JP3727216B2 - テレビジョンチューナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビジョンチューナーに係わり、特に局部発振器の出力する発振信号のノイズレベルを低くできるテレビジョンチューナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
テレビジョンチューナーでは、受信したテレビジョン信号と局部発振器から出力される局部発振信号とを混合器に入力し、テレビジョン信号の周波数を中間周波数に変換する。これらの各回路の集積化可能な回路部分はチューナ用ICのパッケージ内に集積化して、各回路の集積化されていない回路部分をそれぞれチューナ用ICの周囲に配置している。
【0003】
図3は、従来のテレビジョンチューナーに用いられるUHF用発振回路とVHF用発振回路とである。
【0004】
テレビジョンチューナは、第一の発振回路31と第二の発振回路32とを備えている。
第一の発振回路31は、UHF帯のテレビジョン信号を中間周波信号に変換する際に必要な局部発振信号を出力する平衡型の局部発振器であって、第一の発振回路31の出力する局部発振信号は、図示せぬUHF用混合器に入力される。第一の発振回路31は、チューナー用IC内に構成された2つの発振トランジスタ33a、33bのコレクタから平衡な発振信号を出力している。また、発振トランジスタ33a、33bのコレクタからは、電源電圧(+B)が印加されている。チューナー用IC内には、定電流源34aが構成され、発振トランジスタ33a、33bのエミッタに接続されている。
【0005】
発振トランジスタ33aのベースと発振トランジスタ33bのコレクタとは、それぞれチューナー用ICの端子に接続されたクラップコンデンサ35a、35bを介して、直並列共振回路36の一端に接続され、発振トランジスタ33aのコレクタと発振トランジスタ33bのベースとは、それぞれチューナー用ICの端子に接続されたクラップコンデンサ35c、35dを介して、直並列共振回路36の他端に接続されている。
【0006】
直並列共振回路36は、第一のバラクタダイオード37と、第二のバラクタダイオード38と、一端が第一のバラクタダイオード37のカソードに接続され、他端が第二のバラクタダイオード38のカソードに接続されたインダクタンス素子39と、一端が第一のバラクタダイオード37のアノードに接続され、他端が第二のバラクタダイオード38のアノードに接続されたコンデンサ40とを有している。
【0007】
第一のバラクタダイオード37のアノードは、接地抵抗41aを介して接地されると共に、クラップコンデンサ35a,35bを介して、発振トランジスタ33aのベースと発振トランジスタ33bのコレクタとに接続される。
【0008】
また、第二のバラクタダイオードのアノード37は、接地抵抗41bを介して接地されると共に、クラップコンデンサ35c,35dを介して、発振トランジスタ33aのコレクタと発振トランジスタ33bのベースとに接続されている。
【0009】
接地抵抗41a,41bは発振信号のレベルを安定させるために比較的高い抵抗値(例えば数十kΩ)の抵抗が使用される。また、第一のバラクタダイオード37のカソードには、抵抗42aを介して第一の発振回路31の発振周波数を調整する制御電圧が印加され、第二のバラクタダイオード38のカソードには抵抗42aとインダクタンス素子39とを介して制御電圧が印加される。
【0010】
一方、第二の発振回路32は、VHF帯のテレビジョン信号を中間周波信号に変換する際に必要な局部発振信号を出力する局部発振器であって、第二の発振回路32の出力する局部発振信号は、図示せぬVHF用混合器に入力される。
【0011】
第二の発振回路32は、チューナー用IC内に配置された2つのトランジスタ43a,43bと、2つのトランジスタ43a,43bのエミッタに接続された定電流源34bと、チューナー用ICの周囲に配置されたクラップコンデンサ35e,35fと、共振回路44とを有している。
【0012】
共振回路44は、一端がクラップコンデンサ35e,35fに接続された直流阻止コンデンサ49aと、直流阻止コンデンサ49aの他端にカソードが接続され、アノードが接地されたバラクタダイオード45と、一端がクラップコンデンサ35e,35fに接続されたインダクタンス素子47aと、インダクタンス素子47aの他端にカソードが接続されたスイッチダイオード46と、スイッチダイオード46のアノードに一端が接続され他端が接地された直流阻止コンデンサ49bと、インダクタンス素子47aの他端に一端が接続されたインダクタンス素子47bとコンデンサ48と、インダクタンス素子47bとコンデンサ48との他端に一端が接続され他端が接地された直流阻止コンデンサ49cと接地抵抗50とを有している。
【0013】
また、共振回路44はクラップコンデンサ35eを介してトランジスタ43aのベースに接続されると共に、クラップコンデンサ35fを介してトランジスタ43bのコレクタとに接続されている。
【0014】
更に、スイッチダイオード46のアノードからハイバンド切換電圧が印加され、接地抵抗50の一端からローバンド切換電圧が印加され、VHFハイバンドを受信する際にはハイバンド切換電圧によって、スイッチダイオードを46導通させ、VHFローバンドを受信する際にはローバンド切換電圧によって、スイッチダイオードを46を非導通状態として、共振回路44内の接続を切り換える。また、バラクタダイオード45のカソードから抵抗42bを介して第二の発振回路32の発振周波数を調整する制御電圧が印加される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、チューナー用IC内には、様々な回路が密集して構成されているため、それぞれの回路を流れる信号が、別の回路に混入して雑音となることがある。従って、発振回路にもチューナー用IC内の別の回路から雑音が混入することがある。特に低周波の雑音が、平衡型の発振回路の直並列共振回路に雑音が混入した場合は、第一及び第二のバラクタダイオード37,38に雑音が印加され、第一及び第二のバラクタダイオード37,38の静電容量が変わってしまうため、発振信号のノイズのレベルが大きくなってしまう。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のテレビジョンチューナは、少なくとも第一の周波数帯で発振する平衡型の第一の発振回路と、前記第一の周波数帯よりも周波数が低い第二の周波数帯で発振する第二の発振回路とを備え、
前記第一の発振回路は並設された2つの発振トランジスタと、第一のインダクタンス素子バラクタダイオード及びコンデンサで構成されて前記2つの発振トランジスタ間に接続された並列共振回路とを有し、
前記第二の発振回路は並設された2つのトランジスタと、第二のインダクタンス素子、バラクタダイオード及びコンデンサで構成されて前記2つのトランジスタ間に接続された共振回路とを有しており、
前記第一の発振回路を構成する前記並列共振回路の一端を、前記第一の周波数帯においてインピーダンスが高くなり、前記第一の周波数帯以下において、インピーダンスが低くなるインピーダンス素子よって接地するものであり、
前記インピーダンス素子を、前記第一の発振回路と前記第二の発振回路との間を接続する第一の抵抗と前記共振回路を構成する第二のインダクタンス素子とによる直列回路で構成し、前記第一の発振回路のバラクタダイオードのアノードを前記直列回路を介して接地するようにした。
【0017】
また、本発明のテレビジョンチューナは、第一の発振回路はUHFバンド用の発振回路とし、前記第二の発振回路をVHFのローバンド用の発振回路とした。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明のテレビジョンチューナの一実施例の回路図を図1に示す。
テレビジョンチューナは、第一の発振回路1と第二の発振回路2と第三の発振回路3とを備えている。第一の発振回路1と第二の発振回路2と第三の発振回路3とはそれぞれ同時に動作はせずに、いずれか1つの回路のみが動作する。
【0019】
第一の発振回路1は、第一の周波数帯で発振する局部発振器であって、第一の発振回路1の出力する局部発振信号は図示せぬUHF用混合器に入力され、UHF用混合器は、UHF帯のテレビジョン信号を中間周波信号に変換する。第一の発振回路1は、高い周波数の信号を出力するが、他の回路への干渉を小さくなるように平衡型の回路となっており、チューナー用IC内に並設された2つの発振トランジスタ4a,4bのコレクタから平衡な発振信号を出力している。また、発振トランジスタ4a,4bのコレクタからは、電源電圧(+B)が印加されている。チューナー用IC内には、定電流源5aが構成され、発振トランジスタ4a,4bのエミッタに接続されている。
【0020】
発振トランジスタ4aのベースと発振トランジスタ4bのコレクタとは、それぞれチューナー用ICの端子に接続されたクラップコンデンサ6a、6bを介して、並列共振回路7の一端に接続され、発振トランジスタ4aのコレクタと発振トランジスタ4bのベースとは、それぞれチューナー用ICの端子に接続されたクラップコンデンサ6c、6dを介して、並列共振回路7の他端に接続されている。
【0021】
並列共振回路7は、第一のインダクタンス素子8とバラクタダイオード9とコンデンサ10とからなり、バラクタダイオード9のカソードとコンデンサ10の一端とが接続され、バラクタダイオード9のアノードが第一のインダクタンス素子8の一端に接続され、コンデンサ10の他端が第一のインダクタンス素子8の他端に接続されている。また、バラクタダイオード9のカソードから抵抗12aを介してUHF発振器の発振周波数を調整する制御電圧が印加され、バラクタダイオード9のアノードは、インピーダンス素子であるインダクタンス素子11を介して直流的に接地される。インダクタンス素子11は、第一の周波数帯において十分にインピーダンスが高く、第一の周波数帯以下においては十分にインピーダンスが低くなるようなインダクタンスの大きさのインダクタンス素子によって構成される。
【0022】
一方、第二の発振回路2は、第二の周波数帯で発振する局部発振器であって、VHFローバンドを受信する際に、第二の発振回路2の出力する局部発振信号は、図示せぬVHF用混合器に入力され、VHF用混合器は、VHFローバンドのテレビジョン信号を中間周波信号に変換する。第二の発振回路2は、チューナー用IC内に配置された2つのローバンド用トランジスタ13a,13bと、2つのローバンド用トランジスタ13a,13bのエミッタに接続された定電流源5bと、チューナー用ICの周囲に配置され、ローバンド用トランジスタ13aのベースとローバンド用トランジスタ13bのコレクタとにそれぞれ一端が接続されたクラップコンデンサ6e,6fと、クラップコンデンサ6e,6fの他端に接続された共振回路14とを有している。
【0023】
共振回路14は、クラップコンデンサ6e,6fの他端にアノードが接続されたバラクタダイオード15と、バラクタダイオード15のカソードに一端が接続され、他端が接地された直流阻止コンデンサ16と、一端がクラップコンデンサ6e,6fの他端に接続され、他端が接地されたトラッキング補正用のコンデンサ17と第二のインダクタンス素子18とからなる。また、バラクタダイオード15のカソードから抵抗12bを介して第二の発振回路2の発振周波数を調整する制御電圧が印加される。
【0024】
一方、第三の発振回路3は、第三の周波数帯で発振する局部発振器であって、VHFハイバンドを受信する際に、第三の発振回路3の出力する局部発振信号は、図示せぬVHF用混合器に入力され、VHF用混合器は、VHFハイバンドのテレビジョン信号を中間周波信号に変換する。第三の発振回路3は、チューナー用IC内に配置された2つのハイバンド用トランジスタ19a,19bと、2つのハイバンド用トランジスタ19a,19bのエミッタに接続された定電流源5cと、チューナー用ICの周囲に配置され、ハイバンド用トランジスタ19aのベースとハイバンド用トランジスタ19bのコレクタとにそれぞれ一端が接続されたクラップコンデンサ6g,6hと、クラップコンデンサ6g,6hの他端に接続された共振回路20とを有している。
【0025】
共振回路20は、クラップコンデンサ6g,6hの他端にアノードが接続されたバラクタダイオード21と、バラクタダイオード21のカソードに一端が接続され他端が接地された直流阻止コンデンサ22と、一端がクラップコンデンサ6g,6hの他端に接続され、他端が接地されたインダクタンス素子23とからなる。また、バラクタダイオード21のカソードから抵抗12cを介して第三の発振回路3の発振周波数を調整する制御電圧が印加される。
【0026】
ところで、チューナー用IC内には、様々な回路が密集して構成されているため、それぞれの回路を流れる信号が、別の回路に混入して雑音となることがある。従って、第一の発振回路1にもチューナー用IC内の別の回路から雑音が混入することがある。しかし、第一の発振回路1中のバラクタダイオード9のアノードは、インダクタンス素子11を介して、接地されているため、低周波のノイズは、バラクタダイオード9のアノードにほとんど印加されず、バラクタダイオード9の静電容量は雑音の影響をほとんど受けないため、第一の発振回路1の出力する発振信号のノイズのレベルが低くなる。
【0027】
図2は本発明の第二の実施例を示す回路図である。この第二の実施例において、図1に示した第一の実施例との相違箇所は、バラクタダイオード9のアノードが第一の抵抗24と第のインダクタンス素子18とを介して接地されている点である。
【0028】
図2に示す第二の実施例において、第二の発振回路2及び第三の発振回路3の構成は図1に示す第一の実施例と同様であるので重複する説明は省略する。
【0029】
第一の発振回路1は、第一の周波数帯で発振する平衡型の局部発振器であって、第一の発振回路1の出力する局部発振信号を図示せぬUHF用混合器に入力し、UHF帯のテレビジョン信号を中間周波信号に変換する。第一の発振回路1は、チューナー用IC内に構成された2つの発振トランジスタ4a,4bのコレクタから平衡な発振信号を出力している。また、発振トランジスタ4a,4bのコレクタからは、電源電圧(+B)が印加されている。チューナー用IC内には、定電流源5が構成され、発振トランジスタ4a,4bのエミッタに接続されている。
【0030】
発振トランジスタ4aのベースと発振トランジスタ4bのコレクタとは、それぞれチューナー用ICの端子に接続されたクラップコンデンサ6a、6bを介して、並列共振回路7の一端に接続され、発振トランジスタ4aのコレクタと発振トランジスタ4bのベースとは、それぞれチューナー用ICの端子に接続されたクラップコンデンサ6c、6dを介して、並列共振回路7の他端に接続されている。
【0031】
並列共振回路7は、第一のインダクタンス素子8とバラクタダイオード9とコンデンサ10とからなり、バラクタダイオード9のカソードとコンデンサ10の一端とが接続され、バラクタダイオード9のアノードが第一のインダクタンス素子8の一端に接続され、コンデンサ10の他端が第一のインダクタンス素子8の他端に接続されている。また、バラクタダイオード9のカソードから抵抗12aを介して第一の発振回路1の発振周波数を調整する制御電圧が印加される。
【0032】
バラクタダイオード9のアノードは、第一の抵抗24と第のインダクタンス素子18とによる直列回路(インピーダンス素子)で接地されている。第のインダクタンス素子18は、VHFのローバンド用である第二の発振回路2において共振回路14の一部を構成し、一端が接地されている。また、第一の抵抗24は、第一の発振回路1のバラクタダイオードの9のアノードを第二の発振回路2の第のインダクタンス素子18の他端とを接続するための抵抗である。バラクタダイオード9のアノードとグランドとの間のインピーダンスは、第一の抵抗24と第のインダクタンス素子18との合成インピーダンスとなるので第一の周波数帯においては、高インピーダンスとなり、第一の周波数帯以下においては、低インピーダンスとなる。尚、第一の抵抗24の抵抗値は、例えば5kΩ程度と比較的低い抵抗値とすることができる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明のテレビジョンチューナーは、並列共振回路の一端を第一の周波数帯でインピーダンスが高くなり、第一の周波数帯以下ではインピーダンスが低くなるインピーダンス素子によって接地したので、低周波のノイズが、バラクタダイオードに印加されることを防ぎ、発振信号のノイズのレベルを小さくでき、しかも、発振信号のレベルの低下を防ぐことができる。
【0034】
また、本発明のテレビジョンチューナーは、バラクタダイオードのアノードをインピーダンス素子によって接地したので、バラクタダイオードのアノード側が直流的に接地されるので、バラクタダイオードの静電容量がノイズによって変動する大きさを小さくできる。
【0035】
また、本発明のテレビジョンチューナーは、バラクタダイオードのアノードをインダクタンス素子で接地したので、第一の周波数帯と第一の周波数帯以下とのインピーダンスの差が大きくなり、発振信号のレベルの低下を防ぎつつ、発振信号のノイズのレベルを小さくすることができる。
【0036】
また、本発明のテレビジョンチューナーは、バラクタダイオードのアノードを第一の抵抗と第のインダクタンス素子とによる直列回路(インピーダンス素子)で構成したので、第一の発振回路外の回路のインダクタンス素子を第のインダクタンス素子として、使用でき、部品点数を削減できる。
【0037】
また、本発明のテレビジョンチューナーは、第二の周波数帯で発振する第二の発振回路を備え、第一の発振回路と第二の発振回路とを第一の抵抗で接続し、第二の発振回路が有する第のインダクタンス素子によって、第一の発振回路が有するバラクタダイオードのアノードを接地したので、部品点数が削減できる。また、第一の発振回路と第二の発振回路とは同時に動作することがないため、第一の発振回路の動作が不安定になることもない。
【0038】
また、本発明のテレビジョンチューナーにおいて、第一の発振回路はUHFバンド用の発振回路とし、第二の発振回路をVHFのローバンド用の発振回路としたので、第一の発振回路と第二の発振回路とを第一の抵抗で接続しても、それぞれの発振回路の発振する周波数が大きく異なるため、互いに負荷になりにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョンチューナに用いられる発振回路の回路図である。
【図2】本発明のテレビジョンチューナの別の実施の形態に用いられる発振回路の回路図である。
【図3】従来のテレビジョンチューナに用いられる発振回路の回路図である。
【符号の説明】
1 第一の発振回路
2 第二の発振回路
3 第三の発振回路
4a,4b 発振トランジスタ
5a,5b,5c 定電流源
6a〜6h クラップコンデンサ
7 並列共振回路
8 第一のインダクタンス素子
9 バラクタダイオード
10 コンデンサ
11 インダクタンス素子
12a,12b,12c 抵抗
13a,13b ローバンド用トランジスタ
14 共振回路
15 バラクタダイオード
16 直流阻止コンデンサ
17 コンデンサ
18 第のインダクタンス素子
19a,19b ハイバンド用トランジスタ
20 共振回路
21 バラクタダイオード
22 直流阻止コンデンサ
23 インダクタンス素子
24 第一の抵抗
31 第一の発振回路
32 第二の発振回路
33a,33b 発振トランジスタ
34a,34b 定電流源
35a〜35f クラップコンデンサ
36 直並列共振回路
37 第一のバラクタダイオード
38 第二のバラクタダイオード
39 インダクタンス素子
40 コンデンサ
41a,41b 接地抵抗
42a,42b 抵抗
43a,43b トランジスタ
44 共振回路
45 バラクタダイオード
46 スイッチダイオード
47a,47b インダクタンス素子
48 コンデンサ
49a,49b,49c 直流阻止コンデンサ
50 接地抵抗

Claims (2)

  1. 少なくとも第一の周波数帯で発振する平衡型の第一の発振回路と、前記第一の周波数帯よりも周波数が低い第二の周波数帯で発振する第二の発振回路とを備え、
    前記第一の発振回路は並設された2つの発振トランジスタと、第一のインダクタンス素子バラクタダイオード及びコンデンサで構成されて前記2つの発振トランジスタ間に接続された並列共振回路とを有し、
    前記第二の発振回路は並設された2つのトランジスタと、第二のインダクタンス素子、バラクタダイオード及びコンデンサで構成されて前記2つのトランジスタ間に接続された共振回路とを有しており、
    前記第一の発振回路を構成する前記並列共振回路の一端を、前記第一の周波数帯においてインピーダンスが高くなり、前記第一の周波数帯以下において、インピーダンスが低くなるインピーダンス素子よって接地するものであり、
    前記インピーダンス素子を、前記第一の発振回路と前記第二の発振回路との間を接続する第一の抵抗と前記共振回路を構成する第二のインダクタンス素子とによる直列回路で構成し、前記第一の発振回路のバラクタダイオードのアノードを前記直列回路を介して接地するようにしたことを特徴とするテレビジョンチューナ。
  2. 前記第一の発振回路はUHFバンド用の発振回路とし、前記第二の発振回路をVHFのローバンド用の発振回路としたことを特徴とする請求項記載のテレビジョンチューナ。
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