JP2002337685A - 地下鉄貨物輸送システムと多層式地下鉄貨物輸送システム - Google Patents

地下鉄貨物輸送システムと多層式地下鉄貨物輸送システム

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JP2002337685A
JP2002337685A JP2001146734A JP2001146734A JP2002337685A JP 2002337685 A JP2002337685 A JP 2002337685A JP 2001146734 A JP2001146734 A JP 2001146734A JP 2001146734 A JP2001146734 A JP 2001146734A JP 2002337685 A JP2002337685 A JP 2002337685A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地下鉄では貨物の輸送はしていないため、自
動車などで行わざるを得ないことになるが、交通事情の
悪化などが問題となっている。 【解決手段】 人員を輸送する地下鉄路線に荷役装置を
配設し、人員を輸送する車両のほか貨物用車両を走行さ
せるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な構成を有す
る地下鉄貨物輸送システムと多層式地下鉄貨物輸送シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来地下鉄では貨物を輸送していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。地下
鉄を有する大都市では、貨物の輸送は自動車などで行わ
ざるを得ないことになるが、交通事情の悪化、環境に対
する悪影響などが問題となる。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、上述の問題を解決できるものを提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。請求項1記
載の発明は、地下鉄路線2、荷役装置3、貨物用車両
4、移動台車5から構成され、 A.地下鉄路線2は、地下トンネル2Aと、地下トンネ
ル内に配設された往き側レール2B1、還り側レール2
B2からなる線路2Bと、線路2B上を走行移動する地
下鉄用車両2Cと、線路2Bにおける所望する箇所に配
設された地下鉄駅2D、2D...から構成され、 B.荷役装置3は、地下鉄路線2における地下鉄駅2
D、2D...の全部あるいは一部に付設されたり、さ
らには地下鉄駅2Dに対して独立した状態で配設された
往き側荷役装置3Aと還り側荷役装置3Bから構成さ
れ、 C.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台の下面に設け
られた往き側レールと還り側レールを走行する車輪4B
から構成され、 D.移動台車5は、荷台5Aとこの荷台の下面に設けら
れた車輪5Bから構成されていることを特徴とするもの
である。
【0006】請求項2記載の発明は、地下鉄路線2、荷
役装置3、貨物用車両4、移動台車5から構成され、地
下鉄路線2は、地下トンネル2Aと、地下トンネル内に
配設された往き側レール2B1、還り側レール2B2か
らなる線路2Bと、線路2B上を走行移動する地下鉄用
車両2Cと、線路2Bにおける所望する箇所に配設され
た地下鉄駅2D、2D...から構成され、地下鉄駅2
Dは、線路2Bに添設された往き側プラットホーム2D
1と、還り側プラットホーム2D2と、これらプラット
ホームに付帯された階段、エスカレーターなどの往き側
利用客移動用機構2D3と還り側利用客移動用機構2D
4から構成され、荷役装置3は、地下鉄路線2における
地下鉄駅2D、2D...の全部あるいは一部に付設さ
れたり、さらには地下鉄駅2Dに対して独立した状態で
配設された往き側荷役装置3Aと還り側荷役装置3Bか
ら構成され、 A.往き側荷役装置3Aは、往き側荷役プラットホーム
3A1と昇降用枠3A2とエレベーター3A3から構成
され、昇降用枠3A2は、下端部分は往き側荷役プラッ
トホーム3A1の上面に位置し、上端部分が地上GLよ
り突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出
入れ口3A2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ
口3A2Kが開設され、エレベーター3A3は、昇降用
枠3A2内を昇降するよう配設され、 B.還り側荷役装置3Bは、還り側荷役プラットホーム
3B1と昇降用枠3B2とエレベーター3B3から構成
され、昇降用枠3B2は、下端部分は還り側荷役プラッ
トホーム3B1の上面に位置し、上端部分が地上GLよ
り突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出
入れ口3B2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ
口3B2Kが開設され、エレベーター3B3は、昇降用
枠3B2内を昇降するよう配設され、 C.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台の下面に設け
られた往き側レールと還り側レールを走行する車輪4B
から構成され、 D.移動台車5は、荷台5Aとこの荷台の下面に設けら
れた車輪5Bから構成されていることを特徴とするもの
である。
【0007】請求項3記載の発明は、地下鉄貨物輸送シ
ステム1と下方地下輸送システム12から構成され、地
下鉄貨物輸送システム1は、地下鉄路線2、荷役装置
3、貨物用車両4、移動台車5から構成されている。 A.地下鉄路線2は、地下トンネル2Aと、地下トンネ
ル内に配設された往き側レール2B1、還り側レール2
B2からなる線路2Bと、線路2B上を走行移動する地
下鉄用車両2Cと、線路2Bにおける所望する箇所に配
設された地下鉄駅2D、2D...から構成され、 B.荷役装置3は、地下鉄路線2における地下鉄駅2
D、2D...の全部あるいは一部に付設されたり、さ
らには地下鉄駅2Dに対して独立した状態で配設された
往き側荷役装置3Aと還り側荷役装置3Bから構成さ
れ、 C.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台の下面に設け
られた往き側レールと還り側レールを走行する車輪4B
から構成され、 D.移動台車5は、荷台5Aとこの荷台の下面に設けら
れた車輪5Bから構成され、下方地下輸送システム12
は、下方地下鉄路線6、下方荷役装置7、交差点用下方
荷役装置8、貨物用車両4、移動台車5から構成され、 A.下方地下鉄路線6は、地下鉄路線2より深い深度で
地下トンネル6Aと、地下トンネル内に配設された往き
側レール6B1、還り側レール6B2からなる線路6B
と、線路6B上を走行移動する地下鉄用車両6Cと、線
路6Bにおける所望する箇所に配設された下方地下鉄駅
6D、6D...から構成され、 B.下方荷役装置7は、下方地下鉄路線6における下方
地下鉄駅6D、6D...の全部あるいは一部に付設さ
れたり、さらには地下鉄駅6Dに対して独立した状態で
配設された往き側荷役装置7Aと還り側荷役装置7Bか
ら構成され、 C.交差点用下方荷役装置8は、地下鉄貨物輸送システ
ム1の線路2Bと下方地下輸送システム12の線路6B
とが交差する部分に上下に位置する地下鉄駅2Dと地下
鉄駅6Dとの間に配設され、当該交差点用下方荷役装置
8は、往き側下方荷役装置8Aと還り側下方荷役装置8
Bから構成され、 D.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台の下面に設け
られた往き側レールと還り側レールを走行する車輪4B
から構成され、 E.移動台車5は、荷台5Aとこの荷台の下面に設けら
れた車輪5Bから構成されていることを特徴とするもの
である。
【0008】請求項4記載の発明は、地下鉄貨物輸送シ
ステム1と下方地下輸送システム12から構成され、地
下鉄貨物輸送システム1は、地下鉄路線2、荷役装置
3、貨物用車両4、移動台車5から構成されている。
【0009】A.地下鉄路線2は、地下トンネル2A
と、地下トンネル内に配設された往き側レール2B1、
還り側レール2B2からなる線路2Bと、線路2B上を
走行移動する地下鉄用車両2Cと、線路2Bにおける所
望する箇所に配設された地下鉄駅2D、2D...から
構成され、地下鉄駅2Dは、線路2Bに添設された往き
側プラットホーム2D1と、還り側プラットホーム2D
2と、これらプラットホームに付帯された階段、エスカ
レーターなどの往き側利用客移動用機構2D3と還り側
利用客移動用機構2D4から構成されている。
【0010】B.荷役装置3は、地下鉄路線2における
地下鉄駅2D、2D...の全部あるいは一部に付設さ
れたり、さらには地下鉄駅2Dに対して独立した状態で
配設された往き側荷役装置3Aと還り側荷役装置3Bか
ら構成され、往き側荷役装置3Aは、往き側荷役プラッ
トホーム3A1と昇降用枠3A2とエレベーター3A3
から構成され、昇降用枠3A2は、下端部分は往き側荷
役プラットホーム3A1の上面に位置し、上端部分が地
上GLより突出する状態に構成され、下方部分には下方
の荷物出入れ口3A2Kが、また上方部分には上方の荷
物出入れ口3A2Kが開設され、エレベーター3A3
は、昇降用枠3A2内を昇降するよう配設され、還り側
荷役装置3Bは、還り側荷役プラットホーム3B1と昇
降用枠3B2とエレベーター3B3から構成され、昇降
用枠3B2は、下端部分は還り側荷役プラットホーム3
B1の上面に位置し、上端部分が地上GLより突出する
状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ口3B
2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口3B2K
が開設され、エレベーター3B3は、昇降用枠3B2内
を昇降するよう配設されている。
【0011】C.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台
の下面に設けられた往き側レールと還り側レールを走行
する車輪4Bから構成され、 D.移動台車5は、荷台5Aとこの荷台の下面に設けら
れた車輪5Bから構成されている。
【0012】下方地下輸送システム12は、下方地下鉄
路線6、下方荷役装置7、交差点用下方荷役装置8、貨
物用車両4、移動台車5から構成されている。
【0013】A.下方地下鉄路線6は、地下鉄路線2よ
り深い深度で当該地下鉄路線2と交差する状態で設けら
れ、地下トンネル6Aと、地下トンネル内に配設された
往き側レール6B1、還り側レール6B2からなる線路
6Bと、線路6B上を走行移動する地下鉄用車両6C
と、線路6Bにおける所望する箇所に配設された下方地
下鉄駅6D、6D...から構成され、地下鉄駅6D
は、線路6Bに添設された往き側プラットホーム6D1
と、還り側プラットホーム6D2と、これらプラットホ
ームに付帯された階段、エスカレーターなどの往き側利
用客移動用機構6D3と還り側利用客移動用機構6D4
から構成されている。
【0014】B.下方荷役装置7は、下方地下鉄路線6
における下方地下鉄駅6D、6D...の全部あるいは
一部に付設されたり、さらには地下鉄駅6Dに対して独
立した状態で配設された往き側荷役装置7Aと還り側荷
役装置7Bから構成され、往き側荷役装置7Aは、往き
側荷役プラットホーム7A1と昇降用枠7A2とエレベ
ーター7A3から構成され、昇降用枠7A2は、下端部
分は往き側荷役プラットホーム7A1の上面に位置し、
上端部分が地上GLより突出する状態に構成され、下方
部分には下方の荷物出入れ口7A2Kが、また上方部分
には上方の荷物出入れ口7A2Kが、さらに中間には往
き側荷役プラットホーム3A1に対応する荷物出入れ口
7A2Kが開設され、エレベーター7A3は、昇降用枠
7A2内を昇降するよう配設され、還り側荷役装置7B
は、還り側荷役プラットホーム7B1と昇降用枠7B2
とエレベーター7B3から構成され、昇降用枠7B2
は、下端部分は還り側荷役プラットホーム7B1の上面
に位置し、上端部分が地上GLより突出する状態に構成
され、下方部分には下方の荷物出入れ口7B2Kが、ま
た上方部分には上方の荷物出入れ口7B2Kが、さらに
中間には還り側荷役プラットホーム3B1に対応する荷
物出入れ口7B2Kが開設され、エレベーター7B3
は、昇降用枠7B2内を昇降するよう配設されている。
【0015】C.交差点用下方荷役装置8は、地下鉄貨
物輸送システム1の線路2Bと下方地下輸送システム1
2の線路6Bとが交差する部分に上下に位置する地下鉄
駅2Dと地下鉄駅6Dとの間に配設され、当該交差点用
下方荷役装置8は、往き側下方荷役装置8Aと還り側下
方荷役装置8Bから構成され、往き側下方荷役装置8A
は、往き側下方荷役プラットホーム8A1と昇降用下方
枠8A2と下方エレベーター8A3から構成され、昇降
用下方枠8A2は、下端部分は往き側下方荷役プラット
ホーム8A1の上面に位置し、上端部分が上方に位置す
る地下鉄貨物輸送システム1における往き側荷役プラッ
トホーム3A1より突出する状態に構成され、下方部分
には下方の荷物出入れ口8A2Kが、また上方部分には
上方の荷物出入れ口8A2Kが開設され、下方エレベー
ター8A3は、昇降用下方枠8A2内を昇降するよう配
設され、還り側下方荷役装置8Bは、還り側下方荷役プ
ラットホーム8B1と昇降用下方枠8B2と下方エレベ
ーター8B3から構成され、昇降用下方枠8B2は、下
端部分は還り側下方荷役プラットホーム8B1の上面に
位置し、上端部分が上方に位置する地下鉄貨物輸送シス
テム1における還り側荷役プラットホーム3B1より突
出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入れ
口8B2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口8
B2Kが開設され、下方エレベーター8B3は、昇降用
下方枠8B2内を昇降するよう配設され、地下鉄貨物輸
送システム1における往き側荷役プラットホーム3A1
と地上との間には、往き側荷役装置3Aが配設され、地
下鉄貨物輸送システム1における還り側荷役プラットホ
ーム3B1と地上との間には、還り側荷役装置3Bが配
設されている。
【0016】D.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台
の下面に設けられた往き側レールと還り側レールを走行
する車輪4Bから構成され、 E.移動台車5は、荷台5Aとこの荷台の下面に設けら
れた車輪5Bから構成されていることを特徴とするもの
である。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項3あるいは
請求項4記載の発明における交差点用下方荷役装置8に
代えて、下方荷役装置7を用いたことを特徴とするもの
である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。1は第1発明の
地下鉄貨物輸送システムで、地下鉄路線2、荷役装置
3、貨物用車両4、移動台車5から構成されている。
【0019】1.地下鉄路線2は公知のものであるが、
おおよそ下記のとおり構成されている。地下トンネル2
Aと、地下トンネル内に配設された往き側レール2B
1、還り側レール2B2からなる線路2Bと、線路2B
上を走行移動する地下鉄用車両2Cと、線路2Bにおけ
る所望する箇所に配設された地下鉄駅2D、2D...
から構成されている。地下鉄駅2Dは、線路2Bに添設
された往き側プラットホーム2D1と、還り側プラット
ホーム2D2と、これらプラットホームに付帯された階
段、エスカレーターなどの往き側利用客移動用機構2D
3と還り側利用客移動用機構2D4から構成されてい
る。
【0020】2.荷役装置3は、地下鉄路線2における
地下鉄駅2D、2D...の全部あるいは一部に付設さ
れたり、さらには地下鉄駅2Dに対して独立した状態で
配設された往き側荷役装置3Aと還り側荷役装置3Bか
ら構成されている。 A.往き側荷役装置3Aは、往き側荷役プラットホーム
3A1と昇降用枠3A2とエレベーター3A3から構成
されている。 a.昇降用枠3A2は、下端部分は往き側荷役プラット
ホーム3A1の上面に位置し、上端部分が地上GLより
突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入
れ口3A2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口
3A2Kが開設されている。 b.エレベーター3A3は、昇降用枠3A2内を昇降す
るよう配設されている。
【0021】B.還り側荷役装置3Bは、還り側荷役プ
ラットホーム3B1と昇降用枠3B2とエレベーター3
B3から構成されている。 a.昇降用枠3B2は、下端部分は還り側荷役プラット
ホーム3B1の上面に位置し、上端部分が地上GLより
突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入
れ口3B2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口
3B2Kが開設されている。 b.エレベーター3B3は、昇降用枠3B2内を昇降す
るよう配設されている。 C.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台の下面に設け
られた往き側レールと還り側レールを走行する車輪4B
から構成されている。 D.移動台車5は、荷台5Aとこの荷台の下面に設けら
れた車輪5Bから構成されている。
【0022】11は第2発明の多層式地下鉄貨物輸送シ
ステムで、第1発明の地下鉄貨物輸送システム1と下方
地下輸送システム12から構成されている。
【0023】1.地下鉄貨物輸送システム1は、地下鉄
路線2、荷役装置3、貨物用車両4、移動台車5から構
成されている。 A.地下鉄路線2は公知のものであるが、おおよそ下記
のとおり構成されている。地下トンネル2Aと、地下ト
ンネル内に配設された往き側レール2B1、還り側レー
ル2B2からなる線路2Bと、線路2B上を走行移動す
る地下鉄用車両2Cと、線路2Bにおける所望する箇所
に配設された地下鉄駅2D、2D...から構成されて
いる。地下鉄駅2Dは、線路2Bに添設された往き側プ
ラットホーム2D1と、還り側プラットホーム2D2
と、これらプラットホームに付帯された階段、エスカレ
ーターなどの往き側利用客移動用機構2D3と還り側利
用客移動用機構2D4から構成されている。
【0024】B.荷役装置3は、地下鉄路線2における
地下鉄駅2D、2D...の全部あるいは一部に付設さ
れたり、さらには地下鉄駅2Dに対して独立した状態で
配設された往き側荷役装置3Aと還り側荷役装置3Bか
ら構成されている。 a.往き側荷役装置3Aは、往き側荷役プラットホーム
3A1と昇降用枠3A2とエレベーター3A3から構成
されている。 イ.昇降用枠3A2は、下端部分は往き側荷役プラット
ホーム3A1の上面に位置し、上端部分が地上GLより
突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入
れ口3A2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口
3A2Kが開設されている。 ロ.エレベーター3A3は、昇降用枠3A2内を昇降す
るよう配設されている。 b.還り側荷役装置3Bは、還り側荷役プラットホーム
3B1と昇降用枠3B2とエレベーター3B3から構成
されている。 イ.昇降用枠3B2は、下端部分は還り側荷役プラット
ホーム3B1の上面に位置し、上端部分が地上GLより
突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入
れ口3B2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口
3B2Kが開設されている。ロ.エレベーター3B3
は、昇降用枠3B2内を昇降するよう配設されている。
【0025】C.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台
の下面に設けられた往き側レールと還り側レールを走行
する車輪4Bから構成されている。 D.移動台車5は、荷台5Aとこの荷台の下面に設けら
れた車輪5Bから構成されている。
【0026】2.下方地下輸送システム12は、下方地
下鉄路線6、下方荷役装置7、交差点用下方荷役装置
8、貨物用車両4、移動台車5から構成されている。 A.下方地下鉄路線6は公知のものであるが、地下鉄路
線2より深い深度で当該地下鉄路線2と交差する状態で
設けられ、おおよそ下記のとおり構成されている。地下
トンネル6Aと、地下トンネル内に配設された往き側レ
ール6B1、還り側レール6B2からなる線路6Bと、
線路6B上を走行移動する地下鉄用車両6Cと、線路6
Bにおける所望する箇所に配設された下方地下鉄駅6
D、6D...から構成されている。地下鉄駅6Dは、
線路6Bに添設された往き側プラットホーム6D1と、
還り側プラットホーム6D2と、これらプラットホーム
に付帯された階段、エスカレーターなどの往き側利用客
移動用機構6D3と還り側利用客移動用機構6D4から
構成されている。
【0027】B.下方荷役装置7は、下方地下鉄路線6
における下方地下鉄駅6D、6D...の全部あるいは
一部に付設されたり、さらには地下鉄駅6Dに対して独
立した状態で配設された往き側荷役装置7Aと還り側荷
役装置7Bから構成されている。
【0028】a.往き側荷役装置7Aは、往き側荷役プ
ラットホーム7A1と昇降用枠7A2とエレベーター7
A3から構成されている。 イ.昇降用枠7A2は、下端部分は往き側荷役プラット
ホーム7A1の上面に位置し、上端部分が地上GLより
突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入
れ口7A2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口
7A2Kが、さらに中間には往き側荷役プラットホーム
3A1に対応する荷物出入れ口7A2Kが開設されてい
る。(図18参照) ロ.エレベーター7A3は、昇降用枠7A2内を昇降す
るよう配設されている。 b.還り側荷役装置7Bは、還り側荷役プラットホーム
7B1と昇降用枠7B2とエレベーター7B3から構成
されている。 イ.昇降用枠7B2は、下端部分は還り側荷役プラット
ホーム7B1の上面に位置し、上端部分が地上GLより
突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出入
れ口7B2Kが、また上方部分には上方の荷物出入れ口
7B2Kが、さらに中間には還り側荷役プラットホーム
3B1に対応する荷物出入れ口7B2Kが開設されてい
る。(図19参照) ロ.エレベーター7B3は、昇降用枠7B2内を昇降す
るよう配設されている。
【0029】C.交差点用下方荷役装置8は、地下鉄貨
物輸送システム1の線路2Bと下方地下輸送システム1
2の線路6Bとが交差する部分に上下に位置する地下鉄
駅2Dと地下鉄駅6Dとの間に配設され、当該交差点用
下方荷役装置8は、往き側下方荷役装置8Aと還り側下
方荷役装置8Bから構成されている。
【0030】a.往き側下方荷役装置8Aは、往き側下
方荷役プラットホーム8A1と昇降用下方枠8A2と下
方エレベーター8A3から構成されている。 イ.昇降用下方枠8A2は、下端部分は往き側下方荷役
プラットホーム8A1の上面に位置し、上端部分が上方
に位置する地下鉄貨物輸送システム1における往き側荷
役プラットホーム3A1より突出する状態に構成され、
下方部分には下方の荷物出入れ口8A2Kが、また上方
部分には上方の荷物出入れ口8A2Kが開設されてい
る。(図21参照) ロ.下方エレベーター8A3は、昇降用下方枠8A2内
を昇降するよう配設されている。 b.還り側下方荷役装置8Bは、還り側下方荷役プラッ
トホーム8B1と昇降用下方枠8B2と下方エレベータ
ー8B3から構成されている。 イ.昇降用下方枠8B2は、下端部分は還り側下方荷役
プラットホーム8B1の上面に位置し、上端部分が上方
に位置する地下鉄貨物輸送システム1における還り側荷
役プラットホーム3B1より突出する状態に構成され、
下方部分には下方の荷物出入れ口8B2Kが、また上方
部分には上方の荷物出入れ口8B2Kが開設されてい
る。(図22参照) ロ.下方エレベーター8B3は、昇降用下方枠8B2内
を昇降するよう配設されている。 c.地下鉄貨物輸送システム1における往き側荷役プラ
ットホーム3A1と地上との間には、往き側荷役装置3
Aが配設され、地下鉄貨物輸送システム1における還り
側荷役プラットホーム3B1と地上との間には、還り側
荷役装置3Bが配設されている。
【0031】D.交差点用下方荷役装置8に代えて、下
方荷役装置7を用いることもできる。 E.貨物用車両4は、荷台4Aとこの荷台の下面に設け
られた往き側レールと還り側レールを走行する車輪4B
から構成されている。 F.移動台車5は、荷台5Aとこの荷台の下面に設けら
れた車輪5Bから構成されている。
【0032】以上は多層式地下鉄貨物輸送システムにつ
いて、上下2層の場合を例に説明したが、3層、4層の
場合も2層の場合と同様な構成を採用するとよい。
【0033】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.地下鉄の信頼性を生かすことで確実な輸送計画がで
き、都心での混雑を緩和することができる。 2.貨物ターミナルから配送目的地までの中間輸送がな
くなる。 3.自動車などの事故が減少する。 4.排気ガスが減少する。 5.特に積雪時、台風時などの災害時における輸送能力
を一段と向上させることができる。 6.貨物車の台数、人員を減少させることができる。 7.交通渋滞を解消できる。 8.地下鉄の付加価値を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の地下鉄貨物輸送システムにおける線
路の長手方向に沿った状態の略図的縦断面図である。
【図2】第1発明の地下鉄貨物輸送システムにおける線
路の長手方向に沿った状態の略図的縦断面図である。
【図3】A−A線略図的断面図である。
【図4】B−B線断面図である。
【図5】往き側荷役装置の作用を説明する要部拡大縦断
面図である。
【図6】還り側荷役装置の作用を説明する要部拡大縦断
面図である。
【図7】第2発明の多層式地下鉄貨物輸送システムにお
ける線路の長手方向に沿った状態の略図的縦断面図であ
る。
【図8】第2発明の多層式地下鉄貨物輸送システムにお
ける線路の長手方向に沿った状態の略図的縦断面図であ
る。
【図9】C−C線断面図である。
【図10】D−D線断面図である。
【図11】往き側荷役装置の作用を説明する要部拡大縦
断面図である。
【図12】還り側荷役装置の作用を説明する要部拡大縦
断面図である。
【図13】E−E線略図的断面図である。
【図14】F−F線断面図である。
【図15】第2発明の多層式地下鉄貨物輸送システムに
おける線路の長手方向に沿った状態の略図的縦断面図で
ある。
【図16】G−G線略図的断面図である。
【図17】H−H線断面図である。
【図18】往き側荷役装置の作用を説明する要部拡大縦
断面図である。
【図19】還り側荷役装置の作用を説明する要部拡大縦
断面図である。
【図20】地下鉄貨物輸送システムと下方地下輸送シス
テムの交差部分の他の実施例の状態を説明する略図的縦
断面図である。
【図21】往き側下方荷役装置の作用を説明する要部拡
大縦断面図である。
【図22】還り側下方荷役装置の作用を説明する要部拡
大縦断面図である。
【符号の説明】
1 第1発明の地下鉄貨物輸送システム 2 地下鉄路線 3 荷役装置 4 貨物用車両 5 移動台車 11 第2発明の多層式地下鉄貨物輸送システム 12 下方地下輸送システム 6 下方地下鉄路線 7 下方荷役装置 8 交差点用下方荷役装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下鉄路線(2)、荷役装置(3)、貨
    物用車両(4)、移動台車(5)から構成され、地下鉄
    路線(2)は、地下トンネル(2A)と、地下トンネル
    内に配設された往き側レール(2B1)、還り側レール
    (2B2)からなる線路(2B)と、線路(2B)上を
    走行移動する地下鉄用車両(2C)と、線路(2B)に
    おける所望する箇所に配設された地下鉄駅(2D、2
    D...)から構成され、荷役装置(3)は、地下鉄路
    線(2)における地下鉄駅(2D、2D...)の全部
    あるいは一部に付設されたり、さらには地下鉄駅(2
    D)に対して独立した状態で配設された往き側荷役装置
    (3A)と還り側荷役装置(3B)から構成され、貨物
    用車両(4)は、荷台(4A)とこの荷台の下面に設け
    られた往き側レールと還り側レールを走行する車輪(4
    B)から構成され、移動台車(5)は、荷台(5A)と
    この荷台の下面に設けられた車輪(5B)から構成され
    ていることを特徴とする地下鉄貨物輸送システム。
  2. 【請求項2】 地下鉄路線(2)、荷役装置(3)、貨
    物用車両(4)、移動台車(5)から構成され、 地下鉄路線(2)は、地下トンネル(2A)と、地下ト
    ンネル内に配設された往き側レール(2B1)、還り側
    レール(2B2)からなる線路(2B)と、線路(2
    B)上を走行移動する地下鉄用車両(2C)と、線路
    (2B)における所望する箇所に配設された地下鉄駅
    (2D、2D...)から構成され、地下鉄駅(2D)
    は、線路(2B)に添設された往き側プラットホーム
    (2D1)と、還り側プラットホーム(2D2)と、こ
    れらプラットホームに付帯された階段、エスカレーター
    などの往き側利用客移動用機構(2D3)と還り側利用
    客移動用機構(2D4)から構成され、 荷役装置(3)は、地下鉄路線(2)における地下鉄駅
    (2D、2D...)の全部あるいは一部に付設された
    り、さらには地下鉄駅(2D)に対して独立した状態で
    配設された往き側荷役装置(3A)と還り側荷役装置
    (3B)から構成され、 往き側荷役装置(3A)は、往き側荷役プラットホーム
    (3A1)と昇降用枠(3A2)とエレベーター(3A
    3)から構成され、昇降用枠(3A2)は、下端部分は
    往き側荷役プラットホーム(3A1)の上面に位置し、
    上端部分が地上(GL)より突出する状態に構成され、
    下方部分には下方の荷物出入れ口(3A2K)が、また
    上方部分には上方の荷物出入れ口(3A2K)が開設さ
    れ、エレベーター(3A3)は、昇降用枠(3A2)内
    を昇降するよう配設され、 還り側荷役装置(3B)は、還り側荷役プラットホーム
    (3B1)と昇降用枠(3B2)とエレベーター(3B
    3)から構成され、昇降用枠(3B2)は、下端部分は
    還り側荷役プラットホーム(3B1)の上面に位置し、
    上端部分が地上(GL)より突出する状態に構成され、
    下方部分には下方の荷物出入れ口(3B2K)が、また
    上方部分には上方の荷物出入れ口(3B2K)が開設さ
    れ、エレベーター(3B3)は、昇降用枠(3B2)内
    を昇降するよう配設され、 貨物用車両(4)は、荷台(4A)とこの荷台の下面に
    設けられた往き側レールと還り側レールを走行する車輪
    (4B)から構成され、 移動台車(5)は、荷台(5A)とこの荷台の下面に設
    けられた車輪(5B)から構成されていることを特徴と
    する地下鉄貨物輸送システム。
  3. 【請求項3】 地下鉄貨物輸送システム(1)と下方地
    下輸送システム(12)から構成され、 地下鉄貨物輸送システム(1)は、地下鉄路線(2)、
    荷役装置(3)、貨物用車両(4)、移動台車(5)か
    ら構成され、 地下鉄路線(2)は、地下トンネル(2A)と、地下ト
    ンネル内に配設された往き側レール(2B1)、還り側
    レール(2B2)からなる線路(2B)と、線路(2
    B)上を走行移動する地下鉄用車両(2C)と、線路
    (2B)における所望する箇所に配設された地下鉄駅
    (2D、2D...)から構成され、 荷役装置(3)は、地下鉄路線(2)における地下鉄駅
    (2D、2D...)の全部あるいは一部に付設された
    り、さらには地下鉄駅(2D)に対して独立した状態で
    配設された往き側荷役装置(3A)と還り側荷役装置
    (3B)から構成され、 貨物用車両(4)は、荷台(4A)とこの荷台の下面に
    設けられた往き側レールと還り側レールを走行する車輪
    (4B)から構成され、 移動台車(5)は、荷台(5A)とこの荷台の下面に設
    けられた車輪(5B)から構成され、 下方地下輸送システム(12)は、下方地下鉄路線
    (6)、下方荷役装置(7)、交差点用下方荷役装置
    (8)、貨物用車両(4)、移動台車(5)から構成さ
    れ、 下方地下鉄路線(6)は、地下鉄路線(2)より深い深
    度で地下トンネル(6A)と、地下トンネル内に配設さ
    れた往き側レール(6B1)、還り側レール(6B2)
    からなる線路(6B)と、線路(6B)上を走行移動す
    る地下鉄用車両(6C)と、線路(6B)における所望
    する箇所に配設された下方地下鉄駅(6D、6
    D...)から構成され、 下方荷役装置(7)は、下方地下鉄路線(6)における
    下方地下鉄駅(6D、6D...)の全部あるいは一部
    に付設されたり、さらには地下鉄駅(6D)に対して独
    立した状態で配設された往き側荷役装置(7A)と還り
    側荷役装置(7B)から構成され、 交差点用下方荷役装置(8)は、地下鉄貨物輸送システ
    ム(1)の線路(2B)と下方地下輸送システム(1
    2)の線路(6B)とが交差する部分に上下に位置する
    地下鉄駅(2D)と地下鉄駅(6D)との間に配設さ
    れ、当該交差点用下方荷役装置(8)は、往き側下方荷
    役装置(8A)と還り側下方荷役装置(8B)から構成
    され、 貨物用車両(4)は、荷台(4A)とこの荷台の下面に
    設けられた往き側レールと還り側レールを走行する車輪
    (4B)から構成され、 移動台車(5)は、荷台(5A)とこの荷台の下面に設
    けられた車輪(5B)から構成されていることを特徴と
    する多層式地下鉄貨物輸送システム。
  4. 【請求項4】 地下鉄貨物輸送システム(1)と下方地
    下輸送システム(12)から構成され、 地下鉄貨物輸送システム(1)は、地下鉄路線(2)、
    荷役装置(3)、貨物用車両(4)、移動台車(5)か
    ら構成され、 地下鉄路線(2)は、地下トンネル(2A)と、地下ト
    ンネル内に配設された往き側レール(2B1)、還り側
    レール(2B2)からなる線路(2B)と、線路(2
    B)上を走行移動する地下鉄用車両(2C)と、線路
    (2B)における所望する箇所に配設された地下鉄駅
    (2D、2D...)から構成され、地下鉄駅(2D)
    は、線路(2B)に添設された往き側プラットホーム
    (2D1)と、還り側プラットホーム(2D2)と、こ
    れらプラットホームに付帯された階段、エスカレーター
    などの往き側利用客移動用機構(2D3)と還り側利用
    客移動用機構(2D4)から構成され、 荷役装置(3)は、地下鉄路線(2)における地下鉄駅
    (2D、2D...)の全部あるいは一部に付設された
    り、さらには地下鉄駅(2D)に対して独立した状態で
    配設された往き側荷役装置(3A)と還り側荷役装置
    (3B)から構成され、往き側荷役装置(3A)は、往
    き側荷役プラットホーム(3A1)と昇降用枠(3A
    2)とエレベーター(3A3)から構成され、昇降用枠
    (3A2)は、下端部分は往き側荷役プラットホーム
    (3A1)の上面に位置し、上端部分が地上(GL)よ
    り突出する状態に構成され、下方部分には下方の荷物出
    入れ口(3A2K)が、また上方部分には上方の荷物出
    入れ口(3A2K)が開設され、エレベーター(3A
    3)は、昇降用枠(3A2)内を昇降するよう配設さ
    れ、還り側荷役装置(3B)は、還り側荷役プラットホ
    ーム(3B1)と昇降用枠(3B2)とエレベーター
    (3B3)から構成され、昇降用枠(3B2)は、下端
    部分は還り側荷役プラットホーム(3B1)の上面に位
    置し、上端部分が地上(GL)より突出する状態に構成
    され、下方部分には下方の荷物出入れ口(3B2K)
    が、また上方部分には上方の荷物出入れ口(3B2K)
    が開設され、エレベーター(3B3)は、昇降用枠(3
    B2)内を昇降するよう配設され、 貨物用車両(4)は、荷台(4A)とこの荷台の下面に
    設けられた往き側レールと還り側レールを走行する車輪
    (4B)から構成され、 移動台車(5)は、荷台(5A)とこの荷台の下面に設
    けられた車輪(5B)から構成され、 下方地下輸送システム(12)は、下方地下鉄路線
    (6)、下方荷役装置(7)、交差点用下方荷役装置
    (8)、貨物用車両(4)、移動台車(5)から構成さ
    れ、 下方地下鉄路線(6)は、地下鉄路線(2)より深い深
    度で当該地下鉄路線(2)と交差する状態で設けられ、
    地下トンネル(6A)と、地下トンネル内に配設された
    往き側レール(6B1)、還り側レール(6B2)から
    なる線路(6B)と、線路(6B)上を走行移動する地
    下鉄用車両(6C)と、線路(6B)における所望する
    箇所に配設された下方地下鉄駅(6D、6D...)か
    ら構成され、地下鉄駅(6D)は、線路(6B)に添設
    された往き側プラットホーム(6D1)と、還り側プラ
    ットホーム(6D2)と、これらプラットホームに付帯
    された階段、エスカレーターなどの往き側利用客移動用
    機構(6D3)と還り側利用客移動用機構(6D4)か
    ら構成され、 下方荷役装置(7)は、下方地下鉄路線(6)における
    下方地下鉄駅(6D、6D...)の全部あるいは一部
    に付設されたり、さらには地下鉄駅(6D)に対して独
    立した状態で配設された往き側荷役装置(7A)と還り
    側荷役装置(7B)から構成され、往き側荷役装置(7
    A)は、往き側荷役プラットホーム(7A1)と昇降用
    枠(7A2)とエレベーター(7A3)から構成され、
    昇降用枠(7A2)は、下端部分は往き側荷役プラット
    ホーム(7A1)の上面に位置し、上端部分が地上(G
    L)より突出する状態に構成され、下方部分には下方の
    荷物出入れ口(7A2K)が、また上方部分には上方の
    荷物出入れ口(7A2K)が、さらに中間には往き側荷
    役プラットホーム(3A1)に対応する荷物出入れ口
    (7A2K)が開設され、エレベーター(7A3)は、
    昇降用枠(7A2)内を昇降するよう配設され、還り側
    荷役装置(7B)は、還り側荷役プラットホーム(7B
    1)と昇降用枠(7B2)とエレベーター(7B3)か
    ら構成され、昇降用枠(7B2)は、下端部分は還り側
    荷役プラットホーム(7B1)の上面に位置し、上端部
    分が地上(GL)より突出する状態に構成され、下方部
    分には下方の荷物出入れ口(7B2K)が、また上方部
    分には上方の荷物出入れ口(7B2K)が、さらに中間
    には還り側荷役プラットホーム(3B1)に対応する荷
    物出入れ口(7B2K)が開設され、エレベーター(7
    B3)は、昇降用枠(7B2)内を昇降するよう配設さ
    れ、 交差点用下方荷役装置(8)は、地下鉄貨物輸送システ
    ム(1)の線路(2B)と下方地下輸送システム(1
    2)の線路(6B)とが交差する部分に上下に位置する
    地下鉄駅(2D)と地下鉄駅(6D)との間に配設さ
    れ、当該交差点用下方荷役装置(8)は、往き側下方荷
    役装置(8A)と還り側下方荷役装置(8B)から構成
    され、往き側下方荷役装置(8A)は、往き側下方荷役
    プラットホーム(8A1)と昇降用下方枠(8A2)と
    下方エレベーター(8A3)から構成され、昇降用下方
    枠(8A2)は、下端部分は往き側下方荷役プラットホ
    ーム(8A1)の上面に位置し、上端部分が上方に位置
    する地下鉄貨物輸送システム(1)における往き側荷役
    プラットホーム(3A1)より突出する状態に構成さ
    れ、下方部分には下方の荷物出入れ口(8A2K)が、
    また上方部分には上方の荷物出入れ口(8A2K)が開
    設され、下方エレベーター(8A3)は、昇降用下方枠
    (8A2)内を昇降するよう配設され、還り側下方荷役
    装置(8B)は、還り側下方荷役プラットホーム(8B
    1)と昇降用下方枠(8B2)と下方エレベーター(8
    B3)から構成され、昇降用下方枠(8B2)は、下端
    部分は還り側下方荷役プラットホーム(8B1)の上面
    に位置し、上端部分が上方に位置する地下鉄貨物輸送シ
    ステム(1)における還り側荷役プラットホーム(3B
    1)より突出する状態に構成され、下方部分には下方の
    荷物出入れ口(8B2K)が、また上方部分には上方の
    荷物出入れ口(8B2K)が開設され、下方エレベータ
    ー(8B3)は、昇降用下方枠(8B2)内を昇降する
    よう配設され、地下鉄貨物輸送システム(1)における
    往き側荷役プラットホーム(3A1)と地上との間に
    は、往き側荷役装置(3A)が配設され、地下鉄貨物輸
    送システム(1)における還り側荷役プラットホーム
    (3B1)と地上との間には、還り側荷役装置(3B)
    が配設され、 貨物用車両(4)は、荷台(4A)とこの荷台の下面に
    設けられた往き側レールと還り側レールを走行する車輪
    (4B)から構成され、 移動台車(5)は、荷台(5A)とこの荷台の下面に設
    けられた車輪(5B)から構成されていることを特徴と
    する多層式地下鉄貨物輸送システム。
  5. 【請求項5】 交差点用下方荷役装置(8)に代えて、
    下方荷役装置(7)を用いた請求項3あるいは請求項4
    記載の多層式地下鉄貨物輸送システム。
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