JP3701831B2 - 複写装置又は印刷装置の排紙台 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写装置又は印刷装置等において、これらの装置の印刷部から排出された印刷用紙を積層状態に収容するための複写装置又は印刷装置の排紙台に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の複写装置及び印刷装置の高速化に伴い、それらの印刷部から排出される印刷用紙は、排紙台に向けて高速に排出され、大きな運動量をもって排紙台の衝壁に衝突される。この場合、衝壁が剛固な構造であると、印刷用紙の衝突時に大きな衝撃音が発生するという欠点がある。
【0003】
そこで、特開平9−183553号公報には、印刷用紙の衝突音を軽減するための排紙台が開示されている。かかる排紙台は載紙床と衝壁とを備え、この衝壁の本体には、印刷用紙が衝突される衝壁板が弾性膜を介して取り付けられている。したがって、前記排紙台によれば、印刷用紙が衝壁板に衝突した時の衝撃力が弾性膜で緩衝され、衝突音が軽減される。
【0004】
また、衝壁板に衝突する印刷用紙の高さは、印刷用紙の紙質(重さ)によって異なり、重い印刷用紙の場合には衝突高さが低く、軽い印刷用紙の場合には衝突高さが高くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平9−183553号公報に開示された排紙台は、衝壁板を衝壁本体に取り付けると、上記の如く印刷用紙の紙質(重さ)による衝突高さの違いから、印刷用紙の紙質によっては衝壁板の最適な位置に衝突せず、その衝撃を効果的に緩衝させることができないという欠点があった。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、印刷用紙の紙質に対応させて、その印刷用紙の衝撃を効果的に緩衝させることができる位置に緩衝部材を位置させることができる複写装置又は印刷装置の排紙台を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明による請求項1に記載の複写装置又は印刷装置の排紙台は、印刷部から排出された印刷用紙の衝突による衝撃を緩衝する緩衝部材と衝壁本体とを備えた衝壁と、該衝壁の緩衝部材に衝突して落下する印刷用紙が積載される載紙床とを有する複写装置又は印刷装置の排紙台において、
排出された前記印刷用紙の進行を遮る如く前記載紙床に立設される衝壁本体に対し上下移動自在に配置されるスライダと、前記スライダを前記衝壁本体に上下位置調整自在に取り付ける位置調整手段を備え、
前記緩衝部材は、印刷用紙が衝突される側の面が下向きに傾斜するように、その上端部が前記スライダに固定されるとともに、その背面側に空間部が形成され、その下端部は前記スライダに形成された受け部に上下方向に摺動自在に挿入されたことを特徴とする。
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、緩衝部材の表面に衝突した印刷用紙は、緩衝部材に沿って排出方向に向かいつつ、即ち、印刷用紙の運動エネルギが徐々に減少されつつ、緩衝部材に沿って落下し、緩衝部材による跳ね返りが防止されて載紙床に積層されるが、衝壁本体に対する緩衝部材の上下位置を位置調整手段によって調整し、緩衝部材の位置を紙質の異なる印刷用紙の衝突高さに対応させれば、印刷用紙の衝撃を効果的に緩衝させる位置に移動させることができる。例えば、軽い印刷用紙の場合には、緩衝部材を上位置に位置させる。逆に重い印刷用紙の場合には、緩衝部材を下位置に位置させる。また、印刷用紙の重量によっては緩衝部材を上位置と下位置との間の所定の位置に位置させることが適宜である。
【0009】
請求項2に記載の複写装置又は印刷装置の排紙台は、請求項1に記載の複写装置又は印刷装置の排紙台において、前記位置調整手段は、前記緩衝部材の上下位置を所定位置に位置決めするクリック機構を備えていることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、緩衝部材の上下位置を所定位置に位置決めし、所定の紙質の印刷用紙の衝突高さに容易に対応させる。
【0011】
請求項3に記載の複写装置又は印刷装置の排紙台は、請求項1あるいは請求項2に記載の複写装置又は印刷装置の排紙台において、前記衝壁本体は、前記緩衝部材の下側面と連設する面をなす如く突出形成された規制面を有し、前記緩衝部材に衝突して落下する前記印刷用紙の先端縁部を揃えることを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、緩衝部材に衝突した印刷用紙を規制面に沿って落下させて、良好な紙揃えを行う。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る複写装置又は印刷装置の排紙台の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明の実施の形態の排紙台10が適用された孔版印刷装置12の内部構造図である。
【0014】
孔版印刷装置12の本体14の内部には、円筒形状とされた印刷ドラム16が自身の軸線周りに回転自在に配置されている。印刷ドラム16の外周面には、後述のマスター48の端部を挟持するクランプ部材18が設けられている。クランプ部材18に挟持されたマスター48は、印刷ドラム16の図1中反時計廻り方向への回転によって印刷ドラム16の外周面に巻装着版される。
【0015】
印刷ドラム16の内部には、その内周面と接するスキージローラ20と、スキージローラ20に微小間隔をおいて配されたドクターローラ22が配置されている。スキージローラ20とドクターローラ22の間には、不図示のインク供給源から供給されたインクが楔形状のインク溜まり部を形成する。インク溜まり部のインクは、スキージローラ20の図1中反時計廻り方向の回転により、前記微小間隔を通過して計量されつつ印刷ドラム16の内周面に供給される。
【0016】
印刷ドラム16の直下には、プレスローラ24が配置される。このプレスローラ24は、スキージローラ20と対向する位置に配置されるとともに、印刷ドラム16の外周面に当接及び離間するように昇降可能に設けられている。
【0017】
本体14の図1上左側面には、印刷用紙Pが載置された給紙台26が設けられる。給紙台26の上方には、給紙台26に重ねられた印刷用紙Pを一枚ずつ印刷ドラム16とプレスローラ24の間に向けて送り出すスクレーパ28、及びピックアップローラ30が設けられている。また、ピックアップローラ30に隣接して上下一対のタイミングローラ32が設けられている。スクレーパ28及びピックアップローラ30によって送り出された印刷用紙Pは、タイミングローラ32によって印刷ドラム16とプレスローラ24の動作に連動したタイミングで正確に送り出される。なお、スクレーパ28、及びピックアップローラ30には、ワンウェイクラッチが内蔵され、タイミングローラ32によって印刷用紙Pが搬送される場合には、印刷用紙Pによって従動回転される。
【0018】
印刷ドラム16の図1上右側には、剥離爪34、搬送ベルト36、及びサクションユニット37が設けられている。印刷ドラム16とプレスローラ32の間を通過した後の印刷用紙Pは、剥離爪34によって印刷ドラム16から剥離される。この剥離された印刷用紙Pは、サクションユニット37によって搬送ベルト36に吸着された後、搬送ベルト36によって排紙台10に排出される。
【0019】
本体14の上部には、蓋体38が設けられている。この蓋体38の裏側には、ラインイメージセンサ40が取り付けられている。ラインイメージセンサ40に対向する本体14の上面には、原稿捌きローラ42がその上部を本体14から一部突出させて配置されている。また、符号44は原稿台であり、この原稿台44を利用して、蓋体38の外側から原稿捌きローラ42とラインイメージセンサ40との間に原稿46が供給されて原稿の画像データが読み取られる。
【0020】
本体14内には、マスター48が巻回されたマスターロールが回転可能な状態で収容されている。マスターロールから引き出されたマスター48は、サーマルヘッド60とこれに対向して配置されたプラテンローラ62の間を通過し、前記画像データに応じた製版が行われる。続いてマスター48は、カッタ54にて一版分に切断された後、印刷ドラム16のクランプ部材18まで搬送される。
【0021】
印刷ドラム16を挟んでカッタ54の反対側には、排版爪56が設けられている。排版爪56は、印刷が終了してクランプ部材18の挟持から開放された使用済みのマスター48の先端を、印刷ドラム16の回転に従って印刷ドラム16から引き剥がす。排版爪56にて印刷ドラム16から引き剥がされたマスター48は、排版ボックス58内に収容される。
【0022】
この孔版印刷装置12をスタートさせて印刷を開始すると、給紙台26に重ねられた印刷用紙Pが、スクレーパ28及びピックアップローラ30によって一枚ずつ印刷ドラム16とプレスローラ24の間に向けて送り出される。これとともに印刷ドラム16が回転し、所定のタイミングで昇降したプレスローラ24との間で印刷用紙Pを押圧する。これにより、印刷ドラム16の内部からマスター48を介して滲出したインクが印刷用紙Pに転写されて印刷が行われる。そして、印刷された印刷用紙Pは、剥離爪34で印刷ドラム16から剥離された後、搬送ベルト36によって排紙台10に向けて順次排出される。
【0023】
以下、印刷された印刷用紙Pを載置する排紙台10について説明する。
前記排紙台10は、図2に示すように、孔版印刷装置12の本体14から排出されてきた印刷用紙Pが衝突される衝壁70、印刷用紙Pが積み重ねられる載紙床72、印刷用紙Pの両端縁の位置を規制する一対のフェンス74、74から構成される。
【0024】
前記衝壁70は、図3、図4に示すように衝壁本体76、緩衝板(緩衝部材に相当)78から構成されている。前記衝壁本体76は、略矩形板状に形成され、その下縁部に、排出された印刷用紙Pの進行を遮る如く載紙床72に立設固定されるための固定部82が突出形成されている。また、衝壁本体76において、排出された印刷用紙Pを受けるべき面の略中央部分には、緩衝板78が取り付けられている。さらに、衝壁本体76において、排出された印刷用紙Pを受けるべき面の両側下部には、緩衝板78を挟むようにして規制面80、80が突出形成されている。
【0025】
前記緩衝板78は、スポンジシート84とその表面を覆う保護シート86とから構成されている。スポンジシート84は、軟質発泡ポリウレタン製のシートで矩形状に形成されている。保護シート86は、スポンジシート84の表面(印刷用紙Pが衝突される側の面)に貼り付けられている。前記保護シート86は、薄くても強度が高く、且つ、その表面が滑らかな性質を有するポリエチレンテレフタレート製のフイルム(商品名:マイラー)で作られている。なお、保護シート86の材質は、前記ポリエチレンテレフタレートに限定されるものではなく、他のプラスチック製フイルムでもよく、ゴム製のフイルムでもよい。
【0026】
このように構成された緩衝板78は、図5、図6に示すように、スライダ88に取り付けられて衝壁本体76に支持される。前記緩衝板78は、その上端部78Aが両面接着テープ90等によって前記スライダ88の上部に突出形成された支持部88Aに接着されている。緩衝板78の下端部78Bは、スライダ88の下部に形成された上向き断面略コ字状の受け部88Bに対し、上下方向に摺動自在に挿入されている。また、スライダ88の支持部88Aは、受け部88Bよりも前方(印刷用紙Pが衝突される側)に突出して形成されている。これにより、緩衝板78は、印刷用紙Pが衝突される側の面(保護シート86側)を若干下向きに傾斜した緩やかな湾曲面状に形成されて、スライダ88に略垂設されるとともに、背面側(スポンジシート84側)に空間部92をなしている。
【0027】
また、図3に示すように、緩衝板78の下側面78Cは、両側にある衝壁本体76の各規制面80、80と略面一になる位置に形成され、これによって、緩衝板78の下側面78Cと規制面80とは滑らかに連設される。
【0028】
上述したスライダ88は、衝壁本体76に形成された図4のスリット77に沿って上下移動自在に配置されるとともに、衝壁本体76の背面側に設けられた位置調整機構(図5、図6参照:位置調整手段に相当)94によってその高さ位置が調節される。即ち、前記位置調整機構94によって緩衝板78を、印刷用紙Pの衝撃を効果的に緩衝させる位置に移動させることができる。
【0029】
位置調整機構94は、図5、図6に示すように爪板96、板ばね98、及び操作つまみ100等から構成される。前記爪板96及び板ばね98には、スライダ88の背面88Dに形成された一対のボス89、89が挿通される孔97(板ばね98の孔は図示せず)が形成される。前記ボス89には、ねじ孔89Aが加工されており、このねじ孔89Aには、前記操作つまみ100の外側から止めねじ102が螺入される。これにより、スライダ88と操作つまみ100とが、爪板96及び板ばね98を介して衝壁本体76を挟んで連結される。また、爪板96は、爪板96自身と操作つまみ100とで挟まれて弾性変形された板ばね98の付勢力によって衝壁本体76の背面側に付勢される。
【0030】
衝壁本体76の背面側には、一対の凸条部104がスリット77の両側に沿って形成されている。前記凸条部104の上部には、爪板96の上部爪96Aが係合される凹部104Aが形成されるとともに、凸条部104の下部には、爪板96の下部爪96Bが係合される凹部104Bが形成されている。更に、凸条部104の中央にも凹部104Cが形成され、この凹部104Cには、前記上部爪96Aが凹部104Aに係合されている時には下部爪96Bが係合され、前記下部爪96Bが凹部104Bに係合されている時には上部爪96Aが係合される。
【0031】
このように構成された位置調整機構94は、爪96A、96Bと凹部104A、104B、104Cとによってクリック機構をなし、このクリック機構によって緩衝板78が、図3に示す上位置、又は図4に示す下位置に位置決めされる。なお、前記スライダ88は、板ばね98の付勢力によって衝壁本体76の表面76Aに押し付けられ、適度なフリクションが与えられているので、前記位置に限らず任意の位置に緩衝板78を位置決めすることもできる。また、前記操作つまみ100の両側面には、図7に示すように操作つまみ100を親指と人指し指とでつまむための突起部101、101が形成されている。
【0032】
以下、前記の如く構成された排紙台10の作用を説明する。まず、印刷を開始する前に、排紙台10を孔版印刷装置12の所定の位置(図2の位置)に設置する。そして、フェンス74、74の間隔を調整して印刷用紙Pの幅に合わせるとともに、衝壁70の前後位置を調整して印刷用紙Pの長さに合わせる。
【0033】
次に、衝壁70の緩衝板78の高さを前記位置調整機構94によって調整し、印刷用紙Pの衝撃を効果的に緩衝させる位置に緩衝板78を位置させる。例えば、軽い印刷用紙Pの場合には、緩衝板78を図3で示す上位置に位置させる。逆に重い印刷用紙Pの場合には、緩衝板78を図4で示す下位置に位置させる。また、印刷用紙Pの重量によっては緩衝板78を図5上実線で示す上位置と下位置との間の所定の位置に位置させることが適宜である。
【0034】
そして、上述の如く印刷された印刷用紙Pが、剥離爪34で印刷ドラム16から剥離された後、搬送ベルト36によって排紙台10に向けて順次排出される。、排出された印刷用紙Pは、衝壁70の緩衝板78にその先端縁部が衝突され、載紙床72に積層状態で収容される。
【0035】
この際、緩衝板78に衝突した印刷用紙Pは、緩衝板78の保護シート86に沿って下方向に落下し、続いて規制面80に沿って先端縁部が揃えられながら落下し載紙床72に円滑に積層される。このように、規制面80、80は、保護シート86に沿って落下する印刷用紙Pの先端縁部の位置を規制する。
【0036】
更に、緩衝板78の表面は、図5、図6の如く印刷用紙Pが排出される方向に向いて若干下方に傾斜した緩やかな湾曲面状に形成されている。このように緩衝板78の表面が湾曲面状に形成されいると、緩衝板78の表面に衝突した印刷用紙Pは、緩衝板78の湾曲面に沿って排出方向に向かいつつ、即ち、印刷用紙Pの運動エネルギが徐々に減少されつつ、緩衝板78の湾曲面に沿って落下し、規制面80に導かれる。これにより、印刷用紙Pは、緩衝板78による跳ね返りが防止されて載紙床72に積層される。
【0037】
したがって、本実施の形態では、位置調整機構94により、印刷用紙Pの紙質に対応させて、印刷用紙Pの衝撃を効果的に緩衝させる位置に緩衝板78が予め位置されているので、緩衝板78に印刷用紙Pが衝突した時の衝突音を大幅に軽減することができる。
【0038】
また、位置調整機構94は、緩衝部材78の上下位置を所定位置に位置決めするクリック機構を有しているので、緩衝部材78の位置を所定の紙質の印刷用紙の衝突高さに容易に対応させることができる。
【0039】
また、前記緩衝板78に衝突した印刷用紙Pは、衝壁本体76に形成された規制面80に沿って落下するので、良好な紙揃えが可能になる。
【0040】
なお、本実施の形態では、印刷装置である孔版印刷装置12に本発明の排紙台10を適用した例について述べたが、印刷装置に限定されず、複写装置に本発明の排紙台を適用してもよい。また、本実施の形態では、緩衝板78を上下方向に位置調整自在としたが、水平方向に位置調整自在に設けてもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に記載の複写装置又は印刷装置の排紙台によれば、緩衝部材の表面に衝突した印刷用紙は、緩衝部材に沿って排出方向に向かいつつ、即ち、印刷用紙の運動エネルギが徐々に減少されつつ、緩衝部材に沿って落下し、緩衝部材による跳ね返りが防止されて載紙床に積層されるが、衝壁本体に対する緩衝部材の上下位置を位置調整手段によって調整し、緩衝部材の位置を紙質の異なる印刷用紙の衝突高さに対応させれば、印刷用紙Pの衝撃を効果的に緩衝させる位置に移動させることができる。例えば、軽い印刷用紙の場合には、緩衝部材を上位置に位置させる。逆に重い印刷用紙の場合には、緩衝部材を下位置に位置させる。また、印刷用紙の重量によっては緩衝部材を上位置と下位置との間の所定の位置に位置させることが適宜である。
【0042】
また、請求項2に記載の複写装置又は印刷装置の排紙台は、位置調整手段に、緩衝部材の上下位置を所定位置に位置決めするクリック機構を備えているため、緩衝部材の位置を所定の紙質の印刷用紙の衝突高さに容易に対応させることができる。
【0043】
請求項3に記載の複写装置又は印刷装置の排紙台は、印刷用紙の先端縁部の位置を規制する位置規制面を衝壁の衝壁本体に形成し、緩衝部材に衝突した印刷用紙を位置規制面に沿って落下させるようにしたので、良好な紙揃えが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の排紙台が適用された孔版印刷装置の内部構造図。
【図2】図1の孔版印刷装置に設けられた排紙台の斜視図。
【図3】緩衝板を上位置に位置決めした状態を示す衝壁の正面斜視図。
【図4】緩衝板を下位置に位置決めした状態を示す衝壁の正面斜視図。
【図5】図3上5−5線に沿った衝壁の断面図。
【図6】緩衝板の位置調整機構の組立図。
【図7】衝壁の背面斜視図
【符号の説明】
10…排紙台、12…孔版印刷装置、14…本体、16…印刷ドラム、26…給紙台、48…マスター、70…衝壁、76…衝壁本体、78…緩衝板、80…規制面、84…スポンジシート、86…保護シート、94…位置調整機構。
Claims (3)
- 印刷部から排出された印刷用紙の衝突による衝撃を緩衝する緩衝部材と衝壁本体とを備えた衝壁と、該衝壁の緩衝部材に衝突して落下する印刷用紙が積載される載紙床とを有する複写装置又は印刷装置の排紙台において、
排出された前記印刷用紙の進行を遮る如く前記載紙床に立設される衝壁本体に対し上下移動自在に配置されるスライダと、前記スライダを前記衝壁本体に上下位置調整自在に取り付ける位置調整手段を備え、
前記緩衝部材は、印刷用紙が衝突される側の面が下向きに傾斜するように、その上端部が前記スライダに固定されるとともに、その背面側に空間部が形成され、その下端部は前記スライダに形成された受け部に上下方向に摺動自在に挿入されたことを特徴とする複写装置又は印刷装置の排紙台。 - 前記位置調整手段は、前記緩衝部材の上下位置を所定位置に位置決めするクリック機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載の複写装置又は印刷装置の排紙台。
- 前記衝壁本体は、前記緩衝部材の下側面と連設する面をなす如く突出形成された規制面を有し、前記緩衝部材に衝突して落下する前記印刷用紙の先端縁部を揃えることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の複写装置又は印刷装置の排紙台。
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