JPH10139232A - ウエブ接合方法及び装置 - Google Patents

ウエブ接合方法及び装置

Info

Publication number
JPH10139232A
JPH10139232A JP29685096A JP29685096A JPH10139232A JP H10139232 A JPH10139232 A JP H10139232A JP 29685096 A JP29685096 A JP 29685096A JP 29685096 A JP29685096 A JP 29685096A JP H10139232 A JPH10139232 A JP H10139232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
joining
roll
roller
webs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29685096A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Hanada
佳和 花田
Etsuji Hara
悦二 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobayashi Engineering Works Ltd
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Kobayashi Engineering Works Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobayashi Engineering Works Ltd, Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Kobayashi Engineering Works Ltd
Priority to JP29685096A priority Critical patent/JPH10139232A/ja
Publication of JPH10139232A publication Critical patent/JPH10139232A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】狭小な作業スペース内で使用済みのロールと新
たなロールとを簡単かつ確実に接合するとともに、ウエ
ブの損傷や蛇行等を有効に阻止する。 【解決手段】第1及び第2ロール26、28が装着され
て一体的に旋回自在な第1及び第2旋回軸30、32
と、この第1及び第2旋回軸30、32と一体的に旋回
するとともに、前記第1及び第2ロール26、28の第
1及び第2ウエブ26a、28aを把持可能な第1及び
第2把持機構42、44と、接合位置P3に繰り出され
た第1ウエブ26aを切断する切断機構76と、この第
1ウエブ26aと第2ウエブ28aとを接合するための
両面テープ78を供給するテープ供給機構80とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用済みの第1ロ
ールから繰り出された第1ウエブと新たな第2ロールの
第2ウエブ端末とを接合するためのウエブ接合方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ロール状に巻回された長尺フイ
ルム(ウエブ)をロールから繰り出して所定の寸法毎に
裁切断した後、複数枚ずつ内装袋に収納し、さらにこの
内装袋を外箱内に装填して製品を得るフイルム加工作業
が行われている。
【0003】この種の作業では、多量のウエブを効率的
に繰り出すために、ロールに巻回されているウエブの残
量が少なくなると、このウエブと新たなロールのウエブ
とを接合して前記新たなロールからウエブ繰り出し動作
を継続する必要がある。このため、通常、図10に示す
ようなウエブ接合装置1が使用されている。
【0004】このウエブ接合装置1は、ベースキャリア
2を備えており、使用中の第1ロール3から繰り出され
て搬送手段4を介し裁切断工程(図示せず)に送られる
ウエブ3aの残量が少なくなると、新たなロール5のウ
エブ5aの端末が前記ベースキャリア2にセットされ
る。次いで、ウエブ5aは、ベースキャリア2を介して
可動接合板6まで搬送され、この可動接合板6上に吸着
された状態で、手動カッタにより前記ウエブ5aの端末
先端が幅方向に切断される。
【0005】そこで、ロール(原反)切替時には、使用
済みのウエブ3aが固定接合板8に吸着され、手動カッ
タで幅方向に切断されるとともに、テープ供給手段9に
より両面テープが貼り付けられる。次に、可動接合板6
が、ウエブ5aを吸着した状態で上方に揺動し、このウ
エブ5aが固定接合板8上のウエブ3aとが一部をオー
バーラップして接合される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、新たなロール5のウエブ5aがベースキ
ャリア2を介して可動接合板6まで引き出されるため、
このウエブ5aの引き出し長さが相当に長尺なものとな
ってしまう。これにより、引き出されるウエブ5aに擦
り傷等の損傷が発生し易くなり、製品歩留まりが低下し
て不経済であるという問題が指摘されている。
【0007】さらに、ウエブ5aの引き出し長が長尺で
あるため、このウエブ5aが蛇行し易い。従って、ウエ
ブ5aの蛇行が修正されるまでの間、製品及び時間のロ
スが増加してしまう。しかも、ウエブ5aが蛇行する
と、例えば、切断機内でこのウエブ5aが支えて搬送不
良が惹起されるおそれがある。さらにまた、設備全体の
設置スペースが相当に広くなるという問題もある。
【0008】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、狭小な作業スペース内で使用済みのロールと新た
なロールとを簡単かつ確実に接合するとともに、ウエブ
の損傷や蛇行等を有効に阻止可能なウエブ接合方法及び
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、ウエブ繰り出し位置に配置された第1
ロールから第1ウエブが繰り出される一方、第2ロール
の第2ウエブ端末が接合ローラと押え部材とで把持され
る。次いで、ロール切替時には、先ず、第1ウエブが接
合位置で切断された後、第1及び第2旋回軸が一体的に
旋回して第2ロールがウエブ繰り出し位置に配置され
る。さらに、第2ロールの第2ウエブが、接合ローラを
介して接合位置に向かって押し出され、前記第1及び第
2ウエブが互いに接合される。
【0010】このように、使用済みの第1ロールと新た
な第2ロールとを接合する際、第2ウエブが接合ローラ
と押え部材とで把持可能な必要最小限の長さだけ前記第
2ロールから引き出される。従って、接合時の第2ウエ
ブの引き出し長さが一挙に短尺化され、この第2ウエブ
に損傷や蛇行が発生することを確実に阻止することがで
きる。
【0011】また、使用済みの第1ロールから繰り出さ
れる第1ウエブを切断する前に、この第1ウエブに接着
部材が貼り付けられる。これにより、新たな第2ロール
の第2ウエブが接合位置に押し出されると、この第2ウ
エブが第1ウエブにオーバーラップして接着部材により
一体的に接合される。その際、接合位置にサクションボ
ックスが設けられるため、前記接合作業が効率的かつ正
確に遂行される。
【0012】さらにまた、第1ロールの第1ウエブ端末
または第2ロールの第2ウエブ端末が把持された状態
で、この第1または第2ウエブ端末先端がカッタで真っ
直ぐに切断される。このため、第1または第2ウエブ端
末が正確に揃えられ、接合作業が良好に遂行される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
ウエブ接合装置10の概略正面説明図である。
【0014】ウエブ接合装置10は、基台12を備え、
この基台12の上部側に水平方向に指向してモータ14
が装着される。このモータ14の図示しない駆動軸に旋
回テーブル16が矢印A方向に旋回自在に軸着される。
旋回テーブル16は、互いに異なる方向に延在する第1
及び第2原反アーム18、20と、第1及び第2把持ア
ーム22、24とを有する。
【0015】第1及び第2原反アーム18、20の先端
には、第1及び第2ロール26、28を装着し、矢印A
方向に一体的に旋回してこの第1及び第2ロール26、
28をウエブ繰り出し位置P1とロール着脱位置P2と
に配置自在な第1及び第2旋回軸30、32が設けられ
る。第1及び第2原反アーム18、20の旋回中心側に
モータ34、36が装着され、このモータ34、36の
駆動軸34a、36aにベルト及びパウダークラッチを
有する伝動手段38、40を介して第1及び第2旋回軸
30、32が回転自在に連結される。
【0016】第1及び第2把持アーム22、24の先端
側には、第1及び第2旋回軸30、32と一体的に旋回
するとともに、第1及び第2ロール26、28の第1及
び第2ウエブ26a、28aを把持可能な第1及び第2
把持機構42、44が配設される。第1及び第2把持機
構42、44は同様に構成されており、以下、第2把持
機構44について詳細に説明し、第1把持機構42には
同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0017】図1及び図2に示すように、第2把持機構
44は、第2把持アーム24の先端部側に固着される押
え部材46と、接合ローラ48と、この接合ローラ48
を前記押え部材46に対して矢印B方向に進退させる第
1駆動手段50と、前記接合ローラ48を第2把持アー
ム24の旋回中心から離間する方向(矢印C方向)に進
退させる第2駆動手段52とを備える。
【0018】第2把持アーム24には、第2駆動手段5
2を構成するシリンダ54が固着され、このシリンダ5
4から矢印C方向に延在するロッド54aがスライドベ
ース56に固着される。このスライドベース56は、第
2把持アーム24に固着された一対のガイドレール58
に沿って矢印C方向に進退自在であり、前記スライドベ
ース56の端部には、第1駆動手段50を構成するシリ
ンダ60が矢印B方向に指向して固着される。
【0019】シリンダ60から延在するロッド60aに
取付部材62が固着され、この取付部材62に接合ロー
ラ48が回転自在に支持されている。取付部材62に
は、対向する一組のクランプ部材64a、64bが設け
られ、このクランプ部材64a、64bに水平方向に延
在してガイド溝66が形成されるとともに、前記ガイド
溝66には、手動カッタ68のカッタ刃70が挿入され
る。クランプ部材64a、64bの上部には、ウエブ挿
入用ガイド部材72が上方に向かって拡開するように固
着されている。
【0020】図1及び図3に示すように、ウエブ繰り出
し位置P1に近接して接合位置P3が設けられる。接合
位置P3には、ウエブ繰り出し位置P1から繰り出され
た第1ウエブ26aまたは第2ウエブ28aを吸着保持
するサクションボックス74と、前記サクションボック
ス74で吸着保持されている前記第1ウエブ26aまた
は第2ウエブ28aを切断する切断機構76と、前記サ
クションボックス74上で前記第1ウエブ26aまたは
第2ウエブ28aに両面テープ(接着部材)78を供給
するテープ供給機構80とが設けられる。
【0021】サクションボックス74は、支柱82に設
けられており、図示しない真空発生源に連通している。
支柱82には、水平方向に延在してレール84が設けら
れ、このレール84に切断機構76及びテープ供給機構
80が進退自在に配設される。図3及び図4に示すよう
に、切断機構76は、レール84に支持される第1移動
台86を備え、この第1移動台86に自走用第1モータ
88が鉛直方向に向かって装着される。第1モータ88
の回転軸88aに第1ピニオン90が軸着され、この第
1ピニオン90は、レール84に設けられたラック92
に噛合する。第1移動台86の下部側には、水平方向に
指向して軸94が設けられ、この軸94に丸刃96が回
転自在に装着される。サクションボックス74には、こ
の丸刃96に対応した横刃98が設けられている。
【0022】テープ供給機構80は、図3及び図5に示
すように、レール84に沿って進退自在な第2移動台1
00を備え、この第2移動台100に第2モータ102
が固着される。第2モータ102から下方に延在する回
転軸102aに第2ピニオン104が軸着されるととも
に、この第2ピニオン104は、ラック92に噛合す
る。第2移動台100の下部側には、図3に示すよう
に、両面テープ巻き戻し軸106と、離型紙巻き取り軸
108と、テープ貼り付けローラ110とが設けられ、
このテープ貼り付けローラ110は、シリンダ(図示せ
ず)により両面テープ巻き戻し軸106と離型紙巻き取
り軸108と一体的に昇降自在である。
【0023】支柱82には、ウエブ繰り出し位置P1か
ら繰り出される第1ウエブ26aまたは第2ウエブ28
aを次段の工程、例えば、図示しない切断工程に移送す
るフィードドラム114がパスローラ116と共に設け
られている。
【0024】このように構成されるウエブ接合装置10
の動作について、本実施形態に係る接合方法との関連で
以下に説明する。
【0025】先ず、図1に示すように、第1及び第2旋
回軸30、32には、それぞれ第1及び第2ロール2
6、28が装着されている。ウエブ繰り出し位置P1に
配置された第1ロール26は、モータ34の作用下に、
伝動手段38を介して第1旋回軸30が矢印D方向に逆
転することによって第1ウエブ26aを引っ張って一定
のテンションを与えており、この状態で、前記第1ウエ
ブ26aがフィードドラム114により下流の切断工程
に送り出されている。
【0026】一方、第2旋回軸32側では、図6中、二
点鎖線で示すように、第2把持機構44を構成する接合
ローラ48及びクランプ部材64a、64bが下方向に
待機されている。そこで、第2ロール28の第2ウエブ
28aの端末が接合ローラ48と押え部材46の間を通
って引き出され、クランプ部材64a、64b間に通さ
れてクランプされる。次に、第1駆動手段50を構成す
るシリンダ60の作用下に、ロッド60aを介して取付
部材62が上昇される。このため、接合ローラ48が上
昇してこの接合ローラ48と押え部材46とで第2ウエ
ブ28aの端末がニップされ(図7中、実線参照)、こ
の状態で、手動カッタ68により前記第2ウエブ28a
の端末先端が幅方向に真っ直ぐに切断されて接合準備が
完了する。
【0027】なお、第2ウエブ28aの端末がニップさ
れた後、モータ36が作動して伝動手段40を介しこの
第2ウエブ28aの端末が弛まないように第2ロール2
8を所定のテンションで巻き取っている。
【0028】次いで、ロール切換作業を行う際には、先
ず、図7に示すように、ウエブ繰り出し位置P1に配置
されている第1把持機構42を構成する第1駆動手段5
0が駆動され、接合ローラ48が下降してこの接合ロー
ラ48と押え部材46とで第1ロール26の第1ウエブ
26aがニップされる。さらに、パスローラ116が、
図示しないシリンダの駆動により下降して第1ウエブ2
6aをサクションボックス74上に押し付ける。このよ
うに、サクションボックス74が駆動されてこのサクシ
ョンボックス74上に第1ウエブ26aを吸着保持した
状態で、テープ供給機構80が駆動される。
【0029】すなわち、図3に示すように、図示しない
シリンダを介してテープ貼り付けローラ110が下降
し、このテープ貼り付けローラ110の外周に配置され
ている両面テープ78がサクションボックス74上の第
1ウエブ26aに押し付けられる。そして、第2モータ
102が駆動され、第2ピニオン104の回転作用下に
これに噛合するラック92を介して第2移動台100が
レール84に沿って前記第1ウエブ26aの幅方向(図
3中、実線の位置から二点鎖線の位置に向かう方向)に
走行する。これにより、第1ウエブ26aの幅方向全長
にわたって両面テープ78が貼り付けられる。
【0030】テープ貼付後、テープ供給機構80では、
テープ貼り付けローラ110が上昇し両面テープ78を
切断するとともに、第2移動台100が切断機構76の
動作範囲外に退避された後(図3中、実線参照)、この
切断機構76を構成する第1モータ88が駆動される。
このため、第1移動台86がレール84に沿って、図3
中、実線の位置から二点鎖線の位置に移動し、サクショ
ンボックス74に設けられている横刃98と第1移動台
86に支持されている丸刃96とを介して第1ウエブ2
6aが切断される。この後、切断機構76は、実線の位
置に戻る。
【0031】第1ウエブ26aが切断された後、モータ
14を介して旋回テーブル16が矢印A方向に180°
旋回され、第2原反アーム20の第2旋回軸32に装着
されている第2ロール28がウエブ繰り出し位置P1に
配置される一方、第1旋回軸30に装着されている第1
ロール26がロール着脱位置P2に配置される(図8参
照)。
【0032】そこで、第2把持機構44を構成するクラ
ンプ部材64a、64bによる第2ウエブ28aのクラ
ンプが解除された後、第2駆動手段52を構成するシリ
ンダ54が駆動され、スライドベース56を介して接合
ローラ48が接合位置P3側に移動する。従って、第2
ウエブ28aの端末は、接合ローラ48を介してサクシ
ョンボックス74上の第1ウエブ26aの端末上に一部
をオーバーラップして押し付けられ、この第1ウエブ2
6aに貼り付けられている両面テープ78を介して前記
第2ウエブ28aと該第1ウエブ26aとが一体的に接
合される。
【0033】前記接合作業が終了した後、第2把持機構
44を構成する接合ローラ48は、図9に示すように、
第1及び第2駆動手段50、52を介して上昇及び後退
するとともに、パスローラ116も上昇する。そして、
第2ロール28の第2ウエブ28aは、サクションボッ
クス74の吸着作用が解除された後、フィードドラム1
14を介して下流側へと繰り出される。一方、ロール着
脱位置P2に配置されている使用済みの第1ロール26
は、第1把持機構42を構成する接合ローラ48による
把持作用が解除された後、第1旋回軸30から取り出さ
れ、この第1旋回軸30に新たな第1ロール26が装着
される。
【0034】この場合、本実施形態では、ウエブ繰り出
し位置P1に配置された第1ロール26から第1ウエブ
26aが繰り出される一方、ロール着脱位置P2に配置
された第2ロール28の第2ウエブ28aの端末が第2
把持機構44を構成する押え部材46と接合ローラ48
により把持されている。そして、ロール切替時には、先
ず、第1ウエブ26aに接合位置P3で両面テープ78
の貼り付け処理と切断処理が施される。次いで、旋回テ
ーブル16が180°旋回されて第2ロール28がウエ
ブ繰り出し位置P1に配置された後、接合ローラ48の
移動作用下に前記第2ウエブ28aが前記第1ウエブ2
6a上に押し付けられ、該第1及び第2ウエブ26a、
28aが両面テープ78により一体的に接合される。
【0035】従って、使用済みの第1ロール26と新た
な第2ロール28とを接合する際、この第2ロール28
の第2ウエブ28aは、押え部材46と接合ローラ48
とで把持可能な必要最小限の長さだけ引き出され、使用
済みの前記第1ウエブ26aに接合される新たな前記第
2ウエブ28aの引き出し長さが一挙に短尺化される。
これにより、従来のように、第2ウエブ28aの引き出
し長さが相当に長尺なものとなって、前記第2ウエブ2
8aが、設備等に接触して損傷したり、接合位置P3ま
で引き出される際に蛇行したりすることがない。
【0036】このため、本実施形態では、製品歩留まり
の低下を阻止して経済的であるという効果が得られると
ともに、第2ウエブ28aの蛇行修正時間が不要とな
り、時間的なロスも有効に削減することができる。この
結果、ウエブ接合作業の効率化が容易に遂行されること
になる。
【0037】さらに、本実施形態では、サクションボッ
クス74上において、第1ウエブ26aへの両面テープ
78の貼り付け作業と、この第1ウエブ26aの切断作
業と、該第1ウエブ26aと第2ウエブ28aとの接合
作業とを行うことが可能になる。これによって、ウエブ
接合装置10全体がコンパクト化され、このウエブ接合
装置10の設置スペースが有効に狭小化されるという利
点がある。
【0038】なお、本実施形態では、第1ウエブ26a
に予め両面テープ78を貼り付けた後、この第1ウエブ
26aの一部にオーバーラップして第2ウエブ28aを
接合しているが、先ず、サクションボックス74上で第
1ウエブ26aを切断した後、第2ロール28を旋回さ
せて第2ウエブ28aをこの第1ウエブ26aと突き合
わせた後、前記第1ウエブ26aと前記第2ウエブ28
aに跨がるように接着テープ等を一体的に貼り付けるこ
ともできる。
【0039】なお、本実施形態では、第1及び第2ウエ
ブ26a、28aとして、紙、フイルム及び金属箔等の
種々のシートを使用することが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るウエブ接合
方法及び装置では、使用済みの第1ロールの第1ウエブ
と新たな第2ロールの第2ウエブとを接合する際、この
第2ウエブを接合ローラと押え部材とで把持可能な必要
最小限の長さだけ前記第2ロールから引き出せばよい。
従って、接合時の新たなウエブの引き出し長さが一挙に
短尺化され、このウエブに損傷が発生したり蛇行が生ず
ることを確実に阻止することが可能になる。これによ
り、製品歩留まりの低下や時間的ロスを回避することが
でき、効率的なウエブ接合作業が遂行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るウエブ接合方法を実施
するためのウエブ接合装置の概略正面説明図である。
【図2】前記ウエブ接合装置を構成する把持機構の正面
拡大説明図である。
【図3】前記ウエブ接合装置を構成する切断機構及びテ
ープ供給機構の正面図である。
【図4】前記切断機構の側面図である。
【図5】前記テープ供給機構の側面図である。
【図6】第1ロールを繰り出す一方、第2ロールの段取
り作業を行う際の説明図である。
【図7】前記第1ロールの第1ウエブを切断する際の説
明図である。
【図8】切断された前記第1ウエブに前記第2ロールの
第2ウエブを接合する際の説明図である。
【図9】前記接合作業終了後に前記第2ウエブを繰り出
す際の説明図である。
【図10】従来技術に係るウエブ接合装置の正面説明図
である。
【符号の説明】
10…ウエブ接合装置 16…旋回テ
ーブル 18、20…原反アーム 22、24…
把持アーム 26、28…ロール 26a、28
a…ウエブ 30、32…旋回軸 42、44…
把持機構 46…押え部材 48…接合ロ
ーラ 50、52…駆動手段 64a、64
b…クランプ部材 68…手動カッタ 74…サクシ
ョンボックス 76…切断機構 80…テープ
供給機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一体的に旋回自在な第1及び第2旋回軸に
    第1及び第2ロールを装着した後、ウエブ繰り出し位置
    に配置された前記第1ロールから第1ウエブを繰り出す
    工程と、 前記第2ロールの第2ウエブ端末を接合ローラと押え部
    材とで把持するとともに、必要に応じて前記第2ウエブ
    端末先端を切断する工程と、 前記第1ロールから繰り出される第1ウエブを接合位置
    で切断する工程と、 前記第1ウエブが切断されかつ前記第2ウエブが把持さ
    れた状態で、前記第1及び第2旋回軸を一体的に旋回さ
    せて前記第2ロールを前記ウエブ繰り出し位置に配置す
    る工程と、 前記ウエブ繰り出し位置で前記第2ウエブの把持作用を
    解除した後、前記接合ローラの移動作用下に前記接合位
    置に向かって該第2ウエブを押し出し、前記切断された
    第1ウエブに前記第2ウエブを接合する工程と、 を有することを特徴とするウエブ接合方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のウエブ接合方法において、
    前記第1ロールから繰り出される第1ウエブを接合位置
    で切断する前に、前記第1ウエブに接着部材を貼り付け
    る工程を有することを特徴とするウエブ接合方法。
  3. 【請求項3】第1及び第2ロールが装着され、一体的に
    旋回して前記第1及び第2ロールをロール着脱位置とウ
    エブ繰り出し位置とに配置自在な第1及び第2旋回軸
    と、 前記第1及び第2旋回軸と一体的に旋回するとともに、
    前記第1及び第2ロールの第1及び第2ウエブを把持可
    能な第1及び第2把持機構と、 接合位置に設けられ、前記ウエブ繰り出し位置から繰り
    出された一方のウエブを切断する切断機構と、 前記接合位置に設けられ、前記一方のウエブと他方のウ
    エブとを接合するための接着部材を供給する接着部材供
    給機構と、 を備えることを特徴とするウエブ接合装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のウエブ接合装置において、
    前記第1及び第2把持機構は、前記第1及び第2ウエブ
    の一方の面側に配置される押え部材と、 前記第1及び第2ウエブの他方の面側に配置される接合
    ローラと、 前記第1及び第2ウエブを把持するために、前記接合ロ
    ーラを前記押え部材に対し進退させる第1駆動手段と、 前記接合位置で切断された一方のウエブに、前記接合ロ
    ーラと前記押え部材とで把持されていた他方のウエブを
    押し付けるために、該接合ローラを前記接合位置に対し
    進退させる第2駆動手段と、 を備えることを特徴とするウエブ接合装置。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載のウエブ接合装置に
    おいて、前記第1及び第2把持機構は、前記第1及び第
    2ウエブ端末先端を切断するためのカッタを備えること
    を特徴とするウエブ接合装置。
  6. 【請求項6】請求項3記載のウエブ接合装置において、
    前記接合位置には、前記ウエブ繰り出し位置から繰り出
    された一方のウエブを吸着保持するサクションボックス
    が設けられることを特徴とするウエブ接合装置。
JP29685096A 1996-11-08 1996-11-08 ウエブ接合方法及び装置 Pending JPH10139232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29685096A JPH10139232A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 ウエブ接合方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29685096A JPH10139232A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 ウエブ接合方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10139232A true JPH10139232A (ja) 1998-05-26

Family

ID=17838978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29685096A Pending JPH10139232A (ja) 1996-11-08 1996-11-08 ウエブ接合方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10139232A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021164175A1 (zh) * 2020-02-21 2021-08-26 宁波信泰机械有限公司 一种自动接膜机构

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021164175A1 (zh) * 2020-02-21 2021-08-26 宁波信泰机械有限公司 一种自动接膜机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1319356C (en) Unwinding apparatus for paper or board web rolls or the like
WO2015111571A1 (ja) ウエブの継ぎ装置
JP2004043068A (ja) ウエブの巻取方法及び装置
JP2009078851A (ja) シート貼付装置
JP4177562B2 (ja) ロール状物の端末処理方法および装置
JPH10139232A (ja) ウエブ接合方法及び装置
JPH11314815A (ja) 自動テープ貼付け方法および装置
JP3423089B2 (ja) 帯状材料の供給,貼付け方法
US4707968A (en) Method and apparatus for wrapping pressure sensitive rolls of material
JP3745874B2 (ja) 巻取仕立て装置
JP2002332146A (ja) 帯状体の接続装置
JP3866801B2 (ja) ウエブ接合方法および装置
JP2808384B2 (ja) 巻取ボビンの自動処理装置
JP4773405B2 (ja) 新旧ウエブ接合用粘着テープの供給装置
CN118025871B (zh) 一种飞达机构、电路板生产设备及换卷方法
CN216469056U (zh) 一种撕膜机构
JP4342015B2 (ja) ラベル供給装置
JPH10203698A (ja) シート状物接合装置
JPH10157892A (ja) リール仕立装置のウエブ搬送装置
JP2555444B2 (ja) 巻取紙の端末処理装置
JP2975913B2 (ja) ウェブロールの端末処理方法
JP3665310B2 (ja) 巻取機における巻芯成形方法ならびに装置
JP2923118B2 (ja) 巻取紙の仕立方法
JPH10114449A (ja) ウエブ接合方法および装置
CN118025871A (zh) 一种飞达机构、电路板生产设备及换卷方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040415

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040427

A02 Decision of refusal

Effective date: 20040907

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02