JP3720765B2 - 無端ベルト搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ローラで張架された無端ベルトを備えた無端ベルト搬送装置に関し、例えば、画像形成装置に使用される現像剤担持体や転写媒体担持体などの無端ベルトを備えた無端ベルト搬送装置及びこの無端ベルト搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真プロセスを利用した画像形成装置は、光、磁気、電荷等を利用して潜像を形成し、その潜像を顕像化して可視画像を得る画像形成部と、該画像形成部上の画像を転写するために画像形成部へ転写材を搬送する搬送手段と、該転写材に転写された画像を該転写材に転写せしめる定着手段とを有している。近年、パーソナルコンピュータの普及、及び画像入力装置であるデジタルカメラやデジタルビデオ及びスキャナの高精細化が要求されている。フルカラー画像を形成する方法としては、複数の画像形成部間を転写材を搬送し、順次転写材上に画像を重ね合わせて画像を形成する方法があり、転写材の搬送には静電吸着力を使用して駆動ローラにより駆動する無端ベルトに転写材を吸着固定して搬送する方法がとられている。そのため、転写材を保持している無端ベルトが走行中に蛇行や片寄りを起こしてしまうと、転写材上に転写された複数の画像形成部での画像の位置ズレが発生してしまう。
【0003】
従来は、特開平64−2070号公報のようにベルト端部にリブ形状を設けることによって、ベルトの寄りをローラ端部で規制しようというものがあった。図9は代表的な従来例で駆動ローラ1014、従動ローラ1015間に懸架した無端ベルト1011で、無端ベルト1011の幅方向両端にリブ1012,1013を設けている。図9(b)は図9(a)に示すローラ軸回転中心を結ぶ平面で切断した断面形状を現しており、駆動ローラ1014と従動ローラ1015の端部と無端ベルト1011に設置したリブ1012,1013が接触当接して幅方向(横方向)のズレを防止する構造となっている。
【0004】
このようにベルトの寄りを防止する方法としては、そのほか従動ローラの軸受部をバネで支持してベルトの横移動を制御しようという方式(特開平11−20974号公報)や、駆動ローラ及び従動ローラを中心直径が端部直径よりも大きいクラウン形状とする方法が採られてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ベルト両端にリブを設けるのは製造工程を複雑にしコスト上昇を招くばかりか、リブ部の耐久性も保証しなければならず、それに費やす開発費も膨大なものになる。
【0006】
また、従動ローラの姿勢を制御する方式では、それ自体の機構を付加することで大幅なコスト上昇を招き、可動部が増えることで構成が複雑になり量産には不向きであった。
【0007】
また、ローラの中心部径を端部より太くする方式では、製造コストが上昇するだけではなく、ベルトをローラ回転によりローラ中央に救心する構造のものであるので、何らかの原因でベルトがズレてしまった場合には該ベルトがローラ中央に位置が収束するまでの時間はベルトの横ズレが発生するので、その間は画像に色ズレが発生するし、前記ローラは製法上無理矢理に金型から引き抜く必要があるので、ローラ径の製造バラツキを抑えることが困難で高精細画像を求められる機種には採用できなかった。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ベルトにリブなどの付帯形状を設けることなく、またローラの姿勢制御を行う複雑な機構を設けることなく、ベルトの蛇行や寄りが発生しない無端ベルト搬送装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、無端ベルトと、該無端ベルトの内周面に当接してこれを張架する複数のローラと、を有する無端ベルト搬送装置において、前記複数のローラは、軸方向両端部の径がそれぞれ該ローラの最大径と最小径であり、最大径側端部から最小径側端部に向けて径が減少する形状であり、前記複数のローラを、一のローラの最大径側端部とこれに相対するローラの最小径側端部が対向するように配置したことを特徴とする。
【0010】
上記構成によれば、無端ベルトに対して各ローラ上で最大径方向への寄り力が作用するが、この無端ベルトに対する寄り力は、一のローラとこれに相対するローラとで逆方向に作用し、結果的に無端ベルトの幅方向(ローラ軸方向)の力が釣り合うので、無端ベルトに蛇行や寄りが発生しなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0012】
〔第1実施形態〕
図1(a)は本発明の第1実施形態に係る無端ベルト搬送装置を備えた画像形成装置の構成を説明する側面図、図1(b)はベルト搬送部の上面図である。図1(a)に示す画像形成装置は、現像剤シアン用の感光体ドラム201、転写帯電器221、現像剤マゼンタ用の感光体ドラム202、転写帯電器222、現像剤イエロー用の感光体ドラム203、転写帯電器223、現像剤ブラック用の感光体ドラム204、転写帯電器224の各色に対応した画像形成部C,M,Y,Bを有している。なお、図示していないが、各画像形成部には、感光体ドラムに作用するプロセス手段としての帯電手段、現像手段などが適宜配置されている。
【0013】
200は無端ベルトとしての搬送ベルトであり、転写材を担持して搬送する転写材担持体である。本実施形態では、搬送ベルトとして、膜厚0.12mm、幅220mm、直径φ220mmの、PVDF製の搬送ベルトを用いている。230は画像が形成される転写材であり、紙抑えローラ216を介して搬送ベルト200によって各画像形成部C,M,Y,B間を搬送され、分離ローラ215により分離されて定着部へ送られる。搬送ベルト200は、駆動ローラ210と、第一の従動ローラ211、第二の従動ローラ212、第三の従動ローラ213によって懸架され、テンションローラ214によって弛みなく張架されている。
【0014】
駆動ローラ210と第二の従動ローラ212は搬送ベルト200と接触する部分がゴム等の弾性体で構成され、図1(a)の側面図上では手前側の径が奥側の径よりも小さいテーパ形状をなしており、本実施形態ではテーパ角が0.25°、ベルト接触部のローラ軸方向長さが220mm、図1(a)中手前側の最小直径がφ29.04mm、奥側の最大直径がφ30mmとなっている。駆動ローラ210と第二の従動ローラ212は搬送ベルト200と接触する領域において構成している材質及び形状寸法は等しく、搬送ベルト200との摩擦係数も等しくなっている。また、画像形成装置内での配置では、駆動ローラ210と第二の従動ローラ212の幅方向(ローラ軸方向)の中心線と搬送ベルト200の幅方向の中心線が一致するように配置する。図1(b)は本実施形態の搬送部の上面図であるが、図中の幅方向中心線217に対してローラ端部までの距離La,Lbが等しくなるように配置する。
【0015】
次に第一の従動ローラ211と第三の従動ローラ213は搬送ベルト200と接触する部分がゴム等の弾性体で構成され、図1(a)の側面図上では手前側の径が奥側の径よりも大きいテーパ形状をなしており、本実施形態ではテーパ角が0.25°、ベルト接触部のローラ軸方向長さが220mm、図1(a)中手前側の最大直径がφ30mm、奥側の最小直径がφ29.04mmとなっている。第一の従動ローラ211と第三の従動ローラ213は搬送ベルト200と接触する領域において構成している材質及び形状寸法は等しく、搬送ベルト200との摩擦係数も等しくなっている。本実施形態ではローラを構成しているゴム等の弾性体とPVDF製の搬送ベルト200との摩擦係数μは0.3に設定してある。また、画像形成装置内での配置では、第一の従動ローラ211と第三の従動ローラ213の幅方向(ローラ軸方向)の中心線と搬送ベルト200の幅方向の中心線が一致するように配置する。図1(b)は本実施形態の搬送部の上面図であるが、図中の幅方向中心線217に対してローラ端部までの距離La,Lbが等しくなるように配置する。
【0016】
更に、駆動ローラ210、第二の従動ローラ212と、これと相対する第一の従動ローラ211、第三の従動ローラ213は、テーパ形状における最大径と最小径の配置が中心線217に対して対称になる配置となっている。つまり、駆動ローラ210の最大径端部と第一の従動ローラ211の最小径端部が搬送ベルト200の同一端部側になるように配置されている。同様に、第一の従動ローラ211の最小径端部と第二の従動ローラ212の最大径端部が搬送ベルト200の同一端部側に、第二の従動ローラ212の最大径端部と第三の従動ローラ213の最小径端部が搬送ベルト200の同一端部側になるように配置されている。
【0017】
搬送ベルトを張架する駆動ローラ、従動ローラに、上述の如きテーパ形状のローラを使用することで、図1(b)に示すように駆動ローラ210と第二の従動ローラ212によって搬送ベルト200は図中矢印上方向に寄り力が発生し、第一の従動ローラ211と第三の従動ローラ213によって搬送ベルト200は図中矢印下方向に寄り力が発生する。本実施形態では、駆動ローラ210、第一の従動ローラ211、第二の従動ローラ212、第三の従動ローラ213が線対称な形状をなしているので、搬送ベルト200に発生する寄り力は同一となり、図1(b)において上側に搬送ベルト200を寄せる力と下側に搬送ベルト200を寄せる力が釣り合い、搬送ベルト200は蛇行、寄りを発生することなく、安定して転写材230を搬送することが可能となっている。
【0018】
更に図2を用いて、上記形状のローラによるベルトに対する寄り力、及びこの寄り力の釣り合いの原理について説明する。図2は上記形状の2つのローラ間に張架された無端ベルトを示す説明図である。図2に示すように、無端ベルト240をその軸方向の径変化率が逆である駆動ローラ241と従動ローラ242間に懸架し、回転駆動させることによって駆動ローラ241上では最大径243方向に寄り力FLが発生し、従動ローラ242上では最大径244方向に寄り力FRが発生する。駆動ローラ241及び従動ローラ242の無端ベルト240との接触面積を同等に設定すれば、各々の寄り力FL,FRはスカラー量が同じで作用ベクトルが逆方向となり、お互いの力を打ち消し合うことになり、無端ベルト全体は釣り合った状態で安定して回転駆動を行うことができる。なお、図において、φD1はローラの最大径、φD2はローラの最小径である。
【0019】
上述したように、本実施形態によれば、始動時当初から蛇行することもなく定位置で安定して搬送ベルト200は回転することができ、転写材230を寄り、蛇行させることなく安定して搬送することが可能になる。
【0020】
〔第2実施形態〕
図3(a)は本発明の第2実施形態に係る無端ベルト搬送装置を備えた画像形成装置の構成を説明する側面図、図3(b)はベルト搬送部の上面図である。図3(a)に示す画像形成装置は、現像剤シアン用の感光体ドラム301、転写帯電器321、現像剤マゼンタ用の感光体ドラム302、転写帯電器322、現像剤イエロー用の感光体ドラム303、転写帯電器323、現像剤ブラック用の感光体ドラム304、転写帯電器324の各色に対応した画像形成部C,M,Y,Bを有している。なお、図示していないが、各画像形成部には、感光体ドラムに作用するプロセス手段としての帯電手段、現像手段などが適宜配置されている。
【0021】
300は無端ベルトとしての搬送ベルトであり、転写材を担持して搬送する転写材担持体である。本実施形態では、搬送ベルトとして、膜厚0.12mm、幅280mm、直径φ220mmの、PVDF製の搬送ベルトを用いている。330は画像が形成される転写材であり、紙抑えローラ316を介して搬送ベルト300によって各画像形成部C,M,Y,B間を搬送され、分離ローラ315により分離されて定着部へ送られる。搬送ベルト300は、駆動ローラ310と、第一の従動ローラ311、第二の従動ローラ312、第三の従動ローラ313によって懸架され、テンションローラ314によって弛みなく張架されている。
【0022】
駆動ローラ310と、第一の従動ローラ311、第二の従動ローラ312、第三の従動ローラ313は搬送ベルト300と接触する部分がゴム等の弾性体で構成され、図3(a)の側面図上ではローラ両端部から所定の範囲(本実施形態では30mm)が端部から中央部に向けて径が減少するテーパ形状となっており、ローラ端部から30mmの長さで約1°のテーパ角がついており、両端部の径(最大径)がφ31mm、手前側端部から30mm中央部側の位置から奥側端部から30mm中央部の位置までの直径(最小径)がφ30mmになっている。各ローラのベルト接触部のローラ軸方向の長さが280mmで、ローラ中央の円筒部長さが220mmとなっている。
【0023】
駆動ローラ310と、第一の従動ローラ311、第二の従動ローラ312、第三の従動ローラ313は搬送ベルト300と接触する領域において構成している材質及び形状寸法は等しく、搬送ベルト300との摩擦係数も等しくなっている。本実施形態ではローラを構成しているゴム等の弾性体とPVDF製の搬送ベルト300との摩擦係数は0.20に設定してある。また、画像形成装置内での配置では、駆動ローラ310、第一の従動ローラ311、第二の従動ローラ312、第三の従動ローラ313の幅方向(ローラ軸方向)の中心線と搬送ベルト300の幅方向の中心線が一致するように配置する。図3(b)は本実施形態の搬送部の上面図であるが、各ローラの両端部のテーパ形状部分では、そのテーパ形状効果によってローラの軸方向外側方向(図中矢印方向)に寄り力が発生し、搬送ベルト300を幅方向外側に引っ張るようになり、その力が釣り合った状態となる。結果的に搬送ベルト300は蛇行、寄りを発生することなく、安定して転写材330を搬送することが可能となる。
【0024】
更に図4を用いて、上記形状のローラによるベルトに対する寄り力、及びこの寄り力の釣り合いの原理について説明する。図4は上記形状の2つのローラ間に張架された無端ベルトを示す説明図である。図4に示すように、ベルト340を張架しているローラ341,342の両端部に設けられたテーパ形状部343,344,345,346では、ローラの幅方向(軸方向)外側に、FRという寄り力と作用方向が逆のFLという寄り力が発生する。1本のローラ内で各両端のテーパ部材質と形状が同一であれば、そこで発生する寄り力FR,FLは等しくなるので、ベルト340の幅方向の力の釣り合いはとれるようになる。結果として、ベルト340は寄り、蛇行を生じない安定した回転を行う。
【0025】
上述したように、本実施形態によれば、始動時当初から蛇行することもなく定位置で安定して搬送ベルト300は回転することができ、転写材330を寄り、蛇行させることなく安定して搬送することが可能になる。
【0026】
〔第3実施形態〕
図5(a)は本発明の第3実施形態に係る無端ベルト搬送装置を備えた画像形成装置の構成を説明する側面図、図5(b)はベルト搬送部の上面図である。図5(a)に示す画像形成装置は、現像剤シアン用の感光体ドラム401、転写帯電器421、現像剤マゼンタ用の感光体ドラム402、転写帯電器422、現像剤イエロー用の感光体ドラム403、転写帯電器423、現像剤ブラック用の感光体ドラム404、転写帯電器424の各色に対応した画像形成部C,M,Y,Bを有している。なお、図示していないが、各画像形成部には、感光体ドラムに作用するプロセス手段としての帯電手段、現像手段などが適宜配置されている。
【0027】
400は無端ベルトとしての搬送ベルトであり、転写材を担持して搬送する転写材担持体である。本実施形態では、搬送ベルトとして、膜厚0.15mm、幅220mm、直径φ220mmの、PVDF製の搬送ベルトを用いている。430は画像が形成される転写材であり、紙抑えローラ416を介して搬送ベルト400によって各画像形成部C,M,Y,B間を搬送され、分離ローラ415により分離されて定着部へ送られる。搬送ベルト400は、駆動ローラ410と、第一の従動ローラ411、第二の従動ローラ412、第三の従動ローラ413によって懸架され、テンションローラ414によって弛みなく張架されている。
【0028】
駆動ローラ410と第二の従動ローラ412は搬送ベルト400と接触する部分がゴム等の弾性体で構成され、図5(a)の側面図上では手前側の径が奥側の径よりも徐々に小さくなるような曲率を持った軸方向断面をなす形状をなしており、その曲率はR32500mm、ベルト接触部のローラ軸方向長さは220mmとなっている。駆動ローラ410と第二の従動ローラ412は搬送ベルト400と接触する領域において構成している材質及び形状寸法は等しく、搬送ベルト200との摩擦係数も等しくなっている。また、画像形成装置内での配置では、駆動ローラ410と第二の従動ローラ412の幅方向(ローラ軸方向)の中心線と搬送ベルト400の幅方向の中心線が一致するように配置する。図5(b)は本実施形態の搬送部の上面図であるが、図中の幅方向中心線417に対してローラ端部までの距離La,Lbが等しくなるように配置する。
【0029】
次に第一の従動ローラ411と第三の従動ローラ413は搬送ベルト400と接触する部分がゴム等の弾性体で構成され、図5(a)の側面図上では手前側の径が奥側の径よりも徐々に大きくなるような曲率を持った軸方向断面をなす形状をなしており、その曲率はR32500mm、ベルト接触部のローラ軸方向長さは220mmとなっている。第一の従動ローラ411と第三の従動ローラ413は搬送ベルト400と接触する領域において構成している材質及び形状寸法は等しく、搬送ベルト400との摩擦係数も等しくなっている。本実施形態ではローラを構成しているゴム等の弾性体とPVDF製の搬送ベルト400との摩擦係数は0.35に設定してある。また、画像形成装置内での配置では、第一の従動ローラ411と第三の従動ローラ413の幅方向(ローラ軸方向)の中心線と搬送ベルト400の中心線が一致するように配置する。図5(b)は本実施形態の搬送部の上面図であるが、図中の幅方向中心線417に対してローラ端部までの距離La,Lbが等しくなるように配置する。
【0030】
更に、駆動ローラ410、第二の従動ローラ412と、これと相対する第一の従動ローラ411、第三の従動ローラ413は、テーパ形状における最大径と最小径の配置が中心線417に対して対称になる配置となっている。つまり、駆動ローラ410の最大径端部と第一の従動ローラ411の最小径端部が搬送ベルト400の同一端部側になるように配置されている。同様に、第一の従動ローラ411の最小径端部と第二の従動ローラ412の最大径端部が搬送ベルト400の同一端部側に、第二の従動ローラ412の最大径端部と第三の従動ローラ413の最小径端部が搬送ベルト400の同一端部側になるように配置されている。
【0031】
搬送ベルトを張架する駆動ローラ、従動ローラに、上述の如き曲率を有する形状のローラを使用することで、図5(b)に示すように駆動ローラ410と第二の従動ローラ412によって搬送ベルト400は図中矢印上方向に寄り力が発生し、第一の従動ローラ411と第三の従動ローラ413によって搬送ベルト400は図中矢印下方向に寄り力が発生する。本実施形態では、駆動ローラ410、第一の従動ローラ411、第二の従動ローラ412、第三の従動ローラ413が線対称な形状をなしているので、搬送ベルト400に発生する寄り力は同一となり、図5(b)において上側に搬送ベルト400を寄せる力と下側に搬送ベルト400を寄せる力が釣り合い、搬送ベルト400は蛇行、寄りを発生することなく、安定して転写材430を搬送することが可能となっている。
【0032】
更に図6を用いて、上記形状のローラによるベルトに対する寄り力、及びこの寄り力の釣り合いの原理について説明する。図6は上記形状の2つのローラ間に張架された無端ベルトを示す説明図である。図6に示すように、無端ベルト440をその軸方向の径変化率が逆である駆動ローラ441と従動ローラ442間に懸架し、回転駆動させることによって駆動ローラ441上では最大径443方向に寄り力FLが発生し、従動ローラ442上では最大径444方向に寄り力FRが発生する。駆動ローラ441及び従動ローラ442の無端ベルト440との接触面積を同等に設定すれば、各々の寄り力FL,FRはスカラー量が同じで作用ベクトルが逆方向となり、お互いの力を打ち消し合うことになり、無端ベルト全体は釣り合った状態で安定して回転駆動を行うことができる。
【0033】
上述したように、本実施形態によれば、始動時当初から蛇行することもなく定位置で安定して搬送ベルト400は回転することができ、転写材430を寄り、蛇行させることなく安定して搬送することが可能になる。
【0034】
〔第4実施形態〕
図7(a)は本発明の第4実施形態に係る無端ベルト搬送装置を備えた画像形成装置の構成を説明する側面図、図7(b)はベルト搬送部の上面図である。図7(a)に示す画像形成装置は、現像剤シアン用の感光体ドラム501、転写帯電器521、現像剤マゼンタ用の感光体ドラム502、転写帯電器522、現像剤イエロー用の感光体ドラム503、転写帯電器523、現像剤ブラック用の感光体ドラム504、転写帯電器524の各色に対応した画像形成部C,M,Y,Bを有している。なお、図示していないが、各画像形成部には、感光体ドラムに作用するプロセス手段としての帯電手段、現像手段などが適宜配置されている。
【0035】
500は無端ベルトとしての搬送ベルトであり、転写材を担持して搬送する転写材担持体である。本実施形態では、搬送ベルトとして、膜厚0.15mm、幅220mm、直径φ220mmの、PVDF製の搬送ベルトを用いている。530は画像が形成される転写材であり、紙抑えローラ516を介して搬送ベルト500によって各画像形成部C,M,Y,B間を搬送され、分離ローラ515により分離されて定着部へ送られる。搬送ベルト500は、駆動ローラ510と、第一の従動ローラ511、第二の従動ローラ512、第三の従動ローラ513によって懸架され、テンションローラ514によって弛みなく張架されている。
【0036】
駆動ローラ510と、第一の従動ローラ511、第二の従動ローラ512、第三の従動ローラ513は搬送ベルト500と接触する部分がゴム等の弾性体で構成され、図7(a)の側面図上では手前側端部の径と奥側端部の径は同寸法でローラ端部径(最大径)よりも軸方向中心位置の径(最小径)が小さくなるテーパ形状をなしており、テーパ角は0.3°、ベルト接触部のローラ軸方向長さが220mm、図7(a)中の中心の最小直径がφ30.0mm、両端部の最大直径がφ31.15mmとなっている。
【0037】
駆動ローラ510と、第一の従動ローラ511、第二の従動ローラ512、第三の従動ローラ513は搬送ベルト500と接触する領域において構成している材質及び寸法は等しく、搬送ベルト300との摩擦係数も等しくなっている。また、画像形成装置内での配置では、駆動ローラ510、第一の従動ローラ511、第二の従動ローラ512、第三の従動ローラ513の幅方向(ローラ軸方向)の中心線と搬送ベルト500の幅方向の中心線が一致するように配置する。図19は本実施形態の搬送部の上面図であるが、図中の幅方向中心線517に対してローラ端部までの距離La,Lbが等しくなるように配置する。
【0038】
搬送ベルトを張架する駆動ローラ、従動ローラに、上述の如きテーパ形状のローラを使用することで、図7(b)に示すように、各ローラ内では、ベルトは軸方向両端部へ引っ張られることで釣り合っているので、搬送ベルトに寄り、蛇行が発生することなく、安定したベルト搬送が可能になる。
【0039】
上述したように、本実施形態によれば、始動時当初から蛇行することもなく定位置で安定して搬送ベルト500は回転することができ、転写材530を寄り、蛇行させることなく安定して搬送することが可能になる。
【0040】
〔他の実施形態〕
無端ベルトに当接してこれを張架するローラの形状は、前述した実施形態のローラ形状に限定されるものではない。例えば、図8に挙げる形態などが考えられ、どのタイプでも無端ベルトの寄り、蛇行を抑止する効果がある。
【0041】
図8(a)に示すローラ611は、軸方向両端部から所定の範囲が端部から中央部に向けて径が減少するテーパ形状であり、該テーパ形状部612,613の端部側が最大径、中央部側が最小径であり、該テーパ形状部612,613の間は前記最小径部からローラ中央部に向けて径が増加する曲率を有する形状であり、ローラ軸方向に対して直交するローラ回転方向に線対称な断面を有するローラである。
【0042】
また、図8(b)に示すローラ621は、軸方向両端部から所定の範囲が端部から中央部に向けて径が減少する曲率を有する形状であり、該曲率形状部622,623の端部側が最大径、中央部側が最小径であり、該曲率形状部622,623の間は前記最小径部からローラ中央部に向けて径が増加する曲率を有する形状であり、ローラ軸方向に対して直交するローラ回転方向に線対称な断面を有するローラである。
【0043】
また、図8(c)に示すローラ631は、軸方向両端部から所定の範囲が端部から中央部に向けて径が減少する曲率を有する形状であり、該曲率形状部632,633の端部側が最大径、中央部側が最小径であり、該曲率形状部632,633の間は前記最小径で均一な断面を有する円筒部634であり、ローラ軸方向に対して直交するローラ回転方向に線対称な断面を有するローラである。
【0044】
また、図8(d)に示すローラ641は、軸方向両端部から所定の範囲が端部から中央部に向けて径が減少する曲率を有する形状であり、該曲率形状部642,643の端部側が最大径、中央部側が最小径であり、該曲率形状部642,643の間は前記最小径部からローラ中央部に向けて径が減少するテーパ形状であり、ローラ軸方向に対して直交するローラ回転方向に線対称な断面を有するローラである。
【0045】
上述の如きローラ形状とすることで、無端ベルト600には各図に示す寄り力(矢印方向の力)が発生し、該力がローラ内で釣り合っているので、前述した実施形態と同様に、無端ベルト600に寄り、蛇行が発生することなく、安定したベルト搬送が可能になる。
【0046】
なお、上記例示以外にも、テーパ形状や曲率を有する形状を適宜組み合わせたローラ形状とすることで、同様の効果が得られる。
【0047】
また、前述した実施形態では、搬送ベルトとしてPVDF製の搬送ベルトを例示したが、これに限定されるものではない。例えば、熱可塑性樹脂あるいはエラストマ、及びゴム等の弾性体などどのような材料にも適用でき、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン−1、ポリスチレン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリサルホン、ポリアリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニンサルファイド、ポリエーテルサルホン、ポリエーテルニトリル、可塑性ポリイミド系材料、ポリエーテルエーテルケン、サーモトピック樹脂ポリマー、ポリアミド酸、ポリフッ化ビニリデン、アクリル重合体、ポリレフィン、ポリスホン、ポリエーテルスルホン、エチレンテトラフロロエチレン共重合体、アクリル共重合体、ポリエーテルエステル共重合体、ポリエーテルアミド共重合体、オレフィン共重合体、ポリウレタン共重合体などからなる搬送ベルトであっても本発明は有効である。
【0048】
また前述した実施形態では、4つの画像形成部を備える装置を例示しているが、この使用個数は限定されるものではなく、必要に応じて適宜設定すれば良い。
【0049】
また前述した実施形態では、無端ベルトとして、転写材を担持して搬送する転写材担持体としての搬送ベルトを例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、現像剤を担持して搬送する現像剤担持体としての中間転写体(各色のトナー像を順次重ねて転写する中間転写ベルト)などの無端ベルトに対しても本発明は有効である。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像形成装置など使用される無端ベルトは、始動時当初から蛇行することもなく定位置で安定して回転することができ、転写材や現像剤像を寄り、蛇行させることなく安定して搬送することができる。
【0051】
また、従来のように、無端ベルトにリブなどの付帯形状を設ける必要がなく、また無端ベルトを張架しているローラの姿勢制御を行う複雑な機構も設ける必要がないので、製造コストが安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の第1実施形態に係る無端ベルト搬送装置を備えた画像形成装置の構成を説明する側面図、図1(b)はベルト搬送部の上面図
【図2】テーパ形状のローラを配したベルト搬送部の原理の説明図
【図3】図3(a)は本発明の第2実施形態に係る無端ベルト搬送装置を備えた画像形成装置の構成を説明する側面図、図3(b)はベルト搬送部の上面図
【図4】テーパ形状のローラを配したベルト搬送部の原理の説明図
【図5】図5(a)は本発明の第3実施形態に係る無端ベルト搬送装置を備えた画像形成装置の構成を説明する側面図、図5(b)はベルト搬送部の上面図
【図6】テーパ形状のローラを配したベルト搬送部の原理の説明図
【図7】図7(a)は本発明の第4実施形態に係る無端ベルト搬送装置を備えた画像形成装置の構成を説明する側面図、図7(b)はベルト搬送部の上面図
【図8】その他のローラ形状を示す説明図
【図9】従来技術の説明図
【符号の説明】
C,M,Y,B …画像形成部
FR,FL …寄り力
La,Lb …距離
200 …搬送ベルト
201,202,203,204 …感光体ドラム
210 …駆動ローラ
211,212,213 …従動ローラ
214 …テンションローラ
215 …分離ローラ
216 …紙抑えローラ
217 …中心線
221,222,223,224 …転写帯電器
230 …転写材
240 …無端ベルト
241 …駆動ローラ
242 …従動ローラ
243,244 …最大径
300 …搬送ベルト
301,302,303,304 …感光体ドラム
310 …駆動ローラ
311,312,313 …従動ローラ
314 …テンションローラ
315 …分離ローラ
316 …紙抑えローラ
321,322,323,324 …転写帯電器
330 …転写材
340 …ベルト
341,342 …ローラ
343,344,345,346 …テーパ形状部
400 …搬送ベルト
401,402,403,404 …感光体ドラム
410 …駆動ローラ
411,412,413 …従動ローラ
414 …テンションローラ
415 …分離ローラ
416 …紙抑えローラ
417 …中心線
421,422,423,424 …転写帯電器
430 …転写材
440 …無端ベルト
441 …駆動ローラ
442 …従動ローラ
443,444 …最大径
500 …搬送ベルト
501,502,503,504 …感光体ドラム
510 …駆動ローラ
511,512,513 …従動ローラ
514 …テンションローラ
515 …分離ローラ
516 …紙抑えローラ
517 …中心線
521,522,523,524 …転写帯電器
530 …転写材
600 …無端ベルト
611 …ローラ
612,613 …テーパ形状部
621 …ローラ
622,623 …曲率形状部
631 …ローラ
632,633 …曲率形状部
634 …円筒部
641 …ローラ
642,643 …曲率形状部

Claims (15)

  1. 無端ベルトと、該無端ベルトの内周面に当接してこれを張架する複数のローラと、を有する無端ベルト搬送装置において、
    前記複数のローラは、軸方向両端部の径がそれぞれ該ローラの最大径と最小径であり、最大径側端部から最小径側端部に向けて径が減少する形状であり、前記複数のローラを、一のローラの最大径側端部とこれに相対するローラの最小径側端部が対向するように配置したことを特徴とする無端ベルト搬送装置。
  2. 前記複数のローラは、最大径側端部から最小径側端部に向けて径が減少する形状が、テーパ形状、または、曲率を有する形状であることを特徴とする請求項1に記載の無端ベルト搬送装置。
  3. 無端ベルトと、該無端ベルトの内周面に当接してこれを張架する複数のローラと、を有する無端ベルト搬送装置において、
    前記複数のローラは、軸方向両端部の径が該ローラの最大径であり、軸方向中央部の径が該ローラの最小径であり、最大径両端部から最小径中央部に向けて径が減少する形状であり、ローラ軸方向に対して直交するローラ回転方向に線対称な断面を有するローラであることを特徴とする無端ベルト搬送装置。
  4. 前記複数のローラは、最大径両端部から最小径中央部に向けて径が減少する形状が、テーパ形状、または、曲率を有する形状であることを特徴とする請求項3に記載の無端ベルト搬送装置。
  5. 無端ベルトと、該無端ベルトの内周面に当接してこれを張架する複数のローラと、を有する無端ベルト搬送装置において、
    前記複数のローラは、軸方向両端部から所定の範囲が端部から中央部に向けて径が減少する形状であり、該径減少形状部の端部側が最大径、中央部側が最小径であり、該径減少形状部の間は前記最小径で均一な断面を有する円筒部であり、ローラ軸方向に対して直交するローラ回転方向に線対称な断面を有するローラであることを特徴とする無端ベルト搬送装置。
  6. 前記複数のローラは、軸方向両端部から所定の範囲が端部から中央部に向けて径が減少する径減少形状部の形状が、テーパ形状、または、曲率を有する形状であることを特徴とする請求項5に記載の無端ベルト搬送装置。
  7. 無端ベルトと、該無端ベルトの内周面に当接してこれを張架する複数のローラと、を有する無端ベルト搬送装置において、
    前記複数のローラは、軸方向両端部から所定の範囲が端部から中央部に向けて径が減少する形状であり、該径減少形状部の端部側が最大径、中央部側が最小径であり、該径減少形状部の間は前記最小径部からローラ中央部に向けて径が増加する形状であり、ローラ軸方向に対して直交するローラ回転方向に線対称な断面を有するローラであることを特徴とする無端ベルト搬送装置。
  8. 前記複数のローラは、軸方向両端部から所定の範囲が端部から中央部に向けて径が減少する径減少形状部の形状が、テーパ形状、または、曲率を有する形状であり、該径減少形状部の間において前記最小径部からローラ中央部に向けて径が増加する径増加形状部の形状が、テーパ形状、または、曲率を有する形状であることを特徴とする請求項7に記載の無端ベルト搬送装置。
  9. 無端ベルトと、該無端ベルトの内周面に当接してこれを張架する複数のローラと、を有する無端ベルト搬送装置において、
    前記複数のローラは、軸方向両端部から所定の範囲が端部から中央部に向けて径が減少する形状であり、該径減少形状部の端部側が最大径、中央部側が最小径であり、該径減少形状部の間は前記最小径部からローラ中央部に向けて径が減少する形状であり、ローラ軸方向に対して直交するローラ回転方向に線対称な断面を有するローラであることを特徴とする無端ベルト搬送装置。
  10. 前記複数のローラは、軸方向両端部から所定の範囲が端部から中央部に向けて径が減少する径減少形状部の形状が、テーパ形状、または、曲率を有する形状であり、該径減少形状部の間において前記最小径部からローラ中央部に向けて径が減少するローラ中央部寄りの径減少形状部の形状が、テーパ形状、または、曲率を有する形状であることを特徴とする請求項9に記載の無端ベルト搬送装置。
  11. 前記無端ベルトは、熱可塑性樹脂、エラストマ、あるいはゴム弾性体であることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の無端ベルト搬送装置。
  12. 前記無端ベルトは、厚さが0.5mm以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の無端ベルト搬送装置。
  13. 前記無端ベルトは、ローラの接触摩擦係数μが0.09<μであることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の無端ベルト搬送装置。
  14. 前記無端ベルトは、ローラ回転方向と直交する方向の長さが、該無端ベルトに当接するローラの軸方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の無端ベルト搬送装置。
  15. 転写材に対して現像剤を用いて画像を形成する画像形成装置において、無端ベルトとして、前記転写材を担持して搬送する転写材担持体、または、前記現像剤を担持して搬送する現像剤担持体を備えた無端ベルト搬送装置として、請求項1ないし請求項15のいずれか1項に記載の無端ベルト搬送装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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