JP2001206619A - 複写装置又は印刷装置の排紙台 - Google Patents

複写装置又は印刷装置の排紙台

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JP2001206619A JP2000022344A JP2000022344A JP2001206619A JP 2001206619 A JP2001206619 A JP 2001206619A JP 2000022344 A JP2000022344 A JP 2000022344A JP 2000022344 A JP2000022344 A JP 2000022344A JP 2001206619 A JP2001206619 A JP 2001206619A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷部から排出される印刷用紙の紙質に対応
させて、その印刷用紙の衝撃を効果的に緩衝させること
ができる位置に緩衝部材を位置させることができる複写
装置又は印刷装置の排紙台を提供する。 【解決手段】本発明の排紙台10は、衝壁本体76に対
する緩衝板78の高さ位置を位置調整機構94によって
調整可能とし、印刷用紙Pの紙質に対応させて、その印
刷用紙Pの衝撃を効果的に緩衝させる位置に緩衝板78
を位置させる。軽い印刷用紙Pの場合には、緩衝板78
を上位置に位置させ、逆に重い印刷用紙Pの場合には、
緩衝板78を下位置に位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写装置又は印刷
装置等において、これらの装置の印刷部から排出された
印刷用紙を積層状態に収容するための複写装置又は印刷
装置の排紙台に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の複写装置及び印刷装置の高速化に
伴い、それらの印刷部から排出される印刷用紙は、排紙
台に向けて高速に排出され、大きな運動量をもって排紙
台の衝壁に衝突される。この場合、衝壁が剛固な構造で
あると、印刷用紙の衝突時に大きな衝撃音が発生すると
いう欠点がある。
【0003】そこで、特開平9−183553号公報に
は、印刷用紙の衝突音を軽減するための排紙台が開示さ
れている。かかる排紙台は載紙床と衝壁とを備え、この
衝壁の本体には、印刷用紙が衝突される衝壁板が弾性膜
を介して取り付けられている。したがって、前記排紙台
によれば、印刷用紙が衝壁板に衝突した時の衝撃力が弾
性膜で緩衝され、衝突音が軽減される。
【0004】また、衝壁板に衝突する印刷用紙の高さ
は、印刷用紙の紙質(重さ)によって異なり、重い印刷
用紙の場合には衝突高さが低く、軽い印刷用紙の場合に
は衝突高さが高くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
9−183553号公報に開示された排紙台は、衝壁板
を衝壁本体に取り付けると、上記の如く印刷用紙の紙質
(重さ)による衝突高さの違いから、印刷用紙の紙質に
よっては衝壁板の最適な位置に衝突せず、その衝撃を効
果的に緩衝させることができないという欠点があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、印刷用紙の紙質に対応させて、その印刷用紙
の衝撃を効果的に緩衝させることができる位置に緩衝部
材を位置させることができる複写装置又は印刷装置の排
紙台を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による請求項1に記載の複写装置又は印刷装置の
排紙台は、印刷部から排出された印刷用紙の衝突による
衝撃を緩衝する緩衝部材を備えた衝壁と、該衝壁の緩衝
部材に衝突して落下する印刷用紙が積載される載紙床と
を有する複写装置又は印刷装置の排紙台において、排出
された前記印刷用紙の進行を遮る如く前記載紙床に立設
される衝壁本体に対し、前記緩衝部材を上下位置調整自
在に取り付ける位置調整手段を備えたことを特徴とす
る。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、衝壁本体
に対する緩衝部材の上下位置を位置調整手段によって調
整し、緩衝部材の位置を紙質の異なる印刷用紙の衝突高
さに対応させる。
【0009】請求項2に記載の複写装置又は印刷装置の
排紙台は、請求項1に記載の複写装置又は印刷装置の排
紙台において、前記位置調整手段は、前記緩衝部材の上
下位置を所定位置に位置決めするクリック機構を備えて
いることを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、緩衝部材
の上下位置を所定位置に位置決めし、所定の紙質の印刷
用紙の衝突高さに容易に対応させる。
【0011】請求項3に記載の複写装置又は印刷装置の
排紙台は、請求項1あるいは請求項2に記載の複写装置
又は印刷装置の排紙台において、前記衝壁本体は、前記
緩衝部材の下側面と連設する面をなす如く突出形成され
た規制面を有し、前記緩衝部材に衝突して落下する前記
印刷用紙の先端縁部を揃えることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、緩衝部材
に衝突した印刷用紙を規制面に沿って落下させて、良好
な紙揃えを行う。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る複写装置又は印刷装置の排紙台の好ましい実施の形態
について詳説する。図1は、本発明の実施の形態の排紙
台10が適用された孔版印刷装置12の内部構造図であ
る。
【0014】孔版印刷装置12の本体14の内部には、
円筒形状とされた印刷ドラム16が自身の軸線周りに回
転自在に配置されている。印刷ドラム16の外周面に
は、後述のマスター48の端部を挟持するクランプ部材
18が設けられている。クランプ部材18に挟持された
マスター48は、印刷ドラム16の図1中反時計廻り方
向への回転によって印刷ドラム16の外周面に巻装着版
される。
【0015】印刷ドラム16の内部には、その内周面と
接するスキージローラ20と、スキージローラ20に微
小間隔をおいて配されたドクターローラ22が配置され
ている。スキージローラ20とドクターローラ22の間
には、不図示のインク供給源から供給されたインクが楔
形状のインク溜まり部を形成する。インク溜まり部のイ
ンクは、スキージローラ20の図1中反時計廻り方向の
回転により、前記微小間隔を通過して計量されつつ印刷
ドラム16の内周面に供給される。
【0016】印刷ドラム16の直下には、プレスローラ
24が配置される。このプレスローラ24は、スキージ
ローラ20と対向する位置に配置されるとともに、印刷
ドラム16の外周面に当接及び離間するように昇降可能
に設けられている。
【0017】本体14の図1上左側面には、印刷用紙P
が載置された給紙台26が設けられる。給紙台26の上
方には、給紙台26に重ねられた印刷用紙Pを一枚ずつ
印刷ドラム16とプレスローラ24の間に向けて送り出
すスクレーパ28、及びピックアップローラ30が設け
られている。また、ピックアップローラ30に隣接して
上下一対のタイミングローラ32が設けられている。ス
クレーパ28及びピックアップローラ30によって送り
出された印刷用紙Pは、タイミングローラ32によって
印刷ドラム16とプレスローラ24の動作に連動したタ
イミングで正確に送り出される。なお、スクレーパ2
8、及びピックアップローラ30には、ワンウェイクラ
ッチが内蔵され、タイミングローラ32によって印刷用
紙Pが搬送される場合には、印刷用紙Pによって従動回
転される。
【0018】印刷ドラム16の図1上右側には、剥離爪
34、搬送ベルト36、及びサクションユニット37が
設けられている。印刷ドラム16とプレスローラ32の
間を通過した後の印刷用紙Pは、剥離爪34によって印
刷ドラム16から剥離される。この剥離された印刷用紙
Pは、サクションユニット37によって搬送ベルト36
に吸着された後、搬送ベルト36によって排紙台10に
排出される。
【0019】本体14の上部には、蓋体38が設けられ
ている。この蓋体38の裏側には、ラインイメージセン
サ40が取り付けられている。ラインイメージセンサ4
0に対向する本体14の上面には、原稿捌きローラ42
がその上部を本体14から一部突出させて配置されてい
る。また、符号44は原稿台であり、この原稿台44を
利用して、蓋体38の外側から原稿捌きローラ42とラ
インイメージセンサ40との間に原稿46が供給されて
原稿の画像データが読み取られる。
【0020】本体14内には、マスター48が巻回され
たマスターロールが回転可能な状態で収容されている。
マスターロールから引き出されたマスター48は、サー
マルヘッド60とこれに対向して配置されたプラテンロ
ーラ62の間を通過し、前記画像データに応じた製版が
行われる。続いてマスター48は、カッタ54にて一版
分に切断された後、印刷ドラム16のクランプ部材18
まで搬送される。
【0021】印刷ドラム16を挟んでカッタ54の反対
側には、排版爪56が設けられている。排版爪56は、
印刷が終了してクランプ部材18の挟持から開放された
使用済みのマスター48の先端を、印刷ドラム16の回
転に従って印刷ドラム16から引き剥がす。排版爪56
にて印刷ドラム16から引き剥がされたマスター48
は、排版ボックス58内に収容される。
【0022】この孔版印刷装置12をスタートさせて印
刷を開始すると、給紙台26に重ねられた印刷用紙P
が、スクレーパ28及びピックアップローラ30によっ
て一枚ずつ印刷ドラム16とプレスローラ24の間に向
けて送り出される。これとともに印刷ドラム16が回転
し、所定のタイミングで昇降したプレスローラ24との
間で印刷用紙Pを押圧する。これにより、印刷ドラム1
6の内部からマスター48を介して滲出したインクが印
刷用紙Pに転写されて印刷が行われる。そして、印刷さ
れた印刷用紙Pは、剥離爪34で印刷ドラム16から剥
離された後、搬送ベルト36によって排紙台10に向け
て順次排出される。
【0023】以下、印刷された印刷用紙Pを載置する排
紙台10について説明する。前記排紙台10は、図2に
示すように、孔版印刷装置12の本体14から排出され
てきた印刷用紙Pが衝突される衝壁70、印刷用紙Pが
積み重ねられる載紙床72、印刷用紙Pの両端縁の位置
を規制する一対のフェンス74、74から構成される。
【0024】前記衝壁70は、図3、図4に示すように
衝壁本体76、緩衝板(緩衝部材に相当)78から構成
されている。前記衝壁本体76は、略矩形板状に形成さ
れ、その下縁部に、排出された印刷用紙Pの進行を遮る
如く載紙床72に立設固定されるための固定部82が突
出形成されている。また、衝壁本体76において、排出
された印刷用紙Pを受けるべき面の略中央部分には、緩
衝板78が取り付けられている。さらに、衝壁本体76
において、排出された印刷用紙Pを受けるべき面の両側
下部には、緩衝板78を挟むようにして規制面80、8
0が突出形成されている。
【0025】前記緩衝板78は、スポンジシート84と
その表面を覆う保護シート86とから構成されている。
スポンジシート84は、軟質発泡ポリウレタン製のシー
トで矩形状に形成されている。保護シート86は、スポ
ンジシート84の表面(印刷用紙Pが衝突される側の
面)に貼り付けられている。前記保護シート86は、薄
くても強度が高く、且つ、その表面が滑らかな性質を有
するポリエチレンテレフタレート製のフイルム(商品
名:マイラー)で作られている。なお、保護シート86
の材質は、前記ポリエチレンテレフタレートに限定され
るものではなく、他のプラスチック製フイルムでもよ
く、ゴム製のフイルムでもよい。
【0026】このように構成された緩衝板78は、図
5、図6に示すように、スライダ88に取り付けられて
衝壁本体76に支持される。前記緩衝板78は、その上
端部78Aが両面接着テープ90等によって前記スライ
ダ88の上部に突出形成された支持部88Aに接着され
ている。緩衝板78の下端部78Bは、スライダ88の
下部に形成された上向き断面略コ字状の受け部88Bに
対し、上下方向に摺動自在に挿入されている。また、ス
ライダ88の支持部88Aは、受け部88Bよりも前方
(印刷用紙Pが衝突される側)に突出して形成されてい
る。これにより、緩衝板78は、印刷用紙Pが衝突され
る側の面(保護シート86側)を若干下向きに傾斜した
緩やかな湾曲面状に形成されて、スライダ88に略垂設
されるとともに、背面側(スポンジシート84側)に空
間部92をなしている。
【0027】また、図3に示すように、緩衝板78の下
側面78Cは、両側にある衝壁本体76の各規制面8
0、80と略面一になる位置に形成され、これによっ
て、緩衝板78の下側面78Cと規制面80とは滑らか
に連設される。
【0028】上述したスライダ88は、衝壁本体76に
形成された図4のスリット77に沿って上下移動自在に
配置されるとともに、衝壁本体76の背面側に設けられ
た位置調整機構(図5、図6参照:位置調整手段に相
当)94によってその高さ位置が調節される。即ち、前
記位置調整機構94によって緩衝板78を、印刷用紙P
の衝撃を効果的に緩衝させる位置に移動させることがで
きる。
【0029】位置調整機構94は、図5、図6に示すよ
うに爪板96、板ばね98、及び操作つまみ100等か
ら構成される。前記爪板96及び板ばね98には、スラ
イダ88の背面88Dに形成された一対のボス89、8
9が挿通される孔97(板ばね98の孔は図示せず)が
形成される。前記ボス89には、ねじ孔89Aが加工さ
れており、このねじ孔89Aには、前記操作つまみ10
0の外側から止めねじ102が螺入される。これによ
り、スライダ88と操作つまみ100とが、爪板96及
び板ばね98を介して衝壁本体76を挟んで連結され
る。また、爪板96は、爪板96自身と操作つまみ10
0とで挟まれて弾性変形された板ばね98の付勢力によ
って衝壁本体76の背面側に付勢される。
【0030】衝壁本体76の背面側には、一対の凸条部
104がスリット77の両側に沿って形成されている。
前記凸条部104の上部には、爪板96の上部爪96A
が係合される凹部104Aが形成されるとともに、凸条
部104の下部には、爪板96の下部爪96Bが係合さ
れる凹部104Bが形成されている。更に、凸条部10
4の中央にも凹部104Cが形成され、この凹部104
Cには、前記上部爪96Aが凹部104Aに係合されて
いる時には下部爪96Bが係合され、前記下部爪96B
が凹部104Bに係合されている時には上部爪96Aが
係合される。
【0031】このように構成された位置調整機構94
は、爪96A、96Bと凹部104A、104B、10
4Cとによってクリック機構をなし、このクリック機構
によって緩衝板78が、図3に示す上位置、又は図4に
示す下位置に位置決めされる。なお、前記スライダ88
は、板ばね98の付勢力によって衝壁本体76の表面7
6Aに押し付けられ、適度なフリクションが与えられて
いるので、前記位置に限らず任意の位置に緩衝板78を
位置決めすることもできる。また、前記操作つまみ10
0の両側面には、図7に示すように操作つまみ100を
親指と人指し指とでつまむための突起部101、101
が形成されている。
【0032】以下、前記の如く構成された排紙台10の
作用を説明する。まず、印刷を開始する前に、排紙台1
0を孔版印刷装置12の所定の位置(図2の位置)に設
置する。そして、フェンス74、74の間隔を調整して
印刷用紙Pの幅に合わせるとともに、衝壁70の前後位
置を調整して印刷用紙Pの長さに合わせる。
【0033】次に、衝壁70の緩衝板78の高さを前記
位置調整機構94によって調整し、印刷用紙Pの衝撃を
効果的に緩衝させる位置に緩衝板78を位置させる。例
えば、軽い印刷用紙Pの場合には、緩衝板78を図3で
示す上位置に位置させる。逆に重い印刷用紙Pの場合に
は、緩衝板78を図4で示す下位置に位置させる。ま
た、印刷用紙Pの重量によっては緩衝板78を図5上実
線で示す上位置と下位置との間の所定の位置に位置させ
ることが適宜である。
【0034】そして、上述の如く印刷された印刷用紙P
が、剥離爪34で印刷ドラム16から剥離された後、搬
送ベルト36によって排紙台10に向けて順次排出され
る。、排出された印刷用紙Pは、衝壁70の緩衝板78
にその先端縁部が衝突され、載紙床72に積層状態で収
容される。
【0035】この際、緩衝板78に衝突した印刷用紙P
は、緩衝板78の保護シート86に沿って下方向に落下
し、続いて規制面80に沿って先端縁部が揃えられなが
ら落下し載紙床72に円滑に積層される。このように、
規制面80、80は、保護シート86に沿って落下する
印刷用紙Pの先端縁部の位置を規制する。
【0036】更に、緩衝板78の表面は、図5、図6の
如く印刷用紙Pが排出される方向に向いて若干下方に傾
斜した緩やかな湾曲面状に形成されている。このように
緩衝板78の表面が湾曲面状に形成されいると、緩衝板
78の表面に衝突した印刷用紙Pは、緩衝板78の湾曲
面に沿って排出方向に向かいつつ、即ち、印刷用紙Pの
運動エネルギが徐々に減少されつつ、緩衝板78の湾曲
面に沿って落下し、規制面80に導かれる。これによ
り、印刷用紙Pは、緩衝板78による跳ね返りが防止さ
れて載紙床72に積層される。
【0037】したがって、本実施の形態では、位置調整
機構94により、印刷用紙Pの紙質に対応させて、印刷
用紙Pの衝撃を効果的に緩衝させる位置に緩衝板78が
予め位置されているので、緩衝板78に印刷用紙Pが衝
突した時の衝突音を大幅に軽減することができる。
【0038】また、位置調整機構94は、緩衝部材78
の上下位置を所定位置に位置決めするクリック機構を有
しているので、緩衝部材78の位置を所定の紙質の印刷
用紙の衝突高さに容易に対応させることができる。
【0039】また、前記緩衝板78に衝突した印刷用紙
Pは、衝壁本体76に形成された規制面80に沿って落
下するので、良好な紙揃えが可能になる。
【0040】なお、本実施の形態では、印刷装置である
孔版印刷装置12に本発明の排紙台10を適用した例に
ついて述べたが、印刷装置に限定されず、複写装置に本
発明の排紙台を適用してもよい。また、本実施の形態で
は、緩衝板78を上下方向に位置調整自在としたが、水
平方向に位置調整自在に設けてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載の複写装置又は印刷装置の排紙台によれば、衝壁本
体に対する緩衝部材の位置を位置調整手段によって調整
することができるので、印刷用紙の紙質に対応させて、
その印刷用紙の衝撃を効果的に緩衝させることができる
位置に緩衝部材を位置させることができる。
【0042】また、請求項2に記載の複写装置又は印刷
装置の排紙台は、位置調整手段に、緩衝部材の上下位置
を所定位置に位置決めするクリック機構を備えているた
め、緩衝部材の位置を所定の紙質の印刷用紙の衝突高さ
に容易に対応させることができる。
【0043】請求項3に記載の複写装置又は印刷装置の
排紙台は、印刷用紙の先端縁部の位置を規制する位置規
制面を衝壁の衝壁本体に形成し、緩衝部材に衝突した印
刷用紙を位置規制面に沿って落下させるようにしたの
で、良好な紙揃えが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の排紙台が適用された孔版
印刷装置の内部構造図。
【図2】図1の孔版印刷装置に設けられた排紙台の斜視
図。
【図3】緩衝板を上位置に位置決めした状態を示す衝壁
の正面斜視図。
【図4】緩衝板を下位置に位置決めした状態を示す衝壁
の正面斜視図。
【図5】図3上5−5線に沿った衝壁の断面図。
【図6】緩衝板の位置調整機構の組立図。
【図7】衝壁の背面斜視図
【符号の説明】
10…排紙台、12…孔版印刷装置、14…本体、16
…印刷ドラム、26…給紙台、48…マスター、70…
衝壁、76…衝壁本体、78…緩衝板、80…規制面、
84…スポンジシート、86…保護シート、94…位置
調整機構。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷部から排出された印刷用紙の衝突に
    よる衝撃を緩衝する緩衝部材を備えた衝壁と、該衝壁の
    緩衝部材に衝突して落下する印刷用紙が積載される載紙
    床とを有する複写装置又は印刷装置の排紙台において、 排出された前記印刷用紙の進行を遮る如く前記載紙床に
    立設される衝壁本体に対し、前記緩衝部材を上下位置調
    整自在に取り付ける位置調整手段を備えたことを特徴と
    する複写装置又は印刷装置の排紙台。
  2. 【請求項2】 前記位置調整手段は、前記緩衝部材の上
    下位置を所定位置に位置決めするクリック機構を備えて
    いることを特徴とする請求項1に記載の複写装置又は印
    刷装置の排紙台。
  3. 【請求項3】 前記衝壁本体は、前記緩衝部材の下側面
    と連設する面をなす如く突出形成された規制面を有し、
    前記緩衝部材に衝突して落下する前記印刷用紙の先端縁
    部を揃えることを特徴とする請求項1あるいは請求項2
    に記載の複写装置又は印刷装置の排紙台。
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