JP3821892B2 - レーザ加工機における棒材供給装置および棒材搬送方法並びに棒材の芯出し・位置決め装置および棒材の芯出し・位置決め方法 - Google Patents

レーザ加工機における棒材供給装置および棒材搬送方法並びに棒材の芯出し・位置決め装置および棒材の芯出し・位置決め方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、レーザ加工機における棒材供給装置および棒材搬送方法並びに棒材の芯出し・位置決め装置および棒材の芯出し・位置決め方法並びに棒材加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図13に示されているように、加工される棒材としてのパイプWを回転割出しするインデックス装置201を備えたレーザ加工機において、インデックス装置201の反対側にはチャック203によりインデックス装置201に把持されたワークWをインデックス装置201側に押すための芯押し台205が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術にあっては、パイプWの剛性がない場合や長い場合には、インデックス装置201によりパイプWを回転させることによってねじりが生じたり、または芯押し台205のフリクションによって回転が良好にできない等の問題が生じる。
【0004】
また、パイプWの径によって芯押し台205の形状が代わるため、材料原点と機械原点が一致しないことや、パイプWの加工が終わるたびにチャック203を緩めてパイプWを外し、再度チャック203を締めて新しいパイプWをセットしなければならないため、段取りに時間を要する等の問題がある。
【0005】
また、パイプWのセットは作業者の人力で行わねばならず煩雑であると共に、パイプWの径が変化すると押し当て量が変わるためどのパイプWを供給できるかの管理が面倒である。また、パイプWをインデックス装置201に押し当てているため一定送りが困難であるという問題がある。
【0006】
この発明の目的は、以上のような従来の技術に着目してなされたものであり、自動で棒材を供給および排出できると共に、段取りに手間を要することなく、長い棒材でも一定送りが可能で正確な加工を行うためのレーザ加工機における棒材供給装置および棒材搬送方法並びに棒材の芯出し・位置決め装置および棒材の芯出し・位置決め方法並びに棒材加工方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1による発明のレーザ加工機における棒材供給装置は、複数の被加工物である棒材を載置する棒材供給棚と、該棒材供給棚から棒材を1個ずつ取出す棒材取出し装置と、前記棒材供給棚から取り出した棒材をレーザ加工機へ搬入する棒材搬送機とを設け、前記棒材の一端を回転割出し自在にクランプする駆動側インデックスと、前記棒材の他端を回転自在に保持する従動側インデックスとを棒材搬入方向へ往復移動自在のユニットフレーム上に接近離反可能に設けると共に、前記駆動側インデックスと従動側インデックスとを全体として棒材搬入方向へ往復移動自在に設け、前記駆動側インデックスと従動側インデックスとを被加工物である前記棒材を介して連結して駆動モータからの回転駆動力を伝達する伝達装置を設け、前記棒材を所定角度だけ回転割出し可能に設けると共に、前記棒材の材料原点をレーザ加工機の機械原点に一致させるべく、前記レーザ加工機に前記ユニットフレームを前記レーザ加工機の機械原点に停止させる位置決めストッパを設けてなることを特徴とするものである
【0008】
従って、棒材供給棚に載置された棒材は、棒材取出し装置により1個ずつ棒材搬送機に供給され、棒材搬送機によってレーザ加工機本体に隣接して設けらたインデックス装置に搬入され、搬入され棒材はインデックス装置における駆動側インデックスにより一端を回転自在にクランプされ、他端を従動側インデックスにより回転自在にクランプされる。この駆動側インデックスおよび従動側インデックスはユニットフレーム上に棒材搬入方向へ往復動自在に設けてあり、このユニットフレームを前記レーザ加工機の機械原点に移動位置決めして前記棒材の材料原点を機械原点に一致させ、そして、前記棒材を介して連結された前記駆動側インデックスと従動側インデックスとを伝達装置を介して駆動モータにより回転割出しが行われる
【0009】
請求項2による発明のレーザ加工機における棒材供給装置は、請求項1に記載のレーザ加工機における棒材供給装置において、前記駆動側インデックスにおいて棒材をクランプするチャックの内面に、前記棒材を搬入する複数のローラと、棒材搬入時には前記複数のローラの一部または全部を回転駆動すると共に非搬入時には前記複数のローラの回転を固定自在な駆動装置とを備えてなることを特徴とするものである
【0010】
従って、チャックによりクランプされた棒材は、チャックの内面に設けられている複数のローラの一部または全部を回転駆動することにより所望の量だけ搬送される。また、非搬送時には前記ローラは固定されて回転しないので棒材は固定される
【0011】
請求項3による発明のレーザ加工機における棒材搬送方法は、棒材の一端を回転割出し自在にクランプする駆動側インデックスと、前記棒材の他端を回転自在に保持する従動側インデックスとを備えたインデックス装置において、前記駆動側インデックスの内面に設けられた駆動ローラおよび従動ローラにより棒材を搬送可能に支持し、該棒材搬送時には前記駆動ローラを駆動して所望量だけ前記棒材を搬送し、前記棒材の非搬送時には前記駆動ローラの回転を停止して前記棒材の搬送を防止することを特徴とするものである。
【0012】
従って、駆動ローラおよひ徒動ローラはチャックの内面に突出する状態で設けられており、クランプ状態であっても駆動ローラを回転駆動することにより、所望の量だけ棒材を搬送することができる。また、非搬送時にあっては駆動ローラは停止しているので棒材は固定される
【0013】
請求項4による発明のレーザ加工機における棒材の芯出し・位置決め装置は、先端搬送中心を示すべく円錐形状を呈すると共に円錐形状の側面に沿って溝を有する芯出しブロックと、この芯出しブロックを棒材の搬送方向に沿って往復移動自在に支持する芯出しブロック駆動装置と、材料原点を示すと共に先端が前記芯出しブロックの溝に係合する位置決めブロックと、少なくとも位置決め時には常時前記材料原点位置において前記芯出しブロックの溝に前記位置決めブロックを棒材搬送方向の直交方向へ押付ける位置決めブロック駆動装置とを備えてなることを特徴とするものである。
【0014】
従って、例えば棒材であるパイプを、位置決めブロック駆動装置により前記芯出しブロックの側面に設けられている溝に押込んだ状態で材料原点を示す位置決めブロックに突当てて原点に位置決めし、この状態で円錐形状の芯出しブロックの先端をパイプの一端の内部に押込んでパイプの芯出しおよび、原点セットを同時に行う。なお、円錐形状の芯出しブロックをパイプに押込んだ時に位置決めブロックが後退するが、この位置決めブロックは位置決め時には常に芯出しブロックに押付けられているので芯出しブロックから離れることはない。すなわち、被加工材である棒材の位置決めの際の微調整によって芯出しブロックが前進移動または後退移動しても、位置決めブロックの位置は変わらず、材料原点と機械原点を一致させることができる
【0015】
請求項5による発明のレーザ加工機における棒材の芯出し・位置決め方法は、搬入されてきた棒材の一端を材料原点位置において搬入方向に直交する方向へ移動可能な位置決めブロックに当接させ、搬送中心を示す円錐形状の芯出しブロックを前記棒材の一端の内側に押付け、前記芯出しブロックの移動にともなって芯出しブロックから離脱しない状態で前記位置決めブロックを後退させることを特徴とするものである。
【0016】
従って、材料原点を示す位置決めブロックに例えば棒材で、あるパイプの一端を当接させて材料原点にセットし、中心である先端がパイプの中心を合せるべき位置を示している円錐形状の芯出しブロックをパイプの一端の内部に押込んで同時にパイプの芯出しを行う。なお、円錐形状の芯出しブロックをパイプに押込んだ時に位置決めブロックが後退するが、この位置決めブロックは芯出しブロックから離れることはない。すなわち、被加工材である棒材の位置決めの際の微調整によって芯出しブロックが前進移動または後退移動しても、位置決めブロックの位置は変わらず、材料原点と機械原点を一致させることができる
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のレーザ加工機における棒材供給装置の実施の形態について図面に基づいて説明する。
【0024】
図1および図2には、この発明に係る棒材供給装置としての例えばパイプ供給装置1およびこのパイプ供給装置1を適用したレーザ加工機3が示されている。このレーザ加工機3は、制御装置としてのNC装置5の制御により駆動される図示省略のX軸駆動手段によりX軸方向に移動位置決め自在のX軸キャレッジ7を備えている。また、このX軸キャレッジ7には、NC装置5の制御により駆動される図示省略のY軸駆動手段によりY軸方向に移動位置決め自在のY軸キャレッジ9が設けられている。
【0025】
このY軸キャレッジ9の下部には、Z軸方向へ昇降自在のレーザ加工ヘッド11が設けられており、このレーザ加工ヘッド11の下端部にはレーザビームを発する図示省略のノズルが取付けられている。
【0026】
また、レーザ加工機3の上部には、レーザビームを発するレーザ発振器13およびこのレーザ発振器13のためのレーザ電源15が備えられている。前記レーザ発振器13により発せられたレーザビームは、図示省略の光学系によりノズルに導かれて、レーザ加工を行うようになっている。
【0027】
前記レーザ加工機3の図1中手前側には、被加工材である棒材としての例えばパイプWを把持して所定量だけ回転割り出しして加工を行うためのインデックス装置17が配置されており、パイプWの位置を検出するためのパイプ位置検出センサ19が設けられている。前記インデックス装置17の図1中右側には、インデックス装置17にパイプWを供給する前述のパイプ供給装置1が設けられている。
【0028】
図3を併せて参照するに、このパイプ供給装置1では、パイプWを多数載置して置く棒材供給棚としての例えばパイプ供給棚21が傾斜して設けられており、通常時においては棒材取出し装置としてのパイプストッパ23によりパイプWが落下するのを防止している。前記パイプ供給棚21の傾斜面の下側には、パイプWをレーザ加工機3に供給するための棒材搬送材としてのパイプ搬送機25が設けられている。
【0029】
図4を参照するに、前記パイプ搬送機25は、搬送方向(図1中左右方向)へ延びる上方が開口した断面コ字状のパイプ搬送路27と、このパイプ搬送路27に沿って搬送方向へ移動自在のパイプ押出しブロック29を有している。このパイプ押出しブロック29は、パイプ搬送路27の図1中右端部に設けられている駆動スプロケット31と、パイプ搬送路27の左端部に設けられている従動スプロケット33に回転走行自在に巻回されているチェーン35に固定されており、駆動モータとしてのサーボモータ37により前記駆動スプロケット31を回転駆動することにより搬送方向へ移動自在となっている。
【0030】
図5を併せて参照するに、前記インデックス装置17では、レーザ加工機3のベース39に設けられているユニットフレーム41の内部において、図5中右側に駆動側インデックス43を、また左側に従動側インデックス45を有している。この駆動側インデックス43および従動側インデックス45は下側にリニアガイド47を有しており、ユニットフレーム41の底面上に設けられているガイドレール49に沿って移動自在に支持されている。なお、駆動側インデックス43および従動側インデックス45では、ケーブルべア51により電線等が作業の邪魔にならないようになっている。
【0031】
前記ユニットフレーム41には、図5中左右方向へ貫通する伝達装置としてのボールスプライン53が回転自在に設けられており、防塵ジャバラ55により覆われている。このボールスプライン53はカップリング57、ギヤ59等を介して駆動モータとしてのサーボモータ61に連結されている。前記駆動側インデックス43および従動側インデックス45は、各々前記ボールスプライン53に螺合するスプラインナット63(図6参照)が設けられている。
【0032】
従って、駆動側インデックス43および従動側インデックス45のスプラインナット63は同期して回転駆動される。
【0033】
また、ユニットフレーム41には、パイプWを材料原点に位置決めするための突当て65が設けられている。この突当て65は、突当用シリンダ67により上方へ突出自在に設けられている。また、サーボモータ35で回転走行されるチェーン25により搬送されたインデックス装置17を機械原点に停止させる位置決めストッパ69がレーザ加工機3に設けられている。
【0034】
従って、インデックス装置17を位置決めストッパ69に当接するまで搬送し、インデックス装置17に供給されたパイプWを突当て65に突当ることにより、材料原点と機械原点が一致するようにパイプWをセットすることができるので、作業効率の改善を図ることができる。なお、パイプWの位置決めを行わない場合には突当用シリンダ67により突当て65を下降させて作業の邪魔にならないようにする。
【0035】
図6を参照して、駆動側インデックス43の説明をする。なお、従動側インデックス45の構造も駆動側インデックス43と同様なので、重複した説明は省略する。
【0036】
駆動側インデックス43は全体略矩形状のフレーム71を有しており、このフレーム71の下側には前記リニアガイド47が設けられていて前述のユニットフレーム41に設けられているガイドレール49の上で移動自在に支持されている。前記フレーム71の前面には前述のスプラインナット63が回転自在に設けられており、前記ボールスプライン53の回転に伴って回転する。
【0037】
従って、ボールスプライン53の回転によりスプラインナット63に取付けられている駆動プーリ73が回転するので、タイミングベルト75を介して2個の駆動歯車77が回転駆動される。なお、前記タイミングベルト75は、テンションプーリ79により常に所定の張力で巻回されるようになっている。また、前記フレーム71の前面には5個の支持ローラ81が左右対称且つ略等間隔で回転自在に設けられている。
【0038】
前記フレーム71の上部前面には、一部に開口部83を有するリング状のパイプ固定部材85が前記5個の支持ローラ81により回転自在に支持されている。このパイプ固定部材85の外周には歯車87が設けられており、前記2個の駆動歯車77に噛合している。また、このパイプ固定部材85の前面にはパイプWをクランプするチャック89が設けられている。
【0039】
従って、NC装置5の制御によりサーボモータ61を駆動してボールスプライン53を回転させ、駆動プーリ73、タイミングベルト75を介して駆動歯車77を回転させることによりパイプ固定部材85を回転させることができるので、このパイプ固定部材85を回転割出しすることにより、このパイプ固定部材85に固定されているパイプWを所望の位置に回転させることができる。
【0040】
次に、図7に基づいて駆動側インデックス43の前記パイプ固定部材85前面に設けられているチャック89について説明する。
【0041】
前述の駆動側インデックス43のフレーム71における開口部83と同様の開口部91を有する全体C字状のチャック89は、供給されたパイプWを通すための内部空間93を中央部に有する。この内部空間93に面して、被加工物であるパイプWをクランプするためのクランパ95が設けられており、このクランパ95を駆動するクランプ用シリンダ97が設けられている。
【0042】
従って、駆動側インデックス43に供給された被加工物であるパイプWは、クランプ用シリンダ97の駆動でクランパ95によりチャック89にクランプされるので、駆動側インデックス43の回転によりパイプWを所望の位置に回転割出ししてレーザ加工が行われる。
【0043】
前記内部空間93に面して、図7中左側のクランパ95には駆動ローラ99が、また、下面および右側のクランパ95には従動ローラ101が回転自在に設けられている。一方、前記チャック89の下方には上下シリンダ103が設けられており、このピストンロッド105にはベースプレート107が取付けられている。このベースプレート107には前記駆動ローラ99を駆動するためのサーボモータ109が取付けられており、前記上下シリンダ103の駆動により上下動する。このサーボモータ109の回転軸111にはトルク伝達ユニット113を介して回転シャフト115が設けられており、前記駆動ローラ99に接触して駆動ローラ99を回転駆動する。
【0044】
前記トルク伝達ユニット113は、前記サーボモータ109の回転軸111に装着されている凸車117と、前記回転シャフト115の下端に装着されている凹車119を有しており、前記上下シリンダ103によりサーボモータ109を上昇させた時に凸車117が凹車119に係合して摩擦力により回転力を伝達する。従って、上下シリンダ103によりサーボモータ109を下降させた状態では、サーボモータ109の回転力は駆動ローラ99に伝達されない。
【0045】
図8に基づいて、供給されたパイプWのクランプおよび定量送り動作について説明する。
【0046】
駆動側インデックス43を原点復帰させて図7に示される状態にする(ステップS1)。この状態では、回転シャフト115がサーボモータ109の回転軸111の同軸上方に位置する(ステップS2)。クランプ用シリンダ97によりクランパ95を開状態として(ステップS3)、パイプWをセットし(ステップS4)、クランプ用シリンダ97を駆動してクランパ95を閉状態にしてクランプする(ステップS5)。
【0047】
次いで、上下シリンダ103にエアを供給してサーボモータ109を上昇させ(ステップS6)、凸車117を凹車119に係合させてトルク伝達ユニット113を接続する(ステップS7)。サーボモータ109を回転させて(ステップS8)、回転シャフト115を回転駆動し、駆動ローラ99を回転駆動する。この駆動ローラ99の回転によりパイプWが送られるのでパイプWを支持している従動ローラ101も回転する(ステップS9)。以上のようにして定量送りが完了したらサーボモータ109を停止させ(ステップS10)、上下シリンダ103を下降させることにより(ステップS11)トルク伝達ユニット113を断つ(ステップS12)。このとき、回転シャフトは図示しないカム等のブレーキ機構により回転防止されており、駆動ローラ99が回ってクランプされているパイプWが移動することはないので、駆動側インデックス43の回転割出しにより所望の位置にレーザ加工を行う(ステップS13)。
【0048】
以上のように、チャック89に駆動ローラ99を設けてあるので、所望の量だけパイプWを送ることができる。また、トルク伝達ユニット113を断つことにより、パイプWを移動しないようにクランプすることができる。
【0049】
図9および図10を参照するに、芯出し・位置決め装置121が示されている。この芯出し・位置決め装置121では、パイプWの芯出しを行うべくパイプWの端部を押す円錐形状の芯出しブロック123がシャフト125の先端にベアリング軸受127を介して回転自在に設けられている。前記シャフト125の他端部には芯出しブロック押し引き用シリンダ129が設けられている。
【0050】
前記芯出しブロック123の側面には傾斜に沿って溝131が設けられており、この溝131に沿ってパイプWに直交する方向(図9中左右方向)へ移動可能な位置決めブロック133が設けられている。この位置決めブロック133は、鞘部材135の内面にはブッシュ137が設けられており、このブッシュ137に沿って摺動自在に設けられている丸シャフト139の先端に取付けられている。この位置決めブロック133の先端は前記芯出しブロック123の溝131の傾斜に合せて傾斜しており、後端部は前記丸シャフト139を介してバネ141により芯出しブロック123に押付けられている。前記バネ141はさらに位置決めブロック押し引き用シリンダ143のピストンロッド145に接続されている。
【0051】
従って、位置決め時には位置決めブロック押し引き用シリンダ143をオフとして状態でバネ141の反発力により常時位置決めブロック133を芯出しブロック123に押付けている。このため、芯出しブロック123が押出された際に、位置決めブロック133は芯出しブロック123の傾斜によって押し戻されるが、バネ141の反発力により位置決めブロック133の先端が芯出しブロック123から離れないようになっている。これにより、芯出しブロック123の移動にかかわらず、材料原点を示す位置決めブロック133の位置は変化しないので、常に材料原点を機械原点と一致させることができる。同時に、パイプWの芯出しも行うことができる。
【0052】
図11を参照して、前述のような芯出し・位置決め装置121による芯出し動作について説明する。
【0053】
まず、位置決めブロック押し引き用シリンダ143をオフとし(ステップS14)、バネ141の力により位置決めブロック133を押出す(ステップS15)。位置決めブロック133はブッシュ137にガイドされて前進し(ステップS16)、パイプWを位置決めブロック133に押し当てて仮セットの状態とする(ステップS17)。
【0054】
続いて、芯出しブロック押し引き用シリンダ129をオンとし(ステップS18)、シャフト125を介して芯出しブロック123を前進させる(ステップS19)。これにより、芯出しブロック123の先端がパイプWの内部に進入すると共に、位置決めブロック133は押し戻されるが、バネ141の力により芯出しブロック123の溝131に押付けられるので芯出しブロック123から離脱しない(ステップS20)。
【0055】
このようにしてパイプWの芯出しが行われ、同時に材料原点にセットが完了したら(ステップS21)、位置決めブロック押し引き用シリンダ143をオンとして(ステップS22)、位置決めブロック133を後退させ(ステップS23)、芯出しブロック押し引き用シリンダ129をオフとして(ステップS24)、芯出しブロック123を後退させ(ステップS25)、レーザ加工を行う(ステップS26)。
【0056】
次に、図12に基づいて、以上説明してきたパイプ供給装置1によるパイプWの供給動作について説明する。
【0057】
まず、パイプWをパイプ供給棚21にセットし(ステップS27)、パイプストッパ23を作動させることによりパイプWを1個ずつパイプ搬送機25へ供給して(ステップS28)、パイプ搬送機25にパイプWのセットを完了する(ステップS29)。次いで、サーボモータ37を回転駆動して(ステップS30)、パイプ押出しブロック29を移動させることによりパイプWをインデックス装置17に供給する(ステップS31)。パイプ位置検出センサ19により検出されたパイプ位置信号をサーボモータ37にフィードバックし(ステップS32)、フィードバックされた位置信号に基づいて所定の送り量だけサーボモータ37を回転させて(ステップS33)、インデックス装置17のチャック89でパイプWをクランプする(ステップS34)。
【0058】
インデックス装置17によりパイプWを所望の位置に回転割出しして例えば穴加工などのレーザ加工を行い(ステップS35)、加工が終了したらインデックス装置17を45度の位置まで回転させて(ステップS36)、チャック89をアンクランプして(ステップS37)、チャック89の開口部91からパイプWを落下させて排出する(ステップS38)。
【0059】
以上の結果から、パイプWを自動でレーザ加工機3に供給できると共に、パイプWの芯出しにより確実にパイプWの芯を把持することができるので、正確な加工を行うことができる。
【0060】
なお、この発明は前述の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形態では棒材としてパイプを例にとって説明したが、ムクの棒材であっても構わない。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、棒材供給棚に載置された棒材は、棒材取出し装置により1個ずつ棒材搬送機に供給され、棒材搬送機によってレーザ加工機本体に隣接して設けらたインデックス装置に搬入される。搬入され棒材はインデックス装置における駆動側インデックスにより一端を回転自在にクランプされ、他端を従動側インデックスにより回転自在にクランプされる。この駆動側インデックスおよび従動側インデックスはユニットフレーム上に棒材搬入方向へ往復動自在に設けてあり、このユニットフレームを前記レーザ加工機の機械原点に移動位置決めして前記棒材の材料原点を機械原点に一致させた後、前記棒材を介して連結された前記駆動側インデックスと従動側インデックスとを伝達装置を介して駆動モータにより同期して回転割出しが行われるので、自動で棒材の搬入および正確なセットができると共に段取りに手間を要することがない
【0062】
請求項2の発明によれば、チャックによりクランプされた棒材は、チャックの内面に設けられている複数のローラの一部または全部を回転駆動することにより所望の量だけ搬送されるので、長い棒材でも一定送りが可能である。また、非搬送時には前記ローラは固定されて回転しないので、棒材を固定するので、正確な加工ができる
【0063】
請求項3の発明によれば、駆動ローラおよび従動ローラはチャックの内面に突出する状態で設けられており、クランプ状態であっても駆動ローラを回転駆動することにより、所望の量だけ棒材を搬送することができるので、長い棒材でも一定送りが可能である。また、非搬送時には前記ローラは固定されて回転しないので、棒材を固定するので正確な加工ができる
【0064】
請求項4の発明によれば、例えば棒材であるパイプを、位置決めブロック駆動装置により前記芯出しブロックの側面に設けられている溝に押込んだ状態で材料原点を示す位置決めブロックに突当て、この状態で円錐形状の芯出しブロックの先端をパイプの一端の内部に押込むので、パイプの芯出しおよび、原点セットを同時に行うことができる。これにより、作業効率の改善を図ることができる。なお、円錐形状の芯出しブロックをパイプに押込んだ時に位置決めブロックが後退するが、この位置決めブロックは位置決め時には常に芯出しブロックに押付けられているので芯出しブロックから離れることはない
【0065】
請求項5の発明によれば、材料原点を示す位置決めブロックに例えば棒材であるパイプの一端を当接させて材料原点にセットし、中心である先端がパイプの中心を合せるべき位置を示している円錐形状の芯出しブロックをパイプの一端の内部に押込んで、芯出しするので、原点位置決めと芯出しを同時に行うことができる。これにより、作業効率の改善を図ることができる。なお、円錐形状の芯出しブロックをパイプに押込んだ時に位置決めブロックが後退するが、この位置決めブロックは芯出しブロックから離れることはない。すなわち、被加工材である棒材の位置決めの際の微調整によって芯出しブロックが前進移動または後退移動しても、位置決めブロックの位置は変わらず、材料原点と機械原点を一致させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るレーザ加工機におけるパイプ供給装置を示す正面図である。
【図2】図1中II方向から見た平面図である。
【図3】図1中III −III 線に沿った断面図である。
【図4】パイプ搬送機を示す構成図である。
【図5】インデックス装置を示す正面図である。
【図6】図5中VI方向から見た駆動側インデックスの正面図である。
【図7】エアチャック部のパイプ供給装置の正面図である。
【図8】図7のパイプ供給装置による供給動作を示すフローチャートである。
【図9】芯出し・位置決め装置を示す構成図である。
【図10】図9中X方向から見た平面図である。
【図11】芯出し・位置決め動作を示すフローチャートである。
【図12】パイプ加工動作を示すフローチャートである。
【図13】従来のインデックス装置を示す正面図である。
【符号の説明】
1 パイプ供給装置(棒材供給装置)
3 レーザ加工機
17 インデックス装置
21 パイプ供給棚(棒材供給棚)
23 パイプストッパ(棒材取出し装置)
25 パイプ搬送機 (棒材搬送材)
41 ユニットフレーム
43 駆動側インデックス
45 従動側インデックス
53 ボールスプライン
61 サーボモータ(駆動モータ)
69 位置決めストッパ
89 チャック
99 駆動ローラ
101 従動ローラ
115 回転シャフト(駆動装置)
121 芯出し・位置決め装置
123 芯出しブロック
129 芯出しブロック押し引き用シリンダ(芯出しブロック駆動装置)
133 位置決めブロック
143 位置決めブロック押し引き用シリンダ(位置決めブロック駆動装置)
W パイプ

Claims (5)

  1. 複数の被加工物である棒材を載置する棒材供給棚と、該棒材供給棚から棒材を1個ずつ取出す棒材取出し装置と、前記棒材供給棚から取り出した棒材をレーザ加工機へ搬入する棒材搬送機とを設け、前記棒材の一端を回転割出し自在にクランプする駆動側インデックスと、前記棒材の他端を回転自在に保持する従動側インデックスとを棒材搬入方向へ往復移動自在のユニットフレーム上に接近離反可能に設けると共に、前記駆動側インデックスと従動側インデックスとを全体として棒材搬入方向へ往復移動自在に設け、前記駆動側インデックスと従動側インデックスとを被加工物である前記棒材を介して連結して駆動モータからの回転駆動力を伝達する伝達装置を設け、前記棒材を所定角度だけ回転割出し可能に設けると共に、前記棒材の材料原点をレーザ加工機の機械原点に一致させるべく、前記レーザ加工機に前記ユニットフレームを前記レーザ加工機の機械原点に停止させる位置決めストッパを設けてなることを特徴とするレーザ加工機における棒材供給装置。
  2. 請求項1に記載のレーザ加工機における棒材供給装置おいて、前記駆動側インデックスにおいて棒材をクランプするチャックの内面に、前記棒材を搬入する複数のローラと、棒材搬入時には前記複数のローラの一部または全部を回転駆動すると共に非搬入時には前記複数のローラの回転を固定自在な駆動装置とを備えてなることを特徴とするレーザ加工機における棒材供給装置。
  3. 棒材の一端を回転割出し自在にクランプする駆動側インデックスと、前記棒材の他端を回転自在に保持する従動側インデックスとを備えたインデックス装置において、前記駆動側インデックスの内面に設けられた駆動ローラおよび従動ローラにより棒材を搬送可能に支持し、該棒材搬送時には前記駆動ローラを駆動して所望量だけ前記棒材を搬送し、前記棒材の非搬送時には前記駆動ローラの回転を停止して前記棒材の搬送を防止することを特徴とするレーザ加工機における棒材搬送方法。
  4. 先端搬送中心を示すべく円錐形状を呈すると共に円錐形状の側面に沿って溝を有する芯出しブロックと、この芯出しブロックを棒材の搬送方向に沿って往復移動自在に支持する芯出しブロック駆動装置と、材料原点を示すと共に先端が前記芯出しブロックの溝に係合する位置決めブロックと、少なくとも位置決め時には常時前記材料原点位置において前記芯出しブロックの溝に前記位置決めブロックを棒材搬送方向の直交方向へ押付ける位置決めブロック駆動装置とを備えてなることを特徴とするレーザ加工機における棒材の芯出し・位置決め装置。
  5. 搬入されてきた棒材の一端を材料原点位置において搬入方向に直交する方向へ移動可能な位置決めブロックに当接させ、搬送中心を示す円錐形状の芯出しブロックを前記棒材の一端の内側に押付け、前記芯出しブロックの移動にともなって芯出しブロックから離脱しない状態で前記位置決めブロックを後退させることを特徴とするレーザ加工機における棒材の芯出し・位置決め方法。
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