JPH09253279A - 遊技機の基板収納ボックス - Google Patents

遊技機の基板収納ボックス

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JPH09253279A
JPH09253279A JP9630696A JP9630696A JPH09253279A JP H09253279 A JPH09253279 A JP H09253279A JP 9630696 A JP9630696 A JP 9630696A JP 9630696 A JP9630696 A JP 9630696A JP H09253279 A JPH09253279 A JP H09253279A
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JP
Japan
Prior art keywords
storage box
circuit board
board
box
sealing
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Withdrawn
Application number
JP9630696A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 封印紙への不正行為を極力防止することがで
きる遊技機の基板収納ボックスを提供する。 【解決手段】 遊技機に設けられる回路基板100を収
納する基板収納ボックス60において、該基板収納ボッ
クス60は、箱体61、及びカバー体80等からなる複
数の構成部品によって回路基板100を被覆するように
組み付け構成されると共に、その被覆状態を担保する封
印部材88を設け、その封印部材88を溶着部90にて
接着することにより、ドライヤー等の熱源や糊剥し液等
の剥し用液体によっても封印部材88を基板収納ボック
ス60から剥すことはできず、これを剥すためには、封
印部材88を完全に破損しなければならないので、不正
行為を行ったか否かを容易に見極めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機、例えば、
パチンコ遊技機やスロットマシンに設けられる回路基板
を収納する基板収納ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ遊技機やスロットマシン
には、多くの回路基板が設けられている。特に、遊技動
作を制御する遊技制御回路基板には、マイクロコンピュ
ータを構成するMPU、ROM、RAM等の電子素子が
多数実装されている。そして、遊技動作を制御するプロ
グラムが格納されるROMを交換することにより、多く
の場合、異なる遊技内容を実現することが可能である。
しかし、このようなROM交換は、当初の認められた遊
技内容と異なるため、許可されておらず、これを防止す
るために、回路基板を収納する基板収納ボックスに封印
紙を貼付した技術が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、封印紙
を貼付して不正行為を防止する基板収納ボックス60に
あっては、図13に示すように、封印紙150をドライ
ヤー140等の熱源(他にアイロン,ハンダゴテ等)で
暖めて接着力を弱め、その後、油141,既存の糊剥し
液,液体洗剤、ベンジン等の剥し用液体を使用して封印
紙150の縁にしみ込ませて更に接着力を弱め、その状
態でカッターナイフ142等で少しずつゆっくりと破損
しないように剥して封印紙150による被覆状態を痕跡
を残さないように解除する不正行為が後を絶たなかっ
た。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、封印紙への不正行為を極力防止
することができる遊技機の基板収納ボックスを提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明が採用した手段を図面を参照して説明す
る。図1乃至図4に示すように、遊技機1に設けられる
回路基板100を収納する基板収納ボックス60におい
て、該基板収納ボックス60は、箱体61、透明板7
2、及びカバー体80等からなる複数の構成部品によっ
て回路基板100を被覆するように組み付け構成される
と共に、その被覆状態を担保する封印部材88を設け、
その封印部材88を溶着部90にて接着することによ
り、ドライヤー140等の熱源や糊剥し液等の剥し用液
体によっても封印部材88を基板収納ボックス60から
剥すことはできず、これを剥すためには、封印部材88
を完全に破損しなければならないので、不正行為を行っ
たか否かを容易に見極めることができる。
【0005】また、図7乃至図10に示すように、遊技
機1に設けられる回路基板100を収納する基板収納ボ
ックス60において、該基板収納ボックス60は、箱体
61、透明板72、及びカバー体80等からなる複数の
構成部品によって回路基板100を被覆するように組み
付け構成されると共に、その被覆状態を担保する封印部
材131を設け、その封印部材131を熱により変色す
る感熱変色シール部材で構成することにより、ドライヤ
ー140等の熱源で封印部材131を暖めたときには、
封印部材131の一部又は全部に変色部133が発生す
るので、不正行為を行ったか否かを容易に見極めること
ができる。
【0006】また、図7乃至図10に示すように、遊技
機1に設けられる回路基板100を収納する基板収納ボ
ックス60において、該基板収納ボックス60は、箱体
61、透明板72、及びカバー体80等からなる複数の
構成部品によって回路基板100を被覆するように組み
付け構成されると共に、その被覆状態を担保する封印部
材131を設け、その封印部材131を熱により変形す
る形状記憶合金132を含んで構成すると共に、変形し
たときに接着面に剥離痕跡文字134が残存するように
形成することにより、ドライヤー140等の熱源で封印
部材131を暖めたときには、封印部材131の形状記
憶合金132が記憶された形状に急激に戻る際に接着面
に剥離痕跡文字134を残存させるので、不正行為を行
ったか否かを容易に見極めることができる。
【0007】更に、図5及び図6に示すように、遊技機
1に設けられる回路基板100を収納する基板収納ボッ
クス60において、該基板収納ボックス60は、箱体6
1、透明板72、及びカバー体80等からなる複数の構
成部品によって回路基板100を被覆するように組み付
け構成されると共に、その被覆状態を担保する封印部材
121を設け、その封印部材121を透明なシール部材
124,125で被覆することにより、ドライヤー等の
熱源や糊剥し液等の剥し用液体によっても封印部材12
1を基板収納ボックス60から剥すことはできず、これ
を剥すためには、シール部材124,125を完全に破
損しなければならないので、不正行為を行ったか否かを
容易に見極めることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図11及び図12を
参照して、実施形態に係る遊技機の一例としてのパチン
コ遊技機1の構成について説明する。図11は、パチン
コ遊技機1の正面図であり、図12は、パチンコ遊技機
1の背面図である。図11において、パチンコ遊技機1
の額縁状に形成された前面枠2の開口には、扉保持枠3
が周設され、該扉保持枠3にガラス扉枠4と前面扉板5
とが一側(左側)を軸として開閉自在に設けられてい
る。ガラス扉枠4の後方には、遊技盤11が配置され、
前面扉板5の前面には、打球供給皿6が取り付けられて
いる。この打球供給皿6は、払い出された景品玉を貯留
し且つ打玉として発射位置に1個ずつ供給するものであ
り、その上流側の内部空間に遊技に関連する効果音を発
生するスピーカ7が内蔵されている。また、前記前面枠
2の下方には、打玉を発射する際に操作する操作ハンド
ル9と、前記打球供給皿6に貯留し切れない余剰の景品
玉を貯留する余剰玉受皿8とが設けられている。また、
前面枠2には、その上部前面に特定遊技状態となったこ
とを報知する遊技効果ランプ装置10が設けられてい
る。
【0009】ところで、前記遊技盤11の表面には、発
射された打玉を誘導するための誘導レール12がほぼ円
状に植立され、該誘導レール12で区画された領域が遊
技領域13を構成している。遊技領域13のほぼ中央上
部には、複数(3つ)の回転ドラム15a〜15cを有
する可変表示装置14が配置されている。この可変表示
装置14の回転ドラム15a〜15cは、独立したドラ
ムモータ(図示しない)によって回転駆動され、その図
柄停止位置を検出するためにドラムセンサ(図示しな
い)が内蔵され、更に表示される図柄を照射装飾するた
めのドラムランプ(図示しない)を内蔵している。
【0010】また、可変表示装置14には、その上部に
飾りLED20が設けられ、該飾りLED20の下部に
始動記憶LED21が設けられている。飾りLED20
は、0〜9までの符号のついた10個のLEDから構成
され、後述する特定遊技状態となったときに所定のラン
ダム数から抽出される値に対応するLEDが点灯するよ
うになっている。そして、飾りLED20は、特定遊技
状態の発生に関連していずれか1つがランダムに点灯表
示されるもので、遊技内容には直接関係しないが、遊技
場が所定のサービス(例えば、特定遊技状態で獲得した
多量の景品玉を使用して継続して遊技を行うことを許可
するサービス)を提供する場合に使用できる。例えば、
「7」の飾りLED20で点灯停止したときに所定のサ
ービスを提供するようにすれば良い。また、始動記憶L
ED21は、後述する始動入賞口23に入賞した打玉の
うち記憶したものを表示するものである。更に、可変表
示装置14の両サイドには、回転ドラム15a〜15c
の縦横3つの図柄によって構成される5本の当りライン
を表示するライン表示LED22が設けられている。本
実施形態における当りラインは、図示するように、上段
水平の当りライン1と、右下がり対角線の当りライン2
と、中断水平の当りライン3と、右上り対角線の当りラ
イン4と、下段水平の当りライン5と、があり、いずれ
かの当りライン上に所定の図柄(大当り図柄という場合
がある)が並んだときに大当りとなって特定遊技状態を
生起せしめる。
【0011】上記のように構成される可変表示装置14
の下方には、前記回転ドラム15a〜15cの回転を許
容する始動入賞口23が設けられている。この始動入賞
口23に入賞した入賞玉は、遊技盤11の裏面に導かれ
て始動口スイッチ24によって検出される。なお、始動
入賞口23への入賞に基づく可変表示装置14の回転
は、所定回数(例えば、4回)記憶され、その旨が可変
表示装置14に設けられる始動記憶LED21によって
表示されるようになっている。
【0012】前記可変表示装置14の下方に入賞領域2
6を有する可変入賞球装置25が設けられている。可変
入賞球装置25の入賞領域26には、下端両サイドを軸
支して、遊技盤11面に対して垂直方向に開閉自在とさ
れる開閉板27によって塞がれている。この開閉板27
は、開閉板用ソレノイド28によって開閉制御され、開
成中には、遊技盤11の表面を落下する打玉を受止めて
入賞領域26に導き入賞玉とする。また、入賞領域26
の内部は、3つに区画され、その中央に特定領域29が
形成され、その左右に通常領域が形成されている。特定
領域29には、特定領域スイッチ30が設けられ、ま
た、通常入賞領域にも10カウントスイッチ31a,3
1bが設けられている。
【0013】なお、入賞領域26の後面壁には、その中
央に打玉が特定領域29に入賞して特定領域スイッチ3
0をONしたときに、継続権が成立した旨を報知するV
表示LED32が設けられ、その一側に特定遊技状態に
おける開閉板27の開放回数を表示する開成回数表示器
33が設けられている。また、入賞領域26の下方に
は、特定領域スイッチ30及び10カウントスイッチ3
1a,31bで検出された打玉数を表示する個数表示L
ED34が設けられている。更に、可変入賞球装置25
の取付基板7の左右部には、通常の入賞口(符号なし)
が一体的に形成され、入賞口の外側にアタッカーランプ
35が設けられている。
【0014】しかして、上記のように構成される可変入
賞球装置25は、以下のように作動する。即ち、打玉が
いずれかの始動入賞口23に入賞して始動口スイッチ2
4をONさせると、可変表示装置14の回転ドラム15
a〜15cが回転を開始し、一定時間(例えば、5秒)
が経過すると、左側の回転ドラム15aから順次停止さ
れ、すべての回転ドラム15a〜15cの停止時の図柄
の組み合せが大当り図柄の組合せとなったときに特定遊
技状態となる。そして、この特定遊技状態においては、
可変入賞球装置25の開閉板27が所定期間(例えば、
20秒経過するまで、あるいは10個の入賞玉が発生す
るまで)開放するように設定され、その開放している間
遊技盤11の表面を落下する打玉を受止めるようになっ
ている。そして、入賞領域26内に設けられた特定領域
29に入賞すると、再度上記した開放状態を繰り返し、
特定領域29に入賞玉が入賞する毎に継続権が成立して
開放状態を最高16回繰り返すことができるようになっ
ている。
【0015】更に、遊技盤11の表面には、前記可変表
示装置14の上部左右側方に風車ランプ37が設けら
れ、下部側方に入賞口(符号なし)が設けられている。
また、前記風車ランプ37は、前記特定遊技状態時や始
動入賞時等に点灯又は点滅してその旨を報知するもので
あり、同様な機能を有するものとして、遊技領域13の
左右にサイドランプ36が設けられている。また、遊技
盤11の表面の最下方には、上記したいずれの入賞領域
にも入賞しなかった打玉が遊技盤11の後方に導かれる
アウト口(図示しない)が設けられている。また、誘導
レール12の外周に沿ってレール飾りランプ38が設け
られている。
【0016】一方、パチンコ遊技機1の裏面構成におい
ては、図12に示すように、機構板41が開閉自在に設
けられている。この機構板41の中央には、窓開口42
が開設され、該窓開口42に対応する遊技盤11の裏面
には、入賞玉集合カバー体39が設けられている。入賞
玉集合カバー体39には、前記可変表示装置14の後面
突出部が貫通しており、その後面突出部の裏面に可変表
示装置14の表示動作を制御するドラム表示制御回路基
板を収納するドラム表示制御回路基板ボックス19が設
けられている。このドラム表示制御回路基板ボックス1
9に収納される回路基板には、前記ドラムモータ、ドラ
ムランプ、ドラムセンサ等からの配線がコネクタを介し
て接続される一方、後述する遊技制御回路基板100及
び中継基板ボックス40に収納される中継基板と接続さ
れる配線もコネクタ19bを介して接続されるようにな
っている。
【0017】また、入賞玉集合カバー体39の裏面に
は、可変表示装置14の一部の電気機器及び遊技盤11
に設けられる電気機器(例えば、始動口スイッチ24、
ソレノイド28、特定領域スイッチ30、10カウント
スイッチ31a,31b、各種の表示器及びランプ等)
からの配線がコネクタを介して接続される一方、遊技制
御回路基板100からの配線もコネクタ40bを介して
接続される中継基板を収納する中継基板ボックス40も
設けられている。
【0018】ところで、機構板41には、周知のように
発生した入賞玉に基づいて所定個数の景品玉を払い出す
ための景品玉タンク43、景品玉払出装置(詳細に図示
しないが景品玉払出装置ボックス44内にセット化され
て組み込まれている)、入賞玉処理装置(図示しない)
等の各種の機構が設けられるものであるが、更に、前記
した遊技盤11に設けられる可変表示装置14や可変入
賞球装置25等の遊技装置の遊技動作を制御する遊技制
御回路基板100を収納する基板収納ボックス60、景
品玉払出装置の動作を制御する景品玉払出制御基板を収
納する景品玉払出制御基板ボックス45、パチンコ遊技
機1に隣接して設置されるカードユニット47とパチン
コ遊技機1の各装置との配線を中継するユニット中継基
板が収納される中継基板ボックス46、遊技制御回路基
板100に電源を供給するターミナル基板を収納するタ
ーミナル基板ボックス51も機構板41の裏面に取り付
けられている。なお、機構板41ではないが、パチンコ
遊技機1の裏面には、遊技制御回路基板100からの指
令又はデータに基づいてパチンコ遊技機1の前面に設け
られる電気的装飾部品(ランプ等)の動作を制御する装
飾制御基板ボックスを収納する装飾制御基板ボックス4
8、打球の発射動作を制御する発射制御基板49を含む
打球発射装置50が取り付けられている。
【0019】上記した基板収納ボックス60を除く各基
板ボックス19,40,44,45,46,48,51
には、基板収納ボックス60の後述するホログラム封印
シール88とほぼ同じ構造を有する封印紙19a,40
a,44a,45a,46a,48a,51aが貼付さ
れており、収納される各基板の被覆状態を担保してい
る。このように構成することにより、各基板への不正な
目的を持った端子の接続や電子部品の交換等の不正行為
を極めて容易に見極めることができるようになってい
る。なお、図示においては、各基板及び装置には、所定
の配線を接続するためのコネクタ19b,40b,44
b,45b,46b,47b,48b,51bが設けら
れており、特に、ターミナル基板ボックス51に収納さ
れるターミナル基板は、遊技制御回路基板100に電源
を供給するだけでなく、パチンコ遊技機1に設けられる
各種電気的装置、例えば、上記した各基板及び打球発射
装置50にも電源を供給すると共に、パチンコ遊技機1
の内部での信号線の中継、あるいはパチンコ遊技機1と
外部との信号線の中継を行うための端子も設けられてい
る。
【0020】次に、本実施形態の要部を構成する基板収
納ボックス60の構成について図1乃至図4を参照して
説明する。図1は、実施形態に係る基板収納ボックス6
0の平面図であり、図2は、基板収納ボックス60の分
解斜視図であり、図3は、本実施形態の要部を構成する
封印シール88の拡大展開図であり、図4は、封印シー
ル88部分の断面図である。
【0021】しかして、基板収納ボックス60は、遊技
制御回路基板100を収納支持する箱体61と、該箱体
61の上面を閉塞するカバー体80とが組付構成され、
そのように組付構成された基板収納ボックス60は、前
記機構板41の裏面に突設される取付ボス(図示しな
い)に止着される取付台110に着脱自在に取り付け得
るようになっている。以下、基板収納ボックス60の各
組付構成部品毎に説明する。
【0022】まず、箱体61は、上面が開放した直方体
状に合成樹脂(金属でも良い)で形成され、その側壁の
ほぼ全域に内部で発生する熱を放熱するための放熱孔6
2が多数穿設されている。また、箱体61の底面には、
比較的大きな長方形状の底面開口63が開設され、該開
口63の長手方向開口縁には、取付台110の後述する
係合レール111に係合するL字状の係合片64が垂下
形成されている。
【0023】更に、箱体61の底面には、その前方部中
央に係止孔71が形成され、その一側長辺部左右に支持
位置決め突起65が突設され、その他側長辺部左右に止
め突起66が突設されている。係止孔71は、基板収納
ボックス60を取付台110に装着した際に取付台11
0に形成される係止突起114と係合して基板収納ボッ
クス60全体を機構板41の裏面に支持固定するもので
ある。また、支持位置決め突起65は、遊技制御回路基
板100の一側長辺部両端をカバー体80に設けられる
後述する押え部材87と挟持して支持するものであり、
止め突起66は、遊技制御回路基板100の他側長辺部
両端をビス107で止着支持するものである。なお、支
持位置決め突起65及び止め突起66については、後に
詳述する。
【0024】また、箱体61の長手方向一側側壁の2カ
所及び短辺方向両側側壁の1カ所には、係合穴68が形
成されている。この係合穴68は、カバー体80を箱体
61に被覆したときにカバー体80の裏面に垂下形成さ
れる係止垂下片84と係合するようになっており、この
係合穴68と係止垂下片84との係合状態は、通常時
に、外部から操作してその係合状態を解除することがで
きるようになっているが、本実施形態においては、箱体
61の外側側面とカバー体80の上面との間に封印シー
ル88が溶着構造によって接着されている。このため、
係合穴68と係止垂下片84との係合状態を解除して箱
体61とカバー体80とを強制的に分離したときには、
封印シール88が破損するので、極めて容易に箱体61
とカバー体80とを分離したか否かが分かるようになっ
ている。なお、封印シール88が貼付される箇所には、
封印シール88の外形形状に沿って凹部を形成するよう
に剥離防止壁69が突設されている。この封印シール8
8の構成・作用については、後に詳述する。
【0025】更に、箱体61の長手方向の他側辺側壁
は、高さが低く形成された配線引き出し凹部70となっ
ており、また、箱体61の底面開口63の両側部には、
複数の楕円形状の開口67が開設されている。開口67
は、次に説明する透明板72によって閉塞されてしまう
ので、放熱孔としての機能を有さないが、箱体61を形
成する原材料の軽減に寄与するものである。
【0026】また、箱体61の前記底面開口63を閉塞
するために透明板72が箱体61の内側から底面に当接
して設けられる。このため、透明板72の四隅には、間
隔保持筒部73が上面に形成され、この間隔保持筒部7
3が前記支持位置決め突起65及び止め突起66を貫通
して所定の位置に保持され、また、間隔保持筒部73の
上面に遊技制御回路基板100の下面が当接して透明板
72と遊技制御回路基板100との間隔を保持してい
る。しかして、箱体61の底面を透明板72で閉塞する
ことにより、遊技制御回路基板100の裏面(ハンダ
面)が外部から透視し得ることとなり、仮にハンダ面に
不正な工作(例えば、ジャンパー配線を接続したり、電
子部品を実装したりする不正工作)をした場合には、直
ちにわかるようになっている。この意味で、透明板72
によって閉塞される底面開口63の大きさは、基板収納
ボックス60を傾けながらハンダ面の全域が見える程度
の大きさがあれば十分である。なお、透明板72には、
その長手方向端縁中央部分に支持突起74が突設され、
後述するコネクタ103に配線を接続する際に加わる上
からの力によって遊技制御回路基板100が変形しない
ように遊技制御回路基板100の裏面を支持するように
なっている。
【0027】一方、上記した箱体61の上面を閉塞する
カバー体80は、透明な合成樹脂によって一体的に成形
されるもので、その長手方向の他側辺部が下方向に曲折
された仕切片81となっている。この仕切片81の位置
は、カバー体80を箱体61に装着したときに図1に示
すように、遊技制御回路基板100のコネクタ実装領域
104が外部に現れて接続開口82を形成するような位
置で曲折される。これにより、箱体61にカバー体80
を組付構成した状態で接続開口82に臨むコネクタ10
3に外部からの配線を接続することができる。また、カ
バー体80の表面には、内部で発生した熱を外部に放出
するための放熱孔83(図1の二点鎖線で囲んだ範囲)
が多数形成されている。
【0028】更に、カバー体80の長辺方向端縁及び短
辺方向端縁には、箱体61の側壁上端縁と係合する掛止
部85が適宜間隔を置いて2個ずつ突設され、該掛止部
85の間のカバー体80には、下方に向かって垂下され
る係止垂下片84が形成されている。係止垂下片84に
は、先端に爪部が形成され、この爪部が箱体61の前記
係合穴68に係合するようになっている。
【0029】また、カバー体80の一側辺部両側に押え
部材87が垂下されており、また、カバー体80を箱体
61に組み付けた状態で、カバー体80の上面と箱体6
1の側壁との間を差し渡すように封印シール88が貼付
される。そして、このカバー体80にも封印シール88
を貼付する箇所に封印シール88の外形形状に沿って凹
部を形成するように剥離防止壁86が突設されている。
【0030】上記した押え部材87の詳細な説明をする
前に、遊技制御回路基板100の構造について簡単に説
明すると、遊技制御回路基板100は、周知のようにプ
リント配線基板によって構成され、その上面がROM1
01を含む電子部品の実装面とされ、その実装面の大部
分が電子部品実装領域102として使用され、後方の一
部がコネクタ103が実装されるコネクタ実装領域10
4とされる。また、遊技制御回路基板100には、その
一側長辺左右に前記支持位置決め突起65に対応する係
止穴105が形成され、その他側長辺左右に前記止め突
起66に対応する止め穴106が形成されている。
【0031】上記のように構成されるカバー体80の押
え部材87の作用について以下説明する。透明板72が
装着された状態の箱体61において、遊技制御回路基板
100の一側長辺の係止穴105を支持位置決め突起6
5の先端突起部に差し込み、他側長辺の止め穴106を
止め突起66に載置する。この状態で止め穴106と止
め突起66の穴を一致させてビス107を螺着すること
により、一応、遊技制御回路基板100を箱体61に止
着したこととなる。そして、その後、カバー体80を箱
体61の上方から装着する。この際、押え部材87の先
端部が遊技制御回路基板100の上面に当接すると共
に、係止穴105を貫通している支持位置決め突起65
の先端突起部が押え部材87の中心に形成された穴に係
合するので、遊技制御回路基板100の一側長辺部が支
持位置決め突起65と押え部材87とによって挟持止着
された状態となり、他側長辺部のビス95による止着と
で完全に遊技制御回路基板100を基板収納ボックス6
0内に止着した状態となるものである。
【0032】上記のように外部からは分離できないよう
に組付構成された基板収納ボックス60は、図2に示す
ような機構板41に止着される取付台110に着脱自在
に取り付けられるようになっている。ここで簡単に取付
台110の構成について説明すると、取付台110は、
合成樹脂(金属でも良い)によって一体的に形成され、
その中央に前記係合片64と係合する一対の係合レール
111が逆L字状に形成され、その上下端縁に基板収納
ボックス60の側壁を案内するガイド片112(このガ
イド片112は必ずしも必要でない)が突設されてい
る。一方、取付台110の一側端部には、弾性変形する
係止解除レバー113が形成され、該係止解除レバー1
13の基部に前記係止孔71と係合する係止突起114
が突設されている。また、取付台110の底面には、止
め穴115が形成され、該止め穴115にビスを螺着す
ることにより機構板41の取付ボスに取付台110が固
着されるようになっている。
【0033】しかして、基板収納ボックス60を取付台
110に装着するときには、取付台110の側方から係
合片64が係合レール111に係合するように押し込
み、更に強く押し込むことにより係止突起114上面の
傾斜面に沿って係止解除レバー113が下方に弾性変形
し、遂には、係止突起114と係止孔71とが係合して
装着を完了する。一方、基板収納ボックス60を取り外
すには、係止解除レバー113を下方に押圧して係止孔
71と係止突起114との係合を解除した状態で基板収
納ボックス60を押し込み方向とは逆の方向に引き抜く
ことにより簡単に取り外すことができる。
【0034】ところで、基板収納ボックス60の被覆状
態を担保する封印シール88の構造について図3及び図
4を参照して説明する。図において、本実施形態に係る
封印シール88(以下、第1実施形態という)は、所定
の図柄がホログラム印刷された合成樹脂製の長方形状の
ホログラム封印シール88であり、その縦横に数本のミ
シン目89が形成されていると共に、隅角部がR形状の
R隅角部91となっている。なお、ホログラム封印シー
ル88は、前記カバー体80及び箱体61の剥離防止壁
86,69によって囲まれる凹部にピッタリと収納され
るような外形形状となっている。なお、図3の破線92
は、折り曲げ仮想線92である。
【0035】しかして、ホログラム封印シール88を剥
離防止壁86,69内に収納した状態(封印シール88
の裏面に接着剤を塗布しておくことが望ましい)で、前
記ミシン目89の端部両側を図示しない溶着装置で部分
的に溶着することにより、基板収納ボックス60の箱体
61とカバー体80との被覆状態を担保することにな
る。つまり、ホログラム封印シール88を基板収納ボッ
クス60の箱体61及びカバー体80と溶着部90で溶
着することにより、ドライヤー140等の熱源や糊剥し
液等の剥し用液体によってもホログラム封印シール88
を基板収納ボックス60から剥すことはできない。仮
に、これを剥すためには、ホログラム封印シール88を
完全に破損しなければならないが、破損した場合には、
溶着部90の痕跡が残留し不正行為を行ったか否かを容
易に見極めることができる。特に、この第1実施形態に
おけるホログラム封印シール88は、ホログラム図柄が
形成されているので、一旦破損した場合には、簡単に同
じホログラム図柄を作成することができず、また、ミシ
ン目89によって極めて簡単に破損し易くなっており、
更に、剥離防止壁86,69によってカッター142等
をシール88の縁から侵入させ難くし、また、R隅角部
91によって直角状隅角部に比較して隅角部から剥し難
くしている。
【0036】なお、上記した第1実施形態では、ホログ
ラム印刷したシールを例示したが、図柄は、他の印刷方
法で印刷したシールであってもよく、要は、溶着し得る
材質のもので形成されておれば良い。また、溶着構造さ
え採用されていれば、ミシン目89及び剥離防止壁8
6,69はなくてもよく、同様に隅角部も直角状に形成
されていても良い。更に、一部を溶着するのではなく、
面溶着、連続線溶着等の構造を採用しても良い。
【0037】上記した第1実施形態に係る封印シールの
貼付構造は、溶着技術を用いているが、封印シールの剥
し難い構造として、図5及び図6に示すような構造(以
下、第2実施形態という)であっても良い。図5は、第
2実施形態の要部を構成する封印シール121の拡大展
開図であり、図6は、封印シール121部分の断面図で
ある。
【0038】図において、基板収納ボックス60のカバ
ー体80の上面及び箱体61の側壁には、楕円状ドーナ
ッツ型の剥離防止凹部120を連続状に形成し、その剥
離防止凹部120の内側の楕円状凸部に封印シール12
1を貼付する。この封印シール121は、複数種類の合
成樹脂を所定の割合で混合することにより形成される合
成樹脂製の多種成分封印シール121であり、その表面
に封印番号をバーコード化したバーコード図柄部122
が形成され、その裏面に接着剤123が塗布されてい
る。そして、封印シール121を剥離防止凹部120の
内側の楕円形凸部に接着剤123によって貼付した後、
剥離防止凹部120の内側形状と合致するように形成さ
れる透明シールドシート層125の裏面に紫外線硬化樹
脂層124を塗布したものを被覆し、紫外線を照射する
ことにより、紫外線硬化樹脂層124を硬化せしめて、
多種成分封印シール121を完全に被覆した状態とす
る。
【0039】このように、第2実施形態に係る封印構造
は、被覆状態を担保する多種成分封印シール121を設
け、その多種成分封印シール121を透明シールドシー
ト層125及び紫外線硬化樹脂層124で被覆すること
により、ドライヤー等の熱源をもってする物理的な不正
や糊剥し液等の剥し用液体をもってする化学的な不正に
よっても多種成分封印シール121を基板収納ボックス
60から剥すことはできない。仮に、これを剥すために
は、透明シールドシート層125及び紫外線硬化樹脂層
124を完全に破損しなければならないが、これらを破
損した場合には、紫外線硬化樹脂層124と接着してい
る多種成分封印シール121も破損するか傷ついている
ので不正行為を行ったか否かを容易に見極めることがで
きる。特に、第2実施形態においては、封印シール12
1を複数種類の合成樹脂を所定の割合で混合した合成樹
脂製の多種成分封印シール121で形成したので、仮に
最終的に不正の疑いがあれば、封印シール121の成分
を分析すれば、真贋を判断できるし、また、同様に初期
の段階では暗号化されたバーコード図柄部122を判別
することにより真贋を判断することができる。また、剥
離防止凹部120によってカッター142等をシール1
21の縁から侵入させ難くし、仮に、無理やりカッター
142等を侵入させて紫外線硬化樹脂層124を剥離し
た場合には、紫外線硬化樹脂層124が白化現象を生ず
るので、開封されたか否かが極めて容易にわかる。ま
た、化学的な薬品等を用いて紫外線硬化樹脂層124及
び接着剤123を分離させようとしても、それぞれ別々
の薬品を用意しなければならず、簡単には分離できない
という利点がある。
【0040】なお、上記した第2実施形態では、封印シ
ール121として多種成分封印シール121を例示した
が、通常の封印シールを紫外線硬化樹脂層124及び透
明シールドシート層125で被覆したものでも良い。ま
た、封印シール121を紫外線硬化樹脂層124だけで
被覆しても良い。更に、透明層による被覆構造さえ採用
されていれば、剥離防止凹部120はなくてもよく、同
様に隅角部も直角状に形成されていても良い。
【0041】上記した第2施形態に係る封印シールの貼
付構造は、透明層による被覆技術を用いているが、封印
シールの剥し難い構造として、更に図7乃至図10に示
すような構造(以下、第3実施形態という)であっても
良い。図7は、第3実施形態の要部を構成する封印シー
ル131の拡大展開図であり、図8は、封印シール13
1部分の断面図であり、図9は、熱を加えたときの封印
シール131の拡大展開図であり、図10は、同じく熱
を加えたときの封印シール131部分の断面図である。
【0042】図において、基板収納ボックス60のカバ
ー体80の上面及び箱体61の側壁には、隅角部がR状
の長方形状の剥離防止凹部130を連続状に形成し、そ
の剥離防止凹部130の内側に封印シール131を貼付
する。この封印シール131は、熱を加えたときに変色
する感熱変色樹脂製封印シール131であり、しかもそ
の裏面の長手方向に沿って一対の形状記憶合金132が
貼付されている。
【0043】このように、第3実施形態に係る封印構造
は、被覆状態を担保する封印シール131を熱により変
色する感熱変色封印シール131で構成したので、ドラ
イヤー140等の熱源で感熱変色封印シール131を暖
めたときには、感熱変色封印シール131の一部又は全
部に変色部133が発生するので、不正行為を行ったか
否かを容易に見極めることができる。また、第3実施形
態に係る封印構造は、封印シール131を熱により変形
する形状記憶合金132を含んで構成すると共に、変形
したときに接着面に剥離痕跡文字134が残存するよう
に形成することにより、ドライヤー140等の熱源で封
印シール131を暖めたときには、封印シール131の
形状記憶合金132が記憶された形状に急激に戻る際に
接着面に剥離痕跡文字134を残存させるので、不正行
為を行ったか否かを容易に見極めることができる。
【0044】なお、剥離痕跡として文字ではなく、例え
ば、封印シール131の裏面に金属箔を塗布すると共に
その金属箔の裏面に粘着力に強弱のある粘着剤を塗布し
て基板収納ボックス60に貼付することにより、封印シ
ール131を剥したときに、金属箔が斑模様となって接
着面に残存するようにしても良い。また、第3実施形態
においては、変色機能と変形機能とを有する封印シール
131を示したが、いずれか一方の機能を有するもので
あれば良い。また、熱を加えたときに変形する部材とし
て形状記憶合金132ではなく、形状記憶合成樹脂でも
良い。
【0045】なお、上記した各実施形態では、基板収納
ボックス60の組付構成部品として、箱体61とカバー
体80と遊技制御回路基板100とからなるものを示し
たが、遊技制御回路基板100を収納するものであれ
ば、どのような構造のものでも良い。この場合、上記し
た実施形態では、カバー体80による箱体61の被覆構
造がコネクタ実装領域104を露出した状態としている
が、本実施形態を含めてカバー体80による被覆状態を
コネクタ実装領域104まで拡大して、簡単にコネクタ
103の脱着を行えないようにしても良い。また、基板
収納ボックス60に収納される基板も遊技動作を制御す
るものに限らず、不正行為が行われ易い回路基板(例え
ば、景品玉の払出動作を制御する景品玉払出制御回路基
板、表示器用の表示制御回路基板、発射動作を制御する
発射制御回路基板、配線を中継する中継端子回路基板、
電源端子や信号端子が設けられるターミナル回路基板
等)を収納する基板収納ボックスにも応用することがで
きる。更に、遊技機としては、パチンコ遊技機以外の遊
技機であっても良い。
【0046】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、遊技機に設けられる回路基板を
収納する基板収納ボックスにおいて、該基板収納ボック
スは、複数の構成部品によって回路基板を被覆するよう
に組み付け構成されると共に、その被覆状態を担保する
封印部材を設け、その封印部材を溶着構造にて接着する
ことにより、熱源や剥し用液体によっても封印部材を基
板収納ボックスから剥すことはできず、これを剥すため
には、封印部材を完全に破損しなければならないので、
不正行為を行ったか否かを容易に見極めることができ
る。
【0047】また、封印部材を熱により変色する感熱変
色シール部材で構成することにより、熱源で封印部材を
暖めたときには、封印部材の一部又は全部に変色部が発
生するので、不正行為を行ったか否かを容易に見極める
ことができる。
【0048】また、封印部材を熱により変形する部材で
構成すると共に、変形したときに接着面に剥離痕跡が残
存するように形成することにより、熱源で封印部材を暖
めたときに、封印部材の急激な変形により接着面に剥離
痕跡が残存するので、不正行為を行ったか否かを容易に
見極めることができる。
【0049】更に、封印部材を透明なシール部材で被覆
することにより、熱源や剥し用液体によっても封印部材
を基板収納ボックスから剥すことはできず、これを剥す
ためには、シール部材を完全に破損しなければならない
ので、不正行為を行ったか否かを容易に見極めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る基板収納ボックスの平面図であ
る。
【図2】基板収納ボックスの分解斜視図である。
【図3】実施形態の要部を構成する封印シールの拡大展
開図である。
【図4】封印シール部分の断面図である。
【図5】第2実施形態の要部を構成する封印シールの拡
大展開図である。
【図6】封印シール部分の断面図である。
【図7】第3実施形態の要部を構成する封印シールの拡
大展開図である。
【図8】封印シール部分の断面図である。
【図9】熱を加えたときの封印シールの拡大展開図であ
る。
【図10】同じく熱を加えたときの封印シール部分の断
面図である。
【図11】パチンコ遊技機の正面図である。
【図12】パチンコ遊技機の背面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機(遊技機) 60 基板収納ボックス 61 箱体 69 剥離防止壁 72 透明板 80 カバー体 86 剥離防止壁 88 ホログラム封印シール 89 ミシン目 90 溶着部 91 R隅角部 100 遊技制御回路基板 110 取付台 120 剥離防止凹部 121 多種成分封印シール 124 紫外線硬化樹脂層 125 透明シールドシート層 130 剥離防止凹部 131 感熱変色封印シール 132 形状記憶合金 133 変色部 134 剥離痕跡文字
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る基板収納ボックスの平面図であ
る。
【図2】基板収納ボックスの分解斜視図である。
【図3】実施形態の要部を構成する封印シールの拡大展
開図である。
【図4】封印シール部分の断面図である。
【図5】第2実施形態の要部を構成する封印シールの拡
大展開図である。
【図6】封印シール部分の断面図である。
【図7】第3実施形態の要部を構成する封印シールの拡
大展開図である。
【図8】封印シール部分の断面図である。
【図9】熱を加えたときの封印シールの拡大展開図であ
る。
【図10】同じく熱を加えたときの封印シール部分の断
面図である。
【図11】パチンコ遊技機の正面図である。
【図12】パチンコ遊技機の背面図である。
【図13】従来の基板収納ボックスに貼付される封印紙
に対する不正行為を説明するための断面図である。
【符号の説明】 1 パチンコ遊技機(遊技機) 60 基板収納ボックス 61 箱体 69 剥離防止壁 72 透明板 80 カバー体 86 剥離防止壁 88 ホログラム封印シール 89 ミシン目 90 溶着部 91 R隅角部 100 遊技制御回路基板 110 取付台 120 剥離防止凹部 121 多種成分封印シール 124 紫外線硬化樹脂層 125 透明シールドシート層 130 剥離防止凹部 131 感熱変色封印シール 132 形状記憶合金 133 変色部 134 剥離痕跡文字

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に設けられる回路基板を収納する
    基板収納ボックスにおいて、 該基板収納ボックスは、複数の構成部品によって前記回
    路基板を被覆するように組み付け構成されると共に、そ
    の被覆状態を担保する封印部材を設け、 前記封印部材を溶着構造にて接着したことを特徴とする
    遊技機の基板収納ボックス。
  2. 【請求項2】 遊技機に設けられる回路基板を収納する
    基板収納ボックスにおいて、 該基板収納ボックスは、複数の構成部品によって前記回
    路基板を被覆するように組み付け構成されると共に、そ
    の被覆状態を担保する封印部材を設け、 前記封印部材を熱により変色する部材で構成したことを
    特徴とする遊技機の基板収納ボックス。
  3. 【請求項3】 遊技機に設けられる回路基板を収納する
    基板収納ボックスにおいて、 該基板収納ボックスは、複数の構成部品によって前記回
    路基板を被覆するように組み付け構成されると共に、そ
    の被覆状態を担保する封印部材を設け、 前記封印部材を熱により変形する部材で構成すると共
    に、変形したときに接着面に痕跡が残存するように形成
    したことを特徴とする遊技機の基板収納ボックス。
  4. 【請求項4】 遊技機に設けられる回路基板を収納する
    基板収納ボックスにおいて、 該基板収納ボックスは、複数の構成部品によって前記回
    路基板を被覆するように組み付け構成されると共に、そ
    の被覆状態を担保する封印部材を設け、 前記封印部材を透明なシール部材で被覆したことを特徴
    とする遊技機の基板収納ボックス。
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