JP3724394B2 - パターン・グループ設定器付セレクタスイッチ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠隔監視制御システムに用いられるパターン・グループ設定器付セレクタスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複数個ずつの操作用端末器および制御用端末器を時分割多重接続方式で2線式の信号線を介して伝送処理装置に接続した遠隔監視制御システムが市販されている。操作用端末器および制御用端末器には各別にアドレスが設定されており、伝送処理装置はアドレスによって各操作用端末器および各制御用端末器を個別に認識する。操作用端末器はスイッチを備え、このスイッチの操作により発生した割り込み信号を伝送処理装置に伝送する。伝送処理装置は割り込み信号を受信すると割り込みを要求している操作用端末器を検索し、さらに検索した操作用端末器とアドレスによって対応関係があらかじめ設定されている制御用端末器に対して制御データを伝送する。制御データを受け取った制御用端末器では、接続されている負荷をスイッチの操作に対応させて制御する。
【0003】
さらに詳しく説明すると、遠隔監視制御システムは、たとえば図8に示す構成を有する。伝送処理装置1には、スイッチSWの操作状態を監視する複数個の操作用端末器2、負荷Lを制御する複数個の制御用端末器3が2線式の信号線Lsを介して接続される。操作用端末器2、制御用端末器3には、それぞれ個別のアドレスが設定され、このアドレスを用いて伝送処理装置1が操作用端末器2、制御用端末器3を個別に認識する。
【0004】
伝送処理装置1は信号線Lsに対して、図9(a),(b)のようなフォーマットの伝送信号Vsを送出する。すなわち、伝送信号Vsは、信号送出開始を示すスタートパルスST、信号モードを示すモードデータ信号MD、操作用端末器2や制御用端末器3を各別に呼び出すためのアドレスを含むデータを伝送するアドレスデータ信号AD、制御用端末器3下の各負荷Lを制御する制御データを伝送する制御データ信号CD、伝送エラーを検出するためのチェックサムデータ信号CS、操作用端末器2や制御用端末器3からの返送データ信号を受信するタイムスロットである信号返送期間WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送されるようになっている。
【0005】
各操作用端末器2および各制御用端末器3では、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vsにより伝送されたアドレスデータがあらかじめ設定されているアドレスデータに一致すると、伝送信号Vsから制御データを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して返信データを電流モード信号(信号線Lsの線間を適当な低インピーダンスを介して短絡することにより送出される信号)として返送する。
【0006】
また、伝送処理装置1には、ダミー信号送信手段および割り込み信号処理手段が設けられる。ダミー信号送信手段は、モードデータ信号MDをダミーモードとしたダミー伝送信号を常時送出する。また、割り込み信号処理手段は、いずれかの操作用端末器2でスイッチSWの操作に伴って発生した図9(c)のような割り込み信号Viを受信したときに、割り込み信号Viを発生した操作用端末器2を検索し、その操作用端末器2に設定されているアドレスデータを返信データとして返送させる。すなわち、常時はダミー信号送信手段によってダミー伝送信号を信号線Lsに送出し、スイッチSWの操作に伴って操作用端末器2から発生した割り込み信号Viをダミー伝送信号のスタートパルス信号STに同期して検出すると、伝送処理装置1からは割り込み処理手段によってモードデータ信号MDをアドレス確認モードとした伝送信号Vsを信号線Lsに送出する。各操作用端末器2では、割り込み信号Viを発生すると割り込みの要求を行う割り込みフラグを設定し、割り込みフラグが設定されている操作用端末器2ではモードデータ信号MDがアドレス確認モードの伝送信号Vsを受信すると、この伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して操作用端末器2に設定されているアドレスデータを返信データとして返送する。このようにして伝送処理装置1では割り込み信号Viを発生した操作用端末器2のアドレスを獲得することができる。
【0007】
伝送処理装置1では、割り込み信号Viを発生した操作用端末器2のアドレスを獲得すると、スイッチSWに対する対応関係があらかじめ設定されている負荷Lを接続した制御用端末器3に伝送する制御データを生成するとともに、その制御データを含む伝送信号Vsを信号線Lsに送出し、対応する制御用端末器3に制御データを伝送して負荷Lを制御する。
【0008】
操作用端末器2や制御用端末器3では、それぞれ信号線Lsを伝送されている伝送信号Vsを全波整流し安定化することによって内部回路の動作用の電源を得るようになっている。制御用端末器3に接続される負荷Lについては別途に電源を設けている。
【0009】
ところで、上述した遠隔監視制御システムでは、負荷LをスイッチSWに対して一対一に対応させる個別制御と、複数の負荷Lを1つのスイッチSWに対応付けて一括して制御する一括制御とが可能である。さらに、一括制御については、複数の負荷Lを同じ状態に制御するグループ制御と、複数の負荷Lを各別にあらかじめ設定した制御状態にするパターン制御とが可能になっている。このように、各スイッチSWは、個別制御、グループ制御、パターン制御のいずれかの制御方法で負荷Lを制御することになる。操作用端末器2と制御用端末器3とについて負荷番号を含めたアドレスの対応関係は、個別制御では一対一対応になり、グループ制御、パターン制御では一対多対応になる。
【0010】
上述したような一括制御のためのスイッチSWと負荷Lとの対応付けの作業には一括制御設定用端末器が用いられる。一括制御設定用端末器は、スイッチSWと負荷Lとの対応付けを行なって伝送処理装置1に登録する設定モードと、スイッチSWを操作したときに設定モードで対応関係が設定された複数の負荷Lを一括制御する操作モードとを選択することができる。設定モードでは、一括制御設定用端末器は、一括制御される複数の負荷Lに対応付けるスイッチSWを備えた操作用端末器2、および一括制御の対象となる負荷Lを個別に指定するためのスイッチSWを備えた操作用端末器2と併用される。
【0011】
ところで、上記従来の遠隔監視制御システムには、制御用端末器の1アドレスを1チャネルとしたとき、最大で64チャネル分の制御用端末器を接続することができる。一方、各制御用端末器には、最大で4台の負荷(例えば照明器具)を接続することができる回路(例えばリレーなどを含む回路)が設けられている。したがって、遠隔監視制御システムには、合計で256台分の負荷を接続することができることになる。
【0012】
なお、特開平1−190198号公報には、ホストコンピュータのような外部制御装置と中央制御装置との間のデータ伝送を信号線を介して時分割多重伝送するようにしたインターフェース回路を分電盤協約寸法の盤取付型ケースに収納した遠隔監視制御システムのインターフェース端末器が開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の遠隔監視制御システムでは、各負荷の回路状態(例えばリレーのオン/オフ状態)を知るには、操作用端末器である壁スイッチまたはセレクタスイッチなどに設けられた表示部の表示を見る必要がある。しかし、壁スイッチまたはセレクタスイッチがそのシステムに使用されている回路数分まとまって設置されていないと、全体の回路状態を把握するのが困難である。また、仮にまとまって設置されていたとしても記録しておきたい場合はいちいち控えておかなければいけない。
【0014】
また、未使用の回路、あるいは未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスを知るにも、壁スイッチまたはセレクタスイッチなどに設けられた表示部の表示を見る必要があるが、このような場合も、上記と同様の問題がある。
【0015】
さらに、ある負荷回路がどのパターンアドレスまたはグループアドレスに登録されているかを知るには、全てのパターンまたはグループの設定内容を確認する必要がある。この場合、ツールで確認はできるが、記録しておきたい場合はいちいち控えておかなければいけない。
【0016】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、遠隔監視制御システムについての各種情報を容易に取り出すことができるパターン・グループ設定器付セレクタスイッチを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、2線式の信号線を介して各別にアドレスを有する複数個の端末器を伝送処理装置に時分割多重接続方式で接続し、伝送処理装置は、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に送出することによって端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に端末器でのスイッチの操作による操作データを受信すると、操作データに基づいて制御データを生成し、操作データを発生した端末器とアドレスによる対応関係があらかじめ設定されている他の端末器に対して制御データを伝送してその端末器に接続された負荷を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、上記スイッチを複数備えるとともに、これら複数のスイッチについての所定情報を、上記他の端末器である制御用端末器単位に区分して表示するセレクタ表示部を複数備えるパターン・グループ設定器付セレクタスイッチであって、信号線上の信号をモニタすることで各種情報を取得するためのモニタ部と、このモニタ部によって取得された各種情報を記憶する記憶部と、外部機器に対して情報を出力するための出力部と、各種出力情報の中から所望の出力情報を出力部から出力する操作を入力するための操作スイッチを複数種類有してなる設定実行操作部と、この設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から所望の出力情報を出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から所望の出力情報を得て出力部から出力する制御を行う制御部とを備えることを特徴とする。
【0018】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、記憶部に記憶された各種情報から得られ出力部から出力される各種出力情報の中から、出力するべき所望の出力情報を選択させるためのメニューを表示するメニュー表示部を備え、制御部は、メニュー表示部に表示されたメニューに従って、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から所望の出力情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から所望の出力情報を得て出力部から出力する制御を行うことを特徴とする。
【0019】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、モニタ部は、信号線上の信号をモニタすることで各制御用端末器の負荷の回路状態についての情報を取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から各負荷の回路状態についての情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から各負荷の回路状態についての情報を得て出力部から出力する制御を行うことを特徴とする。
【0020】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、モニタ部は、信号線上の信号をモニタすることで、制御用端末器が有するアドレスのうち、返信のない制御用端末器のアドレスの情報を未使用回路情報として取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から未使用回路情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から未使用回路情報を得て出力部から出力する制御を行うことを特徴とする。
【0021】
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、モニタ部は、信号線上の信号をモニタすることで、遠隔監視制御システムで設定されている所定数のパターンアドレスおよびグループアドレスのうち、未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を得て出力部から出力する制御を行うことを特徴とする。
【0022】
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、記憶部は、パターンアドレスおよびグループアドレスの情報を、それらアドレスによるパターン制御およびグループ制御で動作する制御用端末器下の負荷についての情報とともに記憶し、制御部は、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、任意の制御用端末器下の負荷がどのパターンアドレスおよびグループアドレスによるパターン制御およびグループ制御で動作するかを表す情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から、その任意の制御用端末器下の負荷に対応するパターンアドレスおよびグループアドレスを読み出して出力部から出力する制御を行うことを特徴とする。
【0023】
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、出力部は、シリアル通信用の出力インターフェースであることを特徴とする。
【0024】
請求項8記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、出力部は、所定の記録媒体に対してデータの読み書きを行う記録装置であることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1は本発明に係る第1実施形態のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチの回路ブロック図、図2は同パターン・グループ設定器付セレクタスイッチの正面図、図3は同パターン・グループ設定器付セレクタスイッチの背面図、図4は遠隔監視制御システムの伝送処理装置による常時ポーリング処理の説明図、図5,図6は同パターン・グループ設定器付セレクタスイッチのメイン表示部で表示されるメニューの例を示す図である。
【0026】
第1実施形態のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ4は、図8に示した遠隔監視制御システムに使用されるものであり、図2,図3に示すように、前ハーフ40aおよび後ハーフ40bによりなる前面矩形状の筐体40を有している。
【0027】
前ハーフ40aの正面左方寄りのエリアには、各制御用端末器3下の4つの負荷Lをオン/オフ制御することができるスイッチSW1〜SW4が複数組み(図2では16組み)設けられているとともに、これら複数組みのスイッチについての例えばオン/オフなどの所定情報を、制御用端末器3単位に区分して表示する液晶表示のセレクタ表示部D1が複数(図2では16個)設けられている。そして、これらスイッチSW1〜SW4およびセレクタ表示部D1が設けられたエリアの右方下側には、ページ送り用の送り操作スイッチSW5およびページ戻し用の戻り操作スイッチSW6が設けられている。
【0028】
ここで、遠隔監視制御システムには、最大で64チャネル分の制御用端末器3を接続することができ、各制御用端末器3には、最大で4台の負荷Lを接続することができるが、上記構成のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ4では、1度に16チャネル分のスイッチSW1〜SW4およびセレクタ表示部D1の数しか割り当てることができない。このため、全チャネルの64チャネルを、0ch〜15ch、16ch〜31ch、32ch〜47ch、48ch〜63chに区切って、それぞれをサイクリックに切り替わるページとし、送り操作スイッチSW5または戻り操作スイッチSW6が押されたときに、それぞれ現在のページを送りまたは戻すように構成される。
【0029】
前ハーフ40aの正面右方寄りのエリアには、各種設定および各種機能の実行用にメニューを各種表示する液晶表示のメイン表示部D2が上方に設けられ、このメイン表示部D2の右方に、モード設定用のモード操作スイッチSW7、以前のメニューに戻るときに使用する戻る操作スイッチSW8、メニュー内のカーソル位置を一段上の位置に上げるときに使用するアップ操作スイッチSW9、メニュー内のカーソル位置を一段下の位置に下げるときに使用するダウン操作スイッチSW10、および用意された所定の機能を実行するときに使用する実行操作スイッチSW11が設けられている。
【0030】
そして、これらのメイン表示部D2および各種操作スイッチの下方には、機能選択キー群をなす、個別操作スイッチSW12、調光(D)操作スイッチSW13、パターン(P)操作スイッチSW14およびグループ(G)操作スイッチSW15が設けられ、これらの下方には、“+”、“−”およびテンキー“0”〜“9”の各種操作キーSW16〜SW27が設けられている。
【0031】
一方、後ハーフ40bの背面には、AC100Vの商用電源に接続するための電源端子T1と、2線式の信号線Lsに接続するための信号端子T2と、シリアル通信用コネクタ(図3ではRS232C)T3とが設けられている。
【0032】
このように機構的に構成されるパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ4は、図1に示すように、電源部41と、デュアルポートRAM42と、モニタ部43と、主回路部44とにより電気的に構成される。
【0033】
電源部41は、電源端子T1に入力されるAC100VをAC7Vに降圧するトランス411と、このトランス411によって降圧されたAC7VをDC5Vなどに変換して各部に供給する電源回路412とにより構成されている。
【0034】
モニタ部43は、発振回路431と、プログラムを格納したフラッシュメモリ432と、信号端子T2に接続されたフル2線信号送受信回路433と、これらと接続されるCPU430とにより構成されている。
【0035】
このCPU430は、フラッシュメモリ432に格納されたプログラムに従って、フル2線信号送受信回路433を通じて各種信号の授受を行うものであり、例えば、図4に示す伝送処理装置1による常時ポーリングの処理を利用して、信号端子T2に接続された信号線Lsの信号を、フル2線信号送受信回路433を通じてモニタすることで各種情報を取得してデュアルポートRAM42に記憶する処理を実行する。
【0036】
例えば、図4に示す各「状態表示」の情報をモニタすることで、各制御用端末器3の負荷Lの回路状態についての情報を取得してデュアルポートRAM42に記憶する処理が実行される。
【0037】
また、図4に示す各「状態返信」の情報をモニタすることで、制御用端末器3が有する0ch〜63chのアドレスのうち、返信のない制御用端末器3のアドレスの情報を未使用回路情報として取得してデュアルポートRAM42に記憶する処理が実行される。
【0038】
さらに、信号線Lsの信号をモニタすることで、遠隔監視制御システムで設定されている所定数のパターンアドレスおよびグループアドレスのうち、未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を取得してデュアルポートRAM42に記憶する処理が実行される。ここで、遠隔監視制御システムでは、パターンアドレスはP1〜P72まで設定可能であり、グループアドレスはG1〜G127まで設定可能である。そして、スイッチ表示情報を監視して、送られてこないパターンアドレスおよびグループアドレスを未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報としてデュアルポートRAM42に記憶する処理が実行される。
【0039】
主回路部44は、発振回路441と、プログラムを格納したフラッシュメモリ442と、シリアル通信用コネクタT3に接続されたRS232Cドライバ回路443と、これらおよび後述の各部と接続されるCPU440とにより構成されている。すなわち、CPU440には、圧電ブザー444aがこの駆動用のブザー回路444bを介して接続され、図2に示した各種スイッチを構成する電極内蔵メンブレンスイッチ445aがスイッチ入力回路445bを介して接続されている。また、RAM446およびデータ格納用のフラッシュメモリ447が接続されているほか、LCD(セレクタ表示部)D1およびLCD(メイン表示部)D2がそれぞれLCDドライバ回路448aおよびLCDドライバ回路448bを介して接続されている。さらに、CPU440にはウォッチドックタイマ449が接続されている。
【0040】
このような構成の主回路部44のCPU440は、フラッシュメモリ442に格納されたプログラムに従って、パターン・グループ設定器付セレクタスイッチ4の全般の制御などの処理を実行するものであり、従来のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチと同様の処理を実行するほか、第1実施形態の特徴として、電極内蔵メンブレンスイッチ445aの各種操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から所望の出力情報を選択し、シリアル通信用コネクタT3およびRS232Cドライバ回路443により構成される出力部からその所望の出力情報を出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から所望の出力情報を得て出力部から出力する制御を行う。ここで、記憶部は、デュアルポートRAM42およびフラッシュメモリ447により構成され、デュアルポートRAM42に記憶された各種情報はフラッシュメモリ447に保存される。
【0041】
上記第1実施形態の特徴となる所望の出力情報の出力処理について、図5,図6をさらに用いて詳述すると、CPU440は、LCDドライバ回路448bを通じてLCD(メイン表示部)D2に各種メニューを表示する。
【0042】
いま、図5の例に示すように、メニューM01を表示しているときに、メニューM01の項目から、アップ操作スイッチSW9またはダウン操作スイッチSW10を用いて「パソコン接続」を選択して、実行操作スイッチSW11を押す操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM02を表示する処理が実行される。このとき、戻る操作スイッチSW8を押す操作入力があると、メイン表示部D2に前のメニューM01を表示する処理が実行される。
【0043】
メニューM02において、アップ操作スイッチSW9またはダウン操作スイッチSW10を用いて「データ出力」を選択して、実行操作スイッチSW11を押す操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM03を表示する処理が実行される。このメニューM03における「回路状態」、「未使用回路」、「未使用PG」および「端末登録PG」が出力情報であり、これらの各種出力情報の中から所望の出力情報を選択することができる。
【0044】
メニューM03において、「回路状態」を選択して、実行操作スイッチSW11を押す操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM04を表示する処理が実行される。この状態で、実行操作スイッチSW11を3秒以上押し続ける操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM05を表示し、記憶部に記憶された各種情報から各負荷の回路状態についての情報を得て出力部から出力し、出力が完了すると、メイン表示部D2にメニューM06を表示する処理が実行される。これにより、出力部から、このシリアル通信用コネクタT3に接続された外部機器としての例えばパソコンに、各負荷の回路状態についての情報が出力されるので、パソコンでそのデータを保存したり、あるいは加工して印刷出力することができる。また、その情報をメンテナンスに利用したり、データを蓄積して照明等の使用状況を把握することができ、これを省エネ検討等に利用することもできる。さらに、そのファイル形式に対応したアプリケーションソフトにより自由なフォーマットに加工できるため、ニーズに応じた資料を作成でき、印刷もできる。
【0045】
メニューM06において、戻る操作スイッチSW8を押す操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM03を表示する処理が実行される。
【0046】
メニューM03において、「回路状態」がアクティブになっている状態からダウン操作スイッチSW10を押す操作入力があると、カーソルを現在位置から一段下の位置に下ろしたメニューM07をメイン表示部D2に表示する処理が実行される。このとき、アップ操作スイッチSW9を押す操作入力があると、カーソルを現在位置から一段上の位置に上げたメニューM03をメイン表示部D2に表示する処理が実行される。
【0047】
メニューM07において、「未使用回路」がアクティブになっている状態から実行操作スイッチSW11を押す操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM08を表示する処理が実行される。この状態で、実行操作スイッチSW11を3秒以上押し続ける操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM09を表示し、記憶部に記憶された各種情報から未使用回路情報を得て出力部から出力し、出力が完了すると、メイン表示部D2にメニューM10を表示する処理が実行される。これにより、出力部から、このシリアル通信用コネクタT3に接続された例えばパソコンに、未使用回路情報が出力されるので、パソコンでそのデータを保存したり、あるいは加工して印刷出力することができる。回路を追加するとき、アドレスが重複しないようにしなければならないが、上記出力情報により使用可能なアドレスを確認することができる。
【0048】
メニューM10において、戻る操作スイッチSW8を押す操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM07を表示する処理が実行される。
【0049】
メニューM07において、「未使用回路」がアクティブになっている状態からダウン操作スイッチSW10を押す操作入力があると、図6の例に示すように、カーソルを現在位置から一段下の位置に下ろしたメニューM11をメイン表示部D2に表示する処理が実行される。このとき、アップ操作スイッチSW9を押す操作入力があると、カーソルを現在位置から一段上の位置に上げたメニューM07をメイン表示部D2に表示する処理が実行される。
【0050】
メニューM11において、「未使用PG」がアクティブになっている状態から実行操作スイッチSW11を押す操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM12を表示する処理が実行される。この状態で、実行操作スイッチSW11を3秒以上押し続ける操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM13を表示し、記憶部に記憶された各種情報から未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を得て出力部から出力し、出力が完了すると、メイン表示部D2にメニューM14を表示する処理が実行される。これにより、出力部から、このシリアル通信用コネクタT3に接続された例えばパソコンに、未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報が出力されるので、パソコンでそのデータを保存したり、あるいは加工して印刷出力することができる。パターンスイッチおよびグループスイッチを追加するとき、未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスを確認することができる。
【0051】
メニューM14において、戻る操作スイッチSW8を押す操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM11を表示する処理が実行される。
【0052】
メニューM11において、「未使用PG」がアクティブになっている状態からダウン操作スイッチSW10を押す操作入力があると、カーソルを現在位置から一段下の位置に下ろしたメニューM15をメイン表示部D2に表示する処理が実行される。
【0053】
メニューM15において、「端末登録PG」がアクティブになっている状態から実行操作スイッチSW11を押す操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM16を表示する処理が実行される。この状態で、個別操作スイッチSW12などの操作スイッチを用いて、制御用端末器3のチャネル番号とその負荷番号を指定する操作入力があると、そのチャネル番号と負荷番号とを含むメニューM17をメイン表示部D2に表示する処理が実行される。図6の例では、チャネル番号が2で負荷番号が4になっている(「2ch−4」)。この状態で、実行操作スイッチSW11を3秒以上押し続ける操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM18を表示し、記憶部に記憶された各種情報から、その任意の制御用端末器3下の負荷Lに対応するパターンアドレスおよびグループアドレスを読み出して出力部から出力し、出力が完了すると、メイン表示部D2にメニューM19を表示する処理が実行される。例えば、「2ch−4」の負荷回路がパターンアドレスP1,P12,P15によるパターン制御で動作し、またグループアドレスG1,G7によるグループ制御で動作する場合には、P1,P12,P15のパターンアドレスおよびG1,G7のグループアドレスが出力されることになる。これにより、出力部から、このシリアル通信用コネクタT3に接続された例えばパソコンに、任意の制御用端末器3下の負荷Lがどのパターンアドレスおよびグループアドレスによるパターン制御およびグループ制御で動作するかを表す情報が出力されるので、パソコンでそのデータを保存したり、あるいは加工して印刷出力することができる。また、その回路を、これを含むパターンおよびグループ設定データから削除するとき、そのアドレスを確認することができる。
【0054】
メニューM19において、戻る操作スイッチSW8を押す操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM15を表示する処理が実行される。
【0055】
以上、第1実施形態によれば、遠隔監視制御システムについての各種情報を容易に取り出すことができる。
【0056】
(第2実施形態)
図7は本発明に係る第2実施形態のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチの回路ブロック図である。
【0057】
第2実施形態のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ4Aは、第1実施形態のシリアル通信用コネクタT3およびRS232Cドライバ回路443に代えて、PCカードスロットT3AおよびPCカードドライバ回路443Aを備える以外は、第1実施形態のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ4と同様に構成される。
【0058】
この構成でも、PCカードスロットT3AにPCカード45を装着すれば、そのPCカード45に所望の出力情報を記憶することができるから、そのPCカード45をパソコンなどの外部機器に装着すれば、パソコンでそのデータを保存したり、あるいは加工して印刷出力することができる。第1実施形態では、外部機器と接続するためのケーブルが必要になり、近傍に外部機器を設置しなければならないが、第2実施形態ではそのような煩わしさがない。
【0059】
なお、第2実施形態では、記録媒体がPCカードになっているが、これに限らず、フロッピーディスクなどの記録媒体でもよく、そのための出力部をパターン・グループ設定器付セレクタスイッチに具備する構成でもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明は、2線式の信号線を介して各別にアドレスを有する複数個の端末器を伝送処理装置に時分割多重接続方式で接続し、伝送処理装置は、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に送出することによって端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に端末器でのスイッチの操作による操作データを受信すると、操作データに基づいて制御データを生成し、操作データを発生した端末器とアドレスによる対応関係があらかじめ設定されている他の端末器に対して制御データを伝送してその端末器に接続された負荷を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、上記スイッチを複数備えるとともに、これら複数のスイッチについての所定情報を、上記他の端末器である制御用端末器単位に区分して表示するセレクタ表示部を複数備えるパターン・グループ設定器付セレクタスイッチであって、信号線上の信号をモニタすることで各種情報を取得するためのモニタ部と、このモニタ部によって取得された各種情報を記憶する記憶部と、外部機器に対して情報を出力するための出力部と、各種出力情報の中から所望の出力情報を出力部から出力する操作を入力するための操作スイッチを複数種類有してなる設定実行操作部と、この設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から所望の出力情報を出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から所望の出力情報を得て出力部から出力する制御を行う制御部とを備えるので、操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から所望の出力情報を出力部から出力する操作を行えば、記憶部に記憶された各種情報から得られる所望の出力情報が出力部から出力されるから、遠隔監視制御システムについての各種情報を容易に取り出すことができる。
【0061】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、記憶部に記憶された各種情報から得られ出力部から出力される各種出力情報の中から、出力するべき所望の出力情報を選択させるためのメニューを表示するメニュー表示部を備え、制御部は、メニュー表示部に表示されたメニューに従って、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から所望の出力情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から所望の出力情報を得て出力部から出力する制御を行うので、操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から所望の出力情報を選択し、それを出力部から出力する操作を行えば、記憶部に記憶された各種情報から得られる所望の出力情報が出力部から出力されるから、遠隔監視制御システムについての各種情報を容易に取り出すことができる。
【0062】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、モニタ部は、信号線上の信号をモニタすることで各制御用端末器の負荷の回路状態についての情報を取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から各負荷の回路状態についての情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から各負荷の回路状態についての情報を得て出力部から出力する制御を行うので、操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から各負荷の回路状態についての情報を選択し、それを出力部から出力する操作を行えば、記憶部に記憶された各種情報から得られる各負荷の回路状態についての情報が出力されるから、遠隔監視制御システムについての各負荷の回路状態についての情報を容易に取り出すことができる。
【0063】
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、モニタ部は、信号線上の信号をモニタすることで、制御用端末器が有するアドレスのうち、返信のない制御用端末器のアドレスの情報を未使用回路情報として取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から未使用回路情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から未使用回路情報を得て出力部から出力する制御を行うので、操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から未使用回路情報を選択し、それを出力部から出力する操作を行えば、記憶部に記憶された各種情報から得られる未使用回路情報が出力されるから、遠隔監視制御システムについての未使用回路情報を容易に取り出すことができる。
【0064】
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、モニタ部は、信号線上の信号をモニタすることで、遠隔監視制御システムで設定されている所定数のパターンアドレスおよびグループアドレスのうち、未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を得て出力部から出力する制御を行うので、操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を選択し、それを出力部から出力する操作を行えば、記憶部に記憶された各種情報から得られる未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報が出力されるから、遠隔監視制御システムについての未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を容易に取り出すことができる。
【0065】
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、記憶部は、パターンアドレスおよびグループアドレスの情報を、それらアドレスによるパターン制御およびグループ制御で動作する制御用端末器下の負荷についての情報とともに記憶し、制御部は、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、任意の制御用端末器下の負荷がどのパターンアドレスおよびグループアドレスによるパターン制御およびグループ制御で動作するかを表す情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から、その任意の制御用端末器下の負荷に対応するパターンアドレスおよびグループアドレスを読み出して出力部から出力する制御を行うので、操作スイッチを用いて、任意の制御用端末器下の負荷がどのパターンアドレスおよびグループアドレスによるパターン制御およびグループ制御で動作するかを表す情報を選択し、それを出力部から出力する操作を行えば、記憶部に記憶された各種情報から、その任意の制御用端末器下の負荷に対応するパターンアドレスおよびグループアドレスが読み出されて出力されるから、任意の制御用端末器下の負荷がどのパターンアドレスおよびグループアドレスによるパターン制御およびグループ制御で動作するかを表す情報を容易に取り出すことができる。
【0066】
請求項7記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、出力部は、シリアル通信用の出力インターフェースであり、この構成でも、遠隔監視制御システムについての各種情報を容易に取り出すことができる。
【0067】
請求項8記載の発明は、請求項1から6のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、出力部は、所定の記録媒体に対してデータの読み書きを行う記録装置であるので、外部機器と接続するためのケーブルが不要になり、近傍に外部機器を設置しなければならない煩わしさがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチの回路ブロック図である。
【図2】同パターン・グループ設定器付セレクタスイッチの正面図である。
【図3】同パターン・グループ設定器付セレクタスイッチの背面図である。
【図4】遠隔監視制御システムの伝送処理装置による常時ポーリング処理の説明図である。
【図5】同パターン・グループ設定器付セレクタスイッチのメイン表示部で表示されるメニューの例を示す図である。
【図6】同パターン・グループ設定器付セレクタスイッチのメイン表示部で表示されるメニューの例を示す図である。
【図7】本発明に係る第2実施形態のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチの回路ブロック図である。
【図8】遠隔監視制御システムの構成図である。
【図9】遠隔監視制御システムで使用される伝送信号の説明図である。
【符号の説明】
1 伝送処理装置
2 操作用端末器
3 制御用端末器
4,4A パターン・グループ設定器付セレクタスイッチ
41 電源部
42 デュアルポートRAM
43 モニタ部
44,44A 主回路部
T3 シリアル通信用コネクタ
443 RS232Cドライバ回路
T3A PCカードスロット
443A PCカードドライバ回路

Claims (8)

  1. 2線式の信号線を介して各別にアドレスを有する複数個の端末器を伝送処理装置に時分割多重接続方式で接続し、伝送処理装置は、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に送出することによって端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に端末器でのスイッチの操作による操作データを受信すると、操作データに基づいて制御データを生成し、操作データを発生した端末器とアドレスによる対応関係があらかじめ設定されている他の端末器に対して制御データを伝送してその端末器に接続された負荷を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、上記スイッチを複数備えるとともに、これら複数のスイッチについての所定情報を、上記他の端末器である制御用端末器単位に区分して表示するセレクタ表示部を複数備えるパターン・グループ設定器付セレクタスイッチであって、
    信号線上の信号をモニタすることで各種情報を取得するためのモニタ部と、
    このモニタ部によって取得された各種情報を記憶する記憶部と、
    外部機器に対して情報を出力するための出力部と、
    各種出力情報の中から所望の出力情報を出力部から出力する操作を入力するための操作スイッチを複数種類有してなる設定実行操作部と、
    この設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から所望の出力情報を出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から所望の出力情報を得て出力部から出力する制御を行う制御部と
    を備えることを特徴とするパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ。
  2. 記憶部に記憶された各種情報から得られ出力部から出力される各種出力情報の中から、出力するべき所望の出力情報を選択させるためのメニューを表示するメニュー表示部を備え、制御部は、メニュー表示部に表示されたメニューに従って、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から所望の出力情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から所望の出力情報を得て出力部から出力する制御を行うことを特徴とする請求項1記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ。
  3. モニタ部は、信号線上の信号をモニタすることで各制御用端末器の負荷の回路状態についての情報を取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から各負荷の回路状態についての情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から各負荷の回路状態についての情報を得て出力部から出力する制御を行うことを特徴とする請求項1または2記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ。
  4. モニタ部は、信号線上の信号をモニタすることで、制御用端末器が有するアドレスのうち、返信のない制御用端末器のアドレスの情報を未使用回路情報として取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から未使用回路情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から未使用回路情報を得て出力部から出力する制御を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ。
  5. モニタ部は、信号線上の信号をモニタすることで、遠隔監視制御システムで設定されている所定数のパターンアドレスおよびグループアドレスのうち、未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を得て出力部から出力する制御を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ。
  6. 記憶部は、パターンアドレスおよびグループアドレスの情報を、それらアドレスによるパターン制御およびグループ制御で動作する制御用端末器下の負荷についての情報とともに記憶し、制御部は、設定実行操作部の操作スイッチを用いて、任意の制御用端末器下の負荷がどのパターンアドレスおよびグループアドレスによるパターン制御およびグループ制御で動作するかを表す情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から、その任意の制御用端末器下の負荷に対応するパターンアドレスおよびグループアドレスを読み出して出力部から出力する制御を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ。
  7. 出力部は、シリアル通信用の出力インターフェースであることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ。
  8. 出力部は、所定の記録媒体に対してデータの読み書きを行う記録装置であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ。
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