JP2003142941A - 発振回路 - Google Patents

発振回路

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JP2003142941A JP2001333821A JP2001333821A JP2003142941A JP 2003142941 A JP2003142941 A JP 2003142941A JP 2001333821 A JP2001333821 A JP 2001333821A JP 2001333821 A JP2001333821 A JP 2001333821A JP 2003142941 A JP2003142941 A JP 2003142941A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローバンドのチャンネルを受信するときのト
ラッキングズレを少なくして、ハイバンドのチャンネル
を受信するときのトラッキングズレに出来るだけ近づけ
る。 【解決手段】 発振トランジスタ2、3と、オン又はオ
フに切り替えられるスイッチ手段21と発振周波数を変
えるための同調電圧がカソードに印加されたバラクタダ
イオード20cとを有して発振トランジスタ2、3に結
合された共振回路20とを備え、スイッチ手段21の切
替によって高低二つの帯域で発振させ、バラクタダイオ
ード20cのアノードには高低二通りのバイアス電圧を
切り換えて印加するように構成し、高域で発振するとき
にはバイアス電圧を高くし、低域で発振するときにはバ
イアス電圧を低くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特にVHF帯の
ハイバンドまたはローバンドのチャンネルを受信するテ
レビジョンチューナの局部発振器として好適な発振回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、従来のテレビジョンチューナに使
用される発振回路を図6に示す。集積回路31内には第
一及び第二の発振トランジスタ32、33と、定電流源
34とが構成される。そして、第一及び第二の発振トラ
ンジスタ32、33のエミッタ同士は定電流源34に接
続される。また、各コレクタにはそれぞれ給電用の抵抗
35、36を介して電圧が印加される。此によって第一
及び第二の発振トランジスタ32、33同士は差動的に
動作する。
【0003】さらに、集積回路31内には1乃至2pF
(ピコファラッド)程度の第一乃至第四の結合コンデン
サ37〜40が形成される。集積回路31には二つの端
子41、42が設けられる。そして、第一の端子41に
は第一の結合コンデンサ37を介して第一の発振トラン
ジスタ32のベースが結合され、さらに、第二の結合コ
ンデンサ38を介して第二の発振トランジスタ33のコ
レクタが結合される。また、第二の端子42には第三の
結合コンデンサ39を介して第一の発振トランジスタ3
2のコレクタが結合され、さらに、第四のコンデンサ4
0を解して第二の発振トランジスタ33のベースが結合
される。
【0004】集積回路3の外部には共振回路43が設け
られる。共振回路43は直列接続された二つのインダク
タンス素子43a、43bと、これらに跨って高周波的
に並列に接続されたバラクタダイオード43cと、一方
のインダクタンス素子43bに高周波的に並列に接続さ
れたスイッチダイオード43dとを有する。そして、共
振回路43の一端であるバラクタダイオード43cのア
ノードが抵抗によって接地されると共に第一の端子41
に接続される。他端は第二の端子42に接続される。こ
の結果、共振回路43は二つの発振トランジスタ32、
33のベース間に結合される。バラクタダイオードのカ
ソードには2.5ボルト以上、25ボルト以下の同調電
圧が印加され、同調電圧の変化によって発振周波数が変
わる。また、スイッチダイオード43dのアノードは接
地され、カソードにはスイッチダイオード43dをオン
又はオフにするためのロー又はハイの切り替え電圧が印
加される。
【0005】以上の構成において、VHF帯のハイバン
ドのチャンネルを受信するときにはスイッチダイオード
43dがオンとなる。すると、インダクタンス素子43
bの両端がショートされるので、発振周波数バンドは高
くなる。そして、例えばハイバンドのチャンネルの中心
周波数の範囲が135MHz〜363MHzであれば1
79MHz〜407MHzの周波数範囲で発振し、最低
の発振周波数179Mhzが最低の同調電圧2.5ボル
トに相当するように設定される。
【0006】一方、VHF帯のローバンドのチャンネル
を受信するときにはスイッチダイオード43dがオフと
なる。すると、インダクタンス素子43bの両端はショ
ートされないので、発振周波数バンドは低くなる。そし
て、例えばローバンドのチャンネルの中心周波数の範囲
が57MHz〜129MHzであれば101MHz〜1
73MHzの周波数範囲で発振し、最低の発振周波数1
01Mhzが最低の同調電圧2.5ボルトに相当するよ
うに設定される。
【0007】なお、各バンドのチャンネルのテレビジョ
ン信号は図示しないバンド切替型の同調回路でハイバン
ドのチャンネル又はローバンドのチャンネルのテレビジ
ョン信号が選択される。そして共振回路43のバラクタ
ダイオード43cに印加される同調電圧が同調回路に設
けられたバラクタダイオードのカソードに印加され、ア
ノードは接地されている。
【0008】同調電圧は発振周波数に応じて変化させる
が、必要な同調電圧の最大値は各バンドにおける最高発
振周波数と最低発振周波数との比によって決まる。上記
の例で言えば、ハイバンドのチャンネルを受信するとき
の発信周波数比(2.27=407/179)がローバ
ンドのチャンネルを受信するときの周波数比(1.71
=173/101)よりも大きいので、同調電圧の最大
値はハイバンドのチャンネルを受信する時が大きく、ロ
ーバンドのチャンネルを受信するときが低くなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の同調電圧は受信
すべきチャンネルを選択する同調回路にも印加され、そ
の同調周波数と発振周波数との差は常に一定であること
が望ましい(トラッキングがとれていること)が、同調
周波数よりも発振周波数が高いので、発振周波数が高く
なるに従って、同調回路は本来必要とする同調周波数よ
りも低い方にずれて同調する。これがいわゆるトラッキ
ングのズレである。この傾向は発振周波数に対する同調
周波数の比が大きくなるローバンドの受信時に顕著とな
る。つまり、ハイバンドのチャンネルを受信する時のト
ラッキングズレは少ないが、ローバンドのチャンネルを
受信する時のトラッキングズレが大きくなる。
【0010】そこで、本発明では、ローバンドのチャン
ネルを受信するときのトラッキングズレを少なくして、
ハイバンドのチャンネルを受信するときのトラッキング
ズレに出来るだけ近づけることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、本発明では、発振トランジスタと、オン又はオ
フに切り替えられるスイッチ手段と発振周波数を変える
ための同調電圧がカソードに印加されたバラクタダイオ
ードとを有して前記発振トランジスタに結合された共振
回路とを備え、前記スイッチ手段の切替によって高低二
つの帯域で発振させ、前記バラクタダイオードのアノー
ドには高低二通りのバイアス電圧を切り換えて印加する
ように構成し、前記高域で発振するときには前記バイア
ス電圧を高くし、前記低域で発振するときには前記バイ
アス電圧を低くした。
【0012】また、互いのコレクタとベースとが結合さ
れた二つの前記発振トランジスタを内包する集積回路を
有し、前記共振回路を前記集積回路の外部に設けると共
に、前記二つの発振トランジスタのベース間に結合し、
前記共振回路は互いに直列に接続された二つのインダク
タンス素子を有し、前記バラクタダイオードを前記二つ
のインダクタンス素子に跨って高周波的に並列に接続す
ると共に、前記スイッチ手段を一方の前記インダクタン
ス素子に高周波的に並列に接続し、前記集積回路内には
アノードが接地され、カソードが前記バラクタダイオー
ドのアノードに接続されたダイオードを設けた。
【0013】また、前記集積回路内には前記ダイオード
のカソードに一端が接続された給電抵抗と、エミッタが
接地されたトランジスタと、前記ダイオードと前記給電
抵抗との接続点と前記トランジスタのコレクタとの間に
接続された分圧抵抗とを設け、前記給電抵抗の他端に所
定の電圧を印加し、前記トランジスタをオン又はオフに
切り替えた。
【0014】また、前記スイッチ手段を前記集積回路内
に設けると共に半導体スイッチ素子で構成した。
【0015】また、他方の前記インダクタンス素子を前
記半導体スイッチ素子に並列に接続するための直流カッ
トコンデンサを前記集積回路内で前記半導体スイッチ素
子の両端にそれぞれ接続し、前記直流カットコンデンサ
を前記集積回路内に構成した。
【0016】また、前記半導体スイッチ素子を複数並列
に接続した。
【0017】また、前記半導体スイッチ素子をダイオー
ド、又はコレクタとベースとが接続されたトランジスタ
で構成した。
【0018】
【発明の実施の形態】図1乃至図4に従って本発明の発
振回路を説明する。集積回路1内には第一及び第二の発
振トランジスタ2、3と、定電流源4とが構成される。
そして、第一及び第二の発振トランジスタ2、3のエミ
ッタ同士は定電流源4に接続される。また、各コレクタ
にはそれぞれ給電用の抵抗5、6を介して電圧が印加さ
れる。此によって第一及び第二の発振トランジスタ2、
3同士は互いに差動的に動作する。
【0019】さらに、集積回路1内には1乃至2pF
(ピコファラッド)程度の第一乃至第四の結合コンデン
サ7〜10が形成される。集積回路1には3つの端子1
1、12、13が設けられる。そして、第一の端子11
には第一の結合コンデンサ7を介して第一の発振トラン
ジスタ2のベースが結合され、さらに、第二の結合コン
デンサ8を介して第二の発振トランジスタ3のコレクタ
が結合される。また、第三端子13には第三の結合コン
デンサ9を介して第一の発振トランジスタ2のコレクタ
が結合され、さらに、第四の結合コンデンサ10を解し
て第二の発振トランジスタ3のベースが結合される。
【0020】また、集積回路1内にはアノードが接地さ
れてカソードが第一の端子11に接続された第一のダイ
オード14と、同様にアノードが接地されてカソードが
第三の端子13に接続された第二のダイオード15が設
けられる。また、第一のダイオードのカソードに一端が
接続された抵抗16と、エミッタが接地されたトランジ
スタ17と、第一のダイオード14のカソードと抵抗1
6との接続点とトランジスタ17のコレクタとの間に接
続された分圧抵抗18とが設けられる。そして、抵抗1
6の他端に所定の電圧、例えば1ボルトが印加される。
又、この電圧は抵抗19を解して第二のダイオード15
のカソードにも印加される。トランジスタ17はベース
に入力される電圧によってオン又はオフに切り換えられ
る。トランジスタ17がオフであれば1ボルトがそのま
ま第一のダイオード14のカソードに印加されるが、オ
ンになると抵抗16と分圧抵抗18によって分圧された
電圧(例えば0.5ボルト)が第一のダイオード14の
カソードに印加される。
【0021】集積回路1の外部には共振回路20が設け
られる。共振回路20は直列接続された二つのインダク
タンス素子20a、20bと、これらに跨って高周波的
に並列に接続されたバラクタダイオード20cとからな
り、その一端であるバラクタダイオード20cのアノー
ドが第一の端子11に接続される。一方のインダクタン
ス素子20bにはスイッチダイオード等からなるスイッ
チ手段21と小容量のコンデンサ22との並列回路が直
流カットコンデンサ23、24よにって並列に接続され
る。総容量のコンデンサ22はトラッキングを補正して
いる。そして、共振回路20の他端が第三の端子13に
接続され。この結果、共振回路19は二つの発振トラン
ジスタ2、3のベース間に結合される。また、スイッチ
手段21はこれをオン又はオフに切り換えるための電圧
が抵抗25を解して印加される。
【0022】そして、バラクタダイオード19cのカソ
ードには2.5ボルト以上、25ボルト以下の同調電圧
が印加され、同調電圧の変化によって発振周波数が変わ
る。
【0023】以上の構成において、VHF帯のハイバン
ドのチャンネルを受信するときにはスイッチ手段21が
オン、トランジスタ17がオフとなる。すると、インダ
クタンス素子43bの両端がショートされる。従って、
共振回路20とその周辺の回路とは図2に示すようにな
り、第一及び第二のダイオード14、15は直列となっ
て共振回路20に並列に接続され、これらダイオード1
4、15のカソードとバラクタダイオード20cのアノ
ードには1ボルトのバイアス電圧が印加される。この場
合、第一及び第二のダイオード14、15はカソードの
1ボルトのバイアス電圧に対応する小さな容量値を有す
るので発振周波数帯域を広げる効果がある。そして、発
振周波数バンドは高くなり、例えば、ハイバンドのチャ
ンネルの中心周波数の範囲が135MHz〜363MH
zであれば179MHz〜407MHzで発振し、最低
の同調電圧2.5ボルトでは最低の発振周波数179M
hzとなるように設定される。
【0024】一方、VHF帯のローバンドのチャンネル
を受信するときにはスイッチ手段20がオフ、トランジ
スタ17がオンとなる。すると、インダクタンス素子4
3bの両端はショートされず、第一のダイオード14の
カソードには0.5ボルトが印加されるので、共振回路
20とその周辺の回路とは図3に示すようになり、発振
周波数バンドは低くなる。この場合、第一のダイオード
14の容量は大きくなる。そして、例えばローバンドの
チャンネルの中心周波数の範囲が57MHz〜129M
Hzであれば101MHz〜173MHzで発振し、最
低の同調電圧2.5ボルトでは最低の発振周波数101
Mhzとなるように設定される。 また、バラクタダイ
オード20cのアノードには0.5ボルトのバイアス電
圧が印加されるので、ハイバンドのチャンネルを受信す
るときよりもバラクタダイオード20cの容量値は小さ
い方に移動し、同調電圧の同じ範囲での周波数変化範囲
が狭くなり、トラッキングズレが少なくなる。また、ダ
イオード14の容量値が大きくなるので発振周波数の高
い方を制限出来る。
【0025】なお、各バンドのチャンネルのテレビジョ
ン信号は図示しないバンド切替型の同調回路でハイバン
ドのチャンネル又はローバンドのチャンネルのテレビジ
ョン信号が選択され、共振回路20のバラクタダイオー
ド20cに印加される同調電圧が同調回路に設けられた
バラクタダイオードのカソードに印加され、アノードは
接地されている。
【0026】図4はスイッチ手段21を半導体スイッチ
素子であるスイッチダイオードで構成し、且つスイッチ
ダイオードを複数個並列に接続すると共に集積回路1内
の構成したものである。その他の構成は図1と同じであ
る。半導体スイッチ素子はオフ時に容量成分を有するの
で、複数個用いることで補正用のコンデンサ22を省く
ことが可能である。また、スイッチダイオードの代わり
に図5のように、スイッチトランジスタで構成しても良
い。この場合コレクタとベースとを接続する。また、図
5はスイッチ手段21をインダクタンス素子に接続する
ための直流カットコンデンサ23、24を集積回路1内
に構成したものである。半導体スイッチ素子や直流カッ
トコンデンサを集積回路1内に構成することで集積回路
1外の配線が簡素化出来る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、バラクタダイオー
ドのアノードには高低二通りのバイアス電圧を切り換え
て印加するように構成し、高域で発振するときにはバイ
アス電圧を高くし、低域で発振するときにはバイアス電
圧を低くしたので、ローバンドのチャンネルを受信する
ときは、ハイバンドのチャンネルを受信するときよりも
バラクタダイオードの容量値は小さい方に移動するの
で、同調電圧の同じ範囲での周波数変化範囲が狭くな
り、トラッキングズレが少なくなる。
【0028】また、共振回路を集積回路の外部に設ける
と共に、二つの発振トランジスタのベース間に結合し、
共振回路は互いに直列に接続された二つのインダクタン
ス素子を有し、バラクタダイオードを二つのインダクタ
ンス素子に跨って高周波的に並列に接続すると共に、ス
イッチ手段を一方の前記インダクタンス素子に高周波的
に並列に接続し、集積回路内にはアノードが接地され、
カソードがバラクタダイオードのアノードに接続された
ダイオードを設けたので、高域で発振する場合は発振周
波数の範囲を広げ、低域で発振する場合は発振周波数の
高い方を制限出来る。
【0029】また、集積回路内にはダイオードのカソー
ドに一端が接続された給電抵抗と、エミッタが接地され
たトランジスタと、ダイオードと給電抵抗との接続点と
トランジスタのコレクタとの間に接続された分圧抵抗と
を設け、給電抵抗の他端に所定の電圧を印加し、トラン
ジスタをオン又はオフに切り替えたので、ダイオードの
カソードとバラクタダイオードのカソードのバイアス電
圧を発振周波数バンドの切り換えに応じて変えられる。
【0030】また、スイッチ手段を集積回路内に設ける
と共に半導体スイッチ素子で構成したので、集積回路内
の他の半導体部品と一緒に構成出来る。また、半導体ス
イッチ素子がオフの時に有する容量成分がトラッキング
の補正に寄与する。更に、集積回路外の配線が簡素にな
る。
【0031】また、インダクタンス素子を半導体スイッ
チ素子に並列に接続するための直流カットコンデンサを
集積回路内で半導体スイッチ素子の両端にそれぞれ接続
し、直流カットコンデンサを集積回路内に構成したの
で、集積回路外の配線が簡素になる。
【0032】また、半導体スイッチ素子を複数並列に接
続したので、オフ時の容量成分を適宜に設定できる。
【0033】また、半導体スイッチ素子をダイオード、
又はコレクタとベースとが接続されたトランジスタで構
成したので、簡単にオン又はオフさせることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発振回路の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の発振回路におけるハイバンド時の等価
回路図である。
【図3】本発明の発振回路におけるローバンド時の等価
回路図である。
【図4】本発明の発振回路の他の構成を示す回路図であ
る。
【図5】本発明の発振回路の更に他の構成を示す回路図
である。
【図6】従来の発振回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 集積回路 2、3 発振トランジスタ 4 定電流源 5、6 給電抵抗 7 第一の結合コンデンサ 8 第二の結合コンデンサ 9 第三の結合コンデンサ 10 第四の結合コンデンサ 11 第一の端子 12 第二の端子 13 第三の端子 14 第一のダイオード 15 第二のダイオード 16、19 抵抗 17 トランジスタ 18 分圧抵抗 20 共振回路 20a、20b インダクタンス素子 20c バラクタダイオード 21 スイッチ手段 22 コンデンサ 23、24 直流カットコンデンサ 25 抵抗

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発振トランジスタと、オン又はオフに切
    り替えられるスイッチ手段と発振周波数を変えるための
    同調電圧がカソードに印加されたバラクタダイオードと
    を有して前記発振トランジスタに結合された共振回路と
    を備え、前記スイッチ手段の切替によって高低二つの帯
    域で発振させ、前記バラクタダイオードのアノードには
    高低二通りのバイアス電圧を切り換えて印加するように
    構成し、前記高域で発振するときには前記バイアス電圧
    を高くし、前記低域で発振するときには前記バイアス電
    圧を低くしたことを特徴とする発振回路。
  2. 【請求項2】 互いのコレクタとベースとが結合された
    二つの前記発振トランジスタを内包する集積回路を有
    し、前記共振回路を前記集積回路の外部に設けると共
    に、前記二つの発振トランジスタのベース間に結合し、
    前記共振回路は互いに直列に接続された二つのインダク
    タンス素子を有し、前記バラクタダイオードを前記二つ
    のインダクタンス素子に跨って高周波的に並列に接続す
    ると共に、前記スイッチ手段を一方の前記インダクタン
    ス素子に高周波的に並列に接続し、前記集積回路内には
    アノードが接地され、カソードが前記バラクタダイオー
    ドのアノードに接続されたダイオードを設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の発振回路。
  3. 【請求項3】 前記集積回路内には前記ダイオードのカ
    ソードに一端が接続された給電抵抗と、エミッタが接地
    されたトランジスタと、前記ダイオードと前記給電抵抗
    との接続点と前記トランジスタのコレクタとの間に接続
    された分圧抵抗とを設け、前記給電抵抗の他端に所定の
    電圧を印加し、前記トランジスタをオン又はオフに切り
    替えたことを特徴とする請求項2に記載の発振回路。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ手段を前記集積回路内に設
    けると共に半導体スイッチ素子で構成したことを特徴と
    する請求項2又は3に記載の発振回路。
  5. 【請求項5】 他方の前記インダクタンス素子を前記半
    導体スイッチ素子に並列に接続するための直流カットコ
    ンデンサを前記集積回路内で前記半導体スイッチ素子の
    両端にそれぞれ接続し、前記直流カットコンデンサを前
    記集積回路内に構成したことを特徴とする請求項4に記
    載の発振回路。
  6. 【請求項6】 前記半導体スイッチ素子を複数並列に接
    続したことを特徴とする請求項4又は5に記載の発振回
    路。
  7. 【請求項7】 前記半導体スイッチ素子をダイオード、
    又はコレクタとベースとが接続されたトランジスタで構
    成したことを特徴とする請求項4又は5又は6に記載の
    発振回路。
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