JP3977626B2 - 発振回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、特にVHF帯のハイバンドまたはローバンドのチャンネルを受信するテレビジョンチューナの局部発振器として好適な発振回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
先ず、従来のテレビジョンチューナに使用される発振回路を図6に示す。集積回路31内には第一及び第二の発振トランジスタ32、33と、定電流源34とが構成される。そして、第一及び第二の発振トランジスタ32、33のエミッタ同士は定電流源34に接続される。また、各コレクタにはそれぞれ給電用の抵抗35、36を介して電圧が印加される。此によって第一及び第二の発振トランジスタ32、33同士は差動的に動作する。
【0003】
さらに、集積回路31内には1乃至2pF(ピコファラッド)程度の第一乃至第四の結合コンデンサ37〜40が形成される。集積回路31には二つの端子41、42が設けられる。
そして、第一の端子41には第一の結合コンデンサ37を介して第一の発振トランジスタ32のベースが結合され、さらに、第二の結合コンデンサ38を介して第二の発振トランジスタ33のコレクタが結合される。また、第二の端子42には第三の結合コンデンサ39を介して第一の発振トランジスタ32のコレクタが結合され、さらに、第四のコンデンサ40を解して第二の発振トランジスタ33のベースが結合される。
【0004】
集積回路31の外部には共振回路43が設けられる。共振回路43は直列接続された二つのインダクタンス素子43a、43bと、これらに跨って高周波的に並列に接続されたバラクタダイオード43cと、一方のインダクタンス素子43bに高周波的に並列に接続されたスイッチダイオード43dとを有する。そして、共振回路43の一端であるバラクタダイオード43cのアノードが接地されると共に第一の端子41に接続される。他端は第二の端子42に接続される。この結果、共振回路43は二つの発振トランジスタ32、33のベース間に結合される。バラクタダイオードのカソードには2.5ボルト以上、25ボルト以下の同調電圧が印加され、同調電圧の変化によって発振周波数が変わる。また、スイッチダイオード43dのアノードは抵抗によって接地され、カソードにはスイッチダイオード43dをオン又はオフにするためのロー又はハイの切り替え電圧が印加される。
【0005】
以上の構成において、VHF帯のハイバンドのチャンネルを受信するときにはスイッチダイオード43dがオンとなる。すると、インダクタンス素子43bの両端がショートされるので、発振周波数バンドは高くなる。そして、例えばハイバンドのチャンネルの中心周波数の範囲が135MHz〜363MHzであれば179MHz〜407MHzの周波数範囲で発振し、最低の発振周波数179Mhzが最低の同調電圧2.5ボルトに相当するように設定される。
【0006】
一方、VHF帯のローバンドのチャンネルを受信するときにはスイッチダイオード43dがオフとなる。すると、インダクタンス素子43bの両端はショートされないので、発振周波数バンドは低くなる。そして、例えばローバンドのチャンネルの中心周波数の範囲が57MHz〜129MHzであれば101MHz〜173MHzの周波数範囲で発振し、最低の発振周波数101Mhzが最低の同調電圧2.5ボルトに相当するように設定される。
【0007】
なお、各バンドのチャンネルのテレビジョン信号は図示しないバンド切替型の同調回路でハイバンドのチャンネル又はローバンドのチャンネルのテレビジョン信号が選択される。そして共振回路43のバラクタダイオード43cに印加される同調電圧が同調回路に設けられたバラクタダイオードのカソードに印加され、アノードは接地されている。
【0008】
同調電圧は発振周波数に応じて変化させるが、必要な同調電圧の最大値は各バンドにおける最高発振周波数と最低発振周波数との比によって決まる。上記の例で言えば、ハイバンドのチャンネルを受信するときの発信周波数比(2.27=407/179)がローバンドのチャンネルを受信するときの周波数比(1.71=173/101)よりも大きいので、同調電圧の最大値はハイバンドのチャンネルを受信する時が大きく、ローバンドのチャンネルを受信するときが低くなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記の同調電圧は受信すべきチャンネルを選択する同調回路にも印加され、その同調周波数と発振周波数との差は常に一定であることが望ましい(トラッキングがとれていること)が、同調周波数よりも発振周波数が高いので、発振周波数が高くなるに従って、同調回路は本来必要とする同調周波数よりも低い方にずれて同調する。これがいわゆるトラッキングのズレである。この傾向は発振周波数に対する同調周波数の比が大きくなるローバンドの受信時に顕著となる。つまり、ハイバンドのチャンネルを受信する時のトラッキングズレは少ないが、ローバンドのチャンネルを受信する時のトラッキングズレが大きくなる。
【0010】
そこで、本発明では、ローバンドのチャンネルを受信するときのトラッキングズレを少なくして、ハイバンドのチャンネルを受信するときのトラッキングズレに出来るだけ近づけることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する手段として、本発明では、互いに差動的に発振動作をする二つの発振トランジスタと、前記発振トランジスタに結合された共振回路であって、オン又はオフに切り替えられて当該共振回路を高低二つの帯域で発振させるスイッチ手段と発振周波数を変えるための同調電圧がカソードに印加されバラクタダイオードとを有しているとともに前記二つの発振トランジスタに結合された共振回路とを備え、前記スイッチ手段の切替によって共振回路を高低二つの帯域で発振させ、前記バラクタダイオードのアノードには高低二通りのバイアス電圧を切り換えて印加するように構成し、前記共振回路が高域で発振するときには前記バイアス電圧を高くし、前記共振回路が低域で発振するときには前記バイアス電圧を低くした。
【0012】
また、一方の発振トランジスタのコレクタと他方の発振トランジスタのベースとがそれぞれ結合された二つの前記発振トランジスタを内包する集積回路を有し、前記共振回路を前記集積回路の外部に設けると共に、前記二つの発振トランジスタのベース間に結合し、前記共振回路は互いに直列に接続された二つのインダクタンス素子を有し、前記バラクタダイオードを前記二つのインダクタンス素子に跨って高周波的に並列に接続すると共に、前記スイッチ手段を一方の前記インダクタンス素子に高周波的に並列に接続し、前記集積回路内にはアノードが接地され、カソードが前記バラクタダイオードのアノードに接続されたダイオードを設けた
【0013】
また、前記集積回路内には前記ダイオードのカソードに一端が接続された給電抵抗と、エミッタが接地されたトランジスタと、前記ダイオードと前記給電抵抗との接続点と前記トランジスタのコレクタとの間に接続された分圧抵抗とを設け、前記給電抵抗の他端に所定の電圧を印加し、スイッチ手段にオン又はオフに切り替える電圧を印加し、前記トランジスタがオンの際に前記スイッチ手段をオフとし、前記トランジスタがオフの際に前記スイッチ手段をオンとするように切り替えた。
【0014】
また、前記スイッチ手段を前記集積回路内に設けると共に半導体スイッチ素子で構成した。
【0015】
また、他方の前記インダクタンス素子を前記半導体スイッチ素子に並列に接続するための直流カットコンデンサを前記集積回路内で前記半導体スイッチ素子の両端にそれぞれ接続し、前記直流カットコンデンサを前記集積回路内に構成した。
【0016】
また、前記半導体スイッチ素子を複数並列に接続した。
【0017】
また、前記半導体スイッチ素子をダイオード、又はコレクタとベースとが接続されたトランジスタで構成した。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4に従って本発明の発振回路を説明する。集積回路1内には第一及び第二の発振トランジスタ2、3と、定電流源4とが構成される。そして、第一及び第二の発振トランジスタ2、3のエミッタ同士は定電流源4に接続される。また、各コレクタにはそれぞれ給電用の抵抗5、6を介して電圧が印加される。此によって第一及び第二の発振トランジスタ2、3同士は互いに差動的に動作する。
【0019】
さらに、集積回路1内には1乃至2pF(ピコファラッド)程度の第一乃至第四の結合コンデンサ7〜10が形成される。集積回路1には3つの端子11、12、13が設けられる。
そして、第一の端子11には第一の結合コンデンサ7を介して第一の発振トランジスタ2のベースが結合され、さらに、第二の結合コンデンサ8を介して第二の発振トランジスタ3のコレクタが結合される。また、第三端子13には第三の結合コンデンサ9を介して第一の発振トランジスタ2のコレクタが結合され、さらに、第四の結合コンデンサ10を解して第二の発振トランジスタ3のベースが結合される。
【0020】
また、集積回路1内にはアノードが接地されてカソードが第一の端子11に接続された第一のダイオード14と、同様にアノードが接地されてカソードが第三の端子13に接続された第二のダイオード15が設けられる。また、第一のダイオードのカソードに一端が接続された抵抗16と、エミッタが接地されたトランジスタ17と、第一のダイオード14のカソードと抵抗16との接続点とトランジスタ17のコレクタとの間に接続された分圧抵抗18とが設けられる。そして、抵抗16の他端に所定の電圧、例えば1ボルトが印加される。又、この電圧は抵抗19を解して第二のダイオード15のカソードにも印加される。トランジスタ17はベースに入力される電圧によってオン又はオフに切り換えられる。トランジスタ17がオフであれば1ボルトがそのまま第一のダイオード14のカソードに印加されるが、オンになると抵抗16と分圧抵抗18によって分圧された電圧(例えば0.5ボルト)が第一のダイオード14のカソードに印加される。
【0021】
集積回路1の外部には共振回路20が設けられる。共振回路20は直列接続された二つのインダクタンス素子20a、20bと、これらに跨って高周波的に並列に接続されたバラクタダイオード20cとからなり、その一端であるバラクタダイオード20cのアノードが第一の端子11に接続される。一方のインダクタンス素子20bにはスイッチダイオード等からなるスイッチ手段21と小容量のコンデンサ22との並列回路が直流カットコンデンサ23、24よにって並列に接続される。小容量のコンデンサ22はトラッキングを補正している。そして、共振回路20の他端が第三の端子13に接続され。この結果、共振回路20は二つの発振トランジスタ2、3のベース間に結合される。また、スイッチ手段21はこれをオン又はオフに切り換えるための電圧が抵抗25をして印加される。
【0022】
そして、バラクタダイオード20cのカソードには2.5ボルト以上、25ボルト以下の同調電圧が印加され、同調電圧の変化によって発振周波数が変わる。
【0023】
以上の構成において、VHF帯のハイバンドのチャンネルを受信するときにはスイッチ手段21がオン、トランジスタ17がオフとなる。すると、インダクタンス素子20bの両端がショートされる。従って、共振回路20とその周辺の回路とは図2に示すようになり、第一及び第二のダイオード14、15は直列となって共振回路20に並列に接続され、これらダイオード14、15のカソードとバラクタダイオード20cのアノードには1ボルトのバイアス電圧が印加される。この場合、第一及び第二のダイオード14、15はカソードの1ボルトのバイアス電圧に対応する小さな容量値を有するので発振周波数帯域を広げる効果がある。そして、発振周波数バンドは高くなり、例えば、ハイバンドのチャンネルの中心周波数の範囲が135MHz〜363MHzであれば179MHz〜407MHzで発振し、最低の同調電圧2.5ボルトでは最低の発振周波数179Mhzとなるように設定される。
【0024】
一方、VHF帯のローバンドのチャンネルを受信するときにはスイッチ手段21がオフ、トランジスタ17がオンとなる。すると、インダクタンス素子20bの両端はショートされず、第一のダイオード14のカソードには0.5ボルトが印加されるので、共振回路20とその周辺の回路とは図3に示すようになり、発振周波数バンドは低くなる。この場合、第一のダイオード14の容量は大きくなる。そして、例えばローバンドのチャンネルの中心周波数の範囲が57MHz〜129MHzであれば101MHz〜173MHzで発振し、最低の同調電圧2.5ボルトでは最低の発振周波数101Mhzとなるように設定される。 また、バラクタダイオード20cのアノードには0.5ボルトのバイアス電圧が印加されるので、ハイバンドのチャンネルを受信するときよりもバラクタダイオード20cの容量値は小さい方に移動し、同調電圧の同じ範囲での周波数変化範囲が狭くなり、トラッキングズレが少なくなる。また、ダイオード14の容量値が大きくなるので発振周波数の高い方を制限出来る。
【0025】
なお、各バンドのチャンネルのテレビジョン信号は図示しないバンド切替型の同調回路でハイバンドのチャンネル又はローバンドのチャンネルのテレビジョン信号が選択され、共振回路20のバラクタダイオード20cに印加される同調電圧が同調回路に設けられたバラクタダイオードのカソードに印加され、アノードは接地されている。
【0026】
図4はスイッチ手段21を半導体スイッチ素子であるスイッチダイオードで構成し、且つスイッチダイオードを複数個並列に接続すると共に集積回路1内の構成したものである。その他の構成は図1と同じである。半導体スイッチ素子はオフ時に容量成分を有するので、複数個用いることで補正用のコンデンサ22を省くことが可能である。また、スイッチダイオードの代わりに図5のように、スイッチトランジスタで構成しても良い。この場合コレクタとベースとを接続する。また、図5はスイッチ手段21をインダクタンス素子に接続するための直流カットコンデンサ23、24を集積回路1内に構成したものである。半導体スイッチ素子や直流カットコンデンサを集積回路1内に構成することで集積回路1外の配線が簡素化出来る。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、互いに差動的に発振動作をする二つの発振トランジスタと、発振トランジスタに結合された共振回路であって、オン又はオフに切り替えられて当該共振回路を高低二つの帯域で発振させるスイッチ手段と発振周波数を変えるための同調電圧がカソードに印加されるバラクタダイオードとを有しているとともに二つの発振トランジスタに結合された共振回路とを備え、前記スイッチ手段の切替によって共振回路を高低二つの帯域で発振させ、バラクタダイオードのアノードには高低二通りのバイアス電圧を切り換えて印加するように構成し、共振回路が高域で発振するときにはバイアス電圧を高くし、共振回路が低域で発振するときにはバイアス電圧を低くしたので、ローバンドのチャンネルを受信するときは、ハイバンドのチャンネルを受信するときよりもバラクタダイオードの容量値は小さい方に移動するので、同調電圧の同じ範囲での周波数変化範囲が狭くなり、トラッキングズレが少なくなる。
【0028】
また、一方の発振トランジスタのコレクタと他方の発振トランジスタのベースとがそれぞれ結合された二つの発振トランジスタを内包する集積回路を有し、共振回路を集積回路の外部に設けると共に、二つの発振トランジスタのベース間に結合し、共振回路は互いに直列に接続された二つのインダクタンス素子を有し、バラクタダイオードを二つのインダクタンス素子に跨って高周波的に並列に接続すると共に、スイッチ手段を一方の前記インダクタンス素子に高周波的に並列に接続し、集積回路内にはアノードが接地され、カソードがバラクタダイオードのアノードに接続されたダイオードを設けたので、高域で発振する場合は発振周波数の範囲を広げ、低域で発振する場合は発振周波数の高い方を制限出来る。
【0029】
また、集積回路内にはダイオードのカソードに一端が接続された給電抵抗と、エミッタが接地されたトランジスタと、ダイオードと給電抵抗との接続点とトランジスタのコレクタとの間に接続された分圧抵抗とを設け、給電抵抗の他端に所定の電圧を印加し、スイッチ手段にオン又はオフに切り替える電圧を印加し、前記トランジスタがオンの際に前記スイッチ手段をオフとし、前記トランジスタがオフの際に前記スイッチ手段をオンとするように切り替えたので、ダイオードのカソードとバラクタダイオードのカソードのバイアス電圧を発振周波数バンドの切り換えに応じて変えられる。
【0030】
また、スイッチ手段を集積回路内に設けると共に半導体スイッチ素子で構成したので、集積回路内の他の半導体部品と一緒に構成出来る。また、半導体スイッチ素子がオフの時に有する容量成分がトラッキングの補正に寄与する。更に、集積回路外の配線が簡素になる。
【0031】
また、インダクタンス素子を半導体スイッチ素子に並列に接続するための直流カットコンデンサを集積回路内で半導体スイッチ素子の両端にそれぞれ接続し、直流カットコンデンサを集積回路内に構成したので、集積回路外の配線が簡素になる。
【0032】
また、半導体スイッチ素子を複数並列に接続したので、オフ時の容量成分を適宜に設定できる。
【0033】
また、半導体スイッチ素子をダイオード、又はコレクタとベースとが接続されたトランジスタで構成したので、簡単にオン又はオフさせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発振回路の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の発振回路におけるハイバンド時の等価回路図である。
【図3】本発明の発振回路におけるローバンド時の等価回路図である。
【図4】本発明の発振回路の他の構成を示す回路図である。
【図5】本発明の発振回路の更に他の構成を示す回路図である。
【図6】従来の発振回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 集積回路
2、3 発振トランジスタ
4 定電流源
5、6 給電抵抗
7 第一の結合コンデンサ
8 第二の結合コンデンサ
9 第三の結合コンデンサ
10 第四の結合コンデンサ
11 第一の端子
12 第二の端子
13 第三の端子
14 第一のダイオード
15 第二のダイオード
16、19 抵抗
17 トランジスタ
18 分圧抵抗
20 共振回路
20a、20b インダクタンス素子
20c バラクタダイオード
21 スイッチ手段
22 コンデンサ
23、24 直流カットコンデンサ
25 抵抗

Claims (7)

  1. 互いに差動的に発振動作をする二つの発振トランジスタと、前記発振トランジスタに結合された共振回路であって、オン又はオフに切り替えられて当該共振回路を高低二つの帯域で発振させるスイッチ手段と発振周波数を変えるための同調電圧がカソードに印加されバラクタダイオードとを有しているとともに前記二つの発振トランジスタに結合された共振回路とを備え、前記スイッチ手段の切替によって共振回路を高低二つの帯域で発振させ、前記バラクタダイオードのアノードには高低二通りのバイアス電圧を切り換えて印加するように構成し、前記共振回路が高域で発振するときには前記バイアス電圧を高くし、前記共振回路が低域で発振するときには前記バイアス電圧を低くしたことを特徴とする発振回路。
  2. 一方の発振トランジスタのコレクタと他方の発振トランジスタのベースとがそれぞれ結合された二つの前記発振トランジスタを内包する集積回路を有し、前記共振回路を前記集積回路の外部に設けると共に、前記二つの発振トランジスタのベース間に結合し、前記共振回路は互いに直列に接続された二つのインダクタンス素子を有し、前記バラクタダイオードを前記二つのインダクタンス素子に跨って高周波的に並列に接続すると共に、前記スイッチ手段を一方の前記インダクタンス素子に高周波的に並列に接続し、前記集積回路内にはアノードが接地され、カソードが前記バラクタダイオードのアノードに接続されたダイオードを設けたことを特徴とする請求項1に記載の発振回路。
  3. 前記集積回路内には前記ダイオードのカソードに一端が接続された給電抵抗と、エミッタが接地されたトランジスタと、前記ダイオードと前記給電抵抗との接続点と前記トランジスタのコレクタとの間に接続された分圧抵抗とを設け、前記給電抵抗の他端に所定の電圧を印加し、スイッチ手段にオン又はオフに切り替える電圧を印加し、前記トランジスタがオンの際に前記スイッチ手段をオフとし、前記トランジスタがオフの際に前記スイッチ手段をオンとするように切り替えたことを特徴とする請求項2に記載の発振回路。
  4. 前記スイッチ手段を前記集積回路内に設けると共に半導体スイッチ素子で構成したことを特徴とする請求項2又は3に記載の発振回路。
  5. 他方の前記インダクタンス素子を前記半導体スイッチ素子に並列に接続するための直流カットコンデンサを前記集積回路内で前記半導体スイッチ素子の両端にそれぞれ接続し、前記直流カットコンデンサを前記集積回路内に構成したことを特徴とする請求項4に記載の発振回路。
  6. 前記半導体スイッチ素子を複数並列に接続したことを特徴とする請求項4又は5に記載の発振回路。
  7. 前記半導体スイッチ素子をダイオード、又はコレクタとベースとが接続されたトランジスタで構成したことを特徴とする請求項4又は5又は6に記載の発振回路。
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