JP3699582B2 - 車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置 - Google Patents

車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置 Download PDF

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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エンジンを逆転させることにより車両を後進させる2サイクルエンジンの逆転制御装置に関し、特に排気ガス成分および点火性能の悪化を招くことなく、安価な構成で逆転制御を実現した車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、乗用車などに搭載される4サイクルエンジンの出力部には、クラッチおよびギヤボックスが設けられており、クラッチおよびギヤボックスを介してエンジンの出力を導出している。
【0003】
しかし、スノーモービルやATV(All−Terrain Vehicle)などの特殊な小形車両においては、安価な2サイクルエンジンが搭載されており、エンジンの搭載スペースも限られている。
【0004】
したがって、この種の車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置においては、通常、ギヤボックスが搭載されておらず、Vベルトからなる遠心式自動変速機のみを介して、エンジンの出力トルクを導出している。
【0005】
このため、車両を前進させることしかできないので、車両をガレージから引き出したりトラックから降ろすときなどの移動時においては、人間の力で後進移動させる必要があり、非常に取り扱いにくいという問題があった。
【0006】
そこで、従来より、2サイクルエンジンを搭載した車両においても、車両の進行方向(前進および後進)を切り換えるために、4サイクルエンジンの場合と同様に、エンジンの搭載スペースを十分に確保してクラッチおよびギヤボックスを設け、チェンジレバーを介してギヤを切り換えることが提案されている。
【0007】
図4は一般的なギヤボックスを用いた従来の車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置を概略的に示すブロック構成図である。
図4において、2サイクルで駆動されるエンジン1は、車両(図示せず)に搭載されている。エンジン1は、一方向(矢印参照)に回転する出力軸2を有しており、クラッチ3およびギヤボックス4を介して駆動トルクを発生する。
なお、ギヤボックス4には、車両を後進させるためのバックギヤが設けられている。
【0008】
チェンジレバー5は、ギヤボックス4に設けられており、手動操作によりギヤを切り換える。
回転センサ6は、電磁ピックアップなどからなり、エンジン1の回転軸に関連して設けられている。回転センサ6から出力される回転信号SGは、マイクロコンピュータからなる点火制御装置10に入力される。
【0009】
点火制御装置10は、回転信号SGのみならず、他の各種センサ(図示せず)からの運転状態情報に基づいてエンジン1の制御タイミングを演算し、点火信号Pを出力する。
【0010】
点火コイル11は、一次巻線および二次巻線を含むトランスにより構成されており、点火信号Pに応答して一次電流を通電遮断して昇圧された二次電圧を発生し、エンジン1の点火プラグ12に点火用の高電圧を印加する。
このとき、エンジン1は、回転信号SGに基づく所定の点火タイミングにより一定方向に回転制御される。
【0011】
図4のように、従来の車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置においては、ギヤボックス4によりエンジン1の回転出力が任意に減速されるとともに、バックギヤにより車両の前進または後進が任意に切り換えられる。
【0012】
しかしながら、図4の構成では、ギヤボックス4を搭載するためにエンジン1の周辺スペースを確保する必要がある。
特に、前述のスノーモービルやATVなどにおいては、エンジンルームの大きさを確保することが困難であり、ギヤボックス4のような付加価値をつけることは車両のコストアップを招くことになる。
【0013】
ところで、2サイクルエンジンは、4サイクルエンジンとは異なり、点火時期を選択することによってクランクシャフトがいずれの方向にも回転し得るので、正逆いずれの方向にも回転できるという特徴を有している。
【0014】
そこで、従来より、たとえば1991年発行の米国特許第5,036,802号明細書に参照されるように、ギヤボックス4を設けずに遠心式自動変速機(図示せず)を用い、エンジン1を逆転制御することによって車両の前進および後進を可能にした車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置が提案されている。
【0015】
この場合、エンジン1の通常正転時に運転者が逆転レバーを操作すると、点火制御装置10は、エンジン1を失火させて回転数を低下させ、逆転制御に適した所定回転数(たとえば、500rpm)まで低下した時点で、点火信号Pの点火時期を通常の進角(アドバンス)制御位置(上死点TDCの手前のBTDC5°〜30°程度)よりも過進角させる。
たとえば、過進角制御時において、点火時期をBTDC40°程度に設定し、エンジン1を正転状態から逆転状態に移行させる。
【0016】
その後、点火制御装置10は、逆転方向を正転方向と見なして、通常の点火時期で点火信号Pを生成し、エンジン1の逆転状態を持続させて車両を後進させる。
なお、エンジン1を逆転状態から正転状態に復帰させる場合には、逆転方向を正転方向と見なして上記と同様の制御が行われる。
【0017】
しかしながら、このような逆転制御装置においては、ギヤボックス4を用いないことからコストダウンが実現するものの、エンジン1を失火制御することによりエンジン回転数を逆転可能な所定回転数まで低下させているので、失火制御中に未燃ガスが排出されることになる。
また、失火制御中に点火プラグ12の放電電極に燃料が付着して、次回の点火時に点火性能が悪化するおそれもある。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
従来の車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置は以上のように、図4に示したようにギヤボックス4を用いた場合は、エンジン1の周辺スペースを確保する必要があるうえ、コストアップを招くという問題点があった。
【0019】
また、米国特許第5,036,802号明細書に参照されるように、失火制御によりエンジン回転数を低下させた後に点火時期を過進角し、エンジン1を逆転制御する装置の場合には、失火制御中に排気ガス成分および点火性能の悪化を招くという問題点があった。
【0020】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、ギヤボックスを不要にしてコストダウンを実現するとともに、排気ガス成分および点火性能の悪化を防止した車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置を得ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置は、車両に搭載されて2サイクルで駆動されるエンジンと、エンジンの運転状態に対応した各種情報信号を出力する各種センサと、各種情報信号に基づいてエンジンに対する点火信号を出力する点火制御装置とを備え、各種センサは、エンジンの回転に対応した回転信号を出力する回転センサと、逆転切り換え操作時に逆転信号を出力する逆転スイッチとを含み、点火制御装置は、逆転信号の入力時に、エンジンの点火時期を上死点よりも遅角させる遅角制御手段と、エンジンの回転数が逆転制御に適した所定回転数まで低下したか否かを判定する回転数判定手段と、エンジンの回転数が逆転制御に適した所定回転数まで低下したときに、通常の進角点火時期よりも過進角させた点火信号を1回だけ出力する過進角点火手段と、過進角点火手段による過進角された点火信号に続いて、通常の点火信号を出力する通常点火手段と、通常の点火信号の出力時に、エンジンが逆転状態か否かを判定する逆転判定手段と、逆転状態が判定されるまでエンジンの逆転制御処理を繰り返す再逆転手段とを含み、所定回転数は、エンジンのアイドル回転数よりも低い回転数に設定され、再逆転手段は、逆転制御処理の繰り返し回数を計数するカウント手段を含み、繰り返し回数が規定回数に達した時点で逆転制御処理を終了するものである。
【0022】
また、この発明に係る車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置による点火制御装置は、逆転信号の入力時に運転状態が逆転条件を満たしているか否かを判定する逆転条件判定手段を含み、逆転条件が満たされた場合のみに、遅角制御手段を有効にするものである。
【0023】
また、この発明に係る車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置による各種センサは、ブレーキ操作時にブレーキ信号を出力するブレーキスイッチと、アクセル開放時にアイドル信号を出力するアイドルスイッチとを含み、逆転条件判定手段は、エンジンがアイドル回転数に対応した回転数を示し、且つ、ブレーキ信号およびアイドル信号がともに入力されている場合に、逆転条件が満たされたことを判定するものである。
【0024】
また、この発明に係る車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置による遅角制御手段は、上死点から0°〜30°のクランク角だけ点火時期を遅角させるものである。
【0027】
また、この発明に係る車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置は、点火制御装置の制御下で駆動される正転時表示ランプおよび逆転時表示ランプを備え、正転時表示ランプは、エンジンの正転時のみに表示駆動され、逆転時表示ランプは、エンジンの逆転時のみに表示駆動されるものである。
【0028】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図について説明する。
図1はこの発明の実施の形態1を示すブロック構成図であり、前述と同様のものについては、同一符号を付して詳述を省略する。
【0029】
図1において、点火制御装置10Aは、前述(図4参照)の点火制御装置10に対応しており、動作プログラムの一部が前述とは異なっている。
【0030】
また、遠心式自動変速機3Aは、前述のクラッチ3に対応しており、周知のVベルトにより構成されている。この場合、エンジン1の出力軸2は、正逆両方向(矢印参照)に回転する。
【0031】
回転方向センサ21は、エンジン1の回転軸に設けられており、エンジン1の回転方向を示す回転方向信号SDを出力する。
逆転スイッチ23は、押しボタンなどからなり、運転者による逆転指示操作に応答して逆転信号RWを出力する。
【0032】
ブレーキスイッチ24は、運転者によるブレーキ操作に応答してブレーキ信号Bを出力する。
アイドルスイッチ25は、運転者によるアクセル開放操作(エンジン吸気管内のスロットル全閉操作)に応答して、エンジン1のアイドル運転状態(アクセル開放状態)を示すアイドル信号Aを出力する。
【0033】
回転方向センサ21および各スイッチ手段23〜25は、回転センサ6とともに、エンジン1の運転状態に対応した各種情報信号を出力する各種センサを構成している。また、各種センサから出力される回転方向信号SD、逆転信号RW、ブレーキ信号Bおよびアイドル信号Aは、回転信号SGとともに運転状態情報として点火制御装置10Aに入力される。
【0034】
なお、図1には示されていないが、エンジン1を始動するための始動スイッチが設けられており、始動時に始動信号が点火制御装置10Aに入力されることは言うまでもない。
【0035】
点火制御装置10Aにおいて、回転信号SG、ブレーキ信号B、アイドル信号Aおよび始動信号は、エンジン1の逆転制御を開始するときの条件情報として用いられる。
【0036】
すなわち、車両が定常走行している状態で逆転制御することは好ましくないので、点火制御装置10Aは、逆転スイッチ23がオンされて逆転信号RWが入力されても、エンジン1の停止条件が成立するまでは、逆転制御処理を実行しないようにプログラムされている。
【0037】
点火制御装置10Aは、逆転信号RWの入力時に運転状態が逆転条件を満たしているか否かを判定する逆転条件判定手段と、逆転条件を満たしたときにエンジン1の点火時期を上死点TDCよりも遅角させる遅角制御手段と、エンジン回転数Reが逆転制御に適した所定回転数ReWまで低下したか否かを判定する回転数判定手段と、エンジン回転数Reが所定回転数ReWまで低下したときに、通常の進角点火時期よりも過進角させた点火信号Pを1回だけ出力する過進角点火手段とを含む。
【0038】
また、点火制御装置10Aは、過進角点火手段による過進角された点火信号Pに続いて、通常の点火信号Pを出力する通常点火手段と、通常の点火信号Pの出力時に、エンジン1が逆転状態か否かを判定する逆転判定手段と、逆転状態が判定されるまでエンジン1の逆転制御処理を繰り返す再逆転手段とを含む。
【0039】
点火制御装置10A内の逆転条件判定手段は、たとえば、エンジン回転数Reがアイドル回転数に対応した回転数を示し、且つ、ブレーキ信号Bおよびアイドル信号Aがともに入力されている場合に、逆転条件が満たされたことを判定し、逆転条件が満たされた場合のみに遅角制御手段を有効にする。
【0040】
遅角制御手段は、エンジン1の上死点TDCから0°〜30°程度のクランク角だけ点火時期を遅角させる。
また、再逆転手段は、逆転制御処理の繰り返し回数CNを計数するカウント手段を含み、繰り返し回数CNが規定回数Nに達した時点で逆転制御処理を終了する。
【0041】
なお、逆転に適した所定回転数ReWは、エンジン1のアイドル回転数よりも低い回転数(600〜400rpm程度)に設定されている。
【0042】
正転時表示ランプ26および逆転時表示ランプ27は、点火制御装置10Aの制御下で駆動され、現在のエンジン1の回転方向(正転または逆転)、すなわち車両の進行方向(前進または後進)を運転者に報知する。
正転時表示ランプ26は、エンジン1の正転時のみに表示駆動され、逆転時表示ランプ27は、エンジン1の逆転時のみに表示駆動される。
【0043】
次に、図2および図3を参照しながら、図1に示したこの発明の実施の形態1の動作について説明する。
前述のように、2サイクルのエンジン1は、点火時期の制御によって逆転させることができる。
【0044】
すなわち、エンジン回転数Reを、比較的回転力の弱い所定回転数ReW(500rpm程度)まで低下させておき、エンジン1のピストンが上死点TDCに向けて上昇中に定常点火時期よりも進角したクランク角位置で点火させ、このときの爆発による反発力で逆転のきっかけをつくる。
こうして、一旦逆転させた後は、逆転状態の持続にふさわしい通常の点火時期制御が行われる。
【0045】
このとき、点火制御装置10Aは、基本的な動作として、回転信号SGからエンジン1のクランク角位置および回転数Reを検出し、回転方向信号SDからエンジン1の回転方向を検出し、正転時または逆転時の点火時期を制御する。
【0046】
また、点火制御装置10Aは、特徴的な動作として、逆転スイッチ23の操作時に、逆転制御のための開始条件を考慮して、逆転条件の成立時のみにおいて、エンジン回転数Reを低下させるための遅角点火制御を実行する。
【0047】
図2は点火制御装置10Aの逆転処理動作を示すフローチャートであり、正転から逆転への処理動作を示している。なお、逆転から正転への復帰動作は同一である。
図3は逆転処理時のエンジン回転数Reの変化を示すタイミングチャートである。
【0048】
エンジン始動時において、点火制御装置10Aは、まず、エンジン1を正転させ、その後、運転状態に応じた点火時期を演算して通常の点火制御を行う。
ここで、運転者が逆転スイッチ23を操作すると、逆転信号RWが点火制御装置10Aに入力される。
【0049】
図2において、点火制御装置10Aは、逆転スイッチ23がオンされたか否かを常に判定している(ステップS1)。
逆転信号RWは、認識範囲RSW内(図3参照)のエンジン回転数Reにおいて認識される。
【0050】
点火制御装置10Aに逆転信号RWが入力されると、ステップS1において、逆転スイッチ23がオンされた(すなわち、YES)と判定されるので、続いて、この時点での運転状態が逆転条件を満たしているか否かを判定する(ステップS2)。
【0051】
逆転条件としては、エンジン回転数Reが定常走行中よりも低い回転数(たとえば、2000rpm以下)であること、アイドル信号Aおよびブレーキ信号Bが入力されていること、エンジン始動時から2秒以上経過していること、などがあげられる。
【0052】
ステップS2において、逆転条件が成立していない(すなわち、NO)と判定されれば、今回の逆転信号RWの入力は無視されてステップS1に戻る。
【0053】
たとえば、点火制御装置10Aは、回転信号SGに基づくエンジン回転数Reがアイドル回転数の規定範囲(800rpm〜2000rpm)内にあるか、ブレーキが踏み込まれてブレーキスイッチ24からブレーキ信号B(オン信号)が入力されたか、アクセルが全閉されてアイドルスイッチ25からアイドル信号A(オン信号)が入力されたかを判定し、1つでも条件が満足されないときには、逆転制御を開始しない。
【0054】
これにより、運転の安定性が確保されない場合の逆転制御が禁止されるので、車両の運転性の不具合の発生は防止される。
【0055】
一方、ステップS2において、逆転条件が成立している(すなわち、YES)と判定されれば、点火制御装置10Aは逆転制御に入る。
たとえば、始動から2秒以上経過した正転(前進)時のエンジン回転数Reが1200rpm(アイドル状態に対応)を示し、また、アイドル信号Aおよびブレーキ信号Bが入力されているときに、逆転信号RWが生成されると、以下の逆転制御を開始する。
【0056】
まず、点火制御装置10Aは、点火時期を十分に遅角させた点火信号Pを出力して遅角制御を実行する(ステップS3)。
このとき、エンジン1の点火時期を、現在の進角状態(BTDC5°〜30°程度)から、エンジン回転数Reが十分に低下する程度の遅角側クランク角位置(上死点TDCよりも遅角側のATDC0°〜30°程度)に設定する。
【0057】
このように、アイドル状態において、点火時期をATDC0°〜30°程度のクランク角範囲に設定すると、2サイクルのエンジン1の場合、出力トルクが低下して回転数Reが急激に低下する。
【0058】
遅角制御(ステップS3)中において、エンジン回転数Reは、図3のように低下を続ける。
このとき、点火制御装置10Aは、エンジン回転数Reが所定回転数ReWまで低下したか否かを常に判定し(ステップS4)、エンジン回転数Reが所定回転数ReW(500±100rpm)に低下するまで遅角制御(ステップS3)を継続する。
【0059】
遅角制御(ステップS3)により、エンジン1のクランク軸の回転力が十分に弱まると、ステップS4において、エンジン回転数Reが所定回転数ReW(600〜400rpm)まで低下した(すなわち、YES)と判定される。
【0060】
したがって、点火制御装置10Aは、ピストンが上死点に向かうときに、通常の進角点火時期(BTDC5°〜30°)よりも過進角(BTDC30〜60°)に設定された点火信号Pを1回だけ印加する(ステップS5)。
この過進角点火制御(ステップS5)がきっかけとなり、エンジン1は逆転を開始する。
【0061】
このとき、逆転用の過進角点火制御を行う前の時刻t1からt2(図3参照)にわたって遅角点火制御が継続され、エンジン回転数Reが逆転に最適な所定回転数ReWまで低下されているので、エンジン1の逆転開始動作は確実なものとなる。
【0062】
一旦、逆転を開始すると、その後は、逆転を正転と見なした通常の点火時期で制御を続ける(ステップS6)。
これにより、エンジン回転数Reは、図3のように、逆転状態のまま上昇していく。
【0063】
しかし、ステップS6において、実際にエンジン1が逆転しているとは限らない。
そこで、点火制御装置10Aは、ステップS6に続いて、エンジン1がエンストしたか否かを判定し(ステップS7)、もし、エンストした(すなわち、YES)と判定されれば、再度エンジン1の始動を実行し直し(ステップS8)、図2の処理を終了する。
【0064】
一方、ステップS7において、エンストしていない(すなわち、NO)と判定されれば、続いて、回転信号SG(クランク角信号)および回転方向信号SDを参照して、エンジン1の回転方向が逆転状態か否かを判定する(ステップS9)。
【0065】
ステップS9において、現在逆転している(すなわち、YES)と判定されれば、点火制御装置10Aは、正転時表示ランプ26を消灯して逆転時表示ランプ27を点灯させ、運転者に後進可能状態になったことを報知して、図2の処理を終了する。
【0066】
一方、逆転処理を失敗し、ステップS9において、現在正転している(すなわち、NO)と判定されれば、エンジン1は通常の正転(前進)方向に回転しているので、逆転処理を再度実行する必要がある。
【0067】
このとき、点火制御装置10Aは、まず、逆転制御回数のカウンタ値CNをインクリメントして制御回数を計数し(ステップS10)、カウンタ値CNが規定回数N(たとえば、3回)に達したか否かを判定する(ステップS11)。
【0068】
ステップS11において、逆転制御処理が規定回数Nだけ繰り返され、CN≧N(すなわち、YES)と判定されれば、これ以上の逆転制御の繰り返しは無駄と見なして、図2の処理を終了する。これにより、無駄な逆転制御の繰り返しは防止される。
【0069】
このように、規定回数N以内に逆転できなかった場合、無駄な処理を繰り返さずに、通常の前進時の制御に復帰し、再度、逆転スイッチ23の操作待ち状態となる。
【0070】
また、ステップS11において、CN<N(すなわち、NO)と判定されれば、逆転条件判定ステップS2に戻り、上記逆転制御処理を繰り返す。逆転制御処理繰り返しの規定回数Nの値は、たとえば3回程度に設定される。
これにより、点火時期が通常の点火時期まで遅角され、自動的に逆転制御の再トライが行われる。
【0071】
なお、上記逆転制御中においても、逆転条件はチェックされており、ブレーキ解除やアクセル操作などが行われて逆転条件を満たさなくなった場合には、逆転制御状態が直ちにキャンセルされ、通常の前進制御となる。
【0072】
この場合、点火制御装置10Aは、逆転制御解除後に、遠心式自動変速機3Aのベルト連結部の回転数暴走を防止する制御を行い、逆転から正転へ切り換え条件を満たしたときに通常制御が行われる。
すなわち、逆転(後進)制御状態から正転(前進)制御状態に再度切り換える場合には、図2の処理動作を同様に実行すればよい。
【0073】
このように、逆転制御時に点火時期を遅角制御(ステップS3)することによりエンジン回転数Reを低下させることができる。
また、逆転制御用の過進角された点火信号Pを印加するのに適した所定回転数ReWまで低下した時点(ステップS4)で、点火時期を過進角させた点火信号Pを印加(ステップS5)することにより、エンジン1を確実に逆転させることができる。
【0074】
このとき、ギヤボックス4(図4参照)を用いることなく、安価な遠心式自動変速機3Aを用いて逆転させることができるので、エンジン1の周辺スペースを低減して小形化およびコストダウンを実現するとともに、軽量化によりエンジン1のパワーをアップすることができる。
【0075】
また、点火時期の遅角制御によりエンジン回転数Reを低下させているので、未燃ガスが排出されることがなく排気ガスの悪化を防止することができるとともに、点火プラグ12の放電電極に燃料が付着することもないので、エンジン1の点火性能の悪化を防止することができる。
【0076】
また、アイドル回転数に相当したエンジン回転数など、逆転制御時の遅角開始条件を設定し、逆転条件下のみで逆転制御処理を開始するとともに、逆転失敗時には逆転制御処理を再度繰り返すようにしたので、高い信頼性で逆転させることができる。
【0077】
さらに、点火制御装置10Aは、逆転切り換え時において、正転時表示ランプ26を消灯して逆転時表示ランプ27を点灯させるので、運転者に後進可能状態になったことを確実に報知することができる。
【0078】
【発明の効果】
以上のようにこの発明の請求項1によれば、車両に搭載されて2サイクルで駆動されるエンジンと、エンジンの運転状態に対応した各種情報信号を出力する各種センサと、各種情報信号に基づいてエンジンに対する点火信号を出力する点火制御装置とを備え、各種センサは、エンジンの回転に対応した回転信号を出力する回転センサと、逆転切り換え操作時に逆転信号を出力する逆転スイッチとを含み、点火制御装置は、逆転信号の入力時に、エンジンの点火時期を上死点よりも遅角させる遅角制御手段と、エンジンの回転数が逆転制御に適した所定回転数まで低下したか否かを判定する回転数判定手段と、エンジンの回転数が逆転制御に適した所定回転数まで低下したときに、通常の進角点火時期よりも過進角させた点火信号を1回だけ出力する過進角点火手段と、過進角点火手段による過進角された点火信号に続いて、通常の点火信号を出力する通常点火手段と、通常の点火信号の出力時に、エンジンが逆転状態か否かを判定する逆転判定手段と、逆転状態が判定されるまでエンジンの逆転制御処理を繰り返す再逆転手段とを含み、所定回転数は、エンジンのアイドル回転数よりも低い回転数に設定され、再逆転手段は、逆転制御処理の繰り返し回数を計数するカウント手段を含み、繰り返し回数が規定回数に達した時点で逆転制御処理を終了するので、ギヤボックスを不要としてコストダウンを実現するとともに、排気ガス成分および点火性能の悪化を防止した車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置が得られる効果がある。
また、逆転の失敗を防止するとともに、逆転の失敗を無駄に繰り返すことを防止した車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置が得られる効果がある。
【0079】
また、この発明の請求項2によれば、請求項1において、点火制御装置は、逆転信号の入力時に運転状態が逆転条件を満たしているか否かを判定する逆転条件判定手段を含み、逆転条件が満たされた場合のみに遅角制御手段を有効にしたので、車両運転性の不具合を防止した車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置が得られる効果がある。
【0080】
また、この発明の請求項3によれば、請求項2において、各種センサは、ブレーキ操作時にブレーキ信号を出力するブレーキスイッチと、アクセル開放時にアイドル信号を出力するアイドルスイッチとを含み、逆転条件判定手段は、エンジンがアイドル回転数に対応した回転数を示し、且つ、ブレーキ信号およびアイドル信号がともに入力されている場合に、逆転条件が満たされたことを判定するようにしたので、車両運転性の不具合を防止した車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置が得られる効果がある。
【0081】
また、この発明の請求項4によれば、請求項1において、遅角制御手段は、上死点から0°〜30°のクランク角だけ点火時期を遅角させるようにしたので、確実に回転数を低下させることのできる車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置が得られる効果がある。
【0084】
また、この発明の請求項5によれば、請求項1において、点火制御装置の制御下で駆動される正転時表示ランプおよび逆転時表示ランプを備え、正転時表示ランプは、エンジンの正転時のみに表示駆動され、逆転時表示ランプは、エンジンの逆転時のみに表示駆動されるようにしたので、逆転可能状態を報知することのできる車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】 従来の車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 エンジン、6 回転センサ、10A 点火制御装置、11 点火コイル、12 点火プラグ、21 回転方向センサ、23 逆転スイッチ、24 ブレーキスイッチ、25 アイドルスイッチ、26 正転時表示ランプ、27 逆転時表示ランプ、A アイドル信号、B ブレーキ信号、N 規定回数、P 点火信号、Re エンジン回転数、ReW 所定回転数、RW 逆転信号、SD 回転方向信号、SG 回転信号、S1 逆転スイッチのオンを判定するステップ、S2 逆転条件の成立を判定するステップ、S3 点火時期の遅角制御を行うステップ、S4 所定回転数までの回転数低下を判定するステップ、S5 点火時期を過進角するステップ、S6 通常の点火制御を行うステップ、S9 逆転状態を判定するステップ、S10 逆転制御の繰り返し回数を計数するステップ、S11 繰り返し回数を規定回数と比較するステップ。

Claims (5)

  1. 車両に搭載されて2サイクルで駆動されるエンジンと、
    前記エンジンの運転状態に対応した各種情報信号を出力する各種センサと、
    前記各種情報信号に基づいて前記エンジンに対する点火信号を出力する点火制御装置とを備え、
    前記各種センサは、前記エンジンの回転に対応した回転信号を出力する回転センサと、逆転切り換え操作時に逆転信号を出力する逆転スイッチとを含み、
    前記点火制御装置は、
    前記逆転信号の入力時に、前記エンジンの点火時期を上死点よりも遅角させる遅角制御手段と、
    前記エンジンの回転数が逆転制御に適した所定回転数まで低下したか否かを判定する回転数判定手段と、
    前記エンジンの回転数が逆転制御に適した所定回転数まで低下したときに、通常の進角点火時期よりも過進角させた点火信号を1回だけ出力する過進角点火手段と、
    前記過進角点火手段による過進角された点火信号に続いて、通常の点火信号を出力する通常点火手段と、
    前記通常の点火信号の出力時に、前記エンジンが逆転状態か否かを判定する逆転判定手段と、
    前記逆転状態が判定されるまで前記エンジンの逆転制御処理を繰り返す再逆転手段とを含み、
    前記所定回転数は、前記エンジンのアイドル回転数よりも低い回転数に設定され、
    前記再逆転手段は、
    前記逆転制御処理の繰り返し回数を計数するカウント手段を含み、
    前記繰り返し回数が規定回数に達した時点で前記逆転制御処理を終了することを特徴とする車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置。
  2. 前記点火制御装置は、
    前記逆転信号の入力時に前記運転状態が逆転条件を満たしているか否かを判定する逆転条件判定手段を含み、
    前記逆転条件が満たされた場合のみに、前記遅角制御手段を有効にすることを特徴とする請求項1に記載の車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置。
  3. 前記各種センサは、ブレーキ操作時にブレーキ信号を出力するブレーキスイッチと、アクセル開放時にアイドル信号を出力するアイドルスイッチとを含み、
    前記逆転条件判定手段は、前記エンジンがアイドル回転数に対応した回転数を示し、且つ、前記ブレーキ信号および前記アイドル信号がともに入力されている場合に、前記逆転条件が満たされたことを判定することを特徴とする請求項2に記載の車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置。
  4. 前記遅角制御手段は、上死点から0°〜30°のクランク角だけ点火時期を遅角させることを特徴とする請求項1に記載の車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置。
  5. 前記点火制御装置の制御下で駆動される正転時表示ランプおよび逆転時表示ランプを備え、
    前記正転時表示ランプは、前記エンジンの正転時のみに表示駆動され、
    前記逆転時表示ランプは、前記エンジンの逆転時のみに表示駆動されることを特徴とする請求項1に記載の車両用2サイクルエンジンの逆転制御装置。
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