JP3701481B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシェルフ構造の通信装置に関する。
現在、北米の電話の通信網のうち幹線系には、通信装置の一つとしてシェルフ構造であるSONET MUX が多く使用されている。近年の通信需要の増大に伴い、SONET MUX の後継機として、SONET MUX にデータインターフェイス、ATMスイッチ等の機能を追加した異種機能統合通信装置が開発されつつある。異種機能が統合されると通信装置はサイズが大きくなる傾向にある。
【0002】
ここで、通信装置が設置されるスペースは限られているため、通信装置はサイズが小さいことが重要である。よって、異種機能が統合されてもサイズが大きくならない構造の通信装置の実現が望まれている。
【0003】
【従来の技術】
図1は、従来の通信装置10の概略構造を示す。通信装置10は、シェルフ構造であり、シェルフ本体11の背面に、メインバックワイヤードボード12とサブバックワイヤードボード13とが固定してあり、更には、裏カバー14が取り付けてあり、シェルフ本体11内にプラグインユニット15が挿入されて実装されており、裏側に外線ケーブル21が接続されている構造である。Y1はプラグインユニット15の挿入方向であり、X1,X2は複数のプラグインユニット15の並び方向である。Z1,Z2は通信装置10の高さ方向である。
【0004】
バックワイヤードボードをメインバックワイヤードボード12とサブバックワイヤードボード13とに分けているのは、プラグインユニット15と外線ケーブル21との電気的接続を、プラグインユニット15の電気的接続と外線ケーブル16の電気的接続とに分けたためである。即ち、プラグインユニット15を電気的に接続する役割はメインバックワイヤードボード12が担い、外線ケーブル16を電気的に接続する役割はサブバックワイヤードボード13が担うようにしたためである。
【0005】
図2に併せて示すように、プラグインユニット15はメインバックワイヤードボード12の前面のプラグインユニット用コネクタ16と接続されている。外線ケーブル21は、裏カバー14の開口窓14aを通してサブバックワイヤードボード13上のコネクタ17と接続されている。
図2に併せて示すように、メインバックワイヤードボード12とサブバックワイヤードボード13との間は、同軸ケーブル18及びペアケーブルでもって電気的に接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
メインバックワイヤードボード12とサブバックワイヤードボード13との間の電気的接続を同軸ケーブル18等で行うと、各同軸ケーブル18毎に端を接続するためのスペースが必要となる。
図3(A)は異種機能統合通信装置10Aを、裏カバー14Aを取り外して背面側から見た図であり、図3(B)は同図(A)中、B−B線に沿う断面図である。通信装置10Aは、従来の技術を踏襲しており、図3中、図1に示す構成部分と対応する部分には添字Aを付した同一符号を付す。
【0007】
メインバックワイヤードボード12Aとサブバックワイヤードボード13Aとの間の電気的接続は、同軸ケーブル18A及びペアケーブル19でなされている。異種機能を統合したことによって、同軸ケーブル18A及びペアケーブル19の本数は1,000本に近い数となっており、同軸ケーブル18A及びペアケーブル19の端を接続するためのスペースが増え、通信装置10Aは、高さ寸法が増えてH1=約16Uとなって、サイズが大型となってしまう。「U」は北米で使用されているシェルフの高さの単位であり、1,75インチである。幅寸法W1は通信装置10Aがラックに収まるようにラックの幅寸法に対応する寸法とされている。
【0008】
また、この同軸ケーブル18A及びペアケーブル19の本数が増えると、同軸ケーブル18A及びペアケーブル19を屈曲させて収容するための収容空間20を確保するためにサブバックワイヤードボード13Aとメインバックワイヤードボード12Aとの間の間隔a1を約30mmと大きくとる必要があり、通信装置10Aは奥行き寸法も増えてA1となり、サイズが大型となってしまう。
【0009】
そこで、本発明は上記課題を解決した通信装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、プラグインユニットが複数並んで挿入されるシェルフ本体と、
プラグインユニットが複数並んで挿入されるシェルフ本体と、
該シェルフ本体の背面に固定してあるメインバックワイヤードボードと、
該メインバックワイヤードボードより更に背面側に位置しているサブバックワイヤードボードとよりなり、
該メインバックワイヤードボードには、その内側の面に、挿入されたプラグインユニットと接続されるプラグインユニット用コネクタが並んで取り付けてあり、
該サブバックワイヤードボードには、その外側の面に、外線ケーブルの端が接続される外線ケーブル用コネクタが並んで取り付けてあり、
該メインバックワイヤードボードのプラグインユニット用コネクタと該サブバックワイヤードボードの外線ケーブル用コネクタとが電気的に接続されている構成の通信装置において、
該メインバックワイヤードボードの該サブバックワイヤードボードと対向する面に複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタを設け、
該サブバックワイヤードボードの該メインバックワイヤードボードと対向する面に上記外線ケーブル用コネクタと電気的に接続された複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを設け、
該プラグインユニット用コネクタは、該メインバックワイヤードボードを貫通する通常より長い長ピン端子を有し、
該メインバックワイヤードボード側中継コネクタは、該長ピン端子のうち該メインバックワイヤードボードを貫通している部分を端子とする構成であり、
上記メインバックワイヤードボードと該サブバックワイヤードボードとは、該複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタと該複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタとが嵌合して電気的に接続されたバックワイヤードボード組立体を構成し、
上記バックワイヤードボード組立体は、
上記複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを、当初は上記サブバックワイヤードボードに、フローティング状態で仮固定し、
該サブバックワイヤードボードをその複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを、上記メインバックワイヤードボード上の対応する複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタと一括して嵌合接続させて組み立てたものであること特徴とする。
【0021】
請求項9の発明は、プラグインユニットが複数並んで挿入されるシェルフ本体と、
該シェルフ本体の背面に固定してあるメインバックワイヤードボードと、
該メインバックワイヤードボードより更に背面側に位置しているサブバックワイヤードボードとよりなり、
該メインバックワイヤードボードには、その内側の面に、挿入されたプラグインユニットと接続されるプラグインユニット用コネクタが並んで取り付けてあり、
該サブバックワイヤードボードには、その外側の面に、外線ケーブルの端が接続される外線ケーブル用コネクタが並んで取り付けてあり、
該メインバックワイヤードボードのプラグインユニット用コネクタと該サブバックワイヤードボードの外線ケーブル用コネクタとが電気的に接続されている構成の通信装置において、
上記プラグインユニット用コネクタのピン端子はプレスフィット部を2つ有する構成であり、
該ピン端子が該メインバックワイヤードボードに圧入され、更に上記サブバックワイヤードボードに向かって突き出ている先端が、該サブバックワイヤードボードに圧入されており、
該メインバックワイヤードボードと該サブバックワイヤードボードとは、上記プラグインユニット用コネクタのピン端子によって電気的に接続されている構成であり、
上記メインバックワイヤードボードと該サブバックワイヤードボードとは、上記メインバックワイヤードボードと上記サブバックワイヤードボードとを間隔をあけて固定し、独立した部品としてのピン端子を、1本づつ、プラグインユニット用コネクタのシュラウドを貫通し、該メインバックワイヤードボード及び該サブバックワイヤードボードに圧入させて組み立てたてられ、圧入された上記ピン端子によって電気的に接続されたバックワイヤードボード組立体を構成としたものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
図4乃至図10は本発明の第1実施例になる異種機能統合通信装置50を示す。異種機能統合通信装置50は、機能的には、SONET MUX にデータインターフェイス、ATMスイッチ等の機能が追加されている構成であり、図5に示すように、トランスポート・コンプレックス71と、サービス・コンプレックス72と、スイッチング・コンプレックス73と、シンクロナイゼーション・コンプレックス74と、マネージメント・コンプレックス75とよりなる回路構成を有する。トランスポート・コンプレックス71はライン終端機能等を有する。サービス・コンプレックス72はTRIB終端機能等を有する。スイッチング・コンプレックス73はSTS/VT/ATMセル単位でのLINE/TRIB間トラフィック接続機能等を有する。マネージメント・コンプレックス75は装置内情報収集交換によるサーベーランス及び品質測定・性能評価機能等を有する。
【0027】
通信装置50は、この回路構成を構造化したものであり、特に図9に示すように、シェルフ構造であり、シェルフ本体51の背面に、メインバックワイヤードボード52とサブバックワイヤードボード53とが固定してあり、更には、裏カバー54が取り付けてあり、シェルフ本体51内に複数のプラグインユニット55がY1に挿入されて、X1,X2に並んで実装されており、裏側に顧客インタフェース外線ケーブル56が接続してある。シェルフ本体51の前面側には、実装されているプラグインユニット55を覆うようにおりエアフィルタ57が設けてあり、且つ、表面板58が取り付けてある。シェルフ本体51の上面側には、複数のファンユニット59が取り付けてある。X1,X2は通信装置50の幅方向、Y1,Y2は通信装置50の奥行き方向、Z1,Z2は通信装置50の高さ方向である。
【0028】
複数のプラグインユニット55は、メインバックワイヤードボード52の前面のプラグインユニット用コネクタ60と接続されており、X1,X2に並んでおり、図4に示すように、コンプレックス71〜75を構成している。
バックワイヤードボードは従来と同じくメインバックワイヤードボード52とサブバックワイヤードボード53とに分けてある。メインバックワイヤードボード52はプラグインユニット55が電気的に接続される場所を提供する役割を担っており、サブバックワイヤードボード53は顧客インタフェース外線ケーブル56が接続される場所を提供する役割を担っている。
【0029】
図10に示すように、サブバックワイヤードボード53上には、DS3インタフェースコネクタ群80と、DS1インタフェースコネクタ群81と、LANインタフェースコネクタ群82が実装してある。DS3インタフェースコネクタ群80は、上部に18個、中央部に18個のコネクタ80aが等ピッチでX1,X2に並んでいる構成である。DS1インタフェースコネクタ群81は、上側と下側とに6個のコネクタ81aが横向きに並んでいる構成である。LANインタフェースコネクタ群82は、中央部に24個のコネクタ82aが等ピッチでX1,X2に並んでいる構成である。サブバックワイヤードボード53の部分が顧客インタフェース部を構成する。顧客インタフェース外線ケーブル56は、先端のコネクタ61が裏カバー54の開口窓54aを通してサブバックワイヤードボード53上のコネクタ80a、81a,82aと接続されている。
【0030】
後述するように、メインバックワイヤードボード52とサブバックワイヤードボード53とが、ケーブルを使用しないで、コネクタ接続されている。メインバックワイヤードボード52とサブバックワイヤードボード53とはコネクタ接続されて、バックワイヤードボード組立体90を構成している。この構成によって、メインバックワイヤードボード52とサブバックワイヤードボード53にはケーブルの端を接続するためのスペースが必要でなくなり、よって、SONET MUX にデータインターフェイス、ATMスイッチ等の機能が追加されてメインバックワイヤードボード52とサブバックワイヤードボード53との間の電気的接続の箇所は1,000箇所以上と多くなっているけれども、メインバックワイヤードボード52とサブバックワイヤードボード53はサイズが特別に大きくならないで済んでいる。
【0031】
よって、通信装置50は、高さ寸法はH2=10Uで足り、メインバックワイヤードボードとサブバックワイヤードボードとをケーブルで接続する従来の技術を利用する場合に比べて、6Uも低く、高さ方向で小型化が図られている。よって、通信装置50は、図8に示すように、北米で標準である7フィートラック200に、3台搭載可能である。
【0032】
通信装置50の幅寸法W2はラックの幅寸法に対応する寸法であり、W2=W1である。
メインバックワイヤードボード52とサブバックワイヤードボード53とがコネクタ接続されているため、サブバックワイヤードボード53とメインバックワイヤードボード52との間の空間63の間隔a2は、従来の場合の約30mmの約半分の約17mmで足りる。よって、通信装置50は、奥行き寸法A2が従来より約13mm短く、奥行き方向でも小型化が図られている。このため、通信装置50を背面側を向き合わせて配置した場合に、通信装置間の作業者の通路を広くとれる。
【0033】
次に、バックワイヤードボード組立体90について説明する。
先ず、メインバックワイヤードボード52について説明する。メインバックワイヤードボード52には、図11(D)及び図14に示すコネクタ装置91が設けてある。コネクタ装置91は、Y2方向の面側のプラグインユニット用コネクタ60と、Y1方向の面側の中継コネクタ92(図10参照)とよりなる。
【0034】
コネクタ装置91を製造するには、図11(A)に示すメトリックコネクタ93を用意する。メトリックコネクタ93は、シュラウド93aと、シュラウド93aを貫通している通常より長いピン端子93bを有する。このピン93bは途中の部位にプレスフィット部93b1を有する。
図11(B)に示すように、このメトリックコネクタ93のピン93bをメインバックワイヤードボード52の貫通孔52aを嵌合し貫通させ、プレスフィット部93b1を貫通孔52a内に圧入する。これによって、メトリックコネクタ93がメインバックワイヤードボード52にしっかり固定される。
【0035】
次いで、図11(C)に示すように、整列板94をメインバックワイヤードボード52よりY1方向に突き出ているピン端子93bに嵌合させて、ピン端子93bの先端を所定の並びに整列させる。この状態で、図11(D)に示すように、シュラウド95をピン端子93bに嵌合させて、Y2方向に圧入する。整列板94によってピン端子93bの先端が整列されており、シュラウド95は全部のピン端子93bに確実に嵌合する。ピン93bはシュラウド95内に突出し、整列板94はメインバックワイヤードボード52の面側に寄せられ、シュラウド95の孔95aが整列板94より突き出ている対をなす指状凸部94aと圧入され、指状凸部94aがピン端子93bをクランプし、シュラウド95が固定される。
【0036】
メトリックコネクタ93のメインバックワイヤードボード52よりY2方向側の部分がプラグインユニット用コネクタ60を構成する。
シュラウド95とシュラウド95内に突出しているピン端子93bとが、中継コネクタ92を構成する。
図11では図示の便宜上、プラグインユニット用コネクタ60のシュラウド93aと中継コネクタ92のシュラウド95とが同じ向きとしてあるけれども、実際には、図10に示すように、プラグインユニット用コネクタ60は、シュラウド93aの長手方向がZ1,Z2方向であり、中継コネクタ92は、シュラウド95の長手方向がX1,X2方向であり、Y方向からみて直交している。中継コネクタ92のシュラウド95の長手方向がX1,X2方向であるのは、サブバックワイヤードボード53のY1側の面上の中継コネクタ96の向きと合わせているからである。
【0037】
図10、12(A)、図14に示すように、サブバックワイヤードボード53のY1側の面上には、中継コネクタ96が取り付けてある。中継コネクタ96は上記の中継コネクタ92と対をなすものであり、DS3インタフェースコネクタ群80等に合わせて長手方向をX1,X2方向の向きとして、上側と下側とに8個づつ並んでいる。
【0038】
各中継コネクタ96は、サブバックワイヤードボード53内の配線パターンを介して各コネクタ80a,81a,82aと電気的に接続されている。
バックワイヤードボード組立体90は、図12(C)に示すように、全部の中継コネクタ96が対応する中継コネクタ92と嵌合され接続されて、サブバックワイヤードボード53とメインバックワイヤードボード52とがコネクタ接続されて電気的に接続されている構成である。ここで、中継コネクタ96は、ハウジングの材質、各部の寸法を適宜定めてあり、各端子が所定のインピーダンスを有しており、中継コネクタ96と中継コネクタ92との嵌合接続はインピーダンスが整合された状態でなされている。また、中継コネクタ96と中継コネクタ92との嵌合接続は、サブバックワイヤードボード53とメインバックワイヤードボード52とを機械的に結合する作用もしている。
【0039】
サブバックワイヤードボード53のメインバックワイヤードボード52へのコネクタ接続については後述する。
プラグインユニット55は、図13(A),(B)に示すように、挿入方向先端側のコネクタ97を、プラグインユニット用コネクタ60と嵌合され接続されて、実装されている。
【0040】
実装されたプラグインユニット55と顧客インタフェース外線ケーブル56とは、図13(B)及び図14に示すように、プラグインユニット用コネクタ60→中継コネクタ92→中継コネクタ96→サブバックワイヤードボード53→コネクタ80a(81a,82a)を経て電気的に接続されている。
次に、バックワイヤードボード組立体90の組み立て、即ち、サブバックワイヤードボード53のメインバックワイヤードボード52へのコネクタ接続について説明する。
【0041】
バックワイヤードボード組立体90に際しては、図16に示すように中継コネクタ96をサブバックワイヤードボード53に仮固定する。
中継コネクタ96のピン端子98は、断面が略8の字形状のプレスフィット部98aを有する。サブバックワイヤードボード53には、半田付け用スルーホール53aが形成してある。100はプレスフィット部98aがプレスフィットされる場合のプレスフィット用のスルーホールであり、径d2は0.6mmである。半田付け用スルーホール53aは、径d1が0.85mmであり、上記のプレスフィット用のスルーホール100の径d2より大きく、プレスフィット部98aが弾性変形せずに丁度嵌合する大きさである。
【0042】
中継コネクタ96は、ピン端子98をサブバックワイヤードボード53の半田付け用スルーホール53aを貫通させて取り付けてある。プレスフィット部98aが半田付け用スルーホール53aの内周面に軽く当たって引っ掛かった状態にあり、サブバックワイヤードボード53を水平の姿勢とし、中継コネクタ96が下側を向く状態とされても、中継コネクタ96は外れて落ちない状態となっている。しかも、プレスフィット部98aと半田付け用スルーホール53aとの間に十分な隙間101が存在することによって、ピン端子98は、半田付け用スルーホール53aを中心に垂直線Zを中心に左右方向に夫々角度α(約10度)の範囲で首を振れるフローティング状態となる。
【0043】
よって、中継コネクタ96は、垂直線Zを中心にその短辺の方向に角度β(数度)の範囲で自由に首を振る状態で、サブバックワイヤードボード53に仮固定されている。仮固定は、特に補助部材を使用しないでなされている。
バックワイヤードボード組立体90は、図15(A)に示すように、コネクタ装置90が設けてあるメインバックワイヤードボード52を、そのガイド孔をガイドピン111に嵌合させて、プレス治具110上にセットする。次いで、図12(A),(B),及び図17に併せて示すように、整列板112を、全部の中継コネクタ92に浅く嵌合させる。整列板112は、多数の孔113が中継コネクタ92のピン93bの理想の並びで整列しており、且つ、各孔の入口側がテーパ状となっているものである。整列板112を中継コネクタ92に浅く嵌合させると、曲がっていたピンも修正されて全部のピン93bの先端が理想の位置から±0.05mm以内の誤差範囲内に収まった所定の並びに整列せしめられる。
【0044】
次に、図15(B)に示すように、作業者が両手で中継コネクタ92が仮固定されたサブバックワイヤードボード53を持って、中継コネクタ96が下を向く姿勢として、そのガイド孔をガイドピン111に嵌合させて、静かに降ろし、図15(C)に示すように、メインバックワイヤードボード52上に重ねる。全部の中継コネクタ95が対応する中継コネクタ92の入口部に嵌合した状態となる。
【0045】
次いで、図15(D)に示すように、プレス治具114をサブバックワイヤードボード53上にセットし、プレス機(図示せず)にセットし、圧力Pを加え、24個全部の中継コネクタ96を一括して対応する中継コネクタ92に嵌合させる。
中継コネクタ96は整列板112を押し込みながら中継コネクタ92に嵌合される。整列板112の厚みの分、中継コネクタ96の中継コネクタ92への嵌合深さが浅くなるけれども、整列板112の厚さは1mmと薄いため、コンタクト98bはピン93bと正常に接続される。
【0046】
中継コネクタ96がフローティング状態にあるため、各中継コネクタ96は対向する中継コネクタ92に対応して適宜振らされて、シュラウド95と整合するようにされる。即ち、対応する中継コネクタ96と中継コネクタ92との間の位置ずれが吸収される。よって、24個全部の中継コネクタ96を一括して対応する中継コネクタ92に正常に嵌合される。中継コネクタ96がシュラウド95に合わされるため、中継コネクタ92に対するずれ量が大きい中継コネクタ96についてもシュラウド95に過度の応力を発生させることはなく、シュラウド95が割れる事故は起きない。
【0047】
また、整列板112によって全部のピン93bの先端が理想の位置から±0.05mm以内の誤差範囲内に収まった所定の並びに整列せしめられいるため、ピンが1本でも曲がって接続がされなくなってしまうことが起きず、約1,800本全部のピン93bが中継コネクタ96の孔内に相対的に信頼性高く侵入されて、ピン端子98の先端側のコンタクト98bと正常に且つ高い信頼性で接続される。
【0048】
プレス治具114を使用することによって、サブバックワイヤードボード53が傾かずに水平に保たれ、24個全部の中継コネクタ96に平均して圧力が加えられる。このことによっても、24個全部の中継コネクタ96が一括して対応する中継コネクタ92と接続される動作が信頼性良く行われる。
この後、メインバックワイヤードボード52に分散して立てて設けてある間隔ボルト115の上端にねじを締め、サブバックワイヤードボード53をメインバックワイヤードボード52と固定する。
【0049】
この後、ロボットで中継コネクタ96のピン端子98をサブバックワイヤードボード53の半田付け用スルーホール53aに半田付けする。116は半田付け部を示す。
以上で、バックワイヤードボード組立体90が完成する。
次に、中継コネクタ96をサブバックワイヤードボード53にフローティング状態に仮固定する第2、第3の例について説明する。
【0050】
図18は第2の例を示す。中継コネクタ96は、ピン端子98をサブバックワイヤードボード53の半田付け用スルーホール53a1に貫通させ、接着テープ120をピン端子98の先端を覆うようにしてサブバックワイヤードボード53の上面に接着することによって、半田付け用スルーホール53a1を貫通したピン端子98の先端が接着テープ120と接着されて仮固定されている。仮固定がピン端子98の先端と接着テープ120との接着によってなされているため、半田付け用スルーホール53a1は図16に示す摩擦を利用した仮固定の場合の半田付け用スルーホール53aより少し大きくしてある。径d3は1mmである。よって、ピン端子98が垂直線Zを中心に左右方向に首を振れる角度α1は上記の場合より増して、約20度となる。よって、中継コネクタ96は、垂直線Zを中心にその短辺の方向に前記の構成の場合より大きい角度β1(約10度)の範囲で自由に首を振る状態で、サブバックワイヤードボード53に仮固定されている。
【0051】
図19は第3の例を示す。接着テープ120に代えて、多数の孔121aがピン端子98と同じ配列で並んでいるシート121を使用している。シート121は、孔121aがサブバックワイヤードボード53の半田付け用スルーホール53a1を貫通したピン端子98の先端に嵌合して、容易には外れない状態で取り付けてある。中継コネクタ96は、図19に示す場合と同程度に首を振る状態で、サブバックワイヤードボード53に仮固定されている。
【0052】
次にバックワイヤードボード組立体の別の例について説明する。
〔第2の例〕(図20、21参照)
図20は第2の例になるバックワイヤードボード組立体90Aを示す。バックワイヤードボード組立体90Aは、図21に示すように、メインバックワイヤードボード52には24個分の中継コネクタ92が平面的に一体化された大きさの中継コネクタ92Aが設けてあり、サブバックワイヤードボード53には同じく24個分の中継コネクタ96が平面的に一体化された大きさの中継コネクタ96Aが設けてあり、中継コネクタ92Aと中継コネクタ96Aとが接続されている構成である。
【0053】
中継コネクタ92Aは、24個分の整列板94が一体化された大きさの整列板94Aと、整列板94Aと対応する大きさのシュラウド95Aとよりなる。
サブバックワイヤードボード53の中継コネクタ96Aは、中継コネクタ92Aに、24個分の整列板112が一体化された大きさの整列板112Aを嵌合させてピン93bの先端を整列させた状態で、プレス機を使用して、中継コネクタ92Aと接続される。
【0054】
ここで、中継コネクタ92Aが1つであり、中継コネクタ96Aも1つであるため、中継コネクタ92Aの全部のピン93bが中継コネクタ96Aの対応するコンタクトの孔を対応し、中継コネクタ96Aと中継コネクタ92Aとは円滑に嵌合する。
〔第3の例〕(図22、23、24参照)
図22は第3の例になるバックワイヤードボード組立体90Bを示す。バックワイヤードボード組立体90Bは、メインバックワイヤードボード52とサブバックワイヤードボード53とが、中継コネクタ92と中継コネクタ96Bとが接続され、間隔ボルト115とねじによって固定されている構成である。図12に示す整列板112が存在せず、サブバックワイヤードボード53とメインバックワイヤードボード52との間の空間63の間隔a3は、図6及び図7に示すバックワイヤードボード組立体90よりも1mm少なく、約16mmである。整列板112が不要となっているのは、組み立て方法が整列板を必要としない方法であるからである。
【0055】
バックワイヤードボード組立体90Bは、図23(A)に示すように、コネクタ装置90が設けてあるメインバックワイヤードボード52を、そのガイド孔をガイドピン111に嵌合させて、プレス治具110上にセットする。次いで、図23(B)に示すように、図24に示す中継コネクタ96Bを一つづつ各中継コネクタ92に嵌合させる。この際には、整列板は使用しない。ピン端子98Bは上を向いている。
【0056】
次に、図23(C)に示すように、作業者が両手でサブバックワイヤードボード53を持って、そのガイド孔をガイドピン111に嵌合させて、静かに降ろし、各半田付け用スルーホール53a2を対応するピン端子98Bに嵌合させる。各半田付け用スルーホール53a2は大きめの径を有しており、且つピン端子98Bは尖った先端98Baを有しており、各半田付け用スルーホール53a2と対応するピン端子98Bとの嵌合は円滑になされる。
【0057】
この後、ねじを締めてサブバックワイヤードボード53を間隔ボルト115に固定し、続いて、ロボットで中継コネクタ96Bのピン端子98Bをサブバックワイヤードボード53の半田付け用スルーホール53a1に、符号116で示すように半田付けする。
上記より分かるように、バックワイヤードボード組立体90Bはプレス機を使用しないで組み立てられる。
【0058】
なお、中継コネクタ96Bに代えて、図12に示す中継コネクタ96を使用してもよい。
〔第4の例〕(図25〜30参照)
図25は第4の例になるバックワイヤードボード組立体90Cを示す。バックワイヤードボード組立体90Cは、メインバックワイヤードボード52とサブバックワイヤードボード53とが間隔ボルト115とねじによって間隔をあけて固定されており、コネクタ93C(コネクタ60)のピン端子93Cbによって接続されている構成である。サブバックワイヤードボード53の上面には、図27に示す挿入補正スペーサ130が固定してある。図10、20、22に示すバックワイヤードボード組立体90,90A,90Bのようにメインバックワイヤードボード52側の中継コネクタ92及びサブバックワイヤードボード53側の中継コネクタ96が存在しないため、メインバックワイヤードボード52とサブバックワイヤードボード53との間の空間63の間隔a4は3〜7mmであり、図図10、20、22に示すバックワイヤードボード組立体90,90A,90Bよりも約10mm少ない。よって、このバックワイヤードボード組立体90Cを使用することによって、図4に示す奥行き寸法A2が12インチよりもより短い通信装置50が実現可能である。
【0059】
図26に示すように、コネクタ93Cは、シュラウド93Caにピン端子93Cbが貫通している構成である。ピン端子93Cbは、プレスフィット部を2つ有する構成の二段アクションピン端子であり、上端から順に、ピン端子部93Cb1、シュラウド93Caへの挿入部93Cb2、第1のプレスフィット部93Cb3、ピン部93Cb4、第2のプレスフィット部93Cb5、先端部93Cb6を有する。第2のプレスフィット部93Cb5のサイズは第1のプレスフィット部93Cb3のサイズより若干小さい。ピン端子93Cbは、挿入部93Cb2をシュラウド93Caの貫通孔に圧入固定されており、シュラウド93Caより下方に、第1のプレスフィット部93Cb3、ピン部93Cb4、第2のプレスフィット部93Cb5、先端部93Cb6が突き出ている。
【0060】
メインバックワイヤードボード52は、第1のプレスフィット部93Cb3のサイズに対応した径のプレスフィット用スルーホール52bを有し、サブバックワイヤードボード53は、第2のプレスフィット部93Cb5のサイズに対応した径のプレスフィット用スルーホール53bを有する。プレスフィット用スルーホール53bの径は、プレスフィット用スルーホール52bの径より少し小さい。
【0061】
第1のプレスフィット部93Cb3がメインバックワイヤードボード52のプレスフィット用スルーホール52bに圧入されており、第2のプレスフィット部93Cb5がサブバックワイヤードボード53のプレスフィット用スルーホール53bに圧入されており、ピン部93Cb4が空間63を横切っている。先端部93Cb6はサブバックワイヤードボード53より突き出ている。
【0062】
次に上記バックワイヤードボード組立体90Cの組み立てについて説明する。先ず、図28(A)に示すように、メインバックワイヤードボード52と、挿入補正スペーサ130が固定してあるサブバックワイヤードボード53とを、サブバックワイヤードボード53の下面に当てがった補助ボード131と共に、間隔ボルト115とねじによって間隔をあけて固定する。これをプレス機132の治具132の上に置き、コネクタ93Cをメインバックワイヤードボード52に図28(B)及び図29(A)に示すようにセットする。コネクタ93Cは、第2のプレスフィット部93Cb5がメインバックワイヤードボード52のプレスフィット用スルーホール52bを貫通し、第2のプレスフィット部93Cb3がメインバックワイヤードボード52のプレスフィット用スルーホール52bの入口に係止された状態とされる。先端部93Cb6は挿入補正スペーサ130のテーパ付きガイド孔130aと対向している。場合によっては、先端部93Cb6はテーパ付きガイド孔130aのテーパ部によって案内されてサブバックワイヤードボード53のプレスフィット用スルーホール53bに入り込んでいる。
【0063】
挿入補正スペーサ130は、そのテーパ付きガイド孔130aによって、先端部93Cb6をサブバックワイヤードボード53のプレスフィット用スルーホール53b内に導くようにするために設けてある。
補助ボード131は、サブバックワイヤードボード53のプレスフィット用スルーホール53bに対応してこれより大きめの貫通孔131aが形成してあり、圧入によってサブバックワイヤードボード53より下方に突き出た先端部93Cb6を受け入れるために設けてある。
【0064】
プレス機132は、セットされたコネクタ93C毎に押し下げラム134を有し、各押し下げラム134が独立して動作する構成である。
次に、プレス機132が動作され、図28(C)に示すように、押し下げラム134がセットされたコネクタ93Cを一つづつ押し下げる。これにより、図29(B)に示すようになる。第1のプレスフィット部93Cb3はメインバックワイヤードボード52のプレスフィット用スルーホール52bに圧入され、第2のプレスフィット部93Cb5はサブバックワイヤードボード53のプレスフィット用スルーホール53bに圧入される。シュラウド93Caはメインバックワイヤードボード52の上面に当接する。先端部93Cb6はテーパ付きガイド孔130aによってサブバックワイヤードボード53のプレスフィット用スルーホール53b内に導かれ、プレスフィット用スルーホール53bを貫通して、サブバックワイヤードボード53より下方に突き出て補助ボード131の厚さ内に収まる。
【0065】
コネクタ93Cを一つづつ押し下げるため、押し下げラム134の押し下げ力P1は小さくて足りる。
全部のコネクタ93Cを圧入したのちに、図28(D)に示すように、補助ボード131を取外し、再度ねじを締めることによって、図28(E)に示すバックワイヤードボード組立体90Cが得られる。
【0066】
バックワイヤードボード組立体90Bの組み立ては能率良く安定に行われる。
図30は上記バックワイヤードボード組立体90Cの別の組み立て方法を示す。
プレスフィットを2つ有するピン端子93Cbを一本づつ圧入する単ピン圧入装置を使用する。
【0067】
最初の準備段階は、図28(A)に示すと同じであり、図30(A)に示すように、メインバックワイヤードボード52と、挿入補正スペーサ130が固定してあるサブバックワイヤードボード53とを、サブバックワイヤードボード53の下面に当てがった補助ボード131と共に、間隔ボルト115とねじによって間隔をあけて固定する。次いで、これを単ピン圧入装置にセットし、上面にシュラウド93Caを置き、ピン端子93Cbを一本づつシュラウド93Caの上方から、図30(B),(C)に示すように、シュラウド93Ca、メインバックワイヤードボード52を突き通して、サブバックワイヤードボード53にまで圧入する。
【0068】
これによって、図30(C)に示すように、バックワイヤードボード組立体90Cが製造される。
独立した部品としてのピン端子93Cbを1本づつ圧入させるため、圧入力が小さくて足り、サブバックワイヤードボード53等を支える補強板は不要である。
【0069】
〔第5の例〕(図31参照)
図31は第5の例になるバックワイヤードボード組立体90Dを示す。メインバックワイヤードボード52とサブバックワイヤードボード53とが間隔ボルト115とねじによって間隔をあけて固定されている。メインバックワイヤードボード52の上面に固定してあるコネクタ93D(コネクタ60)のピン端子93Dbの先端(下端)が、サブバックワイヤードボード53の上面の中継コネクタ96と接続されている。メインバックワイヤードボード52とサブバックワイヤードボード53とは、コネクタ93D(コネクタ60)のピン端子93Dbと中継コネクタ96とによって電気的に接続されている。
【0070】
〔第6の例〕(図32参照)
図32は第6の例になるバックワイヤードボード組立体90Eを示す。メインバックワイヤードボード52とサブバックワイヤードボード53とが間隔ボルト115とねじによって間隔をあけて固定されている。メインバックワイヤードボード52の上面に固定してあるコネクタ93E(コネクタ60)のピン端子93Ebは、メインバックワイヤードボード52の下面の整列板140によって整列されている。ピン端子93Ebの先端(下端)が、サブバックワイヤードボード53の貫通孔53cを貫通し、導電性接着剤142によって接続されている。導電性接着剤142に代えて、半田を用いてもよい。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、プラグインユニットが複数並んで挿入されるシェルフ本体と、
該シェルフ本体の背面に固定してあるメインバックワイヤードボードと、
該メインバックワイヤードボードより更に背面側に位置しているサブバックワイヤードボードとよりなり、
該メインバックワイヤードボードには、その内側の面に、挿入されたプラグインユニットと接続されるプラグインユニット用コネクタが並んで取り付けてあり、
該サブバックワイヤードボードには、その外側の面に、外線ケーブルの端が接続される外線ケーブル用コネクタが並んで取り付けてあり、
該メインバックワイヤードボードのプラグインユニット用コネクタと該サブバックワイヤードボードの外線ケーブル用コネクタとが電気的に接続されている構成の通信装置において、
該メインバックワイヤードボードの該サブバックワイヤードボードと対向する面に複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタを設け、
該サブバックワイヤードボードの該メインバックワイヤードボードと対向する面に上記外線ケーブル用コネクタと電気的に接続された複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを設け、
該プラグインユニット用コネクタは、該メインバックワイヤードボードを貫通する通常より長い長ピン端子を有し、
該メインバックワイヤードボード側中継コネクタは、該長ピン端子のうち該メインバックワイヤードボードを貫通している部分を端子とする構成であり、
上記メインバックワイヤードボードと該サブバックワイヤードボードとは、該複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタと該複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタとが嵌合して電気的に接続されたバックワイヤードボード組立体を構成し、
上記バックワイヤードボード組立体は、
上記複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを、当初は上記サブバックワイヤードボードに、フローティング状態で仮固定し、
該サブバックワイヤードボードをその複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを、上記メインバックワイヤードボード上の対応する複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタと一括して嵌合接続させて組み立てたものである構成であるため、メインバックワイヤードボードとサブバックワイヤードボードとに同軸ケーブルの端を接続するためのスペースが必要で無くなり、よって、無駄な部分が無くなって、通信装置の機能が増えた場合にも、メインバックワイヤードボード及びサブバックワイヤードボードの大きさを特別に大きくする必要がなくなり、また、メインバックワイヤードボードとサブバックワイヤードボードとの間隔を狭く出来、よって、機能が増えたにもかかわらず高さ寸法及び奥行き寸法が小さい、小型の通信装置を実現出来る。
更に、バックワイヤードボード組立体は中継コネクタ同士を接続させて構成してあるため、バックワイヤードボード組立体の組み立てを簡単に行うことが出来る。
更に、複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを、当初はサブバックワイヤードボードに、フローティング状態で仮固定し、サブバックワイヤードボードをその複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを、上記メインバックワイヤードボード上の対応する複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタと一括して嵌合接続させて組み立てたものであるため、フローティング状態であることによって、サブバックワイヤードボード側中継コネクタがメインバックワイヤードボード側中継コネクタに合わせられ、両者の位置ずれが吸収され、これによって、コネクタのシュラウドに過度の応力及び割れ等を発生させずに、複数の中継コネクタを一括して嵌合接続させることが出来る。
【0073】
請求項2の発明は、複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタをフローティング状態で仮固定してあることによって、サブバックワイヤードボード側中継コネクタがメインバックワイヤードボード側中継コネクタに合わせられ、両者の位置ずれが吸収され、また、整列板によってピン端子が整列させられているため、全部のピン端子が正常に接続されるようになって、曲がって接続されないピン端子が1本も発生しなくなり、これによって、複数の中継コネクタの一括嵌合接続を高い信頼性で行うことが出来る。
【0074】
請求項3の発明は、上記複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタの上記サブバックワイヤードボードにフローティング状態での仮固定は、該中継コネクタの端子が該サブバックワイヤードボードの孔に引っ掛かって緩く嵌合していることによりなされている構成としたものであるため、特に補助部材を使用しないで、仮固定が出来る。
【0075】
請求項4の発明は、上記複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタの上記サブバックワイヤードボードにフローティング状態での仮固定は、該中継コネクタの端子が該サブバックワイヤードボードの孔に緩く嵌合してこれを貫通している端子の先端側がテープでもってとめてあることによりなされている構成としたものであるため、サブバックワイヤードボードの孔を大きく出来、よって、フローティングの程度を大きくすることが可能となり、サブバックワイヤードボード側中継コネクタとメインバックワイヤードボード側中継コネクタとの位置ずれが大きい場合にも対応が可能となる。
【0076】
請求項5の発明は、サブバックワイヤードボード側中継コネクタを、上記メインバックワイヤードボード上の複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタに個々に嵌合接続し、サブバックワイヤードボードをガイドピンによってガイドさせて、該サブバックワイヤードボード側中継コネクタの背面側に突き出たピン端子に近づけ、上記サブバックワイヤードボードの貫通孔とピン端子を嵌合させて組み立てたものであるため、サブバックワイヤードボード側中継コネクタをメインバックワイヤードボード上の複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタに個々に嵌合接続するため、整列板が不要となり、この分、メインバックワイヤードボードとサブバックワイヤードボードとの間隔を狭く出来、また、プレス機を使用しないでバックワイヤードボード組立体を組み立てることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の通信装置の構造を示す分解斜視図である。
【図2】図1の通信装置のバックボードの部分を拡大して示す平面図である。
【図3】従来の異種機能統合通信装置を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例の異種機能統合通信装置を示す図である。
【図5】図4の通信装置のブロック図である。
【図6】図4の通信装置を示す図である。
【図7】図5(B)を詳しく示す図である。
【図8】図4の通信装置がラックに取り付けられた状態を背面側からみて示す図である。
【図9】図4の通信装置を分解して示す図である。
【図10】図4の通信装置を背面側からみて分解して示す図である。
【図11】メインバックワイヤードボードへの中継コネクタの組み付けを説明する図である。
【図12】メインバックワイヤードボードとサブバックワイヤードボードとの電気的接続を示す図である。
【図13】プラグインユニットのバックワイヤードボードへの接続を示す図である。
【図14】プラグインユニットから外線ケーブルに到る電気的接続を示す図である。
【図15】バックワイヤードボード組立体の組み立て方法を説明する図である。
【図16】中継コネクタのサブバックワイヤードボードへの仮固定を説明する図である。
【図17】バックワイヤードボード上の中継コネクタ同士の嵌合接続を説明する図である。
【図18】サブバックワイヤードボードへの中継コネクタの仮固定の第2の例を示す図である。
【図19】サブバックワイヤードボードへの中継コネクタの仮固定の第3の例を示す図である。
【図20】第2の例のバックワイヤードボード組立体を示す図である。
【図21】図20のバックワイヤードボード組立体の分解斜視図である。
【図22】第3の例のバックワイヤードボード組立体を示す図である。
【図23】第3の例のバックワイヤードボード組立体の組み立て方法を示す図である。
【図24】図23中の中継コネクタを示す図である。
【図25】第4の例のバックワイヤードボード組立体を示す図である。
【図26】図25のバックワイヤードボード組立体の一部を分解して示す図である。
【図27】挿入補正スペーサの斜視図である。
【図28】図25のバックワイヤードボード組立体の組み立て方法を示す図である。
【図29】図28(B),(C)の一部を拡大して示す図である。
【図30】図25のバックワイヤードボード組立体の別の組み立て方法を示す図である。
【図31】第5の例のバックワイヤードボード組立体を示す図である。
【図32】第6の例のバックワイヤードボード組立体を示す図である。
【符号の説明】
50 異種機能統合通信装置
51 シェルフ本体
52 メインバックワイヤードボード
53 サブバックワイヤードボード
53a 半田付け用スルーホール
54 裏カバー
55 プラグインユニット
56 顧客インタフェース外線ケーブル
63 空間
80 DS3インタフェースコネクタ群
81 DS1インタフェースコネクタ群
82 LANインタフェースコネクタ群
90、90A〜90E バックワイヤードボード組立体
91 コネクタ装置
92,96 中継コネクタ装置
93、93C コネクタ
93Cb ピン端子
94,112 整列板
115 間隔ボルト
120 接着テープ
121 シート

Claims (5)

  1. プラグインユニットが複数並んで挿入されるシェルフ本体と、
    該シェルフ本体の背面に固定してあるメインバックワイヤードボードと、
    該メインバックワイヤードボードより更に背面側に位置しているサブバックワイヤードボードとよりなり、
    該メインバックワイヤードボードには、その内側の面に、挿入されたプラグインユニットと接続されるプラグインユニット用コネクタが並んで取り付けてあり、
    該サブバックワイヤードボードには、その外側の面に、外線ケーブルの端が接続される外線ケーブル用コネクタが並んで取り付けてあり、
    該メインバックワイヤードボードのプラグインユニット用コネクタと該サブバックワイヤードボードの外線ケーブル用コネクタとが電気的に接続されている構成の通信装置において、
    該メインバックワイヤードボードの該サブバックワイヤードボードと対向する面に複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタを設け、
    該サブバックワイヤードボードの該メインバックワイヤードボードと対向する面に上記外線ケーブル用コネクタと電気的に接続された複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを設け、
    該プラグインユニット用コネクタは、該メインバックワイヤードボードを貫通する通常より長い長ピン端子を有し、
    該メインバックワイヤードボード側中継コネクタは、該長ピン端子のうち該メインバックワイヤードボードを貫通している部分を端子とする構成であり、
    上記メインバックワイヤードボードと該サブバックワイヤードボードとは、該複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタと該複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタとが嵌合して電気的に接続されたバックワイヤードボード組立体を構成し、
    上記バックワイヤードボード組立体は、
    上記複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを、当初は上記サブバックワイヤードボードに、フローティング状態で仮固定し、
    該サブバックワイヤードボードをその複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを、上記メインバックワイヤードボード上の対応する複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタと一括して嵌合接続させて組み立てたものであること特徴とする通信装置。
  2. プラグインユニットが複数並んで挿入されるシェルフ本体と、
    該シェルフ本体の背面に固定してあるメインバックワイヤードボードと、
    該メインバックワイヤードボードより更に背面側に位置しているサブバックワイヤードボードとよりなり、
    該メインバックワイヤードボードには、その内側の面に、挿入されたプラグインユニットと接続されるプラグインユニット用コネクタが並んで取り付けてあり、
    該サブバックワイヤードボードには、その外側の面に、外線ケーブルの端が接続される外線ケーブル用コネクタが並んで取り付けてあり、
    該メインバックワイヤードボードのプラグインユニット用コネクタと該サブバックワイヤードボードの外線ケーブル用コネクタとが電気的に接続されている構成の通信装置において、
    該メインバックワイヤードボードの該サブバックワイヤードボードと対向する面に複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタを設け、
    該サブバックワイヤードボードの該メインバックワイヤードボードと対向する面に上記外線ケーブル用コネクタと電気的に接続された複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを設け、
    該プラグインユニット用コネクタは、該メインバックワイヤードボードを貫通する通常より長い長ピン端子を有し、
    該メインバックワイヤードボード側中継コネクタは、該長ピン端子のうち該メインバッ クワイヤードボードを貫通している部分を端子とする構成であり、
    上記メインバックワイヤードボードと該サブバックワイヤードボードとは、該複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタと該複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタとが嵌合して電気的に接続されたバックワイヤードボード組立体を構成し、
    上記バックワイヤードボード組立体は、
    上記複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを、当初は上記サブバックワイヤードボードに、フローティング状態で仮固定し、
    上記メインバックワイヤードボードは、整列板によってピン端子が整列させられており、
    該サブバックワイヤードボードをその複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを、上記メインバックワイヤードボード上の対応する複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタと一括して嵌合接続させ、上記整列板を押し込んで組み立てたものであること特徴とする通信装置。
  3. 上記複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタの上記サブバックワイヤードボードにフローティング状態での仮固定は、
    該中継コネクタの端子が該サブバックワイヤードボードの孔に引っ掛かって緩く嵌合していることによりなされている構成としたものである請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 上記複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタの上記サブバックワイヤードボードにフローティング状態での仮固定は、
    該中継コネクタの端子が該サブバックワイヤードボードの孔に緩く嵌合してこれを貫通しており、
    端子の先端側がテープでもってとめてあることによりなされている構成としたものである請求項1又は2記載の通信装置。
  5. プラグインユニットが複数並んで挿入されるシェルフ本体と、
    該シェルフ本体の背面に固定してあるメインバックワイヤードボードと、
    該メインバックワイヤードボードより更に背面側に位置しているサブバックワイヤードボードとよりなり、
    該メインバックワイヤードボードには、その内側の面に、挿入されたプラグインユニットと接続されるプラグインユニット用コネクタが並んで取り付けてあり、
    該サブバックワイヤードボードには、その外側の面に、外線ケーブルの端が接続される外線ケーブル用コネクタが並んで取り付けてあり、
    該メインバックワイヤードボードのプラグインユニット用コネクタと該サブバックワイヤードボードの外線ケーブル用コネクタとが電気的に接続されている構成の通信装置において、
    該メインバックワイヤードボードの該サブバックワイヤードボードと対向する面に複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタを設け、
    該サブバックワイヤードボードの該メインバックワイヤードボードと対向する面に上記外線ケーブル用コネクタと電気的に接続された複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを設け、
    該プラグインユニット用コネクタは、該メインバックワイヤードボードを貫通する通常より長い長ピン端子を有し、
    該メインバックワイヤードボード側中継コネクタは、該長ピン端子のうち該メインバックワイヤードボードを貫通している部分を端子とする構成であり、
    上記メインバックワイヤードボードと該サブバックワイヤードボードとは、該複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタと該複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタとが嵌合して電気的に接続されたバックワイヤードボード組立体を構成し、
    上記バックワイヤードボード組立体は、
    上記サブバックワイヤードボードに取り付けられていない上記複数のサブバックワイヤードボード側中継コネクタを、上記メインバックワイヤードボード上の複数のメインバックワイヤードボード側中継コネクタに個々に嵌合接続し、
    上記サブバックワイヤードボードをガイドピンによってガイドさせて、該サブバックワイヤードボード側中継コネクタの背面側に突き出たピン端子に近づけ、上記サブバックワイヤードボードの貫通孔とピン端子を嵌合させて組み立てたものであること特徴とする通信装置。
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