JP3700962B2 - フロントフォーク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車の前輪と車体との間に介装して路面からの振動を吸収する緩衝器とフォークを兼ねたフロントフォークに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のフロントフォークとしては、例えば、図2および図3に示すものが開発されている。
【0003】
図2のフロントフォークは、アウターチューブ1内にインナーチューブ2が摺動自在に挿入され、アウターチューブ1の底部中央にダンパーシリンダ3を起立させ、ダンパーシリンダ3内にピストン4を介してピストンロッド5が移動自在に挿入され、更にアウターチューブ1の底部にダンパーシリンダ3に沿う円筒状の油孔桿6を起立し、インナーチューブ2の下部内側にチェック弁7を上下移動自在に挿入し、圧縮作動時にインナーチューブ2が下降してチェック弁7が油孔桿6の外周に嵌合した時、両者の間を流出する油の流動抵抗でオイルロックを効かせ、伸長作動時にはチェック弁7を開弁してインナーチューブ2の下方へ油を供給する。
【0004】
また、図3に示すフロントフォークは、アウターチューブ1内にインナーチューブ2を摺動自在に挿入し、アウターチューブ1の底部中央にダンパーシリンダ3を起立し、ダンパーシリンダ3内にピストン4を介してピストンロッド5を移動自在に挿入し、更にアウターチューブ1の底部にダンパーシリンダ3に沿う円筒状のクッションラバー8を起立させ、又、インナーチューブ1の下端にクッションラバー8に対向するラバー8 A 設け、圧縮作動時にインナーチューブ2が下降して下端のラバー8 Aがクッションラバー8に弾性的に当接してクッションを効かせることにより急激な底付きを防止するようにしたものである
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の二つのフロントフォークでは、機能上特に欠陥があるわけではないが、次のような不具合の改善が望まれている。
【0006】
図2のフロントフォークでは、油孔桿6とチェック弁7とで圧縮作動時にオイルロックを効かせるものであるため、インナーチューブ2の圧縮方向の下降速度が高速のときには流動抵抗が大きくオイルロックが効きやすい反面、インナーチューブ2の下降速度が遅いときにはチェック弁7と油孔桿6との嵌合隙間を通過する時間当りの流量が少ないため流動抵抗が小さくオイルロックの効きが弱く、インナーチューブ2の下端がアウターチューブ1の底部に当り、ショックが発生するおそれがある。
【0007】
そこで、インナーチューブ2の下降速度の低速時にも十分なショックの吸収が行なえるようにするには油孔桿6の基本長を長くしてオイルロック作用のストローク域を増大させれば良いが、逆に、この場合には高速時にオイルロック作用が早く効き過ぎる不具合がある。
【0008】
他方、図3に示すフロントフォークでは、クッションラバー8で最圧縮時の衝撃を緩和するものであるため、インナーチューブの下降速度が高速の時には急激な衝撃を吸収するためにクッションラバー8の体積を大きくして反発力を大きくする必要がある。
【0009】
しかるにクッションラバー8の体積が大きいと逆に最圧縮状態から伸長作動に移行する時クッションラバー8の大きな反発力がインナーチューブ2に作用するため自動二輪車に対する乗心地が悪くなる不具合がある。
【0010】
更にクッションラバー8が大きいと底付きが発生するような大きな入力以外の圧縮ストローク域でもインナーチューブ2がクッションラバー8に当ってしまい余分な作用が発生し、やはり車両に対する乗心地が悪くなる。
【0011】
そこで、本発明の目的は、圧縮作動時においてインナーチューブの下降速度に関係なく所定のストローク域で所定のクッションを効せることができ、又、最圧縮時から伸長作動に切換わるときでも大きな反発力がインナーチューブに作用せず、自動二輪車に対する乗心地を常に良くするフロントフォークを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の一つの手段は、アウターチューブ内にインナーチューブを摺動自在に挿入し、アウターチューブの底部中央にダンパーシリンダを起立させ、ダンパーシリンダ内にピストンを介してピストンロッドを移動自在に挿入し、ピストンロッドの上端をインナーチューブに結合しているフロントフォークに於て、ダンパーシリンダの下部外側に当該ダンパーシリンダに沿う油孔桿と油孔桿より短いクッションラバーを並列に起立させ、更に油孔桿の外周に鍔を設けると共にクッションラバーの基端に上記鍔に係止されるワッシャを設け、最圧縮近傍でインナーチューブを油孔桿外周に嵌合させ、最圧縮時にインナーチューブの下端をクッションラバーに弾性的に当接させるようにしたフロントフォーク。
【0013】
この場合、 クッションラバーの上部に一つ又は複数の切欠きを設けているのが好ましい
【0014】
更に、本発明の他の手段は、 アウターチューブ内にインナーチューブを 摺動自在に挿入し、アウターチューブの底部中央にダンパーシリンダを起立させ、ダンパーシリンダ内にピストンを介してピストンロッドを移動自在に挿入し、ピストンロッドの上端をインナーチューブに結合しているフロントフォークに於て、ダンパーシリンダの下部外側に当該ダンパーシリンダに沿う油孔桿と油孔桿より短いクッションラバーを並列に起立させ、更にクッションラバーの上部に一つ又は複数の切欠きを設け、最圧縮近傍でインナーチューブを油孔桿外周に嵌合させ、最圧縮時にインナーチューブの下端をクッションラバーに弾性的に当接させるようにしたことを特徴とするものである
【0015】
同じく、本発明の更に別の手段は、アウターチューブ内にインナーチューブを摺動自在に挿入し、アウターチューブの底部中央にダンパーシリンダを起立させ、ダンパーシリンダ内にピストンを介してピストンロッドを移動自在に挿入し、ピストンロッドの上端をインナーチューブに結合しているフロントフォークに於て、ダンパーシリンダの下部外側にダンパーシリンダに沿う油孔桿と油孔桿より短いクッションラバーを並列に起立させ、ダンパーシリンダ内の油室とダンパーシリンダ外のリザーバとをアウターチューブに形成した通路と油孔桿の内側に設けた通路とを介して連通し、アウターチューブ側の通路の途中に減衰力調整弁を設け、上記クッションラバー上記ダンパーシリンダ外のリザーバと減衰力調整弁とを液密に隔離し、最圧縮近傍でインナーチューブを油孔桿外周に嵌合させ、最圧縮時にインナーチューブの下端をクッションラバーに弾性的に当接させるようにしたことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1にもとづいて説明するが、図1のフロントフォークは、アウターチューブ1の底部にダンパーシリンダ3に沿う油孔桿10とクッションラバー11とを並列に設けたものであり、その他の構造,作用,効果は、図2,図3の従来技術と実質的に同じものである。
【0017】
即ち、図1に示す本発明のフロントフォークは、アウターチューブ1内にインナーチューブ2を摺動自在に挿入し、アウターチューブ1の底部中央にダンパーシリンダ3を起立させ、ダンパーシリンダ3内にピストン4を介してピストンロッド5を移動自在に挿入し、ピストンロッド5の上端をインナーチューブ2に結合している。
【0018】
更にインナーチューブ2の下部内周にチェック弁9を上下移動自在に配設し、アウターチューブ1の底部たるボトム部1 a 上においてダンパーシリンダ3の下部外側にダンパーシリンダ3に沿う油孔桿10とこの油孔桿10より軸方向の長さを短くしたクッションラバー11を並列に起立させ、最圧縮近傍でチェック弁9を介してインナーチューブ2を油孔桿10の外周に嵌合し、最圧縮時にインナーチューブ2の下端がクッションラバー11に弾性的に当接するようにしたものである。
【0019】
更に詳しく述べると、ダンパーシリンダ3内にはピストン4を介して上下二つの油室A,Bが区画され、二つの油室A,Bはピストン4に設けた通路と減衰バルブを介して連通している。
【0020】
ダンパーシリンダ3とアウターチューブ1との間にはリザーバCが区画されており、下部油室Bはダンパーシリンダ3の下部に設けた通孔12を介して連通している。
【0021】
ダンパーシリンダ3の下部内にはバルブハウジング13がねじを介して結合され、更にバルブハウジング13はボルト14を介してアウターチューブ1の下部に一体に設けたボトム部1aに引張り込まれて取付けられている。
【0022】
バルブハウジング13の上部には隔壁部材15が取付けられており、この隔壁部材15はダンパーシリンダ3内に上記下部油室Bと下方の油室Dを区画し、下方の油室Dが上記通孔12と油孔桿10内周の通路16を介してリザーバCに連通している。
【0023】
隔壁部材15には伸・圧二つの通孔17,18を設け、伸側通孔17の上部出口にはチェック弁19が開閉自在に設けられ、圧側通孔18の下部出口には圧側リーフバルブ20が開閉自在に設けられている。
【0024】
バルブハウジング13の中央には下部油室Bに開口する通路21が形成され、ボトム部1aには横方向の通路23が形成され、ボルト14の中央には上記二つの通路21,23を連通する通路22が形成され、油孔桿10の基端には上記通路23を通路16とリザーバCに導く切欠き24が形成されている。
【0025】
従って、下部油室BとリザーバCとは、通路21−通路22−通路23−切欠き24−通路16のルートを介して圧側リリーフバルブ20を迂回しながら連通している。
【0026】
ボトム部1aの横方向には圧側減衰力調整弁たるニードル弁25を移動自在に設け、このニードル弁25は上記アウターチューブ1のボトム1aに設けた通路23の開口面積を調整して圧側減衰力を調整するようになっている。
【0027】
アウターチューブ1の底部たるボトム1aの上面上には油孔桿10とクッションラバー11が並列に起立している。
【0028】
油孔桿10は、内周側に円板状の支持板10aを設け、外周側下部に板状の鍔26を設け、油孔桿10の下端と支持板10aはバルブハウジング13のフランジ部とボトム1aとで挾持されて上方に抜けないようにしている。支持板10aには上部切欠き24が形成されている。
【0029】
クッションラバー11は、油孔桿10より短かく成形されており、このクッションラバー11の上部には一つ又は複数の切欠き11aが形成され、又、その基端には板状のワッシャ27が一体に鋳込まれており、このワッシャ27とワッシャ27を包み込むラバー部がボトム1aと上記鍔26とで挾持されてクッションラバー11自体が上方に抜けないようにしている。
【0030】
クッションラバー11のラバー部は、ボトム部1aの上面と油孔桿10の外面とに弾性的に当接しており、これによりボトム1aと油孔桿10との間をシールし、圧縮作動時にインナーチューブ2が下降してチェック弁9が油孔桿10の外周に嵌合した時に発生したオイルロック圧がニードル弁25側の油路に洩れて圧力が抜けるのを防止している。
【0031】
インナーチューブ2の下端はクッションラバー11に対向しており、インナーチューブ2に設けたチェック弁9の内側が油孔桿10と対向している。
【0032】
伸長作動時にはピストン4が上昇し、上部油室Aの油がピストン4に設けた通孔と減衰バルブを介して下部油室Bに流出し、この時、減衰バルブで伸側の減衰力を発生する。
【0033】
ピストンロッド5の排出体積分の油はリザーバCより通孔12、チェックバルブ19を介して下部油室Bに導入される。
【0034】
他方、圧縮作動時にはピストン4が下降し、下部油室Bの一部の油はピストン4に設けた通孔を介して上部油室Aに供給され、一部のピストンロッド侵入体積分の油が圧側リーフバルブ20とニードル弁25を介してリザーバCに排出されて、この際圧側リーフバルブ20とニードル弁25による合成の圧側減衰力が発生する。
【0035】
即ち、ピストン下降速度が小さいとき、下部油室Bの油が通路21−通路22−通路23−ニードル弁25−切欠き24−通路16のルートを介してリザーバCに流出し、ピストン速度が高くなると、一部の油が圧側通孔18−圧側リーフバルブ20−下方油室D−通孔12−通路16のルートを介してリザーバCに排出される。
【0036】
最圧縮時近傍ではインナーチューブ2のチェック弁9が油孔桿10の外周に嵌合し、両者の間から流出する油の流動抵抗でクッションが効き、最圧縮時にはインナーチューブ2の下端がクッションラバー11の上部に弾性的に当接してクッションを効かせ、これによりインナーチューブ2が急激にボトム1a上に底付きするのを防止する。
【0037】
この際、インナーチューブ2とピストン4下降速度が高速の時には油孔桿10とチェック弁9との間の流動抵抗が大きいために油孔桿10によって充分なクッションを効かせることができる。他方インナーチューブ2とピストン4下降速度が低速の時には油孔桿10で充分なクッションを効かせることができないが、この場合にはクッションラバー11が急激な底付きを防止するようにクッションを効かせることができる。
【0038】
クッションラバー11の切欠き11aはチェック弁9が油孔桿10に嵌合してオイルロックを効かせるとき、クッションラバー11の内側と外側との間に油の流れを許容して圧力をバランスさせる。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、次の効果が得られる。
【0040】
(1)各請求項の発明によれば、ダンパーシリンダの下部外側に油孔桿とクッションラバーを並列に起立させたので、圧縮作動時にインナーチューブ側のチェック弁と油孔桿の外周との間の隙間を流れる油の流動抵抗でオイルロック圧を発生し、最圧縮時にクッションラバーにインナーチューブの下端が弾性的に当接してクッションを効かせるので、底付きによるショックの発生を防止でき、フロントフォークを取付けた自動二輪車等の車両の乗心地が向上する。
【0041】
▲2▼同じく、インナーチューブとピストンの下降速度が早いときは油孔桿によるオイルロック圧でクッションを効かせるのでインナーチューブが急激にクッションラバーに衝突することが無く、従ってクッションラバーの体積を大きくする必要がない。逆にインナーチューブとピストンの下降速度が遅いときには油孔桿によるオイルロック圧が充分に発生しなくてもインナーチューブが弾性的にクッションラバーに当接してクッションラバーがショックの発生を防止できる。
【0042】
▲3▼同じく、上記のように油孔桿とクッションラバーとで同時に又は選択的にクッションを効かせて急激な底付きを防止できるから、油孔桿を短かくでき、クッションラバーの体積を小さくできるから、最圧縮近傍以外の圧縮ストローク域でオイルロック圧が発生したり、クッションラバーにインナーチューブの下端が当接するようなことが無く、従って余分な作用が発生せず、車両の乗心地を悪くするのを防止できる。
【0043】
(4)請求項1の発明によれば、クッションラバーが油孔桿側の鍔とクッションラバーのワッシャで押え込まれているからクッションラバーのガタの発生や抜けが防止できる。
【0044】
(5)請求項2、3の発明によれば、クッションラバーの上部に切欠きを設けているから、油孔桿によるオイルロック圧発生時にクッションラバーの内外に切欠きを介して圧力をバランスさせることができる。
【0045】
(6)請求項4の発明によれば、クッションラバー減衰力調整弁とリザーバとを油密に隔離しているから、油の洩れによる圧力の抜けを防止でき、オイルロック圧を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態によるフロントフォークの一部切欠き縦断正面図である。
【図2】従来のフロントフォークの一部切欠き縦断正面図である。
【図3】従来のフロントフォークの一部切欠き縦断正面図である。
【符号の説明】
1 アウターチューブ
2 インナーチューブ
3 ダンパーシリンダ
4 ピストン
5 ピストンロッド
9 チェック弁
10 油孔桿
11 クッションラバー
11a 切欠き
26 鍔
27 ワッシャ

Claims (4)

  1. アウターチューブ内にインナーチューブを摺動自在に挿入し、アウターチューブの底部中央にダンパーシリンダを起立させ、ダンパーシリンダ内にピストンを介してピストンロッドを移動自在に挿入し、ピストンロッドの上端をインナーチューブに結合しているフロントフォークに於て、ダンパーシリンダの下部外側に当該ダンパーシリンダに沿う油孔桿と油孔桿より短いクッションラバーを並列に起立させ、更に油孔桿の外周に鍔を設けると共にクッションラバーの基端に上記鍔に係止されるワッシャを設け、最圧縮近傍でインナーチューブを油孔桿外周に嵌合させ、最圧縮時にインナーチューブの下端をクッションラバーに弾性的に当接させるようにしたフロントフォーク。
  2. クッションラバーの上部に一つ又は複数の切欠きを設けている請求項1のフロントフォーク。
  3. アウターチューブ内にインナーチューブを摺動自在に挿入し、アウターチューブの底部中央にダンパーシリンダを起立させ、ダンパーシリンダ内にピストンを介してピストンロッドを移動自在に挿入し、ピストンロッドの上端をインナーチューブに結合しているフロントフォークに於て、ダンパーシリンダの下部外側に当該ダンパーシリンダに沿う油孔桿と油孔桿より短いクッションラバーを並列に起立させ、更にクッションラバーの上部に一つ又は複数の切欠きを設け、最圧縮近傍でインナーチューブを油孔桿外周に嵌合させ、最圧縮時にインナーチューブの下端をクッションラバーに弾性的に当接させるようにしたフロントフォーク。
  4. アウターチューブ内にインナーチューブを摺動自在に挿入し、アウターチューブの底部中央にダンパーシリンダを起立させ、ダンパーシリンダ内にピストンを介してピストンロッドを移動自在に挿入し、ピストンロッドの上端をインナーチューブに結合しているフロントフォークに於て、ダンパーシリンダの下部外側にダンパーシリンダに沿う油孔桿と油孔桿より短いクッションラバーを並列に起立させ、ダンパーシリンダ内の油室とダンパーシリンダ外のリザーバとをアウターチューブに形成した通路と油孔桿の内側に設けた通路とを介して連通し、アウターチューブ側の通路の途中に減衰力調整弁を設け、上記クッションラバー上記ダンパーシリンダ外のリザーバと減衰力調整弁とを液密に隔離し、最圧縮近傍でインナーチューブを油孔桿外周に嵌合させ、最圧縮時にインナーチューブの下端をクッションラバーに弾性的に当接させるようにしたフロントフォーク。
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