JP4545336B2 - ベルト駆動装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

ベルト駆動装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、転写搬送ベルト、中間転写ベルト、感光体ベルトなどの幅広無端ベルトを用いたベルト駆動装置、例えば、複写機やプリンタなどの画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の幅広無端ベルトは、複写機やプリンタなどの画像形成装置などに無端状の中間転写ベルトや転写搬送ベルトとして用いられており、複数本の回転部材に掛け渡されて駆動されている。
【0003】
ところが、ベルトや回転部材に寸法誤差があったり、組み立て誤差があったりすることにより、ベルト走行中にベルト寄りが発生していた。このベルト寄りを防止するため、ベルトの内周面の幅方向端部に寄り防止のガイドを貼り付けたものがあるが、ベルトの寄り力が大きいとガイドが回転部材であるローラに乗り上げたり、ガイドを貼り付けた部分が折れ曲がったりする問題があった。このようなことが繰り返されると、ベルトは、クラックが入り破損しやすくなっていた。
【0004】
この対策として、ガイドに傾斜部を設けて折れ曲がりや乗り上げを少なくしているもの(特開平7−187435)、ベルトに補強材を接着しその上にガイドを接着してクラックが入りにくくしているもの(特開平10−63140)、ベルトエッジ位置を検出してベルトを張架しているローラの傾きを調整するもの(特開平11−295948)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前2者はそれぞれでは十分でなく、製作工数が増加したり、ガイドの真直度を出すのが難しく、画像劣化の原因となっていた。また、後者は、ベルトの位置検出手段とローラの傾き調整機構が必要になるので高価なものになっていた。
【0006】
そこで、この発明は、簡単な構成でベルト寄りの発生しない安定した回転駆動が行え、耐久性のある幅広無端ベルトを用いたベルト駆動装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、幅広無端ベルトを複数の回転部材に張架して回転駆動させるようにしたベルト駆動装置において、少なくとも一個の回転部材の少なくとも一方端部に、中央部よりも大径の大径部を設け、幅広無端ベルトの幅方向中央部に、上記回転部材の大径部よりも内側のみに位置する弾性係数の大きな芯体層を配置し、幅広無端ベルトの少なくとも一方端部に、前記回転部材の大径部と接する、前記芯体層よりも弾性係数の小さな弾性体層を配置し、該弾性体層の内側に前記大径部が位置するようにしたことを特徴とするベルト駆動装置としている。
【0008】
請求項1の発明によれば、伸びの少ない芯体層が大径部にかからず直進性を与え、大径部にかかっている伸びのある弾性体層が大径部からはみ出した部分を縮め、大径部を外側から抱え込むようになってベルトの寄りや蛇行が規制されるので、簡単な構成でベルト寄りの発生しない安定した回転駆動が行え、耐久性のある幅広無端ベルトを用いたベルト駆動装置を提供する。
【0009】
また、請求項2の発明は、請求項1において、前記芯体層は、前記弾性体層の内周側に配置されていることを特徴とするベルト駆動装置としている。
【0010】
請求項2の発明によれば、請求項1の効用に加え、直接回転部材に接触するので幅広無端ベルトに伸びる余裕がなく直進性は一層良好となる。
【0011】
また、請求項3の発明は、請求項1において、前記芯体層は、前記弾性体層の内部に配置した補強芯材で構成されていることを特徴とするベルト駆動装置としている。
【0012】
請求項3の発明によれば、請求項1の効用に加え、芯体層に一層伸びを少なくさせるため、幅広無端ベルトの直進性が一層良好となる。
【0013】
また、請求項4の発明は、請求項1において、前記弾性体層は、幅方向中央部が高弾性係数で、両側が低弾性係数で一体にあるいは別体に形成されていることを特徴とするベルト駆動装置としている。
【0014】
請求項4の発明によれば、請求項1の効用に加え、弾性体層の中央部が伸びの少ないものとなるため一層直進性が良好となり、一体の場合はベルトの製作工数が少なくなり、別体の場合は弾性係数の組み合わせの選択が自由に行える。
【0015】
また、請求項5の発明は、請求項1において、前記弾性体層は、幅方向中央部が厚く、両側が薄く形成されていることを特徴とするベルト駆動装置としている。
【0016】
請求項5の発明によれば、請求項1の効用に加え、中央部の伸びが小さくなり、直進性が一層良好となる。
【0017】
また、請求項6の発明は、請求項1において、前記大径部は、中央部に向かって中央部径まで小径になるテーパ部を備えていることを特徴とするベルト駆動装置としている。
【0018】
請求項6の発明によれば、請求項1の効用に加え、中央部と大径部との段差が無くなり、ベルトの浮き上がりが無くなり、いっそう直進安定性がます。
【0019】
さらに、請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか一つのベルト駆動装置を備えたことを特徴とする画像形成装置としている。
【0020】
請求項7の発明によれば、直進性の良好な幅広無端ベルトを使用しているため、歪みのない安定した画像が得られる画像形成装置を提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、図面に基づいてこの発明を説明する。
【0022】
図1は、この発明の一実施形態を示す電子写真方式のカラー画像形成装置の概略構成図である。この装置には、それぞれ印字色の異なる画像を形成する複数の、ここでは4個の感光体(PC)110が併設されている。この感光体110には、それぞれ図示を省略した露光装置が設けられている。
【0023】
この露光装置は、スキャナなどによって色分解された画像情報に対応する光信号を半導体レーザから出射させ、そのレーザ光を回転駆動されるポリゴンミラーにより感光体110に走査するもので、その走査光路中には収束用及びポリゴンミラーの面倒れ補正用のレンズやレーザ光を偏向するミラーなどが配設されている。さらに、それぞれの感光体110の外周には、帯電チャージャ130と、現像手段としての現像ユニット120と、クリーニング部材140とが配設されている。
【0024】
一方、幅広無端ベルト200は、ここに示す中間転写ベルトのほかに転写搬送ベルトがあり、複数の回転部材300に張架させられて回転駆動させられている。回転部材300は、ベルト駆動ローラ310、テンションローラ320、従動ローラ330、複数のアイドラローラ340、複数の転写ローラ350及び対向ローラ360であり、これら回転部材300に張架された幅広無端ベルト200は、感光体110に転写ローラ350とで挟まれて圧接され一次転写手段を形成している。
【0025】
また、幅広無端ベルト200を張設している対向ローラ360に、2次転写ローラ370が圧接されている。さらにこの装置の下部には、図示しない給紙カセットとそこから一枚づつ給紙する給紙ローラが設けられ、ここからの転写紙を2次転写ローラ370へ送り出すレジストローラ380が設けられている。ベルト駆動ローラ310の上部には、図示しないが、定着ローラとプレスローラとが互いに接して回転自在に設けられ、定着ローラを通過する転写紙を排紙トレイに排出する排紙ローラが設けられている。
【0026】
このような構成において、各感光体110にはそれぞれ印字色が異なる画像が形成される。ここでは、図中左に位置する感光体110に対する画像形成プロセスに付いて説明するが、他の感光体110に対する画像形成プロセスは同様の原理につき説明を省略する。
【0027】
まず、感光体110は回転中に帯電チャージャ130からの電荷により一様に帯電される。一色目の印字色に色分解された画像情報に基づき前記露光装置が駆動され、これにより、感光体110の帯電部分に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像ユニット120により現像され、トナー像となる。その他の印字色も順次トナー像を形成し幅広無端ベルト200上に重ね一次転写される。
【0028】
一方、給紙ローラにより引き出された転写紙はその先端がレジストローラ380のニップ部に当接した状態で待機状態に維持され、感光体110の回転運動に同期して回転するレジストローラ380により2次転写位置に搬送され、幅広無端ベルト200上のトナー像が転写紙に転写される。画像が重ねて転写された転写紙は、幅広無端ベルト200から分離されて定着ローラプレスローラとにより搬送される過程で転写画像が定着され、排紙ローラにより排紙トレイに排紙される。また、一次転写の都度、感光体110上に付着した残トナーはクリーニング部材140により除去される。
【0029】
この画像形成装置においては、図2に示すように幅広無端ベルト200の片寄り、蛇行による画質の低下を防止するために、幅広無端ベルト200を中央部より弾性係数を小さくした端部の弾性体層より内側になるように回転部材300の大径部302を設けている。ここでは、図1に示す幅広無端ベルト200を張架する複数の回転部材300のうち駆動ローラ310、テンションローラ320、従動ローラ330のみを示しあとは省略している。回転部材300は、図13〜17にも示すように中央部301の外径よりも少なくとも一方の側の端部が大径にした大径部302が形成されており、軸303がその中心に両端が突出して設けられている。図14と図17の大径部は、中央部301に向かって中央部径まで小径になるテーパ部304を備えている。
【0030】
このような回転部材300に幅広無端ベルト200は掛け渡され、テンションローラ320によって外側に張力が加えられ、回転部材300の中央部301との間に浮くことなく接触する。また。この無端ベルト200は、図示しないスプリングでテンションローラ320を移動させて張られ、駆動ローラ310の摩擦駆動で搬送される。
【0031】
すなわち、幅方向中央部に弾性係数の大きな芯体層210を配置し、幅方向全体あるいは少なくとも片側に芯体層210よりも弾性係数の小さな弾性体層220を配置して形成した幅広無端ベルト200を複数の回転部材300で張架して回転駆動させるとともに、少なくとも一個の回転部材300の少なくとも一方端部を中央部301より大径にした大径部302とし、この大径部302が幅広無端ベルト200の端の弾性体層220の内側に位置するように架け渡してベルト駆動装置としている。なお、芯体層210は、大径部302よりも内側にのみ設けられる。
【0032】
図3は、図2の構成に補正ローラ390を加えた構成である。この補正ローラ390は、大径部302を片側にのみ有しており、他のローラ310,320,330に対し傾けて装着され、この傾けによって大径部302とは反対側(矢印方向)に片寄りが発生するようになる。補正ローラ390は、傾きを調整してベルトの片寄り力を調整できるようにされている。
【0033】
芯体層210は、例えば、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリイミドなどの弾性係数の大きな合成樹脂材料あるいはウレタンゴム、ニトリルゴム、エチレンープロピレンージエン共重合ゴム(EPDM)等のエラストマー材料を用いて形成されている。また、弾性体層220は、弾性係数の小さなポリウレタンゴム、ネオプレンゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、シリコンゴムなどのエラストマー材料を用いて形成されている。
【0034】
伸びの少ない芯体層210が大径部302にかからず直進性を与え、大径部302にかかっている伸びのある弾性体層220が大径部302からはみ出した部分を縮め、大径部302を外側から抱え込むようになってベルトの寄りや蛇行が規制されるので、簡単な構成でベルト寄りの発生しない安定した回転駆動が行え、耐久性のある幅広無端ベルト200を用いたベルト駆動装置を提供している。
【0035】
図4〜図8に示す幅広無端ベルト200は、中央部に芯体層210が設けられ、弾性体層220が全幅に渡って設けられた実施例であり、芯体層210が内周面側に設けられて伸びができるだけでないように配慮している。図4は芯体層210を弾性体層220の厚みの中に取り込んでベルトを同一厚さにしている。図5は、芯体層210を薄い同一厚さの弾性体層220の内周面側に貼り付けている。図6は、芯層210を弾性体層220の内周面側の内部に配置した、ウレタン、ポリイミドなどの樹脂やニッケル、ステンレスなどの金属の薄膜体、あるいはアラミド、グラスファイバーの芯線、ポリエステル、ポリアミドの織物の補強芯材構成している。図7は、弾性体層220自体が、幅方向中央部を大きな弾性係数にした高弾性率層221、両端部をより伸びやすくするため弾性係数を小さくした低弾性率層222としている。勿論、別体であっても良い。図8は、弾性体層220の芯体層210を外れる両側を薄肉にし、両側の伸びをよくしている。
【0036】
図9〜図12に示す幅広無端ベルト200は、中央部に配置された芯体層210に対し、少なくとも幅方向一方の側に弾性体層220が配置されている。すなわち、図9、図10、図12は、別体にされた弾性体層220が芯体層210からはみ出して設けられている。図11は、弾性体層220が片側にのみ設けられた事例である。図12は、芯体層210と弾性体層220との間にポリエステル、ポリイミド、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂からなる補強部材230が用いられた事例である。芯体層210が弾性体層220に引っ張られたり、大径部302での折れ曲がりに対してクラックが発生するのを防止している。
【0037】
図13は、幅広無端ベルト200が回転部材300に張架されている状態である。回転部材300の両端部の大径部302には弾性体層220がはみだして覆い、中央部301には芯体層210が密着している。このため、大径部302の内側とはみだした外側の弾性体層220が大径部302を抱え込むように縮んでベルトの直進性を良好にし、ずれや蛇行を生じさせない。
【0038】
図14は、回転部材300の大径部302から中央部301の径までに向かってテーパ状にした構成で、ここに幅広無端ベルト200が張架された状態である。テーパ状にすることによって芯体層210の端と大径部302との隙間を、より小さなテーパ部304との隙間にし、浮き上がりを防止し、ずれ難く、蛇行し難くしている。また、大径部302との段差部でベルトの折れ曲がりなどが小さくなりベルトの寿命が長くなる。
【0039】
図15は、図13と同じ回転部材300の大径部302に芯体層210の両側に設けられた弾性体層220が掛けられた状態であり、図13に示す構成と同様な効用をする。
【0040】
図16は、回転部材300の片側にのみ大径部302が形成された補正ローラ390で、図3の位置に配置され、幅広無端ベルト200が芯体層210の片側にのみ弾性体層220を配置し、この弾性体層220を大径部302に被せている。前述したように補正ローラ390の傾きを変えることにより片寄りを矯正することができる。
【0041】
図17は、図14と同じ回転部材300の大径部302及びテーパ部304に芯体層210の両側に設けられた弾性体層220が掛けられた状態であり、図14に示す構成と同様な効用をする。
【0042】
以上説明してきた弾性体層220は、ゴム硬度がJIS−A基準で30Hs以上で80Hs以下のエラストマーが良い。硬度が80Hsを超えると硬すぎて回転部材300のタイ径部302のエッジに引っかかりが弱くベルトの寄り力に負けてベルトの片寄りや蛇行を規制することが出来ない。また硬度が30Hs未満だと大径部302のエッジへの引っ掛かりは良いが、弾性体層220自体が伸縮しやすく、ベルトの寄り力のばらつきで、ベルトの蛇行量が大きくなる。
【0043】
また、弾性部材の厚さとしては、0.08mm から2mmが好ましい。厚さが2mmを超えると大径部302のエッジに引っかかりが弱くベルトの寄り力に負けてベルトの片寄りや蛇行を規制することが難しくなる。また、厚さが0.08mmより薄くなると大径部302への引っかかりはよくなるが、弾性体層220自体がベルトの寄り力のばらつきで伸縮量が大きくなり、ベルトの蛇行も大きくなる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1の発明によれば、伸びの少ない芯体層が大径部にかからず直進性を与え、大径部にかかっている伸びのある弾性体層が大径部からはみ出した部分を縮め、大径部を外側から抱え込むようになってベルトの寄りや蛇行が規制されるので、簡単な構成でベルト寄りの発生しない安定した回転駆動が行え、耐久性のある幅広無端ベルトを用いたベルト駆動装置を提供することができる。
【0045】
また、請求項2の発明によれば、請求項1の効用に加え、直接回転部材に接触するので幅広無端ベルトに伸びる余裕がなく直進性は一層良好となる。
【0046】
また、請求項3の発明によれば、請求項1の効用に加え、芯体層に一層伸びを少なくさせるため、幅広無端ベルトの直進性が一層良好となる。
【0047】
また、請求項4の発明によれば、請求項1の効用に加え、弾性体層の中央部が伸びの少ないものとなるため一層直進性が良好となり、一体の場合はベルトの製作工数が少なくなり、別体の場合は弾性係数の組み合わせの選択が自由に行える。
【0048】
また、請求項5の発明によれば、請求項1の効用に加え、中央部の伸びが小さくなり、直進性が一層良好となる。
【0049】
また、請求項6の発明によれば、請求項1の効用に加え、中央部と大径部との段差が無くなり、ベルトの浮き上がりが無くなり、いっそう直進安定性がます。
【0050】
さらに、請求項7の発明によれば、直進性の良好な幅広無端ベルトを使用しているため、歪みのない安定した画像が得られる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態にかかる画像形成装置の要部概略構成図である。
【図2】この発明の実施形態にかかるベルト駆動装置の概略構成図である。
【図3】他のベルト駆動装置の概略構成図である。
【図4】幅広無端ベルトの一実施例の断面図である。
【図5】幅広無端ベルトの他の実施例の断面図である。
【図6】幅広無端ベルトの他の実施例の断面図である。
【図7】幅広無端ベルトの他の実施例の断面図である。
【図8】幅広無端ベルトの他の実施例の断面図である。
【図9】幅広無端ベルトの他の実施例の断面図である。
【図10】幅広無端ベルトの他の実施例の断面図である。
【図11】幅広無端ベルトの他の実施例の断面図である。
【図12】幅広無端ベルトの他の実施例の断面図である。
【図13】回転部材に幅広無端ベルトを張架した一実施例の説明図である。
【図14】回転部材に幅広無端ベルトを張架した他の実施例の説明図である。
【図15】回転部材に幅広無端ベルトを張架した他の実施例の説明図である。
【図16】回転部材に幅広無端ベルトを張架した他の実施例の説明図である。
【図17】回転部材に幅広無端ベルトを張架した他の実施例の説明図である。
【符号の説明】
200 幅広無端ベルト
210 芯体層
220 弾性体層
300 回転部材

Claims (7)

  1. 幅広無端ベルトを複数の回転部材に張架して回転駆動させるようにしたベルト駆動装置において、
    少なくとも一個の回転部材の少なくとも一方端部に、中央部よりも大径の大径部を設け、
    幅広無端ベルトの幅方向中央部に、上記回転部材の大径部よりも内側のみに位置する弾性係数の大きな芯体層を配置し、
    幅広無端ベルトの少なくとも一方端部に、前記回転部材の大径部と接する、前記芯体層よりも弾性係数の小さな弾性体層を配置し、
    該弾性体層の内側に前記大径部が位置するようにしたことを特徴とするベルト駆動装置。
  2. 請求項1において、前記芯体層は、前記弾性体層の内周側に配置されていることを特徴とするベルト駆動装置。
  3. 請求項1において、前記芯体層は、前記弾性体層の内部に配置した補強芯材で構成されていることを特徴とするベルト駆動装置。
  4. 請求項1において、前記弾性体層は、幅方向中央部が高弾性係数で、両側が低弾性係数で一体にあるいは別体に形成されていることを特徴とするベルト駆動装置。
  5. 請求項1において、前記弾性体層は、幅方向中央部が厚く、両側が薄く形成されていることを特徴とするベルト駆動装置。
  6. 請求項1において、前記大径部は、中央部に向かって中央部径まで小径になるテーパ部を備えていることを特徴とするベルト駆動装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つのベルト駆動装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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