JP3699364B2 - 地下鉄貨物輸送システムと多層式地下鉄貨物輸送システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規な構成を有する地下鉄貨物輸送システムと多層式地下鉄貨物輸送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来地下鉄では貨物を輸送していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。
地下鉄を有する大都市では、貨物の輸送は自動車などで行わざるを得ないことになるが、交通事情の悪化、環境に対する悪影響などが問題となる。
【0004】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、上述の問題を解決できるものを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は下記のようになるものである。
請求項1記載の発明は、地下鉄貨物輸送システム1と下方地下輸送システム12から構成される多層式地下鉄貨物輸送システムであって、
地下鉄貨物輸送システム1は、地下鉄路線2、荷役装置3、貨物用車両4、移動台車5から構成され、
A.地下鉄路線2は、地下トンネル2Aと、地下トンネル内に配設された往き側レール2B1、還り側レール2B2からなる線路2Bと、線路2B上を走行移動する地下鉄用車両2Cと、線路2Bにおける所望する箇所に配設された地下鉄駅2D、2D...から構成され、
B.荷役装置3は、地下鉄路線2における地下鉄駅2D、2D...の全部あるいは一部に付設されたり、さらには地下鉄駅2Dに対して独立した状態で地下鉄路線2の線路2Bの両側にそれぞれ配設されかつ地上GLまで延びる往き側荷役装置3Aと還り側荷役装置3Bから構成され、
往き側荷役装置3Aは、下端部分が往き側荷役プラットホーム3A1の上面に位置し、上端部分が地上に突出する状態に構成され、還り側荷役装置3Bは、下端部分が還り側荷役プラットホーム3B1の上面に位置し、上端部分が地上に突出する状態に構成され、
C.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台の下面に設けられた往き側レール2B1と還り側レール2B2を走行する車輪4Bから構成され、かつ線路2B上を走行し、
D.移動台車5は、荷台5Aとこの荷台の下面に設けられた車輪5Bから構成され、かつ往き側荷役装置3Aまたは還り側荷役装置3Bと貨物用車両4との間における往き側荷役プラットホーム3A1の上面上または還り側荷役プラットホーム3B1の上面上を走行し、
下方地下輸送システム12は、下方地下鉄路線6、下方荷役装置7、交差点用下方荷役装置8、貨物用車両4、移動台車5から構成され、
A.下方地下鉄路線6は、地下鉄路線2より深い深度で地下トンネル6Aと、地下トンネル内に配設された往き側レール6B1、還り側レール6B2からなる線路6Bと、線路6B上を走行移動する地下鉄用車両6Cと、線路6Bにおける所望する箇所に配設された下方地下鉄駅6D、6D...から構成され、
B.下方荷役装置7は、下方地下鉄路線6における下方地下鉄駅6D、6D...の全部あるいは一部に付設されたり、さらには地下鉄駅6Dに対して独立した状態で下方地下鉄路線6の線路6Bの両側にそれぞれ配設されかつ地上GLまで延びる往き側荷役装置7Aと還り側荷役装置7Bから構成され、
往き側荷役装置7Aは、下端部分が往き側荷役プラットホーム7A1の上面に位置し、上端部分が地上に突出する状態に構成され、還り側荷役装置7Bは、下端部分が還り側荷役プラットホーム7B1の上面に位置し、上端部分が地上に突出する状態に構成され、
C.交差点用下方荷役装置8は、地下鉄貨物輸送システム1の線路2Bと下方地下輸送システム12の線路6Bとが交差する部分に上下に位置する地下鉄駅2Dと地下鉄駅6Dとの間に配設され、当該交差点用下方荷役装置8は、往き側下方荷役装置8Aと還り側下方荷役装置8Bから構成され、
往き側下方荷役装置8Aは、下端部分が往き側下方荷役プラットホーム8A1の上面に位置し、上端部分が地下鉄貨物輸送システム1における往き側荷役プラットホーム3A1に突出する状態に構成され、還り側下方荷役装置8Bは、下端部分が還り側下方荷役プラットホーム8B1の上面に位置し、上端部分が地下鉄貨物輸送システム1における還り側荷役プラットホーム3B1に突出する状態に構成され、
D.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台の下面に設けられた往き側レール6B1と還り側レール6B2を走行する車輪4Bから構成され、かつ線路6B上を走行し、
E.移動台車5は、荷台5Aとこの荷台の下面に設けられた車輪5Bから構成され、かつ往き側下方荷役装置8Aまたは還り側下方荷役装置8Bと貨物用車両4との間における 往き側下方荷役プラットホーム8A1の上面上または還り側下方荷役プラットホーム8B1の上面上を走行することを特徴とするものである。
【0008】
請求項2記載の発明は、地下鉄貨物輸送システム1と下方地下輸送システム12から構成される多層式地下鉄貨物輸送システムであって、
地下鉄貨物輸送システム1は、地下鉄路線2、荷役装置3、貨物用車両4、移動台車5から構成されている。
【0009】
A.地下鉄路線2は、地下トンネル2Aと、地下トンネル内に配設された往き側レール2B1、還り側レール2B2からなる線路2Bと、線路2B上を走行移動する地下鉄用車両2Cと、線路2Bにおける所望する箇所に配設された地下鉄駅2D、2D...から構成され、地下鉄駅2Dは、線路2Bに添設された往き側プラットホーム2D1と、還り側プラットホーム2D2と、これらプラットホームに付帯された階段、エスカレーターなどの往き側利用客移動用機構2D3と還り側利用客移動用機構2D4から構成され、
【0010】
B.荷役装置3は、地下鉄路線2における地下鉄駅2D、2D...の全部あるいは一部に付設されたり、さらには地下鉄駅2Dに対して独立した状態で地下鉄路線2の線路2Bの両側にそれぞれ配設されかつ地上GLまで延びる往き側荷役装置3Aと還り側荷役装置3Bから構成され、
往き側荷役装置3Aは、往き側荷役プラットホーム3A1と昇降用枠3A2とエレベーター3A3から構成され、昇降用枠3A2は、下端部分は往き側荷役プラットホーム3A1の上面に位置し、上端部分が地上GLより突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口3A2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口3A2Kが開設され、エレベーター3A3は、昇降用枠3A2内を昇降するよう配設され、還り側荷役装置3Bは、還り側荷役プラットホーム3B1と昇降用枠3B2とエレベーター3B3から構成され、昇降用枠3B2は、下端部分は還り側荷役プラットホーム3B1の上面に位置し、上端部分が地上GLより突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口3B2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口3B2Kが開設され、エレベーター3B3は、昇降用枠3B2内を昇降するよう配設されている。
【0011】
C.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台の下面に設けられた往き側レール2B1と還り側レール2B2を走行する車輪4Bから構成され、かつ線路2B上を走行し、
D.移動台車5は、荷台5Aとこの荷台の下面に設けられた車輪5Bから構成され、かつ往き側荷役装置3Aまたは還り側荷役装置3Bと貨物用車両4との間における往き側荷役プラットホーム3A1の上面上または還り側荷役プラットホーム3B1の上面上を走行する。
【0012】
下方地下輸送システム12は、下方地下鉄路線6、下方荷役装置7、交差点用下方荷役装置8、貨物用車両4、移動台車5から構成され、
【0013】
A.下方地下鉄路線6は、地下鉄路線2より深い深度で当該地下鉄路線2と交差する状態で設けられ、地下トンネル6Aと、地下トンネル内に配設された往き側レール6B1、還り側レール6B2からなる線路6Bと、線路6B上を走行移動する地下鉄用車両6Cと、線路6Bにおける所望する箇所に配設された下方地下鉄駅6D、6D...から構成され、地下鉄駅6Dは、線路6Bに添設された往き側プラットホーム6D1と、還り側プラットホーム6D2と、これらプラットホームに付帯された階段、エスカレーターなどの往き側利用客移動用機構6D3と還り側利用客移動用機構6D4から構成され、
【0014】
B.下方荷役装置7は、下方地下鉄路線6における下方地下鉄駅6D、6D...の全部あるいは一部に付設されたり、さらには地下鉄駅6Dに対して独立した状態で下方地下鉄路線6の線路6Bの両側にそれぞれ配設されかつ地上GLまで延びる往き側荷役装置7Aと還り側荷役装置7Bから構成され、
往き側荷役装置7Aは、往き側荷役プラットホーム7A1と昇降用枠7A2とエレベーター7A3から構成され、昇降用枠7A2は、下端部分は往き側荷役プラットホーム7A1の上面に位置し、上端部分が地上GLより突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口7A2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口7A2Kが、さらに中間には往き側荷役プラットホーム3A1に対応する荷物出入れ口7A2Kが開設され、エレベーター7A3は、昇降用枠7A2内を昇降するよう配設され、
還り側荷役装置7Bは、還り側荷役プラットホーム7B1と昇降用枠7B2とエレベーター7B3から構成され、昇降用枠7B2は、下端部分は還り側荷役プラットホーム7B1の上面に位置し、上端部分が地上GLより突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口7B2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口7B2Kが、さらに中間には還り側荷役プラットホーム3B1に対応する荷物出入れ口7B2Kが開設され、エレベーター7B3は、昇降用枠7B2内を昇降するよう配設されている。
【0015】
C.交差点用下方荷役装置8は、地下鉄貨物輸送システム1の線路2Bと下方地下輸送システム12の線路6Bとが交差する部分に上下に位置する地下鉄駅2Dと地下鉄駅6Dとの間に配設され、当該交差点用下方荷役装置8は、往き側下方荷役装置8Aと還り側下方荷役装置8Bから構成され、往き側下方荷役装置8Aは、往き側下方荷役プラットホーム8A1と昇降用下方枠8A2と下方エレベーター8A3から構成され、昇降用下方枠8A2は、下端部分は往き側下方荷役プラットホーム8A1の上面に位置し、上端部分が上方に位置する地下鉄貨物輸送システム1における往き側荷役プラットホーム3A1より突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口8A2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口8A2Kが開設され、下方エレベーター8A3は、昇降用下方枠8A2内を昇降するよう配設され、還り側下方荷役装置8Bは、還り側下方荷役プラットホーム8B1と昇降用下方枠8B2と下方エレベーター8B3から構成され、昇降用下方枠8B2は、下端部分は還り側下方荷役プラットホーム8B1の上面に位置し、上端部分が上方に位置する地下鉄貨物輸送システム1における還り側荷役プラットホーム3B1より突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口8B2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口8B2Kが開設され、下方エレベーター8B3は、昇降用下方枠8B2内を昇降するよう配設され、地下鉄貨物輸送システム1における往き側荷役プラットホーム3A1と地上との間には、往き側荷役装置3Aが配設され、地下鉄貨物輸送システム1における還り側荷役プラットホーム3B1と地上との間には、還り側荷役装置3Bが配設され、
【0016】
D.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台の下面に設けられた往き側レール6B1と還り側レール6B2を走行する車輪4Bから構成され、かつ線路6B上を走行し、
E.移動台車5は、荷台5Aとこの荷台の下面に設けられた車輪5Bから構成され、かつ往き側下方荷役装置8Aまたは還り側下方荷役装置8Bと貨物用車両4との間における往き側下方荷役プラットホーム8A1の上面上または還り側下方荷役プラットホーム8B1の上面上を走行することを特徴とするものである。
【0017】
請求項3記載の発明は、請求項1あるいは請求項2記載の発明における交差点用下方荷役装置8に代えて、下方荷役装置7を用いたことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
1は第1発明の地下鉄貨物輸送システムで、地下鉄路線2、荷役装置3、貨物用車両4、移動台車5から構成されている。
【0019】
1.地下鉄路線2は公知のものであるが、おおよそ下記のとおり構成されている。
地下トンネル2Aと、地下トンネル内に配設された往き側レール2B1、還り側レール2B2からなる線路2Bと、線路2B上を走行移動する地下鉄用車両2Cと、線路2Bにおける所望する箇所に配設された地下鉄駅2D、2D...から構成されている。
地下鉄駅2Dは、線路2Bに添設された往き側プラットホーム2D1と、還り側プラットホーム2D2と、これらプラットホームに付帯された階段、エスカレーターなどの往き側利用客移動用機構2D3と還り側利用客移動用機構2D4から構成されている。
【0020】
2.荷役装置3は、地下鉄路線2における地下鉄駅2D、2D...の全部あるいは一部に付設されたり、さらには地下鉄駅2Dに対して独立した状態で配設された往き側荷役装置3Aと還り側荷役装置3Bから構成されている。
A.往き側荷役装置3Aは、往き側荷役プラットホーム3A1と昇降用枠3A2とエレベーター3A3から構成されている。
a.昇降用枠3A2は、下端部分は往き側荷役プラットホーム3A1の上面に位置し、上端部分が地上GLより突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口3A2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口3A2Kが開設されている。
b.エレベーター3A3は、昇降用枠3A2内を昇降するよう配設されている。
【0021】
B.還り側荷役装置3Bは、還り側荷役プラットホーム3B1と昇降用枠3B2とエレベーター3B3から構成されている。
a.昇降用枠3B2は、下端部分は還り側荷役プラットホーム3B1の上面に位置し、上端部分が地上GLより突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口3B2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口3B2Kが開設されている。
b.エレベーター3B3は、昇降用枠3B2内を昇降するよう配設されている。
C.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台の下面に設けられた往き側レールと還り側レールを走行する車輪4Bから構成されている。
D.5は移動台車で、荷台5Aとこの荷台の下面に設けられた車輪5Bから構成されている。
【0022】
11は第2発明の多層式地下鉄貨物輸送システムで、第1発明の地下鉄貨物輸送システム1と下方地下輸送システム12から構成されている。
【0023】
1.地下鉄貨物輸送システム1は、地下鉄路線2、荷役装置3、貨物用車両4、移動台車5から構成されている。
A.地下鉄路線2は公知のものであるが、おおよそ下記のとおり構成されている。
地下トンネル2Aと、地下トンネル内に配設された往き側レール2B1、還り側レール2B2からなる線路2Bと、線路2B上を走行移動する地下鉄用車両2Cと、線路2Bにおける所望する箇所に配設された地下鉄駅2D、2D...から構成されている。
地下鉄駅2Dは、線路2Bに添設された往き側プラットホーム2D1と、還り側プラットホーム2D2と、これらプラットホームに付帯された階段、エスカレーターなどの往き側利用客移動用機構2D3と還り側利用客移動用機構2D4から構成されている。
【0024】
B.荷役装置3は、地下鉄路線2における地下鉄駅2D、2D...の全部あるいは一部に付設されたり、さらには地下鉄駅2Dに対して独立した状態で配設された往き側荷役装置3Aと還り側荷役装置3Bから構成されている。
a.往き側荷役装置3Aは、往き側荷役プラットホーム3A1と昇降用枠3A2とエレベーター3A3から構成されている。
イ.昇降用枠3A2は、下端部分は往き側荷役プラットホーム3A1の上面に位置し、上端部分が地上GLより突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口3A2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口3A2Kが開設されている。
ロ.エレベーター3A3は、昇降用枠3A2内を昇降するよう配設されている。
b.還り側荷役装置3Bは、還り側荷役プラットホーム3B1と昇降用枠3B2とエレベーター3B3から構成されている。
イ.昇降用枠3B2は、下端部分は還り側荷役プラットホーム3B1の上面に位置し、上端部分が地上GLより突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口3B2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口3B2Kが開設されている。
ロ.エレベーター3B3は、昇降用枠3B2内を昇降するよう配設されている。
【0025】
C.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台の下面に設けられた往き側レールと還り側レールを走行する車輪4Bから構成されている。
D.5は移動台車で、荷台5Aとこの荷台の下面に設けられた車輪5Bから構成されている。
【0026】
2.下方地下輸送システム12は、下方地下鉄路線6、下方荷役装置7、交差点用下方荷役装置8、貨物用車両4、移動台車5から構成されている。
A.下方地下鉄路線6は公知のものであるが、地下鉄路線2より深い深度で当該地下鉄路線2と交差する状態で設けられ、おおよそ下記のとおり構成されている。
地下トンネル6Aと、地下トンネル内に配設された往き側レール6B1、還り側レール6B2からなる線路6Bと、線路6B上を走行移動する地下鉄用車両6Cと、線路6Bにおける所望する箇所に配設された下方地下鉄駅6D、6D...から構成されている。
地下鉄駅6Dは、線路6Bに添設された往き側プラットホーム6D1と、還り側プラットホーム6D2と、これらプラットホームに付帯された階段、エスカレーターなどの往き側利用客移動用機構6D3と還り側利用客移動用機構6D4から構成されている。
【0027】
B.下方荷役装置7は、下方地下鉄路線6における下方地下鉄駅6D、6D...の全部あるいは一部に付設されたり、さらには地下鉄駅6Dに対して独立した状態で配設された往き側荷役装置7Aと還り側荷役装置7Bから構成されている。
【0028】
a.往き側荷役装置7Aは、往き側荷役プラットホーム7A1と昇降用枠7A2とエレベーター7A3から構成されている。
イ.昇降用枠7A2は、下端部分は往き側荷役プラットホーム7A1の上面に位置し、上端部分が地上GLより突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口7A2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口7A2Kが、さらに中間には往き側荷役プラットホーム3A1に対応する荷物出入れ口7A2Kが開設されている。(図18参照)
ロ.エレベーター7A3は、昇降用枠7A2内を昇降するよう配設されている。
b.還り側荷役装置7Bは、還り側荷役プラットホーム7B1と昇降用枠7B2とエレベーター7B3から構成されている。
イ.昇降用枠7B2は、下端部分は還り側荷役プラットホーム7B1の上面に位置し、上端部分が地上GLより突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口7B2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口7B2Kが、さらに中間には還り側荷役プラットホーム3B1に対応する荷物出入れ口7B2Kが開設されている。(図19参照)
ロ.エレベーター7B3は、昇降用枠7B2内を昇降するよう配設されている。
【0029】
C.交差点用下方荷役装置8は、地下鉄貨物輸送システム1の線路2Bと下方地下輸送システム12の線路6Bとが交差する部分に上下に位置する地下鉄駅2Dと地下鉄駅6Dとの間に配設され、当該交差点用下方荷役装置8は、往き側下方荷役装置8Aと還り側下方荷役装置8Bから構成されている。
【0030】
a.往き側下方荷役装置8Aは、往き側下方荷役プラットホーム8A1と昇降用下方枠8A2と下方エレベーター8A3から構成されている。
イ.昇降用下方枠8A2は、下端部分は往き側下方荷役プラットホーム8A1の上面に位置し、上端部分が上方に位置する地下鉄貨物輸送システム1における往き側荷役プラットホーム3A1より突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口8A2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口8A2Kが開設されている。(図21参照)
ロ.下方エレベーター8A3は、昇降用下方枠8A2内を昇降するよう配設されている。
b.還り側下方荷役装置8Bは、還り側下方荷役プラットホーム8B1と昇降用下方枠8B2と下方エレベーター8B3から構成されている。
イ.昇降用下方枠8B2は、下端部分は還り側下方荷役プラットホーム8B1の上面に位置し、上端部分が上方に位置する地下鉄貨物輸送システム1における還り側荷役プラットホーム3B1より突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口8B2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口8B2Kが開設されている。(図22参照)
ロ.下方エレベーター8B3は、昇降用下方枠8B2内を昇降するよう配設されている。
c.地下鉄貨物輸送システム1における往き側荷役プラットホーム3A1と地上との間には、往き側荷役装置3Aが配設され、地下鉄貨物輸送システム1における還り側荷役プラットホーム3B1と地上との間には、還り側荷役装置3Bが配設されている。
【0031】
D.交差点用下方荷役装置8に代えて、下方荷役装置7を用いることもできる。
E.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台の下面に設けられた往き側レールと還り側レールを走行する車輪4Bから構成されている。
F.5は移動台車で、荷台5Aとこの荷台の下面に設けられた車輪5Bから構成されている。
【0032】
以上は多層式地下鉄貨物輸送システムについて、上下2層の場合を例に説明したが、3層、4層の場合も2層の場合と同様な構成を採用するとよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
1.地下鉄の信頼性を生かすことで確実な輸送計画ができ、都心での混雑を緩和することができる。
2.貨物ターミナルから配送目的地までの中間輸送がなくなる。
3.自動車などの事故が減少する。
4.排気ガスが減少する。
5.特に積雪時、台風時などの災害時における輸送能力を一段と向上させることができる。
6.貨物車の台数、人員を減少させることができる。
7.交通渋滞を解消できる。
8.地下鉄の付加価値を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1発明の地下鉄貨物輸送システムにおける線路の長手方向に沿った状態の略図的縦断面図である。
【図2】 第1発明の地下鉄貨物輸送システムにおける線路の長手方向に沿った状態の略図的縦断面図である。
【図3】 A−A線略図的断面図である。
【図4】 B−B線断面図である。
【図5】 往き側荷役装置の作用を説明する要部拡大縦断面図である。
【図6】 還り側荷役装置の作用を説明する要部拡大縦断面図である。
【図7】 第2発明の多層式地下鉄貨物輸送システムにおける線路の長手方向に沿った状態の略図的縦断面図である。
【図8】 第2発明の多層式地下鉄貨物輸送システムにおける線路の長手方向に沿った状態の略図的縦断面図である。
【図9】 C−C線断面図である。
【図10】 D−D線断面図である。
【図11】 往き側荷役装置の作用を説明する要部拡大縦断面図である。
【図12】 還り側荷役装置の作用を説明する要部拡大縦断面図である。
【図13】 E−E線略図的断面図である。
【図14】 F−F線断面図である。
【図15】 第2発明の多層式地下鉄貨物輸送システムにおける線路の長手方向に沿った状態の略図的縦断面図である。
【図16】 G−G線略図的断面図である。
【図17】 H−H線断面図である。
【図18】 往き側荷役装置の作用を説明する要部拡大縦断面図である。
【図19】 還り側荷役装置の作用を説明する要部拡大縦断面図である。
【図20】 地下鉄貨物輸送システムと下方地下輸送システムの交差部分の他の実施例の状態を説明する略図的縦断面図である。
【図21】 往き側下方荷役装置の作用を説明する要部拡大縦断面図である。
【図22】 還り側下方荷役装置の作用を説明する要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 第1発明の地下鉄貨物輸送システム
2 地下鉄路線
3 荷役装置
4 貨物用車両
5 移動台車
11 第2発明の多層式地下鉄貨物輸送システム
12 下方地下輸送システム
6 下方地下鉄路線
7 下方荷役装置
8 交差点用下方荷役装置
Claims (3)
- 地下鉄貨物輸送システム(1)と下方地下輸送システム(12)から構成され、
地下鉄貨物輸送システム(1)は、地下鉄路線(2)、荷役装置(3)、貨物用車両(4)、移動台車(5)から構成され、
地下鉄路線(2)は、地下トンネル(2A)と、地下トンネル内に配設された往き側レール(2B1)、還り側レール(2B2)からなる線路(2B)と、線路(2B)上を走行移動する地下鉄用車両(2C)と、線路(2B)における所望する箇所に配設された地下鉄駅(2D、2D...)から構成され、
荷役装置(3)は、地下鉄路線(2)における地下鉄駅(2D、2D...)の全部あるいは一部に付設されたり、さらには地下鉄駅(2D)に対して独立した状態で地下鉄路線(2)の線路(2B)の両側にそれぞれ配設されかつ地上(GL)まで延びる往き側荷役装置(3A)と還り側荷役装置(3B)から構成され、
往き側荷役装置(3A)は、下端部分が往き側荷役プラットホーム(3A1)の上面に位置し、上端部分が地上に突出する状態に構成され、還り側荷役装置(3B)は、下端部分が還り側荷役プラットホーム(3B1)の上面に位置し、上端部分が地上に突出する状態に構成され、
貨物用車両(4)は、荷台(4A)とこの荷台の下面に設けられた往き側レール(2B1)と還り側レール(2B2)を走行する車輪(4B)から構成され、かつ線路(2B)上を走行し、
移動台車(5)は、荷台(5A)とこの荷台の下面に設けられた車輪(5B)から構成され、かつ往き側荷役装置(3A)または還り側荷役装置(3B)と貨物用車両(4)との間における往き側荷役プラットホーム(3A1)の上面上または還り側荷役プラットホーム(3B1)の上面上を走行し、
下方地下輸送システム(12)は、下方地下鉄路線(6)、下方荷役装置(7)、交差点用下方荷役装置(8)、貨物用車両(4)、移動台車(5)から構成され、
下方地下鉄路線(6)は、地下鉄路線(2)より深い深度で地下トンネル(6A)と、地下トンネル内に配設された往き側レール(6B1)、還り側レール(6B2)からなる線路(6B)と、線路(6B)上を走行移動する地下鉄用車両(6C)と、線路(6B)における所望する箇所に配設された下方地下鉄駅(6D、6D...)から構成され、
下方荷役装置(7)は、下方地下鉄路線(6)における下方地下鉄駅(6D、6D...)の全部あるいは一部に付設されたり、さらには地下鉄駅(6D)に対して独立した状態で下方地下鉄路線(6)の線路(6B)の両側にそれぞれ配設されかつ地上(GL)まで延びる往き側荷役装置(7A)と還り側荷役装置(7B)から構成され、
往き側荷役装置(7A)は、下端部分が往き側荷役プラットホーム(7A1)の上面に位置し、上端部分が地上に突出する状態に構成され、還り側荷役装置(7B)は、下端部分が還り側荷役プラットホーム(7B1)の上面に位置し、上端部分が地上に突出する状態に構成され、
交差点用下方荷役装置(8)は、地下鉄貨物輸送システム(1)の線路(2B)と下方地下輸送システム(12)の線路(6B)とが交差する部分に上下に位置する地下鉄駅(2D)と地下鉄駅(6D)との間に配設され、当該交差点用下方荷役装置(8)は、往き側下方荷役装置(8A)と還り側下方荷役装置(8B)から構成され、
往き側下方荷役装置(8A)は、下端部分が往き側下方荷役プラットホーム(8A1)の上面に位置し、上端部分が地下鉄貨物輸送システム(1)における往き側荷役プラットホーム(3A1)に突出する状態に構成され、還り側下方荷役装置(8B)は、下端部分が還り側下方荷役プラットホーム(8B1)の上面に位置し、上端部分が地下鉄貨物輸送システム(1)における還り側荷役プラットホーム(3B1)に突出する状態に構成され、
貨物用車両(4)は、荷台(4A)とこの荷台の下面に設けられた往き側レール(6B1)と還り側レール(6B2)を走行する車輪(4B)から構成され、かつ線路(6B) 上を走行し、
移動台車(5)は、荷台(5A)とこの荷台の下面に設けられた車輪(5B)から構成され、かつ往き側下方荷役装置(8A)または還り側下方荷役装置(8B)と貨物用車両(4)との間における往き側下方荷役プラットホーム(8A1)の上面上または還り側下方荷役プラットホーム(8B1)の上面上を走行することを特徴とする多層式地下鉄貨物輸送システム。 - 地下鉄貨物輸送システム(1)と下方地下輸送システム(12)から構成され、
地下鉄貨物輸送システム(1)は、地下鉄路線(2)、荷役装置(3)、貨物用車両(4)、移動台車(5)から構成され、
地下鉄路線(2)は、地下トンネル(2A)と、地下トンネル内に配設された往き側レール(2B1)、還り側レール(2B2)からなる線路(2B)と、線路(2B)上を走行移動する地下鉄用車両(2C)と、線路(2B)における所望する箇所に配設された地下鉄駅(2D、2D...)から構成され、地下鉄駅(2D)は、線路(2B)に添設された往き側プラットホーム(2D1)と、還り側プラットホーム(2D2)と、これらプラットホームに付帯された階段、エスカレーターなどの往き側利用客移動用機構(2D3)と還り側利用客移動用機構(2D4)から構成され、
荷役装置(3)は、地下鉄路線(2)における地下鉄駅(2D、2D...)の全部あるいは一部に付設されたり、さらには地下鉄駅(2D)に対して独立した状態で地下鉄路線(2)の線路(2B)の両側にそれぞれ配設されかつ地上(GL)まで延びる往き側荷役装置(3A)と還り側荷役装置(3B)から構成され、
往き側荷役装置(3A)は、往き側荷役プラットホーム(3A1)と昇降用枠(3A2)とエレベーター(3A3)から構成され、昇降用枠(3A2)は、下端部分は往き側荷役プラットホーム(3A1)の上面に位置し、上端部分が地上(GL)より突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口(3A2K)が、また上方部分には上方の荷物出入れ口(3A2K)が開設され、エレベーター(3A3)は、昇降用枠(3A2)内を昇降するよう配設され、還り側荷役装置(3B)は、還り側荷役プラットホーム(3B1)と昇降用枠(3B2)とエレベーター(3B3)から構成され、昇降用枠(3B2)は、下端部分は還り側荷役プラットホーム(3B1)の上面に位置し、上端部分が地上(GL)より突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口(3B2K)が、また上方部分には上方の荷物出入れ口(3B2K)が開設され、エレベーター(3B3)は、昇降用枠(3B2)内を昇降するよう配設され、
貨物用車両(4)は、荷台(4A)とこの荷台の下面に設けられた往き側レール(2B1)と還り側レール(2B2)を走行する車輪(4B)から構成され、かつ線路(2B)上を走行し、
移動台車(5)は、荷台(5A)とこの荷台の下面に設けられた車輪(5B)から構成され、かつ往き側荷役装置(3A)または還り側荷役装置(3B)と貨物用車両(4)との間における往き側荷役プラットホーム(3A1)の上面上または還り側荷役プラットホーム(3B1)の上面上を走行し、
下方地下輸送システム(12)は、下方地下鉄路線(6)、下方荷役装置(7)、交差点用下方荷役装置(8)、貨物用車両(4)、移動台車(5)から構成され、
下方地下鉄路線(6)は、地下鉄路線(2)より深い深度で当該地下鉄路線(2)と交差する状態で設けられ、地下トンネル(6A)と、地下トンネル内に配設された往き側レール(6B1)、還り側レール(6B2)からなる線路(6B)と、線路(6B)上を走行移動する地下鉄用車両(6C)と、線路(6B)における所望する箇所に配設された下方地下鉄駅(6D、6D...)から構成され、地下鉄駅(6D)は、線路(6B)に添設された往き側プラットホーム(6D1)と、還り側プラットホーム(6D2)と、これらプラットホームに付帯された階段、エスカレーターなどの往き側利用客移動用機構(6D3)と還り側利用客移動用機構(6D4)から構成され、
下方荷役装置(7)は、下方地下鉄路線(6)における下方地下鉄駅(6D、6D...)の全部あるいは一部に付設されたり、さらには地下鉄駅(6D)に対して独立した状態で下方地下鉄路線(6)の線路(6B)の両側にそれぞれ配設されかつ地上(GL)まで延びる往き側荷役装置(7A)と還り側荷役装置(7B)から構成され、
往き側荷役装置(7A)は、往き側荷役プラットホーム(7A1)と昇降用枠(7A2)とエレベーター(7A3)から構成され、昇降用枠(7A2)は、下端部分は往き側荷役プラットホーム(7A1)の上面に位置し、上端部分が地上(GL)より突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口(7A2K)が、また上方部分には上方の荷物出入れ口(7A2K)が、さらに中間には往き側荷役プラットホーム(3A1)に対応する荷物出入れ口(7A2K)が開設され、エレベーター(7A3)は、昇降用枠(7A2)内を昇降するよう配設され、
還り側荷役装置(7B)は、還り側荷役プラットホーム(7B1)と昇降用枠(7B2)とエレベーター(7B3)から構成され、昇降用枠(7B2)は、下端部分は還り側荷役プラットホーム(7B1)の上面に位置し、上端部分が地上(GL)より突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口(7B2K)が、また上方部分には上方の荷物出入れ口(7B2K)が、さらに中間には還り側荷役プラットホーム(3B1)に対応する荷物出入れ口(7B2K)が開設され、エレベーター(7B3)は、昇降用枠(7B2)内を昇降するよう配設され、
交差点用下方荷役装置(8)は、地下鉄貨物輸送システム(1)の線路(2B)と下方地下輸送システム(12)の線路(6B)とが交差する部分に上下に位置する地下鉄駅(2D)と地下鉄駅(6D)との間に配設され、当該交差点用下方荷役装置(8)は、往き側下方荷役装置(8A)と還り側下方荷役装置(8B)から構成され、
往き側下方荷役装置(8A)は、往き側下方荷役プラットホーム(8A1)と昇降用下方枠(8A2)と下方エレベーター(8A3)から構成され、昇降用下方枠(8A2)は、下端部分は往き側下方荷役プラットホーム(8A1)の上面に位置し、上端部分が上方に位置する地下鉄貨物輸送システム(1)における往き側荷役プラットホーム(3A1)より突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口(8A2K)が、また上方部分には上方の荷物出入れ口(8A2K)が開設され、下方エレベーター(8A3)は、昇降用下方枠(8A2)内を昇降するよう配設され、
還り側下方荷役装置(8B)は、還り側下方荷役プラットホーム(8B1)と昇降用下方枠(8B2)と下方エレベーター(8B3)から構成され、昇降用下方枠(8B2)は、下端部分は還り側下方荷役プラットホーム(8B1)の上面に位置し、上端部分が上方に位置する地下鉄貨物輸送システム(1)における還り側荷役プラットホーム(3B1)より突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口(8B2K)が、また上方部分には上方の荷物出入れ口(8B2K)が開設され、下方エレベーター(8B3)は、昇降用下方枠(8B2)内を昇降するよう配設され、
地下鉄貨物輸送システム(1)における往き側荷役プラットホーム(3A1)と地上との間には、往き側荷役装置(3A)が配設され、地下鉄貨物輸送システム(1)における還り側荷役プラットホーム(3B1)と地上との間には、還り側荷役装置(3B)が配設され、
貨物用車両(4)は、荷台(4A)とこの荷台の下面に設けられた往き側レール(6B1)と還り側レール(6B2)を走行する車輪(4B)から構成され、かつ線路(6B)上を走行し、
移動台車(5)は、荷台(5A)とこの荷台の下面に設けられた車輪(5B)から構成され、かつ往き側下方荷役装置(8A)または還り側下方荷役装置(8B)と貨物用車両(4)との間における往き側下方荷役プラットホーム(8A1)の上面上または還り側下方荷役プラットホーム(8B1)の上面上を走行することを特徴とする多層式地下鉄貨物輸送システム。 - 交差点用下方荷役装置(8)に代えて、下方荷役装置(7)を用いた請求項1あるいは請求項2記載の多層式地下鉄貨物輸送システム。
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