JP3714389B2 - 絞り加工装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、絞り加工装置に関し、さらに詳しくは、直交3軸方向に移動可能とした成形ローラによりワークに絞り加工を行う絞り加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、成形ローラをワークに当接させて相対的に公転するように回転させながら、成形ローラのワークに対する公転径を変化させ、あるいはこの公転径の変化に加えて成形ローラを公転軸方向に移動させる、すなわち、直交3軸方向に移動可能とした成形ローラにより、ワークを絞り加工することが行われている。
【0003】
このような絞り加工を行うために用いられる絞り加工装置は、一般に、ワークを固定保持するためのチャックを備えている。そして、異なる大きさのワークに絞り加工を施す場合には、従来では、そのワークの大きさに応じてチャック内に挿入する量(長さ)を調節し、あるいは、チャック内に一定量挿入されたワークに対し成形ローラの移動軌跡をワークの大きさに応じて変更するようプログラムしていた。
【0004】
一方、絞り加工が行われたワークは、その軸方向長さが変化する。そのため、絞り加工装置にカッタを設け、このカッタによってワークを所望する長さに切断することが行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、チャックに固定されたワークに成形ローラを当接して相対的に公転させさ状態で、軸線方向に移動させると共にその公転径を変化させて絞り加工を行うときにおいて、チャックの故障等によりチャックの固定力が低下している場合には、特に、軸線方向に移動させる力によってワークが移動して(ずれて)絞り加工精度が悪化したり、さらには、チャックから抜け出て脱落する可能性があるという問題があった。
【0006】
また、異なる大きさのワークに絞り加工を施す場合において、ワークの大きさに応じてチャックに位置決めしたり、成形ローラの移動軌跡のプログラムを変更することは、非常に手間がかかると共に、ワークに対する絞り加工の精度が低下する等の問題があった。
【0007】
さらに、従来の絞り加工装置では、絞り加工によって軸方向長さが変化したワークを所定の長さに切断する場合、ワークがカッタを押し当てられた状態で相対的に回転されるが、切断されたチャックに固定されていないワーク(カット品)は、切り離されて落下したときに、その相対回転によって床面等を転がって散らばるという問題があった。
【0008】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成でワークがずれることによる絞り加工精度の悪化等を防止することができ、したがって、絞り加工精度を向上させることができる絞り加工装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、簡単な構成でワークの大きさに対応して容易に精度良く位置決めすることができ、したがって、絞り加工精度を向上させることができる絞り加工装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、カッタによりワークを所定の長さに切断する場合に、簡単な構成で切断されたカット品を散らばらせることなく確実に搬出することができる絞り加工装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る絞り加工装置は、上記目的を達成するため、直交3軸方向に移動可能とした成形ローラによりワークに絞り加工を行う絞り加工装置であって、固定手段に固定保持されたワークの成形時の成形力によるずれの有無を監視し、ずれがある場合に絞り加工を停止するよう制御する制御装置を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項2に係る絞り加工装置は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明において、ワークの長さに応じてワークを可変に位置決めする位置決め手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
請求項3に係る絞り加工装置は、上記目的を達成するため、請求項1または請求項2に記載の発明において、絞り加工されたワークを切断するカッタと、ワークから切り離されたカット品を受け取って把持し払い出すカット品払出手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項1に係る絞り加工装置では、成形ローラをワークに当接させて相対的に公転させるように回転させつつ、ワークの軸線方向および径方向に成形ローラを繰り返し移動させてワークに絞り加工を行う。制御装置は、この絞り加工を行うとき、固定手段に固定保持されたワークの、成形時の成形力による不用意なずれの有無を監視して、ワークがずれている場合に絞り加工を停止するよう制御する。
【0013】
請求項2に係る絞り加工装置では、請求項1に記載の発明において、絞り加工を行うべく異なる長さのワークを固定手段に固定保持するときに、位置決め手段によってワークの長さに応じてワークを可変に位置決めする。
【0014】
請求項3に係る絞り加工装置では、請求項1または請求項2に記載の発明において、絞り加工されたワークをカッタによって所定の大きさに切断するときに、カット品払出手段がワークから切り離されたカット品を受け取って把持し搬出する。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係る絞り加工装置の実施の一形態を図1〜図9に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態においては、中空の円筒状のワークWを縮径する場合によって説明する。図において同一符号は同一部分または相当部分とする。
【0016】
本発明の加工装置は、概略、成形ローラ1をワークWに対して相対的に公転させるように回転させる公転駆動手段2と、成形ローラ1とワークWを相対的に公転軸の軸線方向および径方向に移動させる移動手段3と、ワークWを固定保持する固定手段4と、固定手段に固定保持されたワークの、成形時の成形力による不用意なずれの有無を監視してこのワークWのずれがある場合に絞り加工を停止させるよう制御する制御手段(後述する)と、ワークWの長さに応じてワークWを可変に位置決めする位置決め手段5と、絞り加工されたワークWを切断するカッタ6およびワークWから切り離されたカット品Wcを受け取って把持し搬出するカット品払出手段7とを備えている。
【0017】
なお、この実施の形態においては、ワークWの固定手段としてチャック4が採用されており、公転駆動手段2は、チャック4に固定保持されたワークWを回転駆動するものからなり、さらに、成形ローラ1がワークWに対して公転軸の軸線方向および径方向に移動するように移動手段3に支持されている。しかしながら、本発明は、この実施の形態に限定されることなく、例えば、公転駆動手段が固定されたワークWに対して成形ローラ1を公転駆動し、移動手段が成形ローラ1に対して公転軸の軸線方向および径方向にワークWを移動するように、構成することもできる。ここで、公転軸の軸線Cとは、ワークW等の回転中心軸線をいい、軸線方向とは、公転軸の軸線Cと平行の方向を意味する。また、公転軸の径方向とは、軸線方向に対してほぼ直交する方向を意味する。
【0018】
図1に示すように、基台10には、中空の回転軸11がベアリング12を介して回転可能に支持されており、また、回転速度制御可能なモータ13が上部に設けられている。回転軸11の前端(図1の左方端)面には比較的大径のプーリ14が設けられており、モータ13の駆動軸には比較的小径のプーリ15が設けられており、両プーリ14,15の間にはベルト16が巻き掛けられている。さらに、プーリ14の前方にはチャック4が設けられている。なお、両プーリ14,15の間には、必要に応じて、ベルト16に所定のテンションを加えるテンショナを設けてもよい。モータ13を回転駆動することにより、プーリ15、ベルト16、およびプーリ14を介してチャック4が、モータ13の駆動速度に対して所定の減速比で回転駆動されることとなる。すなわち、この実施の形態における公転駆動手段2は、モータ13、プーリ15、ベルト16、およびチャック4が設けられたプーリ14を備えてなる。
【0019】
この実施の形態におけるチャック4は、プーリ14の前方に取付けられ複数のテーパ爪20を有するハウジング21と、テーパ爪20をワークWの径方向に移動させるべく各テーパ爪20と対応して形成されたテーパ部を有するテーパ爪駆動部材22と、により構成されている。公転駆動手段2の回転軸11内には、軸線方向駆動軸23が、回転軸11に対して相対的に公転軸の軸線方向へ移動可能に担持されている。軸線方向駆動軸23は、中空のパイプ形状からなるもので、その前方には、ワークWを挿入し得るように、各テーパ爪20により形成される内径とほぼ同じ大きさの径に形成されたワーク挿入部23aが設けられ、ワーク挿入部23aの前端にテーパ爪駆動部材22が設けられている。後述するように、軸線方向駆動軸23の内部には、センタシャフト25が、軸線方向駆動軸23に対して相対的に公転軸の軸線方向へ移動可能に嵌挿されている。そして、これらの回転軸11、軸線方向駆動軸23、およびセンタシャフト25は、ピン26によって、それぞれ相対的に公転軸の軸線方向へ移動可能に、且つ、公転軸の軸線C回りに相対回転不能に係合されている。チャック4に固定されるワークWの公転軸の軸線Cは、回転軸11、軸線方向駆動軸23、およびセンタシャフト25の回転中心と一致している。
【0020】
さらに、公転駆動手段2の回転軸11の後端(図1の右方端)には、軸線方向駆動軸23を公転軸に対して軸線方向に移動駆動するための回転シリンダ27が設けられている。回転シリンダ27は、その作動流体のドレン管路27aおよび接続管路と軸線方向駆動軸23との公転軸回りの相対回転を許容する。図1に示した実施の形態では、回転シリンダ27によって軸線方向駆動軸23に設けられたテーパ爪駆動部材22を図の右方に前進移動させると、各テーパ爪20が径方向内側に向かって収縮するように同様に押圧され、内部に挿通されたワークWが固定保持される。また、回転シリンダ27によって軸線方向駆動軸23に設けられたテーパ爪駆動部材22を図の左方に後退移動させると、各テーパ爪20に対する径方向内側への押圧がなくなってテーパ爪20が径方向外側に復帰し、内部に挿通されたワークWの固定保持が解除(アンチャック)される。
【0021】
基台10の前方(図1の右方)には、成形ローラ1を支持してワークWに対して公転軸の軸線方向および径方向に移動させる移動手段3が配置されている。移動手段3は、この実施の形態の場合、基台10上に公転軸の軸線方向と平行に設けられたガイドレール30と、このガイドレール30に沿って移動可能に設けられた軸線方向移動テーブル31と、この軸線方向移動テーブル31上に公転軸の径方向と平行に延在するガイドレール32と、ガイドレール32に沿って移動可能に設けられた、成形ローラ1を支持する径方向移動テーブル33とを備えてなる。そして、図2および図3に示すように、径方向移動テーブル33はガイドレール32上に一対で設けられ、両径方向移動テーブル33,33にそれぞれ成形ローラ1が支持されている。
【0022】
図3に示すように、基台10には公転軸の軸線方向に延在するように配設されたボールネジ35がその軸回りに回転可能に軸支されており、軸線方向移動テーブル31の下面に設けられたブラケットのボールネジナット36がボールネジ35に螺合されている。モータ37(図1を参照)を駆動してボールネジ35を軸回りに回転駆動すると、ガイドレール30上に支持された軸線方向移動テーブル31は公転軸の軸線方向に移動する。また、図1に示すように、軸線方向移動テーブル31には公転軸の径方向に延在するように配設されたボールネジ40がその軸回りに回転可能に軸支されており、径方向移動テーブル33の下面に設けられたブラケットのボールネジナット41がそれぞれボールネジ40に螺合されている。モータ42(図2および図3を参照)を駆動してボールネジ40を軸回りに回転駆動すると、ガイドレール32上に支持された径方向移動テーブル33は、同期して互いに近接・遠退するようにして公転軸の径方向に移動する。
【0023】
各径方向移動テーブル33の上面にはブラケット45が設けられており、ブラケット45のチャック4と対向する側(図1および図2の左方)の面には、
公転軸の軸線方向と平行に延びる支持軸46が、それぞれ公転軸の軸線Cを中心とした等距離の位置に設けられている。成形ローラ1は、支持軸46にベアリング(図示を省略した)を介して、ワークWの回転に従動して回転するように、支持されている。
【0024】
さらに、一方(図3においては、向かって左側)の径方向移動テーブル33のブラケット45の成形ローラ1が設けられた面とは反対側の面には、絞り成形が完了したワークWを所定の長さに切断するカッタ6と、このカッタ6を支持してワークWに対して径方向に近接・遠退移動するように案内するガイド部材47およびこのガイド部材47を摺動可能に支持するガイド支持部材48と、ガイド部材47に接続されてカッタ6のワークWに対する径方向の近接・遠退移動を駆動するシリンダ49と、を備えている。
【0025】
また、他方(図3においては、向かって右側)の径方向移動テーブル33のブラケット45の成形ローラ1が設けられた面とは反対側の面には、絞り成形を行う前のワークWをチャック4内に押し込んで位置決めさせるワーク押えプレート50、および、カッタ6により切断されたワークWの内周に発生するバリ等を除去する等の成形を行うための、ワーク押えプレート50のチャック4と対向する側の面の同心上に回転可能に設けられた成形ローラ(以下、内径修正ローラ51という)と、ワーク押えプレート50および内径修正ローラ51を支持してワークWに対して径方向に近接・遠退移動するように案内するガイド部材52およびこのガイド部材52を摺動可能に支持するガイド支持部材53と、ガイド部材52に接続されてワーク押えプレート50および内径修正ローラ51のワークWに対する径方向の近接・遠退移動を駆動するシリンダ54と、を備えている。
【0026】
さらにまた、図1、図3、図6、および図7に示すように、軸線方向移動テーブル31の前方には、チャック4のワーク挿入部23aの前方に延びるように、ワーク挿入ガイド部材55が設けられている。この実施の形態におけるワーク挿入ガイド部材55は、ワークWを支持し得るように、ワークWの径よりも狭い間隔をおいて平行に配置された棒状部材を折り曲げてなるもので、軸線方向移動テーブル31の前方に設けられたブラケット56に取付けられている。なお、ワーク挿入ガイド部材55は、そのワークWを一旦載置する部分が、図1に示すように傾斜するように形成されていてもよく、また、図7に示すように、ワークWを一旦載置する部分を水平となるように形成し、この部分とチャック4のワーク挿入部23aの前方との間が傾斜するように形成してもよい。
【0027】
上述したセンタシャフト25の前方端には、ワーク挿入部23a内に挿入されたワークWの後端面と当接可能に形成されたワーク突き出し部材25aが設けられており、その後方端は回転シリンダ27を越えて後方(図1の左方)に延びている。センタシャフト25の後端近傍には、スリーブ60がベアリング61を介してセンタシャフト25に対して、相対回転可能に(すなわち、スリーブ60が回転することなくセンタシャフト25を回転可能に支持している状態である。)、且つ、軸線方向に相対移動不能に外嵌されている。そして、スリーブ60の前方(図1の右方)は基台10の後方に設けられたブラケット62に軸線方向に移動することができるように摺動可能に支持されており、また、スリーブ60の後方(図1の左方)は公転軸の軸線方向にセンタシャフト25を駆動するためのアクチュエータ65が接続されている。このアクチュエータ65は、直線作動する圧力流体作動シリンダなどにより構成することができるが、スリーブ60に支持されたセンタシャフト25の軸線方向の移動量(長さ)を計測する測長機構を備えている。そして、アクチュエータ65は、作動圧力流体の供給圧力を変更する等、センタシャフト25に対する軸線方向の駆動力を必要に応じて調整することが可能となっている。
【0028】
さらに、基台10の後方端にはブラケット70が設けられており、ブラケット70には、公転軸の軸線方向に異なる長さを有する複数のストッパ(図に示した実施の形態では2本)71A,71Bが、それぞれスリーブ60の後端面のほぼ中心軸線Cと一致して当接するように、移動配置機構69を介して移動可能に配設されている。図5に示したように、移動配置機構69は、スリーブ60の後端面と平行に延在するようにブラケット70に設けられたガイドレール72と、このガイドレール72に挿通支持されたストッパ71A,71Bを支持しているブロック73と、このブロック73をガイドレール72に沿って移動駆動するアクチュエータ74と、を備えてなる。
【0029】
この実施の形態の場合、ストッパ71Aはブロック73に直接螺合され、また、ストッパ71Bはブロック73上に形成された台73aに螺合されたボルトにより構成されてなるもので、各ストッパ71A,71Bを構成するボルトにはロックナットがそれぞれ螺合されている。ブロック73の表面からのストッパ71A,71Bの突出量は、ロックナットを緩めた状態でボルトを軸回りに回転させることにより、微調整することができる。図4および図5に示したように、アクチュエータ74を駆動することによって、異なる長さのストッパ71A,71Bのいずれかがスリーブ60の後端面の中心軸線と整合して当接されるように、ブロック73がガイドレール72に沿って移動する。
【0030】
一方、カット品払出手段7は、カット品Wcを受け取って把持するカット品把持手段80と、カット品Wcを設備外へ搬出するために配設されたほぼ樋状に形成されたカット品搬出シュート81と、カット品把持手段80を支持してカット品Wcを受け取り可能な位置(図6の実線で示された位置)とカット品搬出シュート81に引き渡し可能な位置(図6の鎖線で示された位置)との間で移動させる移動手段(後述する)とを備えてなる。なお、図1、図2、および図4には、カット品払出手段7が表れていないことに注意されたい。
【0031】
基台10上の一側方(平面図である図6においては、上方の位置)のチャック4に近傍する位置には、旋回アクチュエータ82を支持するためのブラケット83が設けられている。このブラケット83は、図6に示すように、旋回アクチュエータ82の駆動軸が鉛直線に対して所定の角度で傾斜するように形成されている。旋回アクチュエータ82は、その本体の上下面から駆動軸が突出した所謂両軸タイプのものが採用されている。下方に突出する側の駆動軸には、カット品跳出しアーム85の基端部が取付けられている。また、上方に突出する側の駆動軸には、カット品跳出しアーム85と同様に旋回駆動される当て金86が取付けられている。さらに、ブラケット83には、当て金86が旋回することにより当接されてその旋回角度を規制する規制ボルト87,87が螺合されている。上述したカット品把持手段80を支持して移動させる移動手段は、これらの旋回アクチュエータ82、カット品跳出しアーム85等により構成される。
【0032】
カット品跳出しアーム85の先端部には、カット品把持手段80が設けられている。カット品把持手段80は、図8に示すように、カット品跳出しアーム85に設けられたガイド90に中間部が摺動可能に案内されるカット品受取りシャフト91と、一端側に接続された連結部材92を介してカット品受取りシャフト91を伸長・退縮駆動する圧力流体作動シリンダ93とを備え、カット品受取りシャフト91の他端には円盤状のチャック部91aが形成され、ガイドのチャック部と対向する側にはチャックプレート94が設けられてなる。図に示した実施の形態では、圧力流体作動シリンダ93を退縮駆動すると、カット品受取りシャフト91がガイド90から伸長するように移動してチャック部91aがチャックプレート94に対して開き(図8の鎖線を参照)、圧力流体作動シリンダ93を伸長駆動すると、カット品受取りシャフト91がガイド90から退縮するように移動してチャック部91aがチャックプレート94に対して閉じて、カット品受取りシャフト91に支持されたカット品Wcを挟むようにして把持する(図8の実線を参照)。
【0033】
カット品搬出シュート81は、図7に示すように、カット品跳出しアーム85のカット品把持手段80に把持されたカット品Wcが引き渡される一端が上方に位置し、他端が下方に位置するように傾斜した状態でブラケット83に支持されている。そして、カット品搬出シュート81の一端には、上方がカット品Wcを確実に受け渡すことができるように開放し、下方が樋状のカット品搬出シュート81と連通するよう形成された、箱状のカット品受け部81aが設けられている。さらに、図6に示すように、カット品受け部81a内の、カット品跳出しアーム85の先端部に設けられたカット品把持手段80の旋回軌跡近傍には、カット品受取りシャフト91に支持された状態のカット品Wcが移動するときに接触してカット品受け部81aに確実に落下するように、カット品外し用ブラケット95が設けられている。
【0034】
次に、本発明の別の実施の形態を図10〜図15に基づいて説明する。なお、この実施の形態においては、上述した実施の形態と異なる部分についてのみ説明することとし、同様または相当する部分につては同じ符号を付してその説明を省略する。
【0035】
この実施の形態が上述した実施の形態と異なるのは、概略、上述した実施の形態における径方向移動テーブル33,33が一対で設けられ、両径方向移動テーブル33,33にそれぞれ成形ローラ1,1、ならびに、カッタ6またはワーク押えプレート50および内径修正ローラ51等が設けられていたのに対し、この実施の形態における径方向移動テーブル133は単一で設けられ、この径方向移動テーブル133に成形ローラ1、カッタ6とワーク押えプレート80および内径修正ローラ51とが切り替え可能に設けられている点にある。
【0036】
図10に示すように、径方向移動テーブル133上にはブラケット145が設けられており、ブラケット145のチャックと対向する側の面に成形ローラ1が設けられている。そして、その反対側の面には、ガイド部材100が設けられている。図11および図12に示すように、この実施の形態においては、支持部材101の下方にカッタ6が設けられ、上方にワーク押えプレート50および内径修正ローラ51が設けられている。そして、支持部材101は、上下方向に摺動可能に、且つ、軸線方向に移動不能に案内することができるよう、図14および図15に示すように、ガイド部材100に嵌合されている。さらに、径方向移動テーブル133上には支持部材101を昇降移動させるべくピストンロッドが連結されたシリンダ102が設けられている。そして、ブラケット145の上方には、支持部材101が上昇移動されたときに当接してその上昇移動を規制するためのボルト103が設けられている。ボルト103は、この実施の形態の場合、シリンダ102を伸長駆動して支持部材101の上面が当接したときに、支持部材101の下方に設けられたカッタ6の中心軸線がワークWの軸線Cとほぼ同じ高さとなるように調整される。さらに、この実施の形態においては、図14に示すように、ワーク押えプレート50によりワークWをワーク挿入部23aに押し込むときにその衝撃を支持部材101に直接伝達することがないように、ワーク押えプレート50をチャック4に向かって弾性的に付勢するためのばね104が介装されている。このようなばね104を、先の実施の形態に採用することができるのはもちろんのことである。
【0037】
次に、以上のように構成された絞り加工装置の制御装置(図示は省略する)による制御の内容を、主に図16および図17に基づいて、上述した第1の実施の形態の場合により説明する。なお、フローチャートで示す図16と図17とは、Aで連続している。
【0038】
ワークWを絞り加工するに際しては、最初に、手作業によりワーク挿入ガイド部材55上にワークWを載置してワーク挿入部23a内にある程度押し込んだ状態にセットし(S1)、絞り加工装置の起動スイッチ(図示は省略する)をONにする等して設備を起動する(S2)。ワーク挿入ガイド部材55とチャック4との近傍には、図示は省略するが、ワークWの存在を確認するためおよびワークWの挿入不良を確認するための光電スイッチ等からなるセンサがそれぞれ設けられており、これらのセンサによってワークWが有るか(S3)を判定し、ワークWが有る場合には、ワーク挿入が不良でないかを確認するための判定を行う(S4)。そして、ワークWの挿入が正常と判定された場合には、ワーク押え(S5)の工程を行わせる。
【0039】
ワーク押え工程(S5)では、図4に示すように、成形ローラ1がワークWに干渉しないように軸線方向移動テーブル31をチャック4から離間させた状態で、シリンダ54を伸長駆動させてワーク押えプレート51をワークWの軸線Cに近接させ、その後、モータ37の駆動によりボールネジ35を軸回りに回転駆動させて矢印で示すように軸線方向移動テーブル31を後退させる。このとき、絞り加工されるワークWの軸方向の長さに応じて選択されたストッパ71Aが、アクチュエータ74の駆動によってセンタシャフト25を支持しているスリーブ60の後端面と整合して当接するように配置されている(図4および図5を参照)。そのため、軸線方向移動テーブル31がガイドレール30に沿って軸線方向に後退移動されると、ワークWは、ストッパ71Aによりバックアップされるセンタシャフト25のワーク突き出し部材25aに端部が当接するまでワーク押えプレート50に押されることによって、ワーク挿入部25aに適切に精度よく挿入され位置決めされることとなる。続いて、回転シリンダ27を駆動して軸線方向駆動軸23に設けられたテーパ爪駆動部材22を前進駆動して、各テーパ爪20を径方向内側に向かって収縮させるように押圧し、ワークWをチャックして固定する(S6)。そして、回転シリンダ27に供給している作動流体の圧力をモニタリングすること等によって、ワークWのチャックされている端部に対するチャック圧力に異常がないかを判定する(S7)。チャック圧力が正常の場合には、軸線方向移動テーブル31を軸線方向に前進移動させると共に、シリンダ54を退縮駆動させてワーク押えプレート50をワークWの軸線Cから離間させるように戻す(S8)。
【0040】
続いて、センタシャフト25を支持するスリーブ60に接続されたアクチュエータ65を僅かに前進させる(すなわち、前方に押圧する)よう駆動した状態で(S9)、公転駆動手段2のモータ13を回転駆動させてチャック4により固定されたワークWを軸線C回りに回転させながら、軸線方向移動テーブル31および径方向移動テーブル33を繰り返し移動させて(図2の鎖線を参照)、成形ローラ1によりワークWに絞り加工を行って所定の形状に成形する(S10)。ここで、ワークWを成形する際に、成形ローラ1のワークWに対する軸線方向の移動によって、ワークWが後退するように(図1においては左方に)押圧される場合には、ワーク突き出し部材25aにワークWが当接しており、センタシャフト25を支持しているスリーブ60の後端面がストッパ71Aによってバックアップされているために、ワークWがワーク挿入部25a内で軸線方向に沿って後退するようにずれることはない。
【0041】
一方、ワークWを成形する際に、成形ローラ1のワークWに対する軸線方向の移動によって、ワークWが前進するように(図1においては右方に)引っ張られる場合には、アクチュエータ65が僅かに前方に押圧するように駆動されているため、ワークWがワーク挿入部23a内で軸線方向に沿って前進するようにずれると、これに伴ってセンタシャフト25を支持しているスリーブ60も追従して前進移動する。このスリーブ60の前進移動は、アクチュエータ65の測長機構により感知されることとなる。そこで、制御装置では、測長機構からの信号に基づいてワークWのずれが有るかを判定し、ずれがないと判定された場合には、図17に示すように、アクチュエータ65によりセンタシャフト25を前方に押圧するのを停止して後退させるよう駆動する(S12)。このとき、上述したように、センタシャフト25を支持しているスリーブ60の後端面がストッパ71Aまたは71Bのいずれかに当接することによって、センタシャフト25の後退は規制される。
【0042】
ワークWの成形ローラ1による絞り加工が完了すると、カッタ6を前進させて(S13)、カット品跳出しアーム85を受け取り側へ旋回させ(S14)、カット品受け取りシャフト91を前進させて(S15)、ワークWを所定の長さにカットする(S16)。
【0043】
ここで、カッタ6の前進工程(S13)では、図6に示すように、シリンダ49を伸長駆動させた後、カッタ6がワークWに対して切断すべき所定の位置の径方向の延長線上に位置するように軸線方向移動テーブル31を移動させた状態で、径方向移動テーブル33を移動させて、そのワークWの切断すべき所定の位置にカッタ6を押し当てる。
【0044】
また、カット品跳出しアーム85の受け取り側への旋回工程(S14)では、跳出し側(図3または図6の鎖線で示した位置Hを参照)から受取り側(図3または図6に実線で示した位置Gを参照)へ旋回アクチュエータ82を旋回駆動して、カット品把持手段80の受け取りシャフト91の先端に設けられたチャック部91aをワークWの先端開口の内径の内側に位置させる。旋回アクチュエータ82を旋回駆動した際には、当て金86がブラケット83に設けられた規制ボルト87に当接することにより、カット品跳出しアーム85は、受取り側Gの所定の位置にカット品把持手段80が配置されるように、その旋回角度を正確に規制されることとなる。
【0045】
さらに、カット品受け取りシャフト91の前進工程(S15)では、図6に破線で、また図8に鎖線で示すように、圧力流体作動シリンダ93を退縮駆動させることにより、受け取りシャフト91のチャック部91aがワークWの先端開口内のカットする位置よりも奥に入り込むように、図6においては左方へ、図8においては右方へ前進させる。この状態で、モータ13の駆動によりチャック4に把持されたワークWが回転されることにより、カッタ6が押し当てられたワークWは全周にわたって切断(ワークカット)されて切り離され、カット品Wcが生じることとなるが、そのカット品Wcはカット品把持手段80の受け取りシャフト91のチャック部91aとチャックプレート94との間に掛かることとなる。
【0046】
なお、カッタ6の前進工程(S13)と、カット品跳出しアーム85の受け取り側への旋回工程(S14)およびカット品受け取りシャフト91の前進工程(S15)とは、上述した順序に限定されることなく、カット品跳出しアーム85の受け取り側への旋回工程(S14)とカット品受け取りシャフト91の前進工程(S15)を行った後に、またはこれと同時に、カッタ6の前進工程(S13)を行うこともできる。
【0047】
カット品Wcが受け取りシャフト91のチャック部91aとチャックプレート94との間に掛かった状態で圧力流体作動シリンダ93を伸長駆動させると、図8に示すように、受け取りシャフト91が退縮するように後退して(S17)カット品Wcが受け取りシャフト91のチャック部91aとチャックプレート94との間に挟持される。続いて、旋回アクチュエータ82によりカット品跳出しアーム85を旋回駆動してカット品把持手段90を受取り側Gから跳出し側Hへ移動させると共に(S18)、シリンダ49を退縮駆動させてカッタ6を後退させる(S19)。そして、内径修正ローラ51をワークWのカットされた開口内に位置させるようにシリンダ54を伸長駆動させると共に軸線方向移動テーブル31を移動させて内径修正ローラ51を前進させ(S20)、カット品把持手段80の受け取りシャフト91を前進させてチャック部91aとチャックプレート94によるカット品Wcの挟持を解除(アンチャック)する(S21)。
【0048】
カット品Wcのアンチャック工程(S21)について、さらに詳しく説明すると、カット品跳出しアーム85の先端に設けられたカット品把持手段80が旋回駆動されるときに描く軌跡Lは、図6に示すように、カット品搬出シュート81のカット品外し用ブラケット95の近傍を通るよう設定されている。そして、カット品把持手段80の旋回軌跡L上であってカット品外し用ブラケット95よりも受取り側Gに近い位置には、カット品把持手段80が受取り側Gから跳出し側Hに旋回するときの通過を感知してその通過信号を制御装置に出力するためのセンサが設けられている(図示は省略する)。このセンサからの通過信号を受けて、制御装置では、カット品外し用ブラケット95の近傍を通過する直前に圧力流体作動シリンダ93を退縮駆動させて受け取りシャフト91のチャック部91aとチャックプレート94によるカット品の挟持を解除する。旋回アクチュエータ82の駆動軸が鉛直線に対して傾斜しているために、カット品把持手段80がカット品外し用ブラケット95の近傍を通過するときには、先端のチャック部91aが下向きとなるように受け取りシャフト91が水平に対して傾斜した状態となっている。そのため、チャック部91aとチャックプレート94による挟持を解除されたカット品Wcは、カット品外し用ブラケット95の近傍を通過する際に接触して受け取りシャフト91から抜け出て、傾斜した状態に支持されたカット品搬出シュート81の上方に設けられたカット品受け部81a内に落下し、カット品搬出シュート81の下方に向かって転がり落ちまたは滑り落ちて搬出されることとなる。受取りシャフト91は、カット品Wcが取り外された後に、後退するように圧力流体作動シリンダ93が伸長駆動されて待機状態に戻される(S22)。
【0049】
内径修正ローラ前進工程(S20)では、シリンダ54を退縮駆動させた後、移動テーブル31,33の動作により内径ローラ51が、ワークWの切断された開口の内周に接する状態となる。そして、モータ13によってワークWを回転駆動すると、内径修正ローラ51はワークWの開口内を転動して、ワークWの切断により発生したバリを取り除き、ワークWの内径が修正される(S23)。ワークWの内径修正が完了すると、軸線方向移動テーブル31を移動させると共にシリンダ54を退縮駆動させて内径修正ローラ51を後退させ(S24)、回転シリンダ27を駆動して軸線方向駆動軸23に設けられたテーパ爪駆動部材22を後退駆動して、各テーパ爪20によるワークWの固定を解除(アンチャック)し(S25)、アクチュエータ65を駆動してスリーブ60に支持されたセンタシャフト25を図1の右方に前進させる(S26)。アンチャックの状態のワークWは、センタシャフト25の先端に設けられたワーク突き出し部材25aによってチャック4からワーク挿入ガイド部材55上に押し出される。その後、スリーブ60に支持されたセンタシャフト25は、アクチュエータ65の駆動により後退復帰され(S28)ると共に、設備が停止される(S27)。
【0050】
そして、本発明の制御装置では、図16に示すように、工程S3においてワークWがチャック4内に無い、工程S4においてチャック4へのワークWの挿入が不良である、工程S7においてチャック端・チャック圧力が異常である、あるいは工程S11においてアクチュエータ65の測長機構によりワークWのチャック4内でのずれが有る、と判断されたときには、いずれの場合にも設備異常であるとして直ちに停止するよう制御する(S29)。
【0051】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、固定手段に固定保持されたワークの成形時の成形力によるずれの有無を監視し、ずれがある場合に絞り加工を停止するよう制御する制御装置を備えたことにより、簡単な構成でワークがずれることによる絞り加工精度の悪化等を防止することができ、したがって、絞り加工精度を向上させることができる絞り加工装置を提供することができる。
【0052】
請求項2の発明によれば、請求項1に記載の発明において、ワークの長さに応じてワークを可変に位置決めする位置決め手段を備えたことにより、簡単な構成でワークの長さに対応して容易に精度良く位置決めすることができ、したがって、絞り加工精度を向上させることができる絞り加工装置を提供することができる。
【0053】
請求項3の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明において、絞り加工されたワークを切断するカッタと、ワークから切り離されたカット品を受け取って把持し払い出すカット品払出手段とを備えたことにより、カッタによりワークを所定の長さに切断する場合に、簡単な構成で切断されたカット品を散らばらせることなく確実に搬出することができる絞り加工装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の絞り加工装置の実施の一形態を示す断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】ワーク押えプレートによってワークをチャックに位置決めする状態を示す説明図である。
【図5】ワークの大きさに応じて変更されるストッパとその移動配置機構を軸線方向から見た状態を示す説明図である。
【図6】絞り加工されたワークをカッタにより所定の長さに切断する様子を示す本発明の絞り加工装置の部分平面図である。
【図7】カット品払出手段を説明するために図1とは反対側を示す部分裏面図である。
【図8】カット品払出手段のカット品把持手段によりカット品が把持された状態を示す拡大図である。
【図9】所定の長さにカットされたワークの内周面を内径修正ローラによって修正する状態を示した部分平面図である。
【図10】本発明の絞り加工装置の実施の別の形態を示す断面図である。
【図11】図10の側面図である。
【図12】図11の状態からカッタをワークの側方に切り替え配置した状態を示す部分説明図である。
【図13】図10に示した別の実施の形態における、ワークの大きさに応じて変更されるストッパとその移動配置機構を軸線方向から見た状態の説明図である。
【図14】図10に示した別の実施の形態における、径方向移動テーブルに設けられた成形ローラとワーク押えプレートおよび内径修正ローラとを示す平面図である。
【図15】図10に示した別の実施の形態における、径方向移動テーブルに設けられたカッタを示す横断平面図である。
【図16】本発明の制御装置の制御内容の一部を示すフローチャートである。
【図17】図16に連続する制御内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 成形ローラ
2 公転駆動手段
3 移動手段
4 チャック(固定手段)
5 位置決め手段
6 カッタ
7 カット品払出手段
50 ワーク押えプレート
51 内径修正ローラ
65 測長機構付きアクチュエータ
69 移動配置機構
71A,71B ストッパ
W ワーク
Wc カット品
Claims (3)
- 直交3軸方向に移動可能とした成形ローラによりワークに絞り加工を行う絞り加工装置であって、
固定手段に固定保持されたワークの成形時の成形力によるずれの有無を監視し、ずれがある場合に絞り加工を停止するよう制御する制御装置を備えたことを特徴とする絞り加工装置。 - ワークの長さに応じてワークを可変に位置決めする位置決め手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の絞り加工装置。
- 絞り加工されたワークを切断するカッタと、ワークから切り離されたカット品を受け取って把持し払い出すカット品払出手段とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の絞り加工装置。
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