JP2795794B2 - 金属板コイルの梱包装置 - Google Patents

金属板コイルの梱包装置

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JP2795794B2
JP2795794B2 JP17940793A JP17940793A JP2795794B2 JP 2795794 B2 JP2795794 B2 JP 2795794B2 JP 17940793 A JP17940793 A JP 17940793A JP 17940793 A JP17940793 A JP 17940793A JP 2795794 B2 JP2795794 B2 JP 2795794B2
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直久 武田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属板コイルの梱包装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼帯等の金属板コイルは発錆防止・傷つ
き防止等のため包装紙によって外周部、内周部、両側端
面を包装し且つ金属フープで結束して後に出荷される。
従来、この梱包は殆どが手作業で行っていたが、近年そ
の自動化が進み、省力化が図られてきた。しかしながら
その多くは外周面のみ、内周面のみ、側端面のみとスポ
ット的な自動化でその間の連携及び金属板コイルの多様
化に伴い多くの人手に頼らざるを得なかった。
【0003】例えば、.特開平1−167017号公
報に記載の内周紙装着装置、.特開平2−12721
6号公報に記載の外周紙装着装置、.特開平2−16
6025号公報に記載の外周紙の供給装置、.特開平
2−180113号公報に記載のコイル内径部での包装
紙テーピング装置、.特開平1−240418号公報
に記載のコイル両側端面への外周紙襞折り込み装置、
.実開平2−83203号公報に記載のコイル両側端
面に襞を折り込んだ外周紙を内径部に折り込む装置等が
それである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】の記載技術はコイル
台車と内周紙装着装置が水平方向移動可能にしたのみの
ため金属板コイルの外径、内径、肉厚等が変更されると
コイル内径部への挿入本体と金属板コイル軸芯との芯合
せが不可能であり、の記載技術も金属板コイルの幅変
更に対して上面・側面押さえ部を有する外周紙のコーナ
ー折り治具の位置調整が困難であり且つ外周紙が蛇行す
る欠点を有する。の記載技術は巻紙収容ケースから吸
着式搬送装置で供給台上に外装紙を引っ張り出す際、均
等な引っ張り状態で供給台上に引き出すことが非常に困
難であり、歪んで斜めになったり波打ち状になったり皺
が生じたりし、外装紙をコイル外周に装着することが甚
だ困難である。の記載技術はテープを押さえて内周紙
と外周紙折り込み部とを貼着する押さえロールが1個と
多数のテープ送りロール機構の中にテープカッターが配
置された複雑なテーピング装置であり、コイル内径部へ
の挿入位置合わせが困難である。またテープ押さえも十
分と言えず剥離が目立つものであった。
【0005】の記載技術は金属板コイルの両側端面の
対向位置に台車を設け、この上にベルト式の外周紙送り
機構と襞つくり機構と襞折り込み機構等を搭載したもの
でコイルの搬出入時の干渉問題があり、且つコイルの外
周面に外周紙を当接させておくのがコイル両側端面に当
接しているコンベアー式紙送り装置と紙襞形成装置と襞
折り込み装置のみのため、該当接維持力が弱く開梱され
易い問題を有する。の記載技術は襞折り込み後にこの
端部を更にコイル内径部内に折り込むものであるが、複
数の折り込みロール機構を固定架台上に設置した後退シ
リンダー機構に支持させた簡単なものであるが、コイル
の搬出入時の干渉問題ととの併設の際のコンパクト化
の問題がある。
【0006】そこで金属板コイルを円滑に搬送する工程
を開発しこの中に前記公知の装置をそのまま活かし或い
は機構を改善して配置して、金属板コイルの紙梱包を連
続的に処理できる設備の開発が強く要求されていた。本
発明は、この問題点を解決するための手段を提供するも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とする手段
を、図面に示す本発明の実施例と共に説明する。即ち本
発明はダウンエンドタイプの金属板コイルCoの下部を
載置支持するコイル載置手段1a,2a,10aを有
し、金属板コイル軸方向に配列した第1〜第3コイル載
置装置1,2,10、第1コイル載置装置1は一対のコ
イル載置手段を2組1a,1b有して金属板コイルの軸
方向搬送位置に交互にシフト可能にする、各コイル載置
装置のコイル載置手段間を挿通走行可能に且つ昇降可能
にした金属板コイル載置用V型サドル3a,11aを有
する前後一対のコイル移載走行台車3,11、前記第1
コイル載置装置1の一対のコイル載置手段1a又は1b
上に載置した金属板コイルCoの内径部に内装紙取付け
用の拡縮マンドレル4aを挿出入可能に且つ金属板コイ
ルの内径部と拡縮マンドレルとの芯合せの昇降動作を可
能にした内装紙取付装置4、内装紙取付装置4の側方に
設置され前後各々に内装紙端部を吸引搬送する吸着装置
5A,5Bを有しこの吸着装置間に挟持ベルト式内装紙
搬送装置5Cを有し且つ挟持ベルト式内装紙搬送装置5
Cの出側に内装紙前端に沿って走行してテープを貼るテ
ーピング装置6を配置して前記拡縮マンドレル4aに内
装紙を供給する内装紙供給装置5、前記第2コイル載置
装置2の側方に昇降可能に設けた幅方向拡縮テーブル7
Aとこのテーブルの後方に設けられ外装紙を巻いて横置
装填するケース7b−1をエンドレスチェーン駆動機構
7b−2に複数配列した外装紙装填装置7Bと該テーブ
ルの長手方向を往復動作しテーブル上に前記外装紙装填
装置7Bのケースから巻き外装紙を牽引展開するクラン
プ装置7Cとテーブル上で牽引される外装紙をテーブル
上に押しつけガイドする押しつけロール7Dと前記テー
ブルの前部両側に接近離間可能に設けたベルト式紙吸引
搬送装置7Eとからなる外装紙供給装置7、前記第2コ
イル載置装置2の上部に昇降及びコイル軸方向に沿って
移動可能に設けた複数の押さえロール8aを配置し外装
紙をコイル頂部に押さえる外装紙押さえ装置8Aと帯状
刷毛8bの一端を上記押さえロール8aの支持部に装着
し他端を昇降シリンダーに装着し、コイルの前方で昇降
及びコイル軸方向に沿って移動可能とした第2コイル載
置装置上の金属板コイルの外周面に外装紙を介して垂れ
当接可能にした帯状刷毛装置8Bと第2コイル載置装置
2上の金属板コイル両側端面に接近離間可能に且つ昇降
可能に各々設けられ金属板コイルの側端面の回転方向に
沿ってコイル側端面包装部を襞状にたくり込むシャトル
バー機構9Aとコイル半径方向に当接して回転し襞状部
をコイルの反回転方向に折り込む回転ローラー9Bと回
転軸がコイルの軸芯からの複数の半径面上で且つ徐々に
コイル内径側に傾斜して配置され前記数の襞折り込み部
をコイル内径側に折り込む内径折込ロール装置9Cとコ
イル両側端面側の各々から内径部に挿出入可能に設けら
れ前記外装紙内径折込部の端部を前記内装紙の両側部内
周面に貼着するテーピング装置9Dとからなる外装紙装
着装置9、を設置した金属板コイルの梱包装置である。
【0008】
【作用】本発明は、上記構成により、金属板コイルCo
を第1コイル載置装置1の一対のコイル載置手段1a,
1b上に交互に受け順次コイル移載走行台車3,11に
より第2〜3コイル載置装置2,10に移載する過程
で、金属板コイルCoへの内・外装紙装着を迅速的確に
自動的に実施するものである。即ち、本発明は、金属板
コイルCoを第1コイル載置装置1の一対のコイル載置
手段1a,1b上で交互に受けその都度内装紙供給装置
5と内装紙取付装置4により内装紙を金属板コイルCo
の内径部に取付け、この後コイル移載走行台車3の金属
板コイル載置用V型サドル3aに金属板コイルCoを移
載して第2コイル載置装置2に運びここで外装紙装填装
置7Bからクランプ装置7Cにより幅方向拡縮テーブル
7A上に引き出し押しつけロール7Dとベルト式紙吸引
搬送装置7Eにより金属板コイルCo外周部に外装紙を
送り出し、次いで第2コイル載置装置2のコイル載置部
2aであるクレイドルロールの回転駆動により金属板コ
イルCoを回転させながら外装紙を外装紙押さえ装置8
Aと帯状刷毛装置8Bにより金属板コイルCoの外周と
両側端面にその回転移動に同期して圧接供給しながら、
シャトルバー機構9Aで金属板コイルCo両側端面に襞
状部を形成し、回転ローラー9Bで形成襞状部を折り込
み、内径折込ロール装置9Cで折り込み襞状部を更にコ
イル内径側に折り込むことを順次行いこの後、テーピン
グ装置9Dにより前記外装紙内径折込部の端部を前記内
装紙の両側部内周面に貼着して金属板コイルCoの内・
外装紙装着を完了し、この内・外装紙装着を完了した金
属板コイルCoをコイル移動走行台車11の金属板コイ
ル載置用V型サドル11a上に移載して、払出し側の例
えばラベル貼付や金属フープの結束等の鉄板外装作業用
の第3コイル載置装置10に移送するものである。そし
てこれと同時にコイル移載走行台車11に連結したコイ
ル移載走行台車3で第1コイル載置装置1から内装紙の
装着し終えた金属板コイルCoを第2コイル載置装置2
に搬送し移載するのである。
【0009】
【実施例】以下に各装置の詳細を説明する。第1コイル
載置装置1は、図1,図2,図4に示す如く、コイル載
置手段1a,1bを有し、各々は横断面が4分の1円弧
状で平行に配置した一対の長尺ブロックからなる。また
中央部には後述のコイル移載走行台車3とその上の金属
板コイル載置用V型サドル3aが送通可能に切欠き部1
cを形成し、その下部両側にコイル移載走行台車3と乗
り継ぎ走行用のレール1dを敷設してある。またコイル
移載走行台車3の搬送方向に直行する方向に敷設したレ
ール1e上を油圧シリンダー機構により走行駆動する。
【0010】第2,3コイル載置装置2,10は各々固
定式であるが、第1コイル載置装置1と同様に中央部に
は後述のコイル移載走行台車3,11の金属板コイル載
置用V型サドル3a,11aが送通可能に切欠き部2
b,10bを形成してあり、下部両側にはコイル移載走
行台車の走行用のレール12が敷設されている。第2コ
イル載置装置2のコイル載置手段2aは図5にも示すよ
うに回転駆動式のクレイドルロールとしてあり、2cは
その回転駆動モーターを示す。また、第3コイル載置装
置10のコイル載置手段10aは第1と同一の長尺ブロ
ックである。
【0011】コイル移載走行台車3,11は、連結シャ
フト13で連結されレール12上を走行可能に配置さ
れ、コイル移載走行台車11の後部に接続した油圧シリ
ンダー機構14のピストンロッド14aによって進退駆
動し、コイル移載走行台車3は、前記第1コイル載置装
置1のレール1d上に乗り上げ可能としてある。また上
部の金属板コイル載置用V型サドル3a,11aは、台
車本体に設けた油圧式昇降装置3c,11cにより昇降
駆動する。3b,11bはその昇降ガイドである。
【0012】内装紙取付装置4は、図1,図6に示す如
く台車本体4Aをレール4k上に退可能に設置し、こ
の台車本体4Aに設けた進退駆動モータ4bと昇降駆動
モーター4cと昇降用クロスバー機構4dと該クロスバ
ー機構4dに支持された台座4eとこの台座4e上に後
部のシャフト部4a−1を回転駆動モーター4fに装着
し回転可能に支持した拡縮マンドレル4aと台座4e上
のスタンド4gとエアーシリンダー機構4hに後部を装
着して進退可能に支持された内装紙の巻き押さえ機構4
iと幅方向半部にテープを貼った内装紙の先端部を拡縮
マンドレル4a外周部に係止しておく押さえレバー機構
Oと拡縮マンドレル4a用のエアーコンプレッサー4j
とからなる。
【0013】拡縮マンドレル4aは、エアーコンプレッ
サー4jに接続して拡縮する筒状のゴム袋4a−2と、
ゴム袋4a−2を折り畳みする傘骨機構4a−3と、傘
骨機構4a−3を拡縮動作させる拡縮シャフト4a−4
とその駆動用モーター4a−5とからなり、縮小状態の
ゴム袋4a−2の外周に内装紙を巻きつけて金属板コイ
ルCoの内径部に装入し、ゴム袋4a−2を拡張させて
内装紙を金属板コイルCoの内径面に押し当てテープを
貼りセットするものである。
【0014】内装紙供給装置5は、図1,図7(イ)〜
(ヘ)に示す如く、内装紙取付装置4の側方に設置され
前後各々に内装紙端部を吸引搬送する吸着装置5A,5
Bを有しこの吸着装置間に挟持ベルト式内装紙搬送装置
5Cを有し且つ挟持ベルト式内装紙搬送装置5Cの出側
に内装紙前端に沿って走行してテープを貼るテーピング
装置6を配置して前記拡縮マンドレル4aに内装紙を供
給するものである。
【0015】吸着装置5Aは水平ビーム5A−1に所定
間隔でエアー吸引パッドPdを設け、水平ビーム5A−
1を昇降用シリンダー機構5A−2で吊り支持し昇降用
シリンダー機構5A−2を水平走行用シリンダー機構5
A−3で支持してこれらの連携動作で該吸引パッドPd
(ヘ)に示す動作つまり内装紙置き台5D上の内装紙
Inの先端部上面を吸着のために水平移動後下降し
吸着後上昇しこの後の水平(途中所定量下降並動)
動作して挟持ベルト式内装紙搬送装置5Cの入側に搬送
して吸着解除して上昇し元の位置に復帰する。
【0016】挟持ベルト式内装紙搬送装置5Cは(ロ)
に示すように下部ベルト機構5C−1と、昇降機構5C
−2により昇降し内装紙Inの挟持とその開放を可能に
した上部ベルト機構5C−3とからなる。各ベルト機構
(ニ)に示すように各ベルトの入側シャフト5C−4
にブラシロール5C−5を付設してベルトの裏側への内
装紙先端角部進入巻き込みを防止する。
【0017】吸着装置5Bは水平ビーム5B−1に所定
間隔でエアー式吸引パッドPdを設け、水平ビーム5B
−1を昇降用シリンダー機構5B−2で吊り支持し昇降
用シリンダー機構5B−2を水平走行用シリンダー機構
5B−3で支持してこれらの連携動作で該吸引パッドP
dを(ホ)に示す動作つまり挟持ベルト式内装紙搬送装
置5Cの出側から送出された内装紙Inの先端部上面を
吸着のために下降し吸着後水平動作して内装紙取付
装置4の拡縮マンドレル4aの直上に搬送して所定量下
降してマンドレル外周に押さえレバー機構(図
O)で挟み係止支持された後吸着解除して上昇し元の
位置に水平復帰動する。
【0018】テーピング装置6は、挟持ベルト式内装紙
搬送装置5Cの出側に設けられ内装紙前端下面に沿って
テープTを保持したリールRを走行させてテープの貼面
の幅半部を貼る(残り幅半部は内装紙の後端に貼る
面)。公知のもので詳細を省くが、このテーピングの際
の外装紙前端上面の押さえは(ハ)に示すようにシリン
ダー機構6−1のピストンロッドPrの昇降動作で回動
リンクKrを介して下面を水平状態にして斜めに昇降シ
フトする当て板6−2によって行うようにしてある。図
中Hrは平行シフト用リンクを示す。
【0019】次に外装紙供給装置7は、幅方向拡縮テー
ブル7A、外装紙装填装置7B、クランプ装置7C、押
しつけロール7D、ベルト式紙吸引搬送装置7Eとから
なる。幅方向拡縮テーブル7Aは、図1,図8,図9に
示す如く、架台7Z内に昇降可能に設けた支持枠体7A
−5に設置されこの昇降駆動機構7A−6により全体が
昇降動作可能に設けられ、上面を外装紙を展開するテー
ブルとし、中央テーブル7A−1とその両側で幅方向に
拡縮駆動する側部テーブル7A−2,7A−3からなる
3分割タイプであり、中央テーブル7A−1の下部に回
転可能に装着したスクリューシャフト機構7A−4によ
り外装紙を乗せるテーブル幅を当該梱包の金属板コイル
Coの幅に任意に設定替えできる。
【0020】クランプ装置7Cは、中央テーブル7A−
1と側部テーブル7A−2,7A−3の各間をクランプ
部7C−1,7C−2を走行可能にしてあり、その走行
装置は、支持架台7A−5の上枠体に吊下がり状態で走
行可能に装着されており、図8〜図11に示すように、
上枠体7A−5aの下面に敷設した一対のレール7C−
13に車輪7C−14を転がり接触可能に係合させて垂
架し主走行用シリンダー機構7C−11に接続した台車
7C−3、台車7C−3の中央下部に設けたガイドレー
ル7C−4に上部中央部を摺動可能に支持されその両側
にクランプ部7C−1,7C−2の支持装置を設け、シ
ョートストローク用シリンダー機構7C−12に接続し
たショート動作装置7C−5からなる。
【0021】クランプ部7C−1,7C−2の各支持装
置は、クランプ部の後部シャフト7C−6の摺動ガイド
7C−7とこれを下部で支持し上部をショート動作装置
7C−5の側部に上下動可能に装着した昇降部材7C−
8と、昇降部材7C−8の後部に取り付けられ後部シャ
フト7C−6を後退(クランプ退避用)させるシリンダ
ー機構7C−9とショート動作装置7C−5の側部に取
り付けられ昇降部材7C−8を昇降動作させるシリンダ
ー機構7C−10とから構成させている。
【0022】そして、初め走行装置は主走行用シリンダ
ー機構7C−11により本体を外装紙装填装置側の所定
位置に走行させ、ショートストローク用シリンダー機構
7C−12により更に外装紙装填装置に接近させてクラ
ンプ部7C−1,7C−2により外装紙の先端部をクラ
ンプし、その後、主走行用シリンダー機構7C−11に
より金属板コイルCo側の所定位置に走行させる。次い
でショートストローク用シリンダー機構7C−12によ
り更に金属板コイルCo側に接近させ、この後クランプ
部7C−1,7C−2による外装紙のクランプを解除し
次いでシリンダー機構7C−9によりクランプ部7C−
1,7C−2を所定量後退させる。この後シリンダー機
構7C−10によりクランプ部7C−1,7C−2を所
定量上昇移動させてショートストローク用シリンダー機
構7C−を復動作し且つ主走行用シリンダー機構7C
−11を復動作させて、本体を次の外装紙クランプの所
定位置に待機させる。
【0023】外装紙装填装置7Bは図1,図8に示す如
くテーブルの後方に設けられ外装紙を巻いて横置装填す
るケース7b−1をエンドレスチェーン駆動機構7b−
2に複数配列したもので前記クランプ装置のクランプ部
7C−1,7C−2が引出し位置にきたケース7b−1
の切欠部Kに露出している外装紙の先端部をクランプし
て引出されるものである。テーブル上で牽引される外装
紙をテーブル上に押しつけガイドする押しつけロール7
Dは上枠体7A−5aに昇降可能に装着し昇降シリンダ
ー7D−1に接続保持されている。
【0024】ベルト式紙吸引搬送装置7Eは、図13に
示す如く、昇降・側部拡縮用昇降枠体15aの両側内側
に各々設け、図14に示す如く、モーター32によるス
クリューシャフト33の回転で支持台34をテーブル7
Aの長手方向に移動させ枠体15aにより前記テーブル
7A前部両側に接近離間可能にしテーブル側部に垂れ下
げた外装紙の幅方向両側部をベルト35に吸引しながら
ベルト35をモーター31により斜め下向き方向に走行
作動させてコイル側に吸引移動させるものである。
【0025】外装紙をコイル頂部に押さえる外装紙押さ
え装置8Aは、図1,図12に示す如く、昇降枠体15
の上梁りにコイル幅に応じて間隔拡縮駆動可能に設けた
複数の可動梁16とこれに昇降シリンダー機構8cを介
して支持した押さえロール8aとからなる。
【0026】帯状刷毛装置8Bは、可動梁16に設けた
昇降部材機構18と、この下端に一端を、他端を帯状刷
毛高さ調整用シリンダー19のロッドエンドに連結した
帯状刷毛8bとからなり、帯状刷毛8bは第2コイル載
置装置上の金属板コイルの外周面外装紙を介して垂れ
当接可能にしてある。帯状刷毛高さ調整用シリンダー
9はコイル外径によって変動する帯状刷毛高さを段階的
に調整する。20は外装紙の尾端押さえを示す。
【0027】外装紙包装装置は、図13,図14に示す
如く昇降枠体15内に設けた第2コイル載置装置2上の
金属板コイル両側端面に接近離間可能に且つ昇降可能に
各々設けられた端部枠体15aとその各々に設置したシ
ャトルバー機構9A、回転ローラー9B、内径折込ロー
ル装置9C、テーピング装置9Dから構成してある。シ
ャトルバー機構9Aは、シャトルバーSを金属板の側端
面半径方向に沿って位置させこの待機位置から金属板の
側端面に外装紙を介して 移動当接し次いでコイル側端
面の回転方向に沿って 移動して外装紙のコイル側端面
包装部を襞状にたくり込み次の回転ローラー9Bに渡し
て襞状部を折り付けさせ、次いでコイル側端面から離間
しながら元の待機位置に戻る 動作を繰り返すもので
ある。
【0028】図14に示す9A−1はシャトルバーSを
支持するレバーで前後駆動装置9A−2による矢印動作
で前後,(コイル側端面方向に接近・離間)移動さ
れる。9A−3はレバー9A−1を回転駆動装置9A−
4のクランク9A−5によりコイル側端面の回転方向に
沿って往復動,させるレバーである。シャトルバー
Sの上記動作順は、→→(同時)を繰り返
す。
【0029】回転ローラー9Bはブラシロール9B−1
とプレスロール9B−2とから構成してありコイル側端
面の半径方向に沿って配置してある。内径折込ロール装
置9Cは5本のロール9C−1〜9C−5の各回転軸が
コイルの軸芯からの複数の半径面上で且つ徐々にコイル
内径側に傾斜して配置され前記の襞折り込み部をコイル
内径側に折り込んでいくものであり、支持バー9C−
〜10はコイル内径部に折り込み部を密接させるもので
ある。ロール9C−1の手前に配置の9B−3,9B−
はコイル側端面の半径方向に沿って当接配置して折り
付け襞状部の戻りを抑える押さえロールである。
【0030】テーピング装置9Dは、図13,図14に
示す如く、コイル両側端面側の各々から内径部に挿出入
可能に設けられ前記外装紙内径折込部の端部を前記内装
紙の両側部内周面に貼着するもので、巻テープTを保持
するリール9D−1とリール9D−1からの引出しテー
プをガイドするガイドロール9D−2と9D−2からの
テープを前記外装紙内径折込部の端部に沿って押しつけ
コイルの回転で回転しながら貼る押さえ貼りロール9D
−3と各押さえ貼りロール9D−3を昇降させるシリン
ダー機構9D−4とガイドロール9D−2,押さえ貼り
ロール9D−3間でテープをカットするカッター9D−
5と同カッター9D−5の作動用シリンダー機構9D−
6とからなる。
【0031】
【発明の効果】以上の構成によって本発明は、金属板コ
イルの紙梱包を連続工程ライン状で自動的に迅速且つ適
正に実施して省力化を有利に実現せしめたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の実施例を示す全体構成鳥瞰図であ
る。
【図2】本発明装置の実施例におけるコイル載置装置と
コイル移載走行台車を示す平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】本発明装置の実施例における第1コイル載置装
置とコイル移載走行台車との関係を示す側断面図であ
る。
【図5】本発明装置の実施例における第2コイル載置装
置とコイル移載走行台車との関係を示す側断面図であ
る。
【図6】(a),(b),(c)及び(d)は本発明装
置の実施例における内装紙取付装置の説明図である。
【図7】(イ)〜(ヘ)は本発明装置の実施例における
内装紙供給装置の説明図である。
【図8】本発明装置の実施例における外装紙供給装置の
側面説明図である。
【図9】図8の横断面平面図である。
【図10】図9の腰部(クランプ装置)の詳細断面説明
図である。
【図11】図10の側面説明図である。
【図12】本発明装置の実施例における外装紙押さえ装
置の側面説明図である。
【図13】本発明装置の実施例における外装紙包装装置
の側面説明図である。
【図14】図13の平面説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−70690(JP,A) 特開 平1−240418(JP,A) 実開 平2−83203(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 25/00 - 25/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダウンエンドタイプの金属板コイルの下
    部を載置支持するコイル載置手段を有し金属板コイル軸
    方向に配列した第1〜第3コイル載置装置、第1コイル
    載置装置は一対のコイル載置手段を2組有して金属板コ
    イルの軸方向搬送位置に交互にシフト可能にする、各コ
    イル載置装置のコイル載置手段間を挿通走行可能に且つ
    昇降可能にした金属板コイル載置用V型サドルを少なく
    とも一対前後に設けたコイル移動走行台車、前記第1コ
    イル載置装置の一対のコイル載置手段上に載置した金属
    板コイルの内径部に内装紙取付け用の拡縮マンドレルを
    挿出入可能に、且つ金属板コイルの内径部と拡縮マンド
    レルとの芯合せの昇降動作を可能にした内装紙取付装
    置、内装紙取付装置の側方に設置され前後各々に内装紙
    端部を吸引搬送する吸着装置を有し、この吸着装置間に
    挟持ベルト式内装紙搬送装置を有し、且つ挟持ベルト式
    内装紙搬送装置の出側に内装紙前端に沿って走行してテ
    ープを貼るテーピング装置を配置して、前記拡縮マンド
    レルに内装紙を供給する内装紙供給装置、前記第2コイ
    ル載置装置の側方に昇降可能に設けた幅方向拡縮テーブ
    ルと、このテーブルの後方に設けられ外装紙を巻いて横
    置装填するケースを、エンドレスチェーン駆動機構に複
    数配列した外装紙装填装置と、該テーブルの長手方向を
    往復動作しテーブル上に前記外装紙装填装置のケースか
    ら巻き外装紙を牽引展開するクランプ装置と、テーブル
    上で牽引される外装紙をテーブル上に押しつけガイドす
    る押しつけロールと、前記テーブルの前部両側に接近離
    間可能に設けたベルト式紙吸引搬送装置とからなる外装
    紙供給装置、前記第2コイル載置装置の上部に昇降及び
    コイル軸方向に沿って移動可能に設けた複数の押さえロ
    ールを配置し、外装紙をコイル頂部に押さえる外装紙押
    さえ装置と、帯状刷毛の一端を上記押さえロールの支持
    部に装着し他端を昇降シリンダーに装着し、コイルの前
    方で昇降及びコイル軸方向に沿って移動可能とした第2
    コイル載置装置上の金属板コイルの外周面に外装紙を介
    して垂れ当接可能にした帯状刷毛装置と、第2コイル載
    置装置上の金属板コイル両側端面に接近離間可能に、且
    つ昇降可能に各々設けられ金属板コイルの側端面の回転
    方向に沿ってコイル側端面包装部を襞状にたくり込むシ
    ャトルバー機構と、コイル半径方向に当接して回転し襞
    状部をコイルの反回転方向に折り込む回転ローラーと回
    転軸がコイルの軸芯からの複数の半径面上で、且つ徐々
    にコイル内径側に傾斜して配置され前記の襞折り込み部
    をコイル内径側に折り込む内径折込ロール装置と、コイ
    ル両側端面側の各々から内径部に挿出入可能に設けられ
    前記外装紙内径折込部の端部を前記内装紙の両側部内周
    面に貼着するテーピング装置とからなる外装紙装着装
    置、を設置した金属板コイルの梱包装置。
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