JP3702722B2 - ロール状シート材料の運搬方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺な積層板等のフレキシブルなシート材料を巻芯にロール状に巻回してなるロール状シート材料を所望の位置に運搬する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリント配線板の製造に供される内層回路板等を製造するにあたっては、作業を効率化するために、長尺な積層板を連続的に搬送しながらこの積層板にエッチング処理を施すなどして回路形成を行う連続工法が採用されてきている。また回路形成がなされた積層板の回路パターン検査を行う場合などにも、同様の連続工法が採用されてきている。このような連続工法は、例えば特開平5−191012号公報、特開平3−158232号公報、特開平11−58603号公報等で開示されているものがある。
【0003】
ここで長尺な積層板を連続的に搬送するにあたっては、長尺な積層板を巻芯にロール状に巻回したものをシャフトに取付け、積層板を連続的に巻解いて処理工程に送出しているものであり、また処理後の積層板は連続工法の最終工程において巻芯に巻回されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような連続工法における処理前後の、ロール状に巻回された積層板は、その形状や重量から、運搬が困難であり、また巻芯をシャフトに正確に位置合わせして取付けるのも手間のかかるものであった。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、積層板等のロール状シート材料を効率よく運搬することができるロール状シート材料の運搬方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係るロール状シート材料の運搬方法は、巻芯2にシート材料3をロール状に巻回してなるロール状シート材料Aの運搬方法であって、運搬装置1に一対の上下昇降自在な支持部材4,4を略平行に配列すると共に略水平方向に突出するように設け、支持部材4,4間に一対の支持ベルト5,5を架設し、ロール状シート材料Aの両端から突出する巻芯2の両端部をそれぞれ各支持ベルト5,5の上面に載置することによって、一対の支持ベルト5,5の間にロール状シート材料Aを位置させ、運搬装置1を移動させると共に支持部材4,4を上下昇降させて巻芯2を所望の位置に運搬することを特徴とするものである。
【0007】
また本発明の請求項2に係るロール状シート材料の運搬方法は、請求項1の構成に加えて、支持ベルト5の一端を支持部材4に対して着脱自在に形成することを特徴とするものである。
【0008】
また本発明の請求項3に係るロール状シート材料の運搬方法は、請求項1又は2の構成に加えて、支持ベルト5に係止される脱落防止リブ14を巻芯2に形成することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0010】
本発明で用いることができる運搬装置1の例を図1,2に示す。
【0011】
本体7の下部には、前方に略水平に突出する一対の脚部8が設けられている。この一対の脚部8,8は略平行かつ並列に形成されており、各脚部8には車輪9aがそれぞれ設けらている。また本体7の後部の下部には車輪9bが設けられている。これらの車輪9a、9bが床面上を転動することにより運搬装置1が移動される。また本体7の前面には、昇降ユニット10が形成されている。この昇降ユニット10は、本体7に対して昇降自在に形成されている。ここで本体7には昇降ユニット10を上下昇降駆動する駆動機構が内蔵されている。昇降ユニット10には一対の支持部材4,4が、昇降ユニット10から前方に向けて略水平方向に突出するように設けられている。この一対の支持部材4,4は同一高さに形成され、間隔をあけて略平行かつ並列に配設されている。
【0012】
二つの支持部材4,4間にはフレキシブルな帯状のシート材にて形成された一対の支持ベルト5が架設される。この二つの支持ベルト5,5は、支持部材4,4の前部及び後部においてそれぞれ架設されている。この支持ベルト5,5は支持部材4,4の長手方向と直交する方向に架設される。ここで支持ベルト5,5の長さは支持部材4,4間の間隔よりも長く形成されており、弛んだ状態で支持部材4,4間に架設されている。また各支持ベルト5,5は、その一端が一方の支持部材4に固定されており、他端は他方の支持部材4に着脱自在に取付けられている。支持ベルト5の一端を支持部材4へ固定するにあたっては、支持ベルト5の一端部を下方に折返すと共にこの折返し部分にて固定具11を挟み、この状態で固定具11をボルト等の固着具13にて支持部材5の上面に固着している。また支持ベルト5の他端を支持部材4に着脱自在に取付けるにあたっては、支持ベルト5の他端に輪状に形成した引掛部5aを設け、一方、フック12をボルト等の固着具13にて支持部材4の上面に固着し、引掛部5aをフック12に引っ掛けている。
【0013】
この運搬装置1にて運搬されるロール状シート材料Aは、長尺かつフレキシブルなシート材料3を巻芯2に巻回したものである。このシート材料3としては、例えば内層回路板成形用のガラス基材エポキシ樹脂銅張積層板を挙げることができる。また巻芯2はシート材料3の幅よりも長い円棒状に形成されており、その軸方向に貫通する通孔6が形成されている。また、巻芯2の両端からそれぞれ一定の幅を有する部分を支持領域2aとし、シート材料3はこの支持領域2aに挟まれた領域に巻回される。
【0014】
このロール状シート材料Aは、二つの支持部材4,4間に配置された状態で、巻芯2の一方の支持領域2aが一方の支持ベルト5の上面に載置されると共に他方の支持領域2aが他方の支持ベルト5の上面に載置されることにより、運搬装置1に支持される。このとき支持ベルト5は巻芯2からの荷重により下方に弛んだ状態となり、支持領域2aは、支持ベルト5の両端から等距離の部分において、安定して保持され、この部分からずれた位置において支持領域2aが載置されているときは、巻芯2は自重により支持ベルト5の上面を転動し、あるいは滑って、支持領域2aが支持ベルト5の両端から等距離の部分に位置するまで移動することとなる。すなわち、運搬装置1にてロール状シート材料Aが保持されているときには、このロール状シート材料Aの巻芯2は常に運搬装置1に対して所定の位置に保持されることとなる。
【0015】
ここで巻芯2には、図3に示すように、その両端に、外周方向に向けて突出する脱落防止リブ14を全周に亘って形成することが好ましい。このようにすると、ロール状シート材料Aを運搬装置1にて保持する際に、支持ベルト5上において支持領域2aの配置位置が軸方向にずれたとしても、脱落防止リブ14が支持ベルト5に係止されて、支持領域2aが支持ベルト5の上面から滑り落ちることがなくなり、運搬装置1からのロール状シート材料Aの脱落が防止されるものである。
【0016】
以下、シート材料3として内層回路板成形用のガラス基材エポキシ樹脂銅張積層板を用い、このシート材料3を連続的に送りながらエッチング処理を施すなどして回路形成を行ったり、回路パターンの検査を行ったりする連続工法を行う場合を例に挙げて、ロール状シート材料Aの運搬方法を説明する。
【0017】
まず、ロール状シート材料Aが支持される装置等について説明する。
【0018】
図4は、ロール状シート材料Aが収納される箱体37を示す。この箱体37は、パレット15と、パレット15の上面を覆う下方に開口する上箱体16とからなる。パレット15の上面には、上方に突出する一対の支持部17が対向し合うように形成されており、この支持部17の上端には、ロール状シート材料Aの巻芯2の支持領域2aを支持する支持溝38が形成されている。この支持溝38は、巻芯2aの外径形状に沿った半円形に形成されている。ロール状シート材料Aは、各支持溝の内周面上に各支持領域2aがそれぞれ支持された状態でパレット15上に載置されており、このロール状シート材料Aを覆うように、パレット15の上面が上箱体16によって覆われる。
【0019】
図5に、複数のロール状シート材料Aがストックされるストック台18を示す。このストック台18は、基台20の後端部から上方に向けて本体部19が立設されている。基台20の下面には複数の支持脚21が下方に突出させて設けられており、この支持脚21は基台20を支持すると共に基台20の下方に隙間を確保している。本体部19の前面からは、複数本のシャフト22が前方に向けて突出するように設けられており、いわゆる片持ちシャフトとして形成されている。ここでシャフト22の外径は、巻芯2の通孔6の内径よりもやや小さくなるように形成される。そしてロール状シート材料Aの巻芯2の通孔6にシャフト22を挿通することにより、ストック台18にロール状シート材料Aが支持される。
【0020】
図6にロール状シート材料Aからシート材料3を巻出す巻出装置23を示す。この巻出装置23は、基台25の後端部から上方に向けて本体部24が立設されている。基台25の下面には複数の支持脚26が下方に突出させて設けられており、この支持脚26は基台25を支持すると共に基台25の下方に隙間を確保している。本体部24の前面からは、二本の巻出シャフト27が前方に向けて突出するように設けられており、いわゆる片持ちシャフトとして形成されている。ここで巻出シャフト27は軸回転自在に形成され、本体部24に内装されたモータ等の駆動機構により回転駆動される。またこの巻出シャフト27の上方において、本体部24の前面から複数本のガイドロール29が本体部24の前面から前方に向けて突出するように形成されている。このガイドロール29は略平行かつ並列に形成されており、軸回転自在に形成されている。また二つのガイドロール29の間において、作業テーブル28が本体部24の前面から前方に向けて突出するように形成されている。そしてロール状シート材料Aの巻芯2の通孔6に巻出シャフト27を挿通することにより、巻出装置23にロール状シート材料Aが支持される。巻出装置23には二つのロール状シート材料Aを支持させることができるが、このうち一方のロール状シート材料Aからシート材料3を引出して、ガイドロール29の上方に配置し、ガイドロール29に架け支えさせて、更に巻出装置23の側方に引出す。このシート材料3は、巻出シャフト27を回転駆動することによりロール状シート材料Aから繰出されて、巻出装置23の側方に引出され、エッチング処理工程や、回路パターン検査工程等の処理工程に連続的に送られる。他方のロール状シート材料Aは、ストックとして保持しておく。一方のロール状シート材料Aからシート材料3が全て巻出されたら、このシート材料3の後端部を作業テーブル28に配置し、一方、ストックである他方のロール状シート材料Aからシート材料3を引出してその先端部を作業テーブル28に配置し、作業テーブル28において二つのシート材料3を接着した後、ストックである他方のロール状シート材料Aが取付けられている巻出シャフト27を回転駆動することによりロール状シート材料Aからシート材料3を繰出すものである。
【0021】
図7にシート材料3を巻取るための巻取装置30を示す。この巻取装置30は、基台32の後端部から上方に向けて本体部31が立設されている。基台32の下面には複数の支持脚33が下方に突出させて設けられており、この支持脚33は基台32を支持すると共に基台32の下方に隙間を確保している。本体部31の前面からは、二本の巻取シャフト34が前方に向けて突出するように設けられており、いわゆる片持ちシャフトとして形成されている。ここで巻取シャフト34は軸回転自在に形成され、本体部31に内装されたモータ等の駆動機構により回転駆動される。またこの巻取シャフト34の上方において、本体部31の前面から複数本のガイドロール36が本体部31の前面から前方に向けて突出するように形成されている。このガイドロール36は略平行かつ並列に形成されており、軸回転自在に形成されている。また二つのガイドロール36の間において、作業テーブル35が本体部31の前面から前方に向けて突出するように形成されている。そして巻芯2の通孔6に巻取シャフト34を挿通することにより、巻取装置30に巻芯2が支持される。上記の巻出装置23から繰出され、エッチング処理や回路パターン検査等の処理工程を経た後のシート材料3は、巻取装置30の側方から巻取装置30に引出される。このシート材料3はガイドロール36の上方に配置し、ガイドロール29に架け支えさせて、更に、二つの巻芯2のうちの一方に引出す。この状態でこの一方の巻芯2が取付けられている巻取シャフト34を回転駆動することにより巻芯2が回転し、シート材料3が巻芯2に巻回されるものである。ここで、二つのシート材料3の接着部分が作業テーブル35に配置されたら、作業テーブル35において接着部分を剥がし、新たに送出されてくるシート材料3の先端を、先ほどまでシート材料3が巻回されていなかった他方の巻芯2に引出すと共にこの巻芯2が取付けられている巻取シャフト34を回転駆動し、シート材料3をこの他方の巻芯2に巻回すものである。以下、この巻取装置23にて巻芯2にシート材料3を巻取ることにより得られるロール状シート材料Aを、処理後のロール状シート材料Aという。
【0022】
次に、上記のようなロール状シート材料Aが支持される装置等の間で、運搬装置1を用いてロール状シート材料Aを運搬する方法を説明する。
【0023】
まず図4に示す箱体の上箱体16をパレット15から脱離する。一方、運搬装置1の各支持ベルト5,5の引掛部5aを、支持部材4のフック12から脱離した状態で運搬装置1を移動させて、脚部8,8の間にパレット15が配置されると共に巻芯2の軸方向が運搬装置1の前後方向に配置される状態となるようにする。また昇降ユニット10を下降させて、一対の支持部材4,4間にロール状シート材料Aが配置されるようにする。この状態で、支持ベルト5,5の引掛部5aをフック部12に引っ掛けて、支持ベルト5,5を支持部材4,4間に架設すると共に各支持ベルト5,5を巻芯2の各支持領域2aの下方にそれぞれ配置する。この状態で昇降ユニット10を上動させ、支持ベルト5,5の上面にて巻芯2aを支持することによりロール状シート材料Aを運搬装置1にて支持する。
【0024】
次に、運搬装置1を図5に示すストック台18の付近に移動させる。また運搬装置1の昇降ユニット10を昇降制御して、シャフト22の高さと運搬装置1に支持されたロール状シート材料Aの巻芯2の通孔6の高さを一致させる。また運搬装置1を移動させて、巻芯2の通孔6の開口とシャフト22の先端とを対向させると共に巻芯2の軸方向とシャフト22の軸方向が一直線状となるように配置する。このようにして巻芯2の位置合わせを行うにあたっては、運搬装置1に対して巻芯2は常に所定の位置に配置されているので、運搬装置1の配置位置及び昇降ユニット10の高さ(すなわち支持部材4の高さ)をストック台18に対して予め設定された所定の位置に位置合わせするだけで巻芯2の位置合わせをすることができるものであり、巻芯2の配置位置を一回ごとに微調整するような手間がないものである。この状態で運搬装置1を前進させて、シャフト22を巻芯2に挿通させる。このとき運搬装置1の脚部8がストック台18の基台20の下方の隙間に入り込むことにより、巻芯2をシャフト22の奥まで配置させることができる。この状態で昇降ユニット10を下降させて、シャフト22にて巻芯2を支持させる。このようにしてストック台18にロール状シート材料Aを保持させるものであり、ストック台18に設けられた複数のシャフト22にそれぞれロール状シート材料Aを支持させることにより、ストック台18に複数のロール状シート材料Aを保持させることができる。
【0025】
ロール状シート材料Aをストック台18から巻出装置23に移動させる場合は、まず運搬装置1を図5に示すストック台18の付近に移動させる。また運搬装置1の昇降ユニット10を昇降制御して、支持部材4をストック台18に保持されているロール状シート材料Aの巻芯2よりも下方に配置する。また運搬装置1を移動させて、ロール状シート材料Aの両側に支持部材4,4をそれぞれ配置すると共に、巻芯2の各支持領域2a,2aの下方に各支持ベルト5,5をそれぞれ配置する。このとき運搬装置1の脚部8がストック台18の基台20の下方の隙間に入り込むことにより、前方側の支持ベルト5をシャフト22の奥に配置された巻芯2の支持領域2aの下方に配置することができる。この状態で昇降ユニット10を上昇させて、支持ベルト5にて巻芯2の支持領域2aを支持し、この状態で運搬装置1を後退させることより、ストック台18からロール状シート材料Aを取外す。
【0026】
次に、運搬装置1を巻出装置23の付近に移動させ、ストック台18のシャフト22にロール状シート材料Aを保持させる場合と同様にして、巻出装置23の巻出シャフト27にロール状シート材料Aを保持させる。
【0027】
巻出装置23から巻出されたシート状材料3にエッチング処理等の処理が施された後、巻取装置30にて巻取られたら、この巻取装置30にて得られる処理後のロール状シート材料Aを運搬装置1にて運搬し、ストック台18へと移動する。このときは、まず運搬装置1を巻取装置30の付近に移動させ、ストック台18のシャフト22に保持されたロール状シート材料Aを運搬装置1にて保持する場合と同様にして、巻取装置30の巻取シャフト34に保持された処理後のロール状シート材料Aを運搬装置1にて保持する。次に運搬装置1をストック台18の付近に移動させ、既述のようにして、運搬装置1に保持された処理後のロール状シート材料Aをストック台18のシャフト22に保持させるものである。
【0028】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1に係るロール状シート材料の運搬方法は、巻芯にシート材料をロール状に巻回してなるロール状シート材料の運搬方法であって、運搬装置に一対の上下昇降自在な支持部材を略平行に配列すると共に略水平方向に突出するように設け、支持部材間に一対の支持ベルトを架設し、ロール状シート材料の両端から突出する巻芯の両端部をそれぞれ各支持ベルトの上面に載置することによって、一対の支持ベルトの間にロール状シート材料を位置させ、運搬装置を移動させると共に支持部材を上下昇降させて巻芯を所望の位置に運搬するものであり、運搬装置に保持されたロール状シート材料の巻芯は、自重により支持ベルトの上面を転動し、あるいは滑って、支持ベルトの両端から等距離の部分に位置するまで移動することとなり、常に運搬装置に対して所定の位置に載置されることとなるものであり、このロール状シート材料の巻芯をシャフトに挿通させて保持させる場合などに、巻芯の位置合わせをする場合、シャフトに対する運搬装置の位置を合わせるだけで、容易に位置合せをすることができ、ロール状シート材料の運搬を容易に行うことができるものである。
【0029】
また本発明の請求項2の発明は、支持ベルトの一端を支持部材に対して着脱自在に形成するものであり、支持ベルトの一端を支持部材から脱離した状態で支持部材間にロール状シート材料を配置し、この状態で支持ベルトの一端を支持部材に取付けると共に支持ベルトを巻芯の両端部の下方に配置することにより、巻芯を支持ベルトに容易に保持させることができるものである。
【0030】
また本発明の請求項3の発明は、支持ベルトに係止される脱落防止リブを巻芯に形成するものであり、支持ベルトからのロール状シート材料の脱落を防止してロール状シート材料を安定して運搬することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】運搬装置の一例を示す斜視図である。
【図2】(a)は同上の運搬装置を示す側面図、(b)は運搬装置の昇降ユニットを示す正面図である。
【図3】ロール状シート材料の一例を示す正面図である。
【図4】ロール状シート材料が収納される箱体の一例を示すものであり、(a)は斜視図、(b)は分解斜視図である。
【図5】ストック台の一例を示す斜視図である。
【図6】巻出装置の一例を示す斜視図である。
【図7】巻取装置の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A ロール状シート材料
1 運搬装置
2 巻芯
3 シート材料
4 支持部材
5 支持ベルト
14 脱落防止リブ

Claims (3)

  1. 巻芯にシート材料をロール状に巻回してなるロール状シート材料の運搬方法であって、運搬装置に一対の上下昇降自在な支持部材を略平行に配列すると共に略水平方向に突出するように設け、支持部材間に一対の支持ベルトを架設し、ロール状シート材料の両端から突出する巻芯の両端部をそれぞれ各支持ベルトの上面に載置することによって、一対の支持ベルトの間にロール状シート材料を位置させ、運搬装置を移動させると共に支持部材を上下昇降させてロール状シート材料を所望の位置に運搬することを特徴とするロール状シート材料の運搬方法。
  2. 支持ベルトの一端を支持部材に対して着脱自在に形成することを特徴とする請求項1に記載のロール状シート材料の運搬方法。
  3. 支持ベルトに係止される脱落防止リブを巻芯に形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のロール状シート材料の運搬方法。
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