JP3721732B2 - 吸込グリルの枢支構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機の吸込口に設けられる吸込グリルの枢支構造に係わり、より詳細には、吸込グリルを回動自在に枢支できるとともに、容易に係脱できるようにした構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
天井吊下げ型の空気調和機の吸込口に設けられる従来の吸込グリルの枢支構造は、例えば公開実用新案公報平3ー115329号で開示されているような事例があるので、当該公報に記載されている発明の要旨を、図8(A)および図8(B)に基づいて以下に説明する。
【0003】
ケーシング1に形成された吸込口2に対して、開閉自在な吸込グリル7を付設してなる空気調和機において、前記吸込口2の口縁部には、所定の大きさの一対の切欠穴18,18を形成する一方、前記吸込グリル7には、前記切欠穴18,18に対してそれぞれ係脱自在とされ且つ切欠穴18,18口縁に対して回動自在に枢支される一対の支持軸16,17を突設するとともに、これら支持軸16,17の少なくとも一方側には、該支持軸16,17の切欠穴18,18への係合時において該切欠穴18を口縁に対して当接され、支持軸16,17の移動規制を行う如く作用するストッパー22を付設したことを特徴とする構成が記載されるとともに、
前記支持軸16,17のうちストッパー22が付設されている方には、吸込グリル7の取り外し時においてストッパー22の切欠穴18からの離脱を容易ならしめるためのテーパ17a を形成したことを特徴とする構成が記載されている。
【0004】
しかしながら、前記吸込グリル7を回動し前記吸込口2を開いて内部のメンテナンスを行ったり、または、前記吸込グリル7を取り外して洗浄したいような場合、該吸込グリル7を取り外すには前記支持軸16,17の長手方向に移動させる必要があるため、とくに、前記吸込グリル7が複数の分割されている構成となっていることにより、該吸込グリル7を順次前記支持軸16,17の長手方向に移動させながら取り外す作業が面倒になってしまうという問題を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明においては、前記問題点に鑑み、吸込グリルを回動自在に枢支できるとともに、容易に係脱できるようにした空気調和機の吸込口に設けられる吸込グリルの枢支構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するため、ケーシングにより構成される吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器および送風機を設け、前記吸込口の一側に対応する前記ケーシングに取付面を設け、前記取付面に取り付けられるヒンジを備え、同ヒンジにより吸込グリルの一側を回動自在および、または係脱自在に枢支してなるものにおいて、前記ヒンジは、前記取付面に取り付ける取付部と、前記吸込グリルを回動自在に枢支する回動部と、同回動部から少許離間した位置で係脱自在に枢支する係脱部とからなる一方、前記吸込グリルは、前記回動部に対応する回動片と、前記係脱部に対応する係脱片と、これら係脱片および回動片の間に形成されて前記回動部を係脱する離間部とを設けてなり、前記ヒンジを、前記ケーシングの取付面に設けた位置決め部で位置決めして前記取付部により前記取付面に取り付ける一方、前記吸込グリルで前記吸込口を閉じる際、該吸込グリルの一側を、前記回動部に前記回動片を係合するとともに、前記係脱部に前記係脱片を係合して枢支するようにし、前記吸込口を開く際、前記係脱部から前記係脱片を離脱して回動するように枢支し、前記吸込グリルを取り外す際、前記離間部から前記ヒンジを離脱するようにした構成となっている。
【0007】
また、前記ケーシングの取付面に、ねじ孔を設ける一方、前記ヒンジの取付部に、前記ねじ孔に対応する挿通孔および前記位置決め部に対応する位置決め片を設け、同位置決め片を前記位置決め部に位置決めするとともに、挿通孔を挿通したねじを前記ねじ孔に螺着して前記ヒンジを前記ケーシングに取り付けるようにした構成となっている。
【0008】
また、前記位置決め部が、前記ケーシングの取付面に切り起こしにより折曲形成された切起し片からなり、前記位置決め片は、前記ヒンジの取付部の一端が折曲形成されてなり、これら位置決め片と切起し片とを当接して前記ケーシングの取付面に前記ヒンジを位置決めするようにした構成となっている。
【0009】
また、前記切起し片を切り起こしたときの第一切起し穴は、前記位置決め片の両側をほぼ隙間なく挿入できる大きさに形成した構成となっている。
【0010】
また、前記ねじ孔に、後方に突出する突部を設けた構成となっている。
【0011】
また、前記ヒンジの回動部は、該ヒンジの取付部の他端が前記ケーシングの取付面の周縁から少許離間した位置に前記位置決め片とほぼ平行に折曲形成されるとともに、その先端部を前記ケーシングの取付面の周縁側に折曲した第一折曲片からなり、前記ヒンジの係脱部は、前記第一折曲片から少許離間し、該第一折曲片の反対側に切り起こしにより折曲した第二折曲片からなる一方、
前記吸込グリルの回動片は、前記第一折曲片およびその基端部で枢支されるように形成され、前記吸込グリルの係脱片は、前記吸込グリルの回動に対応して前記第二折曲片に係脱するように形成されてなり、
前記吸込グリルにより前記吸込口を閉じた際、前記第一折曲片および第二折曲片により前記回動片および前記係脱片を支持し、前記吸込グリルを回動して前記吸込口を開いた際、前記吸込グリルの係脱片を前記第二折曲片から自動的に離脱させるとともに、前記回動片を前記第一折曲片から離脱できるようにした構成となっている。
【0012】
また、前記第一折曲片の基端部を曲面状に形成する一方、該曲面部に対応して前記回動片を曲面状に形成した構成となっている。
【0013】
また、前記吸込グリルの係脱片は、該吸込グリルにより前記吸込口を閉じた際、前記第二折曲片を切り起こしたときの第二切起し穴に係合するように形成した構成となっている。
【0014】
更に、前記吸込グリルの係脱片の基端部に、該吸込グリルにより前記吸込口を閉じた際、前記第二折曲片の先端部寄りに傾斜する傾斜部を設けた構成となっている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施例を添付図面に基づいて説明する。
図1(A)および図1(B)と、図2と、図3(A)乃至図3(C)と、図4(A)および図4(B)と、図5(A)および図5(B)と、図6と、図7とにおいて、1は天井吊下げ型の空気調和機本体を構成するケーシング、2は同ケーシング1に設けられた吸込口、3は吹出口、4は前記吸込口2と前記吹出口3を結ぶ空気通路に設けられ、ファンケーシング5に収容された送風ファン、6は熱交換器、7は内側にフィルタ8を臨ませて、前記吸込口2の一側に対応する前記ケーシング1の取付面1aに取り付けられた複数のヒンジ9により回動自在に、且つ係脱自在に枢支された複数の吸込グリルである。
【0016】
前記ヒンジ9は、図3(A)乃至図3(C)で示すように、前記取付面1aに取り付けるための取付部と、前記吸込グリル7を回動自在に枢支するための回動部と、同回動部から少許離間した位置で係脱自在に枢支する係脱部とからなる一方、前記吸込グリル7は、前記回動部に対応する回動片7aと、前記係脱部に対応する係脱片7bと、これら係脱片7bおよび回動片7aの間に形成されて前記回動部を係脱する離間部dとを設けてなり、前記ヒンジ9を、前記ケーシングの取付面に設けた位置決め部で位置決めして、ねじ10により前記取付部で前記取付面1aに取り付ける一方、前記吸込グリル7で前記吸込口2を閉じる際、該吸込グリル7の一側を、前記回動部に前記回動片7aを係合するとともに、前記係脱部に前記係脱片7bを係合して枢支するようにし、前記吸込口2を開く際、前記係脱部から前記係脱片7bを離脱して回動するように枢支し、前記吸込グリル7を取り外す際、前記離間部dから前記ヒンジ7を離脱するようにした構成となっており、これによって、前記吸込グリル7を回動し前記吸込口2を開いて内部のメンテナンスを行ったり、または、前記吸込グリル7を取り外して洗浄したいような場合、上記に説明した従来技術のように、該吸込グリル7を取り外すのに支持軸16,17の長手方向に移動させる必要がなくなり、とくに、図1(A)および図7で示すように、前記吸込グリル7が複数の分割されている構成においても、任意の該吸込グリル7を適宜容易に取り外しできるようにした構造となる。
【0017】
また、前記ケーシング1に形成された取付面1aに、ねじ孔1cを設ける一方、前記ヒンジ9の取付部に、前記ねじ孔1cに対応する挿通孔9dおよび前記位置決め部に対応する位置決め片9aを設け、同位置決め片9aを前記位置決め部に位置決めするとともに、前記挿通孔を挿通したねじ10を前記ねじ孔1cに螺着して、前記ヒンジ9を前記ケーシング1に形成された取付面1aに取り付けるようにした構成となっており、これによって、前記ケーシング1に形成された取付面1aに対し、前記ヒンジ9を容易に位置決めして正確に取付できるようにした構造となる。
【0018】
また、前記ケーシング1に形成された取付面1aに前記ヒンジ9を位置決めするための位置決め部が、前記ケーシング1の取付面1aに切り起こしにより折曲形成された切起し片aからなり、前記位置決め片9aは、前記ヒンジ9の取付部の一端が折曲形成されてなり、これら位置決め片9aと切起し片aとを当接して前記ケーシング1の取付面1aに前記ヒンジ9を位置決めするようにした構成となっており、
これによって、前記ケーシング1に形成された取付面1aに対し、図3(A)乃至図3(C)で示す上下方向の前記ヒンジ9の位置決めを容易にして、図4(A)および図4(B)で示すように正確に取付できるようにした構造となる。
【0019】
また、前記切起し片aを切り起こしたときの第一切起し穴1bは、前記位置決め片9aの両側をほぼ隙間なく挿入できる大きさに形成した構成となっており、
これによって、前記ケーシング1に形成された取付面1aに対し、図3(A)乃至図3(C)で示す前後方向の前記ヒンジ9の位置決めを容易に、且つ正確に行えるようにした構造となる。
【0020】
また、前記ねじ10を螺着して前記ヒンジ9を取り付けるためのねじ孔1cに、図3(A)および図3(B)で示すように、後方に突出する突部bを設けたことにより、該ねじ孔1cの強度を増強して、前記ねじ10を強固に螺着できるようにした構成となっている。
【0021】
また、前記ヒンジ9の回動部は、該ヒンジ9の取付部の他端が前記ケーシング1の取付面1aの周縁から少許離間した位置に前記位置決め片9aとほぼ平行に折曲形成されるとともに、その先端部を前記ケーシング1の取付面1aの周縁側に折曲した第一折曲片9bからなり、前記ヒンジ9の係脱部は、前記第一折曲片9bから少許離間し、該第一折曲片9bの反対側に切り起こしにより折曲した第二折曲片9cからなる一方、
前記吸込グリル7の回動片7aは、前記第一折曲片9bおよびその基端部で枢支されるように形成され、前記吸込グリル7の係脱片7bは、前記吸込グリル7の回動に対応して前記第二折曲片9cに係脱するように形成されてなり、
前記吸込グリル7により前記吸込口2を閉じた際、前記第一折曲片9bおよび第二折曲片9cにより前記回動片7aおよび前記係脱片7bを支持し、前記吸込グリル7を回動して前記吸込口2を開いた際、前記吸込グリル7の係脱片7bを前記第二折曲片9cから自動的に離脱させるとともに、前記回動片7aを前記第一折曲片9bから離脱できるようにした構成となっており、
これによって、図5(A)および図5(B)で示すように、前記ヒンジ9に前記吸込グリル7を容易に係合できるようになるとともに、図6で示す矢印eのように該吸込グリル7を円滑に回動できるようになり、また同時に、上記に説明したとおり、前記吸込グリル7を回動し前記吸込口2を開いて内部のメンテナンスを行ったり、または、前記吸込グリル7を取り外して洗浄したいような場合、上記に説明した従来技術のように、該吸込グリル7を取り外すのに前記支持軸16,17の長手方向に移動させる必要がなくなり、とくに、前記吸込グリル7が複数の分割されている構成においても、図3(C)で示すように、任意の該吸込グリル7を、前記回動片7aと前記係脱片7bとの離間部dから前記第一折曲片9bを抜き去るようにして、適宜容易に取り外しできるようにした構造となる。
【0022】
また、前記第一折曲片9bの基端部を曲面状に形成する一方、該曲面部に対応して前記回動片7aを曲面状に形成したことにより、図3(A)および図3(B)で示すように、前記吸込グリル7を円滑に回動できるようにした構成となっている。
【0023】
また、前記吸込グリル7の係脱片7bは、該吸込グリル7により前記吸込口2を閉じた際、前記第二折曲片9cを切り起こしたときの第二切起し穴cに係合するように形成した構成となっており、
これによって、前記吸込グリル7をより正確に位置決めして前記吹出口2を閉じることができるようにした構造となる。
【0024】
更に、前記吸込グリル7の係脱片7bの基端部に、該吸込グリル7により前記吸込口2を閉じた際、前記第二折曲片9cの先端部寄りに傾斜する傾斜部fを設けたことにより、該傾斜部fを前記第二折曲片9cの先端部に当接させることによって前記吸込グリル7を更に正確に位置決めできるようにした構成となっている。
【0025】
以上の構成により、図1(A)および図1(B)と、図2と、図3(A)乃至図3(C)と、図4(A)および図4(B)と、図5(A)および図5(B)と、図6と、図7とで示すように、前記ヒンジ9は、前記取付面1aに取り付けるための取付部と、前記吸込グリル7を回動自在に枢支するための回動部9bと、同回動部9bから少許離間した位置で係脱自在に枢支する係脱部9cとからなる一方、前記吸込グリル7は、前記回動部9bに対応する回動片7aと、前記係脱部9cに対応する係脱片7bと、これら係脱片7bおよび回動片7aの間に形成されて前記回動部9bを係脱する離間部dとを設けてなる構成とし、
前記ヒンジ9を、前記位置決め部で位置決めして前記ねじ10により前記取付部で前記取付面1aに取り付ける一方、前記吸込グリル7で前記吸込口2を閉じる際、該吸込グリル7の一側を、前記回動部9bに前記回動片7aを係合するとともに、前記係脱部9cに前記係脱片7bを係合して枢支するようにし、前記吸込口2を開く際、前記係脱部9cから前記係脱片7bを離脱して回動するように枢支し、前記吸込グリル7を取り外す際、前記離間部dから前記ヒンジ7を離脱するようにしたので、
前記吸込グリル7を回動し前記吸込口2を開いて内部のメンテナンスを行ったり、または、前記吸込グリル7を取り外して洗浄したいような場合、上記に説明した従来技術のように、該吸込グリル7を取り外すのに前記支持軸16,17の長手方向に移動させる必要がなくなり、とくに、前記吸込グリル7が複数の分割されている構成においても、任意の該吸込グリル7を適宜容易に取り外しできるようにした吸込グリルの枢支構造となる。
【0026】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、吸込グリルを回動自在に枢支できるとともに、容易に係脱できるようにした空気調和機の吸込口に設けられる吸込グリルの枢支構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の吸込口に設けられる吸込グリルの枢支構造の説明図で、(A)は天吊り型空気調和機本体の斜視図であり、(B)は断面図である。
【図2】図1(B)の断面図に対応する要部拡大断面図である。
【図3】本発明による吸込グリルの枢支構造の要部説明図で、(A)は吸込グリルで吸込口を閉じた状態を示し、(B)は吸込口を開いた状態を示し、(C)は吸込グリルを取り外す状態を示す。
【図4】本発明による吸込グリルの枢支構造の要部説明図で、(A)はヒンジの取付前の状態を示す斜視図であり、(B)は取付後の状態を示す斜視図である。
【図5】本発明による吸込グリルの枢支構造の要部説明図で、(A)はヒンジに吸込グリルを取り付ける前の状態を示す斜視図であり、(B)は取付後の状態を示す斜視図である。
【図6】本発明による吸込グリルの枢支構造の要部拡大斜視図である。
【図7】本発明による吸込グリルの枢支構造の要部斜視図である。
【図8】従来例による空気調和機の吸込グリル取付構造の説明図で、(A)は空気調和機の内部の一部を開示した斜視図であり、(B)は要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 ケーシング
1a 取付面
1b 第一切起し穴
2 吸込口
3 吹出口
4 送風ファン
5 ファンケーシング
6 熱交換器
7 吸込グリル
7a 回動片
7b 係脱片
8 フィルタ
9 ヒンジ
9a 位置決め片
9b 第一折曲片
9c 第二折曲片
10 ねじ
a 切起し片
b 突部
c 第二切起し穴
d 離間部
f 傾斜部
Claims (8)
- ケーシングにより構成される吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路に熱交換器および送風機を設け、前記吸込口の一側に対応する前記ケーシングに取付面を設け、前記取付面に取り付けられるヒンジを備え、同ヒンジにより吸込グリルの一側を回動自在および、または係脱自在に枢支してなるものにおいて、
前記ヒンジは、前記取付面に取り付ける取付部と、前記吸込グリルを回動自在に枢支する回動部と、同回動部から少許離間した位置で係脱自在に枢支する係脱部とからなる一方、前記吸込グリルは、前記回動部に対応する回動片と、前記係脱部に対応する係脱片と、これら係脱片および回動片の間に形成されて前記回動部を係脱する離間部とを設けてなり、
前記ヒンジを、前記ケーシングの取付面に設けた位置決め部で位置決めして、前記取付部により前記取付面に取り付ける一方、前記吸込グリルで前記吸込口を閉じる際、該吸込グリルの一側を、前記回動部に前記回動片を係合するとともに、前記係脱部に前記係脱片を係合して枢支するようにし、前記吸込口を開く際、前記係脱部から前記係脱片を離脱して回動するように枢支し、前記吸込グリルを取り外す際、前記離間部から前記ヒンジを離脱するようにしたことを特徴とする吸込グリルの枢支構造。 - 前記ケーシングの取付面に、ねじ孔を設ける一方、前記ヒンジの取付部に、前記ねじ孔に対応する挿通孔および前記位置決め部に対応する位置決め片を設け、同位置決め片を前記位置決め部に位置決めするとともに、挿通孔を挿通したねじを前記ねじ孔に螺着して前記ヒンジを前記ケーシングに取り付けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の吸込グリルの枢支構造。
- 前記位置決め部が、前記ケーシングの取付面に切り起こしにより折曲形成された切起し片からなり、前記位置決め片は、前記ヒンジの取付部の一端が折曲形成されてなり、これら位置決め片と切起し片とを当接して前記ケーシングの取付面に前記ヒンジを位置決めするようにしたことを特徴とする請求項2に記載の吸込グリルの枢支構造。
- 前記切起し片を切り起こしたときの第一切起し穴は、前記位置決め片の両側をほぼ隙間なく挿入できる大きさに形成したことを特徴とする請求項3に記載の吸込グリルの枢支構造。
- 前記ヒンジの回動部は、該ヒンジの取付部の他端が前記ケーシングの取付面の周縁から少許離間した位置に前記位置決め片とほぼ平行に折曲形成されるとともに、その先端部を前記ケーシングの取付面の周縁側に折曲した第一折曲片からなり、前記ヒンジの係脱部は、前記第一折曲片から少許離間し、該第一折曲片の反対側に切り起こしにより折曲した第二折曲片からなる一方、
前記吸込グリルの回動片は、前記第一折曲片およびその基端部で枢支されるように形成され、前記吸込グリルの係脱片は、前記吸込グリルの回動に対応して前記第二折曲片に係脱するように形成されてなり、
前記吸込グリルにより前記吸込口を閉じた際、前記第一折曲片および第二折曲片により前記回動片および前記係脱片を支持し、前記吸込グリルを回動して前記吸込口を開いた際、前記吸込グリルの係脱片を前記第二折曲片から自動的に離脱させるとともに、前記回動片を前記第一折曲片から離脱できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の吸込グリルの枢支構造。 - 前記第一折曲片の基端部を曲面状に形成する一方、該曲面部に対応して前記回動片を曲面状に形成したことを特徴とする請求項5に記載の吸込グリルの枢支構造。
- 前記吸込グリルの係脱片は、該吸込グリルにより前記吸込口を閉じた際、前記第二折曲片を切り起こしたときの第二切起し穴に係合するように形成したことを特徴とする請求項1または請求項5に記載の吸込グリルの枢支構造。
- 前記吸込グリルの係脱片の基端部に、該吸込グリルにより前記吸込口を閉じた際、前記第二折曲片の先端部寄りに傾斜する傾斜部を設けたことを特徴とする請求項7に記載の吸込グリルの枢支構造。
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1997
- 1997-08-20 JP JP22375497A patent/JP3721732B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11148674A (ja) * | 1997-11-20 | 1999-06-02 | Fujitsu General Ltd | 吸込グリルの枢支構造 |
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