JP2002299082A - 点灯装置及び誘導灯点灯装置 - Google Patents

点灯装置及び誘導灯点灯装置

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JP2002299082A
JP2002299082A JP2001093384A JP2001093384A JP2002299082A JP 2002299082 A JP2002299082 A JP 2002299082A JP 2001093384 A JP2001093384 A JP 2001093384A JP 2001093384 A JP2001093384 A JP 2001093384A JP 2002299082 A JP2002299082 A JP 2002299082A
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voltage
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battery
lighting device
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Kimihito Sato
公仁 佐藤
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インバータ回路のスイッチング素子が発振を停
止した場合に、バッテリの出力が上昇してインバータ回
路が再度発振してランプが点滅するのを防止すると共
に、交流電源が再投入されたときにランプを再点灯させ
る。 【解決手段】発振制御回路20は、停電等で第1の電圧
検出手段16の検出結果が第1の所定値以下となったこ
とを示し、かつバッテリ14の電圧低下に伴い第2の電
圧検出手段19が検出した直流電圧が第2の所定値以下
になったことを示した場合に、インバータ回路18のス
イッチング素子をオフ状態でラッチしてランプ10を消
灯し、その後、交流電源が再投入されて、前記第1の電
圧検出手段16が検出した直流電圧が第1の所定値を上
回ったことを示した場合には、前記スイッチング素子の
オフ状態のラッチを解除してランプ10を点灯させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバッテリを電源とし
て用いてランプに高周波電圧を供給する点灯装置及び誘
導灯点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、停電等のトラブルに対応してバッ
テリを電源とした誘導灯が実用化されている。このよう
な誘導灯に用いられる点灯装置では、通電時に商用交流
電源からの交流電圧を整流平滑及び降圧して低電圧の直
流電圧に変換してインバータ回路に供給してランプ(一
般に放電灯)を点灯させるとともにバッテリに供給して
充電を行い、停電時には、前記バッテリからの直流電圧
を前記インバータ回路に供給して前記ランプを点灯させ
るものが開発されている。
【0003】このような従来の点灯装置では、バッテリ
の出力が低下し、インバータ回路のスイッチング素子の
両端間の最大の電位差が所定の値以下になると、インバ
ータ回路のスイッチング素子は発振を停止したり、ラン
プ点灯維持出来なくなったりしてランプが不点灯にな
る。ランプが不点灯になると、バッテリは負荷が軽くな
ることにより、バッテリの出力が上昇し、前記電位差所
定の値を越えたり、スイッチング素子が再度発振し、ラ
ンプが再度点灯する。このような不点灯と点灯が繰り返
され、ランプがちらつく事になり、ユーザに不快な印象
を与えたり、インバータ回路やランプの寿命を低下させ
たりしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の点灯装
置では、バッテリの出力が低下しランプが不点灯となる
と、バッテリは負荷が軽くなることにより、ランプが再
度点灯し、ランプは不点灯と点灯を繰り返し、ユーザに
不快な印象を与えたり、インバータ回路やランプの寿命
を低下させたりしていた。
【0005】そこで本発明は、交流電源の停電時等にバ
ッテリに切り換わった際、バッテリ電圧の低下によるイ
ンバータ回路の再発振を防いで、ランプの点滅を防止
し、交流電源が回復(再投入)した場合にはインバータ
回路を発振してランプを点灯させることができる点灯装
置及び誘導灯点灯装置を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の点灯装置
は、交流電源からの交流電圧を整流平滑して交流電圧を
出力する整流平滑回路と、この整流平滑回路からの直流
電圧を降圧することにより低電圧の直流電圧を出力する
降圧回路と、充電が可能なバッテリと、前記降圧回路が
出力する直流電圧を前記バッテリに充電するバッテリ充
電回路と、前記降圧回路からの出力が第1の所定値を下
回ったか否かを検出する第1の電圧検出手段と、前記バ
ッテリからの出力が第2の所定値を下回ったか否かを検
出する第2の電圧検出手段と、前記第1の電圧検出手段
の検出結果が第1の所定値を上回ったことを示した場合
に、前記降圧回路からの直流電圧を選択して出力し、前
記第1の電圧検出手段の検出結果が第1の所定値以下と
なったことを示した場合に、前記バッテリからの直流電
圧を選択して出力する切り換え手段と、この切り換え手
段からの直流電圧をスイッチング素子でオン・オフ制御
して高周波電圧をランプに供給するインバータ回路と、
前記第1の電圧検出手段の検出結果が第1の所定値以下
となったことを示し、かつ前記第2の電圧検出手段が検
出した直流電圧が第2の所定値以下になったことを示し
た場合に、前記スイッチング素子をオフ状態でラッチ
し、前記スイッチング素子をオフ状態でラッチした状態
で前記第1の電圧検出手段が検出した直流電圧が第1の
所定値を上回ったことを示した場合に前記スイッチング
素子のオフ状態のラッチを解除する発振制御回路と、を
具備したことを特徴とする。
【0007】上記の説明で、前記交流電源としては、商
用交流電源が主に使用される。前記整流平滑回路として
は、ダイオードブリッジによる全波整流回路と平滑コン
デンサの組み合わせ等が用いられる。前記降圧回路とし
ては、降圧チョッパ回路等がある。前記第1及び第2の
電圧検出手段としては、抵抗を直列接続した分圧回路等
がある。前記インバータ回路としては、1石式,2石式
トランジスタインバータ、ハーフブリッジインバータ、
プッシュプルインバータ等がある。前記切り換え手段と
しては、半導体スイッチや電磁リレー等が使用できる。
前記バッテリとしては、鉛蓄電池、ニッケル−カドニウ
ム電池、ニッケル−水素電池やリチウム電池が使用でき
る。前記ランプとしては、蛍光ランプ等の放電灯が主に
使用される。
【0008】請求項1の点灯装置においては、交流電源
の通電時には、前記第1の電圧検出手段の検出結果が第
1の所定値を上回ったことを示し、交流電源からの交流
電流を、整流平滑回路、降圧回路及び切り換え手段によ
り、整流平滑及び降圧して低電圧の直流電圧に変換して
インバータ回路に供給してランプを点灯させるとともに
バッテリに供給して充電を行う。一方、停電時には、前
記第1の電圧検出手段の検出結果が第1の所定値を下回
ったことを示すと、切り換え手段が前記バッテリからの
直流電圧を選択してインバータ回路に供給してランプを
点灯させる。この停電の際に、バッテリの出力が低下
し、前記第2の電圧検出手段の検出結果が第2の所定値
以下となったことを示した場合には、前記インバータ回
路のスイッチング素子をオフ状態でラッチし、インバー
タ回路を停止させランプを消灯することにより、バッテ
リの出力が再上昇してインバータ回路が再度発振するの
を防止し、ランプが消灯した状態から交流電源が通電し
た場合、前記第1の電圧検出手段の検出電圧が第1の所
定値を上回ったことを示すと、前記スイッチング素子の
オフ状態のラッチを解除するので、降圧回路からの直流
電圧によりインバータ回路がランプを点灯させる。これ
により、停電時等に、インバータ回路のスイッチング素
子が発振を停止した場合に、バッテリの出力が上昇して
インバータ回路が再度発振してランプが点滅するのを防
止できると共に、交流電源の再投入時にはインバータ回
路を必ず発振してランプ点灯させることができる。
【0009】請求項2記載の点灯装置は、請求項1記載
の点灯装置であって、前記第1の電圧検出手段は、前記
交流電源の有無を検出する停電検出手段であることを特
徴とする。
【0010】請求項2記載の誘導灯点灯装置において
は、停電であることを検出することによって、停電時に
バッテリの出力が低下した時にバッテリ出力が再度上昇
してインバータ回路が再度発振しランプが点滅するのを
防止できる。
【0011】請求項3記載の誘導灯点灯装置は、請求項
1または2記載の点灯装置と、ランプと点灯装置とが設
けられる本体と、本体に設けられる表示部と、を具備す
ることを特徴とする。
【0012】請求項3記載の誘導灯点灯装置において
は、請求項1または2に記載の点灯装置を誘導灯点灯装
置に用いたことにより、誘導灯及び誘導灯点灯装置の寿
命を延長することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係る点灯装置の一
実施の形態を示すブロック図である。
【0014】図1において、点灯装置1は、交流電源1
1からの交流電圧を整流平滑して交流電圧を出力する整
流平滑回路12と、この整流平滑回路12からの直流電
圧を降圧することにより低電圧の直流電圧を出力する降
圧回路13と、充電及び放電が可能なバッテリ14と、
前記降圧回路13が出力する直流電圧を前記バッテリ1
4に充電するバッテリ充電回路15と、前記降圧回路1
3からの出力が第1の所定値を下回ったか否かを検出す
る第1の電圧検出手段16と、前記バッテリ14からの
出力が第2の所定値を下回ったか否かを検出する第2の
電圧検出手段19と、前記第1の電圧検出手段16の検
出結果が第1の所定値を上回ったことを示した場合に、
前記降圧回路13からの直流電圧を選択して出力し、前
記第1の電圧検出手段16の検出結果が第1の所定値以
下となったことを示した場合に、前記バッテリ14から
の直流電圧を選択して出力する切り換え手段17と、こ
の切り換え手段17からの直流電圧をスイッチング素子
でオン・オフ制御して高周波電圧を生成し、ランプ10
に供給するインバータ回路18と、前記第1の電圧検出
手段16の検出結果が第1の所定値以下となったことを
示し、かつ前記第2の電圧検出手段19が検出した直流
電圧が第2の所定値を下回ったことを示した場合に、前
記スイッチング素子をオフ状態でラッチし、前記スイッ
チング素子をオフ状態でラッチした状態で前記第1の電
圧検出手段16が検出した直流電圧が第1の所定値を上
回ったことを示した場合に前記スイッチング素子のオフ
状態のラッチを解除する発振制御回路20とを有して構
成される。発振制御回路20は例えばマイクロコンピュ
ータを内蔵して構成されている。
【0015】前記交流電源11は商用交流電源であり、
この商用交流電源11の一方の出力端子は他端は整流回
路21の一方の入力端子に接続される。商用交流電源1
1の他方の出力端子は整流回路21の他方の入力端子に
接続される。整流回路21は、出力端子間に平滑コンデ
ンサC1が接続されている。このような接続により、整
流回路21及び平滑コンデンサC1は、整流平滑回路1
2を構成している。
【0016】整流回路21の正極側及び負極側の出力端
子は、降圧回路13の正極側及び負極側の入力端子に接
続される。降圧回路13の第1の正極側の出力端子は、
バッテリ充電回路15の正極側の入力端子に接続され
る。降圧回路13の第2の正極側の出力端子は、第1の
電圧検出手段16の正極側の入力端子及び切り換え手段
17の第1の入力端子A1に接続される。降圧回路13
の負極側の出力端子は、バッテリ充電回路15、インバ
ータ回路18及び発振制御回路20の負極側の電源入力
端子に接続されるとともに、第1の電圧検出手段16の
負極側の入力端子に接続される。
【0017】バッテリ充電回路15の正極側の出力端子
は、逆流防止用のダイオードD1を介してバッテリ14
の正極側の端子に接続され、バッテリ充電回路15の負
極側の出力端子は、バッテリ14の負極側の端子に接続
される。バッテリ14の正極側の端子は、第2の電圧検
出手段19の正極側の入力端子及び切り換え手段17の
第2の入力端子A2に接続される。バッテリ14の負極
側の端子は、第2の電圧検出手段19の負極側の入力端
子に接続される。
【0018】第1の電圧検出手段16の第1の出力端子
は切り換え手段17の切り換え制御信号入力端子に接続
される。第1の電圧検出手段16の第2の出力端子は発
振制御回路20の第1の制御信号入力端子に接続され
る。第2の電圧検出手段19の出力端子は発振制御回路
20の第2の制御信号入力端子に接続される。切り換え
手段17のコモン端子Cはインバータ回路18の正極側
の入力端子に接続されるとともに、逆流防止用のダイオ
ードD2を介して発振制御回路20の正極側の電源入力
端子に接続される。この電源入力端子には発振制御回路
20の内部電源となる充電用コンデンサ(図示略)が接
続されている。発振制御回路20の制御信号出力端子は
インバータ回路18の制御信号入力端子に接続される。
発振制御回路20の出力端子対は、ランプ10の一方及
び他方の電極に接続される。
【0019】以下、点灯装置1の動作について説明す
る。交流電源11が正常な通電時には、降圧回路13か
ら正常な直流電圧が出力され、前記第1の電圧検出手段
16の検出結果が第1の所定値を上回ったことを示し、
交流電源11からの交流電流を、整流平滑回路12、降
圧回路13及び切り換え手段17により、整流平滑及び
降圧して低電圧の直流電圧に変換してインバータ回路1
8に供給してランプ10を点灯させるとともに、低電圧
の直流電圧をバッテリ充電回路15を介してバッテリ1
4に供給して充電を行う。
【0020】一方、停電時には、降圧回路13からの出
力が0Vとなり、前記第1の電圧検出手段16の検出結
果が第1の所定値以下になったことを示し、切り換え手
段17が前記バッテリ14からの直流電圧を選択してイ
ンバータ回路18に供給してランプ10を点灯させる。
この後、バッテリ14の出力が放電により低下し、前記
第2の電圧検出手段19の検出結果が第2の所定値を下
回ったことを示した場合には、発振制御回路20は、前
記インバータ回路18のスイッチング素子をオフ状態で
ラッチし、インバータ回路18を停止させランプ10を
消灯するとともに、バッテリ14の出力が上昇してスイ
ッチング素子が再度発振するのを防止する。
【0021】ランプ10が消灯した状態から交流電源1
1が回復して通電状態になった場合、前記第1の電圧検
出手段16が検出した直流電圧が第1の所定値を上回っ
たことを示すと、発振制御回路20は、前記スイッチン
グ素子のオフ状態のラッチを解除する。これにより、降
圧回路12からの直流電圧によりインバータ回路18が
ランプ10を点灯させる。
【0022】このような発明の実施の形態によれば、交
流電源11が停電状態となりバッテリ14が放電してイ
ンバータ回路18のスイッチング素子が発振を停止した
場合に、バッテリ14の出力が上昇してスイッチング素
子が再度発振するのを防止できるとともに、交流電源1
1が回復した場合にインバータ回路18のスイッチング
素子が発振を開始するので、ランプ10が不点灯と点灯
を繰り返すことがなく、ランプ10がちらつく事を防止
でき、ユーザに好印象を与え、インバータ回路18やラ
ンプ10の寿命を延長することができ、交流電源11が
回復した場合、通常の点灯動作に戻すことができる。
【0023】図2は図1の実施の形態の具体的回路例を
示すブロック図である。図1の実施の形態と同様の構成
要素には同じ符号を付して説明を省略している。
【0024】図2の実施の形態において、点灯装置1
は、商用100Vの交流電源11の出力端子に設けた電
磁リレー31の巻線部への通電の有無によって、切り換
え手段17であるリレースイッチ部の切り換えを行って
いる。
【0025】切り換え手段17であるリレースイッチ部
は、リレー31の巻線部に電流が流れた場合に前記降圧
回路13からの直流電圧を選択してコモン端子Cから出
力し、リレー31の巻線部に電流が流れなかった場合に
前記バッテリ14からの直流電圧を選択してコモン端子
Cから出力する。
【0026】リレー31の巻線部に電流が流れるか否か
は、前記第1の電圧検出手段16の検出結果が第1の所
定値を上回ったか否かと同じことになっており、リレー
31の巻線部と第1の電圧検出手段16は機能的に等価
な回路となっている。
【0027】降圧回路13は、トランス131と、この
トランス131の1次側に設けられた、スイッチング素
子を含む制御手段としてのインテリジェンスパワーデバ
イス(IPD)132と、フォトカプラPC1のフォト
トランジスタPTr1と、コンデンサC11,C12,
C13,C14と、抵抗R11,R12,R13と、ダ
イオードD11,D12と、トランス131の2次側に
設けられた、フォトカプラPC1の発光ダイオートPD
1と、コンデンサC15,C16,C17と、抵抗R1
4,R15,R16,R17と、ダイオードD13,D
14と、ツェナーダイオードZD1と、トランス131
の1次側と2次側の間に設けられたコンデンサC18と
から構成されており、整流平滑回路12からの電力によ
りIPD132及びトランス131を発振させ、トラン
ス131の2次側から低電圧の交流電圧を得て、この交
流電圧を整流平滑回路により低電圧の第1及び第2直流
電圧(例えば5V)に変換して出力する。降圧回路13
からの第1の直流電圧は抵抗R20による充電回路15
を介してバッテリ14に供給される。降圧回路13から
の第2の直流電圧は第1の電圧検出手段16に供給され
るとともに、切り換え手段17の第1の入力端子A1と
インバータ回路18の負極端子との間に印加される。バ
ッテリ14の出力は、第2の電圧検出手段19に印加さ
れるとともに、切り換え手段17の第2の入力端子A2
とインバータ回路18の負極端子との間に印加される。
【0028】第1の電圧検出手段16は、分圧抵抗R2
1,R22の直列接続により構成されており、分圧抵抗
R21,R22の接続点の電圧を検出結果として発振制
御回路20に導くようになっている。第2の電圧検出手
段19は、分圧抵抗R23,R24の直列接続により構
成されており、分圧抵抗R23,R24の接続点の電圧
を検出結果として発振制御回路20に導くようになって
いる。
【0029】インバータ回路18は、降圧回路13また
はバッテリ14からの直流電圧をスイッチング素子でオ
ン・オフ制御して高周波トランスの一次巻線に加え、該
高周波トランスの二次巻線から高周波電圧を出力し、ラ
ンプ10に供給するもので、抵抗R31,R32,R3
3,R34、定電流チョークコイルL0,高周波トラン
ス32,スイッチング素子(本実施の形態の場合NPN
トランジスタ)33,34と、スイッチング素子33,
34の発振を制御するためのトランジスタ35と、コン
デンサC31とから構成される。
【0030】発振制御回路20は、前記第1の電圧検出
手段16の検出結果が第1の所定値以下となったことを
示し、かつ前記第2の電圧検出手段19が検出した直流
電圧が第2の所定値以下になったことを示した場合に、
ハイレベルの出力を行い前記トランジスタ35をオフ状
態でラッチすることで、前記スイッチング素子33,3
4をオフ状態でラッチした状態で前記第1の電圧検出手
段16が検出した直流電圧が第1の所定値を上回ったこ
とを示した場合に出力をローレベルにして前記スイッチ
ング素子のオフ状態のラッチを解除する。
【0031】以下、インバータ回路18について詳細に
説明する。切り換え手段17のコモン端子Cは、インバ
ータ回路18のチョークコイルL0を介して高周波トラ
ンス32の第1の一次巻線L11の中点に接続されてい
る。高周波トランス32の第1の一次巻線L11には、
並列にコンデンサC31が接続されている。
【0032】高周波トランス32の第1の一次巻線L1
1の一端及び他端は、それぞれ第1及び第2のスイッチ
ング素子33,34のコレクタ・エミッタ路を介して降
圧回路12の負極側の出力端子に接続される。高周波ト
ランス32の第2の一次巻線L12の一端及び他端は、
スイッチング素子33,34のゲートに接続される。ま
た、切り換え手段17のコモン端子Cは、抵抗R31,
R32の直列接続を介して発振制御回路20の出力端子
に接続されるとともに、トランジスタ35のエミッタに
接続される。スイッチング素子33,34のベースは、
高周波トランス32の第2の一次巻線L12の一端及び
他端に接続されとともに、起動用の抵抗R33,R34
を介してトランジスタ35のコレクタに接続される。ト
ランジスタ35のベースは、抵抗R31,R32の接続
点に接続される。
【0033】高周波トランス12の二次巻線L21の一
端及び他端は、それぞれランプ10の一方の及び他方の
電極に接続される。
【0034】このような接続により、インバータ回路1
8は、切り換え手段17のコモン端子Cからの直流電圧
をスイッチング素子のスイッチング素子33,34でオ
ン・オフ制御して高周波トランス32の一次巻線L11
に加え、該高周波トランスの二次巻線L21から高周波
電圧をランプ11に供給する。
【0035】インバータ回路18は、発振制御回路20
の出力がローレベルの場合、トランジスタ35をオン
し、起動用抵抗R33,R34に起動電流が流れるよう
にして、発振動作を開始させ、発振制御回路20の出力
がハイレベルの場合、トランジスタ35をオフし、起動
用抵抗R33,R34に起動電流が流れないようにし
て、発振を停止状態にする。以下の動作は図1の実施の
形態と同様である。このような発明の実施の形態によれ
ば、図1の発明の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0036】図3は本発明の誘導灯点灯装置の一実施の
形態を示す正面図である。図3において、符号101は
誘導灯点灯装置本体、符号102は標示パネルである。
誘導灯点灯装置本体101は本実施の形態では、箱状を
なしてその下面を残して天井103に埋設され、内部に
図1または図2に示した点灯装置1を収納している。標
示パネル102は導光板とその前面に配置した標識板を
含み、上辺が照明装置本体101に吊持されている。誘
導灯点灯装置本体101内のランプ(図1のランプ1
0)は導光板の端面に導光関係をなして対面している。
ランプとしては例えば冷陰極蛍光ランプが使用されてい
る。
【0037】ランプが常用電源または非常用電源のいず
れかにて点灯すると、その発光が導光板に入射し、入射
した光は導光板内で内面全反射を繰り返して導光板全体
をほぼ一様に光らせる。導光板の前面から外部に放射さ
れた光はさらに標識板をその背面から照明する。このよ
うな誘導灯点灯装置によれば、図1及び図2に示した点
灯装置と同様の効果が得られる。
【0038】尚、図2では、スイッチング素子33,3
4としてNPNトランジスタを用いたが、これ以外のス
イッチング素子を用いてもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1,2の発明による点灯装置によ
れば、交流電源が例えば停電状態となりバッテリ電圧が
低下してインバータ回路が発振を停止した場合に、バッ
テリの出力が再び上昇してインバータ回路が再度発振し
ランプが点滅するのを防止できるとともに、交流電源が
回復した場合にインバータ回路が発振を再開しランプを
点灯することができる。ランプが不点灯と点灯を繰り返
すことがなく、ランプがちらつくことを防止でき、また
ユーザに不快な印象を与えるのを防止でき、インバータ
回路や放電灯等のランプの寿命の低下を防止できる。
【0040】請求項3の発明によれば、誘導灯及び誘導
灯点灯装置の点滅を無くし、寿命を延長することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の点灯装置の一実施の形態を示すブロッ
ク図。
【図2】図1の具体的回路例を示す回路図。
【図3】本発明の誘導灯点灯装置の一実施の形態を示す
正面図。
【符号の説明】
1 点灯装置 10 ランプ 11 交流電源 12 整流平滑回路 13 降圧回路 14 バッテリ 15 バッテリ充電回路 16 第1の電圧検出手段 17 切り換え手段 18 インバータ回路 19 第2の電圧検出手段 20 発振制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA01 BA03 BB01 CA03 CA16 CB02 EA07 EB10 GA01 GB14 GC03 3K082 AA34 AA35 AA51 AA54 BA05 BA24 BD03 BD28 BD37 BE00 BE02 CA31 EA01 EA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源からの交流電圧を整流平滑して
    交流電圧を出力する整流平滑回路と、 この整流平滑回路からの直流電圧を降圧することにより
    低電圧の直流電圧を出力する降圧回路と、 充電が可能なバッテリと、 前記降圧回路が出力する直流電圧を前記バッテリに充電
    するバッテリ充電回路と、 前記降圧回路からの出力が第1の所定値を下回ったか否
    かを検出する第1の電圧検出手段と、 前記バッテリからの出力が第2の所定値を下回ったか否
    かを検出する第2の電圧検出手段と、 前記第1の電圧検出手段の検出結果が第1の所定値を上
    回ったことを示した場合に、前記降圧回路からの直流電
    圧を選択して出力し、前記第1の電圧検出手段の検出結
    果が第1の所定値以下となったことを示した場合に、前
    記バッテリからの直流電圧を選択して出力する切り換え
    手段と、 この切り換え手段からの直流電圧をスイッチング素子で
    オン・オフ制御して高周波電圧をランプに供給するイン
    バータ回路と、 前記第1の電圧検出手段の検出結果が第1の所定値以下
    となったことを示し、かつ前記第2の電圧検出手段が検
    出した直流電圧が第2の所定値以下になったことを示し
    た場合に、前記スイッチング素子をオフ状態でラッチ
    し、前記スイッチング素子をオフ状態でラッチした状態
    で前記第1の電圧検出手段が検出した直流電圧が第1の
    所定値を上回ったことを示した場合に前記スイッチング
    素子のオフ状態のラッチを解除する発振制御回路と、 を具備したことを特徴とする点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の電圧検出手段は、前記交流電
    源の有無を検出する停電検出手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の点灯装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の点灯装置と、 ランプと点灯装置とが設けられる本体と、 本体に設けられる表示部と、 を具備することを特徴とする誘導灯点灯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007048656A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Toshiba Lighting & Technology Corp 放電灯点灯装置
JP2013535071A (ja) * 2010-05-06 2013-09-09 ネクステック パワー システムズ インコーポレイテッド 直流駆動の吊り下げ天井システム内で照明装置の自動極性保護と緊急バックアップとを行える高効率な直流安定器の配置構造

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