JP2003134816A - スイッチング電源 - Google Patents
スイッチング電源Info
- Publication number
- JP2003134816A JP2003134816A JP2001324277A JP2001324277A JP2003134816A JP 2003134816 A JP2003134816 A JP 2003134816A JP 2001324277 A JP2001324277 A JP 2001324277A JP 2001324277 A JP2001324277 A JP 2001324277A JP 2003134816 A JP2003134816 A JP 2003134816A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photocoupler
- diode
- circuit
- resistor
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スイッチング電源をオン/オフ制御するフォ
トカプラ駆動回路の電圧が低下し動作不能になっても、
簡単な操作で動作を回復し、直流出力電圧を出力できる
ようにする。 【解決手段】 フォトカプラ駆動回路30の二次電池
19(または電気二重層コンデンサ)が、自己放電等に
よりフォトカプラ15のダイオードに電流を流すために
必要な電圧が得られなくなった場合でも、二次側スイッ
チ17をオン(閉)している状態で、交流電源1を一旦
オフし再度入力すれば、交流入力検出回路18には図3
に示すような電流が流れ、第2の抵抗29と第1の平滑
コンデンサ27の時定数で決まる一定時間、スイッチン
グ制御回路6からPNPトランジスタ25を通して電流
が流れるので、直流出力電圧V0が出力できる。
トカプラ駆動回路の電圧が低下し動作不能になっても、
簡単な操作で動作を回復し、直流出力電圧を出力できる
ようにする。 【解決手段】 フォトカプラ駆動回路30の二次電池
19(または電気二重層コンデンサ)が、自己放電等に
よりフォトカプラ15のダイオードに電流を流すために
必要な電圧が得られなくなった場合でも、二次側スイッ
チ17をオン(閉)している状態で、交流電源1を一旦
オフし再度入力すれば、交流入力検出回路18には図3
に示すような電流が流れ、第2の抵抗29と第1の平滑
コンデンサ27の時定数で決まる一定時間、スイッチン
グ制御回路6からPNPトランジスタ25を通して電流
が流れるので、直流出力電圧V0が出力できる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次側のフォトカ
プラ駆動回路により、オン/オフ制御を行わせるスイッ
チング電源に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図7は、従来のスイッチング電源回路で
あり、二次側スイッチ17により直流出力電圧をオン/
オフしているが、フォトカプラ駆動回路30に、補助電
源として充電不可能な一次電池31を使用していたた
め、一次電池31が消耗し、フォトカプラ15のダイオ
ードに電流を流すために必要な電圧が発生しなくなった
場合、電池を新品に交換するまでの間、直流出力電圧V
0を出力することができず、動作不能となる問題があっ
た。また、動作復帰のためには、電池31を交換する作
業が必要で保守性に問題があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のような問題があ
ったため、フォトカプラ駆動用電源回路の電池が消耗
し、フォトカプラのダイオードを通電するための電圧が
発生しなくなった場合、電池を新品に交換するまでの
間、直流出力電圧V0を出力できる機能が要求されてい
た。また、電池交換のような保守作業をなくすることも
要求されていた。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するもので、一次側のスイッチング制御回路6およ
び交流入力検出回路18と、二次側の整流・平滑回路、
および二次側スイッチ17を有するフォトカプラ駆動回
路30とをフォトカプラ15で接続し、該交流入力検出
回路18が、PNPトランジスタ25のコレクタと交流
電源1との間に第1の抵抗28と第1の平滑コンデンサ
27との並列回路と第2の抵抗29とを接続し、上記並
列回路とPNPトランジスタ25のベースとの間に第1
のダイオード26を逆方向接続し、PNPトランジスタ
25のコレクタを上記フォトカプラ15のトランジスタ
のエミッタに、PNPトランジスタ25のエミッタをフ
ォトカプラ15のトランジスタのコレクタとスイッチン
グ制御回路6に接続して構成され、上記のフォトカプラ
駆動回路30が二次側の整流・平滑回路の第2のダイオ
ード12のカソードとフォトカプラ15のダイオードの
カソードとの間に第3のダイオード24と第3の抵抗2
3と第2の平滑コンデンサ22との直列回路を接続し、
フォトカプラ15のダイオードのカソードに二次電池1
9または電気二重層コンデンサ(以下、EDLCと略記
する。)34の負極を接続し、正極に、第4の抵抗20
を介して第4のダイオード21のアノードと、また、第
6の抵抗33を介して第5のダイオード32のカソード
とを接続し、第4のダイオード21のカソードと第5の
ダイオード32のアノードとを、第3の抵抗23・第2
の平滑コンデンサ22の接続点に接続し、該接続点と二
次側スイッチ17の一端とを接続し、該スイッチ17の
他端とフォトカプラ15のダイオードのアノードとを第
5の抵抗16で接続して構成されたことを特徴とするス
イッチング電源である。 【0005】 【発明の実施の形態】図1(または図4)の実施例のよ
うに、スイッチング制御回路6とフォトカプラ15のト
ランジスタのコレクタとの接続点にPNPトランジスタ
25のエミッタを接続し、コレクタと交流電源1との間
に、第1の抵抗28と第1の平滑コンデンサ27との並
列回路と第2の抵抗29とを接続し、上記並列回路とP
NPトランジスタ25のベースとの間に第1のダイオー
ド26を逆方向接続し、PNPトランジスタ25のコレ
クタを上記フォトカプラ15のトランジスタのエミッタ
に接続して、交流入力検出回路18を構成する。 【0006】交流電源をオフし、再入力することにより
第2の抵抗29と第1の平滑コンデンサ27の時定数で
決まる一定時間、PNPトランジスタ25がオンし、そ
の後オフする。また、一次側のスイッチング制御回路6
に接続したフォトカプラ15は、フォトトランジスタが
オンすると直流出力電圧V0を出力し、オフすると出力
停止する機能を有している。 【0007】一方、フォトカプラ駆動回路30は、整流
・平滑回路の第2のダイオード12のカソードとフォト
カプラ15のダイオードのカソードとの間に第3のダイ
オード24と第3の抵抗23と第2の平滑コンデンサ2
2との直列回路を接続し、フォトカプラ15のダイオー
ドのカソードに二次電池19またはEDLC34の負極
を接続し、正極に、第4の抵抗20を介して第4のダイ
オード21のアノードを、また、第6の抵抗33を介し
て第5のダイオード32のカソードを接続し、第4のダ
イオード21のカソードと第5のダイオード32のアノ
ードとを、第3の抵抗23・第2の平滑コンデンサ22
の接続点に接続し、該接続点と二次側スイッチ17の一
端とを接続し、該スイッチ17の他端とフォトカプラ1
5のダイオードのアノードとを第5の抵抗16で接続し
て構成されている。 【0008】二次側スイッチ17がオン(閉)すると、
フォトカプラ駆動回路30には図2(または図5)に示
すような電流が流れ、第2の平滑コンデンサ22と、該
コンデンサ22の両端に並列接続された、充電可能な二
次電池19(またはEDLC34)と第4の抵抗20と
第4のダイオード21とからなる直列回路より第5の抵
抗16を通してフォトカプラ15のダイオードに電流が
流れ、フォトトランジスタがオンするのでスイッチング
制御回路6が動作し直流出力電圧V0を出力する。その
直流出力電圧V0により第3のダイオード24、第3の
抵抗23を通してスイッチ17、第5の抵抗16を経由
し、フォトカプラ15のダイオードに電流が供給され
る。 【0009】このとき、フォトカプラ駆動回路30の二
次電池19(またはEDLC34)が自己放電等により
フォトカプラ15のダイオードに電流を流すために必要
な電圧が得られなくなった場合でも、スイッチ17をオ
ン(閉)している状態で、交流電源1を一旦オフし再度
入力すれば、交流入力検出回路18には図3(または図
6)に示すような電流が流れ、第2の抵抗29と第1の
平滑コンデンサ27の時定数で決まる一定時間、スイッ
チング制御回路6からPNPトランジスタ25を通して
電流が流れるので、直流出力電圧V0が出力できる。ま
た、フォトカプラ駆動回路30のスイッチ17がオン
(閉)状態なので、第3のダイオード24、第3の抵抗
23、スイッチ17、第5の抵抗16を経由してフォト
カプラ15のダイオードに電流が供給され、フォトカプ
ラ15のトランジスタがオンとなり、スイッチング制御
回路6からフォトカプラ15のトランジスタを通して電
流が流れ、直流出力電圧V0を出力し続けることができ
る。 【0010】一方、この時同時に直流出力電圧Voによ
り第3のダイオード24、第3の抵抗23、第4のダイ
オード32、第6の抵抗33を通して二次電池19(ま
たはEDLC34)に充電電流が流れ、二次電池19
(またはEDLC34)の電圧はフォトカプラ駆動回路
30を動作させるのに十分な電圧に充電されるため、二
次電池19(またはEDLC34)は交換する必要がな
い。このように、交流入力検出回路18をオフ/オンす
ることで、フォトカプラ駆動回路30の二次電池19
(またはEDLC34)に充電電流が流れるので、二次
電池19(またはEDLC34)が自己放電等によって
電圧低下した場合でも、直ちに充電することができる。
なお、交流入力検出回路18を一旦オフし、再度入力す
るのは電源スイッチのオフ/オンでもよいし、電源プラ
グの抜き/差しでもよく、交流電源1と交流入力検出回
路18との間に開閉器を設けて制御してもよい。 【0011】 【実施例】図1(または図4)は、本発明の実施例によ
るスイッチング電源の回路図であり、図7は、従来例に
よるスイッチング電源の回路図である。また、図2(ま
たは図5)は図1(または図4)の回路において、二次
電池19(またはEDLC34)が正常電圧を供給して
いる時のフォトカプラ駆動回路30の電流の流れを示す
図であり、図3(または図6)は図1の回路において、
二次電池19(またはEDLC34)が自己放電等で正
常電圧を供給できなくなり、交流入力検出回路18を動
作させた時の電流の流れを示す図である。 【0012】図1(または図4)の実施例では、二次電
池19(またはEDLC34)が自己放電等により消耗
してフォトカプラ15のダイオードを通電するための電
圧が発生しなくなった場合でも、上記回路のオン/オフ
動作を行うことにより、直流出力電圧V0が出力され続
け、同時に二次電池19(またはEDLC34)に充電
電流が流れ、フォトカプラ駆動回路30が動作するのに
十分な電圧まで充電されるので、その後は、二次側スイ
ッチ17による直流出力電圧Voのオンが可能になり、
従来の電池交換も不要になった。ところが、図7の従来
例では交流入力検出回路18を備えていないため、フォ
トカプラ15のダイオードに電流が供給できず、一次電
池31を新しい電池に交換するまでの間、直流出力電圧
V0を出力できない。加えて、電池の交換作業も必要と
する。 【0013】 【発明の効果】上記したとおり、本発明によるスイッチ
ング電源では、交流入力検出回路18を設けて動作させ
ることで、フォトカプラ駆動用二次電池19(またはE
DLC34)が自己放電等によりフォトカプラ15のダ
イオードを通電するための電圧が得られなくなった場合
でも、簡単なオン/オフ動作で直流出力電圧V0を出力
させることができる。また、直流出力電圧V0を出力し
ている間に二次電池19(またはEDLC34)が充電
され、その後はフォトカプラ駆動回路を動作させるのに
十分な電圧を維持でき、従来のような電池交換も不要に
なった。
プラ駆動回路により、オン/オフ制御を行わせるスイッ
チング電源に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図7は、従来のスイッチング電源回路で
あり、二次側スイッチ17により直流出力電圧をオン/
オフしているが、フォトカプラ駆動回路30に、補助電
源として充電不可能な一次電池31を使用していたた
め、一次電池31が消耗し、フォトカプラ15のダイオ
ードに電流を流すために必要な電圧が発生しなくなった
場合、電池を新品に交換するまでの間、直流出力電圧V
0を出力することができず、動作不能となる問題があっ
た。また、動作復帰のためには、電池31を交換する作
業が必要で保守性に問題があった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のような問題があ
ったため、フォトカプラ駆動用電源回路の電池が消耗
し、フォトカプラのダイオードを通電するための電圧が
発生しなくなった場合、電池を新品に交換するまでの
間、直流出力電圧V0を出力できる機能が要求されてい
た。また、電池交換のような保守作業をなくすることも
要求されていた。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するもので、一次側のスイッチング制御回路6およ
び交流入力検出回路18と、二次側の整流・平滑回路、
および二次側スイッチ17を有するフォトカプラ駆動回
路30とをフォトカプラ15で接続し、該交流入力検出
回路18が、PNPトランジスタ25のコレクタと交流
電源1との間に第1の抵抗28と第1の平滑コンデンサ
27との並列回路と第2の抵抗29とを接続し、上記並
列回路とPNPトランジスタ25のベースとの間に第1
のダイオード26を逆方向接続し、PNPトランジスタ
25のコレクタを上記フォトカプラ15のトランジスタ
のエミッタに、PNPトランジスタ25のエミッタをフ
ォトカプラ15のトランジスタのコレクタとスイッチン
グ制御回路6に接続して構成され、上記のフォトカプラ
駆動回路30が二次側の整流・平滑回路の第2のダイオ
ード12のカソードとフォトカプラ15のダイオードの
カソードとの間に第3のダイオード24と第3の抵抗2
3と第2の平滑コンデンサ22との直列回路を接続し、
フォトカプラ15のダイオードのカソードに二次電池1
9または電気二重層コンデンサ(以下、EDLCと略記
する。)34の負極を接続し、正極に、第4の抵抗20
を介して第4のダイオード21のアノードと、また、第
6の抵抗33を介して第5のダイオード32のカソード
とを接続し、第4のダイオード21のカソードと第5の
ダイオード32のアノードとを、第3の抵抗23・第2
の平滑コンデンサ22の接続点に接続し、該接続点と二
次側スイッチ17の一端とを接続し、該スイッチ17の
他端とフォトカプラ15のダイオードのアノードとを第
5の抵抗16で接続して構成されたことを特徴とするス
イッチング電源である。 【0005】 【発明の実施の形態】図1(または図4)の実施例のよ
うに、スイッチング制御回路6とフォトカプラ15のト
ランジスタのコレクタとの接続点にPNPトランジスタ
25のエミッタを接続し、コレクタと交流電源1との間
に、第1の抵抗28と第1の平滑コンデンサ27との並
列回路と第2の抵抗29とを接続し、上記並列回路とP
NPトランジスタ25のベースとの間に第1のダイオー
ド26を逆方向接続し、PNPトランジスタ25のコレ
クタを上記フォトカプラ15のトランジスタのエミッタ
に接続して、交流入力検出回路18を構成する。 【0006】交流電源をオフし、再入力することにより
第2の抵抗29と第1の平滑コンデンサ27の時定数で
決まる一定時間、PNPトランジスタ25がオンし、そ
の後オフする。また、一次側のスイッチング制御回路6
に接続したフォトカプラ15は、フォトトランジスタが
オンすると直流出力電圧V0を出力し、オフすると出力
停止する機能を有している。 【0007】一方、フォトカプラ駆動回路30は、整流
・平滑回路の第2のダイオード12のカソードとフォト
カプラ15のダイオードのカソードとの間に第3のダイ
オード24と第3の抵抗23と第2の平滑コンデンサ2
2との直列回路を接続し、フォトカプラ15のダイオー
ドのカソードに二次電池19またはEDLC34の負極
を接続し、正極に、第4の抵抗20を介して第4のダイ
オード21のアノードを、また、第6の抵抗33を介し
て第5のダイオード32のカソードを接続し、第4のダ
イオード21のカソードと第5のダイオード32のアノ
ードとを、第3の抵抗23・第2の平滑コンデンサ22
の接続点に接続し、該接続点と二次側スイッチ17の一
端とを接続し、該スイッチ17の他端とフォトカプラ1
5のダイオードのアノードとを第5の抵抗16で接続し
て構成されている。 【0008】二次側スイッチ17がオン(閉)すると、
フォトカプラ駆動回路30には図2(または図5)に示
すような電流が流れ、第2の平滑コンデンサ22と、該
コンデンサ22の両端に並列接続された、充電可能な二
次電池19(またはEDLC34)と第4の抵抗20と
第4のダイオード21とからなる直列回路より第5の抵
抗16を通してフォトカプラ15のダイオードに電流が
流れ、フォトトランジスタがオンするのでスイッチング
制御回路6が動作し直流出力電圧V0を出力する。その
直流出力電圧V0により第3のダイオード24、第3の
抵抗23を通してスイッチ17、第5の抵抗16を経由
し、フォトカプラ15のダイオードに電流が供給され
る。 【0009】このとき、フォトカプラ駆動回路30の二
次電池19(またはEDLC34)が自己放電等により
フォトカプラ15のダイオードに電流を流すために必要
な電圧が得られなくなった場合でも、スイッチ17をオ
ン(閉)している状態で、交流電源1を一旦オフし再度
入力すれば、交流入力検出回路18には図3(または図
6)に示すような電流が流れ、第2の抵抗29と第1の
平滑コンデンサ27の時定数で決まる一定時間、スイッ
チング制御回路6からPNPトランジスタ25を通して
電流が流れるので、直流出力電圧V0が出力できる。ま
た、フォトカプラ駆動回路30のスイッチ17がオン
(閉)状態なので、第3のダイオード24、第3の抵抗
23、スイッチ17、第5の抵抗16を経由してフォト
カプラ15のダイオードに電流が供給され、フォトカプ
ラ15のトランジスタがオンとなり、スイッチング制御
回路6からフォトカプラ15のトランジスタを通して電
流が流れ、直流出力電圧V0を出力し続けることができ
る。 【0010】一方、この時同時に直流出力電圧Voによ
り第3のダイオード24、第3の抵抗23、第4のダイ
オード32、第6の抵抗33を通して二次電池19(ま
たはEDLC34)に充電電流が流れ、二次電池19
(またはEDLC34)の電圧はフォトカプラ駆動回路
30を動作させるのに十分な電圧に充電されるため、二
次電池19(またはEDLC34)は交換する必要がな
い。このように、交流入力検出回路18をオフ/オンす
ることで、フォトカプラ駆動回路30の二次電池19
(またはEDLC34)に充電電流が流れるので、二次
電池19(またはEDLC34)が自己放電等によって
電圧低下した場合でも、直ちに充電することができる。
なお、交流入力検出回路18を一旦オフし、再度入力す
るのは電源スイッチのオフ/オンでもよいし、電源プラ
グの抜き/差しでもよく、交流電源1と交流入力検出回
路18との間に開閉器を設けて制御してもよい。 【0011】 【実施例】図1(または図4)は、本発明の実施例によ
るスイッチング電源の回路図であり、図7は、従来例に
よるスイッチング電源の回路図である。また、図2(ま
たは図5)は図1(または図4)の回路において、二次
電池19(またはEDLC34)が正常電圧を供給して
いる時のフォトカプラ駆動回路30の電流の流れを示す
図であり、図3(または図6)は図1の回路において、
二次電池19(またはEDLC34)が自己放電等で正
常電圧を供給できなくなり、交流入力検出回路18を動
作させた時の電流の流れを示す図である。 【0012】図1(または図4)の実施例では、二次電
池19(またはEDLC34)が自己放電等により消耗
してフォトカプラ15のダイオードを通電するための電
圧が発生しなくなった場合でも、上記回路のオン/オフ
動作を行うことにより、直流出力電圧V0が出力され続
け、同時に二次電池19(またはEDLC34)に充電
電流が流れ、フォトカプラ駆動回路30が動作するのに
十分な電圧まで充電されるので、その後は、二次側スイ
ッチ17による直流出力電圧Voのオンが可能になり、
従来の電池交換も不要になった。ところが、図7の従来
例では交流入力検出回路18を備えていないため、フォ
トカプラ15のダイオードに電流が供給できず、一次電
池31を新しい電池に交換するまでの間、直流出力電圧
V0を出力できない。加えて、電池の交換作業も必要と
する。 【0013】 【発明の効果】上記したとおり、本発明によるスイッチ
ング電源では、交流入力検出回路18を設けて動作させ
ることで、フォトカプラ駆動用二次電池19(またはE
DLC34)が自己放電等によりフォトカプラ15のダ
イオードを通電するための電圧が得られなくなった場合
でも、簡単なオン/オフ動作で直流出力電圧V0を出力
させることができる。また、直流出力電圧V0を出力し
ている間に二次電池19(またはEDLC34)が充電
され、その後はフォトカプラ駆動回路を動作させるのに
十分な電圧を維持でき、従来のような電池交換も不要に
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるスイッチング電源の回路
図である。 【図2】図1の回路におけるフォトカプラ駆動回路の電
流の流れを示す図である。 【図3】図1の回路における交流入力検出回路の電流の
流れを示す図である。 【図4】本発明の他の実施例によるスイッチング電源の
回路図である。 【図5】図4の回路におけるフォトカプラ駆動回路の電
流の流れを示す図である。 【図6】図4の回路における交流入力検出回路の電流の
流れを示す図である。 【図7】従来例によるスイッチング電源の回路図であ
る。 【符号の説明】 1 交流電源 2 全波整流回路 3 平滑コンデンサ(有極性) 4 一次巻線 5 スイッチング素子(NPNトランジスタ) 6 スイッチング制御回路 7 平滑コンデンサ(有極性) 8 ダイオード 9 補助巻線 10 二次巻線 11 コンバータトランス 12 第2のダイオード 13 平滑コンデンサ(有極性) 14 負荷抵抗 15 フォトカプラ 16 第5の抵抗 17 二次側スイッチ 18 交流入力検出回路 19 二次電池 20 第4の抵抗 21 第4のダイオード 22 第2の平滑コンデンサ(有極性) 23 第3の抵抗 24 第3のダイオード 25 PNPトランジスタ 26 第1のダイオード 27 第1の平滑コンデンサ(有極性) 28 第1の抵抗 29 第2の抵抗 30 フォトカプラ駆動回路 31 一次電池 32 第5のダイオード 33 第6の抵抗 34 電気二重層コンデンサ(EDLC)
図である。 【図2】図1の回路におけるフォトカプラ駆動回路の電
流の流れを示す図である。 【図3】図1の回路における交流入力検出回路の電流の
流れを示す図である。 【図4】本発明の他の実施例によるスイッチング電源の
回路図である。 【図5】図4の回路におけるフォトカプラ駆動回路の電
流の流れを示す図である。 【図6】図4の回路における交流入力検出回路の電流の
流れを示す図である。 【図7】従来例によるスイッチング電源の回路図であ
る。 【符号の説明】 1 交流電源 2 全波整流回路 3 平滑コンデンサ(有極性) 4 一次巻線 5 スイッチング素子(NPNトランジスタ) 6 スイッチング制御回路 7 平滑コンデンサ(有極性) 8 ダイオード 9 補助巻線 10 二次巻線 11 コンバータトランス 12 第2のダイオード 13 平滑コンデンサ(有極性) 14 負荷抵抗 15 フォトカプラ 16 第5の抵抗 17 二次側スイッチ 18 交流入力検出回路 19 二次電池 20 第4の抵抗 21 第4のダイオード 22 第2の平滑コンデンサ(有極性) 23 第3の抵抗 24 第3のダイオード 25 PNPトランジスタ 26 第1のダイオード 27 第1の平滑コンデンサ(有極性) 28 第1の抵抗 29 第2の抵抗 30 フォトカプラ駆動回路 31 一次電池 32 第5のダイオード 33 第6の抵抗 34 電気二重層コンデンサ(EDLC)
フロントページの続き
Fターム(参考) 5G003 AA01 BA01 CA11 CC02 DA06
DA13 GA10 GB04 GC06
5H030 AA03 AA04 AA06 AS11 BB06
BB21
5H730 AA13 AS01 BB43 BB57 CC01
DD02 EE72 FD01 FD11 FF19
FG01 XC01 XC20
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一次側のスイッチング制御回路および交
流入力検出回路と、二次側の整流・平滑回路、および二
次側スイッチを有するフォトカプラ駆動回路とをフォト
カプラで接続し、 該交流入力検出回路が、PNPトランジスタのコレクタ
と交流電源との間に第1の抵抗と第1の平滑コンデンサ
との並列回路と第2の抵抗とを接続し、上記並列回路と
PNPトランジスタのベースとの間に第1のダイオード
を逆方向接続し、PNPトランジスタのコレクタを上記
フォトカプラのトランジスタのエミッタに、PNPトラ
ンジスタのエミッタをフォトカプラのトランジスタのコ
レクタとスイッチング制御回路に接続して構成され、 上記のフォトカプラ駆動回路が二次側の整流・平滑回路
の第2のダイオードのカソードとフォトカプラのダイオ
ードのカソードとの間に第3のダイオードと第3の抵抗
と第2の平滑コンデンサとの直列回路を接続し、フォト
カプラのダイオードのカソードに二次電池または電気二
重層コンデンサの負極を接続し、正極に、第4の抵抗を
介して第4のダイオードのアノードと、第6の抵抗を介
して第5のダイオードのカソードとを接続し、第4のダ
イオードのカソードと第5のダイオードのアノードと
を、第3の抵抗・第2の平滑コンデンサの接続点に接続
し、該接続点と二次側スイッチの一端とを接続し、該ス
イッチの他端とフォトカプラのダイオードのアノードと
を第5の抵抗で接続して構成されたことを特徴とするス
イッチング電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001324277A JP2003134816A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | スイッチング電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001324277A JP2003134816A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | スイッチング電源 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003134816A true JP2003134816A (ja) | 2003-05-09 |
Family
ID=19141018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001324277A Pending JP2003134816A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | スイッチング電源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003134816A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006087236A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Canon Inc | スイッチング電源 |
US20080284772A1 (en) * | 2007-05-18 | 2008-11-20 | Innocom Technology (Shenzhen) Co., Ltd | Liquid crystal display with alternating current off control circuit |
CN102739060A (zh) * | 2011-03-31 | 2012-10-17 | 佳能株式会社 | 开关电源 |
CN110289661A (zh) * | 2019-07-24 | 2019-09-27 | 郑州轻工业学院 | 水下电子设备用电池的供电控制电路 |
-
2001
- 2001-10-23 JP JP2001324277A patent/JP2003134816A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006087236A (ja) * | 2004-09-16 | 2006-03-30 | Canon Inc | スイッチング電源 |
JP4522206B2 (ja) * | 2004-09-16 | 2010-08-11 | キヤノン株式会社 | スイッチング電源 |
US20080284772A1 (en) * | 2007-05-18 | 2008-11-20 | Innocom Technology (Shenzhen) Co., Ltd | Liquid crystal display with alternating current off control circuit |
US8253720B2 (en) * | 2007-05-18 | 2012-08-28 | Innocom Technology (Shenzhen) Co., Ltd. | Liquid crystal display with alternating current off control circuit |
CN102739060A (zh) * | 2011-03-31 | 2012-10-17 | 佳能株式会社 | 开关电源 |
US9093913B2 (en) | 2011-03-31 | 2015-07-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Switching power supply with detection of the AC input voltage |
CN102739060B (zh) * | 2011-03-31 | 2015-10-28 | 佳能株式会社 | 开关电源 |
CN110289661A (zh) * | 2019-07-24 | 2019-09-27 | 郑州轻工业学院 | 水下电子设备用电池的供电控制电路 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6304577B2 (ja) | 電源システム、同電源システムを備えた画像形成装置および電源システムの制御方法 | |
CN1653671A (zh) | 充电电源部件 | |
JPH07308065A (ja) | 電源装置 | |
US20120230061A1 (en) | Self-excited switching power supply circuit | |
JPH08317575A (ja) | 電気自動車用充電装置 | |
JP2003134816A (ja) | スイッチング電源 | |
JP2006280179A (ja) | 直流安定化電源装置 | |
JP2001045749A (ja) | スイッチング電源装置およびその動作方法 | |
JPH09261958A (ja) | 無停電性スイッチングレギュレータ | |
JPH0130389B2 (ja) | ||
JP2004015901A (ja) | 電力変換装置 | |
JPH08126311A (ja) | 電源装置 | |
JPS63171160A (ja) | Dc−dcコンバ−タ | |
JP4520018B2 (ja) | スイッチング電源 | |
JP3751943B2 (ja) | 変圧制御装置および電源装置 | |
JPH043598Y2 (ja) | ||
CN116742974B (zh) | 一种开关电源输入电压检测和供电的控制电路和方法 | |
JP3939587B2 (ja) | 昇圧型スイッチング電源装置 | |
JP2533115Y2 (ja) | 電源装置 | |
JPH051962Y2 (ja) | ||
JP3766624B2 (ja) | スイッチング電源 | |
US20030043608A1 (en) | Power circuit in uninterruptible power supply | |
JP2003348846A (ja) | 電源回路 | |
JP2579746Y2 (ja) | 電気ポット | |
JP2550199B2 (ja) | 情報処理装置の給電システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040713 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051024 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060306 |