JP2004167781A - 円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給方法及びその供給装置 - Google Patents

円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給方法及びその供給装置 Download PDF

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Abstract

【課題】剛性のない薄い円筒状フィルム材料に皺を発生させず、成形ドラムのセンター位置へ自動的に挿入することが出来る成形ドラムへの供給方法及びその供給装置を提供することを目的とする。
【解決手段】供給装置は、押出機等で成形された円筒状フィルム材料Wをシート状に折り畳んでロール1に巻き取り、これを回転自在に載置した移動可能なロール台車2と、円筒状フィルム材料Wの送りだす送り出しガイド手段3と、円筒状フィルム材料Wを所定の長さに切断する切断手段4を備えた昇降可能なテーブル5と、テーブル5上の定尺切断された円筒状フィルム材料Waの上面の複数箇所を吸着し、吊り下げて筒状に開いた状態で成形ドラム6上の近傍位置まで上昇させる昇降可能な吸着保持手段7と、円筒状フィルム材料Wa内に侵入し、少なくとも成形ドラム6の外径以上の円形状態に拡径する開閉可能な一対の円弧状ガイド部材8とで構成されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給方法及びその供給装置に係わり、更に詳しくは、例えば、タイヤ成形工程において、剛性のない薄い円筒状樹脂フィルム材料から成るインナーライナーを人手を介することなく、皺等を発生させずに成形ドラム上に自動的に供給することが出来る円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給方法及びその供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、タイヤ成形工程においては、連続した帯状シート材料を所定の長さに切断して使用したり、予め1本タイヤ毎に成形された帯状部材や円環部材を使用して成形ドラムに巻付けたり、貼合わせ組立てている。
【0003】
またこの他に、非常に薄く、剛性のない円筒状フィルム材料を使用し、これを定尺切断した後に成形ドラムにセットする方法として、偏平状に折り畳まれた円筒状フィルム材料の外周面の複数箇所を複数の吸着カップにより吸着して成形ドラムの外径よりも大きく押し広げ、この状態で成形ドラムに挿入させてセットする方法や、成形ドラムの軸端に配置された補助ドラムに偏平に折り畳まれた円筒状シート材料の先端部を開口させて嵌め込み、その先端部を縮径状態にした成形ドラム上に移送した後に、成形ドラムを拡径させて保持させ、両ドラム間で円筒状シート材料を切断する方法等が提案されている(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−219478号公報(第4頁〜第5頁、図1)
【特許文献2】
特開平11−90891号公報(第2頁〜第3頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、極めて薄い円筒状フィルム材料の外周面の複数箇所を複数の吸着カップにより吸着し、成形ドラムの外径よりも大きく押し広げて成形ドラムに移送させて挿入する方法の場合には、何のガイド手段もないために、円筒状フィルム材料に皺等が発生し易く、しかも成形ドラムのセンターに位置合わせを行いながら挿入することは非常に難しいと言う問題があった。
【0006】
また、補助ドラムに偏平に折り畳まれた円筒状シート材料の先端部を開口させて嵌め込む方法の場合には、偏平状の円筒状シート材料の先端部を開口させるためには、人手が必要であり、自動成形機へ対応させるのが難しいと言う問題があった。
【0007】
この発明はかかる従来の問題点に着目し、剛性のない薄い円筒状樹脂フィルム材料から成る円筒状フィルム材料を皺を発生させず、成形ドラムのセンター位置へ自動的に挿入することが出来る円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給方法及びその供給装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記目的を達成するため、この発明の円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給方法は、円筒状フィルム材料を巻取ったロールから送り出しガイド手段を介して円筒状フィルム材料を巻出し、この巻出した円筒状フィルム材料を昇降可能なテーブル上において切断手段により所定の長さに切断し、この切断した円筒状フィルム材料の上面を複数の吸着保持手段により吸着保持して筒状に開いた状態で成形ドラム上の近傍位置まで上昇させ、前記筒状に開いた状態の円筒状フィルム材料内に、前記成形ドラムの軸線上に配設され、かつ開閉可能な一対の円弧状ガイド部材を挿入し、この円弧状ガイド部材を拡径させて円筒状フィルム材料を少なくとも成形ドラム径以上の円形状態に拡径し、この状態で前記吸着保持手段により吸着保持した円筒状フィルム材料を円弧状ガイド部材をガイドとして成形ドラムのセンター位置に挿入移載することを要旨とするものである。
【0009】
ここで、前記吸着保持手段により吸着保持した円筒状フィルム材料を成形ドラムに挿入する際、円弧状ガイド部材の端末部を成形ドラムの挿入端に被嵌させ、この状態で吸着保持した円筒状フィルム材料を成形ドラムのセンター位置に合わせて挿入移載するものである。
【0010】
このように、剛性のない薄い円筒状樹脂フィルム材料から成る円筒状フィルム材料に皺を発生させず、しかも成形ドラムのセンター位置へ自動的に挿入することが出来、作業性及び生産性の向上を図ることが出来るものである。
【0011】
また、この発明の円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給装置は、円筒状の熱可塑性樹脂フィルム材料をシート状に折り畳んで巻取ったロールを回転自在に載置するロール台車と、ロール台車から巻出された円筒状フィルム材料を所定の張力を保持した状態で順次送りだす送り出しガイド手段と、この送り出しガイド手段から送り出された円筒状フィルム材料を所定の長さに切断する切断手段を備えた昇降可能なテーブルと、テーブル上の定尺切断された円筒状フィルム材料の上面の複数箇所を吸着し、吊り下げて筒状に開いた状態で成形ドラム上の近傍位置まで上昇させる昇降可能な吸着保持手段と、この吸着保持手段により筒状に開いた状態の円筒状フィルム材料内に侵入し、少なくとも成形ドラム径以上の円形状態に拡径する開閉可能な一対の円弧状ガイド部材とで構成し、前記吸着保持手段及び円弧状ガイド部材を成形ドラムの軸芯方向に水平移動可能に構成したことを要旨とするものである。
【0012】
前記吸着保持手段としては、円筒状フィルム材料の長手方向中央に位置するセンタープレートと、その両側に揺動可能に連結された左右一対のスイングプレートとで構成し、前記センタープレートの下面及び左右一対のスイングプレートの下面に円筒状フィルム材料の上面の複数箇所を吸着する吸着部材を設け、また前記円弧状ガイド部材としは、切断される円筒状フィルム材料の長手方向の長さ以上で、円弧状に形成された一対のガイド部材により構成し、この一対のガイド部材は、上面中央の連結軸により開閉可能に連結され、この連結軸を中心としてリンク式拡縮機構により開閉するように構成したものである。
【0013】
更に、前記円弧状に形成された一対のガイド部材は、拡径時に少なくとも成形ドラム径以上に拡径すると共に、円筒状フィルム材料を成形ドラム側にガイドする際、一対のガイド部材の端末部が成形ドラムの挿入端に被嵌するように構成したものである。
【0014】
このように、タイヤ成形機の自動成形機の対応として、切断手段を備えた昇降可能なテーブルと、円筒状フィルム材料の上面の複数箇所を吸着し、吊り下げて筒状に開いた状態で成形ドラム上の近傍位置まで上昇させる昇降可能な吸着保持手段と、この吸着保持手段により筒状に開いた状態の円筒状フィルム材料内に侵入し、少なくとも成形ドラム径以上の円形状態に拡径する開閉可能な分割された円弧状ガイド部材等で構成することで、シート状に折り畳まれた円筒状樹脂フィルム材料の供給から定尺切断して成形ドラムのセンター位置までの挿入作業を全て自動化することが可能となり、円筒状樹脂フィルム材料に皺を発生させることなく、効率の良い円筒状樹脂フィルム材料の搬送作業を行うことが出来るものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
【0016】
図1は、この発明の円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給方法を実施するための供給装置の正面図、図2は図1の平面図、図3は図1の左側面図、図4は図1の右側面図を示し、この実施形態では、熱可塑性樹脂フィルム材料(この実施形態では、熱可塑性エラストマー組成物から成る厚さ0.01mm〜0.5mmのフィルム材料) を押出機等により円筒状に成形し、この円筒状に形成した円筒状フィルム材料Wをタイヤ成形機においてタイヤのインナーライナーとして使用する場合について説明する。
【0017】
前記供給装置は、押出機等で成形された円筒状フィルム材料Wをシート状に折り畳んでロール1に巻き取り、これを回転自在に載置した移動可能なロール台車2と、ロール台車2から巻出された円筒状フィルム材料Wを所定の張力を保持した状態で順次送りだす送り出しガイド手段3と、この送り出しガイド手段3から送り出された円筒状フィルム材料Wを所定の長さに切断する切断手段4を備えた昇降可能なテーブル5と、テーブル5上の定尺切断された円筒状フィルム材料Waの上面の複数箇所を吸着し、吊り下げて筒状に開いた状態で成形ドラム6上の近傍位置まで上昇させる昇降可能な吸着保持手段7と、この吸着保持手段7により筒状に開いた状態の円筒状フィルム材料Wa内に侵入し、少なくとも成形ドラム6の外径以上の円形状態に拡径する開閉可能な一対の円弧状ガイド部材8とで構成されている。
【0018】
前記ロール1を回転自在に載置した移動可能なロール台車2は、図1及び図3に示すように、四隅に車輪9を備えた台車10上に軸受け11を介してロール1を回転自在に支持するロール軸12を水平に配設し、ロール軸12の両端部には、ハンドル13が設けられている。
【0019】
また、円筒状フィルム材料Wの送り出しガイド手段3は、図1に示すように、台車10の側面に車輪14a及びストッパー14bを底面に備えた支持台14が設置され、この支持台14上に立設された支持フレーム15の一側面には、駆動モータ16により回転駆動される駆動ローラ17,複数のガイドローラ18及びタイミングベルト19が取付けられ、また他側面には、円筒状フィルム材料Wの送り出し張力を調整するフェスツーン等の張力調整手段20が配設されている。
【0020】
また、送り出しガイド手段3の側部に設置される前記テーブル5は、図4〜図8に示すように、テーブルフレーム21上に昇降シリンダー22を介してテーブル5が水平に設置され、テーブル5の一端側(図1,図5,図6において右側)には、位置決めシリンダー23が水平に取付けられ、この位置決めシリンダー23の先端のロッド23aには、円筒状フィルム材料Wの位置決めプレート24と、円筒状フィルム材料Wの先端を固定する固定プレート25a,固定シリンダー25bから成る固定手段25が取付けられている。
【0021】
また、テーブル5の他端側(図1,図5,図6において左側)には、前記張力調整手段20等を介して供給される円筒状フィルム材料Wをテーブル5上に送り出すガイドロール26,ピンチロール27が取付けられ、更にテーブル5の中央部には、円筒状フィルム材料Wの先端をクランプしてテーブル5に沿って前記位置決めプレート24の位置まで移送する材料送り装置28と、円筒状フィルム材料Wを所定の長さに切断する前記切断手段4が取付けられている。
【0022】
材料送り装置28は、テーブル5を挟んでその両側のテーブルフレーム21上平行に敷設されたガイドレール29a,29b上に門型状の移動フレーム30が移動可能に載置され、この移動フレーム30は移動シリンダー31を介してガイドレール29a,29b上をスライドするように構成されている。
【0023】
前記移動フレーム30上には、図9に示すように円筒状フィルム材料Wの両サイドをクランプするクランプベース31aとクランプシリンダー31bとから成るクランプ手段31が設置され、またクランプ手段31の側部には、図10に示すように、テーブル5の幅方向に沿って移動し、クランプ手段31に押えされた円筒状フィルム材料Wを所定の長さに切断する切断手段4が設置されている。
【0024】
この切断手段4は、切断ガイド32に沿って移動する板状のカッター33と、該カッター33を切断ガイド32に沿って所定の速度で移動させるロッドレスシリンダー34等により構成され、カッター33は切断ガイド32に沿って移動するカッターホルダー35に着脱可能に取付けられ、36はカッター押えシリンダーを示している。
【0025】
次に、テーブル5上の定尺切断された円筒状フィルム材料Waの上面の複数箇所を吸着し、吊り下げて筒状に開いた状態で成形ドラム6上の近傍位置まで上昇させる前記吸着保持手段7及び一対の円弧状ガイド部材8は、テーブルフレーム21の背面側に立設された二本の支柱40a,40bに、ガイドレール41及びロッドレスシリンダー42を介して昇降可能な吸着保持手段7のガイドフレーム43が水平に架設され、このガイドフレーム43に敷設されたガイドレール44には、図1〜図3及び図12,図13に示すように、吸着保持手段7が取付けられている。
【0026】
この吸着保持手段7は、図12及び図13の斜視図に示すように、ガイドレール44にスライド可能に係合するベースプレート7Aに、切断された円筒状フィルム材料Waの長手方向中央に位置するセンタープレート45と、その両側に揺動可能に連結された左右一対のスイングプレート46a,46bとが取付けられ、電動シリンダー47を介してベースプレート7Aはガイドレール44に沿って往復移動出来るように構成されている。
【0027】
前記センタープレート45及び左右一対のスイングプレート46a,46bは、長手方向において3分割され、シリンダー48を介してそれぞれの間隔が調整出来るように構成され、またこの3分割されそれぞれの左右一対のスイングプレート46a,46bは、図示しない揺動シリンダー等を介して上下方向に揺動し得るように構成されている。
【0028】
前記センタープレート45の下面及び左右一対のスイングプレート46a,46bの下面には、円筒状フィルム材料Waの上面の複数箇所(この実施形態では、左右,前後に3箇所ずつ計9箇所)を吸着するバキュームパッド等の吸着部材49が取付けられ、これらの吸着部材49は、配管50を介して図示しないバキュームポンプに接続され、切断された円筒状フィルム材料Waの円弧状に保持しながら複数箇所を同時に吸着または開放出来るように構成してある。
【0029】
図16及び図17は、吸着保持手段7の作動状態を示す説明図であって、テーブル5上の定尺切断された円筒状フィルム材料Waの上面の複数箇所(この実施形態では9箇所)を、水平状態にしてあるセンタープレート45及び左右一対のスイングプレート46a,46bに設けた9個の吸着部材49で吸着保持し、支柱40a,40bに沿って成形ドラム6上まで上昇させる際に、左右一対のスイングプレート46a,46bのみを所定の角度傾斜させて円筒状フィルム材料Waを円筒状に形成し、この状態にした後に、円筒状フィルム材料Waの上部内面側に後述する開閉可能な一対のガイド部材55a,55bから成る円弧状ガイド部材8を挿入させて保持させるものである。
【0030】
また、前記円弧状ガイド部材8は、前記支柱40bの上端に円弧状ガイド部材8のガイドフレーム51の一端が水平に支持され、このガイドフレーム51に敷設されたガイドレール52には、シリンダー53を介して支持フレーム54が吊設されている。
【0031】
そして、この支持フレーム54には、切断される円筒状フィルム材料Waの長手方向の長さ以上で、かつ円弧状(180°を二分割した形状)に形成された一対のガイド部材55a,55bが取付けられ、この一対のガイド部材55a,55bは、パンチングメタル等の軽金属材料や樹脂材料等によりメッシュ状に構成されると共に、両部材の上面中央部は連結軸56により開閉可能に連結されている。
【0032】
前記一対のガイド部材55a,55bは、上記連結軸56を支点として揺動し、この連結軸56を中心として、図12〜図15に示すようなリンク拡縮機構57により開閉するように構成されている。リンク拡縮機構57は、同図に示すように、ガイド部材55a,55bの下端部58にリンク59a,59bの一端がピン60a,60bを介して回転自在に連結され、リンク59a,59bの他端は、連結部材61に固定されている。
【0033】
連結部材61には、操作ロッド62の一端が垂直向き連結され、この操作ロッド62の他端側は、鉛直向きのガイドフレーム63に取付けられた操作シリンダー64に連結されている。従って、操作シリンダー64が伸縮作動すると、リンク59a,59bを介してガイド部材55a,55bは連結軸56を支点として開閉し、円筒状フィルム材料Waの内面上部を円弧状に拡開させることが出来るものである。
【0034】
また、前記円弧状に形成された一対のガイド部材55a,55bは、拡径時に少なくとも成形ドラム6の径以上に拡径すると共に、円筒状フィルム材料Waを成形ドラム6側にガイドする際、一対のガイド部材55a,55bはガイドフレーム51に敷設されたガイドレール52に沿って成形ドラム6側に移動すると共に、その端末部が成形ドラム6の挿入端に被嵌し、剛性がなく薄い円筒状フィルム材料Waが皺にならず、しかもガイド部材55a,55bと成形ドラム6との間の隙間等に垂れ下がることなく、円滑にガイドすることが出来るようにしてある。
【0035】
次に、この発明の円筒状樹脂フィルム材料Wの成形ドラム6への供給方法を図18(a)〜(f)を参照しながら説明する。
【0036】
先ず、ロール台車2上のロール1から巻出された円筒状フィルム材料Wを送り出しガイド手段3により所定の張力を保持した状態でテーブル5上まで順次送り出し、テーブル5上において位置決めプレート24や固定プレート25a,固定シリンダー25bにより所定の長さに位置決めした後、後端側を固定手段25により固定した状態で切断手段4のカッター33により所定の長さに切断する。
【0037】
次に、テーブル5上において定尺切断された円筒状フィルム材料Waに対して、図18(a),(b)に示すように、水平状態にしてあるセンタープレート45及び左右一対のスイングプレート46a,46bを備えた吸着保持手段7を支柱40a,40bに沿って下降させ、円筒状フィルム材料Waの上面の複数箇所を、センタープレート45及び左右一対のスイングプレート46a,46bに設けた9個の吸着部材49で吸着保持する。
【0038】
この状態で、吸着保持手段7を図18(c)に示すように、支柱40a,40bに沿って成形ドラム6上まで上昇させ、シート状に折り畳まれた円筒状フィルム材料Waを筒状体に形成し、更に左右一対のスイングプレート46a,46bのみを所定の角度傾斜させて円筒状フィルム材料Waを円筒状に形成する。
【0039】
このような状態から、円筒状フィルム材料Waの上部内面側に、図18(d)に示すように、円弧状ガイド部材8の円弧状(180°を二分割した形状)に形成された一対のガイド部材55a,55bを挿入し、一対のガイド部材55a,55bをリンク拡縮機構57を介して円弧状に拡径させて円筒状フィルム材料Waの上部内面側を支持させる。
【0040】
このような状態から、吸着保持手段7及び円弧状ガイド部材8を成形ドラム6の一端近傍まで移動させ、更に吸着保持手段7は、図18(d)に示すように、円筒状に形成された円筒状フィルム材料Waを保持した状態で成形ドラム6上まで移動し、成形ドラム6のセンター位置にて円筒状フィルム材料Waの吸着保持状態を開放する。すると、円筒状フィルム材料Waは、図18(f)に示すように、成形ドラム6のセンター位置にて位置決めされた状態で被嵌された状態となる。
【0041】
その後は、吸着保持手段7及び円弧状ガイド部材8は、基の待機位置まで移動し、次に搬送されて来る円筒状フィルム材料Waの吸着保持状態に待機する。
【0042】
なお、上記のような円筒状フィルム材料Waの挿入工程において、円弧状ガイド部材8の一対のガイド部材55a,55bの先端部が、成形ドラム6の端末部に被るようにしておけば、円弧状ガイド部材8と成形ドラム6の端末部との間に隙間がなくなり、吸着保持手段7で円筒状フィルム材料Waを保持しながら成形ドラム6上に搬送する際、円筒状フィルム材料Waに弛みや皺を発生させることなく円滑に搬送して移載させることが出来る。
【0043】
以上のような方法により円筒状樹脂フィルム材料Waを成形ドラム6のセンター位置に搬送して移載することが出来るので、剛性のない薄い円筒状樹脂フィルム材料から成る円筒状フィルム材料Wに皺を発生させず、しかも成形ドラム6のセンター位置へ自動的に挿入することが出来るものである。
【0044】
【発明の効果】
この発明は、上記のように円筒状フィルム材料を巻取ったロールから送り出しガイド手段を介して円筒状フィルム材料を巻出し、この巻出した円筒状フィルム材料を昇降可能なテーブル上において切断手段により所定の長さに切断し、この切断した円筒状フィルム材料の上面を複数の吸着保持手段により吸着保持して筒状に開いた状態で成形ドラム上の近傍位置まで上昇させ、前記筒状に開いた状態の円筒状フィルム材料内に、前記成形ドラムの軸線上に配設され、かつ開閉可能な一対の円弧状ガイド部材を挿入し、この円弧状ガイド部材を拡径させて円筒状フィルム材料を少なくとも成形ドラム径以上の円形状態に拡径し、この状態で前記吸着保持手段により吸着保持した円筒状フィルム材料を円弧状ガイド部材をガイドとして成形ドラムのセンター位置に挿入移載するようにしたので、剛性のない薄い円筒状樹脂フィルム材料から成る円筒状フィルム材料に皺を発生させず、しかも成形ドラムのセンター位置へ自動的に挿入することが出来、作業性及び生産性の向上を図ることが出来る効果がある。
【0045】
また、この発明の円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給装置は、円筒状の熱可塑性樹脂フィルム材料をシート状に折り畳んで巻取ったロールを回転自在に載置するロール台車と、ロール台車から巻出された円筒状フィルム材料を所定の張力を保持した状態で順次送りだす送り出しガイド手段と、この送り出しガイド手段から送り出された円筒状フィルム材料を所定の長さに切断する切断手段を備えた昇降可能なテーブルと、テーブル上の定尺切断された円筒状フィルム材料の上面の複数箇所を吸着し、吊り下げて筒状に開いた状態で成形ドラム上の近傍位置まで上昇させる昇降可能な吸着保持手段と、この吸着保持手段により筒状に開いた状態の円筒状フィルム材料内に侵入し、少なくとも成形ドラム径以上の円形状態に拡径する開閉可能な一対の円弧状ガイド部材とで構成し、前記吸着保持手段及び円弧状ガイド部材を成形ドラムの軸芯方向に水平移動可能に構成したので、シート状に折り畳まれた円筒状樹脂フィルム材料の供給から定尺切断して成形ドラムのセンター位置までの挿入作業を全て自動化することが可能となり、円筒状樹脂フィルム材料に皺を発生させることなく、効率の良い円筒状樹脂フィルム材料の搬送作業を行うことが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給方法を実施するための供給装置の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の左側面図である。
【図4】図1の右側面図である。
【図5】円筒状樹脂フィルム材料の供給装置におけるテーブルの拡大正面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図5の右側面図である。
【図8】図5の左側面図である。
【図9】テーブル上に設置されたクランプ手段の拡大正面図である。
【図10】テーブル上に設置された切断手段の拡大平面図である。
【図11】テーブルフレームに支持されたテーブルの一部拡大正面図である。
【図12】円筒状フィルム材料の吸着保持手段及び円弧状ガイド部材の一側面側からの斜視図である。
【図13】円筒状フィルム材料の吸着保持手段及び円弧状ガイド部材の他側面側からの斜視図である。
【図14】円弧状ガイド部材のガイド部材を開閉するリンク拡縮機構の説明図である。
【図15】円弧状ガイド部材のガイド部材を開閉するリンク拡縮機構の説明図である。
【図16】円筒状フィルム材料の吸着保持手段の作動状態を示す説明図である。
【図17】円筒状フィルム材料の吸着保持手段の作動状態を示す説明図である。
【図18】(a)〜(f)は、定尺切断された円筒状樹脂フィルム材料を成形ドラムへ搬送する工程の工程説明図である。
【符号の説明】
1 ロール 2 ロール台車
3 送り出しガイド手段 4 切断手段
5 テーブル 6 成形ドラム
7 吸着保持手段 8 円弧状ガイド部材
9 車輪 10 台車
11 軸受け 12 ロール軸
13 ハンドル 14a 車輪
14b ストッパー 14 支持台
15 支持フレーム 16 駆動モータ
17 駆動ローラ 18 ガイドローラ
19 タイミングベルト 20 張力調整手段
21 テーブルフレーム 22 昇降シリンダー
23 位置決めシリンダー 23a ロッド
24 位置決めプレート 25 固定手段
25a 固定プレート 25b 固定シリンダー
26 ガイドロール 27 ピンチロール
28 材料送り装置 29a,29b ガイドレール
30 移動フレーム 31 移動シリンダー
32 切断ガイド 33 カッター
34 ロッドレスシリンダー 35 カッターホルダー
36 カッター押えシリンダー
40a,40b 支柱 41 ガイドレール
42 ロッドレスシリンダー 43 ガイドフレーム
44 ガイドレール 45 センタープレート
46a,46b スイングプレート 47 電動シリンダー
7A ベースプレート
48 シリンダー 49 吸着部材
50 配管 51 ガイドフレーム
52 ガイドレール 53 シリンダー
54 支持フレーム
55a,55b ガイド部材 56 連結軸
57 リンク拡縮機構 58 下端部
59a,59b リンク
60a,60b ピン
61 連結部材 62 操作ロッド
63 ガイドフレーム 64 操作シリンダー
W 円筒状フィルム材料
Wa 定尺切断された円筒状フィルム材料

Claims (6)

  1. 円筒状フィルム材料を巻取ったロールから送り出しガイド手段を介して円筒状フィルム材料を巻出し、この巻出した円筒状フィルム材料を昇降可能なテーブル上において切断手段により所定の長さに切断し、この切断した円筒状フィルム材料の上面を複数の吸着保持手段により吸着保持して筒状に開いた状態で成形ドラム上の近傍位置まで上昇させ、前記筒状に開いた状態の円筒状フィルム材料内に、前記成形ドラムの軸線上に配設され、かつ開閉可能な一対の円弧状ガイド部材を挿入し、この円弧状ガイド部材を拡径させて円筒状フィルム材料を少なくとも成形ドラム径以上の円形状態に拡径し、この状態で前記吸着保持手段により吸着保持した円筒状フィルム材料を円弧状ガイド部材をガイドとして成形ドラムのセンター位置に挿入移載する円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給方法。
  2. 前記吸着保持手段により吸着保持した円筒状フィルム材料を成形ドラムに挿入する際、円弧状ガイド部材の端末部を成形ドラムの挿入端に被嵌させ、この状態で吸着保持手段により吸着保持した円筒状フィルム材料を成形ドラムのセンター位置に挿入移載する請求項1に記載の円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給方法。
  3. 円筒状の熱可塑性樹脂フィルム材料をシート状に折り畳んで巻取ったロールを回転自在に載置するロール台車と、ロール台車から巻出された円筒状フィルム材料を所定の張力を保持した状態で順次送りだす送り出しガイド手段と、この送り出しガイド手段から送り出された円筒状フィルム材料を所定の長さに切断する切断手段を備えた昇降可能なテーブルと、テーブル上の定尺切断された円筒状フィルム材料の上面の複数箇所を吸着し、吊り下げて筒状に開いた状態で成形ドラム上の近傍位置まで上昇させる昇降可能な吸着保持手段と、この吸着保持手段により筒状に開いた状態の円筒状フィルム材料内に侵入し、少なくとも成形ドラム径以上の円形状態に拡径する開閉可能な一対の円弧状ガイド部材とで構成し、前記吸着保持手段及び円弧状ガイド部材を成形ドラムの軸芯方向に水平移動可能に構成したことを特徴とする円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給装置。
  4. 前記吸着保持手段は、円筒状フィルム材料の長手方向中央に位置するセンタープレートと、その両側に揺動可能に連結された左右一対のスイングプレートとで構成し、前記センタープレートの下面及び左右一対のスイングプレートの下面に円筒状フィルム材料の上面の複数箇所を吸着する吸着部材を設けた請求項3に記載の円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給装置。
  5. 前記円弧状ガイド部材は、切断される円筒状フィルム材料の長手方向の長さ以上で、円弧状に形成された一対のガイド部材により構成し、この一対のガイド部材は、上面中央の連結軸により開閉可能に連結され、この連結軸を中心としてリンク式拡縮機構により開閉するように構成した請求項3または4に記載の円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給装置。
  6. 前記円弧状に形成された一対のガイド部材は、拡径時に少なくとも成形ドラム径以上に拡径すると共に、円筒状フィルム材料を成形ドラム側にガイドする際、一対のガイド部材の端末部が成形ドラムの挿入端に被嵌するように構成した請求項5に記載の円筒状樹脂フィルム材料の成形ドラムへの供給装置。
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