JP2000180170A - 地磁気検出装置 - Google Patents

地磁気検出装置

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JP2000180170A JP10376036A JP37603698A JP2000180170A JP 2000180170 A JP2000180170 A JP 2000180170A JP 10376036 A JP10376036 A JP 10376036A JP 37603698 A JP37603698 A JP 37603698A JP 2000180170 A JP2000180170 A JP 2000180170A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的な補正に頼ることなく演算処理のみで
精度の高い方位の検出および補正を、短時間で、再現性
良く実現する地磁気検出装置を得る。 【解決手段】 地磁気を検出する磁気センサを直交2軸
以上有するセンサ部と該センサ部のアナログ出力信号を
デジタル信号へ変換するAD変換部15と、前記デジタ
ル信号を処理する補正演算部20とで構成される地磁気
検出装置において、X軸検出部の最大出力値をA1と
し、Y軸検出部の出力値が零の位置から90度回転した
点のX軸検出部の出力値をA2とし、さらに磁気センサ
の検出範囲を90度毎に4ブロックに 分割し、Y軸検
出部の出力値が零の位置から90度回転した点のX軸検
出部の出力値が、+側である場合、−側である場合、ま
た微少である場合に分類して、第1の補正式、あるい
は、第2の補正式を用いて演算処理し、磁気センサの直
交度補正を行う地磁気検出装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地磁気を検出し
て、方位を決定する地磁気検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の補正方法として、直交し
た磁気センサの検出部分を機械的にトリミングし、直交
度を補正する手段が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、直交した
磁気センサの検出部分を機械的にトリミングする、ある
いは、回路のボリウムをトリミングして直交度を調整し
ていた。そのため、補正に要する時間がかかり、又、補
正状態の再現性が完全でなく、精度が高い方位を検出で
きない課題があった。
【0004】上記のような問題を解決するために、本発
明では、機械的な補正に頼ることなく、演算処理のみ
で、精度の高い方位の検出および補正を、短時間、再現
性良く実現することを目的とする。
【0005】従って、本発明の課題は、機械的なトリミ
ング等の調整に頼ることなく、演算処理のみで精度の高
い方位の検出および補正を、短時間、再現性良く実現す
る地磁気検出装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、回路の演算処
理のみで直交度補正が行う地磁気検出装置を提供するも
のであり、磁気センサにトリミング等の機械的な調整機
構を設けることを不要とする。
【0007】即ち、本発明は、地磁気を検出する磁気セ
ンサを直交2軸以上有するセンサ部と、該センサ部のア
ナログ出力信号をデジタル信号へ変換するAD変換部
と、前記デジタル信号を処理する補正演算部とで構成さ
れる地磁気検出装置において、X軸検出部の最大出力電
圧値をA1とし、Y軸検出部の出力値が零の位置から9
0度回転した点のX軸検出部の出力電圧値をA2とし、
さらに磁気センサの検出範囲を90度毎に4ブロックに
分割し、かつ、前記出力電圧値A2が、+側である場
合、−側である場合、また微少である場合に分類し、各
場合に対応して、第1の補正式、第2の補正式、あるい
は、補正なしを選択し、補正パラメータZ=A1/[A
1−ABS(A2)]として、前記第1の補正式は、X
軸検出部の実測出力電圧がA3の場合にて、[ABS
(A3)−ABS(A2)]×Zとして、X軸検出部の
補正後の出力電圧とし、第2の補正式は、[ABS(A
3)+ABS(A2)]×(1/Z)として、X軸検出
部の補正後の出力電圧とし磁気センサの直交度補正を行
う地磁気検出装置である。
【0008】また、本発明は、前記地磁気検出装置にお
いて、Y軸検出部の最大出力値をB1とし、X軸検出部
の出力値が零の位置から90度回転した点のY軸検出部
の出力値をB2とし、さらに、磁気センサの検出範囲を
90度毎に4ブロックに分割し、X軸検出部の出力値が
零の位置から90度回転した点のY軸検出部の出力値
が、+側である場合、−側である場合、また、微少であ
る場合に分類し、各場合に応じて、第3の補正式、第4
の補正式、あるいは、補正なしを選択し、補正パラメー
タZ’=B1/[B1−ABS(B2)]として、前記
第3の補正式は、Y軸検出部の実測出力電圧がB3の場
合、[ABS(B3)−ABS(B2)]×Z’として
Y軸検出部の補正後の出力電圧とし、第4の補正式は、
[ABS(B3)−ABS(B2)]×(1/Z’)と
して演算処理してY軸検出部の補正後の出力電圧として
磁気センサの直交度補正を行う地磁気検出装置である。
【0009】また、本発明は、前記地磁気検出装置にお
いて、アナログデータあるいはデジタルデータを送るた
めのインターフェースを含んだ伝送経路を持つ地磁気検
出装置である。
【0010】また、本発明は、前記地磁気検出装置の演
算処理手段において、磁気センサの検出感度差を補正す
るために感度補正演算を用い、磁気センサの感度差をな
くす処理を加えた地磁気検出装置である。
【0011】また、本発明は、前記地磁気検出装置の演
算処理手段において、磁気センサの検出オフセットを補
正するためにオフセット補正演算を用い、磁気センサの
オフセットをなくす処理を加えた地磁気検出装置であ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。
【0013】図1は、本発明の実施の形態による補正方
法の全体を示す図である。10は磁気センサ、11はX
軸検出部、12はX軸アナログ信号処理部、13はY軸
検出部、14はY軸アナログ信号処理部、15はアナロ
グ信号からディジタル信号に変換するAD変換部、16
はオフセット演算部、17は感度演算部、18は直交度
補正演算部、19は方位角度演算部、20は補正演算部
であり、21は演算出力部を示す。
【0014】図2は、Y軸検出部を基準としている図で
ある。図2(a)は、X軸検出部の巻線24、Y軸軸検
出部の巻線23が直交度90度より小さい場合を示す。
22はセンサ巻枠、25は直交度のずれが90度より小
さいずれ角度を示す。
【0015】図2(b)は、X軸検出部の巻線24、Y
軸軸検出部の巻線23が直交度90度より大きい場合を
示し、26は直交度のずれが90度より大きいずれ角度
を示す。
【0016】図3は、オフセットの説明図である。31
はオフセットがないときのY軸検出部の出力電圧、32
はオフセットがあるときのY軸検出部の出力電圧、33
はオフセットがないときのX軸検出部の出力電圧、34
はオフセットがあるときのX軸検出部の出力電圧、35
はオフセットがないときの円、36はオフセットがある
ときの円、37はy方向のオフセット出力電圧成分Δ
y、38はx方向のオフセット出力電圧成分Δx、39
はy成分の出力電圧最大値y1、40はy成分の出力電
圧最小値y2、41はx成分の出力電圧最大値x1、4
2はx成分の出力電圧最小値x2、43はオフセットが
ないときの円の中心を示す。
【0017】図1で、磁気センサ10はX軸検出部11
とY軸検出部13にて構成されており、それぞれ地磁気
を二軸直交成分に分けて検出する。この信号は、X軸ア
ナログ信号処理部12、およびY軸アナログ信号処理部
14によって、アナログ信号に処理される。前記X軸ア
ナログ信号処理部12、Y軸アナログ信号処理部14で
適切に処理されたアナログ信号は、AD変換部15でデ
ジタルデータに変換される。AD変換部15でデジタル
データに変換された二軸直交成分は、オフセット演算部
16で磁気センサ10の周辺の磁気的なオフセットを演
算補正する。
【0018】図3で、オフセット、オフセット演算部及
び感度演算部について説明する。35は磁気センサの周
辺の磁気的なオフセットが無い状態、36は磁気センサ
の周辺に磁気的なオフセットが存在する状態を示してい
る。実際に計測出来る磁気センサの各成分は、オフセッ
トがある時の円36の状態から39、40、41、42
の各成分の出力電圧値である。
【0019】下記の式を用いてオフセット演算のための
パラメータを求める。 X(オフセット)=−[( X1+X2)/2] Y(オフセット)=−[( Y1+Y2)/2]
【0020】下記の式を用いて感度演算のためのパラメ
ータを求める。X軸検出部の感度にY軸検出部の感度を
合わせる場合について示す。 X(感度)=1 Y(感度)=[X1+X(オフセット)]/[Y1+Y
(オフセット)]
【0021】下記の式を用いてオフセット演算と感度演
算とをおこなう。 X(補正)=Xn×X(感度)+X(オフセット) Y(補正)=Yn×Y(感度)+Y(オフセット) Xn及びYnは、X軸検出部11及びY軸検出部13で
検出した信号をX軸アナログ信号処理部12及びY軸ア
ナログ信号処理部14を経てAD変換部15で変換した
値である。
【0022】図2で、直交度演算部について説明する。
図2(a)は、Y軸検出部の巻線23とX軸検出部の巻
線24の角度が90度より小さい場合を示し、図2
(b)は、前記Y軸検出部の巻線23とX軸検出部の巻
線24の角度が、90度より大きい場合を示している。
X軸検出部11及びY軸検出部13で検出した地磁気を
基に方位角を求める場合、Y軸検出部の巻線23とX軸
検出部の巻線24の角度が90度で直交している場合
は、表1のパターン1のような検出状態となるが、Y軸
検出部の巻線23とX軸検出部の巻線24の角度が90
度より小さい場合は、パターン2のような検出状態とな
る。また、Y軸検出部の巻線23とX軸検出部の巻線2
4の角度が90度より大きい場合は、パターン3のよう
な検出状態となる。
【0023】
【表1】
【0024】表1の中でパターン2について、座標を9
0度ごとのブロック(0ブロック、90ブロック、18
0ブロック、及び270ブロック)に分割し、Y軸検出
部を基準にしてX軸検出部に固定したバラメータを用い
て演算する。これを表2に示す。
【0025】
【0026】A1としてX軸検出部の最大出力値、A2
としてY軸検出部の出力値が零の位置から90度回転し
た点のX軸検出部の出力値とすると、補正パラメータZ
は、Z=A1/[A1−ABS(A2)]となる。ここ
で、ABSは絶対値を示す。
【0027】補正可否の判定は、A2が微少である場合
は、補正不要とする。A2が+側である場合は、補正式
1を使用する。A2が−側である場合は、補正式2を使
用する。表2に対応した補正式の選択一覧表を表3に示
す。ここで、A5は、補正式1を用いた場合のX軸検出
部の補正後の出力電圧であり、A6は、補正式2を用い
た場合のX軸検出部の補正後の出力電圧である。
【0028】
【表3】
【0029】前記表3を用いて補正演算を行った結果を
表4に示す。
【0030】
【表4】
【0031】表4での結果確認は、90度及び270度
の場合とした。90度の場合は、補正式2を使用し、2
70度の場合は、補正式1を使用した。
【0032】表4に示すように、オフセット及び感度補
正ついては、X軸検出部の出力電圧の補正前をA3、補
正後をA5に示す。結果として、オフセットが減少し、
感度が補正されている。
【0033】表4にて、直交度補正については、発生角
度を基準にして、補正前が検出角度、補正後が補正後角
度に示す。結果として、直交度が補正され、補正後の角
度は誤差が減少している。
【0034】本実施の形態では、Y軸検出部を基準とし
てX軸検出部実測出力電圧を補正する例であるが、同様
に、X軸検出部を基準としてY軸検出部実測出力電圧を
補正することができる。又、磁気センサの検出部がX軸
検出部とY軸検出部及びZ軸検出部の3軸の場合にも同
様の補正方法を適用できる。
【0035】なお、今まで説明した補正式の根拠は、以
下のごとくである。
【0036】Y軸検出部の出力値が零の位置から90度
回転した点のX軸検出部の出力電圧値A2が零以上で、
角度θが0度より大きく90度より小さい場合で、補正
前A3=A1cos(θ−Δθ)とし、 Δθは誤差角
度とした場合、補正後、A5の値が、A5=A1cos
θ、および、A2=A1sinθとなることが補正の目
的である。
【0037】ここで、(Δθ/θ)<< 1であれば、 A5=A1cosθ=A1cos[(θ−Δθ)+Δθ] =A1cos(θ‐Δθ)cosΔθ−A1sin(θ
‐Δθ)sinθ (Δθ2)以上を無視すると、数1となり、θが約90
度であれば、数2となるから、数1は数3となる。
【0038】
【数1】
【0039】
【数2】
【0040】
【数3】
【0041】また、θ=0度で、A5=A1とならなけ
ればならないため、 A5=A1×[(A3−A2)/(A1−A2)] と規格化する。
【0042】ここで、補正パラメータをZとおき、 Z=A1/[A1−ABS(A2)] とすると、 A5=(A3−A2)× Z となる。
【0043】以下、他の象限について示す
【0044】Y軸検出部の出力値が零の位置から90度
回転した点のX軸検出部の出力電圧値A2が零より小さ
く、角度θが0度より大きく90度より小さい場合で、
(A2/A1)<<1であれば、数4であるため、数5
となる。
【0045】
【数4】
【0046】
【数5】
【0047】ここで、補正パラメータZを使用すると、 A5=(A3+A2)×1/Z となる。
【0048】Y軸検出部の出力値が零の位置から90度
回転した点のX軸検出部の出力値A2が零以上で、角度
θが90度より大きく180度より小さい場合で、θが
約90度で数3の式より、A5=A3−A2となる。
【0049】θ=180度で、A5=−A1とならなけ
ればならないため、数4より、 A5=−A1×[(A3−A2)/(A1+A2)] となる。
【0050】ここで、先の補正パラメータZを使用する
と、 A5=−(A3−A2)×Z となる。
【0051】Y軸検出部の出力値が零の位置から90度
回転した点のX軸検出部の出力値A2が零より小さく、
角度θが90度より大きく180度より小さい場合で、 A5=−A1×[(A3−A2)/(A1+A2)] となる。
【0052】
【発明の効果】以上、本発明によれば、機械的な補正に
頼ることなく、演算処理のみで精度の高い方位の検出お
よび補正を、短時間で、再現性良く実現する地磁気検出
装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による補正方法の全体図。
【図2】直交2軸の磁気センサの検出部(巻線)の直交
度の説明図、図2(a)は、直交2軸の磁気センサの検
出部(巻線)が直交度90度より小さい場合を示す図、
図2(b)は、直交2軸の磁気センサの検出部(巻線)
が直交度90度より大きい場合を示す図。
【図3】オフセットの説明図。
【符号の説明】 10 磁気センサ 11 X軸検出部 12 X軸アナログ信号処理部 13 Y軸検出部 14 Y軸アナログ信号処理部 15 AD変換部 16 オフセット演算部 17 感度演算部 18 直交度補正演算部 19 方位角度演算部 20 補正演算部 21 演算出力部 22 センサ巻枠 23 Y軸検出部の巻線 24 X軸検出部の巻線 25 (直交度のずれが90度より小さいずれ角度) 26 (直交度のずれが90度より大きいずれ角度) 31 (オフセットがないときのY軸検出部の出力電
圧) 32 (オフセットがあるときのY軸検出部の出力電
圧) 33 (オフセットがないときのX軸検出部の出力電
圧) 34 (オフセットがあるときのX軸検出部の出力電
圧) 35 オフセットがないときの円 36 オフセットがあるときの円 37 y方向のオフセット出力電圧成分Δy 38 x方向のオフセット出力電圧成分Δx 39 y成分の出力電圧最大値y1 40 y成分の出力電圧最小値y2 41 x成分の出力電圧最大値x1 42 x成分の出力電圧最小値x2 43 オフセットがないときの円の中心

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地磁気を検出する磁気センサを直交2軸
    以上有するセンサ部と、該センサ部のアナログ出力信号
    をデジタル信号へ変換するAD変換部と、前記デジタル
    信号を処理する補正演算部とで構成される地磁気検出装
    置において、X軸検出部の最大出力電圧値をA1とし、
    Y軸検出部の出力値が零の位置から90度回転した点の
    X軸検出部の出力電圧値をA2とし、さらに磁気センサ
    の検出範囲を90度毎に4ブロックに分割し、かつ、前
    記出力電圧値A2が、+側である場合、−側である場
    合、また微少である場合に分類し、各場合に対応して、
    第1の補正式、第2の補正式、あるいは、補正なしを選
    択し、補正パラメータZ=A1/[A1−ABS(A
    2)]として、前記第1の補正式は、X軸検出部の実測
    出力電圧がA3の場合にて、[ABS(A3)−ABS
    (A2)]×Zとして、X軸検出部の補正後の出力電圧
    とし、第2の補正式は、[ABS(A3)+ABS(A
    2)]×(1/Z)として、X軸検出部の補正後の出力
    電圧とし磁気センサの直交度補正を行うことを特徴とす
    る地磁気検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の地磁気検出装置におい
    て、Y軸検出部の最大出力値をB1とし、X軸検出部の
    出力値が零の位置から90度回転した点のY軸検出部の
    出力値をB2とし、さらに、磁気センサの検出範囲を9
    0度毎に4ブロックに分割し、X軸検出部の出力値が零
    の位置から90度回転した点のY軸検出部の出力値が、
    +側である場合、−側である場合、また、微少である場
    合に分類し、各場合に応じて、第3の補正式、第4の補
    正式、あるいは、補正なしを選択し、補正パラメータ
    Z’=B1/[B1−ABS(B2)]として、前記第
    3の補正式は、Y軸検出部の実測出力電圧がB3の場
    合、[ABS(B3)−ABS(B2)]×Z’として
    Y軸検出部の補正後の出力電圧とし、第4の補正式は、
    [ABS(B3)−ABS(B2)]×(1/Z’)と
    して演算処理してY軸検出部の補正後の出力電圧として
    磁気センサの直交度補正を行うことを特徴とする地磁気
    検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の地磁気検
    出装置において、アナログデータあるいはデジタルデー
    タを送るためのインターフェースを含んだことを特徴と
    する伝送経路を持つ地磁気検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の地
    磁気検出装置の演算処理手段において、磁気センサの検
    出感度差を補正するために感度補正演算を用い、磁気セ
    ンサの感度差を補正する処理を加えたことを特徴とする
    地磁気検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の地
    磁気検出装置の演算処理手段において、磁気センサの検
    出オフセットを補正するためにオフセット補正演算を用
    い、磁気センサのオフセットを補正する処理を加えたこ
    とを特徴とする地磁気検出装置。
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