JP3704637B2 - パネル支持具の固定構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は家屋等の屋外に設置される乾式塀の組立て構造に関し、特にパネル支持具を容易かつ確実に支柱に固定することができるパネル支持具の固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、金属製の支柱の外面にパネル支持具等を介して外装材を取付けて外構としての壁面を形成する、いわゆる乾式塀装置が広く知られている。
この種の乾式塀において、壁面を形成するにあたっては、支柱にフック状の金具を固定し、このフックにパネルの下端部を支持させ、順次パネルを積み重ねていく引掛け金具方式が採用されている。
これに対して、特開平8−226255号のように、予め支柱にフック状の金具を固定しておいて、この金具に長尺状のパネル支持具を引掛け固定した後、この支持具にパネルの下端を支持させ、順次パネルを積み重ねて壁面を形成していく方式が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の方式によると、パネルの全重量をフック金具のみで支持しているため強度的な問題から、合成樹脂製のパネルやパネル厚の小さいパネルしか取付けることができなかった。ところがこのような、軽量パネルを使用した塀は、仕上がった時の印象が軽々しく、重厚な外観を呈することができなかった。また、支柱にフック金具をビス止めするため、現場における作業が煩雑な上、水平レベルの調整が困難であった。
【0004】
これに対して、後者の方式によれば、長尺状のパネル支持具とフック金具でパネルを支持するため、比較的重量のあるパネルを支持することができ、重厚感のある塀を形成することができる。また、フック金具が予め支柱に取付けられているため、現場でのビス止め作業が削減され作業性も向上されるものである。しかしながら、このものはフック金具が支柱の外面から突出するため、搬出入時にフック金具が損傷したり変形したりして金具を交換するなどの必要があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような実情に鑑みて創作されたものであって、基礎(B)上に立設される複数の支柱(1)と、該支柱(1)にパネル支持具(2)を介して取付けられるパネルとによって構成される乾式塀において、上記支柱(1)にパネル支持具(2)を取付けるにあたり、支柱(1)には開口溝(11)を形成し、該開口溝(11)は内側壁に係止突起(11a)を有すると共に、上下方向所定間隔を存して開口溝(11)の開口端より溝底方向に切り欠かれ、その下方側に顎部(12a)を有する切欠(12)を形成する一方、上記パネル支持具(2)には前記顎部(12a)に嵌合する折曲片(2a)を形成すると共に、該折曲片(2a)を前記顎部(12a)嵌合した状態で、上記切欠(12)に嵌入掛止する突片(6c)を有し、かつ両側辺(6a)には上記係止突起(11a)と係止可能な係止突起(6b)を有する固定具(6)を上記開口溝(11)に嵌合することにより、前記折曲片(2a)と顎部(12a)との嵌合を保持することにより、両部材を容易に固定することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について、図面に基づき説明する。図1は、本発明のパネル支持具の固定構造を用いた乾式塀の縦断面を表わしている。この乾式塀は基礎Bに立設される複数の支柱1,1・・・と、これら支柱間に横架され、パネル3を支持するパネル支持具2と、最上段パネルの上端部を保持するパネル押え具4及び笠木5とから構成されている。
【0007】
図2は基礎ブロックB上に取付けられる支柱1を表わしている。支柱1はアルミニウム製の押出型材よりなり、中空部1aとその表裏面には開口溝11,11がそれぞれ形成されている。該開口溝11は内側壁に係止突起11a,11aを有するとともに、切欠12が上下方向に所定間隔を存して形成されている。切欠12は開口溝11の開口端より溝底方向に切り欠かれ、その下方側には顎部12aが形成されている。
上記のように構成された支柱1は、その下端がコンクリート基礎ブロックBに固定され、地面に対して立設固定されている。
【0008】
図3は、パネル支持具2を支柱1に取付る手順を表わした図である。パネル支持具2は長尺状の型材よりなり、前記支柱に形成された顎部12aに嵌合する折曲片2aと、パネルの上下端部を支持する支持片2bとを有している。
6は固定具であって、図4(A)(B)に示す通り、断面略コ字形の部材よりなり、支柱1の開口溝11に内嵌するよう、幅及び奥行きの寸法設定がなされている。また、両側辺6a,6aには、前記開口溝11に形成された係止突起11a,11aと互いに係止可能な係止突起6b,6bが形成されている。また、両側片6a,6aの下端には、垂直方向に延びる突片6c,6cが形成されている。
【0009】
以上のように構成された支柱1とパネル支持具2とを固定するには、先ず図3(A)に示すように、パネル支持具の折曲辺2aを支柱に形成された切欠12に挿入した後、顎部2aに嵌合させる。(この状態でパネル支持具2は支柱1に仮支持された状態となっている。)
次いで、固定具6の突片6c,6cを切欠12に嵌入させながら、固定具6を開口溝に嵌合固定する。(図3(B)の状態)これにより、固定具の突片6c,6cが切欠12に掛止されることとなり、折曲片2aの上動が規制されパネル支持具2は支柱1に完全に固定されることとなる。
したがって、支柱1とパネル支持具2を固定するにあたり、ビス止め作業を一切必要とせずに、簡単かつ確実に両部材を固定することが出来る。
【0010】
以下図5乃至図8に基づいて、本発明のパネル支持具の固定構造を用いた乾式塀の組立て方法について説明する。
図5及び図6は最下端パネルの取付方法およびその施工例を表わしている。
最下端パネルを取付けるには、先ず支柱1の下端に形成された切欠12に最下端パネル用のパネル支持具21を固定具6により固定する。(最下端パネル用のパネル保持具21は下端に水切片21cが形成されている他はパネル保持具2と同様)そして、この支持具21にパネル3の下端部を支持させ、かつ、上端部を別のパネル支持具2の支持片2bに保持させながら、このパネル支持具2の折曲辺2aを上段の切欠12の顎部12aに嵌合させ仮支持させた後、固定具6により固定する。
以上の作業により最下端パネルが取付けられる。そして、同様の手順により図6のような最下端パネル層を形成する。
【0011】
次いで、最下端パネルの上端部を保持しているパネル支持具2に2段目のパネルの下端部を支持させ、かつ、上端部をさらに別のパネル支持具2に保持させながら、支柱に仮支持させた後、固定具6により固定する。
以下同様にして、下段側のパネル層に順次パネルを積み上げていくことにより、塀の壁面が形成される。
【0012】
図7及び図8は最上段パネルと笠木の取付方法を表わした図である。最上段パネルの固定は、上記のようにパネル支持具2により支柱に仮支持させた後、パネル押え具4で折曲片2aを抑えた後、パネル押え具4をビス41により支柱に固着することにより固定される。そして、このパネル押え具4に形成された係止片4a,4aに笠木5の係止片5a,5aを係止することにより、笠木5が取り付けられる。
【0013】
【発明の効果】
以上述べた通り、本発明のパネル支持具の固定構造によれば、パネル支持具を支柱に取付けるにあたり、現場におけるビス止め作業を大幅に削減することができるため、作業性が向上するとともに作業コストの削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネル支持具の固定構造を利用した乾式塀の縦断面図である。
【図2】支柱が基礎ブロックに立設固定されている状態を示す斜視図である。
【図3】(A)および(B)はパネル支持具と支柱との固定方法を示す側面図である。
【図4】(A)および(B)は、固定具の平面図および斜視図である。
【図5】最下端パネルの取付方法を示す斜視図である。
【図6】本発明のパネル支持具の固定構造を利用した乾式塀の施工例を示す斜視図である。
【図7】パネル上端部の取付方法を示す斜視図である。
【図8】笠木部の縦断面図である。
【符号の説明】
B 基礎ブロック
1 支柱
2 パネル支持具
2a 折曲片
3 パネル
6 固定具
6c 突片
11 開口溝
12 切欠
12a 顎部

Claims (1)

  1. 基礎(B)上に立設される複数の支柱(1)と、該支柱(1)にパネル支持具(2)を介して取付けられるパネルとによって構成される乾式塀において、上記支柱(1)にパネル支持具(2)を取付けるにあたり、支柱(1)には開口溝(11)を形成し、該開口溝(11)は内側壁に係止突起(11a)を有すると共に、上下方向所定間隔を存して開口溝(11)の開口端より溝底方向に切り欠かれ、その下方側に顎部(12a)を有する切欠(12)を形成する一方、上記パネル支持具(2)には前記顎部(12a)に嵌合する折曲片(2a)を形成すると共に、該折曲片(2a)を前記顎部(12a)嵌合した状態で、上記切欠(12)に嵌入掛止する突片(6c)を有し、かつ両側辺(6a)には上記係止突起(11a)と係止可能な係止突起(6b)を有する固定具(6)を上記開口溝(11)に嵌合することにより、前記折曲片(2a)と顎部(12a)との嵌合を保持するようにしたことを特徴とするパネル支持具(2)の固定構造。
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