JP2002124347A - フレキシブル基板の構造及びコネクタの構造並びにフレキシブル基板の接続構造 - Google Patents
フレキシブル基板の構造及びコネクタの構造並びにフレキシブル基板の接続構造Info
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Abstract
容易に接続できる接続構造を提供することを目的とす
る。 【解決手段】複数の電気接続子が形成されたハウジング
と、電気接続子と対向する位置に出入可能に保持され電
気接続子に接続するフレキシブル基板を圧着固定するロ
ック部品と、電気接続子とロック部品の圧着面とにより
構成される基板嵌挿部とからなるコネクタと、前記フレ
キシブル基板は、フイルム状で電気接続子に接続する接
続端子が形成され基板嵌挿部に挿入する挿入部と、挿入
部の両側に挿入部と同じ方向に延在するガイド部と、ガ
イド部の内側に切り込まれ、挿入部の挿入深さを確認す
る位置確認部とからなり、前記位置確認部は、基板嵌挿
部に正常に挿入された挿入部の先端面とロック解除され
終端部に位置するロック部品の後端面とが一致するよう
な位置に形成されていることを特徴とする。
Description
とコネクタとの接続に適したフレキシブル基板およびコ
ネクタ並びにフレキシブル基板とコネクタとの接続構造
に関する。
の接続構造を図17、図18および図19を用いて説明
する。
図で、(a)平面図、(b)側面図である。図18は従
来例のコネクタを示す概略図で、(a)平面図(ロック
解除状態)、(b)D−D断面図である。図19は従来
例のフレキシブル基板とコネクタの接続状態を示す図
で、(a)挿入状態の平面図、(b)ロック状態の平面
図、(c)ロック状態の断面図である。
100は、図17に示すようにフイルム状に形成された
基板106に接続用のパターンが形成されており、パタ
ーンの終端部には別のプリント基板(例えばメイン基
板)や他の機器またはサブ基板などに実装されたコネク
タ110に挿入する接続部101が形成されている。接
続部101にはコネクタ110に挿入し易いように、接
続端子102が形成されている面の背面に樹脂板で形成
された補強板103が貼り付けられている。尚、補強板
103の挿入方向の長さは、コネクタ110のロック部
品113を解除した状態で、接続部101を所定の位置
まで挿入した時に、ロック部品113の後端面116と
補強板103の後端面104とが一致するような長さに
形成されている。即ち、接続部101の先端部105か
ら解除したロック部品113の後端面116までの長さ
となる。
数の接続端子111が所定の間隔で保持されたハウジン
グ112と、挿入したFPC100が抜けないようにロ
ックするためのロック部品113などにより構成された
横型(挿入穴115が、実装面Fに対して平行に形成さ
れている)のコネクタである。接続端子111の終端部
はハウジング112の先端下部より延出され、FPC1
0の挿入方向と同一方向に実装面Fに実装する実装端子
117が形成されている。ロック部品113は挿入方向
に構成された接続端子111と対向して出入可能に保持
されたロック部品113のFPC押圧面114との間が
FPC100の挿入穴115となる。尚、ロック部品1
13はハウジング112に押し込むことによりロック部
品113のFPC押圧面114でFPC100の接続端
子をハウジング112の接続端子に圧着させてロックす
る。また、ロック部品113をハウジング112から引
き出すことによりFPC100のロック状態が解除され
る。
図19を用いて説明する。
せるには、先ず、コネクタ110のロック部品113を
ロック解除状態にする。次に、接続部101の補強板1
03側をロック部品113側にして、挿入穴115に所
定の位置まで挿入する。そして、ロック部品113の後
端面116と補強板103の後端面104とが一致した
かどうかを目視により確認する。そして、一致したと確
認できた場合には、ロック部品113をハウジング11
2に押し込み、FPC100の接続端子102をコネク
タ110の接続端子111に圧着させて接続する。も
し、一致していない場合には挿入状態を修正し、一致し
た段階でロック部品113をハウジング112に押し込
み、FPC100の接続端子102をコネクタ110の
接続端子111に圧着させて接続する。尚、ロック後に
正常な接続状態が得られない場合にはロックを解除し上
述の接続動作を繰り返す。
の接続部の構造では、補強板の寸法のばらつきと、補強
板の貼り付けにより位置がばらつくので、上述の方法を
用いてFPCの挿入状態を確認すると、挿入寸法がばら
つき挿入不十分や斜め挿入などが発生し、FPCとコネ
クタとの接続が不完全になるおそれがある。また、目視
による確認がしにくいので不正確で時間がかかると言う
問題がある。
PCとコネクタとが確実にしかも容易に接続できる接続
構造を提供することを目的とする。
成するもので、フレキシブル基板をコネクタに挿入し固
定するフレキシブル基板の接続構造において、前記フレ
キシブル基板には、前記コネクタに挿入する挿入部と、
前記挿入部が前記コネクタに正常に挿入された場合に該
コネクタの外周に当接する位置確認部とが形成されてい
ることを特徴とするものである。
ジングと、前記電気接続子と対向する位置に出入可能に
保持され前記電気接続子に接続するフレキシブル基板を
圧着固定するロック部品と、前記電気接続子と前記ロッ
ク部品の圧着面とにより構成される基板嵌挿部とからな
るコネクタと、フレキシブル基板とを接続するフレキシ
ブル基板の接続構造において、前記フレキシブル基板
は、フイルム状で前記電気接続子に接続する接続端子が
形成され前記基板嵌挿部に挿入する挿入部と、前記挿入
部の両側に該挿入部と同じ方向に延在するガイド部と、
前記ガイド部の内側に切り込まれ、前記挿入部の挿入深
さを確認する位置確認部とからなり、前記位置確認部
は、前記基板嵌挿部に正常に挿入された前記挿入部の先
端面とロック解除され終端部に位置する前記ロック部品
の後端面とが一致するような位置に形成されていること
を特徴とするものである。
に正常に挿入された前記挿入部の先端面と、ロックされ
た前記ロック部品の鍔の前端面とが一致するような位置
に形成されていることを特徴とするものである。
に正常に挿入された前記挿入部の先端面と、ロック解除
され終端部に位置する前記ロック部品の後端面と、ロッ
クされた前記ロック部品の鍔の前端面とが一致するよう
な2箇所の位置に形成されていることを特徴とするもの
である。
タの後端部を囲うように連結されていることを特徴とす
るものである。
部品を押し込むロック部品押圧部が形成されており、前
記挿入部が前記基板嵌挿部に挿入されると同時に前記ロ
ック部品が押し込まれ、該挿入部が所定の位置まで挿入
された時に該ロック部品により固定されることを特徴と
するものである。
子形成面の背面側には、樹脂板を用いた補強板が接着さ
れていることを特徴とするものである。
し固定するフレキシブル基板の接続構造において、前記
コネクタの外周には、前記フレキシブル基板が正常に挿
入された場合に、該フレキシブル基板と当接する位置確
認部が形成されていることを特徴とするものである。
ているコネクタに挿入し固定するフレキシブル基板の接
続構造において、前記フレキシブル基板は、前記コネク
タに挿入する挿入部と、前記挿入部の挿入具合を確認す
るための位置確認部からなり、前記コネクタは、前記フ
レキシブル基板の挿入部が正常に挿入されると、前記位
置確認部が前記基板に当接する位置に挿入口が設けられ
ていることを特徴とするものである。
し固定するフレキシブル基板の接続構造において、前記
フレキシブル基板は、前記コネクタに挿入する挿入部
と、前記コネクタの後端部と少なくとも前記挿入部を該
コネクタから引き抜く際に係合する係合部とが形成され
ていることを特徴とするものである。
1、図2および図3を用いて説明する。
レキシブル基板の接続部を示す図で、(a)平面図、
(b)側面図である。図2は本発明に適用したコネクタ
を示す概略図で、(a)平面図(ロック解除状態)、
(b)A−A断面図である。図3は第1の実施の形態に
係るフレキシブル基板とコネクタの接続状態を示す図
で、(a)挿入状態の平面図、(b)ロック状態の平面
図、(c)ロック状態の断面図である。
状に形成された基板18と補強板15等により構成され
ている。基板18には接続用のパターンが形成されてお
り、パターンの終端部には別のプリント基板(例えばメ
イン基板)や他の機器またはサブ基板などに実装された
コネクタ20と接続する接続部11が形成されている。
その接続部11には、コネクタ20に挿入する挿入部1
2と、挿入部12の両側に位置合わせ用のガイド部14
が形成されている。挿入部12にはコネクタ20の接続
端子21に接続する接続端子13が形成されている。ま
た、ガイド部14にはコネクタ20に所定の位置まで挿
入し、ロック解除した状態のロック部品23の後端面2
6に当接するように位置確認部15が形成されている。
尚、挿入部12の先端部16から位置確認部15までの
寸法L1は、挿入部12を挿入穴24に所定の位置まで
挿入して、ロック部品23をロック解除した状態で、挿
入部12の先端部16からロック部品23の後端面26
までの寸法と同じ寸法とする。
れている面の背面には、コネクタ20に挿入し易いよう
に、接続部11と同じ形状の補強板17が貼り付けられ
ている。補強板17には薄い樹脂板が用いられ、接続部
11より大きめに貼り付けた後に、基板18と一緒に金
型により所定の形状(接続部11)に打ち抜き形成され
るので、挿入部12の先端部16から位置確認部15ま
での寸法L1には、ばらつきがなく一定の寸法に管理す
ることができる。
接続端子21が所定の間隔で保持されたハウジング22
と、挿入したFPC10が抜けないようにロックするた
めのロック部品23などにより構成された横型(挿入穴
24が、実装面Fに対して平行に形成されている)のコ
ネクタである。ハウジング22は、FPC10の挿入方
向に複数の接続端子21が構成されており、接続端子2
1の終端部がハウジング22の先端下部より延出され、
FPC10の挿入方向と同一方向に実装端子25が形成
されている。また、接続端子21と対向して出入可能に
保持されたロック部品23のFPC押圧面27との間が
FPC10の挿入部12の挿入穴24となる。尚、ロッ
ク部品23はハウジング22に押し込むことによりFP
C10をロックし、ハウジング22から引き出すことに
よりロック状態が解除される。
図3を用いて説明する。
には、先ず、コネクタ20のロック部品23をロック解
除状態にする。次に、接続部11の補強板17側をロッ
ク部品23側にして、挿入部12を挿入穴24に所定の
位置まで挿入する。この状態で、接続部11のガイド部
14の位置確認部15とロック部品23の後端面26と
が一致したかどうかを目視により確認する。そして、一
致したと確認できた場合には、ロック部品23をハウジ
ング22に押し込み、ロック部品23のFPC押圧面2
7でFPC10の接続端子13をハウジング22の接続
端子21に圧着させて、FPC10とコネクタ20とを
接続する。
形態に係るFPC10とコネクタ20の接続構造によれ
ば、FPC10の挿入部12の両側に挿入寸法を確認す
るための位置確認部15が形成されているので、挿入部
12の挿入状態を目視により容易に確認することができ
る。その結果、挿入部12を所定の位置まで確実に挿入
しロックすることが可能となり、FPC10とコネクタ
20との接続を正確にしかも容易に行うことができる。
よび図5を用いて説明する。
レキシブル基板の接続部を示す図で、(a)平面図、
(b)側面図である。図5は第2の実施の形態に係るフ
レキシブル基板とコネクタの接続状態を示す図で、
(a)挿入状態の平面図、(b)ロック状態の平面図、
(c)ロック状態の断面図である。尚、第2の実施の形
態は第1の実施の形態の一部を変更したもので、その他
については第1の実施の形態と略同じであるので、同じ
構成については同じ符号を付し説明を省略する。
と補強板36等により構成されている。基板38にはコ
ネクタ20と接続する接続部31が形成されおり、その
接続部31には、コネクタ20に挿入する挿入部32
と、挿入部32の両側に位置合わせ用のガイド部33が
形成されている。挿入部32にはコネクタ20の接続端
子21に接続する接続端子34が形成されている。ま
た、ガイド部33には、コネクタ20に所定の位置まで
挿入し、ロックした状態のロック部品23のストッパ面
28に係合するように位置確認部35が形成されてい
る。
れている面の背面には、コネクタ20に挿入し易いよう
に、接続部31と同じ形状の補強板36が貼り付けられ
ている。補強板36には薄い樹脂板が用いられ、接続部
31より大きめに貼り付けた後に、基板38と一緒に金
型により所定の形状(接続部31)に打ち抜き形成され
るので、挿入部32の先端部37から位置確認部35ま
での寸法L2には、ばらつきがなく一定の寸法に管理す
ることができる。
図5を用いて説明する。
には、先ず、コネクタ20のロック部品23をロック解
除状態にする。次に、接続部31の補強板36側をロッ
ク部品23側にして、挿入部24の両側のガイド部33
をコネクタ20の上側方向に撓ませ、コネクタ20に当
たらないようにした状態で、挿入部32を挿入穴24に
所定の位置まで挿入する。所定の位置まで挿入したら撓
ませていたガイド部33を元の状態に戻す。次に、ロッ
ク部品23をハウジング22に押し込み挿入部32をロ
ックする。この状態でロック部品23のストッパ面28
が、両側のガイド部33の位置確認部35と正常に係合
しているかを目視により確認する。もし、ストッパ面2
8と位置確認部35とが重なったり、または、隙間が多
すぎる場合には正常な挿入が行われていないので、ロッ
ク部品23をハウジング22から引き出し、ロック状態
を解除して挿入部32の挿入状態を修正し再度ロック動
作を行う。以下、必要により正常挿入が得られるまで上
述の動作を繰り返し行う。これによりロック部品23の
FPC押圧面27でFPC30の接続端子34をハウジ
ング22の接続端子21に圧着させて、FPC30とコ
ネクタ20とを接続する。
形態に係るFPC30とコネクタ20の接続構造によれ
ば、FPC30の挿入部32の両側に挿入寸法を確認す
るための位置確認部35が形成されているので、目視に
より容易に確認することができる。その結果、挿入部3
2を所定の位置まで挿入しロックすることができるの
で、FPC30とコネクタ20との接続を正確にしかも
容易に行うことが可能となる。
図7および図8を用いて説明する。
レキシブル基板の接続部を示す図で、(a)平面図、
(b)側面図である。図7は第3の実施の形態に係るフ
レキシブル基板とコネクタの接続状態を示す図で、
(a)挿入状態の平面図、(b)ロック状態の平面図、
(c)ロック状態の断面図である。図8は第3の実施の
形態に係るフレキシブル基板の接続部の別の形状を示す
図で、(a)平面図、(b)側面図である。尚、第3の
実施の形態は第1の実施の形態の一部を変更したもの
で、その他については第1の実施の形態と同じ構成につ
いては同じ符号を付し説明を省略する。
と補強板43等により構成されており、基板42にはコ
ネクタ20と接続する接続部41が形成されている。そ
の接続部41には、コネクタ20に挿入する挿入部44
と、挿入部44の両側に位置合わせ用のガイド部45が
形成されている。挿入部44にはコネクタ20の接続端
子21に接続する接続端子49が形成されている。ま
た、ガイド部45には、挿入部44をコネクタ20に所
定の位置まで挿入し、ロックする前のロック部品23の
後端面26と係合する第1の位置確認部46と、ロック
した後の状態のロック部品23のストッパ面28に係合
する第2の位置確認部47とからなる位置確認凹部が形
成されている。
いる面の背面には、コネクタ20に挿入し易いように、
接続部41と同じ形状の補強板43が貼り付けられてい
る。補強板43には薄い樹脂板が用いられ、接続部41
より大きめに貼り付けた後に、基板42と一緒に金型に
より所定の形状(接続部41)に打ち抜き形成されるの
で、挿入部44の先端部46から第2の位置確認部47
までの寸法L3および第1の位置確認部46と第2の位
置確認部47までの寸法L4には、ばらつきがなく一定
の寸法に管理することができる。
せ用のガイド部45を独立して形成したが、図8で示す
FPC50のようにFPC40の挿入部44の両側に形
成された位置合わせ用のガイド部45の先端部を延長
し、コネクタ20の先端部を囲うように連結部51で接
続してもよい。
図7を用いて説明する。
には、先ず、コネクタ20のロック部品20をロック解
除状態にする。次に、接続部41の補強板43側をロッ
ク部品20側にして、挿入部44の両側のガイド部45
をコネクタ20の上側方向に撓ませ、コネクタ20に当
たらないようにした状態で、挿入部44を挿入穴24に
所定の位置まで挿入する。挿入部44を所定の位置まで
挿入したら撓ませていたガイド部45を元の状態に戻
す。この状態でロック部品20の後端面26が両側のガ
イド部45の第1の位置確認部46と正常に係合してい
るかを目視により確認する。もし、後端面26と第1の
位置確認部46とが重なったり、または、隙間が多すぎ
る場合には正常な挿入が行われていないので、挿入部4
4の挿入状態を修正する。そして、後端面26と第1の
位置確認部46とが正常に係合すれば、ロック部品20
をハウジング22に押し込み挿入部44をロックする。
この状態でロック部品20のストッパ面28が、第2の
位置確認部44と正常に係合しているかを目視により確
認する。もし、ストッパ面28と第2の位置確認部44
とが重なったり、または、隙間が多すぎる場合には正常
な接続が行われていないので、ロック部品20をハウジ
ング22から引き出し挿入部44の挿入状態を修正し再
度ロック動作を行う。以下、必要により正常な接続が得
られるまで上述の動作を繰り返し行う。これによりロッ
ク部品20のFPC押圧面27でFPC40の接続端子
49をハウジング22の接続端子21に圧着させて、F
PC40とコネクタ20とを接続する。
形態に係るFPC40とコネクタ20の接続構造によれ
ば、FPC40の挿入部44の両側に挿入寸法を確認す
るための第1,第2の位置確認部46,47が形成され
ているので、挿入部44のロック前の挿入状態とロック
後の挿入状態とが目視による容易に確認することができ
る。その結果、挿入部44を所定の位置まで確実に挿入
しロックすることができるので、FPC40とコネクタ
20との接続を正確にしかも容易に行うことが可能とな
る。
FPC40の位置合わせ用のガイド部45の先端部を延
長して連結部51で接続することにより、FPC40の
挿入部44を挿入穴24に挿入する際に、連結部51に
よって両方のガイド部45を一緒に撓ませることができ
るので挿入作業が容易になる。また、ロックされたFP
C40に引き抜く方向に力が加わっても、挿入部44の
連結部51がコネクタ20の先端部に係止しているの
で、FPC40が抜けるのを防止することができる。
図10および図11を用いて説明する。
ネクタを示す概略図で、(a)平面図(ロック解除状
態)、(b)B−B断面図である。図10は本発明の第
4の実施の形態に係るフレキシブル基板の接続部を示す
図で、(a)平面図、(b)側面図である。図11は第
4の実施の形態に係るフレキシブル基板とコネクタの接
続状態を示す図で、(a)挿入状態の平面図、(b)ロ
ック状態の平面図、(c)ロック状態の断面図である。
尚、第4の実施の形態は第1の実施の形態と同じ構成に
ついては同じ符号を付し説明を省略する。
接続端子58が所定の間隔で保持されたハウジング56
と、挿入したFPC65が抜けないようにロックするた
めのロック部品57などにより構成された横型(挿入穴
61が、実装面Fに対して平行に形成されている)のコ
ネクタである。ハウジング56には、FPC65の挿入
方向に複数の接続端子58が構成されており、接続端子
58の終端部がハウジング56の先端下部より延出さ
れ、FPC65の挿入方向に対して平行に実装端子59
が形成されている。また、接続端子58と対向して出入
可能に保持されたロック部品57のFPC押圧面60と
の間がFPC65の挿入部69の挿入穴61となる。ま
た、ハウジング56の両側面にはFPC65の挿入部6
9の挿入寸法の位置決めとなる突出部62が形成されて
いる。尚、ロック部品57はハウジング56に押し込む
ことによりFPC65(挿入部69)をロックし、ハウ
ジング56から引き出すことによりロック状態が解除さ
れる。
6と補強板67等により構成されており、基板66には
コネクタ55に接続する接続部68が形成されている。
その接続部68には、コネクタ55に挿入する挿入部6
9と、挿入部69の両側にガイド部70が形成されてい
る。挿入部69には、コネクタ55の接続端子58に接
続する接続端子71が形成されている。また、ガイド部
70には、コネクタ55に形成された位置決め用の突出
部62に係合する位置決め係合部72が形成されてい
る。そして、ガイド部70の先端部は延長され、コネク
タ55の先端部を囲うように連結部73で接続されてい
る。
れている面の背面には、コネクタ55に挿入し易いよう
に、接続部68と同じ形状の補強板67が貼り付けられ
ている。補強板71には薄い樹脂板が用いられ、接続部
68より大きめに貼り付けた後に、基板66と一緒に金
型により所定の形状(接続部68)に打ち抜き形成され
るので、挿入部69の先端部74から位置決め係合部7
2までの寸法L5には、ばらつきがなく一定の寸法に管
理することができる。
図11を用いて説明する。
には、先ず、コネクタ55のロック部品57をロック解
除状態にする。次に、接続部68の補強板67側をロッ
ク部品57側にして、挿入部69の両側のガイド部70
をコネクタ55の上側方向に撓ませ、コネクタ55に当
たらないようにした状態で、挿入部69を挿入穴61に
所定の位置まで挿入する。挿入部69を所定の位置まで
挿入したら撓ませていたガイド部70を元の状態に戻
す。この状態でハウジング56の突出部62とガイド部
70の位置決め係合部72とが正常に係合しているかを
目視により確認する。もし、正常に係合していない場合
には挿入部69の挿入状態を修正する。そして、突出部
62と位置決め係合部72とが正常に係合すれば、ロッ
ク部品57をハウジング56に押し込み挿入部69をロ
ックする。これによりロック部品57のFPC押圧面6
0でFPC65の接続端子71をハウジング56の接続
端子58に圧着させて、FPC65とコネクタ55とを
接続する。
形態に係るFPC65とコネクタ55の接続構造によれ
ば、コネクタ55のハウジング56と一体に突出された
突出部62とFPC65の挿入部69の位置決め係合部
72との係合状態により、FPC65とコネクタ55の
接続状態を容易に確認することができるので、第1、第
3の実施の形態のようにコネクタ55の移動体のロック
部品57のストッパ部を位置決めに用いたときよりも、
さらに位置決め精度が向上し、挿入部69を所定の位置
に正確にしかも容易にロックすることができる。
先端部を延長して連結部73で連結することにより、F
PC65の挿入部69を挿入穴61に挿入する際に、連
結部73によって両方のガイド部70を一緒に撓ませる
ことができるので挿入作業が容易になる。また、ロック
されたFPC65に引き抜く方向に力が加わっても、、
挿入部69の位置決め係合部72とコネクタ55の突出
部62とが係合し、また、挿入部69の連結部73とコ
ネクタ55の先端部とが係止するので、FPC65がコ
ネクタ55から抜けるのを防止することができる。
の場合について説明したが、縦型(挿入穴61が、実装
する例えばメイン基板に対して垂直になるようにFPC
65の挿入方向と垂直方向に実装端子59を形成する)
にし、FPC65を本例と同じ要領で接続することによ
り、コネクタを縦型にした場合も本例と同じ効果を得る
ことができる。この場合にはガイド部70の連結部73
は不要となる。
および図13を用いて説明する。
フレキシブル基板の接続部を示す図で、(a)平面図、
(b)側面図である。図13は第5の実施の形態に係る
フレキシブル基板とコネクタの接続状態を示す図で、
(a)挿入状態の平面図、(b)ロック状態の平面図、
(c)ロック状態の断面図である。尚、第5の実施の形
態は第1の実施の形態の一部を変更したもので、その他
については第1の実施の形態と略同じであるので、同じ
構成については同じ符号を付し説明を省略する。
6と補強板77等により構成されており、基板76には
コネクタ20に接続する接続部78が形成されている。
その接続部78には、コネクタ20に挿入する挿入部7
9と、挿入部79の根元の両側にロック部品23をハウ
ジング22に押し込むための当接部80が形成されてい
る。また、挿入部79には、コネクタ20の接続端子2
1に接続する接続端子81が形成されている。尚、挿入
部79の先端部82から当接部80までの寸法L6は、
挿入部79を挿入穴24に所定の位置まで挿入して、ロ
ック部品20をロックした状態で、挿入部79の先端部
82からロック部品23の後端面26までの寸法と同じ
寸法とする。
れている面の背面には、コネクタ20に挿入し易いよう
に、接続部78と略同じ形状の補強板77が貼り付けら
れている。補強板77には薄い樹脂板が用いられ、接続
部78より大きめに貼り付けた後に、基板76と一緒に
金型により所定の形状(接続部78)に打ち抜き形成さ
れるので、挿入部79の先端部82から当接部80まで
の寸法L6には、ばらつきがなく一定の寸法に管理する
ことができる。
図13を用いて説明する。
には、コネクタ20のロック部品23をロック解除状態
にする。次に、接続部78の補強板77側をロック部品
20側にして、挿入穴24へ挿入し、ロック部品20の
後端面26に、挿入部79の当接部80を当接させてロ
ック部品23を押しながら挿入部79を所定の位置まで
挿入する。そして、ロック部品23が挿入終端部まで挿
入されると、ロック部品23がFPC75の接続端子8
1をハウジング22の接続端子21に圧着させてFPC
75とコネクタ20とを接続させる。
形態に係るFPC75とコネクタ20の接続構造によれ
ば、FPC75の挿入部79の両側に形成された当接部
80により、ロック部品23を押しながら挿入部79が
挿入穴24に所定の位置まで挿入するので、FPC75
とコネクタ20との接続を確実に、しかも容易に行うこ
とが可能となる。
4、図15および図16を用いて説明する。
したコネクタを示す概略図で、(a)平面図(ロック解
除状態)、(b)C−C断面図である。図15は本発明
の第6の実施の形態に係るフレキシブル基板の接続部を
示す図で、(a)平面図、(b)側面図である。図16
は第6の実施の形態に係るフレキシブル基板とコネクタ
の接続状態を示す図で、(a)挿入途中の状態の平面
図、(b)ロック状態の平面図、(c)ロック状態の断
面図である。尚、第6の実施の形態は第1の実施の形態
と同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。
の接続端子86が所定の間隔で保持されたハウジング8
7と、挿入したFPC92が抜けないようにロックする
ためのロック部品88などにより構成された縦型(挿入
穴91が実装面Fに対して垂直方向に形成されている)
のコネクタである。ハウジング87は、FPC92の挿
入方向に複数の接続端子86が構成されており、接続端
子86の終端部がハウジング87の先端下部より延出さ
れ、FPC92の挿入方向と垂直方向に実装端子89が
形成されている。また、接続端子86と対向して出入可
能に保持されたロック部品88のFPC押圧面90との
間がFPC92の挿入部96の挿入穴91となる。尚、
ロック部品88はハウジング87に押し込むことにより
FPC92(挿入部96)をロックし、ハウジング87
から引き出すことによりロック状態が解除される。
3と補強板94等により構成されており、基板93には
コネクタ85に接続する接続部95が形成されている。
その接続部95にはコネクタ85に挿入する挿入部96
と、挿入部96の両側に位置決め用のガイド部97が形
成されている。ガイド部97の先端部98と挿入部96
の先端部84までの寸法L7は、挿入部96を挿入穴9
1に所定の位置まで挿入したときに、ガイド部95の先
端面98がコネクタ85の実装面に丁度当接する長さに
形成されている。
れている面の背面には、コネクタ85に挿入し易いよう
に、接続部95と同じ形状の補強板94が貼り付けられ
ている。補強板94には薄い樹脂板が用いられ、接続部
95より大きめに貼り付けた後に、基板93と一緒に金
型により所定の形状(接続部95)に打ち抜き形成され
るので、挿入部96の先端部84から位置決め用のガイ
ド部97の先端面98までの寸法L7には、ばらつきが
なく一定の寸法に管理することができる。
図16を用いて説明する。
には、先ず、コネクタ85のロック部品88をロック解
除状態にする。次に、接続部95の補強板94側をロッ
ク部品88側にして、挿入部96を挿入穴91に所定の
位置まで挿入する。挿入部96を所定の位置(両側の位
置決め用のガイド部97の先端面98がコネクタ85の
実装面Fに当接するまで)まで挿入したら両側のガイド
部97の先端面98が、コネクタ85の実装面Fに当接
しているかを目視により確認する。もし、両側のガイド
部97の先端面98が当接していない場合には挿入部9
6の挿入状態を修正する。そして、両側の先端面98が
当接しておれば、ロック部品88をハウジング87に押
し込み挿入部96をロックする。これによりロック部品
88のFPC押圧面90でFPC92の接続端子99を
ハウジング87の接続端子86に圧着させて、FPC9
2とコネクタ85とを接続する。
形態に係るFPC92とコネクタ85の接続構造によれ
ば、FPC92の挿入部96の両側の位置決め用のガイ
ド部97の先端面98とコネクタ85の実装面Fとの当
接状態により、FPC92とコネクタ85の接続状態を
容易に確認することができるので、挿入部96を所定の
位置に正確にしかも容易にロックすることができる。
PCとコネクタとが確実にしかも容易に接続できる接続
構造を提供することができる。
基板の接続部を示す図である。
る。
ネクタの接続状態を示す図である。
基板の接続部を示す図である。
ネクタの接続状態を示す図である。
基板の接続部を示す図である。
ネクタの接続状態を示す図である。
続部の別の形状を示す図である。
す概略図である。
ル基板の接続部を示す図である。
コネクタの接続状態を示す図である。
ル基板の接続部を示す図である。
コネクタの接続状態を示す図である。
タを示す概略図である。
ル基板の接続部を示す図である。
コネクタの接続状態を示す図である。
状態を示す図である。
(フレキシブル基板) 11,31,41,68,78,95・・接続部 12,32,44,69,79,96・・挿入部 13,21,34,49,58,71,81,86,9
9・・接続端子 14,33,45,70,97・・ガイド部 15,35・・位置確認部 16,37,48,74,82,84・・先端部 17,36,43,67,77,94・・補強板 18,38,42,66,76,93・・基板 20,55,85・・コネクタ 22,56,87・・ハウジング 23,57,88・・ロック部品 24,61,91・・挿入穴 25,59,89・・実装端子 26・・後端面 27,60,90・・FPC押圧面 28・・ストッパ面 46・・第1の位置確認部 47・・第2の位置確認部 51,73・・連結部 62・・突出部 72・・係合部 80・・当接部 98・・先端面
Claims (10)
- 【請求項1】 フレキシブル基板をコネクタに挿入し固
定するフレキシブル基板の接続構造において、 前記フレキシブル基板には、前記コネクタに挿入する挿
入部と、 前記挿入部が前記コネクタに正常に挿入された場合に該
コネクタの外周に当接する位置確認部とが形成されてい
ることを特徴とするフレキシブル基板の構造。 - 【請求項2】 複数の電気接続子が形成されたハウジン
グと、 前記電気接続子と対向する位置に出入可能に保持され前
記電気接続子に接続するフレキシブル基板を圧着固定す
るロック部品と、 前記電気接続子と前記ロック部品の圧着面とにより構成
される基板嵌挿部とからなるコネクタと、フレキシブル
基板とを接続するフレキシブル基板の接続構造におい
て、 前記フレキシブル基板は、フイルム状で前記電気接続子
に接続する接続端子が形成され前記基板嵌挿部に挿入す
る挿入部と、 前記挿入部の両側に該挿入部と同じ方向に延在するガイ
ド部と、 前記ガイド部の内側に切り込まれ、前記挿入部の挿入深
さを確認する位置確認部とからなり、 前記位置確認部は、前記基板嵌挿部に正常に挿入された
前記挿入部の先端面とロック解除され終端部に位置する
前記ロック部品の後端面とが一致するような位置に形成
されていることを特徴とするフレキシブル基板の構造。 - 【請求項3】 前記位置確認部は、前記基板嵌挿部に正
常に挿入された前記挿入部の先端面と、ロックされた前
記ロック部品の鍔の前端面とが一致するような位置に形
成されていることを特徴とする請求項2記載のフレキシ
ブル基板の構造。 - 【請求項4】 前記位置確認部は、前記基板嵌挿部に正
常に挿入された前記挿入部の先端面と、ロック解除され
終端部に位置する前記ロック部品の後端面と、ロックさ
れた前記ロック部品の鍔の前端面とが一致するような2
箇所の位置に形成されていることを特徴とする請求項2
記載のフレキシブル基板の構造。 - 【請求項5】 前記両側のガイド部は、前記コネクタの
後端部を囲うように連結されていることを特徴とする請
求項2、請求項3または請求項4記載のフレキシブル基
板の構造。 - 【請求項6】 前記挿入部の両側には、前記ロック部品
を押し込むロック部品押圧部が形成されており、 前記挿入部が前記基板嵌挿部に挿入されると同時に前記
ロック部品が押し込まれ、該挿入部が所定の位置まで挿
入された時に該ロック部品により固定されることを特徴
とする請求項2記載のフレキシブル基板の構造。 - 【請求項7】 前記フレキシブル基板の前記接続端子形
成面の背面側には、樹脂板を用いた補強板が接着されて
いることを特徴とする請求項2乃至請求項6記載のフレ
キシブル基板の構造。 - 【請求項8】 フレキシブル基板をコネクタに挿入し固
定するフレキシブル基板の接続構造において、 前記コネクタの外周には、前記フレキシブル基板が正常
に挿入された場合に、該フレキシブル基板と当接する位
置確認部が形成されていることを特徴とするコネクタの
構造。 - 【請求項9】 フレキシブル基板を他の基板に設けてい
るコネクタに挿入し固定するフレキシブル基板の接続構
造において、 前記フレキシブル基板は、前記コネクタに挿入する挿入
部と、 前記挿入部の挿入具合を確認するための位置確認部から
なり、 前記コネクタは、前記フレキシブル基板の挿入部が正常
に挿入されると、前記位置確認部が前記基板に当接する
位置に挿入口が設けられていることを特徴とするフレキ
シブル基板の接続構造。 - 【請求項10】 フレキシブル基板をコネクタに挿入し
固定するフレキシブル基板の接続構造において、 前記フレキシブル基板は、前記コネクタに挿入する挿入
部と、 前記コネクタの後端部と少なくとも前記挿入部を該コネ
クタから引き抜く際に係合する係合部とが形成されてい
ることを特徴とするフレキシブル基板の構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000313920A JP4219545B2 (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | フレキシブル基板の構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2002124347A true JP2002124347A (ja) | 2002-04-26 |
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ID=18793254
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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- 2000-10-13 JP JP2000313920A patent/JP4219545B2/ja not_active Expired - Lifetime
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