JP3701943B2 - 陰極線管用フォームドタイプフラットパネル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、陰極線管(CRT)用フォームドタイプフラットパネル(formed type flat panel)に関し、より詳しくは、防爆に関するUL(Underwriters Laboratories Inc.)規格を満たすティンテッドフォームドタイプフラットパネル(tinted formed type flat panel)に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、フラットパネルは、従来の球面パネル(spherical/parabolic panel)に比べて外光の反射及びイメージの歪みが少ないので、TV受像機或いはコンピューターモニターなどに用いられるカラー陰極線管(cathode ray tube;CRT)に広く適用されてきている。
【0003】
図1は、カラー陰極線管用フォームドタイプフラットパネルを概略的に示す断面図である。フォームドタイプフラットパネル10は、表面プレート12と、この表面プレート12の縁から後方に延長されて、ファンネル(funnel;図示せず)と連結されるスカート部14と、表面プレート12とスカート部14を連結するコーナー部(ブレンドラウンド部(blend round portion))16とを含む。表面プレート12は、略平面である外面12b及び外面12bに比べて大きい曲率を有する曲面からなる内面12aを有する。そして、スカート部14にはフォームドマスク(formed mask;図示せず)がスタッドピン(図示せず)などにより固定される。
【0004】
一方、ティンテッドガラスから作られたテンションタイプフラットパネル(tension type flat panel)は、シャドーマスクとしてテンションマスクを用いる。テンションタイプフラットパネルは低いウェッジレートを有する。即ち、外面及び内面が全て略平面であるので、表面プレートの中央部の厚さと周辺部の厚さの差異は無視することができる。
【0005】
しかし、フォームドタイプフラットパネルの場合はウェッジレートが高いので、表面プレートの中央部と周辺部との間の光透過率(または吸収率)に差異が生じ、これにより表面プレートに形成されたイメージの輝度均一性に問題が生じる。このような輝度問題を解決するために、透明ガラス(clear glass)でフラットパネルを製造して表面プレートの全体に亘って輝度を高め、表面プレートの外面をコーティング処理して表面プレートの中央部の輝度を周辺部の輝度より低める方式で、表面プレート全体の輝度均一性を高める方法が用いられている。
【0006】
しかし、この場合次のような問題がある。まず、表面プレートの外面に別途のコーティング処理を行う工程がパネルの生産工程に追加されるので、パネルの価格が高くなる問題がある。次に、クリアフォームドタイプフラットパネルのための透明ガラスの生産は、ティンッテッドフォームドタイプフラットパネルのためのティンテッドガラスの生産のために用いられるガラス溶解炉でなされる。従って、ガラスカラー変換によるタンクカラー変換損失を発生させる。タンクカラー変換損失は、クリアフォームドタイプフラットパネルのための透明ガラスの塊(gob)を製造するプロセスからティンテッドテンションタイプフラットパネルのためのティンテッドガラスの塊を製造するプロセスへの転換またはその逆転換の時に発生する。実際、このようなガラスの塊のカラー変更には数日がかかり、パネルの生産性を顕著に低下させる。
【0007】
フォームドタイプフラットパネルをティンテッドガラスで製造するための多様な努力が行われてきた。しかし、ティンテッドガラスで作られたフォームドタイプフラットパネルの光透過率が透明ガラスで作られたフォームドタイプフラットパネルに比べて低いので、チューブメーカーで要求する輝度要件を満たすためにはそのパネルの厚さを透明ガラスの塊で製造された透明パネルに比べて薄く製造しなければならない。これにより、ティントガラスで製造されたフォームドタイプフラットパネルは、防爆特性が悪化される問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した問題を解決するために案出されたものであり、チューブメーカー(tube maker)の輝度条件を満たすとともに、UL規格の防爆特性を満たすティント色調のフォームドタイプフラットパネルの提供にその目的がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の一態様に基づき、ティンテッドガラスで作られた陰極線管用フォームドタイプフラットパネルであって、有効画面、10,000mm以上の曲率半径Rを有する外面及びRより小さい曲率半径R1を有する曲面内面を備える略矩形の表面プレートと、前記表面プレートの縁から後方に延長されるスカート部と、前記表面プレートと前記スカート部を連結するコーナー部とを含み、前記対角線の長さDが700mm以上、或いは550mm以上665mm未満であり、前記表面プレートの周辺部の厚さT1は0.03D−5≦T1≦0.039D+15/(D0.5−1.5)+2.54、前記表面プレートの中央部の厚さT2は0.0185D−6.5≦T2≦0.0204D、ウェッジレートT1/T2は1.3≦T1/T2≦2.1である関係を有することを特徴とする陰極線管用フォームドタイプフラットパネルが提供される。
【0010】
前記目的を達成するために、本発明の別の態様に基づき、ティンテッドガラスで作られた陰極線管用フォームドタイプフラットパネルであって、有効画面、10,000mm以上の曲率半径Rを有する外面及びRより小さい曲率半径R1を有する曲面内面を備える略矩形の表面プレートと、前記表面プレートの縁から後方に延長されるスカート部と、前記表面プレートと前記スカート部を連結するコーナー部とを含み、前記対角線の長さDが665mm以上700mm未満であり、前記表面プレートの周辺部の厚さT1は0.03D−5≦T1≦0.039D+15/(D0.5−1.5)+2.54、前記表面プレートの中央部の厚さT2は0.0185D−6.5≦T2≦0.0204D、ウェッジレートT1/T2は1.3≦T1/T2≦1.97であることを特徴とする陰極線管用フォームドタイプフラットパネルを提供する。
【0011】
前記目的を達成するために、本発明の別の態様に基づき、ティンテッドガラスから作られた陰極線管用フォームドタイプフラットパネルであって、有効画面、10,000mm以上の曲率半径Rを有する外面及びRより小さい曲率半径R1を有する曲面内面を備える略矩形の表面プレートと、前記表面プレートの縁から後方に延長されるスカート部と、前記表面プレートと前記スカート部を連結するコーナー部とを含み、前記対角線の長さDが500mm以上550mm未満であり、前記表面プレートの周辺部の厚さT1は0.035D−((0.003D)2−2.54)−5≦T1≦0.07D−((0.004D)4−2.54)+1.2、前記表面プレートの中央部の厚さT2は0.031D−(0.004D)2−5.5≦T2≦0.056D−(0.007D)2−0.254、ウェッジレートT1/T2は1.3≦T1/T2≦2.1である関係を有することを特徴とする陰極線管用フォームドタイプフラットパネルを提供する。
【0012】
前記目的を達成するために、本発明の別の態様に基づき、デリンテッドガラスから作られた陰極線管用フォームドタイプフラットパネルであって、有効画面、10,000mm以上の曲率半径Rを有する外面及びRより小さい曲率半径R1を有する曲面内面を備える略矩形の表面プレートと、前記表面プレートの縁から後方に延長されるスカート部と、前記表面プレートと前記スカート部を連結するコーナー部とを含み、前記対角線の長さDが500mm未満であり、前記表面プレートの周辺部の厚さT1は0.035D−((0.003D)2−2.54)−5≦T1≦0.07D−((0.004D)4−2.54)、前記表面プレートの中央部の厚さT2は0.031D−(0.004D)2−3.5≦T2≦0.056D−(0.007D)2+1.5、ウェッジレートT1/T2は1.3≦T1/T2≦2.1である関係を有することを特徴とする陰極線管用フォームドタイプフラットパネルを提供する
【発明の実施の形態】
図2は、本発明によるフォームドタイプフラットパネル20を概略的に示した平面図である。図2に示すように、フォームドタイプフラットパネル20は、略平行の2つの長辺18a、18b及び2つの短辺20a、20bを有する矩形である。フォームドタイプフラットパネル20は有効画面22の役割をする中央領域24を有する表面プレート12、有効画面22の周りの周辺領域26、曲率半径Rを有する外面12b(図3に示す)及び曲率半径R1を有する内面12a(図3に示す)を有する。ここで、RはR1に比べてはるかに大きいので、外面12bは実質的に平面である。そして、有効画面の対角線の長さはDに指定される。
【0013】
図3は、本発明によるフォームドタイプフラットパネルの図2のA−A線に沿う切断面を示す断面図である。図1に示すフォームドタイプフラットパネルと同じ部分には同じ図面符号を付与し、その説明を省略する。図3に示すように、コーナー部16の内面16aは表面プレート12の内面12aに接する円弧を形成する。接点でのフラットパネル20の厚さは、表面プレートの周辺領域の厚さT1として参照される。つまり、T1は曲率半径R1を有する内面12aと、曲率半径R2を有する内面16aが合う点での表面プレート12の厚さである。表面プレート12の中心は、ネック(図示せず)の管軸を延長した直線が表面プレート12と合う点、即ち表面プレート12の2つの対角線の交差点であり、この地点でのフラットパネル20の厚さが表面プレートの中心領域の厚さT2として定義される。
【0014】
本発明によるティンテッドフォームドタイプフラットパネルの製造に用いられるティンテッドガラスは、その厚さを11.43mmにした時の光透過率が52.5±5%である。
【0015】
本発明により、ティンテッドガラスで作られたフォームドタイプフラットパネルは、チューブメーカーが提示するBU(brightness uniformity)基準値を満たすとともに、UL(underwriters Laboratories Inc.)規格の防爆特性を満たす。この時、フォームドタイプフラットパネルの値数、即ち周辺部の厚さT1及び中心部の厚さT2は、対角線の長さD及び曲率半径Rの関数で定義される。即ち、対角線の長さDが700mm以上であり、表面プレート12の外面12bの曲率半径が10,000mm以上であるティンテッドガラスで形成されたフォームドタイプフラットパネルを製造するために、周辺部の厚さT1、中央部の厚さT2及びウェッジレートT1/T2は次の式1乃至3を満たすべきである。
【0016】
0.03D−5≦T1≦0.039D+15/(D0.5−1.5)+2.54…(式1)
0.0185D−6.5≦T2≦0.0204D…(式2)
1.3≦T1/T2≦2.1…(式3)
式1乃至3を満たす32インチティンテッドフォームドタイプフラットパネル(実施例1)を製造し、UL規格の防爆特性実験を行った。その結果を表1及び表2に示した。また、この表には透明ガラスで作られたフラットパネル(比較例c1乃至c3)の実験結果も一緒に示した。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
表1及び表2から分かるように、フォームドタイプフラットパネル(実施例1)は式1乃至3を満たし、さらにUL規格の防爆規格及びBU規格を満たすことが分かる。しかし、クリアフォームドタイプフラットパネルは、少なくとも1つの式を満たせずBU規格を満たさない。
【0020】
また、対角線の長さDが700mm未満665mm以上であり、表面プレート12の外面12bの曲率半径が10,000mm以上であるティンテッドガラスで形成されたフォームドタイプフラットパネルを製造するために、周辺部の厚さT1、中央部の厚さT2及びウェッジレートT1/T2は次の式4乃至6を満たすべきである。
0.03D−5≦T1≦0.039D+15/(D0.5−1.5)+2.54…(式4)
0.0185D−6.5≦T2≦0.0204D…(式5)
1.3≦T1/T2≦1.97…(式6)
式4乃至6を満たす32インチティンテッドフォームドタイプフラットパネル(実施例2及び3)を製造し、UL規格の防爆特性実験を行った。その結果を表3及び表4に示した。また、この表には透明ガラスで作られたフラットパネル(比較例c4乃至c6)の実験結果も一緒に示した。
【0021】
【表3】
【0022】
【表4】
【0023】
表3及び表4から分かるように、フォームドタイプフラットパネル(実施例2及び3)は式4乃至6を満たし、さらにUL規格の防爆規格及びBU規格を満たすことが分かる。しかし、クリアフォームドタイプフラットパネルは、少なくとも1つの式を満たせずBU規格を満たさない。
【0024】
また、対角線の長さDが665mm未満550mm以上であり、表面プレート12の外面12bの曲率半径が10,000mm以上であるティンテッドガラスで形成されたフォームドタイプフラットパネルを製造するために、周辺部の厚さT1、中央部の厚さT2及びウェッジレートT1/T2は次の式7乃至9を満たすべきである。
0.03D−5≦T1≦0.039D+15/(D0.5−1.5)+2.54…(式7)
0.0185D−6.5≦T2≦0.0204D…(式8)
1.3≦T1/T2≦2.1…(式9)
式7乃至9を満たす32インチティンテッドフォームドタイプフラットパネル(実施例4乃至6)を製造し、UL規格の防爆特性実験を行った。その結果を表5及び表6に示した。また、この表には透明ガラスで作られたフラットパネル(比較例c7乃至c11)の実験結果も一緒に示した。
【0025】
【表5】
【0026】
【表6】
【0027】
表5及び表6から分かるように、フォームドタイプフラットパネル(実施例4〜6)は式7〜9を満たし、さらにUL規格の防爆規格及びBU規格を満たすことが分かる。しかし、クリアフォームドタイプフラットパネルは、少なくとも1つの式を満たせずBU規格を満たさない。
【0028】
また、対角線の長さDが500mm以上550mm未満であり、表面プレート12の外面12bの曲率半径が10,000mm以上であるティンテッドガラスで形成されたフォームドタイプフラットパネルを製造するために、周辺部の厚さT1、中央部の厚さT2及びウェッジレートT1/T2は次の式10乃至12を満たすべきである。
0.035D−((0.003D)2−2.54)−5≦T1≦0.07D−((0.004D)4−2.54)+1.2…(式10)
0.031D−(0.004D)2−5.5≦T2≦0.056D−(0.007D)2−0.254…(式11)
1.3≦T1/T2≦2.1…(式12)
式10乃至12を満たす32インチティンテッドフォームドタイプフラットパネル(実施例7)を製造し、UL規格の防爆特性実験を行った。その結果を表7及び表8に示した。また、この表には透明ガラスで作られたフラットパネル(比較例c12及びc13)の実験結果も一緒に示した。
【0029】
【表7】
【0030】
【表8】
【0031】
表7及び表8から分かるように、フォームドタイプフラットパネル(実施例7)は式10乃至12を満たし、さらにUL規格の防爆規格及びBU規格を満たすことが分かる。しかし、クリアフォームドタイプフラットパネルは、少なくとも1つの式を満たせずBU規格を満たさない。
【0032】
また、対角線の長さDが500mm未満であり、表面プレート12の外面12bの曲率半径が10,000mm以上であるティンテッドガラスで形成されたフォームドタイプフラットパネルを製造するために、周辺部の厚さT1、中央部の厚さT2及びウェッジレートT1/T2は次の式13乃至15を満たすべきである。
0.035D−((0.003D)2−2.54)−5≦T1≦0.07D−((0.004D)4−2.54)…(式13)
0.031D−(0.004D)2−3.5≦T2≦0.056D−(0.007D)2+1.5…(式14)
1.3≦T1/T2≦2.1…(式15)
式13〜15を満たす32インチティンテッドフォームドタイプフラットパネル(実施例8〜12)を製造し、UL規格の防爆特性実験を行った。その結果を表9及び表10に示した。また、この表には透明ガラスで作られたフラットパネル(比較例c12及びc16)の実験結果も一緒に示した。
【0033】
【表9】
【0034】
【表10】
【0035】
表9及び表10から分かるように、フォームドタイプフラットパネル(実施例8乃至12)は式13乃至15を満たし、さらにUL規格の防爆規格及びBU規格を満たすことが分かる。しかし、クリアフォームドタイプフラットパネルは、少なくとも1つの式を満たせずBU規格を満たさない。
【0036】
上記において、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明の請求範囲を逸脱することなく、当業者は種々の改変をなし得るであろう。
【0037】
【発明の効果】
上述のように、本発明によるフラットパネルはUL規格による防爆特性を満たすティント色調のフラットパネルであるので、クリア色調のフラットパネルを生産する時必要であったコーティング工程が省略され、いわゆるタンクカラー変換損失が防止できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、陰極線管用フォームドタイプフラットパネルを概略的に示す断面図である。
【図2】 図2は、本発明による陰極線管用フォームドタイプフラットパネルを概略的に示す平面図である。
【図3】 図3は、図2に示すフォームドタイプフラットパネルのA−A線に沿う切断面を示す断面図である。
【符号の説明】
10,20…フォームドタイプフラットパネル、12…表面プレート、12b…外面、12a…内面、14…スカート部、16…コーナー部、16a…コーナー部の内面、18a,18b…長辺、20a,20b…短辺、22…有効画面、24…中央領域、26…周辺領域
Claims (4)
- ティンテッドガラスで作られた陰極線管用フォームドタイプフラットパネルであって、
有効画面と、10,000mm以上の曲率半径Rを有する外面と、Rより小さい曲率半径R1を有する曲面内面とを備える略矩形の表面プレートと、
前記表面プレートの縁から後方に延長されるスカート部と、
前記表面プレートと前記スカート部を連結するコーナー部とを含み、
前記有効画面の対角線の長さDが700mm以上、或いは550mm以上665mm未満であり、前記表面プレートの周辺部の厚さT1は0.03D−5≦T1≦0.039D+15/(D0.5−1.5)+2.54、前記表面プレートの中央部の厚さT2は0.0185D−6.5≦T2≦0.0204D、ウェッジレートT1/T2は1.3≦T1/T2≦2.1である関係を有し、
前記ティンテッドガラスは11.43mmの厚さを有する時、52.5±5%の光透過率を有することを特徴とする陰極線管用フォームドタイプフラットパネル。 - ティンテッドガラスで作られた陰極線管用フォームドタイプフラットパネルであって、
有効画面と、10,000mm以上の曲率半径Rを有する外面と、Rより小さい曲率半径R 1 とを有する曲面内面を備える略矩形の表面プレートと、
前記表面プレートの縁から後方に延長されるスカート部と、
前記表面プレートと前記スカート部を連結するコーナー部とを含み、
前記有効画面の対角線の長さDが665mm以上700mm未満であり、前記表面プレートの周辺部の厚さT 1 は0.03D−5≦T 1 ≦0.039D+15/(D 0.5 −1.5)+2.54、前記表面プレートの中央部の厚さT 2 は0.0185D−6.5≦T 2 ≦0.0204D、ウェッジレートT 1 /T 2 は1.3≦T 1 /T 2 ≦1.97であり、
前記ティンテッドガラスは11.43mmの厚さを有する時、52.5±5%の光透過率を有することを特徴とする陰極線管用フォームドタイプフラットパネル。 - ティンテッドガラスから作られた陰極線管用フォームドタイプフラットパネルであって、
有効画面と、10,000mm以上の曲率半径Rを有する外面と、Rより小さい曲率半径R 1 とを有する曲面内面を備える略矩形の表面プレートと、
前記表面プレートの縁から後方に延長されるスカート部と、
前記表面プレートと前記スカート部を連結するコーナー部とを含み、
前記有効画面の対角線の長さDが500mm以上550mm未満であり、前記表面プレートの周辺部の厚さT 1 は0.035D−((0.003D) 2 −2.54)−5≦T 1 ≦0.07D−((0.004D) 4 −2.54)+1.2、前記表面プレートの中央部の厚さT 2 は0.031D−(0.004D) 2 −5.5≦T 2 ≦0.056D−(0.007D) 2 −0.254、ウェッジレートT 1 /T 2 は1.3≦T 1 /T 2 ≦2.1である関係を有し、
前記ティンテッドガラスは11.43mmの厚さを有する時、52.5±5%の光透過率を有することを特徴とする陰極線管用フォームドタイプフラットパネル。 - ティンテッドガラスから作られた陰極線管用フォームドタイプフラットパネルであって、
有効画面と、10,000mm以上の曲率半径Rを有する外面と、Rより小さい曲率半径R 1 とを有する曲面内面を備える略矩形の表面プレートと、
前記表面プレートの縁から後方に延長されるスカート部と、
前記表面プレートと前記スカート部を連結するコーナー部とを含み、
前記有効画面の対角線の長さDが500mm未満であり、前記表面プレートの周辺部の厚さT 1 は0.035D−((0.003D) 2 −2.54)−5≦T 1 ≦0.07D− ((0.004D) 4 −2.54)、前記表面プレートの中央部の厚さT 2 は0.031D−(0.004D) 2 −3.5≦T 2 ≦0.056D−(0.007D) 2 +1.5、ウェッジレートT 1 /T 2 は1.3≦T 1 /T 2 ≦2.1である関係を有し、
前記ティンテッドガラスは11.43mmの厚さを有する時、52.5±5%の光透過率を有することを特徴とする陰極線管用フォームドタイプフラットパネル。
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