JP3306898B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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文夫 岩渕
生明 岡部
隆一 舟田
茂明 手塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機に係り、特に
吸込みグリルの着脱を可能とした機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機は、特開昭63−18
100に記載のように、吸込みグリルは開閉可能な機構
となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、吸込
みグリルの開閉が可能な機構にはなっているが、該吸込
みグリルを本体から取外す機構に関しては考慮されてい
ない。したがって、空気調和機の前面に位置し通風路の
風上側となる吸込みグリルは、塵埃等が最も付着し易い
ものであるため定期的に清掃、清浄することとなるが、
空気調和機は比較的高所に取り付けられるので作業が困
難で塵埃等が十分に取り除けないため美観を損なうと共
に、機能が低下する問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の改善を目的として発
明されたもので、吸込みグリルは開閉できるばかりでな
く、本体より脱着できるものとすることにより清掃、清
浄作業を容易にし、外観及び機能の向上が図れる空気調
和機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、空気吸込み
グリルと、空気吐出口を備えた化粧枠と、前記空気吸込
みグリルが回転開閉可能となるようにこの空気吸込みグ
リルに設けられた軸とを備えた空気調和機において、前
記化粧枠に設けられ、前記軸が挿入されることで前記空
気吸込みグリルがこの化粧枠に装着される案内溝を備
え、この案内溝より前方へこの空気吸込みグリルを移動
させることでこの空気吸込みグリルを前記化粧枠から取
り外すようにすることにより達成される。さらに、空気
吸込みグリル及び化粧枠が、空気吸込みグリルの開閉時
に描く軌道に合った位置に、互いに係合させることで空
気吸込みグリルを開状態に保持するための凸部を備え
ことにより達成される。
【0006】
【作用】吸込みグリルを化粧枠への装着は化粧枠に設け
た案内溝により、吸込みグリルの取り外しについては、
案内溝部より、吸込みグリルを前方へ移動させることに
より化粧枠へ装着されていた吸込みグリルは容易に取り
外し可能となる。
【0007】また、化粧枠、吸込みグリルの両サイドに
は凸部を形成し吸込みグリル開状態での保持機構により
吸込みグリル開時の確実な保持が出来る。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1から図5により
説明する。図1は本発明の一実施例の空気調和機の断面
図であり、箱体はキャビネット1と、化粧枠2及び吸込
みグリル3で構成されている。該化粧枠2には空気吐出
口、該吸込みグリル3には空気吸込口3aが形成されて
おり、箱体内部には熱交換器4と、貫流ファン5が収め
られている。また熱交換器4の前方にはエアフィルター
6が装着されている。なお、ファンモータ、電気品は図
示していないが周知の如く具備しているものである。図
2は該吸込みグリル3の開状態を示している。図3から
図5は、該吸込みグリル3に形成した摺動軸3c,該化
粧枠2,吸込みグリル3に形成した凸部及び化粧枠2に
形成した案内溝2bを示している。
【0009】該吸込みグリル3の両サイド及び中央部に
は摺動軸3cを形成し、開閉回転を自在に行う様に構成
してある。また、該化粧枠2の両サイド及び該吸込みグ
リル3の裏面両サイドには吸込みグリル3の開閉時に描
く軌道に合った位置に、該化粧枠2、吸込みグリル3に
凸部形状を形成することで任意の角度まで吸込みグリル
3を開いた時に化粧枠2の該凸部2aと吸込みグリル3
の該凸部3bが固定され、吸込みグリル3を保持する状
態となる。吸込みグリルは、該吸込みグリル裏面両サイ
ド及び中央部に設けた摺動軸を支点としてスムースに開
閉可能とされる。また該化粧枠、該吸込みグリルの両サ
イドには凸部を形成し該吸込みグリル開状態での保持機
構により該吸込みグリル開時の確実な保持が出来る。さ
らに、吸込みグリルは開状態において、該化粧枠に設け
た案内溝を利用し前面に引き出すことにより、該化粧枠
から該吸込みグリルを容易に取外すことが出来るもので
ある。
【0010】図3から図5において、該吸込みグリル3
を該化粧枠2への装着は化粧枠2に設けた案内溝2bに
より、吸込みグリル3に設けた左右及び中央部の該摺動
軸3cを挿入し、化粧枠2へ吸込みグリル3を装着す
る。また、該吸込みグリル3の取り外しについては、吸
込みグリル3を任意の角度まで回転させ化粧枠と、吸込
みグリル3に設けた凸部、2a,3bを利用し保持しこ
れよりさらに吸込みグリル3を開方向へ回転させること
で化粧枠2Bに設けた案内溝へ各摺動軸3cが導かれ、
その該案内溝部より、吸込みグリル3を前方へ(←方
向)移動させることにより化粧枠2へ装着されていた吸
込みグリル3は容易に取り外し可能となる。これにより
取り外した該吸込みグリル3はそのまま容易に清掃、洗
浄することができるので外観が美麗であるとともに、塵
埃等が十分に取り除けるため、風量低下等による機能の
低下がなく、長期に渡り初期の機能が維持できるもので
ある。さらに、該吸込みグリル3の着脱が容易にできる
ため、色違いの該吸込みグリル3の組替え等意匠交換の
自由度が向上するものである。
【0011】また、本構造については、別部品を使用せ
ず、基本部品のみのシンプルな構造にしたことにより大
幅な原価低減となる。
【0012】
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、空
気調和機の空気吸込み口を構成する吸込みグリルを化粧
枠から容易に脱着可能としたことにより、該吸込みグリ
ルの清浄、若しくは洗浄作業が容易になるので、該吸込
みグリルに付着した塵埃等が十分に取り除けて美麗であ
ることとともに、塵埃等の付着による機能低下がなく長
期に渡り初期の機能が維持できる効果がある。また、吸
込みグリルの脱着が容易であるため、色違いの吸込みグ
リルの組替え等意匠交換の自由度が向上するものであ
る。また、該吸込みグリル開閉及び取り外しに対し、別
部品を使用していないので従来に対しても原価低減が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気調和機の断面図で
ある。
【図2】本発明の吸込みグリルの開状態を示す断面図で
ある。
【図3】本発明の主要部である摺動軸及び案内溝を示す
断面図である。
【図4】同じく断面図である。
【図5】同じく断面図である。
【符号の説明】
1…キャビネット 2…化粧枠 2a…凸部 2b…案内溝 3…吸込みグリル 3a…空気吸込口 3b…凸部 3c…摺動軸 4…熱交換器 5…貫流ファン 6…エアフィルター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 手塚 茂明 栃木県下都賀郡大平町大字富田709の2 株式会社日立栃木エレクトロニクス内 (56)参考文献 特開 平2−263022(JP,A) 特開 平4−214132(JP,A) 実開 平5−27523(JP,U) 実開 平1−109727(JP,U) 実開 平3−103919(JP,U) 実開 平4−113828(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気吸込みグリルと、空気吐出口を備えた
    化粧枠と、前記空気吸込みグリルが回転開閉可能となる
    ようにこの空気吸込みグリルに設けられた軸とを備えた
    空気調和機において、前記化粧枠に設けられ、前記軸が
    挿入されることで前記空気吸込みグリルがこの化粧枠に
    装着される案内溝を備え、この案内溝より前方へこの空
    気吸込みグリルを移動させることでこの空気吸込みグリ
    ルを前記化粧枠から取り外すようにした空気調和機。
  2. 【請求項2】請求項1において、空気吸込みグリル及び
    化粧枠が、空気吸込みグリルの開閉時に描く軌道に合っ
    た位置に、互いに係合させることで空気吸込みグリルを
    開状態に保持するための凸部を備えた空気調和機。
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JP3121505B2 (ja) * 1994-11-02 2001-01-09 三菱電機株式会社 空気調和機
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CN209310235U (zh) * 2018-12-29 2019-08-27 广东美的制冷设备有限公司 空调室内机和空调器

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