JP3700515B2 - 熱可塑性エラストマー組成物 - Google Patents

熱可塑性エラストマー組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP3700515B2
JP3700515B2 JP2000030068A JP2000030068A JP3700515B2 JP 3700515 B2 JP3700515 B2 JP 3700515B2 JP 2000030068 A JP2000030068 A JP 2000030068A JP 2000030068 A JP2000030068 A JP 2000030068A JP 3700515 B2 JP3700515 B2 JP 3700515B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
component
copolymer
thermoplastic elastomer
propylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000030068A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001220513A (ja
Inventor
学治 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP2000030068A priority Critical patent/JP3700515B2/ja
Publication of JP2001220513A publication Critical patent/JP2001220513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3700515B2 publication Critical patent/JP3700515B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は熱可塑性エラストマー組成物に関し、特に柔軟性、機械的強度、熱融着強度および成形加工性に優れ、かつ軟化剤のブリードの少ない熱可塑性エラストマー組成物に関するものである。この組成物は食品用途、衣料・履物等の日用雑貨用途、玩具・運動用具用途、デスクマットなどの文具用途、自動車内外装用途、土木シート、防水シートなどの土木・建築用途、AV・家電機器用途、OA・事務機器用途、テキスタイル用途、各種カテーテル、ガスケット、キャップ類等の医療用機器用途、紙オムツ・生理用品等の衛生用品、化学・鉱工業用資材、包装輸送用資材、農・畜・水産資材等の広い分野で利用可能である。
【0002】
【従来の技術】
近年、ゴム的な軟質材料であって加硫工程を必要とせず、熱可塑性樹脂と同様な成形加工性を有する熱可塑性エラストマーが、自動車部品、家電部品、電線被覆、医療用部品、雑貨、履物等の分野で広く用いられている。
このような熱可塑性エラストマーの中で、ビニル芳香族化合物−共役ジエン化合物ブロック共重合体の水素添加物(以下「水添ブロック共重合体」と略記する)を用いたエラストマー組成物に関し、いくつかの提案がなされている。例えば特願昭50−14742号公報、特開昭52−65551号公報、特開昭58−206644号公報には、水添ブロック共重合体に炭化水素油及びオレフィン系重合体を配合したエラストマー状組成物が開示されている。
【0003】
更に、特開平11−21543号公報には、結晶性プロピレン系重合体部と、非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部とからなるプロピレン系ブロック共重合体を用い、特定の水添ブロック共重合体および鉱物油系ゴム用軟化剤を配合した熱可塑性エラストマー組成物が柔軟で強度、異形押出成形性に優れ、熱融着性が改良される旨の提案がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記の従来技術により得られる熱可塑性エラストマー組成物を更に改良し、その優れた柔軟性、成形性等の物性を損なうことなく、機械的強度や熱融着強度に優れるとともに、ヘーズ(曇価)が70%以下のように半透明性で、かつ軟化剤のブリードの少ない熱可塑性エラストマー組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記の課題を解決するために種々の研究を重ねた結果、特定のビニル芳香族炭化水素ブロックと共役ジエンブロックとからなる水添ブロック共重合体と炭化水素系ゴム用軟化剤とに、特定のプロピレン系ブロック共重合体及び特定のエチレン−α−オレフィン共重合体を配合してなる組成物が、柔軟性、機械的強度、耐候性、成形性に優れ、半透明で、軟化剤のブリードも少なく、かつ熱融着強度が優れていることを見出して、本発明を完成するに至ったものである。
【0006】
すなわち、本発明の要旨は、下記の成分(イ)、(ロ)、(ハ)及び(ニ)の四成分を含有する熱可塑性エラストマー組成物、に存している。
(イ)一般式 A−(B−A)n又は(A−B)nで表される、重量平均分子量が10万〜45万のブロック共重合体の水素添加物 :20〜80重量%
(但し、式中Aはビニル芳香族炭化水素単位からなる重合体ブロック、Bは共役ジエン単位からなる重合体ブロックであり、nは1〜5の整数である)
(ロ)炭化水素系ゴム用軟化剤 :80〜20重量%
(但し、(イ)成分と(ロ)成分の合計量を100重量%とし、かつ以下の(ハ)成分、(ニ)成分の含有量は、(イ)成分と(ロ)成分の合計量を100重量部とした場合の値を示す)
(ハ)結晶性プロピレン系重合体部と、非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部とからなり、かつ全共重合体中の前記非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部の割合が30〜90重量%のプロピレン系ブロック共重合体:10〜300重量部
(ニ)示差走査熱量計(DSC)による最大融解ピーク温度が135℃以下のエチレン−α−オレフィン共重合体 :10〜200重量部
本発明の他の要旨は、(イ)成分のブロック共重合体がスチレン−ブタジエンブロック共重合体、スチレン−イソプレンブロック共重合体及びスチレン−ブタジエン/イソプレンブロック共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1種のブロック共重合体である前記の熱可塑性エラストマー組成物及び(ハ)成分中の非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部のプロピレン含有量が5〜90重量%である前記の熱可塑性エラストマー組成物にも存しており、また本発明の別の要旨は、(ニ)成分のエチレン−α−オレフィン共重合体を構成するα−オレフィンの炭素原子数が4〜20である上記の熱可塑性エラストマー組成物及び(ニ)成分のエチレン−α−オレフィン共重合体のDSCによる最大融解ピーク温度が95℃以下であり、かつエチレン−α−オレフィン共重合体を構成するα−オレフィンがブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1からなる群から選ばれる少なくとも1種のα−オレフィンである上記の熱可塑性エラストマー組成物にも存している。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を詳細に説明する。
本発明の組成物において(イ)成分として用いられる水添ブロック共重合体は、一般式 A−(B−A)n又は(A−B)nで表される、重量平均分子量が10万〜45万のブロック共重合体の水素添加物(但し、式中Aはビニル芳香族炭化水素単位からなる重合体ブロック、Bは共役ジエン単位からなる重合体ブロックであり、nは1〜5の整数である)である。
【0008】
この(イ)成分の水添ブロック共重合体の重量平均分子量は、10万〜45万の範囲内にあることが必要である。より好ましい重量平均分子量は15万〜40万、更に好ましくは20万〜35万である。重量平均分子量が10万未満では、得られる熱可塑性エラストマー組成物の機械的強度、熱融着強度が劣り、45万を超えると溶融時の粘度が高くなって成形加工性が劣る。
【0009】
なお、本発明で言う「重量平均分子量」は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により次の条件で測定したポリスチレン換算の重量平均分子量である。
このブロック共重合体の式(1)、(2)におけるnの値は1〜5の整数である。nが5を超えるようなものは製造が煩雑となり経済的でなく、かつ5を超えることによる効果の顕著な向上は得られない。なお、nが1未満ではブロック共重合体にはならない。
【0010】
この重合体ブロック(A)を構成する単量体のビニル芳香族炭化水素としては、スチレン、α−メチルスチレン、o−,m−及びp−メチルスチレン、1,3−ジメチルスチレン、ビニルナフタレン、ビニルアントラセン等が挙げられ、中でもスチレン、α−メチルスチレンが好ましく用いられる。
重合体ブロック(B)を構成する共役ジエン単量体としてはブタジエン又はイソプレンが好ましく、また両者の混合物でもよい。重合体ブロック(B)がブタジエンのみから構成される場合には、このブロックのミクロ構造中の1,2−付加構造が20〜50%であるものが水素添加後のエラストマーとしての性質を保持する上で好ましい。より好ましい1,2−付加構造の割合は35〜45%である。
【0011】
また、水添ブロック共重合体の分子構造は、直鎖状、分岐状、放射状あるいはこれらの任意の組合せのいずれであってもよい。
重合体ブロック(A)の前記共重合体中に占める割合は10〜50重量%、好ましくは15〜45重量%、更に好ましくは20〜40重量%である。重合体ブロック(A)が10重量%未満の場合には、得られる熱可塑性エラストマーの機械的強度、耐熱性が劣る傾向となり、一方、重合体ブロック(A)の含有量が50重量%を超える場合には、柔軟性およびゴム弾性に劣るとともに(ロ)成分の軟化剤のブリードが悪化しやすくなる。
【0012】
本発明に用いるブロック共重合体の製造方法としては、上記の構造・物性が得られるものであればどのような製造方法を用いてもよい。例えば、特公昭40−23798号公報に記載された方法により、リチウム触媒等を用いて不活性溶媒中でブロック重合を行うことによって得ることができる。
また、これらのブロック共重合体の水素添加処理は、例えば特公昭42−8704号公報、特公昭43−6636号公報、あるいは特開昭59−133203号公報および特開昭60−79005号公報に記載された方法により、不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下で行うことができる。この水素添加処理においては、重合体ブロック(B)中のオレフィン性二重結合の少なくとも50%、好ましくは80%以上が水素添加され、かつ重合体ブロック(A)中の芳香族不飽和結合の25%以下のみが水素添加されるようにして行うのが好ましい。
【0013】
このような水素添加されたブロック共重合体の市販品としては、「KRATON−G」(シェル・ケミカル社)、「セプトン」(株式会社クラレ)、「タフテック」(旭化成株式会社)等の商品が例示できる。
本発明で(ロ)成分として用いられる炭化水素系ゴム用軟化剤としては、パラフィン系、ナフテン系、芳香族系の鉱物油系炭化水素、及び低分子量ポリブテン、低分子量ポリブタジエン等の合成樹脂系炭化水素等が挙げられるが、中でも鉱物油系炭化水素が好ましく、重量平均分子量で300〜2,000、特には500〜1,500の分子量のものが好ましい。
【0014】
鉱物油系軟化剤は、一般に芳香族炭化水素、ナフテン系炭化水素、及びパラフィン系炭化水素の混合物で、パラフィン系炭化水素の炭素原子数が全炭素原子中の50%以上を占めるものがパラフィン系オイルと呼ばれ、一方、ナフテン系炭化水素の炭素原子数が30〜45%のものがナフテン系オイルと、芳香族系炭化水素の炭素原子数が35%以上のもの芳香族系オイルと呼ばれている。これらの中で本発明に用いる炭化水素系ゴム用軟化剤としてはパラフィン系オイルが好ましい。
【0015】
本発明に用いる炭化水素系ゴム用軟化剤としては、40℃動粘度が20〜800cst(センチストークス)、好ましくは50〜600cst、流動度が0〜−40℃、好ましくは0〜−30℃、及び引火点(COC法)が200〜400℃、好ましくは250〜350℃のものが好適である。
本発明で(ハ)成分として用いられるプロピレン系ブロック共重合体は、結晶性プロピレン系重合体部と、非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部から構成される。結晶性プロピレン系重合体としては、プロピレンの単独重合体又はプロピレンと他の少量のα−オレフィンとのランダム共重合体などが例示できる。一方、非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体としては、プロピレンと他のα−オレフィンとの非結晶性ランダム共重合体が挙げられる。
【0016】
上記の他のα−オレフィンとしては、炭素原子数2又は4〜12のものが好ましく、具体例としては、エチレン、1−ブテン、3−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、4,4−ジメチル−1−ペンテン、ビニルシクロペンタン、ビニルシクロヘキサン等が挙げられる。これらのα−オレフィンは1種類を用いても、2種類以上を混合して用いてもよい。
【0017】
また、このα−オレフィンに加えて1,4−ヘキサジエン、5−メチル−1,5−ヘキサジエン、1,4−オクタジエン、シクロヘキサジエン、シクロオクタジエン、ジシクロペンタジエン、5−メチレン−2−ノルボルネン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−ブチリデン−2−ノルボルネン、5−イソプロペニル−2−ノルボルネン等の非共役ジエンを共重合した三元又は四元以上の共重合体も使用することができる。
【0018】
また、プロピレン系ブロック共重合体中に占める非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部の割合は30〜90重量%であることが必要である。より好ましい割合は、40〜80重量%である。非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部の割合が30重量%未満では製品の柔軟性が劣るとともに熱融着強度も悪化する。また、90重量%を超える場合には成形性が悪化する。
【0019】
なお本発明でいう非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部の割合は、プロピレン系ブロック共重合体1gを油浴中のキシレン300ミリリットルに入れ、キシレンの沸点である140℃にて攪拌下で溶解し、1時間経過後、攪拌を続けながら1時間以内に100℃まで降温し急冷用油浴槽に移して攪拌下に23±2℃まで急冷して重合体を析出させ、20分間以上放置して得られる析出物を濾紙で自然濾過し、濾液をエバポレーターを用いて蒸発乾固し、更に120℃で2時間減圧乾燥した後、常温まで放冷してその重量を測定することにより求めることができる。
【0020】
更に、本発明に用いるプロピレン系ブロック共重合体としては非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部のプロピレン含量(以下「Fp」と略記することがある)が5〜90重量%であることが好ましく、10〜85重量%であることがより好ましい。なお、非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部のFpは、上記の非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部の割合を測定する際に得られるキシレン可溶分の重合体について、赤外分光法により求めた。
【0021】
更に、本発明の(C)成分として用いるプロピレン系ブロック共重合体としては、示差走査熱量計(以下「DSC」と記す)を用いて測定される主吸熱ピーク温度(以下「Tmp」と記す)が120〜170℃であることが望ましい。Tmpが120℃未満では得られる熱可塑性エラストマーにベタツキが生じやすくなるとともに耐熱性が劣る傾向となる。一方、Tmpが170℃を超えると組成によっては熱融着性が悪化する。なお、Tmpは、示差走査熱量計(DSC)を用いて、試料を250℃に昇温して融解した後、降温速度20℃/分で−30℃まで冷却して5分間保持した後、昇温速度20℃/分で250℃まで昇温したときに得られる吸熱ピーク曲線の主吸熱ピークを示す温度として求めることができる。
【0022】
本発明において使用するプロピレン系ブロック共重合体の製造方法は特に限定はされず、例えば、トリエチルアルミニウム等の有機アルミニウム化合物と、チタン原子、マグネシウム原子、ハロゲン原子、及びt−ブチル−メチル−ジエトキシシラン等の有機硅素化合物等の電子供与性化合物を必須とする固体成分とからなる触媒を用いて、第一段の重合でプロピレン、又はプロピレンと炭素原子数2〜12程度の他のα−オレフィンを供給して、前記触媒の存在下に、プロピレン単独重合体、又は、プロピレン−α−オレフィン共重合体からなる結晶性プロピレン系重合体ブロックを製造し、引き続き、第二段以降で、プロピレンと炭素原子数2〜12程度の他のα−オレフィンを供給して、前記触媒の存在下に、プロピレン−α−オレフィン共重合体からなる非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体ブロックを製造することによりなされる。
【0023】
なお重合は、回分式、連続式、半回分式のいずれによって行ってもよく、第一段の重合は気相又は溶液中、好ましくは気相中で実施し、また第二段以降の重合は気相中で実施するのが好ましい。
このプロピレン系ブロック共重合体のメルトフローレートは、JIS K7210に準拠して230℃、21.18N(2.16kg荷重)で測定した値として、0.01〜100g/10分であることが好ましく、0.1〜60g/10分であることが更に好ましい。メルトフローレートが前記の範囲未満では、熱可塑性エラストマー組成物の成形加工性が劣る傾向となり、一方、前記範囲を超過した場合は、十分な機械的強度を得ることが困難な傾向となる。
【0024】
本発明で(ニ)成分として用いられるエチレン−α−オレフィン共重合体はエチレンとα−オレフィンとを主成分とする共重合体である。エチレンと共重合されるα−オレフィンとしては、炭素原子数が4〜20、好ましくは4〜12のα−オレフィンから選ばれる1種又は2種以上の混合物が好適であり、直鎖のものも分岐鎖のものも使用できる。α−オレフィンの具体例としてはブテン−1、ヘキセン−1、4−メチルペンテン−1、オクテン−1、デセン−1等が挙げられ、特にブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1が好ましい。
【0025】
このエチレン−α−オレフィン共重合体の密度は0.86〜0.91g/cm3、好ましくは0.87〜0.905g/cm3、更に好ましくは0.875〜0.90g/cm3であるのが好適である。密度が0.86g/cm3未満では、得られる熱可塑性エラストマー組成物の強度が低下し熱融着強度の改良効果が得られ難く、また、密度が0.91g/cm3を超えると柔軟性が低下するので好ましくない。
【0026】
また、この(ニ)成分のエチレン−α−オレフィン共重合体としては、前記(ハ)成分と同様にして測定したメルトフローレート(MFR)が1〜40g/10分、好ましくは1.5〜30g/10分、更に好ましくは2〜20g/10分のものを使用するのが好適である。メルトフローレートが1g/10分未満では得られる熱可塑性エラストマー組成物からのブリードが問題となりやすく、また40g/10分を超えて高い場合は熱融着強度の改良効果が不十分となりやすい。
【0027】
このエチレン−α−オレフィン共重合体の示差走査熱量計(DSC)による最大融解ピーク温度は135℃以下、好ましくは115℃以下、更に好ましくは95℃以下である。このピーク温度が135℃を超えると、柔軟性が失われる傾向となるため好ましくない。なお、示差走査熱量計(DSC)による最大融解ピーク温度の測定は、試料を170℃に昇温して5分間保持し融解させた後、降温速度10℃/分で−10℃まで冷却して1分間保持し、昇温速度10℃/分で170℃まで昇温して測定したときに得られる吸熱ピーク曲線に基づいて行った。
【0028】
上記のエチレン−α−オレフィン共重合体は、例えば、気相流動床法、溶液法、スラリー法や高圧重合法等によって製造することができる。また、この重合に際しては、少量のジエン成分、例えば、ジクロロペンタジエン、エチリデンノルボルネン等を共重合させてもよい。重合触媒としては、ハロゲン化チタンの様なチタン化合物、バナジウム化合物、アルキルアルミニウム・マグネシウム錯体、アルキルアルコキシアルミニウム・マグネシウム錯体の様な有機アルミニウム・マグネシウム錯体や、アルキルアルミニウム或いはアルキルアルミニウムクロリド等の有機金属化合物との組み合わせによる、いわゆるチーグラー型触媒、又は国際公表公報WO 91/04257号明細書等に記載されているようなメタロセン触媒を挙げることができる。なお、このメタロセン触媒と称せられる触媒としては、アルモキサンを含まないものでもよいが、好ましくはメタロセン化合物とアルモキサンとを組み合わせた触媒(いわゆるカミンスキー系触媒)を用いるのがよい。
【0029】
本発明の熱可塑性エラストマーを構成する各成分の配合割合は、(イ)成分と(ロ)成分の合計量を100重量%として、(イ)成分が20〜80重量%、好ましくは25〜70重量%、更に好ましくは30〜60重量%である。(イ)成分の量が20重量%未満では、得られる熱可塑性エラストマーのゴム弾性が劣り、軟化剤のブリード性が悪化する。一方(イ)成分の量が80重量%を超えるものは柔軟性および成形加工性が劣る傾向となる。
【0030】
(ハ)成分の配合量は、(イ)成分と(ロ)成分との合計量を100重量部とした時に10〜300重量部、好ましくは12〜200重量部、更に好ましくは15〜100重量部である。この配合量が10重量部未満では得られる熱可塑性エラストマー組成物の成形加工性が劣り、300重量部を超えて配合した場合は、熱可塑性エラストマーの柔軟性が失われる傾向となる。
【0031】
(ニ)成分の配合量は、(イ)成分と(ロ)成分の合計量100重量部あたり10〜200重量部、好ましくは15〜180重量部、更に好ましくは20〜150重量部である。この配合量が10重量部未満の場合は得られる熱可塑性エラストマー組成物の機械的強度、熱融着性の改良効果が少なくなり、一方200重量部を超えて配合した場合は、熱可塑性エラストマー組成物の柔軟性が失われると同時に軟化剤のブリード性が悪化する傾向となる。
【0032】
本発明の熱可塑性エラストマー組成物には、上記の必須成分に加えて、本発明の効果を損なわない範囲で各種目的に応じ他の任意の成分を配合することができる。
このような成分として用いられるものとしては、例えば、充填剤、酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、中和剤、滑剤、防曇剤、アンチブロッキング剤、スリップ剤、分散剤、着色剤、難燃剤、帯電防止剤、導電性付与剤、架橋剤、架橋助剤、金属不活性化剤、分子量調整剤、防菌剤、防黴材、蛍光増白剤等の各種添加物、上記必須成分以外の熱可塑性樹脂、上記必須成分以外のエラストマー等を挙げることができ、これらの中から任意のものを単独でまたは併用して用いることができる。
【0033】
上記の必須成分以外の熱可塑性樹脂としては、例えば、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・メタクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、エチレン・メタクリル酸エステル共重合体のようなエチレン−(メタ)アクリル化合物共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1、及びポリ4−メチルペンテン−1等のポリオレフィン樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリオキシメチレンホモポリマー、ポリオキシメチレンコポリマー等のポリオキシメチレン系樹脂、ポリメチルメタクリレート系樹脂等を挙げることができる。
【0034】
またエラストマーとしては、例えばエチレン・プロピレン共重合ゴム(EPM)、エチレン・プロピレン・非共役ジエン共重合ゴム(EPDM)、エチレン・ブテン共重合ゴム(EBM)、エチレン・オクテン共重合ゴム(EOM)、エチレン・プロピレン・ブテン共重合ゴム等のエチレン系エラストマー、スチレン・ブタジエン共重合体ゴム、スチレン・イソプレン共重合体ゴム等のスチレン系エラストマー、ポリブタジエン等を挙げることができる。
【0035】
更に、充填剤としては、ガラス繊維、中空ガラス球、炭素繊維、タルク、炭酸カルシウム、マイカ、チタン酸カリウム繊維、シリカ、二酸化チタン、カーボンブラック等を挙げることができる。
本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、例えば上記の(イ)成分〜(ニ)成分を所定の配合割合の範囲内で、必要に応じてその他の添加物とともに、機械的に溶融混練する方法によって製造することができる。ここで用いることができる溶融混練機としてはブラベンダープラストグラフ、バンバリーミキサー、ニーダーブレンダー、ロールミル、単軸又は二軸等の多軸混練押出機等を挙げることができる。混練温度は、通常100〜300℃、好ましくは120〜280℃の温度範囲である。混練時間は通常5秒〜30分、好ましくは10秒〜20分である。
【0036】
混練に際しては、各成分を一括して混練しても、また任意の成分を混練した後、他の残りの成分を添加して混練する多段分割混練法を用いても良い。
上記のようにして得られた熱可塑性エラストマー組成物は、例えば射出成形(インサート成形法、二色成形法、サンドイッチ成形法、ガスインジェクション成形法等)、押出成形法、インフレーション成形法、Tダイフィルム成形法、ラミネート成形法、ブロー成形法、中空成形法、圧縮成形法、カレンダー成形法等の成形法により種々の成形品に加工することができる。
このようにして得られた成形品は、自動車部品・家電部品等の工業部品、食品包装材、医療機器部品、什器部品、日用雑貨品等に用いることができる。
【0037】
【実施例】
以下、実施例を用いて本発明を更に具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例によって限定されるものではない。
<評価方法>
測定試料の調製
所定の配合(表4)にて混合された組成物100重量部に対して、フェノール系酸化防止剤(商品名「イルガノックス1010」、チバ・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)0.05重量部を添加した上で、L/D=33、シリンダー径45mmの二軸押出機を用いて温度220℃にて溶融混練して熱可塑性エラストマー組成物のペレットを得た。
【0038】
このペレットをインラインスクリュータイプ射出成形機(東芝機械(株)製射出成形機:IS130G)を用いて、射出圧力500kg/cm2 、射出温度220℃、金型温度30℃の条件で成形し、120mm×80mm×2mm厚のシートを作成し、このシートを用いて下記の測定を行った。
(1)密度
JIS−K7112に準拠し、水中置換法にて測定した。
(2)メルトフローレート(MFR)
JIS−K7210の表1、条件14に従い、温度230℃、荷重2.16kgの条件で測定した。
(3)DSC測定
(i)主吸熱ピーク温度(Tmp)((ハ)成分)
示差走査熱量計(DSC測定装置、セイコー電子工業(株)製)を用いて、試料を250℃に昇温して融解させ、降温速度20℃/分で−30℃まで冷却して5分間保持した後、昇温速度20℃/分で250℃まで昇温したときに得られる吸熱ピーク曲線から求めた。
(ii)最大融解ピーク温度((ニ)成分)
(i)と同じ装置を用いて試料を170℃に昇温して5分間保持し融解させた後、降温速度10℃/分で−10℃まで冷却して1分間保持し、その後昇温温度10℃/分で170℃まで昇温して測定したときに得られる吸熱ピーク曲線から求めた。
【0039】
(4)柔軟性
JIS−K6253に準拠し、JIS−A硬度を測定した。
(5)機械的強度(引張強度)
3号ダンベルで打ち抜いた試料片を用いて、JIS−K6251に準拠し、引張速度500mm/分の条件で引張破断点強度(MPa)及び破断点伸び(%)を測定した。
(6)熱融着性
上記で得られた射出成形シートを長さ90mm、幅10mmに打ち抜き、カッターナイフを用いて中心を切断する。切断面を温度250℃の鉄板に5秒間接触させ、直ちに端面同士を圧着して熱融着させた。この試料を23℃で48時間静置後、チャック間隔40mm、引張速度500mm/分の条件で引張試験を行い、熱融着強度(MPa)を測定した。
(7)透明性
JIS−K7105に準拠し、ヘーズ(曇価)(%)を測定した。
(8)軟化剤のブリード
射出成形シートを80℃で1週間ギヤオーブン中に静置した後の表面のブリードの有無を目視にて評価した。
(9)成形加工性
上記の成形条件で得られた射出成形シートにおいて、ショートショットが無く、かつゲート近傍でのデラミやフローマーク等の著しい外観不良が無い場合、成形加工性を良好とした。
【0040】
<配合成分>
実施例および比較例で用いた各配合成分は次の通りである。
(イ)成分
(イ)成分として用いたビニル芳香族炭化水素・共役ジエンブロック共重合体の水素添加物(イ−1)〜(イ−4)のブロック構造、重合体ブロック(A)及び(B)を構成する単量体、重量平均分子量、重合体ブロック(A)の含有量は表1に示す通りである。
【0041】
【表1】
Figure 0003700515
注1)単量体(A)、(B):重合体ブロック(A)、(B)を構成する単量体
2)Mw :重量平均分子量
3)(A)含有量 :共重合体中の重合体ブロック(A)の含有量
(ロ)成分
(ロ)成分の炭化水素系ゴム用軟化剤としては、下記の物性を有するパラフィン系オイルを使用した。
【0042】
品 名 :「PW380」(出光興産社製)
40℃動粘度:381.6cst
流動度 :−15℃
引火点 :300℃
(ハ)成分
(ハ)成分として用いたプロピレン系ブロック共重合体(ハ−1)〜(ハ−6)のメルトフローレート(MFR)、結晶性プロピレン系重合体部のタイプ(ホモ/ランダム)、非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部の割合、非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部のプロピレン含量(Fp)及びα−オレフィンの種類、主吸熱ピーク温度(Tmp)を表2に示す。
【0043】
【表2】
Figure 0003700515
注1)PP部:結晶性プロピレン系重合体部のタイプ(ホモ/ランダム)
2)含有量:非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部の割合
3)PPY含量:非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部のプロピレン含量(Fp)
4)Tmp:主吸熱ピーク温度
(ニ)成分
(ニ)成分として用いたエチレン−α−オレフィン共重合体のα−オレフィンの種類、メルトフローレート(MFR)、密度、最大融解ピーク温度(Tm)を表3に示す。
【0044】
【表3】
Figure 0003700515
注1)Tm :示差走査熱量計による最大融解ピーク温度
その他の成分
上記(イ)〜(ニ)の必須成分に加えて、本実施例11では、組成物に無機充填材として炭酸カルシウム(「ユカライトA−1」三菱化学株式会社製)を添加した。<実施例1〜11及び比較例1〜8>
表4、5にそれぞれの組成物の配合及び上記に従って測定した成形品の柔軟性、機械的強度、熱融着強度、異形押出成形性等をまとめて示す。
【0045】
<結果の評価>
実施例と比較例とを対比することにより、以下の諸点が判明する。
(1)(ニ)成分を欠く比較例1は、破断点強度、熱融着強度及びヘーズが劣っている。
(2)(ニ)成分を過剰に含む比較例2は、硬度が高くなり過ぎており、またブリードも劣る。
(3)(ロ)成分の含有量が不足している比較例3では、成形ができなかった。
(4)(ロ)成分の含有量が過剰な比較例4では、熱融着強度が低下するとともに、ブリードも成形加工性も悪化した。
(5)(ハ)成分を欠く比較例5は、熱融着強度、ブリード、成形加工性のいずれもが劣っている。
(6)(ハ)成分が過剰な比較例6は、硬度が高くなって、ヘーズやブリードも悪化している。
(7)(イ)成分の重量平均分子量が本発明の範囲よりも低く外れている比較例7は、熱融着強度が劣っている。
(8)(イ)成分の重量平均分子量が本発明の範囲よりも低く外れており、かつ(ハ)成分中の非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部の割合が不足している比較例8は、破断点強度、熱融着強度、及びヘーズが劣っている。
【0046】
以上より、本発明の特定の構成によってのみ、硬度、引張破断点強度、熱融着強度、ヘーズ、成形加工性及びブリードの全ての面で良好な結果が得られることが判明した。
【0047】
【表4】
Figure 0003700515
【0048】
【表5】
Figure 0003700515
【0049】
【発明の効果】
本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、成形加工性に優れると共に、柔軟性、強度、熱融着強度に優れ、かつ透明性も良好で、軟化剤のブリードも少ない成型品を与えることができる。この熱可塑性エラストマー組成物は、食品用途、日用雑貨用途、玩具・運動用具用途、文具用途、自動車内外装用途、土木・建築用途、家電機器用途、事務機器用途、医療用機器用途、衛生用品、化学・鉱工業用資材、包装輸送用資材、農・畜・水産資材等の種々の用途に使用可能である。

Claims (5)

  1. 下記の成分(イ)、(ロ)、(ハ)及び(ニ)の四成分を含有する熱可塑性エラストマー組成物。
    (イ)一般式 A−(B−A)n又は(A−B)nで表される、重量平均分子量が10万〜45万のブロック共重合体の水素添加物 :20〜80重量%
    (但し、式中Aはビニル芳香族炭化水素単位からなる重合体ブロック、Bは共役ジエン単位からなる重合体ブロックであり、nは1〜5の整数である)
    (ロ)炭化水素系ゴム用軟化剤 :80〜20重量%
    (但し、(イ)成分と(ロ)成分の合計量を100重量%とし、かつ以下の(ハ)成分、(ニ)成分の含有量は、(イ)成分と(ロ)成分の合計量を100重量部とした場合の値を示す)
    (ハ)結晶性プロピレン系重合体部と、非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部とからなり、かつ全共重合体中の前記非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部の割合が30〜90重量%のプロピレン系ブロック共重合体:10〜300重量部
    (ニ)示差走査熱量計(DSC)による最大融解ピーク温度が135℃以下のエチレン−α−オレフィン共重合体 :10〜200重量部
  2. (イ)成分のブロック共重合体がスチレン−ブタジエンブロック共重合体、スチレン−イソプレンブロック共重合体及びスチレン−ブタジエン/イソプレンブロック共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1種のブロック共重合体である請求項1に記載の熱可塑性エラストマー組成物。
  3. (ハ)成分中の非結晶性プロピレン−α−オレフィン共重合体部のプロピレン含有量が5〜90重量%である請求項1又は2に記載の熱可塑性エラストマー組成物。
  4. (ニ)成分のエチレン−α−オレフィン共重合体を構成するα−オレフィンの炭素原子数が4〜20である請求項1〜3いずれか1項に記載の熱可塑性エラストマー組成物。
  5. (ニ)成分のエチレン−α−オレフィン共重合体のDSCによる最大融解ピーク温度が95℃以下であり、かつエチレン−α−オレフィン共重合体を構成するα−オレフィンがブテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1からなる群から選ばれる少なくとも1種のα−オレフィンである請求項1〜4のいずれか1項に記載の熱可塑性エラストマー組成物。
JP2000030068A 2000-02-08 2000-02-08 熱可塑性エラストマー組成物 Expired - Lifetime JP3700515B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000030068A JP3700515B2 (ja) 2000-02-08 2000-02-08 熱可塑性エラストマー組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000030068A JP3700515B2 (ja) 2000-02-08 2000-02-08 熱可塑性エラストマー組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001220513A JP2001220513A (ja) 2001-08-14
JP3700515B2 true JP3700515B2 (ja) 2005-09-28

Family

ID=18555131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000030068A Expired - Lifetime JP3700515B2 (ja) 2000-02-08 2000-02-08 熱可塑性エラストマー組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3700515B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010116848A1 (ja) 2009-03-30 2010-10-14 三井化学株式会社 熱可塑性樹脂組成物

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005014442A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Mitsubishi Chemicals Corp 積層体、およびそれを用いた積層成形体の製造方法
JP4558378B2 (ja) * 2004-05-20 2010-10-06 リケンテクノス株式会社 熱可塑性樹脂組成物
JP4528094B2 (ja) * 2004-11-15 2010-08-18 株式会社クラレ ガスケット用樹脂組成物およびそれを用いた医療用器具
JP2009298837A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Aron Kasei Co Ltd エラストマー組成物
US11566129B2 (en) * 2019-11-06 2023-01-31 Kuraray Co., Ltd. Thermoplastic elastomer composition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010116848A1 (ja) 2009-03-30 2010-10-14 三井化学株式会社 熱可塑性樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001220513A (ja) 2001-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102952324B (zh) 用于生产热塑性弹性体组合物的方法
US20040225062A1 (en) Thermoplastic elastomeric resin composition and a process for the preparation thereof
US20100331465A1 (en) Tpe composition having good clarity and low hardness and articles formed therefrom
JPWO1998046675A1 (ja) オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物
JPH11158346A (ja) 耐油性に優れた熱可塑性エラストマー
JP4625150B2 (ja) 難燃性熱可塑性エラストマー樹脂組成物およびその製造方法
JP3628779B2 (ja) 水素化ポリ(ブタジエン)ブロックコポリマーを含むポリマーブレンド
JP3702704B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JP3700515B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JP2001059049A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
CN102660069B (zh) 树脂组合物和由其制成的成形体
JP3503352B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JP2008226850A (ja) 難燃性熱可塑性エラストマー樹脂組成物およびその製造方法
JP3589042B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JP6518052B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物
JP3503339B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JP3938850B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JP2000212383A (ja) 熱可塑性エラストマ―樹脂組成物
JPH07149999A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物及びその射出成形体
JP4212716B2 (ja) 耐傷付き性に優れるエラストマー組成物
JP3967004B2 (ja) 熱可塑性エラストマー組成物及びその製造法
JP2000327846A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JP2002327098A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JPH10130452A (ja) 熱可塑性エラストマー組成物
JP4070472B2 (ja) 熱可塑性樹脂組成物及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050621

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050704

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3700515

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080722

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090722

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090722

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100722

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100722

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110722

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120722

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130722

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term