f−(n/t)となる。
【0083】
ここで原稿の特性に応じて制御量を調整する為原稿厚みセンサで検知した厚みデータ及び表面検知センサからの表面データを元に補正係数aを選択し
fr=a{f−(n/t)}
として駆動周波数を決定する。
【0084】
この係数は予め実験より求められた数値であり、図9に示すようにテーブルとしてメモリに記憶されている。
【0085】
この例では、モータ401−Rのモータクロック周波数のみを制御したが、モータ401−Lを1200pps,モータ401−Rを1000ppsとする制御でもよいし、モータ401−Lを1100pps,モータ401−Rを900ppsで駆動させてもよい。
【0086】
図10は本実施の形態の電気的構成を表すブロック図である。ここで451は制御をつかさどる中央演算処理装置(CPU)である。406,407はプログラム及びデータが格納されたメモリである。403PD−L,403PD−R,404PD−L,404PD−R,231,205,204,411−L,411−R,412−L,412−Rの各センサはCPUの入力ポートに接続されており、403LD−L,403−LD−R,404LD−L,404LD−R,モータドライバ405a,b,c,dはCPUの出力ポートに接続されている。CPU451はセンサからの検知信号をもとに図9内の係数を選択し、モータドライバ405a,b,c,dに対し出力ポートからクロックを発生しモータ401−L,401−R,402−L,402−Rを駆動する。
【0087】
図11において、CPU451の制御の流れについてフローチャートを用いて説明する。
【0088】
S1でコピースタートが指示されると、まず、S2で先述した図2の206の値からクロストラック方向の原稿長さを検知する。
【0089】
ここで、この長さが、例えば297mmと検知されると定型サイズの紙ならA4縦送りか、A3横送りかのどちらかに限定できる。
【0090】
その他の定型サイズ紙も同様にクロストラックサイズが分かれば縦送りか横送りかの判断で用紙サイズが判別できる。
【0091】
その後S3で原稿送りを開始し、図2の231でイントラック長さを判断する。次に、205で原稿の表面性を表裏両方について検知し(S5)、204で厚さを検知する(S6)。これらシート特性の検知結果をもとに、図9のテーブルから係数を選択する(S7)
【0092】
原稿は読取部直前で、その斜行量を検知され(S8)、この斜行量から先述した駆動周波数frを演算し(S9)、選択した係数をかける(S10)。
【0093】
その値で斜行補正制御を行ない(S11)、制御後、紙後端エッジで斜行補正の具合を確認する(S12)。S12で斜行量が0ならば補正がうまく行なわれたことになるが、そこでまだ斜行が検知されれば、制御の過不足があったことになり、S13において図9のテーブルを書き換える。
【0094】
ここで、S4,S5,S6は順不同であって、その順序を入れ替えても同様の結果が得られる。
【0095】
また、S13でテーブルを書き換えたが、205,204等のセンサ類を調整する方法もこの構成で実施可能である。
【0096】
以上のような構成及び制御により、様々なセンサによって、原稿の特性を検知し、その特性に合わせて斜行を補正でき、更には、補正結果からフィードバックをかけることにより、その他の搬送条件をも加味して斜行を補正できる。すなわち、あらゆる搬送条件に合わせた非常に正確な斜行補正を行なうことができる。
【0097】
(実施の形態2)
本発明の第二の実施の形態に係る制御方法を図12に示す。このブロック図は制御にCPUを用いず、ハードウェアで構成したものである。
【0098】
1001,1002は周波数−電圧変換器、1006,1007,1012はアナログ−ディジタル変換器、1005は差分器、1006はカウンタおよびシフトレジスター回路である。
【0099】
F/Vコンバータ1001,1002には後端検知センサ131の出力が入力されアナログ電圧に変換する。F/Vコンバータで変換されたアナログ出力はA/Dコンバーター1003,1004でディジタル値に変換される。
【0100】
A/Dコンバーター1006,1007,1012にはそれぞれ表面検知センサ205U,L、厚み検知センサ204からの信号が入力されディジタル値としてデコーダー1009に入力される。
【0101】
1009のデコーダー内部には(図示しないが)モータークロックパターンジェネレーターと掛け算器、および補正係数が予め内蔵されている。
【0102】
このような構成における制御方法について図13を用いて説明する。
【0103】
搬送が開始されると、231からパルス状の出力が出る。このパルスが出ている間が紙のイントラック方向の長さである(クロストラック長さは定常的なものとしてあらかじめ検知しているものとする)231出力が出ているt1〜t2間はFVコンバータ1001から出力が出る。この出力区間をコンパレータ1002でカウンタ1003のイネーブル信号にする。このように231から出ているパルスの区間をカウンタ1003でカウントし、コンパレータ1008で設定値と比較することにより原稿の横送り/縦送りを判別する。(カウンタ値をそのまま用いても同じ効果が得られる)
205(表、裏),204の値はA/Dコンバータ1006,1007,1012で、角2ビットのディジタル信号にコード化される。
【0104】
1009のデコーダは1008出力、1006出力、1007出力、1012出力の組み合わせによって1010の値をセットする。1010のカウンタ&シフトレジスタはモータへのクロックを設定値通り発生する。
【0105】
そして、デコーダからの出力に応じてモータへのクロックに補正係数をかけた演算を行ない、斜行補正時のモータ駆動周波数を調整する。
【0106】
このように、第1の実施の形態と同様に正確な斜行補正を、CPUを用いずに、行なうこともできる。
【0107】
(その他の実施の形態)
前述した実施の形態では、本発明を適用したシート搬送装置として搬送原稿の画像を読み取る読取機構を備えた原稿給送装置を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置において、シートとしての原稿を画像読取部に送り込むシート搬送手段、或いはシートとしての記録媒体を画像形成部に送り込むシート搬送手段に本発明を適用しても上記効果と同様の効果を得ることができる。
【0108】
このような画像形成装置に一例として、本発明を適用したシート搬送装置を備えた複写機を図14に示す。
【0109】
図14は概略断面構成図であり、1はシート搬送装置である原稿給送部、2はスキャナー本体でもある画像読取部、3は操作部、4はプリンタ部、5は給紙デッキ部、6はフィニッシャ部である。
【0110】
この複写機の動作を簡単に説明すると、操作部3からの入力信号に基づき、原稿給送部1が給送した原稿の画像を画像読取部2が読み取り、電気信号に変換する。それと同時に給紙デッキ部5からプリンタ部4に転写材を給送しプリンタ部が、受け取った電気信号を画像情報に変換して転写材に転写するという構成となっている。
【0111】
また、図14で示した操作部3からオペレータが入力することにより、図9のテーブル内の値を変えることも可能である。
【0112】
また、このような構成において、プリンタから(図示しないが)特定のパターン(万線など)を出力させ、このパターンを画像読取部であるスキャナに読ませることで紙に対して万線が何度傾いているか検出することもできる。
【0113】
このように、スキャナで検出した万線の傾きを元に、プリンタ側の独立モータの回転数制御に調整用の係数をかけることもできる。
【0114】
このようにすることで、より一層正確な斜行補正を行なうことができる。
【0115】
【発明の効果】
本発明により、搬送中のシート斜行補正について、紙質、紙サイズによるばらつきをなくし、いかなる条件下においてのシート搬送においても直行精度のよいシート搬送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシート搬送装置が備えられた、画像読取装置である流し読みスキャナーの概略断面構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかるシート搬送装置のセンサ配置を示す拡大図である。
【図3】図1の流し読み取り部のみを拡大した概略構成平面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態にかかるシート搬送装置の用いられるイントラック方向サイズ検知(原稿後端検知)の方法とセンサ出力信号を示した図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るシート搬送装置におけるクロストラック方向サイズ検知の方法説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るシート搬送装置における紙厚さ検知の方法の原理図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るシート搬送装置における表面荒さ検知の方法の原理図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係るシート搬送装置における斜行補正の簡略説明図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係るシート搬送装置における斜行補正の制御量調整用係数テーブルである。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係るシート搬送装置における制御ブロック図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態に係るシート搬送装置における制御フローチャートである。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係るシート搬送装置におけるの電気回路構成図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係るシート搬送装置における出力電圧のタイミングチャートである。
【図14】本発明を適用したシート搬送装置を備えた複写機の概略断面構成図である。
【符号の説明】
1 原稿給送装置(原稿給送部)
2 スキャナー本体(画像読取部)
3 操作部
4 プリンタ部
5 給紙デッキ部
6 フィニッシャ部
103 原稿積載トレイ
104 原稿積載トレイのリフター駆動モーター
105 給送ローラ
106 分離ローラ
107 引き抜きローラ
108,109,110,111,112 縦パス搬送ローラ
113 表面読み取り引き抜きローラ
114,115 両面排紙パス搬送ローラ
116,117 反転パス搬送ローラ
118 裏面読み取り引き抜きローラ
119 排紙ローラ
120−L,120−R 表読み取り時の斜行補正ローラ
121−L,120−R 裏読み取り時の斜行補正ローラ
127 原稿照明ランプ
128 レンズ
129 画像読み取り用CCDリニアイメージセンサ
132 排出原稿積載トレイ
133 原稿読取台
401−L,401−R モータ
403LD,404LD 発光素子(センサ)
403PD,404PD 受光素子(センサ)
204 厚み検知センサ
205 原稿表面検知センサ
206 原稿幅検知センサ
231 原稿搬送時後端検知センサ
301 エンコーダー
302 フォトインタラプタ
303 サイドガイド
304 歯車
305 ポテンショメーター
811 反射型フォトセンサ
812 発光部
813 受光部
901 原稿トレー
902 原稿給紙部リフトアップユニット
903 発光素子
904 受光素子
905 投光レンズ
906 受光レンズ

Claims (12)

  1. 搬送中のシートの斜行量を検出する斜行量検出手段を有し、
    前記斜行量検出手段によって得られた検出値に応じて、搬送手段を制御することにより、シート搬送方向の補正を行うシート搬送方法において、
    シートの搬送方向の補正後の斜行量を検知する補正後斜行量検出手段を備え、
    前記斜行量検出手段により得られた検出値に対応する前記搬送手段の制御量を、シートの特性から判断される搬送条件に基づいて調整するとともに、前記補正後斜行量検出手段により得られた検出値から前記搬送手段の制御量をフィードバックして調整することを特徴とするシート搬送方法。
  2. シートの前記搬送条件に基づいた補正係数をテーブルとしてメモリに記憶させ、前記補正係数によって前記搬送手段の制御量を調整し、前記補正後斜行量検出手段の検出値をフィードバックして前記メモリに記憶させたテーブルの補正係数を書き換えることを特徴とする請求項1載のシート搬送方法。
  3. 搬送中のシートの斜行量を検出する斜行量検出手段を有し、
    前記斜行量検出手段によって得られた検出値に応じて、搬送手段を制御することにより、シート搬送方向の補正を行うシート搬送方法において、
    前記斜行量検出手段により得られた検出値に対応する前記搬送手段の制御量を、シートの特性から判断される搬送条件に基づいて調整するとともに、所定の画像が記録されたシートを前記搬送方法によって搬送した後、読取手段によって画像を読取り、読取られた画像の歪みを検知して前記搬送手段の制御量をフィードバックして調整することを特徴とするシート搬送方法。
  4. 前記搬送手段の制御は、シート搬送方向に直交する線上に配置した搬送ローラー対を独立に駆動する、2つの駆動源の駆動速度を制御することにより行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のシート搬送方法。
  5. シートの特性を検出するシート特性検出手段を有し、
    前記検出手段によって得られた検出値によって、前記シートの搬送条件を判断することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のシート搬送方法。
  6. 前記シート特性検出手段は、搬送されるシートのサイズを検出するシートサイズ検出手段を含むことを特徴とする請求項5記載のシート搬送方法。
  7. 前記シート特性検出手段は、搬送されるシートの厚みを検出するシート厚み検出手段を含むことを特徴とする請求項または6記載のシート搬送方法。
  8. 前記シート特性検出手段は、搬送されるシートの表面粗さを検出するシート表面粗さ検出手段を含むことを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項記載のシート搬送方法。
  9. 前記斜行量検出手段によって得られた検出値とシートの搬送条件とから、搬送手段の制御量を調整する制御量調整手段を有し、請求項1乃至8のいずれか1項記載のシート搬送方法によってシートを搬送することを特徴とするシート搬送装置。
  10. 前記制御量調整手段は、操作部からの入力によって選択的に手動で制御量を調整可能であることを特徴とする請求項9記載のシート搬送装置。
  11. 請求項9または10載のシート搬送装置によって搬送されるシートの原稿画像を読み取る読取手段を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  12. 請求項9または10載のシート搬送装置によって搬送されるシート上に、画像を形成する画像形成手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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