JP3708291B2 - 微量粉体吐出装置及びこの装置を用いた微量粉体噴霧方法 - Google Patents

微量粉体吐出装置及びこの装置を用いた微量粉体噴霧方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、粗比容積が大きくガサのある(流動性の悪い)粉体材料でも均等にかつ定量的に噴射させることの出来る微量粉体吐出装置とこの装置を用いた微量粉体噴霧方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
医薬品の錠剤を製造する場合、計量−混合−造粒−混合−製錠−検査の6工程を経るのが一般的であるが、医薬品の効能書きに表示される微量添加物は、これらの混合又は製錠工程において主薬成分に添加される。
この添加物を微量吐出する従来の微量粉体吐出装置としては、例えば、本出願人が先に提案した特願平6−10187号の吐出装置がある。
【0003】
この吐出装置は、図7に示すように、粉体hが貯留されるタンクaと、その下部にバルブfを介して配置され、内部に粉体hを収容するための空間部を形成するとともに、少なくとも先端側に多数の小孔gを形成した濾布bを取り付けた容器cと、この容器cの濾布bが配置される連通管iへガス流を供給されるためのガス流供給手段dとを備え、容器cの濾布bを空気脈動発生装置等の振動付与手段eで振動させながら、ガス流を導入して粉体hを小孔gから連続的に、かつ定量的に噴出するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような吐出装置では、粗比容積の大きく、流動性の悪い粉体材料や綿状の粉体材料を吐出させる場合には、これらの粉体材料が濾布の小孔の孔壁に引っ掛かり、目詰まりを生じ易く、また、濾布への粉体材料の付着量が一定し、噴霧量が一定量で安定するまでに時間を要するという問題があった。
【0005】
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、流動性の悪い粉体材料でも目詰まりを生じることなく定量的に、かつ連続して吐出させることのできる、構造が簡単な微量粉体吐出装置と、この装置を用いた粉体の噴霧方法を提供することを、その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために発明者らの鋭意検討の結果、提案されたものである。請求項1において提案された吐出装置は、孔部を形成した弾性膜体と、この弾性膜体を、その下部開口に設けた粉体材料貯留タンクと、上記弾性膜体に脈動空気振動波を供給する手段とを備えた構成となっており、弾性膜体を脈動空気振動波で強制振動させ、その振動とともに上記孔部を弾性変形させることにより、孔部より粉体材料を脈動空気振動波によって噴霧状に噴出させるようにしている。
【0007】
このような吐出装置によれば、脈動空気振動波を駆動源として弾性膜体を上下に強制振動させて孔部より粉体が吐出させるので、流動性の悪い粉体でも均等に噴射させることが出来る。
また、タンク内には液体材料を貯留するようにしてもよい。
従来の吐出装置では濾布から漏れるため、微量を連続して吐出することができなかった材料も噴霧できるようになる。
【0008】
請求項2において提案された吐出装置は、特に弾性膜体の中央に切り込み孔あるいは小孔を形成したもので、切込み孔を形成したものでは、脈動波を受けて強制振動されない期間は孔が完全に閉じているので、漏れ落ちがない。
特に流動性の悪い粉体材料を定量噴霧する場合に好適であり、噴霧量を正確に制御できる。
【0009】
請求項3において提案された吐出装置は、特に弾性膜体に多数の不定形あるいはほぼ等しい開口の多数の孔部を形成したもので、粉体の噴霧量が大きく、噴霧量の制御に正確性をあまり要求せずに、流動性の悪い粉体を多量に噴霧させる場合に好適である。
請求項4において提案された吐出装置は、請求項1に記載した弾性膜体と、この弾性膜体を、その下部開口に設けた粉体材料貯留タンクと、弾性膜体に脈動空気振動波を供給する手段と、粉体材料貯留タンクの下部開口に連通し、一端は脈動空気発生装置に接続され、他端は噴射口に通じる連通路をと備えた基本構造をなしており、脈動空気発生装置を作動し、連通路内に脈動空気振動波を送り込むことによって、弾性膜体を強制振動させており、このときに連通路の噴射口より、粉体材料を噴霧状に噴出させる構造となっている。
【0010】
このような吐出装置は、バイブレータなどの機械的手段を必要とせずに、脈動空気発生装置と、連通路を設けるだけで簡易に定量噴霧する事が出来るため、分解、清掃などのメンテナンスも容易である。
請求項5において提案された吐出装置は、用途を特定したものであり、請求項1〜4に記載した吐出装置の基本構造をなしており、粉体材料が、錠剤の製造時に使用する滑沢剤となっている。
【0011】
また、本出願人は、請求項6〜9においては、請求項1〜5において提案された吐出装置を使用し、それらの利点を有した噴霧方法も提案している。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る粉体材料の吐出装置の一実施例について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、タンク部分の構造を示すものであり、図2は中央に切込みを形成した弾性膜体の平面図、図3(a)〜(c)は弾性膜体を脈動空気振動波で振動させた場合の動作状態を示している。
【0013】
粉体を貯留したタンク2は、その下部を先細としたコーン状に形成しており、その下部開口2aには、軟質の薄いテフロン板や薄いシリコン板等からなる弾性膜体3を取り付けている。
ここに、弾性膜体3のほぼ中央には、スリット状の切込み3aを形成しており、このような切込み3aは、例えば、剃刀などの鋭利なカッターで切り込みを入れることによって形成する。
ここに、切込み3aは、粉体材料の粒径によって最適な値が選択されるが、例えば、粒径が約250μmであり、この吐出装置1の単位時間当りの吐出量が約1g/秒である場合は、2mm〜3mm程度が望ましい。
【0014】
脈動空気振動波は、図1に示したように、連通管5の一端5bに接続された脈動空気振動波発生装置4から供給され、他端に設けた吐出口5aに通じる途中において、下方から弾性膜体3に加えられる。
ここに、脈動空気振動波の波高値と周波数は、噴出すべき粉体材料hと弾性膜体3の物理的な性質に応じて設定されるが、弾性膜体3に十分に大きい振動を与えるため、1秒当りの周波数が比較的低く設定されている。10Hz〜40Hzくらいの周波数が望ましい。
【0015】
このような粉体吐出装置1によれば、弾性膜体3が脈動空気振動波を受ければ、弾性膜体3の周縁部分が節となり、切込み3aを形成した部分が腹となって脈動空気振動波の周波数に従って上下に振動する。
図3は、このときの弾性膜体3の動作を示しており、脈動空気振動波を受けた弾性膜体3が上側に持ち上げられるように弾性変形すると、切込み3aは切口の上方が広がり下方が閉じて、図3の(a)に示したように、V字状に開口する。つまり、弾性膜体3の切込み3aは、粉体材料hを貯留させたタンク2側の切口が広がるように開き、連通管5側の下方の切口がすぼむため、タンク2内に貯留された粉粒体材料hはV字状に開いた切口に入り込む。
【0016】
ついで、弾性膜体3は、図3の(b)に示したように中立位置に復帰するが、その後は、図3の(c)に示したように、下側に押し下げられるように弾性変形するので、このとき弾性膜体3の切込み3aは、タンク2側に位置する上方の切口が閉じ、連通管5側に位置する下方の切口が広がって逆V字状に開くため、図3の(a)の状態で切込み3aに入り込んだ粉体材料hは、逆V字状に開いた切口より勢いよく吐き出される。
【0017】
以下、弾性膜体3が脈動空気振動波を受けてその周波数で上下に弾性変形する毎に、タンク2内に貯留された粉体材料hは、同様にして吐出口5aより噴射される。
したがって、このような微量粉体吐出装置1によれば、タンク2内に貯留された粉体材料hは、脈動空気振動波によってV字状に開口した切込み3aに一旦捕捉された後、逆V字状に開口されて放出されるため、放出量にバラツキがなく、脈動空気振動波の周波数、波高値を制御するなどの簡易な方法で粉体材料hの排出量を精度高く制御できる。
そのため、粗比容積が大きく、流動性の悪い粉体材料hや、綿状の粉体材料hであっても、目詰まりを起こすことなく、定量的にかつ連続して微量吐出させることが出来る。
【0018】
以上の例では、弾性膜体の中央に切込みを形成した例を説明したが、弾性膜体の中央に小孔を形成してもよい。
図4は多数の小孔を形成した弾性膜体の平面図を示している。
この弾性膜体3も、上記と同様に、タンク2の下部開口2aに設けられて、多数の小孔3bを中心部から周辺部にも点在させており、タンク2の下方から脈動空気振動波の周波数が供給されると、中央部が腹となり、周縁が節となって上下に振動する。
【0019】
この例では、多数の小孔3b、例えば0.5mm径程度の小孔を形成した弾性膜体3が上下に振動するので、粉体hがこれら小孔3bに目詰まりすることなく、定量的に、しかも連続的に微量吐出させることができる。
この例のような弾性膜体3は、比較的多量の粉体材料を噴吐させる場合に特に有益であり、微量添加物の添加作業能率を高めることができる。
【0020】
なお、本実施例では、粉体材料について中心に説明したが、タンク内には液体材料を貯留するようにしてもよく、従来の吐出装置では、濾布から漏れるため微量を連続して吐出することができなかった材料も吐出できる。
また、以上の例では、弾性膜体にほぼ等しい開口の小孔を形成した例を説明したが、不定形の孔部を多数形成してもよい。
【0021】
図5、図6は、錠剤の製造時に使用される滑沢剤を連続的に打錠機などに供給するための微量粉体吐出装置の一例を示している。
このような吐出装置Aは、打錠機の杵や臼などに滑沢剤を塗布する(外部滑沢剤)ために使用され、滑沢剤hを貯留し、供給バルブ21を下方に設けた滑沢剤ホッパー2の底部には弾性膜体3を設け、その下方に分散室6を設けた構造となっており、分散室6には脈動空気発生器7に接続されるエアー導管10と、打錠機側に滑沢剤を送り込む噴霧導管11を設けている。
また、脈動空気発生器7は、流量制御装置9を介してコンプレッサーなどのエアー供給源8に接続され、ここから供給されて来た輸送エアーに、脈動空気振動波を加えて、エアー導管10を通じて分散室6に送出するようになっている。
【0022】
したがって、このような構造によれば、エアー供給源8のみを駆動した場合には、分散室6内の弾性膜体3は上下に振動しないため、エアー供給源8から分散室6に入った輸送エアーは、そのまま噴霧導管11から打錠機側に供給されるので、分散室6に残留した粉体や打錠機の一部に付着した粉体を高圧エアーで吹き飛ばして洗浄ができる。
この場合、滑沢剤ホッパー2の供給弁21を閉じておけば、エアー供給源8から分散室6に導入する輸送エアーの輸送圧を上げても、滑沢剤hがホッパー2から分散室6に落ち込むことがないので、高圧エアーによる乾燥洗浄が可能となる。ところが、エアー供給源8に加えて脈動空気発生器7を駆動すると、分散室6には、脈動振動波が重畳された輸送エアーが供給されるために、弾性膜体3は上下に振動する。その結果、前述したように、滑沢剤hが分散室6に連続して落下し、ここで分散するために、輸送エアーの流れに載って噴霧導管11を通じて打錠機に送り込まれることになる。
[実験例]
最後に、本発明者らによって行われた実験例について説明する。
【0023】
滑沢剤などに使用される平均粒径10μmのステアリン酸マグネシウムを噴霧すべき粉体とし、38mm径、厚み1.0mmの弾性膜体を使用した場合において、切込み、小孔の数、形成した位置を異ならせて、それぞれについての1分当りの噴霧量(mg/min)と、噴霧量のバラツキ(CV(%))を実験によって確認した。使用した脈動空気振動波の周波数は20Hz、供給圧力は0.2MPaであった。
【0024】
結果は、表1のようであった。
【0025】
【表1】
Figure 0003708291
【0026】
表1から明かなように、CV(一定条件で噴霧したときの噴霧量のバラツキ)を見ると、切込みの方が小孔に比べて1/4〜1/5程度で小さくなっており、噴霧も安定していることが分かる。
これは、切込みの場合は、小孔に比べて、弾性膜体の変形量が大きく、噴霧中において粉体が孔を防ぐようなことが殆どないためと推察される。
小孔は、その数を増やすことによって、噴霧量も増大しているが、噴霧量が孔数に対して比例していないのは、弾性膜体が中心部を離れて周縁部になるにつれて振幅も小さくなり、孔の変形量(開口度合)が小さくなるためと思われる。
また、切込みを中心からズラせた場合も、噴霧量は小さくなったことも確認された。
【0027】
弾性膜体に小孔を形成する場合、脈動空気振動波を弾性膜体に加えない条件下において、粉体が小孔から自然流出しないことがその孔径の大きさの決定要素となるが、これは粉体の物性によって異なる。ステアリン酸マグネシウムを使用した今回の実験データでは、孔径の最大値を1.0mmとした。
このような弾性膜体を、噴射弁として使用する本発明の吐出装置によれば、小孔を形成した弾性膜体に、定常流の空気を供給しても、弾性膜体は空気の供給初期に一度膨らむだけで、弾性体膜の変形は起きず、粉体は膜体の下方に落下するが、その後は膨らんだ形状を保持してしまうので、連続的に噴霧することはできない。しかしながら、脈動空気振動波を供給すると、前述したように脈動空気振動波の周波数に応じて弾性膜体は規則正しく上下に振動するので、このとき連続的でかつ定量的な切り出し作用が発生して、弾性膜体上の粉体は小孔から膜下に連続して噴出されることになり、したがって、その噴霧量は孔数、位置、脈動空気振動波の振動数などを変化することによって正確に制御できる。
【0028】
弾性膜体に形成する孔部は、切込みを中央に形成したものが、前述したように最も正確な制御が可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の微量粉体吐出装置では、脈動空気振動波の供給によって、弾性膜体を振動させて粉体材料を吐出制御する構成なので、無摺動であり異物が発生することがない。
また、振動とともに弾性膜体に形成された孔部が変形するので、この部分が目詰まりすることはなく、弾性膜体自体も振動しているので、タンク内に発生しがちな粉体材料の偏りが生じず、すべての粉体材料を吐出することができる。
更に、装置内部の空気振動によって粉体材料を吐出する構造なので、従来の吐出装置と比べて構造が簡単な上に堅牢となる。
【0030】
また、このような構造であるため、流動性の悪い粉体材料や綿状の粉体材料でも目詰りさせることなく、高い精度で定量的に、しかも連続的に吐出させることができる。更に、従来のように濾布を使用しないため清掃も殆ど要さず、メンテナンスが容易であり、微量添加物の添加作業能率を高めることができる。
請求項2の微量粉体吐出装置では、特に弾性膜体の中央に切り込み孔あるいは小孔を形成しているので、噴霧量を正確に制御できる。
特に、切込み孔を形成したものでは、脈動波を受けて強制振動されない期間は孔が完全に閉じているので、漏れ落ちがない。
【0031】
請求項3の微量粉体吐出装置によれば、弾性膜体に多数の不定形あるいはほぼ等しい開口の多数の孔部を形成しているので、粉体の噴霧量が大きく、噴霧量の制御に正確性をあまり要求せずに、流動性の悪い粉体を多量に噴霧させる場合に好適である。
請求項4の微量粉体吐出装置によれば、請求項1に記載した弾性膜体と、この弾性膜体を、その下部開口に設けた粉体材料貯留タンクと、弾性膜体に脈動空気振動波を供給する手段と、粉体材料貯留タンクの下部開口に連通し、一端は脈動空気発生装置に接続され、他端は噴射口に通じる連通路をと備えた基本構造をなしており、脈動空気発生装置を作動し、連通路内に脈動空気振動波を送り込むことによって、弾性膜体を強制振動させており、このときに連通路の噴射口より、粉体材料を噴霧状に噴出させる構造となっている。
【0032】
したがって、バイブレータなどの機械的手段を必要とせずに、脈動空気発生装置と、連通路を設けるだけで簡易に定量噴霧する事が出来るため、分解、清掃などのメンテナンスも容易である。
請求項5の微量粉体吐出装置によれば、請求項1〜4に記載した微量粉体吐出装置の基本構造をなしているので、滑沢剤の噴霧制御が簡単でかつ正確に行える。
【0033】
請求項6〜9においては、請求項1〜5において提案された微量粉体吐出装置を使用しているので、それらの利点を有した噴霧量を正確に制御でき、メンテナスの容易な噴霧方法が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る微量粉体吐出装置のタンクの構造を示す縦断面図である。
【図2】弾性膜体(請求項1)の一例を示す平面図である。
【図3】(a)〜(c)は弾性膜体の動作を示す図である。
【図4】弾性膜体(請求項2)の一例を示す平面図である。
【図5】外部滑沢剤の噴霧に使用される本発明の微量粉体吐出装置の一例を示す図である。
【図6】図5のX部分の拡大縦断面図である。
【図7】従来の粉体吐出装置の一例を示す一部破断した正面図である。
【符号の説明】
h 粉体材料,滑沢剤
1,A 微量粉体吐出装置
2 タンク
2a その下部開口
3 弾性膜体
3a 切込み
3b 小孔
4,7 脈動空気振動波発生装置
5 連通管
5a 吐出口

Claims (9)

  1. 孔部を形成した弾性膜体と、
    この弾性膜体を、その下部開口に設けた粉体材料貯留タンクと、
    上記弾性膜体に脈動空気振動波を供給する手段とを備え、
    上記弾性膜体を脈動空気振動波で強制振動させ、その振動とともに上記孔部を弾性変形させることにより、上記孔部より粉体材料を脈動空気振動波によって噴霧状に噴出させる構造としている脈動空気振動波で駆動制御される微量粉体吐出装置。
  2. 請求項1において、
    上記弾性膜体には、中央に切込み孔が形成されている脈動空気振動波で駆動制御される微量粉体吐出装置。
  3. 請求項1において、
    上記弾性膜体には、多数の不定形あるいはほぼ等しい開口の多数の孔部が形成されている脈動空気振動波で駆動制御される微量粉体吐出装置。
  4. 請求項1に記載した弾性膜体と、この弾性膜体を、その下部開口に設けた粉体材料貯留タンクと、
    上記弾性膜体に脈動空気振動波を供給する手段と、
    上記粉体材料貯留タンクの下部開口に連通し、一端は脈動空気発生装置に接続され、他端は噴射口に通じる連通路とを備え、
    上記脈動空気発生装置を作動し、上記連通路内に脈動空気振動波を送り込むことによって、上記弾性膜体を強制振動させ、これによって上記連通路の噴射口より、粉体材料を噴霧状に噴出させる構造としている脈動空気振動波で駆動制御される微量粉体吐出装置。
  5. 上記粉体材料が、錠剤の製造時に使用する滑沢剤である請求項1〜4のいずれかに記載の微量粉体吐出装置。
  6. 孔部を形成した弾性膜体と、
    この弾性膜体を、その下部開口に設けた粉体材料貯留タンクと、
    上記弾性膜体に脈動空気振動波を供給する手段とを備え、
    上記弾性膜体を脈動空気振動波で強制振動させ、その振動とともに上記孔部を弾性変形させることにより、上記孔部より粉体材料を脈動空気振動波によって噴霧状に噴出させることを特徴としている脈動空気振動波で駆動制御される微量粉体噴霧方法。
  7. 請求項6において、
    上記弾性膜体に、中央に切込み孔が形成されているものである脈動空気振動波で駆動制御される微量粉体噴霧方法。
  8. 請求項6において、
    上記弾性膜体は、多数の不定形あるいはほぼ等しい開口の多数の孔部が形成されているものである脈動空気振動波で駆動制御される微量粉体噴霧方法。
  9. 上記粉体材料が、錠剤の製造時に使用する滑沢剤である請求項6〜7のいずれかに記載の微量粉体噴霧方法。
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