JP3697146B2 - 試薬容器の設置装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば血液や尿などの検体検査装置に装備される試薬容器の設置装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
血液や尿などの検体を検査するための検体検査装置には、検体検査のために多くの試薬が使用されるもので、この試薬を収容するための容器は、自立性を高める上で、容器底部の中央を高くするように、容器内方に凸に湾曲した凸曲面に形成されている。
【0003】
一方、検体検査装置に装備される試薬容器の設置装置として、従来は、試薬容器の挿入穴を容器収納庫に形成すると共に、この容器収納庫を、それの挿入穴の軸線を鉛直方向に向けるように配置して、試薬容器を鉛直姿勢に保つように構成していたのである。
【0004】
そして、上記の検体検査装置に試薬抽出用のサンプリングノズルを昇降可能に備えて、このサンプリングノズルの昇降軸線を試薬容器の中心軸線にほゞ一致させた状態で、サンプリングノズルを試薬容器内に挿入し、試薬を抽出していたのであるが、ノズル先端を容器底部の盛り上がった凸曲部位にまでしか挿入できないことから、この凸曲部位を限界として、これよりも下位に存する試薬を抽出することができない点で問題があった。
【0005】
そこで本出願人は、試薬容器の設置装置において、容器収納庫に形成する容器挿入穴の軸線を上部側ほど装置ケースの内面側に傾斜させて、試薬が残り少なくなった場合に、この試薬を傾斜姿勢の容器底部に溜めるようにした技術を考案したのである。
【0006】
この技術によれば、サンプリングノズルの昇降軸線を、試薬容器内部の最低位部位に通すように構成して、試薬の滞留部位にサンプリングノズルの先端を差し入れることで、滞留試薬を余すところなく抽出できるのであって、高価な試薬を無為に廃棄することなく、最後まで使用でき、経済性の向上を図り得る利点がある。
【0007】
また、上記の技術では、容器挿入穴の軸線を上部側ほど装置ケースの内面側に傾斜させていることから、装置ケースに開口部を形成しておけば、この開口部を通して、試薬容器を斜め上方に持ち上げることで、試薬容器を挿入穴から容易に装置ケース外に取り出すことができ、かつ、逆の操作によって、試薬容器を挿入穴に納めることができるのであって、試薬容器を鉛直姿勢に保つように構成した従来の容器設置装置に比較して、試薬容器の装脱着の操作性が優れる利点もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、試薬容器の装脱着の作業が装置ケース内に限られることから、試薬容器の挿抜面でやゝ難があり、加えて、開口部を通して装置ケース内に手を入れて、試薬容器を装脱着する上で、その開口部を上下方向に長く形成する必要もあった。
【0009】
ここで、試薬容器の交換等に際して、容器収納庫を装置ケース外に取り出せるように、容器収納庫を前後方向にスライド可能に構成することが考えられるが、このスライドには、構造が複雑で高価なスライド手段を要するだけでなく、スライドに伴って容器収納庫が振動し、試薬表面が波立って、試薬が溢れ出すことが懸念される。
【0010】
本発明は、かゝる実情に鑑みて成されたものであって、その目的は、試薬を殆ど余すことなく抽出できる上に、試薬容器の装脱着をコスト的に安価に且つ容易に可能とした試薬容器の設置装置を提供する点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明は、血液や尿などの検体検査装置に装備される試薬容器の設置装置として、試薬容器の挿入穴を備えた容器収納庫を、水平方向の横軸線まわりで揺動可能に枢着して、容器収納庫を、容器挿入穴の軸線が上部側ほど装置内方に傾斜して、装置ケース内に納まる第1状態と、容器挿入穴の軸線が上部側ほど装置外方に傾斜して、容器収納庫の上部側が装置ケースの開口部から外部に迫り出す第2状態とに、それぞれ切り換え可能に構成し、かつ、装置ケースの開口部に開閉蓋を備えて成る点に特徴がある(請求項1)。
【0012】
上記の特徴構成によれば、容器収納庫を第2状態に切り換えることで、試薬容器の交換等に際しての試薬容器の装脱着を、装置ケース外の広いスペースで容易に行うことができるのであり、しかも、二状態の切り換えが単なる揺動の構造によることから、スライドの構造に比較してコスト的に安価であり、かつ、振動を伴わないことから、試薬が溢れ出す心配もないのである。
【0013】
好適には、容器収納庫に開閉蓋を一体化させて、開閉蓋の開放に伴って容器収納庫が第2状態に切り換わるように構成することであって(請求項2)、これによって開閉蓋の開閉と容器収納庫の二状態の切り換えを、ワンタッチ操作で行うことができる。
【0014】
一方、試薬容器を挿入穴に納めた容器収納庫の第1状態状態では、試薬容器が傾斜姿勢に保持されることから、試薬が順次抽出されて残り少なくなった場合、試薬は傾斜姿勢の容器底部に溜まることとなる。
【0015】
従って、好適には、第1状態下で試薬容器に挿入されるサンプリングノズルの昇降軸線が、試薬容器内部の最低位部位を通るように構成しておけば(請求項3)、上記の試薬滞留部位にサンプリングノズルの先端を差し入れることで、滞留試薬を余すところなく抽出できるのであって、高価な試薬を無為に廃棄することなく、最後まで使用でき、経済性の向上を図ることができる。
【0016】
また、サンプリングノズルの昇降軸線が試薬容器内部の最低位部位を通るように構成した上で、第1及び第2状態下での容器挿入穴の軸線が、鉛直軸線に対してほゞ振り分け状になるように構成すれば(請求項4)、試薬容器に対する試薬の最大収容量を確保した上で、二状態の切り換えに伴う試薬の溢れ出しを確実に防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4は本発明の一実施の形態を示すもので、本発明に係る試薬容器の設置装置を全血免疫測定装置(検体検査装置の一例)に採用した例に基づいて説明する。
【0018】
図1は装置ケースを透視した全血免疫測定装置の斜視図であり、図2は全血免疫測定装置の全体の構成図である。これらの図において、1は装置ケースで、検体としての全血2を収容した検体容器3の収容部4と、免疫測定部5と、検体容器収容部4と免疫測定部5とにわたって直線的に移動するプローブユニット部6とを備えている。
【0019】
7は検体容器収容部4に設けられた測定キー、8は定注器、9は希釈液容器、10は溶血試薬容器、11はポンプであり、これら8〜11はいずれも電磁弁部12に接続されている。13はポンプ11に接続された廃液容器である。
【0020】
免疫測定部5は、CRP(C−反応性蛋白)を測定するように構成されている。すなわち、図2において、14はCRPを測定するための試薬受容容器(以下、試薬容器という。)で、この容器14の底部には、光照射部14aおよび光検知部14bを備えたCRP測定用のフロー測光セル14cが連通され、フロー測光セル14cの内部に収容される液を適宜攪拌できるように構成されている。
【0021】
15〜17はCRP測定に用いられる試薬を収容した容器で、それぞれ、溶血試薬(以下、R1試薬という)、緩衝液(以下、R2試薬という)、抗ヒトCRP感作ラテックス免疫試薬(以下、R3試薬という)が収容されている。
【0022】
そして、試薬容器14〜17は、検体容器収容部5における検体容器3のセット位置に対して一直線状に配置され、これらの容器14〜17は、容器設置装置42にセットされて、ソレノイド18によって上下方向に揺動する蓋19により、開口が一括して開閉されるように構成されている。20は例えばペルチェ素子よりなる電子冷却器21を備えたクーラーボックスで、図示例では試薬R2,R3が収容されている。
【0023】
プローブユニット部6の構成図において、図中の22はプローブユニットで、このプローブユニット22は、垂直に立設されたベース部材23に沿うようにして水平方向に設けられたタイミングベルト24によって水平方向に往復移動できるように構成されている。
【0024】
25はタイミングベルト24を駆動するためのモータ、26はプローブユニット22に設けられた被ガイド部材27をガイドする一対のガイド部材で、これらはベース部材23に適宜の部材を介して取り付けられている。
【0025】
28は検体・試薬のサンプリングノズルで、チューブ29を介してポンプ11に接続されており、プローブユニット22内をタイミングベルト30によって上下方向に移動するプローブ保持体31に取り付けられている。
【0026】
このサンプリングノズル28の先端側(下端側)は、プローブユニット22内に設けられたプローブ洗浄器32を挿通し、先端部外周が洗浄されるように構成されている。
【0027】
そして、このサンプリングノズル28は、検体2に浸漬されて導通する電極33,34を先端に備えていて、検体2のサンプリング時における電極33,34間の電気伝導度を基にして、検体2のヘマトクリット値を測定するように構成されている。
【0028】
35はタイミングベルト30を駆動するためのモータで、36はサンプリングノズル28がホームポジション位置(定位置)にあるか否かを検出するセンサである。
【0029】
尚、37は装置の各部を総合的に制御するとともにCRP測定部5からの出力を用いて各種の演算を行う制御・演算装置としてのマイクロコンピュータ(MCU)、38はMCU37からの指令に基づいて電磁弁部12、プローブユニット部6のモータ25,35などに駆動信号を送るドライバ、39はCRP測定部5からの出力信号を処理してMCU37に送る信号処理部、40はMCU37において処理されて得られる結果などを表示する装置で、例えばカラーディスプレイであり、41は出力装置としてのプリンタである。
【0030】
全血免疫測定装置の動作について概略を説明すると、まず、測定キー7をオンすると、定位置にあるサンプリングノズル28は、R2試薬の位置に移動して、R2試薬を吸引し、この後、サンプリングノズル28の外面が洗浄されて、R1試薬の位置に移動し、R1試薬を吸引する。この後、サンプリングノズル28の外面が洗浄されて、検体容器収容部4に移動し、検体容器3内の検体(全血)2をCRP測定のために吸引し、この後、サンプリングノズル28の外面が洗浄されて、試薬容器14位置に移動し、検体2、R1試薬、R2試薬を試薬容器14内に吐出して、検体2、R1試薬、R2試薬の間で溶血反応を進行させ、妨害物質を除去させる。
【0031】
次に、サンプリングノズル28はR3試薬を吸引して、このR3試薬を試薬容器14内に吐出し、R3試薬が検体2、R1試薬、R2試薬の反応液内に混入されて、十分に攪拌され、免疫反応が生じてCRP測定が行われ、そのときのデータが信号処理部39を経てMCU37に取り込まれる。
【0032】
MCU37では、CRP測定部5でのCRP測定によって得られたデータに基づいて、所定時間当たりの吸光度変化を予め既知濃度の血清(または血漿)より求めておいた検量線から、全血中のCRP濃度が得られる。
【0033】
この場合、CRP測定については、検体2として抗凝固剤添加の全血を用いているため、この全血を用いることによって生ずる血漿成分容積誤差を補正する必要がある。
【0034】
この補正に際しては、サンプリングノズル28による検体2のサンプリング時に、このサンプリングノズル28が検体2に浸漬して、電極が検体によって導通されることで生じる電気伝導度を基にして、検体(全血)2のヘマトクリット値(Hct)を求め、このヘマトクリット値を用いて、CRP測定によって得られる全血中のCRP濃度を下記の補正式によって補正し、血漿中のCRP濃度を求めるのである。
【0035】
すなわち、全血中のCRP濃度をAとし、ヘマトクリット値をBとすると、血漿中のCRP濃度Cは、
C=A×100/(100−B)
なる式によって求められる。
【0036】
前記MCU37によって得られた各測定値は、例えば、MCU37に内蔵されたメモリに記憶される一方、表示装置40に項目別に表示されたり、プリンタ41によってプリントされたりする。
【0037】
次に、試薬容器設置装置42について説明すると、図4に示すように、上記のクーラーボックス20と、試薬容器15の保持ホルダー43と、試薬容器14の保持ホルダー44を、容器収納庫(図4を参照)45として、この容器収納庫45に試薬容器14〜17の挿入穴46を形成している(図5を参照)。
【0038】
そして、図6に示すように、装置ケース1の内面近くに収納庫ホルダー47を備えて、このホルダー47に、電子冷却器32と容器収納庫45とを一体に装備する一方、収納庫ホルダー47に相対峙する装置ケース1部分に、少なくとも容器収納庫45の上部側を装置ケース1外に迫り出させる開口部48を形成している。
【0039】
更に、収納庫ホルダー47を挟んで開口部48の両側に一対のブラケット49を立設すると共に、このブラケット49に、水平方向(より具体的には、試薬容器14〜17の配置方向)の横軸50を介して収納庫ホルダー47を揺動可能に枢着して、収納庫ホルダー47ひいては容器収納庫45を装置ケース1内に納める第1状態(図5を参照)Aと、容器収納庫45の上部側を装置ケース1の開口部48から外部に迫り出させる第2状態(図6を参照)Bとに、それぞれ切り換え可能に構成し、かつ、装置ケース1の開口部48に対する開閉蓋51を収納庫ホルダー47に備えている。
【0040】
上記の容器挿入穴46は、収納庫ホルダー47が装置ケース底板の突起1aに乗り掛かった容器収納庫45の第1状態Aにおいて、穴軸線Pが上部側ほど装置内方に傾斜するように形成されており、この際、鉛直軸線に対する穴軸線Pの傾斜角度は、多少の振動では試薬が溢れない範囲内で、試薬の収容量を最大に確保できるように大きくすることが望ましい。
【0041】
容器収納庫45の第2状態Bは、収納庫ホルダー47がストッパ52に当接することで現出されるのであって、この第2状態Bの現出下において、容器挿入穴46の軸線Pが上部側ほど装置外方に傾斜するように、ストッパ52の配置位置が特定されている。
【0042】
好適には、第1状態Aでの穴軸線Pの傾斜角度を、上記したように試薬の収容量を最大に確保できるように大きく設定した上で、第1及び第2状態A,B下での容器挿入穴46の軸線Pが、鉛直軸線に対してほゞ振り分け状になるように設定することであって、これによって、試薬の収容量を最大に確保した上で、二状態A,Bの切り換えに伴う試薬の溢れ出しは確実に防止されるのである。
【0043】
そして、容器収納庫45の第1状態Aの現出下において、試薬容器14〜17に挿入されるサンプリングノズル19の昇降軸線Qが、傾斜姿勢にある試薬容器内部の最低位部位Cを通るように、プローブユニット部6を構成しているのである。
【0044】
上記の構成にかゝる試薬容器の設置装置42によれば、容器収納庫45に開閉蓋51を一体化させているので、開閉蓋51の開閉と容器収納庫45の二状態A,Bの切り換えをワンタッチ操作で行うことができ、かつ、容器収納庫45を第2状態Bに切り換えることで、交換等に際しての試薬容器14〜17の装脱着を、装置ケース1外の広いスペースで容易に行うことができる。
【0045】
しかも、容器収納庫45の二状態A,Bの切り換えが単なる揺動の構造によることから、例えばスライドの構造に比較してコスト的に安価であり、かつ、振動を伴わないことから、試薬の溢れ出しを心配することもないのである。
【0046】
一方、試薬容器14〜17を挿入穴46に納めた容器収納庫45の第1状態Aでは、試薬容器が傾斜姿勢に保持されることから、試薬が順次抽出されて残り少なくなった場合、試薬は傾斜姿勢にある試薬容器内部の最低位部位Cに溜まるようになり、ここで、サンプリングノズル19の昇降軸線Qが、試薬容器14〜17内部の最低位部位Cを通るように構成しているので、上記の試薬滞留部位にノズル先端19aを差し入れることで、滞留試薬を余すところなく抽出できるのであって、高価な試薬を無為に廃棄することなく、最後まで使用でき、経済性の向上を図ることができる。
【0047】
尚、開閉蓋51を容器収納庫45に一体化させることは必須の要件ではなく、開閉蓋51を装置ケース1側に枢着して開閉するように構成してもよいのであり、この際、開閉蓋51を上下方向の縦軸線まわりで開閉可能に構成してもよいのである。
【0048】
また、収納庫ホルダー47ひいては容器収納庫45を開口部48の下部側近傍に枢着しているが、図5に仮想線で示すように、横軸50による収納庫ホルダー47の枢着位置は、ホルダー47の上部側など任意に変更可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、試薬を殆ど余すことなく抽出できる上に、試薬容器の装脱着を容易に可能とした試薬容器の設置装置が、コスト的に安価なものにして提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置ケースを透視した全血免疫測定装置の斜視図である。
【図2】全血免疫測定装置の構成図である。
【図3】試薬容器の設置装置を示す平面図である。
【図4】検体容器収容部と免疫測定部およびプローブユニット部の配置関係を示す概略側面図である。
【図5】容器収納庫の第1状態を示す説明図である。
【図6】容器収納庫の第2状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…装置ケース、14〜17…試薬容器、28…サンプリングノズル、45…容器収納庫、46…容器挿入穴、48…開口部、51…開閉蓋、A…第1状態、B…第2状態、C…容器内部の最低位部位、P…容器挿入穴の軸線、Q…ノズルの昇降軸線。
Claims (4)
- 血液や尿などの検体検査装置に装備される試薬容器の設置装置であって、試薬容器の挿入穴を備えた容器収納庫を、水平方向の横軸線まわりで揺動可能に枢着して、容器収納庫を、容器挿入穴の軸線が上部側ほど装置内方に傾斜して、装置ケース内に納まる第1状態と、容器挿入穴の軸線が上部側ほど装置外方に傾斜して、少なくとも容器収納庫の上部側が装置ケースの開口部から外部に迫り出す第2状態とに、それぞれ切り換え可能に構成し、かつ、装置ケースの開口部に開閉蓋を備えて成ることを特徴とする試薬容器の設置装置。
- 容器収納庫に開閉蓋を一体化させて、開閉蓋の開放に伴って容器収納庫が第2状態に切り換わるように構成して成る請求項1に記載された試薬容器の設置装置。
- 第1状態下で試薬容器に挿入されるサンプリングノズルの昇降軸線が、試薬容器内部の最低位部位を通るように構成して成る請求項1または2に記載された試薬容器の設置装置。
- 第1及び第2状態下での容器挿入穴の軸線が、鉛直軸線に対してほゞ振り分け状になるように構成して成る請求項3に記載された試薬容器の設置装置。
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