JP3712460B2 - 制御回路装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機における遊技盤の裏面側に取り付けられる各種制御装置等の制御回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機、例えば、パチンコ遊技機において、その遊技盤の裏面側には、各種役物装置等を制御する役物制御装置や球排出装置を制御する球排出制御装置等の制御回路を回路ボックス内に収容した制御回路装置が備えられている。
このような制御回路装置は、各種IC(Integrated Circuit:集積回路)や抵抗等の各種電子部品が多数実装された制御回路基盤を、金属製や樹脂製の回路ボックス内に収容して、外部からの保護を図ると共に、遊技機の裏面側である本体枠(前面枠)、或いは基枠体としての裏メカベース盤の裏面や遊技盤の裏面側への取り付けを可能としている。
そして、例えば、役物制御装置においては、その制御回路内に、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)が備えられ、そのROMに記憶されたプログラムに従い、例えば、大当たりの発生制御などの遊技制御が行われるようになっている。
【0003】
なお、制御回路装置には、その制御回路装置と役物装置や球排出装置等の各種装置とを電気的に接続するためのコネクタ部が、回路ボックスの側面に形成された開口部から外部に露出した状態の制御回路基盤端部に備えられている。
また、両端にコネクタが備えられた各種配線を、制御回路装置と役物装置や球排出装置等の各種装置に備えられた各コネクタ部に対し、コネクタをそれぞれ差し込むことによって、電気的接続を行っている。
【0004】
一般的に、制御回路装置は、底部部材と表面の蓋部材とを重ねたボックス体の内部に制御回路基盤を収納した構成となっている。
そして、このようなボックス体内の制御回路基盤に対する不正行為は、蓋部材を外してボックス体を開放し、内部の制御回路基盤に備えられたROM等の電子部品を交換(或いはデータ書き換え)することにより、正規な遊技性能ではない不正な遊技性能を出すように行われていた。
このため、制御回路装置においては、ボックス体を一旦開放したら、そのことが分かるような封印シールを底部部材と蓋部材との重ね部に貼ったり、或いは、ボックス体の表面部をクリアな樹脂により構成して、内部の制御回路基盤の状態を外部から見えるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の制御回路装置は、底部部材と蓋部材を構造的にはビス止めのみで組み付けてボックス体を構成していたため、蓋部材を外してボックス体を開放することは容易なものであった
また、底部部材と蓋部材との重ね合わせ部に貼った封印シール(剥がすと痕跡が残ってしまうシール)により、ボックス体の不正な開放を防止するようにした場合、これは安易な不正行為者には効果があるが、非常に専門的な不正行為者については、例えば、偽の封印シールを持っているため、効果が無くなってしまっているのが実情である。
【0006】
そして、これらの不正行為を防止するためには、ボックス体を開放不可能或いは開放が非常に困難な構造にすることが考えられる。
しかし、遊技店においては、一旦設置した遊技機に対して、抜き打ち的に公的機関により不正基盤かどうかの検査、即ち、ROMの内容検査が行われており、そのような検査を行う場合、前述の如くボックス体の開放が不可能な場合であると検査ができなくなってしまう。
そのため、ボックス体を破壊して開放することも考えられるが、ボックス体を破壊してしまうと、検査後にそのボックス体を開放不可能な状態に戻して再使用することができなくなってしまう。
【0007】
そこで、本発明の目的は、制御回路基盤を収容したボックス体の不正な開放を防止可能とした上で、検査の際の開放を可能とすると共に、その検査後は不正開放防止構造に戻せるようにした制御回路装置を提供することにある。
そして、本発明は、制御回路装置において、ボックス体を不正に開放する行為があっても、そのボックス体を開放する不正が行われたことが痕跡により容易に分かるようにすることも目的としている。
さらに、本発明は、検査後の不正開放をより確実に防止可能とすることも目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決すべく請求項1に記載の発明は、
樹脂製の底部部材と樹脂製の表部部材とからなるボックス体の内部に、電子部品を搭載した制御回路基盤を収納し、底部部材と制御回路基盤との間に金属板を介装してなる制御回路装置において、
前記底部部材は、複数の突片部を側部に形成すると共に、該突片部にボスを起設し、
前記表部部材は、前記突片部の夫々と重合する複数の重合部を側部に形成すると共に、該重合部に前記ボスが貫通するボス穴を形成し、
前記重合部にボスが突出した状態でボスを溶着することにより、破壊しない限り前記ボックス体を開放できなく、該ボックス体を開放した場合に開放した痕跡を残せる不正開放防止用結合部を形成し、
前記金属板は、
前記不正開放防止用結合部の内の何れかと対応させて金属突片部を側部に形成すると共に、該金属突片部に前記ボスが貫通する穴を形成し、
前記金属突片部を前記突片部と重合部との間に挿入させたことを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る制御回路装置の実施の各形態例を図1から図9に基づいて説明する。
【0023】
<第1の実施の形態例>
先ず、図1は本発明を適用した一例としての遊技機を示すもので、本体枠に遊技盤及び基枠体を取り付けた状態の背面図であり、図中、1は本体枠(前面枠)、2は基枠体(裏メカベース盤)、3は遊技盤、4は上部入賞球案内部材、5は下部入賞球案内部材、6は可変表示装置(メイン役物装置)、7,8は中継基盤、11は制御回路装置(役物制御回路装置)、12は電源部、13はコンセントプラグ、14は球発射装置、15は他の制御回路、16,17,18はフレキシブルプリント配線基板である。
【0024】
この遊技機は、図示のように、本体枠である前面枠1の裏面側に、その裏側の基枠体をなす裏メカベース盤2が取り付けられて、この裏メカベース盤2より前方に位置する遊技盤3が、前面枠1の内方に取り付けられている。
遊技盤3の図示しない前面側は、周知のように、遊技領域となっていて、その遊技領域には、可変表示装置6、図示しない変動入賞装置、入賞球センサー、装飾用のLEDやランプなどの各種電気的機器が配設されている。
遊技盤3の裏面には、入賞球流路を有する上下に分割された上部入賞球案内部材4と下部入賞球案内部材5が取り付けられ、上部入賞球案内部材4には、メイン役物装置としての可変表示装置6が取り付けられている。
この可変表示装置6の背面に中継基盤7が配設されており、また、他の中継基盤8も設けられている。
【0025】
そして、前述した遊技領域に備えられる可変表示装置6、変動入賞装置、入賞球センサー、装飾用のLEDやランプなどの各種電気的機器の制御を行う制御回路装置である役物制御回路装置11が設けられている。
この役物制御回路装置11は、裏メカベース盤2に取り付けられ、即ち、入賞球案内部材4,5をほぼ囲むような大きさの開口部2aを有する裏メカベース盤2の下部に後述するようにして取り付けられる。
裏メカベース盤2を含む前面枠1の裏面側に、電源部12、コンセントプラグ13、球発射装置14、他の制御回路15などが設けられており、役物制御回路装置11と中継基盤7,8及び他の制御回路15とはフレキシブルプリント基板16,17,18により接続されている。
【0026】
次に、図2は前記役物制御回路装置11の拡大斜視図で、図3はその分解斜視図であり、これらの各図中、21はボックス体、22は底部部材、23は表部部材(蓋部材)、24は役物制御回路基盤、25は電子部品、26はコネクタ部、35は折り返し部、41,42は重合部(内方折曲部)、41a,42aは結合穴、47,48は重合部、47a,48aは結合穴、49はスリット、61はリベット、62は芯材引っ張り棒、63は封印シールである。
即ち、ボックス体21は、金属製の底部部材22と表部部材としての樹脂製の蓋部材23とから構成されており、底部部材22上に固定されて蓋部材23により覆われる役物制御回路基盤24上には、多種の電子部品25が実装されると共に、その一側部にコネクタ部26が実装して備えられている。
このコネクタ部26は、蓋部材23の一側面部の下部に沿って切欠形状に形成したコネクタ部用開口部27から外部に露出しており、このコネクタ部用開口部27がある側面部に複数の放熱用開口部28,28,28,…が形成されている。
【0027】
底部部材22は、静電気等の電気的な信号ノイズに強くなるようグランド面を構成する金属製のものを採用しており、その底板部の三辺部に、蓋部材23内に入る折り返し片31,32,33,34,34を形成すると共に、底板部の平行する二辺部に、折り返し片32,34の間と折り返し片33,34の間に位置して、蓋部材23の側面部と面一のフラット面となる折り返し片35,35を形成している。
また、底板部の蓋部材23の四隅部と対応する部分には、取付片36,36,36,36が起設されると共に、ドライバー挿入穴37,37,37,37が形成されている。
そして、底板部の折り返し片31と平行する一辺部に上方への短い折り曲げ片38を形成すると共に、その両側辺部の取付片36,36との間にも上方への短い折り曲げ片39,39を形成している。
【0028】
以上の底部部材22の各折り返し片31,32,33,34,34,35,35および折り曲げ片38の下部には、底板部の上面に沿うようにして、放熱口を兼ねると共に、不正防止対策のために役物制御回路基盤24の裏面を覗くための放熱口兼覗き穴用開口部が図示の如く形成されている。
そして、折り返し片32,34の間と折り返し片33,34の間に位置して、蓋部材23の側面部と面一のフラット面となる折り返し片35,35の上部には、蓋部材23の上面部の下側への重合部をなす縦長の内方折曲部41と横長の内方折曲部42がそれぞれ形成されている。
なお、これらの各内方折曲部41,42の一端部側には、2個ずつの結合穴41a,41a及び結合穴42a,42aがそれぞれ形成されている。
また、折り返し片31と平行する折り曲げ片38は、役物制御回路基盤24のコネクタ部26を備える一側部を載せるようになっている。
【0029】
蓋部材23は、下面が開口するボックス形状をなす樹脂製で、特に、不正防止対策のために内部の役物制御回路基盤24上を透視できる透明なクリア部材により形成したものを採用しており、その一側面部の下部に沿って切欠形状にコネクタ部用開口部27を形成している。
なお、蓋部材23は、その内部の四隅部に取付ボス43,43,43,43を突設している。
また、コネクタ部用開口部27を有する側面部から直交方向の平行する二側面部には、前記底部部材22の折り返し片35,35が合致して面一のフラット面となるようにする切欠形状部44,44を形成すると共に、その両側方に外側へ突出する取付ボス45,45,45を突設している。これら各取付ボス45,45,45には、前述した遊技機の遊技盤裏面に対する取付用のワンタッチ止め具46,46,46が組み込まれている。
【0030】
そして、蓋部材23の上面部で、底部部材22の前記内方折曲部41,42との重合部47,48には、前記内方折曲部41,42の結合穴41a,41a,42a,42aと各々合致する結合穴47a,47a及び結合穴48a,48aがそれぞれ形成されている。
さらに、これら各結合穴47a,47a,48a,48aの周囲には、上下方向に貫通して、[]状に対向して対をなすスリット49,49,49,49,…がそれぞれ形成されている。
【0031】
役物制御回路基盤24は、前述した遊技機の役物装置や球排出装置等の各種装置を制御するために、ROM等の電子部品25を基盤上に多数実装すると共に、基盤上の一側部にコネクタ部26を実装したものである。
この役物制御回路基盤24には、蓋部材23の四隅部に対応する取付穴51,51,51,51が形成されていて、その内方の基盤上に、抵抗器、半導体、IC等の多数の各種電子部品25が実装されている。
そして、制御回路基盤4の取付穴51,51部分から延長された一側部上には、多数の各種コネクタ52が実装して備えられている。
さらに、蓋部材23の表面部で一方の切欠形状部44がある側には、遊技機の確率設定キー53が備えられている。
なお、取付穴51の周りは、役物制御回路基盤24の金属面(グランド面)が剥き出していて、ビス止めすることにより底部部材22と接触状態となる。また、図中、54は電源コード、55は電源差込みソケットである。
【0032】
次に、以上の役物制御回路装置11の組み立てについて説明する。
予め確率設定キー53を蓋部材23に組み付けておいてから、図3に示すようにして、底部部材22の取付片36,36,36,36上に役物制御回路基盤24の取付穴51,51,51,51部分を重ねて、さらに、その取付穴51,51,51,51部分上に蓋部材23の取付ボス43,43,43,43を載せて、底部部材22のドライバー挿入穴37,37,37,37から図示しないビスを入れてドライバーでねじ込む。
これにより、底部部材22上に役物制御回路基盤42を挟んで蓋部材23が結合された状態となり、従って、役物制御回路装置11のボックス体21が組み立てられる。
【0033】
このようなボックス体21の組立状態において、図2に示したように、蓋部材23の側面部の下部に沿って切欠形状に形成したコネクタ部用開口部27から外部に、役物制御回路基盤24の一側部に沿って備えたコネクタ部26が露出している。
また、蓋部材23の平行する二側面部の切欠形状部44,44には、底部部材22の折り返し片35,35がそれぞれ合致して面一のフラット面となっている。
なお、これら折り返し片35,35の上部の内方折曲部41,42は、蓋部材23の上面部の重合部47,48の下側にそれぞれ接触状態となっている。
【0034】
以上の役物制御回路装置11は、そのボックス体21(蓋部材23)の周囲の取付ボス45,45,45において、各々のワンタッチ止め具46,46,46の押し込み操作により、図1に示されるように、裏メカベース盤2の開口部2aの下部に取り付けられる。
ところで、以上のような役物制御回路装置11のボックス体21の不正開放防止用結合構造として第1の実施の形態例では、図4に拡大して示すように、リベット止めにより行っている。
【0035】
即ち、この第1の実施の形態例では、ボックス体21の上面部の対向する二側部において、底部部材22の折り返し片35,35の上部の内方折曲部41,42と蓋部材23の上面部の重合部47,48とがそれぞれ重なった部分を、図2から図4に示したように、リベット止めすることにより不正開放防止用結合構造としている。
具体的には、図3に示すように、上方から蓋部材23の結合部47,48の各1個ずつの結合穴47a,48a、底部部材22の内方折曲部41,42の各1個ずつの結合穴41a,42aにリベット61,61をそれぞれ挿入して、そのリベット61の図示しない中空部内の芯材と一体の芯材引っ張り棒62を引っ張ることにより、芯材の頭が、外側の中空部を広げることによってリベット61の固定が行われる。その後、芯材引っ張り棒62は芯材を残して切断される。
【0036】
これにより、底部部材22の内方折曲部41,42と、蓋部材23の上面部の重合部47,48とが、リベット61,61によってそれぞれ強固に結合される。
従って、これらの各リベット61,61の部分が不正開放防止用結合部となっており、また、残る各1個ずつの結合穴47a,48aの部分が、後述するように、予備の不正開放防止用結合部となる。
そして、図2及び図4に示したように、底部部材22の折り返し片35,35と蓋部材23の切欠形状部44,44の上部から表面部にかけて封印シール63,63をそれぞれ貼付する。
この場合、一方の重合部48側のリベット61も封印シール63により同時に封印しておく。また、リベット61部の破壊痕跡が見えるように一部を封印すると、より効果的である。
なお、ボックス体21を開放する場合は、リベット61による不正開放防止用結合部を破壊しなければならず、即ち、リベット61の周りの[]状に対向して対をなすスリット49,49に、図示しないニッパ等の工具や刃物を差し込んで、その[]状のスリット49,49間の部分を切断しなければならない。
【0037】
以上の通り、役物制御回路装置11において、ボックス体21の不正開放防止止めを行ったことにより、ボックス体21の不正な開放を防止できる。また、蓋部材23の表面がクリアであることから、不正開放防止用の止め部材(リベット61)の表側ばかりではなく裏側も良く見ることができるため、正常なものかどうかを容易に確認できる。
しかも、ボックス体21の不正開放防止をリベット61止めにより行ったことで、ボックス体21の閉鎖状態を確実に行うことができ、不正開放をより防止できる。また、蓋部材23のリベット61止め部分を樹脂としたことで、リベット61止めを壊してボックス体21の不正開放を行うと、樹脂部が破壊されるため、不正が行われたことが後から分かる。
そして、蓋部材23の上面部による重合部47,48(底部部材22の折り返し35,35の上部の内方折曲部41,42)に不正開放防止止めを行うので、作業性が良い。また、ボックス体21の上面部で不正開放防止止めが行われるので、蓋部材23のクリアな表面から、不正開放防止用の止め部材(リベット61)の裏側を良く見ることができ、正常なものかどうか容易に確認できる。
さらに、ボックス体21のリベット61止めの位置と封印シール63の位置を近傍にしたことにより、ボックス体21の不正開放が行われていない正常な役物制御回路装置11かどうかの確認が一目で簡単に行える。
【0038】
そして、第1の実施の形態例の役物制御回路装置11によれば、特に、以下に列挙する効果を発揮できる。
(1)複数箇所に形成された不正開放防止用結合部の内の何れかを予備として、不正開放防止止めを行わないようにしたため、抜き打ち的に行われるROM検査時や、回路の修理時に、予め止められている不正開放防止用結合部、即ち、リベット61の周りの[]状のスリット49,49間の部分を破壊して、検査や修理を行った後、再度閉鎖する場合に、予備として備えられた不正開放防止用結合部、即ち、残る各1個ずつの結合穴47a,48aの部分をリベット止めすることにより、再度不正な開放を防止するようにボックス体21を閉められるので、従来のような問題点を解消できる。
【0039】
(2)不正開放防止用結合部は、ボックス体21を開放した場合には、その開放した痕跡が残るようにしたため、例えば、実施の形態例の如くリベット61の周りの[]状のスリット49,49間の部分を破壊して、不正開放防止用結合部を破壊しなければ開放できないようにすることにより、不正な開放をした場合には、破壊したことが後で痕跡として残るため、不正な開放を防止することが可能となる。
なお、検査時にもそのリベット61の周りの[]状のスリット49,49間の部分を破壊するが、その場合は、検査記録として残っているため、問題はない。
また、予備の不正開放防止用結合部も開放すれば痕跡が残るようになっているため、検査後に不正した場合にも、その行為が後から判明できる。
【0040】
(3)不正開放防止止めは、リベット61止めにより行うことによって、不正な開放を確実に防止できる。
なお、リベット止めと同様の機能が得られるものとして、かしめ止めを採用してもよい。
【0041】
<第2の実施の形態例>
図5は本発明による制御回路装置(役物制御回路装置11)のボックス体21の不正開放防止用結合構造の第2の実施の形態例を示す分解斜視図で、図6はその不正開放防止用結合構造部の拡大斜視図である。
これらの図5及び図6において、前述した第1の実施の形態例と同様に、23は表部部材(蓋部材)、24は役物制御回路基盤、25は電子部品、26はコネクタ部、27はコネクタ部用開口部、28は放熱用開口部、45は取付ボス、46はワンタッチ止め具、51は取付穴、52はコネクタ、53は確率設定キー、54は電源コード、55は電源差込みソケットであり、29は取付凹部、56は底部部材、57は金属板、58は取付ボス、59は取付片、64は重合部(突片部)、65は結合ボス、66は重合部(突片部)、67はボス穴、68は金属突片部、69はボス穴、71は溶着部、72は刻印である。
【0042】
この第2の実施の形態例では、樹脂製の底部部材56を採用して、この樹脂製の底部部材56と役物制御回路基盤24との間に金属板57を介装している。
即ち、図5に示すように、蓋部材23の四隅部に取付凹部29,29,29,29を形成して、底部部材56の対応する部分に、取付ボス58,58,58,58を起設すると共に、金属板57の対応する部分にも、取付片59,59,59,59を形成する。
そして、底部部材56の平行する両側部に、外側へ突出する重合部である一対の突片部64,64をそれぞれ形成して、その各突片部64,64上に結合ボス65,65をそれぞれ一体に起設しておく。
さらに、蓋部材23の平行する両側部にも、外側へ突出する重合部である一対の突片部66,66をそれぞれ形成して、その各突片部66,66にボス穴67,67をそれぞれ形成しておく。
また、金属板57の平行する両側部にも、外側へ突出する一本の金属突片部68を形成して、その金属突片部68にボス穴69を形成しておく。
【0043】
以上において、ボックス体21の組み立ては、底部部材56の取付ボス58,58,58,58上に金属板57の取付片59,59,59,59を重ね、その上に役物制御回路基盤24の取付穴51,51,51,51部分を重ねて、さらにその上に蓋部材23の取付凹部29,29,29,29を重ねた状態で、これらを図示しないビスにより固定する。
そして、以上のボックス体21の組み立ての際に、底部部材56の突片部64,64,64,64の上には、蓋部材23の突片部66,66,66,66が載り、しかも、そのうち片側当たりで一方の間に、図6に示したように、金属板57の金属突片部68,68が挿入された状態になっている。
さらに、このような重合部の上には、ボス穴69,69,67,67,67,67を貫通して結合ボス65,65,65,65がそれぞれ突出した状態となっている。
【0044】
従って、ボックス体21の組立後は、突片部64,66間に金属突片部68が挿入されていない方の重合部において、樹脂製の結合ボス65を熱溶着することで、図6に示すように、突片部66上に広がった溶着部71を形成すると同時に、この溶着部71上に、メーカー名の頭文字等の刻印72を施しておく。例えば、専用の器具により溶着と同時に刻印72を施す。
こうして、これらの各溶着部71,71の部分が不正開放防止用結合部となっており、また、突出状態にある残る各1個ずつの結合ボス65,65の部分が予備の不正開放防止用結合部となる。
なお、ボックス体21を開放する検査時は、結合ボス65の熱溶着による不正開放防止用結合部を破壊し、即ち、金属突片部68が挿入されていない方で溶着部71がある突片部64,66を、図示しないニッパ等の工具や刃物により切断する。
また、検査後は、残る予備の不正開放防止用結合部である突片部64,66間に金属突片部68が挿入された方の結合ボス65を、専用器具により熱溶着する。
この結果、ボックス体21を不正に開放しようとしても、突片部64,66間には金属突片部68があるため、ニッパ等の工具や刃物で容易に切断することができないものとなる。
【0045】
以上の通り、第2の実施の形態例の役物制御回路装置11によれば、前述した第1の実施の形態例により得られる前記(1),(2)の効果に加えて、次の(4),(5)の効果を発揮できる。
(4)不正開放防止止めは、熱溶着(樹脂製結合ボス65の溶着部71)により行うことによって、不正な開放を確実に防止できる。
(5)予備として備えられた不正開放防止用結合部(突片部64,66間)には、金属板(金属突片部68)が挿入されているため、破壊しづらいものとなり、検査後の不正開放をより確実に防止できる。
また、重合部が突出しているため、破壊したことがすぐに分かる。
【0046】
<第3の実施の形態例>
図7は本発明による制御回路装置(役物制御回路装置11)の不正開放防止用結合構造の第3の実施の形態例を示すもので、遊技盤裏面側への取り付けも併せて示した分解斜視図である。
この図7において、前述した第1の実施の形態例と同様に、3は遊技盤、4は上部入賞球案内部材、5は下部入賞球案内部材、6は可変表示装置(メイン役物装置)、7は中継基盤であり、81はボックス体、82は底部部材、83は表部部材(蓋部材)、84は取付ボス、85は取付ボス、86はワンタッチ止め具、87は結合ボス、88は重合部(突片部)、89は重合部(突片部)である。
【0047】
この第3の実施の形態例では、前記役物制御回路装置11の前記役物制御回路基盤24を収納したボックス体81を、上部入賞球案内部材4及び下部入賞球案内部材5に対して不正開放防止結合構造を兼ねた不正取り外し防止構造としている。
即ち、図7に示すように、ボックス体81は、ともに樹脂製の底部部材82と表部部材である蓋部材83とからなる縦長形状のもので、このボックス体81を取り付けるために、上部入賞球案内部材4と下部入賞球案内部材5とに左右2個ずつで計4個の取付ボス84,84,84,84を形成して、縦長形状の底部部材82の上下に対応する取付ボス85,85,85,85を形成している。
この底部部材82の取付ボス85,85,85,85を入賞球案内部材4,5の取付ボス84,84,84,84にそれぞれ合わせて、ワンタッチ止め具86,86,86,86により取り付ける。
【0048】
また、上部入賞球案内部材4の左側部に上下2個の結合ボス87,87を形成すると共に、下部入賞球案内部材5の左側部にも1個の結合ボス87を形成しておく。
さらに、底部部材82の左側部に重合部である上中下3個の突片部88,88,88を形成して、蓋部材83の左側部にも対応する重合部である3個の突片部89,89,89を形成しておく。
底部部材82と蓋部材83とを四隅部でビス止めしたことによるボックス体81の組立状態において、底部部材82の突片部88,88,88と蓋部材83の突片部89,89,89は何れも重合状態にある。
【0049】
従って、前述したように入賞球案内部材4,5の取付ボス84,84,84,84に底部部材82の取付ボス85,85,85,85をそれぞれ合わせ、ワンタッチ止め具86,86,86,86により遊技盤3裏面に取り付けたボックス体81は、さらに、その底部部材82の突片部88,88,88と蓋部材83の突片部89,89,89とによる3つの重合部の内の1箇所を、入賞球案内部材4,5に設けた3個の結合ボス87,87,87の1つにリベット止めする。
即ち、例えば、最も上の突片部88,89を結合ボス87に対して図示しないリベット(前述した第1の実施の形態例におけるリベット61参照)により同時に結合する。
こうして、最も上の結合ボス87及び突片部88,89の部分が不正開放防止用結合部を兼ねた不正取り外し防止構造となっており、また、残る下方の2組の結合ボス87及び突片部88,89と結合ボス87及び突片部88,89の部分が予備の不正開放防止用結合部を兼ねた不正取り外し防止構造となっている。
【0050】
この結果、ボックス体81を開放する検査時は、リベット止めによる不正開放防止用結合部を兼ねた不正取り外し防止構造部分を破壊し、即ち、ボックス体81の樹脂製の突片部88,89を、図示しないニッパ等の工具や刃物により切断する。
また、検査後は、残る予備の不正開放防止用結合部を兼ねた不正取り外し防止構造部分である2組の結合ボス87及び突片部88,89または結合ボス87及び突片部88,89の部分の何れかをリベット止めする。
このように、予備の不正開放防止用結合部を兼ねた不正取り外し防止構造部分を2組残しておくようにしてもよい。
【0051】
以上の通り、第3の実施の形態例の役物制御回路装置11によれば、前述した第1及び第2の実施の形態例により得られる前記(1),(2),(3)または(4),(5)の効果に加えて、次の(6)の効果を発揮できる。
(6)役物制御回路装置11を遊技機の裏面側(第3の実施の形態例では、遊技盤3の裏面の入賞球案内部材4,5に対するものとしたが、遊技盤3の裏面に直接或いは裏メカベース盤2に対するものとしてもよい)から取り外せないような不正取り外し防止止めを行うことによって、役物制御回路基盤24に対する不正行為をより確実に防止できる。
【0052】
<第4の実施の形態例>
図8は本発明による制御回路装置(役物制御回路装置11)の不正開放防止用結合構造の第4の実施の形態例を示すもので、遊技盤裏面側の要部を示した拡大斜視図であり、図9はその制御回路装置(役物制御回路装置11)の不正取り外し防止構造部を示すもので、(a)はワイヤーを鉛に通す前の状態を示す分解斜視図、(b)はワイヤーを通した鉛を潰して固定した状態を示す斜視図である。
これらの図8及び図9において、前述した第1の実施の形態例と同様に、2は基枠体(裏メカベース盤)、2aは開口部、8は中継基盤、15は他の制御回路、16,17,18はフレキシブルプリント配線基板、11は役物制御回路装置、21はボックス体、22は底部部材、23は表部部材(蓋部材)、35は折り返し片、44は切欠形状部、45は取付ボス、46はワンタッチ止め具、47,48は重合部、47a,48aは結合穴、49はスリット、53は確率設定キー、61はリベット、63は封印シールであり、91は結合ボス、92は重合部(突片部)、93は重合部(突片部)、94は封印シール、95はワイヤー、96は鉛玉、97は刻印である。
【0053】
この第4の実施の形態例では、役物制御回路装置11のボックス体21を、裏メカベース盤2に対して不正開放防止結合構造を兼ねた不正取り外し防止構造としている。
即ち、図8に示すように、裏メカベース盤2の開口部2aの下部において、前述した第1の実施の形態例と同様に、ボックス体21(蓋部材23)の周囲の取付ボス45,45,45にてワンタッチ止め具46,46,46の押し込み操作により役物制御回路装置11は取り付けられており、この役物制御回路装置11(ボックス体21)の上方の裏メカベース盤2に、左右2個の結合ボス91,91を形成しておく。
そして、ボックス体21の上部側面で、底部部材22の折り返し片35の一側部に重合部である突片部92を形成すると共に、蓋部材23の切欠形状部44の一側部にも対応する重合部である突片部93を形成しておく。
【0054】
また、ボックス体21(蓋部材23)の左側面と裏メカベース盤2とにわたって封印シール94を貼り付けている。
このようなボックス体21と裏メカベース盤2との間において、裏メカベース盤2に設けた左右2個の結合ボス91,91の内の一方の結合ボス91(図示例では右側のもの)の通し穴にワイヤー95を通して、このワイヤー95を、ボックス体21の重合状態にある突片部92,93の通し穴に通す。
そして、このワイヤー95の両端を、図9(a)に拡大して示すように、鉛玉96の直径方向の通し穴に通して、ワイヤー95をループ状にしてから、図9(b)に示したように、鉛玉96を厚さ方向に潰すと同時に、その鉛玉96の表面に、メーカー名の頭文字等の刻印97を施しておく。
なお、鉛玉96に代えて、樹脂を用い、熱で溶かして潰して同様の刻印を施してもよい。
【0055】
従って、裏メカベース盤2に設けた左右2個の結合ボス91,91の内の一方の結合ボス91と、ボックス体21の重合状態にある突片部92,93と、これらを通したワイヤー95と、このワイヤー95をループ状に固定した鉛玉96とによって、不正開放防止用結合部を兼ねた不正取り外し防止構造となっており、また、裏メカベース盤2に設けた残る他方の結合ボス91(図示例では左側のもの)が、予備の不正開放防止用結合部を兼ねた不正取り外し防止構造となる。
この結果、ボックス体21を開放する検査時は、ワイヤー止めによる不正開放防止用結合部を兼ねた不正取り外し防止構造部分を破壊し、即ち、裏メカベース盤2に設けられてワイヤー95が通された結合ボス91を、図示しないニッパ等の工具や刃物により切断したり、或いは、鉛玉96の部分を、図示しない工具等により破壊する。
また、検査後は、裏メカベース盤2に残る予備の不正開放防止用結合部を兼ねた不正取り外し防止構造部分である結合ボス91(図示例では左側のもの)の通し穴に、前述と同様に、新たなワイヤー95を通して、ボックス体21の突片部92,93の通し穴に通してから、新たな鉛玉96の潰しによりワイヤー95をループ状に固定する。
【0056】
以上の通り、第4の実施の形態例の役物制御回路装置11によれば、前述した第1から第3の実施の形態例により得られる前記(1),(2),(3)または(4),(5),(6)の効果を発揮できる。
そして、ワイヤー95で固定してあるため、ワンタッチ止め具46を外せば、ボックス体21がワイヤー95である程度固定されたまま自由になるため、例えば、役物制御回路基盤24の裏側の点検時などに効果的である。
【0057】
なお、以上の実施の各形態例においては、パチンコ遊技機の遊技盤裏面側に取り付ける役物制御回路装置としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の電子機器における制御回路装置であってもよい。
さらに、制御回路装置のボックス体の形状等も任意であり、その他、制御回路装置の内部構成を含む具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明に係る制御回路装置によれば、底部部材は、複数の突片部を側部に形成すると共に、該突片部にボスを起設し、表部部材は、前記突片部の夫々と重合する複数の重合部を側部に形成すると共に、該重合部に前記ボスが貫通するボス穴を形成し、前記重合部にボスが突出した状態でボスを溶着することにより、破壊しない限りボックス体を開放できなくする不正開放防止用結合部を形成したため、例えば、抜き打ち的に行われるROM検査の際に、予め止められている不正開放防止用結合部を破壊して、検査を行った後、再度閉鎖する場合には、予備として備えられた不正開放防止用結合部により、再度不正な開放を防止するようにボックス体を閉めておくことができる。
従って、制御回路基盤を収容したボックス体の不正な開放を防止できることは勿論のこと、検査の際にボックス体を開放することができ、しかも、その検査後には、ボックス体を不正開放防止状態に戻しておくことができる。
また、不正開放防止用結合部はボックス体を開放した場合に開放した痕跡を残せる構造としたため、ボックス体の不正な開放をした場合には、破壊したことが後で痕跡として残ることによって、不正な開放を防止することができる。
そして、金属板は、不正開放防止用結合部の内の何れかと対応させて金属突片部を側部に形成すると共に、該金属突片部にボスが貫通する穴を形成し、前記金属突片部を前記突片部と重合部との間に挿入させたため、その挿入された金属突片部の存在によって、破壊しづらいものとなり、検査後の不正開放をより確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としての遊技機を示すもので、本体枠に遊技盤及び基枠体を取り付けた状態の背面図である。
【図2】本発明による不正開放防止用結合構造の第1の実施の形態例を示すもので、図1の制御回路装置の拡大斜視図である。
【図3】図2の制御回路装置の分解斜視図である。
【図4】図2の制御回路装置の要部を示す拡大斜視図である。
【図5】本発明による制御回路装置の不正開放防止用結合構造の第2の実施の形態例を示す分解斜視図である。
【図6】図5の不正開放防止用結合構造部の拡大斜視図である。
【図7】本発明による制御回路装置の不正開放防止用結合構造の第3の実施の形態例を示すもので、遊技盤裏面側への取り付けも併せて示した分解斜視図である。
【図8】本発明による制御回路装置の不正開放防止用結合構造の第4の実施の形態例を示すもので、遊技盤裏面側の要部を示した拡大斜視図である。
【図9】図8の制御回路装置の不正取り外し防止構造部を示すもので、(a)はワイヤーを鉛に通す前の状態を示す分解斜視図、(b)はワイヤーを通した鉛を潰して固定した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 制御回路装置
21 ボックス体
22 底部部材
23 表部部材
24 制御回路基盤
25 電子部品
41,42 重合部(段差部)
41a,42a 結合穴
47,48 重合部
47a,48a 結合穴
49 スリット
56 底部部材
57 金属板
61 リベット
63 封印シール
64 重合部(突片部)
65 結合ボス
66 重合部(突片部)
68 金属突片部
71 溶着部
72 刻印
81 ボックス体
82 底部部材
83 表部部材
87 結合ボス
88 重合部(突片部)
89 重合部(突片部)
91 結合ボス
92 重合部(突片部)
93 重合部(突片部)
94 封印シール
95 ワイヤー
96 鉛玉
97 刻印

Claims (1)

  1. 樹脂製の底部部材と樹脂製の表部部材とからなるボックス体の内部に、電子部品を搭載した制御回路基盤を収納し、底部部材と制御回路基盤との間に金属板を介装してなる制御回路装置において、
    前記底部部材は、複数の突片部を側部に形成すると共に、該突片部にボスを起設し、
    前記表部部材は、前記突片部の夫々と重合する複数の重合部を側部に形成すると共に、該重合部に前記ボスが貫通するボス穴を形成し、
    前記重合部にボスが突出した状態でボスを溶着することにより、破壊しない限り前記ボックス体を開放できなく、該ボックス体を開放した場合に開放した痕跡を残せる不正開放防止用結合部を形成し、
    前記金属板は、
    前記不正開放防止用結合部の内の何れかと対応させて金属突片部を側部に形成すると共に、該金属突片部に前記ボスが貫通する穴を形成し、
    前記金属突片部を前記突片部と重合部との間に挿入させたことを特徴とする制御回路装置。
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