JP3714440B2 - 防災用照明点灯回路、防災用照明点灯装置及び防災用照明装置 - Google Patents
防災用照明点灯回路、防災用照明点灯装置及び防災用照明装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3714440B2 JP3714440B2 JP08162797A JP8162797A JP3714440B2 JP 3714440 B2 JP3714440 B2 JP 3714440B2 JP 08162797 A JP08162797 A JP 08162797A JP 8162797 A JP8162797 A JP 8162797A JP 3714440 B2 JP3714440 B2 JP 3714440B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- oscillation
- power supply
- lighting
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Audible And Visible Signals (AREA)
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、非常用あるいは誘導用に用いられる防災用照明点灯回路、防災用照明点灯装置および防災用照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、非常灯点灯装置や誘導灯点灯装置では、非常灯や誘導灯などのランプを常に点灯させるため、商用交流電源に基づき点灯させる常用点灯回路と、商用交流電源に基づき充電された蓄電池によって点灯させる非常用点灯回路とを備えている。そして、通常時には常用点灯回路によりランプを点灯させ、停電時などの商用交流電源の電圧降下時には非常用点灯回路によりランプを点灯させるように切り換えている。この場合、非常用点灯回路は、例えば5V程度に充電された蓄電池に基づきランブを点灯させるため、通常は、インバータ点灯回路を必要とし、ランプを高周波電圧により点灯させるようにしている。このようなインバータ点灯回路は、通常時にも利用してランプを点灯させるため、常用点灯回路では、インバータ点灯回路に対する入力段に商用交流電源から蓄電池の放電電圧に相当する5V程度の直流電圧を作り出すためのスイッチング電源部を備えて構成される。このスイッチング電源部は、商用交流電源の交流電圧を全波整流回路で全波整流した後、電解コンデンサにより平滑し、平滑された電圧を発振回路でスイッチングした後に、再び整流・平滑化して5V程度の安定した直流電圧として出力する発振出力部を備えている。
【0003】
また、誘導灯や非常灯は、常時規定の明るさで点灯してなければならないが、近年、省エネルギーの観点から、夜間等の定期的に無人となる区域等においては、消防法施行令により消灯させることができるようになった。そこで、通常の照明装置と同様に、誘導灯や非常灯を消灯させるための手動スイッチ、例えば壁スイッチ等を設けるものが普及している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような手動スイッチにより制御されるものにあっては、点灯時と消灯時のランプ負荷の変動に伴って、蓄電池の充電電圧・電流に変動を生ずる支障があり、適正な蓄電池の充電がなされなくなるという不具合がある。
【0005】
そこで、これを解消するために、定電圧回路から蓄電池に充電電流を供給するものや、ランプ消灯時と点灯時の負荷の変化率を緩和するために、ランプ消灯時にインピーダンスが接続されるように構成させることが考えられる。しかしながら、前者のものは、回路の複雑を招き、また後者のものは、インピーダンスによる無駄な電力損失を招く欠点がある。
【0006】
そこで、本発明は、回路構成を複雑にすることなく、蓄電池を安定的に充電させることのできる防災用照明点灯回路、防災用照明点灯装置および防災用照明装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の防災用照明点灯回路は、商用交流電源に接続される全波整流回路と;全波整流回路の出力側に接続された平滑用の電解コンデンサと;発振素子を含む発振回路および電解コンデンサの両端間に接続された出力トランスを有し、直流を出力する発振出力部とを有するスイッチング電源部と;出力トランスの一次巻線と同極性に巻回された二次補助巻線間に整流用のダイオードと平滑用の電解コンデンサのみで形成された平滑化回路を介して接続され、発振素子の発振動作によって生じるスイッチング電源部の出力に基づき充電される蓄電池と;第1抵抗、ツェナダイオード及び第2抵抗の直列回路からなる電源監視手段が前記電解コンデンサに並列接続され、前記第2抵抗の両端間に接続された点検操作スイッチ、前記ツェナダイオード及び第2抵抗の間にベースが接続されたトランジスタおよび前記スイッチング電源部の発振回路を含み、点検操作スイッチを閉成した点検時には電源ラインをオン・オフせずに前記トランジスタをオフして前記発振回路の発振動作を停止させることによって、前記全波整流回路の出力側に接続された平滑用の電解コンデンサの電荷を空にしないようにするとともに、停電等の電源電圧降下時には前記電源監視手段のツェナダイオードが遮断して前記トランジスタをオフして前記発振回路の発振動作を停止させる点検用停止手段と;出力トランスの一次巻線と異極性に巻回された二次巻線間に整流用のダイオードと平滑用の電解コンデンサを有するフライバック方式の平滑化回路を介して接続されると共に、スイッチング電源部又は蓄電池出力に基づき発振動作してランプを付勢するインバータ点灯回路と;点検時において点検用停止手段により前記発振回路の発振動作が停止したことを検出するとともに、外部のスイッチ操作を検出するIC回路と;通常時には発振素子の発振動作に基づいてスイッチング電源部の直流をインバータ点灯回路に供給し、前記IC回路が前記発振回路の発振動作が停止したことを検出すると前記蓄電池の直流電圧を前記インバータ点灯回路に供給するように切換える切換手段と;外部のスイッチ操作を前記IC回路が検出すると、前記IC回路は前記インバータ点灯回路の発振を停止させてランプを消灯させるとともに、前記発振素子の発振動作は継続させて前記蓄電池の充電を継続させる制御手段と;具備していることを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の防災用照明点灯装置は、請求項1記載の防災用照明点灯回路と;防災用照明点灯回路により付勢されるランプと;を具備していることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の防災用照明装置は、請求項2記載の防災用照明点灯装置と;ランプを含む防災用照明点灯装置を内蔵する防災表示体を有する器具本体と;を具備していることを特徴とする。
【0010】
以上の各発明において、スイッチング電源部は、インバータ点灯回路に対して蓄電池と同等の安定した直流電圧を出力するものであればよく、このスイッチング電源部中の発振出力部ないしは発振回路等は適宜構成し得るもので、例えばインバータ点灯回路に準じた様式としたものを許容する。制御手段は、外部のスイッチ操作に応じてインバータ点灯回路の発振動作を停止させ得るものであればよい。切換手段は例えば商用交流電源の電圧降下をスイッチング電源部から出力される直流電圧値の低下として検出するものであってもよく、例えば、集積回路で構成された切換制御手段を用いてもよい。また、電源電圧の降下を検知するものとしては、電源電圧が予め設定された電圧以下に低下した時にオフするツェナダイオード等を利用することを許容する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の防災用照明点灯装置の第1の実施の形態を図1を参照して説明する。
【0012】
図1は防災用照明点灯装置の回路図である。図において、AC100/200Vなる商用交流電源1には、スイッチング電源部2が接続され、このスイッチング電源部2の出力側にはインバータ点灯回路3が接続されている。また、このインバータ点灯回路3には放電ランプによるランプ4が接続されている。
【0013】
スイッチング電源部2は、商用交流電源1に接続される全波整流回路5と、この全波整流回路5の出力端子間に接続された平滑用の電解コンデンサCoと、この電解コンデンサC0の両端間に接続されてインバータ点灯回路3に安定した直流電圧を出力する発振出力部6とにより構成されている。この発振出力部6は図示しない制御回路による制御の下にスイッチング動作して発振する発振素子7と出力トランス8を有する発振出力部9と、トランス8の2次巻線N21側に接続された整流用のダイオードD1、平滑用の電解コンデンサC1等により構成されている。ここに、ダイオードD1が接続された出力ライン上には約5Vの直流電圧が得られるように設定されている。また、出力トランス8の別の2次補助巻線N22にも整流用のダイオードD2と平滑用の電解コンデンサC2とが接続されている。ここで、出力トランス8の2次巻線N21は、その一次巻線と逆極性となるように巻回されており、整流用のダイオードD1、平滑用の電解コンデンサC1等により、フライバック方式の平滑化回路を構成している。また、出力トランス8の別の2次補助巻線N22は、一次巻線と同極性になるように巻回されている。このダイオードD2が接続された出力ライン上には、充電モニタ用のLED10、充電制御用のトランジスタQ1を介して蓄電池11が接続されている。発振出力部6の出力ラインはダイオードD3を介してインバータ点灯回路3に接続され、蓄電池11の出力ラインBはダイオードD4を介してインバータ点灯回路3に接続されている。即ち、発振出力部6と蓄電池11とはダイオードD3,D4によりインバータ点灯回路3に対してOR接続されている。ここに、蓄電池11とダイオードD3との間にはトランジスタQ2が介在されている。このトランジスタQ2のベース側にはIC回路12によってオン・オフが制御されるトランジスタQ3が接続されている。IC回路12は各種の制御を受け持つが、その1つとして、出力ラインAに接続された電圧低下検知ピンがその電圧降下を検知した時には、通常はオフしているトランジスタQ3のベースに対してHレベルの出力を出すように設定されている。これらのトランジスタQ2,Q3及びIC回路12により切換手段13が構成されている。
【0014】
インバータ点灯回路3は周知のプッシュプル形式のものであり、例えば、インダクタLと交互にオン・オフスイッチング動作する一対のトランジスタQ4、Q5とインバータトランス14などにより形成され、トランジスタQ8介してベース電流が供給されることにより発振動作してランプ4に高周波電力を出力する。
【0015】
一方、スイッチング電源部2中において、電解コンデンサC0の両端間には電源監視手段として機能する電源監視回路15が接続されている。この電源監視回路15は電解コンデンサC0の両端間に接続された抵抗R1、ツェナダイオードZD、抵抗R2の直列回路からなり、ツェナダイオードZD・抵抗R2間に監視出力を生ずるものである。即ち、ツェナダイオードZDの両端間の電圧がツェナ電圧以上であればツェナダイオードZDが導通しておりツェナダイオードZD・抵抗R2間に所定の電圧を生ずるが、電解コンデンサC0の両端間の電圧がツェナ電圧よりも小さい状態に降下した時には、ツェナダイオードZDが遮断されるため出力電圧を生じなくなるものである。この電源監視回路15と発振回路9中の発振素子7との間には点検用停止手段16が設けられている。この点検用停止手段16は電解コンデンサC0の両端間に接続された分圧抵抗R3・R4の接続中点にベースが接続され、コレクタが発振素子7のベースに接続されたトランジスタ(又は、FET)Q6と、コレクタ・エミツタ間が分圧抵抗R4の両端間に接続され、ベースがツェナダイオードZD・抵抗R2間に接続されたトランジスタQ7とによりスイッチ構造として構成されている。この点検用停止手段16には、抵抗R2に並列で外部に設けられて点検時に操作者により手動で点検操作される常時開放型の点検操作スイッチ17を含んで構成されている。また、商用交流電源1には、例えば壁スイッチ等の常時閉成型スイッチ20に接続される直流化回路を介して、ホトダイオードPC1が作動するように配設されている。このホトダイオードPC1は、スイッチ20が閉成しているときに、出力トランスの二次巻線間に接続されたホトトランジスタPC2と光結合してそのホトトランジスタPC2をオンさせている。そして、スイッチ20がオフになると、ホトダイオードPC1がオフになる結果、ホトトランジタPC2もオフとなり、IC回路12の1番ピンはハイレベルになる。するとIC回路12は、トランジスタQ4,Q5にベース電流を供給しているトランジスタQ8をオフにして、インバータ点灯回路3の発振を停止させる。
【0016】
このようにして、防災用照明点灯回路18及びこの回路により付勢されるランプ4を備えた防災用照明点灯装置19が構成されている。
【0017】
上述の実施の形態の作用について説明する。まず、通常時にあっては、商用交流電源1の交流電圧が全波整流回路5で全波整流され、電解コンデンサC0により平滑化されてその直流化電圧が発振回路9に与えられる。この時、ツェナダイオードZDの両端間の電圧がツェナ電圧以上であり、ツェナダイオードZDが導通し、トランジスタQ7は抵抗R1・R2の分は電圧によってベース電位が付与されるので、オンする。すると、トランジスタQ6のベース側を短絡するのでトランジスタQ6はオフ状態にあり、点検用停止手段16は機能しない状態となる。そこで、発振回路9は本来の発振動作を行い、出力トランス8の2次巻線N21に出力を生じ、この出力をダイオードD1で整流し、電解コンデンサC1で平滑化することにより、出力ラインA上に5V程度の直流電圧を出力する。この直流電圧はダイオードD3、入力ラインEを介してインバータ点灯回路3に与えられ、インバータ点灯回路3の高周波発振動作により生ずる高周波出力がランプ4に与えられる。これにより、ランプ4が常用点灯する。この時、トランス8の2次巻線N22側にも出力を生じ、ダイオードD2で整流され電解コンデンサC2で平滑化された直流電圧が蓄電池11に与えられることによりこの蓄電池11が充電される。
【0018】
この際、LED10にも電流が流れ、LED10が発光することにより充電中であることか分かる。また、IC回路13においてはトランジスタQ3に対する出力がHレベルではないので、トランジスタQ3はオフしており、トランジスタQ2もオフしているので、蓄電池11側の出力ラインBは断たれている。即ち、インバータ点灯回路3に対する電源としてスイッチング電源部2側が選択されている状態となる。
【0019】
また、点検用スイッチ17が閉成されると、抵抗R2の両端間か短絡されてトランジスタQ7がオフするので、トランジスタQ6が分圧抵抗R3.R4によりベースバイアスされてオンする。よって、発振回路9では発振回路9に対する制御回路側の制御状態に関係なく、発振素子7がトランジスタQ6により短絡されることでオフするので、発振回路9の発振動作が停止する。よって、トランス8の2次巻線N21側の出力ラインA上の直流電圧がほぼOV、即ち、停電時と同じ状態となる。この出力ラインA上の直流電圧がある値以下に低下したことがIC回路12において電圧低下検知ピンにより検知されると、トランジスタQ3に対してHレベルの出力を出し、このトランジスタQ3がオンするのでトランジスタQ2もオンする。これにより、蓄電池11の出力ラインB・ダイオードD4間が接続状態となる。よって、蓄電池11の5V程度の直流電圧はダイオードD4、入力ラインEを介してインバータ点灯回路3に与えられ、インバータ点灯回路3の高周波発振動作により生ずる高周波出力がランプ4に与えられる。これにより、ランプ4が非常時と同様に点灯する。点検が終了し、点検操作スイッチ17を開放状態に戻すと、通常状態に復帰する。よって、点検時には、点検操作スイッチ17の操作に基づきスイッチング電源部2中の発振回路9の発振動作を停止させるだけであり、電源ラインをオン・オフせず、電解コンデンサC0の電荷を空にしないので、点検後でも電解コンデンサC0に突入電流が流れるような不都合を生じない。この結果、点検操作スイッチ17に対しても突入電流が流れるようなことがなく、定格容量が小さくて小型のものを用いることができる。
【0020】
次に、火災・その他の原因で停電等の電源電圧降下が生じた場合について説明する。この場合、ツェナダイオードZDの両端間の電圧がツェナ電圧よりも小さくなった時点で、ツェナダイオードZDが遮断し、トランジスタQ7にベース電圧がかからない状態となり、トランジスタQ7がオフする。即ち、点検操作スイッチ17を閉じた時と同じ状態となり、発振回路9の発振動作が停止する。これにより、上述した点検時と同じ動作をし、IC回路12がインバータ点灯回路3に対する電源を蓄電池11側に切り換えて、ランプ4を非常点灯させる。
【0021】
また、夜間等の定期的に無人となる区域等において、ランプを消灯させるための手動スイッチ20をオフにすると、ホトダイオードPC1がオフになる結果、ホトトランジタPC2もオフとなり、IC回路12の1番ピンはハイレベルとなる。するとIC回路12は、トランジスタQ4,Q5にベース電流を供給しているトランジスタQ8をオフにするように動作して、インバータ点灯回路3の発振を停止させる。ここで、ランプ4が消灯すると、負荷の変動に伴って、インバータ点灯回路3に電力を供給するフライバック方式で構成された平滑化回路の出力は変動し易くなる。これは、フライバック方式の場合、その出力トランス8に蓄えられるエネルギーが負荷変動に伴い変動するためである。しかしながら、蓄電池に充電電流を供給する出力トランスの二次補助巻線N22とその一次巻線とは、単なるトランス作用を成しているだけであるので、負荷変動に伴い充電電流が変化することがなく、安定した蓄電池の充電が成される。
【0022】
本発明の防災用照明点灯装置の第2の実施の形態を図2を参照して説明する。
【0023】
図2は、本発明の防災用照明装置の実施の形態の外観斜視図である。図示例は、導光型の誘導灯装置27であり、道路天井面28には器具本体29が埋設され、この器具本体29には薄型の導光ユニット30が吊り下がる形で取り付けられている。この導光ユニット30の導光板31の両側表面には避難誘導する絵柄32が形成された防災表示体33とされている。導光ユニット30の導光板31の上端には器具本体29内に内蔵された防災用照明点灯装置19が設けられている。即ち、防災用照明点灯回路18とランプ4とが器具本体29内に内蔵され、ランプ4点灯により防災表示体33を照明表示させるように構成されている。なお、器具本体29の一部からは点検操作スイッチ17やLED10が露出している。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、ランプが消灯すると、負荷の変動に伴って、インバータ点灯回路に電力を供給するフライバック方式で構成された平滑化回路の出力は変動し易くなるが、蓄電池に充電電流を供給する出力トランスの二次補助巻線とその一次巻線とは同極性になるように巻回されており、単なるトランス作用を成しているだけであるので、負荷変動に伴い充電電流が変化することがなく、安定した蓄電池の充電が成される。また、点検時には点検用停止手段が、電源ラインをオン・オフせずに発振回路の発振動作を停止させることによって、全波整流回路の出力側に接続された平滑用の電解コンデンサの電荷を空にしないようにしているので、点検後において突入電流が流れることがない。また、点検時と電圧降下時とで発振回路の発振動作を停止させる動作を共通化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防災用照明点灯装置の第1の実施の形態を示す回路図
【図2】本発明の防災用照明装置の実施の形態を示す外観斜視図
【符号の説明】
1:商用交流電源
2:スイッチング電源部
3:インバータ点灯回路
4:ランプ
5:全波整流回路
6:発振出力部
9:発振回路
11:蓄電池
13:切換手段
15:電源監視手段
16:点検用停止手段
17:点検操作部、点検操作スイッチ
18:防災用照明点灯回路
19:防災用照明点灯装置
20:スイッチ
C0:電解コンデンサ
Claims (3)
- 商用交流電源に接続される全波整流回路と;
全波整流回路の出力側に接続された平滑用の電解コンデンサと;
発振素子を含む発振回路および電解コンデンサの両端間に接続された出力トランスを有し、直流を出力する発振出力部とを有するスイッチング電源部と;
出力トランスの一次巻線と同極性に巻回された二次補助巻線間に整流用のダイオードと平滑用の電解コンデンサのみで形成された平滑化回路を介して接続され、発振素子の発振動作によって生じるスイッチング電源部の出力に基づき充電される蓄電池と;
第 1 抵抗、ツェナダイオード及び第2抵抗の直列回路からなる電源監視手段が前記電解コンデンサに並列接続され、前記第2抵抗の両端間に接続された点検操作スイッチ、前記ツェナダイオード及び第2抵抗の間にベースが接続されたトランジスタおよび前記スイッチング電源部の発振回路を含み、点検操作スイッチを閉成した点検時には電源ラインをオン・オフせずに前記トランジスタをオフして前記発振回路の発振動作を停止させることによって、前記全波整流回路の出力側に接続された平滑用の電解コンデンサの電荷を空にしないようにするとともに、停電等の電源電圧降下時には前記電源監視手段のツェナダイオードが遮断して前記トランジスタをオフして前記発振回路の発振動作を停止させる点検用停止手段と;
出力トランスの一次巻線と異極性に巻回された二次巻線間に整流用のダイオードと平滑用の電解コンデンサを有するフライバック方式の平滑化回路を介して接続されると共に、スイッチング電源部又は蓄電池出力に基づき発振動作してランプを付勢するインバータ点灯回路と;
点検時において点検用停止手段により前記発振回路の発振動作が停止したことを検出するとともに、外部のスイッチ操作を検出するIC回路と;
通常時には発振素子の発振動作に基づいてスイッチング電源部の直流をインバータ点灯回路に供給し、前記IC回路が前記発振回路の発振動作が停止したことを検出すると前記蓄電池の直流電圧を前記インバータ点灯回路に供給するように切換える切換手段と;
外部のスイッチ操作を前記IC回路が検出すると、前記IC回路は前記インバータ点灯回路の発振を停止させてランプを消灯させるとともに、前記発振素子の発振動作は継続させて前記蓄電池の充電を継続させる制御手段と;
を具備していることを特徴とする防災用照明点灯回路。 - 請求項1記載の防災用照明点灯回路と;
防災用照明点灯回路により付勢されるランプと;を具備していることを特徴とする防災用照明点灯装置。 - 請求項2記載の防災用照明点灯装置と;
ランプを含む防災用照明点灯装置を内蔵する防災表示体を有する器具本体と;を具備していることを特徴とする防災用照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08162797A JP3714440B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 防災用照明点灯回路、防災用照明点灯装置及び防災用照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08162797A JP3714440B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 防災用照明点灯回路、防災用照明点灯装置及び防災用照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10285828A JPH10285828A (ja) | 1998-10-23 |
JP3714440B2 true JP3714440B2 (ja) | 2005-11-09 |
Family
ID=13751578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08162797A Expired - Fee Related JP3714440B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 防災用照明点灯回路、防災用照明点灯装置及び防災用照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3714440B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102570592B (zh) * | 2012-01-16 | 2014-05-14 | 北京矿冶研究总院 | 不间断直流供电方法和装置 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP08162797A patent/JP3714440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10285828A (ja) | 1998-10-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4727291A (en) | Back-up electrical system for lamps | |
WO1989007855A1 (en) | Backup electrical system for lamps | |
JP3714440B2 (ja) | 防災用照明点灯回路、防災用照明点灯装置及び防災用照明装置 | |
JP2001145354A (ja) | 電気機器の低消費電力スタンバイ電源回路 | |
JPH06111978A (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JPH0654455A (ja) | 充電装置 | |
JP3726408B2 (ja) | インバータ装置、放電ランプ点灯装置および照明装置 | |
US6844682B1 (en) | Fluorescent ballast with emergency lighting capability | |
JP2003134816A (ja) | スイッチング電源 | |
JP3694146B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JPH0479120B2 (ja) | ||
JP2002299082A (ja) | 点灯装置及び誘導灯点灯装置 | |
JPH08205399A (ja) | Acアダプタ | |
JPH10106764A (ja) | 防災用照明点灯回路、防災用照明点灯装置および防災用照明装置 | |
JPH02231966A (ja) | インバータ装置 | |
JPH01258396A (ja) | 蛍光ランプ点灯装置 | |
JP2001218388A (ja) | バッテリ充電装置、非常用点灯装置および防災照明装置 | |
JPH0997685A (ja) | 照明装置 | |
JPH05135885A (ja) | 非常用点灯装置 | |
KR910002460Y1 (ko) | 저전력 소비형 리모콘 대기 전원회로 | |
JPH0719998U (ja) | 照明装置 | |
JPH08102384A (ja) | 電源装置、放電灯点灯装置、電気機器および照明装置 | |
JPH0773985A (ja) | 放電灯点灯装置および照明装置 | |
JPH088085A (ja) | 誘導灯装置 | |
JPH04251573A (ja) | インバータ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040610 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040924 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050127 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050804 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050817 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100902 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110902 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120902 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130902 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |