JP6091964B2 - 自動分析装置 - Google Patents
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Description
これらを保持するためと、試薬は通常、保冷により劣化を防止する必要がある。このようなことから外気と遮断した密閉された空間に試薬ボトルを入れておく。このような構造を試薬庫と呼んでいる。加えて、検体に試薬を添加するために、試薬分注プローブにより、試薬は適量が試薬ボトルより吸引される。このため試薬分注プローブは目的の試薬ボトルにアクセス可能であるように構成される。例えば、目的の試薬ボトルを試薬分注プローブの移動可能な場所に移動させるために、試薬庫内の試薬ボトル設置テーブルが可動するものや、試薬分注プローブの付いた試薬アームが試薬庫の全ポジションに移動できるような構成にするなどである。
以上の自動分析装置100において、前述したように、ユーザが試薬ボトル4の交換作業等を容易に行うことができるように、試薬庫2には各種手段が設けられている。
試薬を分注するときに用いられる分注位置P2を臨む保管室3の一端外側(ユニット配置領域A1側)には、試薬ボトル4が保管室3内の保管位置P1から分注位置P2に移動されるとき、試薬ボトル4を通す連通口31が設けられている。なお、図示しないが、試薬ボトル4が保管位置P1、及び、分注位置P2に載置されていることをそれぞれ検出するセンサーが設けられている。
次に、試薬ボトル4を保管位置P1と分注位置P2との間に移動させるボトル駆動手段24について図4及び図5を参照して説明する。
図2に示すように、交換不可能な手段の一例として、制御部17、ドア駆動手段25及びドア35を有している。制御部17は、試薬ボトル4の交換が不可なとき、ドア35を閉じる指示をドア駆動手段25に出力する。ドア駆動手段25は、制御部17の指示を受けて、開口部32を閉じるようにドア35を駆動させる。
図2に示すように、試薬ボトル4の交換が不可能なとき、ロック駆動手段26は、制御部17の指示を受けて、ロック手段36を施錠するように駆動させる。一方で、試薬ボトル4の交換が可能なとき、ドア駆動手段25は、制御部17の指示を受けて、ロック手段36を解錠するように駆動させる。
報知手段の一例として、試薬ボトル4の交換が可能かどうかを知らせる報知手段30が設けられている。報知手段30の例としては、表示で知らせるインジケーター(指示計器)、モニター、音で知らせるブザー、ベル、チャイム、音声で知らせるスピーカーなどがある。また、この実施形態では、報知手段30の機能をドア35が有している。
図3に示すように、連通口31を遮るような壁状の冷たい気流を形成することにより、ユニット配置領域A1(図3で保管室3に対して右側の領域)と、作業領域A2(図3で保管室3に対して左側の領域)との間の空気の交流を遮断するように構成された遮蔽手段37が設けられている。
ユニット配置領域A1内の空気は保冷されている。一方で、作業領域A2側の空気は常温である。なお、保管室3は、冷たい気流により保冷される。遮蔽手段37を設けることにより、ユニット配置領域A1内の保冷された空気が、保管室3から作業領域A2へ逃げることを防止する。特に、ドア35が開いているとき、冷気が作業領域A2へ逃げ易くなるのを防止することが可能となる。図3に遮蔽手段37の一例としてのエアーカーテン、また、その気流を矢印で示す。遮蔽手段37の他の例としては、ドアやシャッターのような構造でもよい。
次に、試薬ボトル4の状態を表示する動作について図6を参照して説明する。図6は、ボトルの状態を表示するときの動作を示すフローチャートである。なお、ここでは、報知手段30は、ランプのみを用いたものとし、試薬ボトル4にアクセス可能な状態であっても、ドア35を開き状態にしないものとする。また、アクセスの代表として、「試薬ボトル4の交換及び/またはその内容の確認」を挙げて説明する。
次に、試薬を分注するときの動作について図7を参照して説明する。図7は、試薬を分注するときの動作を示すフローチャートである。ここでは、分注される試薬ボトルの識別番号を”A”とし、その試薬ボトルに”A”を付して説明する。
次に、分注位置P2の試薬ボトルAが検出されたかどうかを制御部17が判断する(ステップS206)。分注位置P2の試薬ボトルAが検出されないことを制御部17が判断したとき(ステップS206:No)、試薬ボトルAが分注位置P2に載置されていない旨を報知する(ステップS207)。その旨を例えば警報器を用いて報知する。
次に、自動分析装置の変形例について図8から図10を参照して説明する。図8は変形例に係る試薬庫の部分断面図であって、保管位置に載置された試薬ボトルを示す図である。
なお、試薬を分注するときには、正面部材37bが試薬庫2の正面から背面側へ凹んでいるため、正面部材37bの位置を基に、試薬分注が行われていることをユーザが視認することが可能となる。
また、試薬ボトル4を交換するときには、正面部材37bが試薬庫2の背面側へ凹んでいないため、正面部材37bの位置を基に、試薬ボトル4の交換が可能かどうかをユーザが視認することが可能となる。
1 試薬ラック
2 試薬庫
3 保管室
31 連通口
32 開口部
4 試薬ボトル
4a 凹部
5 反応庫
51 反応容器
7 アーム
71 支柱
72 ガイドレール
8 試薬分注プローブ
11 撹拌ユニット
12 測光ユニット
13 洗浄ユニット
14 分析部
17 制御部
18 記憶部
20 駆動部
21 プローブ回動手段
22 プローブ昇降手段
23 支柱駆動手段
24 ボトル駆動手段
248 係止部
25 ドア駆動手段
26 ロック駆動手段
30 報知手段
35 ドア
36 ロック手段
37 遮蔽手段
37a 背面部材(遮蔽手段)
37b 正面部材(遮蔽手段)
40 カバー部材
Claims (9)
- 試薬ボトルから分注された試薬を試料と反応させて反応液を生成し、前記反応液の成分を測定する自動分析装置において、
前記試薬ボトルを保管する複数の保管室を備える試薬庫と、
前記保管室内の前記試薬ボトルを配置された状態のまま前記試薬庫の背面方向へ前記試薬の分注が可能な位置まで移動させるスライダと、
前記試薬庫の背面側に配置され、前記試薬ボトルから試薬を分注する分注手段と、
前記試薬庫の背面と反対側に配置され、前記試薬ボトルを交換可能に構成される開口部と、
を有する
ことを特徴とする自動分析装置。 - 前記複数の前記保管室は、行方向及び/または列方向に並列に配置され、
前記分注手段は、試薬分注プローブを有し、前記各保管室内から前記試薬の分注が可能な位置に移動された前記試薬ボトルから試薬を分注させるように、前記試薬分注プローブを前記試薬庫の背面側において前記行方向及び/または前記列方向に移動する
ことを特徴とする請求項1に記載の自動分析装置。 - 前記試薬ボトルが前記保管室内に配置されていることの情報を受けて、前記試薬ボトルを交換することが可能であるとの判断を前記保管室毎に行う制御部をさらに有する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動分析装置。 - 前記制御部の判断を受けて、前記試薬ボトルを交換することが可能であることを報知する報知手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項3に記載の自動分析装置。 - 前記試薬庫、前記分注手段、及び前記反応液の成分が測定される反応位置を含む領域を外部から密閉するカバー手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の自動分析装置。 - 前記試薬庫の背面側に配置され、前記移動される試薬ボトルを通すように構成された連通口をさらに有し、
前記連通口及び/または前記開口部を遮るような壁状の気流を形成することにより、前記保管室の内外の空気の交流を遮断するように構成される遮蔽手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の自動分析装置。 - 前記開口部を開閉可能に設けられ、前記開口部を開いたとき、前記試薬ボトルを載置可能なように外側へ略水平に倒れるドア部材をさらに有する
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の自動分析装置。 - 前記スライダは、背面部材及び正面部材を備えた箱状を有し、前記背面側の位置と前記背面と反対側の位置との間を移動可能に配置され、
前記背面部材は、前記背面側の位置と前記背面と反対側の位置との中間の位置において前記連通口を閉じ、前記背面側の位置において前記連通口を開放するように構成され、
前記正面部材は、前記中間の位置において前記開口部を閉じ、前記背面と反対側の位置において前記開口部を開放するように構成される、
ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の自動分析装置。 - 前記試薬ボトルの底部には凹部が設けられ、
前記スライダは、前記凹部に係止可能な係止部を有し、前記係止部を前記凹部に係止させながら、前記試薬ボトルを移動させる
ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の自動分析装置。
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