JP3714176B2 - トランス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子機器等に用いるトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、本発明の従来のトランスについて図面を参照しながら説明する。
【0003】
図7は従来のトランスの斜視図である。
【0004】
図7において、従来のトランスは、巻軸部の内部に貫通孔を有した2つの偏平状のコイルボビン21と、このコイルボビン21の巻軸部の外周に巻回した巻線22と、コイルボビン21の貫通孔に挿入するとともに、2つの分割磁芯を組み合せて形成した閉磁路磁芯23と、2つのコイルボビン21の端部に植設するとともに、巻線22と接続した端子24とを備えている。
【0005】
また、分割磁芯は中脚と2つの外脚とを連接脚で連接したE字形状にするとともに、2つの分割磁芯の中脚および外脚を互いに対向させて閉磁路磁芯23を形成しており、一方のコイルボビン21の貫通孔に2つの分割磁芯の一方の外脚を挿入するとともに、他方のコイルボビン21の貫通孔に2つの分割磁芯の他方の外脚を挿入している。
【0006】
さらに、一方のコイルボビン21の材質と他方のコイルボビン21の材質を一般的に耐電圧特性が良いとされる熱可塑性樹脂にしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の構成では、一方のコイルボビン21と他方のコイルボビン21の材質を一般的に耐電圧特性の良いとされる熱可塑性樹脂としていたので、端子24と巻線22とを接続する際に、半田ディップ等を用いて半田接続すると、耐熱性が低いことに起因して、コイルボビン21が溶融したり、溶融しないまでも、コイルボビン21が柔らかくなっているので、端子24に係る巻線22のテンションによって、端子24が動いたりするという問題点を有していた。
【0008】
本発明は上記問題点を解決するもので、半田ディップ等を用いて半田接続しても、コイルボビンが溶融したり、端子が動いたりすることを防止したトランスを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有する。
【0010】
本発明の請求項1記載の発明は、特に、前記1次巻線を巻回した前記コイルボビンを熱硬化性樹脂で形成し、前記二次巻線を巻回した前記コイルボビンを熱可塑性樹脂で形成し、1次巻線が二次巻線よりも太い構成である。
【0011】
上記構成により、1次巻線用の巻線(2次巻線用の巻線よりも太い線径)を巻回する一方のコイルボビンの材質を熱硬化性樹脂にしているので、端子と巻線とを接続する際に、半田ディップ等を用いて半田接続しても、コイルボビンが溶融しにくく、端子に係る巻線のテンションにより、端子が動くことも抑制でき、コイルボビンおよび端子の信頼性を向上することができる。
【0012】
特に、1次巻線用の巻線には、2次巻線用の巻線よりも太い線径を用いるので、端子に係る巻線のテンションも大きいが、上記構成により端子の動きを的確に抑制できる。
【0013】
さらに、他方のコイルボビンの材質を熱可塑性樹脂にしているので、高電圧を出力しても、耐電圧特性が良く絶縁破壊を抑制でき、特に、1次巻線用の巻線よりも2次巻線用の巻線の線径は細いので、成型の際に発生しやすいコイルボビンのバリ等によって、2次巻線用の巻線は切断されやすいが、熱可塑性樹脂をコイルボビンに用いることにより、コイルボビンのバリ等の発生を抑制し、2次巻線の切断の発生を防止して、信頼性を向上することができる。
【0014】
本発明の請求項2記載の発明は、1次巻線には巻き始め部および巻き終わり部および中間タップ部を形成し、前記1次巻線の巻き始め部を接続した巻き始め端子と、巻き終わり部を接続した巻き終わり端子との間に、前記1次巻線の前記中間タップ部を接続したタップ端子が位置するようにし、かつ、前記1次巻線の前記巻き始め部および前記巻き終わり部は巻軸に対して外巻きになるようにした構成である。
【0015】
上記構成により、巻線の巻き始め部、巻き終わり部、中間タップ部とのクロス部分を無くすることができ、端子と巻線との半田ディップ等における半田接続の際に、クロス部分を半田接続して生じる短絡を防止でき信頼性を向上することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を用いて、全請求項に記載の発明について図面を参照しながら説明する。
【0017】
図1は本発明の一実施の形態におけるトランスの分解斜視図、図2は同トランスの斜視図、図3は同トランスを用いた自励発振式回路を示す回路図、図4は同トランスの下面斜視図、図5は同トランスの端子部分の平面断面図、図6は同トランスの端子部分の下面図である。
【0018】
図1〜図6において、本発明の一実施の形態におけるトランスは、図3に示すような自励発振式回路において、液晶バックライト用のインバータトランス1として用い、バックライト2を点灯駆動させるために必要な電圧を発生している。液晶のバックライト2用のインバータトランス1として機能させるために、1次側の入力電圧を5V程度、2次側の出力電圧を1500V程度にしてある。
【0019】
本発明の一実施の形態におけるトランスは、巻軸3の内部に貫通孔4を有した2つの偏平状のコイルボビン5と、このコイルボビン5の巻軸3の外周に巻回した巻線6(1次巻線、2次巻線、ベース巻線)と、コイルボビン5の貫通孔4に挿入するとともに、2つの分割磁芯7を組み合せて形成した閉磁路磁芯8と、2つのコイルボビン5の端部に植設するとともに、巻線6と接続した端子9とを備えている。
【0020】
また、一方の分割磁芯7は中脚10と2つの外脚11とを連接脚12で連接したE字形状にするとともに、他方の分割磁芯7は連接脚12のみを有したI字形状にし、一方の分割磁芯7の中脚10および外脚11を他方の分割磁芯7に対向させて閉磁路磁芯8を形成しており、一方のコイルボビン5の貫通孔4に一方の分割磁芯7の一方の外脚11を挿入するとともに、他方のコイルボビン5の貫通孔4に一方の分割磁芯7の他方の外脚11を挿入している。
【0021】
このとき、I字形状の分割磁芯7の外形寸法はE字形状の分割磁芯7の外形寸法よりも大きくなるようにして、組み合せの際に位置ずれ等が生じても、磁束効率を低減しないようにしている。
【0022】
さらに、一方のコイルボビン5には、他方のコイルボビン5よりも太い線径の巻線6を巻回して、一方のコイルボビン5に巻回する巻線6を1次巻線用にするとともに、他方のコイルボビン5に巻回する巻線6を2次巻線用にし、一方のコイルボビン5の材質を熱硬化性樹脂にするとともに、他方のコイルボビン5の材質を熱可塑性樹脂にしている。
【0023】
このとき、他方の熱可塑性樹脂のコイルボビン5は、端部に植設した端子9の植設部の近傍を取り除いており、バリ等が生じても端子9に接続した巻線6が断線しないようにしている。
【0024】
そして、図4〜図6に示すように、1次巻線用の巻線6には、巻き始め部13および巻き終わり部14および中間タップ部15を形成し、巻線6の巻き始め部13を接続した巻き始め端子16と、巻き終わり部14を接続した巻き終わり端子17との間に、巻線6の中間タップ部15を接続したタップ端子18が位置するようにし、かつ、巻線6の巻き始め部13および巻き終わり部14は巻軸3に対して外巻き(巻き始め部13と巻き終わり部14が交差しない)になるようにしている。
【0025】
さらに、ベース用の巻線6には、2つの最外側の端子9の内、最外側の巻き始め端子16に巻線6の巻き始め部13を、最外側の巻き終わり端子17に巻き終わり部14を接続するとともに、コイルボビン5の側面から下面を引き廻して接続し、かつ、巻線6の巻き始め部13および巻き終わり部14は巻軸3に対して内巻き(巻き始め部13と巻き終わり部14が交差する)になるようにしている。
【0026】
上記構成のトランスについて、以下その動作を説明する。
【0027】
上記構成により、1次巻線用の巻線6(2次巻線用の巻線よりも太い線径)を巻回する一方のコイルボビン5の材質を熱硬化性樹脂にしているので、端子9と巻線6とを接続する際に、半田ディップ等を用いて半田接続しても、コイルボビン5が溶融しにくく、端子9に係る巻線のテンションにより、端子9が動くことも抑制でき、コイルボビン5および端子9の信頼性を向上することができる。
【0028】
特に、1次巻線用の巻線6には、2次巻線用の巻線6よりも太い線径を用いるので、端子9に係る巻線6のテンションも大きいが、上記構成により端子9の動きを的確に抑制できる。
【0029】
さらに、他方のコイルボビン5の材質を熱可塑性樹脂にしているので、高電圧を出力しても、耐電圧特性が良く絶縁破壊を抑制でき、特に、1次巻線用の巻線6よりも2次巻線用の巻線6の線径は細いので、成型の際に発生しやすいコイルボビン5のバリ等によって、2次巻線用の巻線6は切断されやすいが、熱可塑性樹脂をコイルボビン5に用いることにより、コイルボビン5のバリ等の発生を抑制し、2次巻線の切断の発生を防止して、信頼性を向上することができる。
【0030】
また、一次巻線用の巻線6は、巻き始め端子16と巻き終わり端子17との間に、タップ端子18が位置するようにし、かつ、巻線6の巻き始め部13および巻き終わり部14は巻軸3に対して外巻きになるようにしているので、巻線6の巻き始め部13、巻き終わり部14、中間タップ部15とのクロス部分(交差部分)が無く、端子9と巻線6との半田ディップ等における半田接続の際に、クロス部分を半田接続して生じる短絡を防止でき信頼性を向上することができる。
【0031】
さらに、ベース用の巻線6も、2つの最外側の端子9の内、巻き始め端子16に巻線6の巻き始め部13を巻き終わり端子17に巻線6の巻き終わり部14を接続するとともに、コイルボビン5の側面から下面を引き廻して接続し、かつ、巻線6の巻き始め部13および巻き終わり部14は巻軸3に対して内巻きになるようにしている。
【0032】
このように本発明の一実施の形態によれば、端子9と巻線6とを接続する際に、半田ディップ等を用いて半田接続しても、コイルボビン5が溶融しにくく、端子9に係る巻線6のテンションにより、端子9が動くことも抑制でき、コイルボビン5および端子9の信頼性を向上することができる。
【0033】
特に、2次巻線の切断の発生を防止したり、クロス部分を半田接続して生じる短絡を防止したりして、信頼性を向上することもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、端子と巻線とを接続する際に、半田ディップ等を用いて半田接続しても、コイルボビンが溶融しにくく、端子に係る巻線のテンションにより、端子が動くことも抑制でき、コイルボビンおよび端子の信頼性を向上したトランスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態におけるトランスの分解斜視図
【図2】 同トランスの斜視図
【図3】 同トランスを用いた自励発振式回路を示す回路図
【図4】 同トランスの下面斜視図
【図5】 同トランスの端子部分の平面断面図
【図6】 同トランスの端子部分の下面図
【図7】 従来のトランスの斜視図
【符号の説明】
3 巻軸
4 貫通孔
5 コイルボビン
6 巻線
7 分割磁芯
8 閉磁路磁芯
9 端子
10 中脚
11 外脚
12 連接脚
13 巻き始め部
14 巻き終わり部
15 中間タップ部
16 巻き始め端子
17 巻き終わり端子
18 タップ端子
Claims (2)
- 1次巻線と、この1次巻線を巻回したコイルボビンと、このコイルボビンに植設されると共に前記1次巻線と接続した端子と、2次巻線と、この2次巻線を巻回したコイルボビンと、このコイルボビンに植設されると共に前記2次巻線と接続した端子とを有し、前記1次巻線を巻回した前記コイルボビンを熱硬化性樹脂で形成し、前記2次巻線を巻回した前記コイルボビンを熱可塑性樹脂で形成し、1次巻線の線径が2次巻線の線径よりも太いトランス。
- 1次巻線と、この1次巻線を巻回したコイルボビンと、このコイルボビンに植設されると共に前記1次巻線と接続した端子と、二次巻線と、この二次巻線を巻回したコイルボビンと、このコイルボビンに植設されると共に前記二次巻線と接続した端子とを有し、1次巻線には巻き始め部および巻き終わり部および中間タップ部を形成し、前記1次巻線の巻き始め部を接続した巻き始め端子と、巻き終わり部を接続した巻き終わり端子との間に、前記1次巻線の前記中間タップ部を接続したタップ端子が位置するようにし、かつ、前記巻線の前記巻き始め部および前記巻き終わり部は巻軸に対して外巻きになるようにしたトランス。
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