JP3721672B2 - 陰極線管の補正装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば高解像度のコンピュータディスプレイ装置に使用して好適なランディング補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば高解像度のコンピュータディスプレイ装置として、17〜20インチクラスの大きさで、解像度で1280ドット×1024ラインの装置が主流になりつつある。さらに例えば22〜24インチクラスの大きさでは、解像度で1600ドット×1200ラインの装置の要求が高まっている。一方、蛍光体ピッチにおいても、現在主流の0.31ミリピッチから、0.26ミリのファインピッチの高精細陰極線管が要求されている。
【0003】
ところがこのような高解像度のコンピュータディスプレイ装置においては、地磁気等の影響によるランディングの変動が、ディスプレイの色純度の劣化の大きな原因となっている。すなわち、特に上述のように蛍光体ピッチの細かい高精細陰極線管では、同じミスランディング量でも色純度に与える影響が大きく、地磁気の悪影響が大きく現れてしまうものである。
【0004】
そこでこのような地磁気等の影響によるランディングの変動を防止する方法としては、
(1) 地磁気等の影響を受けにくくするために磁気シールドを強化する。
(2) 地磁気等の影響によるランディングの変化を補正する手段を設ける。
等の対策が考えられた。しかし(1)の磁気シールドを強化するだけでは対策が不充分であり、(2)の補正手段によるランディングの補正が検討された。
【0005】
すなわちこのようなランディングを補正する装置としては、例えば図16に示すように、陰極線管70の背面側において、表示面の四隅に対してそれぞれ第1〜第4の補正コイル71〜74が設けられる。そしてこれらの補正コイル71〜74に対して、それぞれ例えば図17に示すような補正回路からの補正電流が供給される。
【0006】
この図17の補正回路においては、例えば製造時にランディングを補正する標準の調整値や、ディスプレイ装置の設置時等にサービスマン等によって調整された地磁気の影響に対するランディング補正を行うための調整値の設定される個別調整手段A80が設けられる。そしてこの個別調整手段A80からの各補正電流の調整値が加減算回路81〜84に供給される。
【0007】
また、その他の調整値等の設定される個別調整手段B85が設けられる。そしてこの個別調整手段B85からの調整値が加減算回路81〜84に供給される。さらにこれらの加減算回路81〜84からの値が補正コイル71〜74の駆動回路87〜90に供給される。このようにして各調整値に従った補正電流が、補正コイル71〜74に供給される。
【0008】
ところでこのような補正回路において、例えばディスプレイ装置の移動などにより陰極線管の向けられる方角が変えられたときには、個別調整手段A80に設けられる地磁気の影響に対するランディング補正の調整値を変更する必要がある。その場合に調整値の変更は、例えば陰極線管の表示面を測定しながらランディングの調整を行い、そのときの調整値を個別調整手段A80に再設定することになるが、そのためには特別な測定装置や専門的な知識が要求されるものである。
【0009】
このため従来は、例えば使用者が容易に調整値の設定等を行うことができず、ディスプレイ装置の設置時や移動を行う際には、専門的な知識を有するサービスマン等が出向いて行うなど手続きが煩雑になる。あるいは使用者が独自に調整を行った場合には、なかなか満足できる結果を得ることができないものであった。また、上述のように補正回路をハードウェアで形成している場合には、回路構成が極めて複雑且つ大規模になってしまうものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この出願はこのような点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問題点は、従来の装置では、例えば地磁気の影響に対するランディング補正の調整値の変更を行う場合に特別な測定装置や専門的な知識が要求され、特に高精細陰極線管の使用されたディスプレイ装置では、容易に設置や移動を行うことができなかったというものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このため本発明においては、地磁気の方向を検出する地磁気センサを設け、この地磁気センサで検出された検出値を用いて補正コイルに供給される電流値を決定するような補正をソフトウェアにより実現したものであって、この補正式に補正項目を追加することによって、環境温度が変化した場合や、地磁気の方向が変化した場合、長時間使用した場合にも、自動的に補正コイルに供給される電流値の調整が行われて、常に良好なランディング補正を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
すなわち本発明においては、陰極線管に設けられる補正手段であって、陰極線管が置かれる環境の変化の影響を抑えるための調整が行われる補正手段と、環境の変化を検出する検出手段としての地磁気の方向に応じた検出値を出力する地磁気センサおよび温度を検出する温度センサと、陰極線管の使用開始からの時間を検出する時定数回路と、予め基準となる条件下における地磁気センサ、温度センサおよび時定数回路の出力を基準値として記憶する記憶手段と、陰極線管が設置された環境における検出手段および時定数回路の検出値から記憶手段に記憶されたそれぞれの基準値減算して調整値を決定する演算手段と、演算手段により求められた調整値に基づく調整を補正手段に対して行う駆動回路とを備えるものである。
【0013】
以下、図面を参照して本発明を説明するに、図1は本発明を適用したランディング補正装置の一例の構成を示すブロック図である。
【0014】
この図1において、メモリ1には、例えば工場等でのディスプレイ装置の製造過程で、所定の条件下で求められた調整値や後述するセンサの基準値等の設定パラメータが書き込まれている。また地磁気センサ2には地磁気の方向を検出する手段が設けられ、例えばセンサ2の設置される方角に応じて図2に示すような地磁気の大きさを示す2軸の検出出力が電圧Vx、Vyで出力されている。さらに温度センサ3及び時定数回路4からは、それぞれ環境温度及び陰極線管の使用開始からの時間が電圧変化で出力されるものである。
【0015】
これらのメモリ1及び地磁気センサ2、温度センサ3、時定数回路4からの信号がマイクロコンピュータ5に供給される。そしてこのマイクロコンピュータ5では、上述の地磁気センサ2からの2軸の検出信号と、温度センサ3及び時定数回路4からの検出信号が、それぞれA/D変換器6〜9でデジタルデータに変換され、メモリ1からのデータと共に中央処理装置(CPU)10に供給されて、後述するソフトウェアに従って演算処理が行われる。
【0016】
さらにこのCPU10で演算処理された各補正コイルに供給される電流値を決定する値が、それぞれD/A変換器11〜16でアナログ信号に変換される。そして変換されたアナログ信号が、それぞれ駆動回路21〜26を通じて、例えば図3に示すように、陰極線管30の背面側において、表示面の四隅に対してそれぞれ設けられた第1〜第4の補正コイル31〜34と、表示面の周囲に設けられた第5の補正コイル35と、陰極線管のファンネル部に設けられたローテーション補正コイル36とに供給される。
【0017】
そしてこの装置において、上述の地磁気センサ2からの検出信号Vx、Vy、及び温度センサ3、時定数回路4からの検出信号を用いて、CPU10では以下に述べるような処理手順が実行される。これによってCPU10では、例えば各補正コイル31〜36を、それぞれ駆動回路21〜26を通じて地磁気及び環境温度等を補正するように所定の電流値で駆動するための、D/A変換器11〜16に供給される値が形成される。
【0018】
すなわち図4はメインの処理である。なお以下の説明では、デジタル値は0〜255で形成されるものとする。
【0019】
この図4において、処理がスタートされると、まずステップ〔2〕で後述するサブルーチン〔get lcc delta 〕が実行される。次にステップ〔3〕でデガウスが実行中であるか否か判断される。そしてデガウスが実行中のとき(yes)は、ステップ〔4〕でD/A変換器11〜16に供給される値(lcc lt,lcc lb,lcc rt,lcc rb,lcc ns,rotation )に全て中心値128が設定される。
【0020】
さらにステップ〔3〕でデガウスが実行中でないとき(no)は、ステップ〔5〕で補正コイル31〜36での補正を行うか否か(LCC ENABLE)が判断される。そして補正が行われないとき(no)は、ステップ〔6〕で上述の値(lcc lt,lcc lb,lcc rt,lcc rb,lcc ns)に中心値128が設定されると共に、、計算パラメータ(vns delta=0 )が設定された後、ステップ〔7〕で後述するサブルーチン〔calc tilt 〕が実行される。
【0021】
またステップ〔5〕で補正を行うとき(yes)は、ステップ〔8〕で後述するサブルーチン〔calc lcc〕が実行された後に、ステップ〔7〕のサブルーチン〔calc tilt 〕が実行される。そしてこのステップ〔7〕のサブルーチン〔calc
tilt 〕が実行された後にメインの処理は終了(エンド)される。
【0022】
次に図5は上述のステップ〔2〕で実行されるサブルーチン〔get lcc delta 〕の処理を示す。この図5において、サブルーチン〔get lcc delta 〕の処理が開始されると、まずステップ〔9〕で計算パラメータ(vns delta=lcc ns-lcc ns fact)と計算パラメータ(vrot delta=TILT-tilt fact )が設定される。
【0023】
ここで値(lcc ns)は、上述の第5の補正コイル35を駆動する電流値を形成するためにD/A変換器15に供給される値であって、例えば前回の処理で求められた値が用いられる。また値(lcc ns fact )は、例えば工場等でのディスプレイ装置の製造過程で、所定の条件下(例えば0磁界、環境温度25°C、陰極線管の使用開始から30分)で求められた値(lcc ns)の工場調整値である。
【0024】
さらに値(TILT)は、画面の回転歪みに対して装置の設置後にサービスマンまたは使用者によって補正された値である。また値(tilt fact )は、例えば工場等でのディスプレイ装置の製造過程で、上述の所定の条件下で求められた値(TILT)の工場調整値である。
【0025】
そしてステップ〔9〕での設定が終了すると、ステップ〔10〕で後述するサブルーチン〔get vtemp delta 〕が実行される。このステップ〔10〕が終了すると、ステップ〔11〕で後述するサブルーチン〔get vxy delta 〕が実行される。さらにこのステップ〔11〕が終了すると、ステップ〔12〕で後述するサブルーチン〔get tdri delta〕が実行される。そしてこのステップ〔12〕が終了すると、上述のメインの処理に復帰(リターン)される。
【0026】
さらに図6は上述のステップ〔10〕で実行されるサブルーチン〔get vtemp delta 〕の処理を示す。この図6において、サブルーチン〔get vtemp delta 〕の処理が開始されると、まずステップ〔13〕で、例えばA/D変換器8からの温度センサ3で検出された環境温度を示す検出電圧(V TEMP)を変換したデジタル値が読み込まれ、この値の例えば過去4回分を平均した値が後述する値(vtemp m )に代入される。
【0027】
次にステップ〔14〕で、前回の処理で求められた環境温度の値(vtemp steady)と、ステップ〔13〕で代入された値(vtemp m )との差の絶対値がA/D変換の誤差を考慮した所定の許容値(LCC AD TOL)より大きいか否か判断される。そして差が許容値より大きくなったとき(yes)は、ステップ〔15〕で値(vtemp steady=vtemp m)に設定される。
【0028】
またステップ〔15〕の処理の終了後、及びステップ〔14〕で差が許容値より小さいとき(no)は、ステップ〔16〕で環境温度による補正を行うか否か(TEMP ENABLE)が判断される。そして補正を行うとき(yes)は、ステップ〔17〕で値(vtemp delta=vtemp steady-LCC TEMP )が設定される。ここで値(LCC TEMP)は、上述の所定の条件下で温度センサ3で検出される環境温度の検出電圧(V TEMP)のデジタル値の工場調整値である。
【0029】
さらにステップ〔16〕で補正を行わないとき(no)は、ステップ〔18〕で値(vtemp delta=0 )が設定される。そしてこれらのステップ〔17〕または〔18〕が終了すると、上述のサブルーチン〔get lcc delta 〕の処理に復帰(リターン)される。
【0030】
また図7は上述のステップ〔11〕で実行されるサブルーチン〔get vxy delta 〕の処理を示す。この図7において、サブルーチン〔get vxy delta 〕の処理が開始されると、まずステップ〔19〕でA/D変換器6、7からの、地磁気センサ2で検出されたX軸及びY軸の検出電圧Vx、Vyを変換したデジタル値が読み込まれ、この値の例えば過去4回分を平均した値が後述する値(vx m, vy m)に代入される。
【0031】
次にステップ〔20〕で、前回の処理で求められた検出電圧Vxの値(vx steady )と、ステップ〔19〕で代入された値(vx m)との差の絶対値がA/D変換の誤差を考慮した所定の許容値(LCC AD TOL)より大きいか否か判断される。そして差が許容値より大きくなったとき(yes)は、ステップ〔21〕で値(vx steady=vx m)に設定される。
【0032】
またステップ〔21〕の処理の終了後、及びステップ〔20〕で差が許容値より小さいとき(no)は、ステップ〔22〕で演算(vy m=vy m-LCC K POL VY NS*LCC K VY NS/128*(lcc ns-128))が行われて、値(vy m)が設定される。なおこの演算で、値(LCC K VY NS )は、後述する補正コイル35を流れる電流による検出電圧Vyへの影響を補正するためのの補正係数値、値(LCC K POL VY NS )はその極性である。
【0033】
さらにステップ〔23〕で、前回の処理で求められた値(vy steady )と、ステップ〔22〕で求められた値(vy m)との差の絶対値がA/D変換の誤差を考慮した所定の許容値(LCC AD TOL)より大きいか否か判断される。そしてステップ〔23〕で差が許容値より大きくなったとき(yes)は、ステップ〔24〕で値(vy steady=vy m)に設定される。
【0034】
またステップ〔24〕の処理の終了後、及びステップ〔23〕で差が許容値より小さいとき(no)は、ステップ〔25〕で地磁気による補正を行うか否か(MI ENABLE)が判断される。そして補正を行うとき(yes)は、ステップ〔26〕で値(vx delta=vx steady-LCC VX, vy delta=vy steady-LCC VY)が設定される。ここで値(LCC VX, LCC VY)は、上述の所定の条件下で地磁気センサ2で検出される検出電圧Vx、Vyのデジタル値の工場調整値である。
【0035】
さらにステップ〔25〕で補正を行わないとき(no)は、ステップ〔27〕で値(vx delta=0, vy delta=0)が設定される。そしてこれらのステップ〔26〕または〔27〕が終了すると、上述のサブルーチン〔get lcc delta 〕の処理に復帰(リターン)される。
【0036】
さらに図8は上述のステップ〔12〕で実行されるサブルーチン〔get tdri delta〕の処理を示す。この図8において、サブルーチン〔get tdri delta〕の処理が開始されると、まずステップ〔28〕で、例えばA/D変換器9からの時定数回路4で検出された陰極線管の使用開始からの時間経過を示す検出電圧(TDRI)を変換したデジタル値が読み込まれ、この値の例えば過去4回分を平均した値が後述する値(tdri m)に代入される。
【0037】
次にステップ〔29〕で、前回の処理で求められた時間経過の値(tdri steady )と、ステップ〔28〕で代入された値(vtemp m )との差の絶対値がA/D変換の誤差を考慮した所定の許容値(LCC AD TOL)より大きいか否か判断される。そして差が許容値より大きくなったとき(yes)は、ステップ〔30〕で値(tdri steady=tdri m)に設定される。
【0038】
またステップ〔30〕の処理の終了後、及びステップ〔29〕で差が許容値より小さいとき(no)は、ステップ〔31〕で時間経過による補正を行うか否か(TDRI ENABLE)が判断される。そして補正を行うとき(yes)は、ステップ〔32〕で値(tdri delta=TDRI REF-tdri steady )が設定される。ここで値(TDRI REF)は、温度ドリフト補正用の基準データであって、例えばシミュレーションによって求められ、あらかじめ設定された値である。
【0039】
さらにステップ〔31〕で補正を行わないとき(no)は、ステップ〔33〕で値(tdri delta=0)が設定される。そしてこれらのステップ〔32〕または〔33〕が終了すると、上述のサブルーチン〔get lcc delta 〕の処理に復帰(リターン)される。このようにして上述のサブルーチン〔get lcc delta 〕の処理が実行される。
【0040】
また図9は、上述のステップ〔7〕で実行されるサブルーチン〔calc tilt 〕の処理を示す。この図9において、サブルーチン〔calc tilt 〕は演算の処理であって、例えば次のような値(rotation)を求める演算のステップ〔34〕からなる。
【0041】
rotation= 255−TILT
+LCC K POL ROT FOR NS×LCC K ROT FOR NS/128 ×(lcc ns-lcc ns fact)
【0042】
なおこの演算で、値(LCC K ROT FOR NS)は後述する補正コイル35を流れる電流の変化に対するローテーションの補正係数値、値(LCC K POL ROT FOR NS)はその極性である。
【0043】
これによって、上述のローテーション補正コイル36に対して、駆動回路26を通じて地磁気及び環境温度等を補正するように所定の電流値で駆動するための、D/A変換器16に供給される値(rotation)が形成される。なお、値(rotation)は0〜255の値で求められる。
【0044】
さらに図10は上述のステップ〔8〕で実行されるサブルーチン〔calc lcc〕の処理を示す。この図10において、サブルーチン〔calc lcc〕は演算の処理であって、例えば次のような値(lcc lt,lcc lb,lcc rt,lcc rb,lcc ns)を求める演算のステップ〔35〕からなる。
【0045】
Figure 0003721672
【0046】
Figure 0003721672
【0047】
Figure 0003721672
【0048】
Figure 0003721672
【0049】
Figure 0003721672
【0050】
なおこのステップ〔35〕の演算で、値(LCC LT,LCC LB,LCC RT,LCC RB,LCC NS)は、それぞれ上述の所定の条件下でランディング補正を行った際の、上述の第1〜第5補正コイル31〜35に対して、それぞれ駆動回路21〜25を通じて地磁気及び環境温度等を補正するように所定の電流値で駆動するための、D/A変換器11〜15に供給されるデジタル値の工場調整値、あるいはそれを使用者が変更した値である。
【0051】
また、値(LCC K TEMP)は、後述する環境温度の変化に対する補正係数値、値(LCC K POL TEMP)はその極性である。値(LCC K EW C)は、後述する東西方向の方角の変化に対する補正係数値、値(LCC K POL EW C)はその極性である。値(LCC K NS C)は、後述する南北方向の方角の変化に対する補正係数値、値(LCC K POL NS C)はその極性である。
【0052】
さらに、値(LCC K TDRI LT 〜RB)は、それぞれ後述する補正コイル31〜34の陰極線管の使用開始からの時間経過に対する補正係数値、値(LCC K POL TDRI)はその極性である。また、値(LCC K NS)は、後述する南北方向の方角の変化に対する補正係数値、値(LCC K POL NS)はその極性である。値(LCC K NS FOR ROT)は、後述するローテーションの変化に対する補正コイル35の補正係数値、値(LCC K POL NS FOR ROT)はその極性である。
【0053】
そしてこの演算によって、上述の第1〜第5補正コイル31〜35に対して、それぞれ駆動回路21〜25を通じて地磁気及び環境温度等を補正するように所定の電流値で駆動するための、D/A変換器11〜15に供給される値(lcc lt,lcc lb,lcc rt,lcc rb,lcc ns)が形成される。なおこの演算で、値(lcc lt,lcc lb,lcc rt,lcc rb,lcc ns)は0〜255の値で求められる。
【0054】
従ってこの装置において、地磁気の方向を検出する地磁気センサを設け、この地磁気センサで検出された検出値を用いて補正コイルに供給される電流値を決定するような補正をソフトウェアによって実現することによって、環境温度が変化した場合や、地磁気の方向が変化した場合、長時間使用した場合にも、自動的に補正コイルに供給される電流値の調整が行われて、常に良好なランディング補正を行うことができる。
【0055】
これによって、従来の装置では、例えば地磁気の影響に対するランディング補正の調整値の変更を行う場合に特別な測定装置や専門的な知識が要求され、特に高精細陰極線管の使用されたディスプレイ装置では、容易に設置や移動を行うことができなかったものを、本発明によれば専門的な知識を持たない使用者であっても、ディスプレイ装置の設置や移動を容易に行うことができるものである。
【0056】
さらに上述の装置において、演算に用いられる各補正係数値は、例えば以下のようにして求めることができる。なお、以下の説明では、コンピュータディスプレイ装置に適用した場合の実施例を示している。
【0057】
すなわちこの場合に、例えばD/A変換器11〜14に供給されるデジタル値が大きくされたときの表示面に生じるランディングの変化が、図11のAの矢印Fの向きとなるように補正コイル31〜34が取り付けられる。また、D/A変換器15に供給されるデジタル値が大きくされたときの表示面に生じるランディングの変化が、図11のBの矢印Fの向きとなるように補正コイル35が取り付けられる。
【0058】
またこの場合に、例えば駆動回路21〜25によって形成される駆動電流値の変化が、デジタル値の±1の変化に対して±1.0mAとなるように回路設計がなされているものとする。
【0059】
この場合に、補正コイル31〜34によって生じるランディングの変化は、計測の結果、デジタル値の±1の変化に対して1.0μmであり、また補正コイル31、32の間、及び33、34の間で相互に生じるランディングの変化は、デジタル値の±1の変化に対して0.5μmである。また、補正コイル35によって生じるランディングの変化は、同じくデジタル値の±1の変化に対して1.0μmであった。
【0060】
そしてこの実施例において、例えば環境温度の変化に対する補正係数値(LCC K TEMP)は以下のようにして得ることができる。
【0061】
すなわち上述の装置において、環境温度が25°Cの状態を基準としてランディング補正が行われている場合に、環境温度が低下したときのランディングは、画面の左側は左に、右側は右に変化され、例えば環境温度が10°Cの状態でその変化量は15μmであった。また環境温度が上昇したときのランディングは、画面の左側は右に、右側は左に変化され、例えば環境温度が40°Cの状態でその変化量は15μmであった。
【0062】
そこでこのランディングの変化は、補正コイル31〜34で補正することができ、そのためには環境温度が低下したときには図12のA、また環境温度が上昇したときには図12のBに示すような補正が得られればよい。なおこの場合に、各補正コイル31〜34での補正量は相互間で同じ方向に働くため、デジタル値の±1の変化に対して1.0+0.5=1.5μmとなる。従って上述の15μmの変化量を得るためには、デジタル値の±10の変化が必要である。
【0063】
一方、上述の装置において温度センサ3で検出される環境温度の検出電圧(VTEMP)のデジタル値は、例えば25°Cでの値(LCC TEMP)は100であり、10°Cの状態では90、40°Cの状態では110であって、その変化はデジタル値10であった。
【0064】
従って上述のステップ〔35〕の演算式で、
(補正のためのデジタル値)=(LCC K TEMP)×(vtemp delta )/128
とするためには、補正係数値(LCC K TEMP)を128とすることによって、補正を行うことができるものである。なお、この場合の補正電流値は、最大±10.0mAである。
【0065】
またこの実施例において、例えば東西方向の方角の変化に対する補正係数値(LCC K EW C)は以下のようにして得ることができる。
【0066】
すなわち上述の装置において、0磁界の状態を基準としてランディング補正が行われている場合に、装置を東に向けたときのランディングは、画面の左上は左に、左下は右に、右上は右に、右下は左に変化され、真東に向いた状態でその変化量は10μmであった。また装置を西に向けたときのランディングは、画面の左上は右に、左下は左に、右上は左に、右下は右に変化され、真西に向いた状態でその変化量は10μmであった。
【0067】
そこでこのランディングの変化は、例えば補正コイル31〜34で補正することができ、そのためには東に向いたときには図13のA、また西に向いたときには図13のBに示すような補正が得られればよい。なおこの場合に、各補正コイル31〜34での補正量は相互間で逆の方向に働くため、デジタル値の±1の変化に対して1.0−0.5=0.5μmとなる。従って上述の10μmの変化量を得るためには、デジタル値の±20の変化が必要である。
【0068】
一方、上述の装置において地磁気センサ2で検出されるX軸の地磁気の検出電圧Vxのデジタル値は、例えば図2に示したように、0磁界での値(LCC VX)は100であり、真東に向いた状態では140、真西に向いた状態では60であって、その変化はデジタル値40であった。
【0069】
従って上述のステップ〔35〕の演算式で、
(補正のためのデジタル値)=(LCC K EW C)×(vx delta)/128
とするためには、補正係数値(LCC K EW C)を64とすることによって、補正を行うことができるものである。なお、この場合の補正電流値は、最大±20.0mAである。
【0070】
さらにこの実施例において、例えば南北方向の方角の変化は、補正コイル35、もしくは補正31〜34、あるいはこれら2つの組み合わせという3つの方法で補正することができる。そこでそれぞれの補正方法に対する補正係数値(LCC K NS)と(LCC K NS C)は以下のようにして得ることができる。
【0071】
すなわち上述の装置において、0磁界の状態を基準としてランディング補正が行われている場合に、装置を南に向けたときのランディングは、画面の上側は右に、下側は左に変化され、真南に向いた状態でその変化量は10μmであった。また装置を北に向けたときのランディングは、画面の上側は左に、下側は右に変化され、真北に向いた状態でその変化量は10μmであった。
【0072】
そこでこのランディングの変化は、補正コイル35で補正することができ、そのためには南に向いたときには図14のA、また北に向いたときには図14のBに示すような補正が得られればよい。またこの場合に、補正コイル35での補正量はデジタル値の±1の変化に対して1.0μmである。従って上述の10μmの変化量を得るためには、デジタル値の±10の変化が必要である。
【0073】
また、補正コイル31〜34での補正量は、相互間で逆方向に働くため、デジタル値の±1の変化に対して1.0−0.5=0.5μmとなる。従って上述の10μmの変化量を得るためには、デジタル値の±20の変化が必要である。
【0074】
一方、上述の装置において地磁気センサ2で検出されるY軸の地磁気の検出電圧Vyのデジタル値は、例えば図2に示したように、0磁界での値(LCC VY)は100であり、真南に向いた状態では140、真北に向いた状態では60であって、その変化はデジタル値40であった。
【0075】
従って上述のステップ〔35〕の演算式で、
(補正のためのデジタル値)=(LCC K NS)×(vy delta)/128
とするためには、補正係数値(LCC K NS)を32とすることによって、補正を行うことができるものである。なお、この場合の補正電流値は、最大±10.0mAである。
【0076】
また、上述のステップ〔35〕の演算式で、
(補正のためのデジタル値)=(LCC K NS C)×(vy delta)/128
とするためには、補正係数値(LCC K NS C)を64とすることによって、補正を行うことができるものである。なお、この場合の補正電流値は、最大±20.0mAである。
【0077】
さらに上述の装置において、陰極線管の使用開始からの30分の状態を基準としてランディング補正が行われている場合に、使用開始直後(0分)のときのランディングは、画面の左側は右に、右側は左に変化され、その変化量は15μmであった。また装置を使用開始から180分後のときのランディングは、画面の左側は左に、右側は右に変化され、その変化量は15μmであった。
【0078】
そこでこのランディングの変化は、補正コイル31〜34で補正することができ、そのためには使用開始から30分以前のときには図15のA、また30分経過後のときには図15のBに示すような補正が得られればよい。またこの場合に、補正コイル31〜34での補正量はデジタル値の±1の変化に対して1.5μmであるから、このときの補正電流値は±10.0mAである。
【0079】
この場合に、陰極線管の使用開始からの経過時間によるランディングの変化は、例えばアパーチャグリルの熱膨張等によって生じるものであるが、この変化は非直線的なものである。そこでこの経過時間による変化を補正するために補正係数値(LCC K TDRI LT 〜RB)と(TDRI REF)を用いることよって上述の演算が行われている。
【0080】
また、補正コイル35を流れる電流による検出電圧Vyへの影響を補正するための補正係数値(LCC K VY NS )は計測によって、例えば上述の実施例では値80に定められる。さらに補正コイル35を流れる電流の変化に対するローテーションの補正係数値(LCC K ROT FOR NS)は計測によって、例えば上述の実施例では値64に定められる。
【0081】
さらに、ローテーションの変化に対する補正コイル35の補正係数値(LCC K NS FOR ROT)、補正コイル31〜34における南北方向の方角の変化に対する補正係数値(LCC K NS C)は計測によって、例えば上述の実施例では値0に定められる。しかしながらこれらの補正係数値も、対象とされる装置の構成によっては必要となるものである。
【0082】
また、各補正係数値の極性を示す値(LCC K POL TEMP, LCC K POL EW C, LCC K POL NS C, LCC K POL NS, LCC K POL TDRI, LCC K POL NS FOR ROT, LCC K POL VY NS, LCC K POL ROT FOR NS )も、上述の実施例では演算式によって全て+となるようにしたが、これらの極性の値を用いて演算が行われるようにしてもよい。
【0083】
さらに上述の装置では、ソフトウェア上で(REMOTE)(LCC ENABLE)(TEMP ENABLE)(MI ENABLE)(TDRI ENABLE)等が判断されることによって、全体の補正のオンオフや、環境温度や地磁気、使用経過時間等による補正を選択的に実行することができる。
【0084】
また上述の装置において、地磁気センサ2は例えば陰極線管の偏向ヨークの真下に設置される。その場合に、偏向ヨークで発生される交流磁界の影響は、アルミシールド等を設けることによって除去される。また、補正コイル35の補正磁界による影響は、上述のサブルーチン〔get vxy delta 〕のステップ〔22〕の演算によって除去されているものである。
【0085】
さらに上述の装置においては、例えば演算に用いる各補正係数値及び極性をメモリ1に記憶させることによって、これらの記憶値を任意に変更することが可能である。これによって補正量の変更を容易に行うことができる。また、工場での調整値をオフセットとして持ち、演算においては変化分を使用しているので、装置やセンサ等のばらつきをこの演算によって吸収することができる。なお、補正コイルのばらつきを含めた陰極線管の個体差による変動は、上述のサブルーチン〔calc lcc〕において、LCC LT、LB、RT、RB、NSに工場調整値を入力することによって、吸収することができる。
【0086】
また上述の装置においては、センサの検出電圧に対してA/D変換のずれの許容値を設定し、また複数の検出値の平均を取ることによってデジタルフィルタを構成しているので、動作の安定性を得ることができる。さらに、デガウス時には各補正コイルに供給される電流値を0にすることによって、良好なデガウス処理が行われるものである。
【0087】
こうして上述の陰極線管の補正装置によれば、陰極線管に設けられる補正手段であって、陰極線管が置かれる環境の変化の影響を抑えるための調整が行われる補正手段と、環境の変化を検出する検出手段としての地磁気の方向に応じた検出値を出力する地磁気センサおよび温度を検出する温度センサと、陰極線管の使用開始からの時間を検出する時定数回路と、予め基準となる条件下における地磁気センサ、温度センサおよび時定数回路の出力を基準値として記憶する記憶手段と、陰極線管が設置された環境における検出手段および時定数回路の検出値から記憶手段に記憶されたそれぞれの基準値減算して調整値を決定する演算手段と、演算手段により求められた調整値に基づく調整を補正手段に対して行う駆動回路とを備えることにより、地磁気の方向が変化した場合にも自動的に補正コイルに供給される電流値の調整が行われて、常に良好な補正を行うことができるものである。
【0088】
【発明の効果】
この発明によれば、地磁気の方向を検出する地磁気センサを設け、この地磁気センサで検出された検出値を用いて補正コイルに供給される電流値を決定するような補正をソフトウェアにより実現することによって、環境温度が変化した場合や、地磁気の方向が変化した場合、長時間使用した場合にも、自動的に補正コイルに供給される電流値の調整が行われて、常に良好なランディング補正を行うことができるようになった。
【0089】
これによって、従来の装置では、例えば地磁気の影響に対するランディング補正の調整値の変更を行う場合に特別な測定装置や専門的な知識が要求され、特に高精細陰極線管の使用されたディスプレイ装置では、容易に設置や移動を行うことができなかったものを、本発明によれば専門的な知識を持たない使用者であっても、ディスプレイ装置の設置や移動を容易に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されるランディング補正装置の一例の構成図である。
【図2】地磁気センサの説明のための図である。
【図3】本発明の適用されるランディング補正装置の補正コイルの配置を示す構成図である。
【図4】本発明の動作の説明のためのフローチャート図である。
【図5】本発明の動作の説明のためのフローチャート図である。
【図6】本発明の動作の説明のためのフローチャート図である。
【図7】本発明の動作の説明のためのフローチャート図である。
【図8】本発明の動作の説明のためのフローチャート図である。
【図9】本発明の動作の説明のためのフローチャート図である。
【図10】本発明の動作の説明のためのフローチャート図である。
【図11】本発明の補正係数値の説明のための図である。
【図12】本発明の補正係数値の説明のための図である。
【図13】本発明の補正係数値の説明のための図である。
【図14】本発明の補正係数値の説明のための図である。
【図15】本発明の補正係数値の説明のための図である。
【図16】従来のランディング補正装置の補正コイルの配置を示す構成図である。
【図17】従来のランディング補正装置の構成図である。
【符号の説明】
1 メモリ、2 地磁気センサ、3 温度センサ、4 時定数回路、5 マイクロコンピュータ、6〜9 A/D変換器、10 中央処理装置(CPU)、11〜16 D/A変換器、21〜26 駆動回路、31〜36 補正コイル

Claims (3)

  1. 陰極線管に設けられる補正手段であって、上記陰極線管が置かれる環境の変化の影響を抑えるための調整が行われる補正手段と、
    環境の変化を検出する検出手段としての地磁気の方向に応じた検出値を出力する地磁気センサおよび温度を検出する温度センサと、
    上記陰極線管の使用開始からの時間を検出する時定数回路と、
    予め基準となる条件下における上記地磁気センサ、温度センサおよび時定数回路の出力を基準値として記憶する記憶手段と、
    上記陰極線管が設置された環境における上記検出手段および上記時定数回路の検出値から上記記憶手段に記憶されたそれぞれの基準値減算して調整値を決定する演算手段と、
    上記演算手段により求められた調整値に基づく調整を上記補正手段に対して行う駆動回路と
    を備えることを特徴とする陰極線管の補正装置。
  2. 請求項記載の陰極線管の補正装置において、
    上記地磁気センサ、温度センサおよび時定数回路による複数回の検出値の平均値がそれぞれの検出値とされる
    ことを特徴とする陰極線管の補正装置。
  3. 請求項記載の陰極線管の補正装置において、
    上記補正手段は、上記陰極線管の表示面の背面側周辺部の四隅に対してそれぞれ設けられるランディング補正コイル、上記陰極線管の表示面の周囲を周回する補正コイル、および上記陰極線管のファンネルを周回するローテーション補正コイルであって、
    上記駆動回路は、上記演算手段により求められた調整値に基づく電流を上記ランディング補正コイル、補正コイル、およびローテーション補正コイルに供給し、
    上記地磁気センサ、温度センサ及び時定数回路で検出された各検出値を用いて上記ランディング補正コイル、補正コイル、およびローテーション補正コイルに供給される電流値を決定する際に用いる各補正係数値及び極性を上記記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とする陰極線管の補正装置。
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