JP3703446B2 - スクリーン版およびそれを用いたスクリーン印刷方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラープラズマディスプレイパネルのカラーフィルタ又は蛍光体層を形成するためのパターン印刷及びベタ印刷に好適なスクリーン版およびそれを用いたスクリーン印刷方法に関し、特に、裏拭き効率の向上を図ったスクリーン版およびそれを用いたスクリーン印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラープラズマディスプレイの製造に当たっては、例えば蛍光体層及びカラーフィルタを基板(パネル)に形成する時に、スクリーン印刷が採用されている。スクリーン印刷では、印刷終了後にパターンのエッジ部分においてスクリーン版の裏面に蛍光体ペースト又はカラーフィルタペースト等の原料ペーストが残存し、所謂裏周りが発生する。このため、従来、印刷終了後にスクリーン版の裏面に残存する原料ペーストを除去するために、裏拭きを行っている。具体的には、裏拭シートをスクリーン版裏面に付着させ、裏拭き用スキージを使用してスクリーン版の裏面に残存する原料ペーストを裏拭シートに転写させ除去している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のスクリーン版を使用して、50型カラープラズマディスプレイパネル用の青色カラーフィルタの印刷を行った後に、裏拭きを行うと、裏拭シートが裏拭き終了時点で剥がれる現象が頻繁に起きている。このような剥がれた裏拭きシートは印刷機の振動により複数回にわたりスクリーン版の裏面に接触する。裏拭き後の裏拭きシートにはスクリーン版から拭き取った原料ペーストが付着しているため、裏拭き後にスクリーン版の裏面に接触すると、スクリーン版に原料ペーストが再付着してしまい、次のパネルにカラーフィルタを印刷する際に印刷むらが発生するという問題点がある。
【0004】
例えば、スクリーン版の枠の大きさが一定である場合に、プラズマディスプレイパネルの最終製品が42型、50型、61型と大型化すると、スクリーン版の印刷のためのパターン領域が占める面積は必然的に拡大する。このため、50型又は61型用のカラーフィルタ印刷後の裏拭き時において、スクリーン版のパターン領域を通り越して裏拭き用スキージが移動可能な範囲が狭くなっている。パターン最外周部から裏拭き用スキージの動く距離が長くなると、スクリーン版裏面に密着しているシートが剥がれ難くなるという傾向がある。その結果として、大型のパネルほど装置の振動等により裏拭きシートの剥がれた部分が再度パターン領域に付着して印刷むらが発生しやすくなっているのである。
【0005】
また、裏周りを抑制するためにスクリーン版の裏面にシリコーン樹脂を塗布することがあるが、このようなスクリーン版では、裏拭きシートが剥がれやすく、上述のような印刷むらを発生させている。
【0006】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、印刷機の振動に伴う裏拭き後のスクリーン版裏面からの裏拭きシートの剥がれを防止することができるスクリーン版およびそれを用いたスクリーン印刷方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るスクリーン版は、スクリーン印刷のパターンが形成されたパターン領域と、前記パターン領域の外側に設けられ、所定の粘着力を有する第1の貼り付け領域と、前記第1の貼り付け領域内に、少なくとも1個の前記第1の貼り付け領域の前記所定の粘着力よりも粘着力が強い強粘着領域と、を有することを特徴とする。通常パターン領域は矩形状であり、強粘着領域は前記パターン領域の辺に沿って設けられる。
【0008】
ここで、少なくとも1個の強粘着領域の両端は、その強粘着領域が沿うパターン領域の辺の両端よりも外側に位置していることが好ましく、少なくとも1個の強粘着領域は、そのパターン領域の辺のうちで最長のものに沿って設けられていることが望ましい。そして、少なくとも1個の前記強粘着領域は、前記パターン領域の辺のうちで最長のものに沿って設けられ、その両端は、その強粘着領域が沿う前記パターン領域の辺の両端よりも外側に位置していることがより望ましい。
【0009】
また、強粘着領域は、例えば離型性に優れるシリコーン樹脂を強粘着領域に塗布することなく強粘着領域以外に塗布することにより裏拭きシートとの粘着が相対的に強くなるようにしてもよく、あるいは、強粘着領域に例えばアルミニウム蒸着テープを貼付して裏拭きシートとの粘着が相対的に強くなる加工面を有するようにしてもよい。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るスクリーン印刷は、スクリーン印刷のパターンが形成されたパターン領域と、該パターン領域の外側の裏拭きシートが貼り付けられる面に設けられた、所定の粘着力を有する第1の貼り付け領域とを備え、かつ、前記第1の貼り付け領域内には、前記所定の粘着力よりも粘着力が強い強粘着領域が、少なくとも1個設けられていることを特徴とする。通常、パターン領域は矩形状であり、強粘着領域は前記パターン領域の辺に沿って設けられる。
【0011】
【作用】
本発明においては、スクリーン版裏面に強粘着領域がパターン領域の外側に設けられているため、裏拭きシートが強粘着領域により保持される。裏拭き用スキージを往復させる際にこの強粘着領域が設けられている側が裏拭き用スキージの往路の終点側に位置するようにして印刷機に取り付けて裏拭きを行えば、裏拭き用スキージが復路についてもスクリーン版への裏拭きシートの強固な付着が維持される。従って、印刷機に振動が発生しても、裏拭きシートはスクリーン版から剥がれず、この剥がれを原因としていた印刷むらの発生が防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例に係るスクリーン版について、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の一実施例に係るスクリーン版を示す図であって、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図である。
【0013】
本実施例に係るスクリーン版1においては、中央部に、例えばストライプパターンのような印刷パターンを有する矩形状のパターン領域3が設けられたスクリーン2が枠4に保持されている。また、スクリーン2の枠4に接している面とは反対側の面に、パターン領域3の各辺に沿って強粘着領域5がパターン領域3の境界から若干離間して設けられている。強粘着領域5は、その面内の他の領域よりも裏拭きシートとの粘着力が強い領域である。このような強粘着領域5は、例えばその領域以外にペーストの裏周りを抑制するためにシリコーン樹脂を塗布してシリコン膜(膜厚:約1〜2μm)を形成することにより設けることができる。つまり、強粘着領域5の周囲では、シリコ−ン樹脂膜の存在により離型性が向上するが、強粘着領域5では、離型性が向上せず相対的に粘着力が高くなる。あるいは、全面にシリコン膜を形成した後に、強粘着領域5を設ける位置に裏拭きシートとの粘着力を向上させるテープを貼付、あるいは粘着層を塗布することによっても強粘着領域5を設けることもできる。テープの一例としては、図2に示すようにポリエステルフィルム製ベースフィルム21(膜厚:38μm)の一方の表面に粘着力を高めるための加工が施され、他方の表面にアルミニウム22(膜厚:1μm以下)が蒸着され、蒸着アルミニウム22上に粘着剤23(膜厚:約25μm)がさらに積層されて構成された3層構造のテープが挙げられる。アルミニウム蒸着テープは、ベースフィルムの加工面が裏拭きシート側と対向するように粘着剤によりスクリーン版裏面に貼付される。なお、粘着力を高めるための加工としては、サンドマット加工が一例として挙げられる。この処理によりベースフィルム表面が粗化され、裏拭きシートとの粘着力が向上する。粘着層としては例えばアクリル系粘着材層が適用できるが、この材料に限定されない。
【0014】
なお、強粘着領域5の位置は、図1に示すように、裏拭きシートの有効領域6、即ち裏拭きシートのスクリーン2の裏面に付着することが可能な領域の内側であればよい。また、パターン領域3の長辺に沿って設けられる強粘着領域5は、少なくともパターン領域3の長辺の両端まで延出していることが望ましく、枠4に取り付けられたスクリーン2の支持体部分(図示せず)まで達しない範囲、即ちスクリーン2の支持体部分とメッシュ部分(図示せず))との接着領域を超えない範囲で長く設けられていることがより望ましい。強粘着領域5の幅は特に限定されず、剥がれが発生しないように適宜調整できるが、5cm程度とすることが好ましい。更に、パターン領域3の短辺に沿って設けられる強粘着領域5の長さは5cm以上であることが望ましく、図1(a)に示すように、短辺と同等の長さ、あるいはそれ以上であってもよい。なお、短辺に沿って設けられる強粘着領域5の長さが短辺よりも短い場合は、印刷機の奥側にセットされるパターン領域のコーナー部周辺に設けることが好ましい。
【0015】
また、強粘着領域5は、必ずしも、図1(a)に示すように、4箇所に設けられている必要はないが、少なくとも一方の長辺に沿って設けられていることが望ましい。
【0016】
次に、上述のように構成された本発明の実施例に係るスクリーン版1を使用したスクリーン印刷方法について説明する。図3は図1に示したスクリーン版1を使用したスクリーン印刷方法を示す上面図、図4(a)乃至(e)は同じくスクリーン印刷方法を工程順に示す断面図である。なお、スクリーン版1には、4つの強粘着領域5が設けられているが、簡潔に示すために、図3では一方の長辺に沿った強粘着領域を省略しており、図4ではパターン領域3の一方の長辺に沿って設けられたもののみを示す。また、この強粘着領域5は図2の構成のアルミニウム蒸着テープ5aが貼付されて構成されたものとする。
【0017】
このスクリーン印刷方法に使用するスクリーン印刷機には、裏拭きシート13が巻き付けられた裏拭きシートローラ14及び裏拭き後の裏拭きシート13を巻き取る巻き取りローラ15が設けられている。そして、印刷時には、一体化して印刷用スキージ12及び裏拭き用スキージ11が裏拭きシートローラ14及び巻き取りローラ15から離間する方向に移動し、裏拭き時には、印刷用スキージ12及び裏拭き用スキージ11が裏拭きシートローラ14及び巻き取りローラ15に近づく方向に移動する。図3では、印刷用スキージ12と裏拭き用スキージ11は、同じ長さで示しているが、印刷用スキージ12の長さは印刷用スキージ12が概ね平行に配置されるパターン領域の辺の長さと同等以上、裏拭き用スキージ11はパターン領域の短辺の外側に設けられた強粘着領域上に達する長さ以上有すればよい。また、裏拭きシート13を引き出す引き出しローラ16及び裏拭きシートローラ14と引き出しローラ16との間に懸架された裏拭きシート13をスクリーン版1に押し当てる裏拭きローラ17が設けられている。裏拭きローラ17は、例えばステンレス製である。以下、裏拭きシートローラ14及び巻き取りローラ15が設けられ裏拭き時にスキージ11及び12が近づいてくる側を印刷機の奥側といい、印刷時にスキージ11及び12が近づいてくる側を手前側という。引き出しローラ16及び裏拭きローラ17は、裏拭き時以外には、印刷機の手前側に位置しており、裏拭きシート13が引き出された状態となっている。
【0018】
この印刷方法では、強粘着領域5が設けられた側が印刷機の奥側となるようにして、スクリーン版1をスクリーン印刷機に取り付ける。図1,3に示したスクリーン印刷版には、パターン領域の4辺の全てに沿って強粘着領域5が設けらているため、いずれかの長辺が印刷機の奥側となるようにすればよいが、スクリーン版の長辺のいずれか一方に沿って強粘着領域5が設けられたスクリーン版1を使用する場合には、この強粘着領域5が印刷機の奥側となるようにスクリーン印刷機に取り付ける。スクリーン版1の取り付け後、印刷用スキージ12を使用してプラズマディスプレイパネルのカラーフィルタ又は蛍光体層等の印刷を行う。
【0019】
この印刷では、上述のように、裏拭き用スキージ11及び印刷用スキージ12が印刷機の手前側に向かって移動するため、印刷終了時には、裏拭き用スキージ11及び印刷用スキージ12はスクリーン印刷機の手前側にある。印刷終了後、図4(a)に示すように、印刷用スキージ12を上昇させてスクリーン2から離間させると共に、裏拭き用スキージ11を降下させて裏拭き用スキージ11と裏拭きローラ17とにより裏拭きシート13及びスクリーン2を挟み込む。即ち、図4(a)の状態は、印刷した基板が既に取り外され、裏拭き開始直後の状態に相当する。
【0020】
次いで、図4(b)に示すように、裏拭きシート13及びスクリーン2を挟み込んだまま、裏拭き用スキージ11及び裏拭きローラ17を同時に等速で印刷機の奥側に移動させることにより、印刷時にパターンのエッジ部に残存したペーストを裏拭きシート13に付着させる。裏拭きシート13としては、スクリーン版2と接触する側にアクリル系粘着材が均一に塗布されたポリエチレンフィルム(膜厚:約70μm)を使用した。なお、印刷用スキージ12は裏拭き用スキージ11と一体となって印刷機の奥側に向かって移動し、引き出しローラ16は裏拭きローラ17と一体になって印刷機の奥側に向かって移動する。
【0021】
図4(c)に示すように、裏拭き用スキージ11が印刷機の奥側に設けられた強粘着領域5を通過したところで、裏拭き用スキージ11及び裏拭きローラ17の移動を停止させる。
【0022】
その後、図4(d)に示すように、引き出しローラ16及び裏拭きローラ17を印刷機の手前側に移動させる。
【0023】
そして、図4(e)に示すように、引き出しローラ16及び裏拭きローラ17が裏拭き開始時の位置まで戻ってきたところで、引き出しローラ16及び裏拭きローラ17を下降させる。次に、巻き取りローラ15により裏拭きシート13を巻き取り始めることにより、裏拭きシート13がスクリーン2から剥がれる。
【0024】
このような実施例によれば、裏拭き用スキージ11が印刷機の奥側に設けられた強粘着領域5を通過した後に裏拭きローラ17が裏拭き開始時の位置まで戻っても、裏拭きシート13は少なくとも印刷機の奥側に設けられた強粘着領域5に付着している。従って、奥側では強粘着領域5により、手前側では裏拭きローラ17によりスクリーン2の裏面への貼付が維持されるため、印刷機が振動したとしても、裏拭きシート13はスクリーン2からは剥がれない。このため、剥がれ後の再付着による印刷むらの発生が防止される。
【0025】
なお、スクリーン版の裏拭き機能を有する印刷装置において、スクリーン版が裏拭きシートと接する側に何らかの粘着性の違いが存在していてもよい。
【0026】
また、本願発明に係るスクリーン版は、パターン印刷だけでなくベタ印刷にも使用することができる。
【0027】
本発明は、上記実施例に記載の内容に限定されるものではなく、スクリーン版の構成およびこれを用いた印刷方法は、本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更できる。
【0028】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、裏拭き用スキージを往復させる際にこの強粘着領域が設けられている側が裏拭き用スキージの往路の終点側に位置するようにして印刷機に取り付けて裏拭きを行えば、裏拭き用スキージが復路についてもスクリーン版への裏拭きシートの強固な付着を維持することができる。このため、印刷機に振動が発生しても、裏拭きシートのスクリーン版からの剥がれを防止することができ、この剥がれを原因とする印刷むらの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るスクリーン版を示す図であって、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図である。
【図2】強粘着領域に貼付するテープの一例の断面図である。
【図3】スクリーン版1を使用したスクリーン印刷方法を示す上面図である。
【図4】(a)乃至(e)は同じくスクリーン印刷方法を工程順に示す断面図である。
【符号の説明】
1;スクリーン版
2;スクリーン
3;パターン領域
4;枠
5;強粘着領域
5a;アルミニウム蒸着テープ
6;有効領域
11;裏拭き用スキージ
12;印刷用スキージ
13;裏拭きシート
14;裏拭きシートローラ
15;巻き取りローラ
16;引き出しローラ
17;裏拭きローラ
21;ベースフィルム
22;アルミニウム
23;粘着材
Claims (13)
- スクリーン印刷のパターンが形成されたパターン領域と、該パターン領域の外側の裏拭きシートが貼り付けられる面に設けられた、所定の粘着力を有する第1の貼り付け領域とを備えるスクリーン版であって、
前記第1の貼り付け領域内には、前記所定の粘着力よりも粘着力が強い強粘着領域が、少なくとも1個設けられていることを特徴とするスクリーン版。 - 前記パターン領域が矩形状であり、前記強粘着領域が前記パターン領域の辺に沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン版。
- 少なくとも1個の前記強粘着領域の両端は、その強粘着領域が沿う前記パターン領域の辺の両端よりも外側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン版。
- 少なくとも1個の前記強粘着領域は、前記パターン領域の辺のうちで最長のものに沿って設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン版。
- 少なくとも1個の前記強粘着領域は、前記パターン領域の辺のうちで最長のものに沿って設けられ、その両端は、その強粘着領域が沿う前記パターン領域の辺の両端よりも外側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン版。
- 前記強粘着領域以外の裏拭きシートが貼り付けられる範囲内に裏拭きシートとの粘着力を低下させる加工が施されており、前記強粘着領域が前記強粘着領域以外よりも相対的に強粘着な面を有することを特徴とする請求項1に記載のスクリーン版。
- 前記加工は、前記パターン領域にシリコーン樹脂を塗布し、前記強粘着領域にシリコーン樹脂を塗布しないことを特徴とする請求項6に記載のスクリーン版。
- 前記強粘着領域が、前記強粘着領域以外よりも裏拭きシートとの粘着力が相対的に強粘着となる加工面を有することを特徴とする請求項1に記載のスクリーン版。
- 前記加工面は、テープが貼付されて形成されていることを特徴とする請求項8に記載のスクリーン版。
- 前記加工面は、強粘着剤が塗布されて形成されていることを特徴とする請求項7に記載のスクリーン版。
- 請求項1乃至10のいずれか一に記載のスクリーン版を用いて基板に原料ペーストを印刷することを特徴とするスクリーン印刷方法。
- 印刷機に基板および請求項1乃至10のいずれか一に記載のスクリーン版を取り付けし、前記スクリーン版を用いて前記基板に原料ペーストを印刷する工程と、印刷終了後前記印刷機から前記基板を取り外す工程と、前記スクリーン版を裏拭きシートにより裏拭きする工程と、を有することを特徴とするスクリーン印刷方法。
- 前記スクリーン版の強粘着領域が、裏拭き用スキージを往復させる際の往路の終点側に位置するように前記スクリーン版を前記印刷機に取り付けることを特徴とする請求項12に記載のスクリーン印刷方法。
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