JP2003037877A - パターン・グループ設定器付セレクタスイッチ - Google Patents

パターン・グループ設定器付セレクタスイッチ

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JP2003037877A
JP2003037877A JP2001226673A JP2001226673A JP2003037877A JP 2003037877 A JP2003037877 A JP 2003037877A JP 2001226673 A JP2001226673 A JP 2001226673A JP 2001226673 A JP2001226673 A JP 2001226673A JP 2003037877 A JP2003037877 A JP 2003037877A
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基嗣 川又
Toshiaki Tokizane
敏昭 時実
Shinji Sakasegawa
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遠隔監視制御システムについての各種情報を
容易に取り出す。 【解決手段】 信号線上の信号をモニタして各種情報を
取得するモニタ部43と、その各種情報を記憶する記憶
部としてのデュアルポートRAM42およびフラッシュ
メモリ447と、外部機器に対して情報を出力するため
の出力部としてのRS232Cドライバ回路443およ
びシリアル通信用コネクタT3と、各種情報から得られ
出力部から出力される各種出力情報の中から、出力する
べき所望の出力情報を選択させるためのメニューを表示
するメイン表示部D2と、メニューに従って所望の出力
情報を選択し、それを出力部から出力する操作を入力す
るための電極内蔵メンブレンスイッチ445aと、これ
を用いて所望の出力情報を選択し、それを出力部から出
力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報
から所望の出力情報を得て出力部から出力する制御を行
うCPU440とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔監視制御シス
テムに用いられるパターン・グループ設定器付セレクタ
スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数個ずつの操作用端末器お
よび制御用端末器を時分割多重接続方式で2線式の信号
線を介して伝送処理装置に接続した遠隔監視制御システ
ムが市販されている。操作用端末器および制御用端末器
には各別にアドレスが設定されており、伝送処理装置は
アドレスによって各操作用端末器および各制御用端末器
を個別に認識する。操作用端末器はスイッチを備え、こ
のスイッチの操作により発生した割り込み信号を伝送処
理装置に伝送する。伝送処理装置は割り込み信号を受信
すると割り込みを要求している操作用端末器を検索し、
さらに検索した操作用端末器とアドレスによって対応関
係があらかじめ設定されている制御用端末器に対して制
御データを伝送する。制御データを受け取った制御用端
末器では、接続されている負荷をスイッチの操作に対応
させて制御する。
【0003】さらに詳しく説明すると、遠隔監視制御シ
ステムは、たとえば図8に示す構成を有する。伝送処理
装置1には、スイッチSWの操作状態を監視する複数個
の操作用端末器2、負荷Lを制御する複数個の制御用端
末器3が2線式の信号線Lsを介して接続される。操作
用端末器2、制御用端末器3には、それぞれ個別のアド
レスが設定され、このアドレスを用いて伝送処理装置1
が操作用端末器2、制御用端末器3を個別に認識する。
【0004】伝送処理装置1は信号線Lsに対して、図
9(a),(b)のようなフォーマットの伝送信号Vs
を送出する。すなわち、伝送信号Vsは、信号送出開始
を示すスタートパルスST、信号モードを示すモードデ
ータ信号MD、操作用端末器2や制御用端末器3を各別
に呼び出すためのアドレスを含むデータを伝送するアド
レスデータ信号AD、制御用端末器3下の各負荷Lを制
御する制御データを伝送する制御データ信号CD、伝送
エラーを検出するためのチェックサムデータ信号CS、
操作用端末器2や制御用端末器3からの返送データ信号
を受信するタイムスロットである信号返送期間WTより
なる複極(±24V)の時分割多重信号であり、パルス
幅変調によってデータが伝送されるようになっている。
【0005】各操作用端末器2および各制御用端末器3
では、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vsにより
伝送されたアドレスデータがあらかじめ設定されている
アドレスデータに一致すると、伝送信号Vsから制御デ
ータを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送期間
WTに同期して返信データを電流モード信号(信号線L
sの線間を適当な低インピーダンスを介して短絡するこ
とにより送出される信号)として返送する。
【0006】また、伝送処理装置1には、ダミー信号送
信手段および割り込み信号処理手段が設けられる。ダミ
ー信号送信手段は、モードデータ信号MDをダミーモー
ドとしたダミー伝送信号を常時送出する。また、割り込
み信号処理手段は、いずれかの操作用端末器2でスイッ
チSWの操作に伴って発生した図9(c)のような割り
込み信号Viを受信したときに、割り込み信号Viを発
生した操作用端末器2を検索し、その操作用端末器2に
設定されているアドレスデータを返信データとして返送
させる。すなわち、常時はダミー信号送信手段によって
ダミー伝送信号を信号線Lsに送出し、スイッチSWの
操作に伴って操作用端末器2から発生した割り込み信号
Viをダミー伝送信号のスタートパルス信号STに同期
して検出すると、伝送処理装置1からは割り込み処理手
段によってモードデータ信号MDをアドレス確認モード
とした伝送信号Vsを信号線Lsに送出する。各操作用
端末器2では、割り込み信号Viを発生すると割り込み
の要求を行う割り込みフラグを設定し、割り込みフラグ
が設定されている操作用端末器2ではモードデータ信号
MDがアドレス確認モードの伝送信号Vsを受信する
と、この伝送信号Vsの信号返送期間WTに同期して操
作用端末器2に設定されているアドレスデータを返信デ
ータとして返送する。このようにして伝送処理装置1で
は割り込み信号Viを発生した操作用端末器2のアドレ
スを獲得することができる。
【0007】伝送処理装置1では、割り込み信号Viを
発生した操作用端末器2のアドレスを獲得すると、スイ
ッチSWに対する対応関係があらかじめ設定されている
負荷Lを接続した制御用端末器3に伝送する制御データ
を生成するとともに、その制御データを含む伝送信号V
sを信号線Lsに送出し、対応する制御用端末器3に制
御データを伝送して負荷Lを制御する。
【0008】操作用端末器2や制御用端末器3では、そ
れぞれ信号線Lsを伝送されている伝送信号Vsを全波
整流し安定化することによって内部回路の動作用の電源
を得るようになっている。制御用端末器3に接続される
負荷Lについては別途に電源を設けている。
【0009】ところで、上述した遠隔監視制御システム
では、負荷LをスイッチSWに対して一対一に対応させ
る個別制御と、複数の負荷Lを1つのスイッチSWに対
応付けて一括して制御する一括制御とが可能である。さ
らに、一括制御については、複数の負荷Lを同じ状態に
制御するグループ制御と、複数の負荷Lを各別にあらか
じめ設定した制御状態にするパターン制御とが可能にな
っている。このように、各スイッチSWは、個別制御、
グループ制御、パターン制御のいずれかの制御方法で負
荷Lを制御することになる。操作用端末器2と制御用端
末器3とについて負荷番号を含めたアドレスの対応関係
は、個別制御では一対一対応になり、グループ制御、パ
ターン制御では一対多対応になる。
【0010】上述したような一括制御のためのスイッチ
SWと負荷Lとの対応付けの作業には一括制御設定用端
末器が用いられる。一括制御設定用端末器は、スイッチ
SWと負荷Lとの対応付けを行なって伝送処理装置1に
登録する設定モードと、スイッチSWを操作したときに
設定モードで対応関係が設定された複数の負荷Lを一括
制御する操作モードとを選択することができる。設定モ
ードでは、一括制御設定用端末器は、一括制御される複
数の負荷Lに対応付けるスイッチSWを備えた操作用端
末器2、および一括制御の対象となる負荷Lを個別に指
定するためのスイッチSWを備えた操作用端末器2と併
用される。
【0011】ところで、上記従来の遠隔監視制御システ
ムには、制御用端末器の1アドレスを1チャネルとした
とき、最大で64チャネル分の制御用端末器を接続する
ことができる。一方、各制御用端末器には、最大で4台
の負荷(例えば照明器具)を接続することができる回路
(例えばリレーなどを含む回路)が設けられている。し
たがって、遠隔監視制御システムには、合計で256台
分の負荷を接続することができることになる。
【0012】なお、特開平1−190198号公報に
は、ホストコンピュータのような外部制御装置と中央制
御装置との間のデータ伝送を信号線を介して時分割多重
伝送するようにしたインターフェース回路を分電盤協約
寸法の盤取付型ケースに収納した遠隔監視制御システム
のインターフェース端末器が開示されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の遠隔
監視制御システムでは、各負荷の回路状態(例えばリレ
ーのオン/オフ状態)を知るには、操作用端末器である
壁スイッチまたはセレクタスイッチなどに設けられた表
示部の表示を見る必要がある。しかし、壁スイッチまた
はセレクタスイッチがそのシステムに使用されている回
路数分まとまって設置されていないと、全体の回路状態
を把握するのが困難である。また、仮にまとまって設置
されていたとしても記録しておきたい場合はいちいち控
えておかなければいけない。
【0014】また、未使用の回路、あるいは未使用のパ
ターンアドレスおよびグループアドレスを知るにも、壁
スイッチまたはセレクタスイッチなどに設けられた表示
部の表示を見る必要があるが、このような場合も、上記
と同様の問題がある。
【0015】さらに、ある負荷回路がどのパターンアド
レスまたはグループアドレスに登録されているかを知る
には、全てのパターンまたはグループの設定内容を確認
する必要がある。この場合、ツールで確認はできるが、
記録しておきたい場合はいちいち控えておかなければい
けない。
【0016】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、遠隔監視制御システムについての各種情報を容
易に取り出すことができるパターン・グループ設定器付
セレクタスイッチを提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明は、2線式の信号線を介して各別
にアドレスを有する複数個の端末器を伝送処理装置に時
分割多重接続方式で接続し、伝送処理装置は、アドレス
データを含む伝送信号を信号線に送出することによって
端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定し
た信号返送期間に端末器でのスイッチの操作による操作
データを受信すると、操作データに基づいて制御データ
を生成し、操作データを発生した端末器とアドレスによ
る対応関係があらかじめ設定されている他の端末器に対
して制御データを伝送してその端末器に接続された負荷
を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、上記スイ
ッチを複数備えるとともに、これら複数のスイッチにつ
いての所定情報を、上記他の端末器である制御用端末器
単位に区分して表示するセレクタ表示部を複数備えるパ
ターン・グループ設定器付セレクタスイッチであって、
信号線上の信号をモニタすることで各種情報を取得する
ためのモニタ部と、このモニタ部によって取得された各
種情報を記憶する記憶部と、外部機器に対して情報を出
力するための出力部と、各種出力情報の中から所望の出
力情報を出力部から出力する操作を入力するための操作
スイッチを複数種類有してなる設定実行操作部と、この
設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報
の中から所望の出力情報を出力部から出力する操作が行
われると、記憶部に記憶された各種情報から所望の出力
情報を得て出力部から出力する制御を行う制御部とを備
えることを特徴とする。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載のパ
ターン・グループ設定器付セレクタスイッチにおいて、
記憶部に記憶された各種情報から得られ出力部から出力
される各種出力情報の中から、出力するべき所望の出力
情報を選択させるためのメニューを表示するメニュー表
示部を備え、制御部は、メニュー表示部に表示されたメ
ニューに従って、設定実行操作部の操作スイッチを用い
て、各種出力情報の中から所望の出力情報を選択し、そ
れを出力部から出力する操作が行われると、記憶部に記
憶された各種情報から所望の出力情報を得て出力部から
出力する制御を行うことを特徴とする。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチに
おいて、モニタ部は、信号線上の信号をモニタすること
で各制御用端末器の負荷の回路状態についての情報を取
得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行操作部の操
作スイッチを用いて、各種出力情報の中から各負荷の回
路状態についての情報を選択し、それを出力部から出力
する操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報か
ら各負荷の回路状態についての情報を得て出力部から出
力する制御を行うことを特徴とする。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタ
スイッチにおいて、モニタ部は、信号線上の信号をモニ
タすることで、制御用端末器が有するアドレスのうち、
返信のない制御用端末器のアドレスの情報を未使用回路
情報として取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実
行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中か
ら未使用回路情報を選択し、それを出力部から出力する
操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から未
使用回路情報を得て出力部から出力する制御を行うこと
を特徴とする。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタ
スイッチにおいて、モニタ部は、信号線上の信号をモニ
タすることで、遠隔監視制御システムで設定されている
所定数のパターンアドレスおよびグループアドレスのう
ち、未使用のパターンアドレスおよびグループアドレス
の情報を取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行
操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から
未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情
報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われる
と、記憶部に記憶された各種情報から未使用のパターン
アドレスおよびグループアドレスの情報を得て出力部か
ら出力する制御を行うことを特徴とする。
【0022】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
いずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタ
スイッチにおいて、記憶部は、パターンアドレスおよび
グループアドレスの情報を、それらアドレスによるパタ
ーン制御およびグループ制御で動作する制御用端末器下
の負荷についての情報とともに記憶し、制御部は、設定
実行操作部の操作スイッチを用いて、任意の制御用端末
器下の負荷がどのパターンアドレスおよびグループアド
レスによるパターン制御およびグループ制御で動作する
かを表す情報を選択し、それを出力部から出力する操作
が行われると、記憶部に記憶された各種情報から、その
任意の制御用端末器下の負荷に対応するパターンアドレ
スおよびグループアドレスを読み出して出力部から出力
する制御を行うことを特徴とする。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項1から6の
いずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタ
スイッチにおいて、出力部は、シリアル通信用の出力イ
ンターフェースであることを特徴とする。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項1から6の
いずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタ
スイッチにおいて、出力部は、所定の記録媒体に対して
データの読み書きを行う記録装置であることを特徴とす
る。
【0025】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明に
係る第1実施形態のパターン・グループ設定器付セレク
タスイッチの回路ブロック図、図2は同パターン・グル
ープ設定器付セレクタスイッチの正面図、図3は同パタ
ーン・グループ設定器付セレクタスイッチの背面図、図
4は遠隔監視制御システムの伝送処理装置による常時ポ
ーリング処理の説明図、図5,図6は同パターン・グル
ープ設定器付セレクタスイッチのメイン表示部で表示さ
れるメニューの例を示す図である。
【0026】第1実施形態のパターン・グループ設定器
付セレクタスイッチ4は、図8に示した遠隔監視制御シ
ステムに使用されるものであり、図2,図3に示すよう
に、前ハーフ40aおよび後ハーフ40bによりなる前
面矩形状の筐体40を有している。
【0027】前ハーフ40aの正面左方寄りのエリアに
は、各制御用端末器3下の4つの負荷Lをオン/オフ制
御することができるスイッチSW1〜SW4が複数組み
(図2では16組み)設けられているとともに、これら
複数組みのスイッチについての例えばオン/オフなどの
所定情報を、制御用端末器3単位に区分して表示する液
晶表示のセレクタ表示部D1が複数(図2では16個)
設けられている。そして、これらスイッチSW1〜SW
4およびセレクタ表示部D1が設けられたエリアの右方
下側には、ページ送り用の送り操作スイッチSW5およ
びページ戻し用の戻り操作スイッチSW6が設けられて
いる。
【0028】ここで、遠隔監視制御システムには、最大
で64チャネル分の制御用端末器3を接続することがで
き、各制御用端末器3には、最大で4台の負荷Lを接続
することができるが、上記構成のパターン・グループ設
定器付セレクタスイッチ4では、1度に16チャネル分
のスイッチSW1〜SW4およびセレクタ表示部D1の
数しか割り当てることができない。このため、全チャネ
ルの64チャネルを、0ch〜15ch、16ch〜3
1ch、32ch〜47ch、48ch〜63chに区
切って、それぞれをサイクリックに切り替わるページと
し、送り操作スイッチSW5または戻り操作スイッチS
W6が押されたときに、それぞれ現在のページを送りま
たは戻すように構成される。
【0029】前ハーフ40aの正面右方寄りのエリアに
は、各種設定および各種機能の実行用にメニューを各種
表示する液晶表示のメイン表示部D2が上方に設けら
れ、このメイン表示部D2の右方に、モード設定用のモ
ード操作スイッチSW7、以前のメニューに戻るときに
使用する戻る操作スイッチSW8、メニュー内のカーソ
ル位置を一段上の位置に上げるときに使用するアップ操
作スイッチSW9、メニュー内のカーソル位置を一段下
の位置に下げるときに使用するダウン操作スイッチSW
10、および用意された所定の機能を実行するときに使
用する実行操作スイッチSW11が設けられている。
【0030】そして、これらのメイン表示部D2および
各種操作スイッチの下方には、機能選択キー群をなす、
個別操作スイッチSW12、調光(D)操作スイッチS
W13、パターン(P)操作スイッチSW14およびグ
ループ(G)操作スイッチSW15が設けられ、これら
の下方には、“+”、“−”およびテンキー“0”〜
“9”の各種操作キーSW16〜SW27が設けられて
いる。
【0031】一方、後ハーフ40bの背面には、AC1
00Vの商用電源に接続するための電源端子T1と、2
線式の信号線Lsに接続するための信号端子T2と、シ
リアル通信用コネクタ(図3ではRS232C)T3と
が設けられている。
【0032】このように機構的に構成されるパターン・
グループ設定器付セレクタスイッチ4は、図1に示すよ
うに、電源部41と、デュアルポートRAM42と、モ
ニタ部43と、主回路部44とにより電気的に構成され
る。
【0033】電源部41は、電源端子T1に入力される
AC100VをAC7Vに降圧するトランス411と、
このトランス411によって降圧されたAC7VをDC
5Vなどに変換して各部に供給する電源回路412とに
より構成されている。
【0034】モニタ部43は、発振回路431と、プロ
グラムを格納したフラッシュメモリ432と、信号端子
T2に接続されたフル2線信号送受信回路433と、こ
れらと接続されるCPU430とにより構成されてい
る。
【0035】このCPU430は、フラッシュメモリ4
32に格納されたプログラムに従って、フル2線信号送
受信回路433を通じて各種信号の授受を行うものであ
り、例えば、図4に示す伝送処理装置1による常時ポー
リングの処理を利用して、信号端子T2に接続された信
号線Lsの信号を、フル2線信号送受信回路433を通
じてモニタすることで各種情報を取得してデュアルポー
トRAM42に記憶する処理を実行する。
【0036】例えば、図4に示す各「状態表示」の情報
をモニタすることで、各制御用端末器3の負荷Lの回路
状態についての情報を取得してデュアルポートRAM4
2に記憶する処理が実行される。
【0037】また、図4に示す各「状態返信」の情報を
モニタすることで、制御用端末器3が有する0ch〜6
3chのアドレスのうち、返信のない制御用端末器3の
アドレスの情報を未使用回路情報として取得してデュア
ルポートRAM42に記憶する処理が実行される。
【0038】さらに、信号線Lsの信号をモニタするこ
とで、遠隔監視制御システムで設定されている所定数の
パターンアドレスおよびグループアドレスのうち、未使
用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を
取得してデュアルポートRAM42に記憶する処理が実
行される。ここで、遠隔監視制御システムでは、パター
ンアドレスはP1〜P72まで設定可能であり、グルー
プアドレスはG1〜G127まで設定可能である。そし
て、スイッチ表示情報を監視して、送られてこないパタ
ーンアドレスおよびグループアドレスを未使用のパター
ンアドレスおよびグループアドレスの情報としてデュア
ルポートRAM42に記憶する処理が実行される。
【0039】主回路部44は、発振回路441と、プロ
グラムを格納したフラッシュメモリ442と、シリアル
通信用コネクタT3に接続されたRS232Cドライバ
回路443と、これらおよび後述の各部と接続されるC
PU440とにより構成されている。すなわち、CPU
440には、圧電ブザー444aがこの駆動用のブザー
回路444bを介して接続され、図2に示した各種スイ
ッチを構成する電極内蔵メンブレンスイッチ445aが
スイッチ入力回路445bを介して接続されている。ま
た、RAM446およびデータ格納用のフラッシュメモ
リ447が接続されているほか、LCD(セレクタ表示
部)D1およびLCD(メイン表示部)D2がそれぞれ
LCDドライバ回路448aおよびLCDドライバ回路
448bを介して接続されている。さらに、CPU44
0にはウォッチドックタイマ449が接続されている。
【0040】このような構成の主回路部44のCPU4
40は、フラッシュメモリ442に格納されたプログラ
ムに従って、パターン・グループ設定器付セレクタスイ
ッチ4の全般の制御などの処理を実行するものであり、
従来のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチと
同様の処理を実行するほか、第1実施形態の特徴とし
て、電極内蔵メンブレンスイッチ445aの各種操作ス
イッチを用いて、各種出力情報の中から所望の出力情報
を選択し、シリアル通信用コネクタT3およびRS23
2Cドライバ回路443により構成される出力部からそ
の所望の出力情報を出力する操作が行われると、記憶部
に記憶された各種情報から所望の出力情報を得て出力部
から出力する制御を行う。ここで、記憶部は、デュアル
ポートRAM42およびフラッシュメモリ447により
構成され、デュアルポートRAM42に記憶された各種
情報はフラッシュメモリ447に保存される。
【0041】上記第1実施形態の特徴となる所望の出力
情報の出力処理について、図5,図6をさらに用いて詳
述すると、CPU440は、LCDドライバ回路448
bを通じてLCD(メイン表示部)D2に各種メニュー
を表示する。
【0042】いま、図5の例に示すように、メニューM
01を表示しているときに、メニューM01の項目か
ら、アップ操作スイッチSW9またはダウン操作スイッ
チSW10を用いて「パソコン接続」を選択して、実行
操作スイッチSW11を押す操作入力があると、メイン
表示部D2にメニューM02を表示する処理が実行され
る。このとき、戻る操作スイッチSW8を押す操作入力
があると、メイン表示部D2に前のメニューM01を表
示する処理が実行される。
【0043】メニューM02において、アップ操作スイ
ッチSW9またはダウン操作スイッチSW10を用いて
「データ出力」を選択して、実行操作スイッチSW11
を押す操作入力があると、メイン表示部D2にメニュー
M03を表示する処理が実行される。このメニューM0
3における「回路状態」、「未使用回路」、「未使用P
G」および「端末登録PG」が出力情報であり、これら
の各種出力情報の中から所望の出力情報を選択すること
ができる。
【0044】メニューM03において、「回路状態」を
選択して、実行操作スイッチSW11を押す操作入力が
あると、メイン表示部D2にメニューM04を表示する
処理が実行される。この状態で、実行操作スイッチSW
11を3秒以上押し続ける操作入力があると、メイン表
示部D2にメニューM05を表示し、記憶部に記憶され
た各種情報から各負荷の回路状態についての情報を得て
出力部から出力し、出力が完了すると、メイン表示部D
2にメニューM06を表示する処理が実行される。これ
により、出力部から、このシリアル通信用コネクタT3
に接続された外部機器としての例えばパソコンに、各負
荷の回路状態についての情報が出力されるので、パソコ
ンでそのデータを保存したり、あるいは加工して印刷出
力することができる。また、その情報をメンテナンスに
利用したり、データを蓄積して照明等の使用状況を把握
することができ、これを省エネ検討等に利用することも
できる。さらに、そのファイル形式に対応したアプリケ
ーションソフトにより自由なフォーマットに加工できる
ため、ニーズに応じた資料を作成でき、印刷もできる。
【0045】メニューM06において、戻る操作スイッ
チSW8を押す操作入力があると、メイン表示部D2に
メニューM03を表示する処理が実行される。
【0046】メニューM03において、「回路状態」が
アクティブになっている状態からダウン操作スイッチS
W10を押す操作入力があると、カーソルを現在位置か
ら一段下の位置に下ろしたメニューM07をメイン表示
部D2に表示する処理が実行される。このとき、アップ
操作スイッチSW9を押す操作入力があると、カーソル
を現在位置から一段上の位置に上げたメニューM03を
メイン表示部D2に表示する処理が実行される。
【0047】メニューM07において、「未使用回路」
がアクティブになっている状態から実行操作スイッチS
W11を押す操作入力があると、メイン表示部D2にメ
ニューM08を表示する処理が実行される。この状態
で、実行操作スイッチSW11を3秒以上押し続ける操
作入力があると、メイン表示部D2にメニューM09を
表示し、記憶部に記憶された各種情報から未使用回路情
報を得て出力部から出力し、出力が完了すると、メイン
表示部D2にメニューM10を表示する処理が実行され
る。これにより、出力部から、このシリアル通信用コネ
クタT3に接続された例えばパソコンに、未使用回路情
報が出力されるので、パソコンでそのデータを保存した
り、あるいは加工して印刷出力することができる。回路
を追加するとき、アドレスが重複しないようにしなけれ
ばならないが、上記出力情報により使用可能なアドレス
を確認することができる。
【0048】メニューM10において、戻る操作スイッ
チSW8を押す操作入力があると、メイン表示部D2に
メニューM07を表示する処理が実行される。
【0049】メニューM07において、「未使用回路」
がアクティブになっている状態からダウン操作スイッチ
SW10を押す操作入力があると、図6の例に示すよう
に、カーソルを現在位置から一段下の位置に下ろしたメ
ニューM11をメイン表示部D2に表示する処理が実行
される。このとき、アップ操作スイッチSW9を押す操
作入力があると、カーソルを現在位置から一段上の位置
に上げたメニューM07をメイン表示部D2に表示する
処理が実行される。
【0050】メニューM11において、「未使用PG」
がアクティブになっている状態から実行操作スイッチS
W11を押す操作入力があると、メイン表示部D2にメ
ニューM12を表示する処理が実行される。この状態
で、実行操作スイッチSW11を3秒以上押し続ける操
作入力があると、メイン表示部D2にメニューM13を
表示し、記憶部に記憶された各種情報から未使用のパタ
ーンアドレスおよびグループアドレスの情報を得て出力
部から出力し、出力が完了すると、メイン表示部D2に
メニューM14を表示する処理が実行される。これによ
り、出力部から、このシリアル通信用コネクタT3に接
続された例えばパソコンに、未使用のパターンアドレス
およびグループアドレスの情報が出力されるので、パソ
コンでそのデータを保存したり、あるいは加工して印刷
出力することができる。パターンスイッチおよびグルー
プスイッチを追加するとき、未使用のパターンアドレス
およびグループアドレスを確認することができる。
【0051】メニューM14において、戻る操作スイッ
チSW8を押す操作入力があると、メイン表示部D2に
メニューM11を表示する処理が実行される。
【0052】メニューM11において、「未使用PG」
がアクティブになっている状態からダウン操作スイッチ
SW10を押す操作入力があると、カーソルを現在位置
から一段下の位置に下ろしたメニューM15をメイン表
示部D2に表示する処理が実行される。
【0053】メニューM15において、「端末登録P
G」がアクティブになっている状態から実行操作スイッ
チSW11を押す操作入力があると、メイン表示部D2
にメニューM16を表示する処理が実行される。この状
態で、個別操作スイッチSW12などの操作スイッチを
用いて、制御用端末器3のチャネル番号とその負荷番号
を指定する操作入力があると、そのチャネル番号と負荷
番号とを含むメニューM17をメイン表示部D2に表示
する処理が実行される。図6の例では、チャネル番号が
2で負荷番号が4になっている(「2ch−4」)。こ
の状態で、実行操作スイッチSW11を3秒以上押し続
ける操作入力があると、メイン表示部D2にメニューM
18を表示し、記憶部に記憶された各種情報から、その
任意の制御用端末器3下の負荷Lに対応するパターンア
ドレスおよびグループアドレスを読み出して出力部から
出力し、出力が完了すると、メイン表示部D2にメニュ
ーM19を表示する処理が実行される。例えば、「2c
h−4」の負荷回路がパターンアドレスP1,P12,
P15によるパターン制御で動作し、またグループアド
レスG1,G7によるグループ制御で動作する場合に
は、P1,P12,P15のパターンアドレスおよびG
1,G7のグループアドレスが出力されることになる。
これにより、出力部から、このシリアル通信用コネクタ
T3に接続された例えばパソコンに、任意の制御用端末
器3下の負荷Lがどのパターンアドレスおよびグループ
アドレスによるパターン制御およびグループ制御で動作
するかを表す情報が出力されるので、パソコンでそのデ
ータを保存したり、あるいは加工して印刷出力すること
ができる。また、その回路を、これを含むパターンおよ
びグループ設定データから削除するとき、そのアドレス
を確認することができる。
【0054】メニューM19において、戻る操作スイッ
チSW8を押す操作入力があると、メイン表示部D2に
メニューM15を表示する処理が実行される。
【0055】以上、第1実施形態によれば、遠隔監視制
御システムについての各種情報を容易に取り出すことが
できる。
【0056】(第2実施形態)図7は本発明に係る第2
実施形態のパターン・グループ設定器付セレクタスイッ
チの回路ブロック図である。
【0057】第2実施形態のパターン・グループ設定器
付セレクタスイッチ4Aは、第1実施形態のシリアル通
信用コネクタT3およびRS232Cドライバ回路44
3に代えて、PCカードスロットT3AおよびPCカー
ドドライバ回路443Aを備える以外は、第1実施形態
のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ4と同
様に構成される。
【0058】この構成でも、PCカードスロットT3A
にPCカード45を装着すれば、そのPCカード45に
所望の出力情報を記憶することができるから、そのPC
カード45をパソコンなどの外部機器に装着すれば、パ
ソコンでそのデータを保存したり、あるいは加工して印
刷出力することができる。第1実施形態では、外部機器
と接続するためのケーブルが必要になり、近傍に外部機
器を設置しなければならないが、第2実施形態ではその
ような煩わしさがない。
【0059】なお、第2実施形態では、記録媒体がPC
カードになっているが、これに限らず、フロッピー(登
録商標)ディスクなどの記録媒体でもよく、そのための
出力部をパターン・グループ設定器付セレクタスイッチ
に具備する構成でもよい。
【0060】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明は、2線式の信号線を介して各別にアドレ
スを有する複数個の端末器を伝送処理装置に時分割多重
接続方式で接続し、伝送処理装置は、アドレスデータを
含む伝送信号を信号線に送出することによって端末器を
個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返
送期間に端末器でのスイッチの操作による操作データを
受信すると、操作データに基づいて制御データを生成
し、操作データを発生した端末器とアドレスによる対応
関係があらかじめ設定されている他の端末器に対して制
御データを伝送してその端末器に接続された負荷を制御
する遠隔監視制御システムに用いられ、上記スイッチを
複数備えるとともに、これら複数のスイッチについての
所定情報を、上記他の端末器である制御用端末器単位に
区分して表示するセレクタ表示部を複数備えるパターン
・グループ設定器付セレクタスイッチであって、信号線
上の信号をモニタすることで各種情報を取得するための
モニタ部と、このモニタ部によって取得された各種情報
を記憶する記憶部と、外部機器に対して情報を出力する
ための出力部と、各種出力情報の中から所望の出力情報
を出力部から出力する操作を入力するための操作スイッ
チを複数種類有してなる設定実行操作部と、この設定実
行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中か
ら所望の出力情報を出力部から出力する操作が行われる
と、記憶部に記憶された各種情報から所望の出力情報を
得て出力部から出力する制御を行う制御部とを備えるの
で、操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から所望
の出力情報を出力部から出力する操作を行えば、記憶部
に記憶された各種情報から得られる所望の出力情報が出
力部から出力されるから、遠隔監視制御システムについ
ての各種情報を容易に取り出すことができる。
【0061】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッチにお
いて、記憶部に記憶された各種情報から得られ出力部か
ら出力される各種出力情報の中から、出力するべき所望
の出力情報を選択させるためのメニューを表示するメニ
ュー表示部を備え、制御部は、メニュー表示部に表示さ
れたメニューに従って、設定実行操作部の操作スイッチ
を用いて、各種出力情報の中から所望の出力情報を選択
し、それを出力部から出力する操作が行われると、記憶
部に記憶された各種情報から所望の出力情報を得て出力
部から出力する制御を行うので、操作スイッチを用い
て、各種出力情報の中から所望の出力情報を選択し、そ
れを出力部から出力する操作を行えば、記憶部に記憶さ
れた各種情報から得られる所望の出力情報が出力部から
出力されるから、遠隔監視制御システムについての各種
情報を容易に取り出すことができる。
【0062】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイ
ッチにおいて、モニタ部は、信号線上の信号をモニタす
ることで各制御用端末器の負荷の回路状態についての情
報を取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行操作
部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から各負
荷の回路状態についての情報を選択し、それを出力部か
ら出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種
情報から各負荷の回路状態についての情報を得て出力部
から出力する制御を行うので、操作スイッチを用いて、
各種出力情報の中から各負荷の回路状態についての情報
を選択し、それを出力部から出力する操作を行えば、記
憶部に記憶された各種情報から得られる各負荷の回路状
態についての情報が出力されるから、遠隔監視制御シス
テムについての各負荷の回路状態についての情報を容易
に取り出すことができる。
【0063】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタ
スイッチにおいて、モニタ部は、信号線上の信号をモニ
タすることで、制御用端末器が有するアドレスのうち、
返信のない制御用端末器のアドレスの情報を未使用回路
情報として取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実
行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中か
ら未使用回路情報を選択し、それを出力部から出力する
操作が行われると、記憶部に記憶された各種情報から未
使用回路情報を得て出力部から出力する制御を行うの
で、操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から未使
用回路情報を選択し、それを出力部から出力する操作を
行えば、記憶部に記憶された各種情報から得られる未使
用回路情報が出力されるから、遠隔監視制御システムに
ついての未使用回路情報を容易に取り出すことができ
る。
【0064】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタ
スイッチにおいて、モニタ部は、信号線上の信号をモニ
タすることで、遠隔監視制御システムで設定されている
所定数のパターンアドレスおよびグループアドレスのう
ち、未使用のパターンアドレスおよびグループアドレス
の情報を取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行
操作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から
未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情
報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われる
と、記憶部に記憶された各種情報から未使用のパターン
アドレスおよびグループアドレスの情報を得て出力部か
ら出力する制御を行うので、操作スイッチを用いて、各
種出力情報の中から未使用のパターンアドレスおよびグ
ループアドレスの情報を選択し、それを出力部から出力
する操作を行えば、記憶部に記憶された各種情報から得
られる未使用のパターンアドレスおよびグループアドレ
スの情報が出力されるから、遠隔監視制御システムにつ
いての未使用のパターンアドレスおよびグループアドレ
スの情報を容易に取り出すことができる。
【0065】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
いずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタ
スイッチにおいて、記憶部は、パターンアドレスおよび
グループアドレスの情報を、それらアドレスによるパタ
ーン制御およびグループ制御で動作する制御用端末器下
の負荷についての情報とともに記憶し、制御部は、設定
実行操作部の操作スイッチを用いて、任意の制御用端末
器下の負荷がどのパターンアドレスおよびグループアド
レスによるパターン制御およびグループ制御で動作する
かを表す情報を選択し、それを出力部から出力する操作
が行われると、記憶部に記憶された各種情報から、その
任意の制御用端末器下の負荷に対応するパターンアドレ
スおよびグループアドレスを読み出して出力部から出力
する制御を行うので、操作スイッチを用いて、任意の制
御用端末器下の負荷がどのパターンアドレスおよびグル
ープアドレスによるパターン制御およびグループ制御で
動作するかを表す情報を選択し、それを出力部から出力
する操作を行えば、記憶部に記憶された各種情報から、
その任意の制御用端末器下の負荷に対応するパターンア
ドレスおよびグループアドレスが読み出されて出力され
るから、任意の制御用端末器下の負荷がどのパターンア
ドレスおよびグループアドレスによるパターン制御およ
びグループ制御で動作するかを表す情報を容易に取り出
すことができる。
【0066】請求項7記載の発明は、請求項1から6の
いずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタ
スイッチにおいて、出力部は、シリアル通信用の出力イ
ンターフェースであり、この構成でも、遠隔監視制御シ
ステムについての各種情報を容易に取り出すことができ
る。
【0067】請求項8記載の発明は、請求項1から6の
いずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタ
スイッチにおいて、出力部は、所定の記録媒体に対して
データの読み書きを行う記録装置であるので、外部機器
と接続するためのケーブルが不要になり、近傍に外部機
器を設置しなければならない煩わしさがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態のパターン・グルー
プ設定器付セレクタスイッチの回路ブロック図である。
【図2】同パターン・グループ設定器付セレクタスイッ
チの正面図である。
【図3】同パターン・グループ設定器付セレクタスイッ
チの背面図である。
【図4】遠隔監視制御システムの伝送処理装置による常
時ポーリング処理の説明図である。
【図5】同パターン・グループ設定器付セレクタスイッ
チのメイン表示部で表示されるメニューの例を示す図で
ある。
【図6】同パターン・グループ設定器付セレクタスイッ
チのメイン表示部で表示されるメニューの例を示す図で
ある。
【図7】本発明に係る第2実施形態のパターン・グルー
プ設定器付セレクタスイッチの回路ブロック図である。
【図8】遠隔監視制御システムの構成図である。
【図9】遠隔監視制御システムで使用される伝送信号の
説明図である。
【符号の説明】
1 伝送処理装置 2 操作用端末器 3 制御用端末器 4,4A パターン・グループ設定器付セレクタスイッ
チ 41 電源部 42 デュアルポートRAM 43 モニタ部 44,44A 主回路部 T3 シリアル通信用コネクタ 443 RS232Cドライバ回路 T3A PCカードスロット 443A PCカードドライバ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒瀬川 伸二 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA35 AA37 AA60 AA75 AB04 CA01 CB04 CE06 CE07 CE09 CF14 CG06 CG15 CG43 CG44 CH21 CJ00 CJ01 CJ02 CJ05 CJ11 CJ19 5K048 AA04 BA07 DA02 DA07 DA08 DC04 EA11 EB02 EB12 FB05 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2線式の信号線を介して各別にアドレス
    を有する複数個の端末器を伝送処理装置に時分割多重接
    続方式で接続し、伝送処理装置は、アドレスデータを含
    む伝送信号を信号線に送出することによって端末器を個
    別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返送
    期間に端末器でのスイッチの操作による操作データを受
    信すると、操作データに基づいて制御データを生成し、
    操作データを発生した端末器とアドレスによる対応関係
    があらかじめ設定されている他の端末器に対して制御デ
    ータを伝送してその端末器に接続された負荷を制御する
    遠隔監視制御システムに用いられ、上記スイッチを複数
    備えるとともに、これら複数のスイッチについての所定
    情報を、上記他の端末器である制御用端末器単位に区分
    して表示するセレクタ表示部を複数備えるパターン・グ
    ループ設定器付セレクタスイッチであって、 信号線上の信号をモニタすることで各種情報を取得する
    ためのモニタ部と、 このモニタ部によって取得された各種情報を記憶する記
    憶部と、 外部機器に対して情報を出力するための出力部と、 各種出力情報の中から所望の出力情報を出力部から出力
    する操作を入力するための操作スイッチを複数種類有し
    てなる設定実行操作部と、 この設定実行操作部の操作スイッチを用いて、各種出力
    情報の中から所望の出力情報を出力部から出力する操作
    が行われると、記憶部に記憶された各種情報から所望の
    出力情報を得て出力部から出力する制御を行う制御部と
    を備えることを特徴とするパターン・グループ設定器付
    セレクタスイッチ。
  2. 【請求項2】 記憶部に記憶された各種情報から得られ
    出力部から出力される各種出力情報の中から、出力する
    べき所望の出力情報を選択させるためのメニューを表示
    するメニュー表示部を備え、制御部は、メニュー表示部
    に表示されたメニューに従って、設定実行操作部の操作
    スイッチを用いて、各種出力情報の中から所望の出力情
    報を選択し、それを出力部から出力する操作が行われる
    と、記憶部に記憶された各種情報から所望の出力情報を
    得て出力部から出力する制御を行うことを特徴とする請
    求項1記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイ
    ッチ。
  3. 【請求項3】 モニタ部は、信号線上の信号をモニタす
    ることで各制御用端末器の負荷の回路状態についての情
    報を取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行操作
    部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から各負
    荷の回路状態についての情報を選択し、それを出力部か
    ら出力する操作が行われると、記憶部に記憶された各種
    情報から各負荷の回路状態についての情報を得て出力部
    から出力する制御を行うことを特徴とする請求項1また
    は2記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッ
    チ。
  4. 【請求項4】 モニタ部は、信号線上の信号をモニタす
    ることで、制御用端末器が有するアドレスのうち、返信
    のない制御用端末器のアドレスの情報を未使用回路情報
    として取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行操
    作部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から未
    使用回路情報を選択し、それを出力部から出力する操作
    が行われると、記憶部に記憶された各種情報から未使用
    回路情報を得て出力部から出力する制御を行うことを特
    徴とする請求項1から3のいずれかに記載のパターン・
    グループ設定器付セレクタスイッチ。
  5. 【請求項5】 モニタ部は、信号線上の信号をモニタす
    ることで、遠隔監視制御システムで設定されている所定
    数のパターンアドレスおよびグループアドレスのうち、
    未使用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情
    報を取得して記憶部に記憶し、制御部は、設定実行操作
    部の操作スイッチを用いて、各種出力情報の中から未使
    用のパターンアドレスおよびグループアドレスの情報を
    選択し、それを出力部から出力する操作が行われると、
    記憶部に記憶された各種情報から未使用のパターンアド
    レスおよびグループアドレスの情報を得て出力部から出
    力する制御を行うことを特徴とする請求項1から4のい
    ずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタス
    イッチ。
  6. 【請求項6】 記憶部は、パターンアドレスおよびグル
    ープアドレスの情報を、それらアドレスによるパターン
    制御およびグループ制御で動作する制御用端末器下の負
    荷についての情報とともに記憶し、制御部は、設定実行
    操作部の操作スイッチを用いて、任意の制御用端末器下
    の負荷がどのパターンアドレスおよびグループアドレス
    によるパターン制御およびグループ制御で動作するかを
    表す情報を選択し、それを出力部から出力する操作が行
    われると、記憶部に記憶された各種情報から、その任意
    の制御用端末器下の負荷に対応するパターンアドレスお
    よびグループアドレスを読み出して出力部から出力する
    制御を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか
    に記載のパターン・グループ設定器付セレクタスイッ
    チ。
  7. 【請求項7】 出力部は、シリアル通信用の出力インタ
    ーフェースであることを特徴とする請求項1から6のい
    ずれかに記載のパターン・グループ設定器付セレクタス
    イッチ。
  8. 【請求項8】 出力部は、所定の記録媒体に対してデー
    タの読み書きを行う記録装置であることを特徴とする請
    求項1から6のいずれかに記載のパターン・グループ設
    定器付セレクタスイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005295306A (ja) * 2004-04-01 2005-10-20 Nec Electronics Corp 通信モニタ装置、通信モニタ方法及びプログラム
WO2016203755A1 (ja) * 2015-06-15 2016-12-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 スイッチ、機器制御方法、プログラム

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