JP5931540B2 - 自動分析装置及び検査システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、試料を分注する分注プローブを備えた自動分析装置及び検査システムに関する。
自動分析装置は生化学検査項目や免疫検査項目等を対象としている。そして、被検体から採取された被検試料と各検査項目の試薬との混合液の反応によって生ずる色調や濁りの変化を、分光光度計や比濁計の測光部で光学的に測定することにより、検査項目成分の濃度や酵素の活性等で表される分析データを得る。
この自動分析装置では、被検試料毎に複数の検査項目の中から選択された検査対象の項目の分析を行う。そして、サンプル分注プローブが試料容器内の被検試料を吸引して反応容器に吐出する。また、試薬分注プローブが試薬容器内の試薬を吸引して反応容器に吐出する。また、測光部が反応容器内に吐出された被検試料及び試薬の混合液を測定する。
ところで、被検体から採血された血液を収容する採血管等の試料容器がある。この試料容器を遠心分離機にかけて血清又は血漿からなる上層の試料と血球成分等を含む下層の試料に分離した後、試料容器ホルダに設置する。そして、サンプル分注プローブが試料容器内の試料を吸引する際には、サンプル分注プローブ外壁の試料との接触による汚染を抑えるために、下端が液面から数mm程度進入した吸引位置でサンプル分注プローブを停止させる。
特許第3664456号公報
しかしながら、試料容器内の上層試料の液面に下層試料が浮遊して、吸引位置で停止したサンプル分注プローブが吸引する上層試料に浮遊した下層試料の一部が混入し、上層試料を用いて分析を行う検査項目の分析データが悪化する問題がある。
実施形態は、上記問題点を解決するためになされたもので、試料容器に収容された試料に含まれる一部の成分による分析データの悪化を防ぐことができる自動分析装置及び検査システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、実施形態の自動分析装置は、被検試料の分離処理により上層と下層とに分離した試料が収容された試料容器から前記上層の試料を分注して、その上層試料と試薬との混合液を測定することで所定の検査項目を分析する自動分析装置において、前記試料容器内の前記上層試料を下端から吸引して反応容器に吐出する分注を行う分注プローブと、前記試料容器内の前記上層試料と前記分注プローブの下端との接触検出する検出器と、前記上層と下層とに分離される前の被検試料に含まれ、前記上層試料を用いて検査する検査項目に影響を与える所定の成分の分析値を取得する取得部と、前記分注プローブを前記試料容器内に下降させ、前記分析値及び前記検出器により検出された検出信号に基づいて前記分注プローブの下端を前記上層試料中の少なくとも2つの異なった位置に停止させる駆動制御部とを備え、前記駆動制御部は、前記分析値が予め設定された上限値以下である場合に前記分注プローブの下端が前記上層試料と接触した位置から第1の距離下方で前記上層試料中に位置する第1の吸引位置に前記分注プローブを停止させ、前記分析値が前記上限値を超えている場合に前記分注プローブの下端が前記第1の吸引位置よりも更に下方で前記上層試料中に位置する第2の吸引位置に前記分注プローブを停止させることを特徴とする。
実施形態に係る検査システムの構成を示すブロック図。 実施形態に係る分析部の構成を示す斜視図。 実施形態に係る試料の分注に用いるサンプル分注プローブ、サンプル分注アーム、サンプル分注ポンプ、液面検出器及び試料容器を示す図。 実施形態に係るサンプル分注プローブが停止する各位置を示す図。 実施形態に係る洗浄部の構成の一例を示す図。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、実施形態に係る検査システムの構成を示したブロック図である。この検査システム200は、例えば医療機関内に設置された生化学検査項目等の分析を行う汎用の自動分析装置100と、赤血球、白血球、血小板等の血液一般検査項目の分析を行う血液分析装置110とを備えている。また、自動分析装置100や血液分析装置110等の分析により得られた分析データを保管するデータ保管装置120を備えている。そして、自動分析装置100、血液分析装置110及びデータ保管装置120等の各装置間で通信が可能なようにネットワーク130により接続されている。
自動分析装置100は、標準試料や被検試料等の試料と各検査項目の分析に用いる試薬とを分注し、その混合液を測定して標準データや被検データを生成する分析部24と、分析部24の各分析ユニットを駆動して分注動作、測定動作、洗浄動作等の制御を行う分析制御部25と、分析部24で生成された標準データや被検データを処理して検量データや分析データを生成するデータ処理部30とを備えている。
また、自動分析装置100は、データ処理部30で生成された検量データや分析データを印刷出力や表示出力する出力部40と、各種コマンド信号の入力等を行う操作部45と、データ保管装置120から分析データの受信やデータ保管装置120への分析データの送信を行う送受信部50と、分析制御部25、データ処理部30、出力部40及び送受信部50を統括して制御するシステム制御部60とを備えている。
図2は、分析部24の構成を示した斜視図である。この分析部24は、各検査項目の標準試料や被検試料を収容する試料容器17と、この試料容器17を保持するサンプルディスク5とを備えている。また、標準試料や被検試料の各試料に含まれる検査項目の成分と反応する1試薬系及び2試薬系の第1試薬を収容する試薬容器6と、この試薬容器6を移動可能に保持する試薬ラック1aと、試薬ラック1aに保持された試薬容器6を保冷する試薬庫1とを備えている。
また、2試薬系の第1試薬と対をなす第2試薬を収容する試薬容器7と、この試薬容器7を移動可能に保持する試薬ラック2aと、試薬ラック2aに保持された試薬容器7を保冷する試薬庫2とを備えている。また、円周上に配置された複数の反応容器3を回転可能に保持する反応ディスク4を備えている。
また、サンプルディスク5に保持された試料容器17に収容される試料を吸引して反応容器3内へ吐出する分注を行うサンプル分注プローブ16と、サンプルディスク5に保持された試料容器17内の試料をこの試料とサンプル分注プローブ16との接触により検出する液面検出器16aとを備えている。また、サンプル分注プローブ16に試料の吸引及び吐出を行わせるサンプル分注ポンプ16bと、サンプル分注プローブ16を回動及び上下移動可能に保持するサンプル分注アーム10と、サンプル分注プローブ16を洗浄する洗浄部70とを備えている。
また、試薬ラック1aに保持された試薬容器6内の第1試薬を吸引して試料が吐出された反応容器3内に吐出する分注を行う第1試薬分注プローブ14と、第1試薬分注プローブ14を回動及び上下移動可能に保持する第1試薬分注アーム8と、第1試薬分注プローブ14を洗浄する洗浄部71と、反応容器3内に吐出された試料と第1試薬の混合液を撹拌する第1撹拌子18とを備えている。
また、試薬ラック2aに保持された試薬容器7内の第2試薬を吸引して第1試薬が吐出された反応容器3内に吐出する分注を行う第2試薬分注プローブ15と、第2試薬分注プローブ15を回動及び上下移動可能に保持する第2試薬分注アーム9と、第2試薬分注プローブ15を洗浄する洗浄部72とを備えている。また、反応容器3内の試料、第1試薬、及び第2試薬の混合液を撹拌する第2撹拌子19と、反応容器3内の混合液に光を照射して光学的に測定する測光部13と、測光部13で測定を終了した反応容器3内を洗浄する反応容器洗浄ユニット12とを備えている。
そして、測光部13は、反応容器3に光を照射し、反応容器3内の標準試料や被検試料を含む混合液を透過した光を検出する。そして、検出した検出信号に基づいて、例えば吸光度データで表される標準データや被検データを生成し、生成した標準データや被検データをデータ処理部30に出力する。
分析制御部25は、分析部24の各分析ユニットを駆動する機構及びこの機構を制御する制御部を備えている。そして、サンプルディスク5、試薬ラック1a、及び試薬ラック2aを夫々回動駆動する。また、サンプル分注アーム10、第1試薬分注アーム8、及び第2試薬分注アーム9を夫々回動及び上下駆動してサンプル分注プローブ16、第1試薬分注プローブ14、及び第2試薬分注プローブ15を移動させる。また、反応容器洗浄ユニット12を上下駆動する。また、サンプル分注ポンプ16bを吸引及び吐出駆動する。また、洗浄部70,71,72を洗浄駆動する。
図1に示したデータ処理部30は、分析部24の測光部13から出力された標準データや被検データを処理して各検査項目の検量データや分析データを生成する演算部31と、演算部31で生成された標準データや分析データを保存するデータ記憶部32とを備えている。
演算部31は、測光部13から出力された標準データ及びこの標準データの標準試料に対して予め設定された標準値から、標準値と標準データの関係を表す検量データを検査項目毎に生成し、生成した検量データを出力部40に出力すると共にデータ記憶部32に保存する。
また、測光部13から出力された被検データに対応する検査項目の検量データをデータ記憶部32から読み出す。そして、読み出した検量データを用いて測光部13より出力された被検データから、濃度値や活性値で表される分析データを生成する。そして、生成した分析データを、データ記憶部32、出力部40及びシステム制御部60に出力する。
データ記憶部32は、ハードディスク等のメモリデバイスを備え、演算部31から出力された検量データを検査項目毎に保存する。また、演算部31から出力された各検査項目の分析データを被検試料毎に保存する。
出力部40は、データ処理部30の演算部31から出力された検量データや分析データを印刷出力する印刷部41及び表示出力する表示部42を備えている。そして、印刷部41は、プリンタなどを備え、演算部31から出力された検量データや分析データを予め設定されたフォーマットに従って、プリンタ用紙などに印刷する。
表示部42は、CRTや液晶パネルなどのモニタを備え、演算部31から出力された検量データや分析データを表示する。また、検査項目の分析パラメータである例えば反応容器3内に吐出させる試料量及び試薬量等の入力を行うための分析パラメータ設定画面や、被検体を識別するIDやこのIDで識別される被検体を検査する検査項目等の入力を行うための試料情報設定画面等を表示する。
操作部45は、キーボード、マウス、ボタン、タッチキーパネルなどの入力デバイスを備え、各検査項目の分析パラメータの入力、各ID及び検査項目の入力を行う。また、血液分析装置110で分析可能な所定の検査項目(影響を与える検査項目)及びこの検査項目の上限値の入力を行う。また、自動分析装置100で分析可能な検査項目のうち、影響を与える検査項目の成分より影響を受ける検査項目の入力を行う。
送受信部50は、データ処理部30の演算部31で生成され、システム制御部60から供給されるID及び各検査項目の分析データを、ネットワーク130を介してデータ保管装置120に送信する。また、影響を与える検査項目の分析値を要求する要求情報をデータ保管装置120に送信する。また要求情報に対してデータ保管装置120から返信される影響を与える検査項目の分析値を受信する。
システム制御部60は、CPU及び記憶回路を備え、操作部45からの操作により入力された各検査項目の分析パラメータ、ID、検査項目等の入力情報を記憶回路に記憶した後、これらの入力情報に基づいて、分析制御部25、データ処理部30、出力部40、及び送受信部50を統括してシステム全体を制御する。
次に、図2乃至図5を参照して、分析部24における試料の分注動作の概略を説明する。
図3は、試料の分注に用いるサンプル分注プローブ16、サンプル分注アーム10、サンプル分注ポンプ16b、液面検出器16a及び試料容器17を示した図である。このサンプル分注プローブ16は上下方向に延びた管から成り、上端部がサンプル分注アーム10により保持され、上端がサンプル分注ポンプ16bと例えば純水等の圧力伝達媒体が充填されたチューブ161で連通している。また、液面検出器16aと電気的に接続されている。
試料容器17は、被検体から採取された被検試料である例えば血液が遠心分離機により分離され、上層へ分離された例えば血清を含む上層試料及び下層へ分離された赤血球、白血球及び血小板を含む下層試料を収容する採血管である。このように、試料容器17として採血管を用いることにより、採血管から他の容器に移し替える手間を省くことができる。
液面検出器16aは、例えば静電容量センサを有し、試料容器17内の上層試料を、この試料とサンプル分注プローブ16との接触による静電容量の変化から検出する。そして、検出した検出信号を分析制御部25に出力する。
そして、分析制御部25は、サンプル分注アーム10の回動駆動により、図4に示すように、サンプル分注プローブ16を破線で示した円形の軌道に沿って矢印R1方向及びR1方向とは反対方向の矢印R2方向へ移動させる。そして、例えば洗浄部70により洗浄が可能な第1の洗浄位置P1で停止させる。また、サンプルディスク5に保持された試料容器17上方の試料位置P2で停止させる。また、反応容器3上方の容器位置P3で停止させる。
また、分析制御部25は、サンプルディスク5に保持された試料容器17内の上層試料が液面検出器16aにより検出される検出信号、並びにシステム制御部60より供給される影響を与える検査項目の分析値、この分析値の上限値及び影響を受ける検査項目の情報に基づいて、サンプル分注アーム10を下駆動してサンプル分注プローブ16を試料位置P2から下方向へ移動させる。そして、サンプル分注プローブ16を下端部が試料容器17内の試料の中に進入した位置で停止させる。
そして、影響を与える検査項目の分析値が予め設定された上限値以下である場合の吸引のとき、又は前記分析値が前記上限値を超えている場合の影響を受ける検査項目以外の検査項目を分析するための吸引のとき、図3(a)に示すように、サンプル分注プローブ16を試料容器17内の上層試料と接触した位置から、第1の距離D1下方の第1の吸引位置P21で停止させる。そして、サンプル分注ポンプ16bを吸引駆動して、第1の吸引位置P21で停止したサンプル分注プローブ16に上層試料を吸引させる。
このように、第1の吸引位置P21でサンプル分注プローブ16を停止させることにより、サンプル分注プローブ16外壁の第1の距離D1以外の吸引に不要な部分と試料との接触を防いで、サンプル分注プローブ16外壁の試料による汚染を抑制することができる。
また、影響を与える検査項目の分析値が上限値を超えている場合の影響を受ける検査項目を分析するための吸引のとき、図3(b)に示すように、サンプル分注プローブ16を第1の吸引位置P21よりも下方であり、試料容器17内の上層試料と接触した位置から第2の距離D2下方の第2の吸引位置P22で停止させる。そして、サンプル分注ポンプ16bを吸引駆動して、第2の吸引位置P22で停止したサンプル分注プローブ16に上層試料を吸引させる。
ここで、影響を与える検査項目が例えば血小板であり、影響を受ける検査項目が乳酸脱水素酵素である。そして、液面検出器16aにより検出された上層試料に分離される前の血液の分析により得られた血小板数が例えば500000/μLの上限値を超えている場合、液面検出器16aにより検出された上層試料である血清の液面に血小板が浮遊している可能性がある。血清の液面に血小板が浮遊していると、血清と接触した位置から例えば2mm下方の第1の吸引位置P21で停止したサンプル分注プローブ16が吸引する血清に血小板が混入する。血小板は高活性の乳酸脱水素酵素を含有しているため、血小板が混入した血清を用いた乳酸脱水素酵素の分析では、分析データが正常な値よりも高い異常値を示すことになる。従って、血清の液面に血小板が浮遊していると、血清と接触した位置から例えば10mm下方の第2の吸引位置P22で停止したサンプル分注プローブ16が血清を吸引することにより血小板の混入を防ぐことが可能となり、分析データの悪化を防ぐことができる。
なお、影響を与える検査項目が例えば血小板であり、影響を受ける検査項目が乳酸脱水素酵素である場合、血液の遠心分離により血清を含む上層試料及び赤血球、白血球及び血小板を含む下層試料に分離された採血管から血清を取り出して他の試料容器17に移すことにより、採血管の血清液面で浮遊していた血小板が結成と混和され、分析データの悪化を防ぐことができる。
このように、影響を与える検査項目の分析値が上限値を超える試料から分離された上層試料であり、その上層試料を用いて分析する検査項目が影響を受ける検査項目である場合の吸引のとき、サンプル分注プローブ16を第1の吸引位置P21よりも下方の第2の吸引位置P22で停止させることにより、サンプル分注プローブ16が吸引する上層試料への影響を与える検査項目成分の混入を防ぐことができる。これにより、影響を受ける検査項目の分析データの悪化を防ぐことができる。
また、分析制御部25は、サンプル分注アーム10を下駆動してサンプル分注プローブ16を容器位置P3から下方向へ移動させる。そして、反応ディスク4に保持された反応容器3内に進入して底面近傍に下端が位置する吐出位置でサンプル分注プローブ16を停止させる。そして、サンプル分注ポンプ16bを吐出駆動して吐出位置で停止したサンプル分注プローブ16に上層試料を吐出させる。
図5は、洗浄部70の構成の一例を示した図である。そして、図5(a)は第1の吸引位置P21で試料を吸引したサンプル分注プローブ16の洗浄位置を示し、図5(b)は第2の吸引位置P22で試料を吸引したサンプル分注プローブ16の洗浄位置を示している。
洗浄部70は、サンプル分注プローブ16の洗浄を行う洗浄槽701、この洗浄槽701に設けられた吐出口702、及びこの吐出口702にサンプル分注プローブ16外壁を洗浄する洗浄液を供給する洗浄ポンプ703を備えている。
分析制御部25は、図5(a)に示すように、第1の吸引位置P21でのみ吸引を行なった試料の分注を終了したサンプル分注プローブ16を第1の洗浄位置P1で停止させる。そして、洗浄ポンプ703を洗浄駆動して、吐出口702から洗浄液を吐出させる。この吐出した洗浄液が第1の吸引位置P21で停止したサンプル分注プローブ16に当たることにより、サンプル分注プローブ16の試料と接触した外壁全体を洗浄する。また、サンプル分注ポンプ16bを吐出駆動して、チューブ161を介してサンプル分注プローブ16内に圧力伝達媒体を洗浄液として供給することにより、サンプル分注プローブ16の試料と接触した内壁全体を洗浄する。
このように、第1の吸引位置P21でのみ吸引した試料の分注終了後に、サンプル分注プローブ16を第1の洗浄位置P1で停止させることにより、サンプル分注プローブ16の試料と接触した内外壁を、洗浄液を用いて洗浄することができる。
また、分析制御部25は、図5(b)に示すように、第2の吸引位置P22で吸引を行ったことがある試料の分注を終了したサンプル分注プローブ16を、第1の洗浄位置P1よりも下方の第2の洗浄位置P11で停止させる。そして、洗浄ポンプ703を洗浄駆動して、吐出口702から洗浄液を吐出させる。この吐出した洗浄液が第2の吸引位置P22で停止したサンプル分注プローブ16に当たって落下することにより、サンプル分注プローブ16の試料と接触した外壁全体を洗浄する。また、サンプル分注ポンプ16bを吐出駆動して、チューブ161を介してサンプル分注プローブ16内に圧力伝達媒体を洗浄液として供給することにより、サンプル分注プローブ16の試料と接触した内壁全体を洗浄する。
このように、第2の吸引位置P22で吸引したことがある試料の分注終了後に、サンプル分注プローブ16を第2の洗浄位置P11で停止させることにより、サンプル分注プローブ16の試料と接触した内外壁を、洗浄液を用いて洗浄することができる。
以下、図1乃至図5を参照して、検査システム200の動作の一例を説明する。
自動分析装置100におけるシステム制御部60の記憶回路には、操作部45から入力された影響を与える検査項目A1、この検査項目A1から影響を受ける検査項目B1、及び検査項目A1の上限値が保存されている。
検査を行うために被検体Mから採取した被検試料が2つの試料容器17に収容される。そして、血液分析装置110により一方の試料容器17に収容された被検試料に含まれる検査項目A1乃至A3の分析が行われ、各検査項目A1乃至A3の分析値をデータ保管装置120に送信することにより、データ保管装置120は、血液分析装置110から得られた被検体Mの検査項目A1乃至A3の分析値を保管する。
一方、遠心分離機にかけられ、上層及び下層に分離された他方の試料容器17が分析部24のサンプルディスク5に設置される。そして、被検体Mの検査を行うためにID及び検査項目B1乃至Bnが操作部45から入力された後、測定開始の入力が行われると、システム制御部60は被検体Mの検査項目B1乃至Bnに含まれる影響を受ける検査項目B1に影響を与える検査項目A1の分析値の問い合わせを送受信部50に指示する。
送受信部50は、被検体MのID及び検査項目A1からなる要求情報をデータ保管装置120へ送信することにより、データ保管装置120から返信される被検体Mの被検試料を用いた検査項目A1の分析により血液分析装置110から得られた分析値を受信する。
システム制御部60は、送受信部50により受信した検査項目A1の分析値及びこの分析値の上限値、並びに各検査項目B1乃至Bnの分析パラメータを分析制御部25に供給する。分析制御部25は、システム制御部60から供給される各検査項目B1乃至Bnの分析パラメータに基づいてサンプルディスク5に保持された試料容器17内の試料を反応容器3に分注させる駆動制御を行う。そして、サンプル分注プローブ16をホームポジションである例えば第1の洗浄位置P1から移動させ、試料位置P2で停止させる。
サンプル分注プローブ16が試料位置P2で停止した後、分析制御部25は、サンプル分注プローブ16を試料位置P2から下方向へ移動させる。そして、サンプルディスク5に保持された試料容器17内の上層試料が液面検出器16aにより検出される検出信号、並びに影響を与える検査項目A1の分析値、この分析値の上限値及び影響を受ける検査項目B1の情報に基づいて、サンプル分注プローブ16を下端部が試料容器17内の上層試料の中に進入した位置で停止させる。
そして、影響を与える検査項目の分析値が上限値以下である場合、サンプル分注プローブ16を第1の吸引位置P21で停止させる。また、影響を与える検査項目A1の分析値が上限値を超えている場合、影響を受ける検査項目B1以外の検査項目B2乃至Bnを分析するための吸引のとき、サンプル分注プローブ16を第1の吸引位置P21で停止させる。そして、サンプル分注ポンプ16bを吸引駆動して、第1の吸引位置P21で停止したサンプル分注プローブ16に上層試料を吸引させる。
また、影響を与える検査項目A1の分析値が上限値を超えている場合、影響を受ける検査項目B1を分析するための吸引のとき、サンプル分注プローブ16を第2の吸引位置P22で停止させる。そして、サンプル分注ポンプ16bを吸引駆動して、第2の吸引位置P22で停止したサンプル分注プローブ16に上層試料を吸引させる。
分析制御部25は、被検体Mの被検試料の分注を終了したサンプル分注プローブ16が第1の吸引位置P21でのみ吸引を行なった場合、サンプル分注プローブ16を第1の洗浄位置P1で停止させる。そして、洗浄ポンプ703及びサンプル分注ポンプ16bを駆動して、サンプル分注プローブ16の被検試料と接触した内壁全体を洗浄させる。
また、被検体Mの被検試料の分注を終了したサンプル分注プローブ16が第2の吸引位置P22で吸引を行ったことがある場合、サンプル分注プローブ16を第2の洗浄位置P11で停止させる。そして、洗浄ポンプ703及びサンプル分注ポンプ16bを駆動して、サンプル分注プローブ16の被検試料と接触した内壁全体を洗浄させる。
以上述べた実施形態によれば、操作部45から影響を与える検査項目A1、検査項目A1の上限値及び検査項目A1から影響を受ける検査項目B1を入力し、被検体Mを検査する検査項目A1の分析により血液分析装置110から得られる分析値が上限値以下である場合、被検体Mを検査する検査項目B1乃至Bnを分析するための吸引のとき、サンプル分注プローブ16を第1の吸引位置P21で停止させることができる。また、検査項目A1の分析値が上限値を超えている場合、検査項目B1以外の検査項目B2乃至Bnを分析するための吸引のとき、サンプル分注プローブ16を第1の吸引位置P21で停止させることができる。これにより、サンプル分注プローブ16外壁の吸引に不要な部分と試料との接触を防いで、サンプル分注プローブ16外壁の汚染を抑制することができる。
また、検査項目A1の分析値が上限値を超えている場合、検査項目B1を分析するための吸引のとき、サンプル分注プローブ16を第1の吸引位置P21よりも下方の第2の吸引位置P22で停止させることにより、サンプル分注プローブ16が吸引する上層試料への検査項目A1成分の混入を防ぐことができる。これにより、検査項目B1の分析データの悪化を防ぐことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
D1 第1の距離
D2 第2の距離
P21 第1の吸引位置
P22 第2の吸引位置
10 サンプル分注アーム
16 サンプル分注プローブ
16a 液面検出器
16b サンプル分注ポンプ
17 試料容器
110 血液分析装置
120 データ保管装置
161 チューブ

Claims (8)

  1. 被検試料の分離処理により上層と下層とに分離した試料が収容された試料容器から前記上層の試料を分注して、その上層試料と試薬との混合液を測定することで所定の検査項目を分析する自動分析装置において、
    前記試料容器内の前記上層試料を下端から吸引して反応容器に吐出する分注を行う分注プローブと、
    前記試料容器内の前記上層試料と前記分注プローブの下端との接触検出する検出器と、
    前記上層と下層とに分離される前の被検試料に含まれ、前記上層試料を用いて検査する検査項目に影響を与える所定の成分の分析値を取得する取得部と、
    前記分注プローブを前記試料容器内に下降させ、前記分析値及び前記検出器により検出された検出信号に基づいて前記分注プローブの下端を前記上層試料中の少なくとも2つの異なった位置に停止させる駆動制御部とを備え、
    前記駆動制御部は、前記分析値が予め設定された上限値以下である場合に前記分注プローブの下端が前記上層試料と接触した位置から第1の距離下方で前記上層試料中に位置する第1の吸引位置に前記分注プローブを停止させ、前記分析値が前記上限値を超えている場合に前記分注プローブの下端が前記第1の吸引位置よりも更に下方で前記上層試料中に位置する第2の吸引位置に前記分注プローブを停止させることを特徴とする自動分析装置。
  2. 前記駆動制御部は、前記分析値が前記上限値を超えている場合、前記所定の成分の影響を受ける検査項目を分析するために前記上層試料を吸引するときに前記分注プローブを前記第2の吸引位置で停止させ、前記所定の成分の影響を受ける検査項目以外の検査項目を分析するために前記上層試料を吸引するときに前記分注プローブを前記第1の吸引位置で停止させることを特徴とする請求項1に記載の自動分析装置。
  3. 前記所定の成分は、前記上層試料を用いて検査する検査項目とは異なる検査項目であることを特徴とする請求項2に記載の自動分析装置。
  4. 前記自動分析装置は、生化学検査項目の分析を行い、前記取得部は、前記生化学検査項目以外の血液一般検査項目の分析を行う血液分析装置により得られた分析値を取得することを特徴とする請求項1に記載の自動分析装置。
  5. 前記上層と下層とに分離される前の被検試料は、血液であり、
    前記上層試料は、前記血液から分離された血清であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の自動分析装置。
  6. 前記所定の成分は前記血液に含まれる血小板であり、前記所定の成分の影響を受ける検査項目は前記血液から分離された血清に含まれる乳酸脱水素酵素であることを特徴とする請求項に記載の自動分析装置。
  7. 前記分注プローブを洗浄する洗浄部を有し、
    前記駆動制御部は、前記第1の吸引位置でのみ吸引を行った前記上層試料の分注を終了した前記分注プローブを前記洗浄部により洗浄が可能な第1の洗浄位置で停止させ、前記第2の吸引位置で吸引を行ったことがある前記上層試料の分注を終了した前記分注プローブを前記第1の洗浄位置よりも下方の前記洗浄部により洗浄が可能な第2の洗浄位置で停止させることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の自動分析装置。
  8. 被検試料の分離処理により上層と下層とに分離した試料が収容された試料容器から前記上層の試料を分注して、その上層試料と試薬との混合液を測定することで所定の検査項目を分析する自動分析装置と、前記上層と下層とに分離される前の被検試料に含まれる所定の成分を分析する分析装置から得られた分析値を保管するデータ保管装置とがネットワークにより接続された検査システムであって、
    前記自動分析装置は、
    前記試料容器内の前記上層試料を下端から吸引して反応容器に吐出する分注を行う分注プローブと、
    前記試料容器内の前記上層試料と前記分注プローブの下端との接触検出する検出器と、
    前記上層と下層とに分離される前の被検試料に含まれ、前記上層試料を用いて検査する検査項目に影響を与える所定の成分の分析値を前記データ保管装置から取得する取得部と、
    前記分注プローブを前記試料容器内に下降させ、前記取得部により取得された分析値及び前記検出器により検出された検出信号に基づいて前記分注プローブの下端前記上層試料中の少なくとも2つの異なった位置に停止させる駆動制御部とを備え、
    前記駆動制御部は、前記分析値が予め設定された上限値以下である場合に前記分注プローブの下端が前記上層試料と接触した位置から第1の距離下方で前記上層試料中に位置する第1の吸引位置に前記分注プローブを停止させ、前記分析値が前記上限値を超えている場合に前記分注プローブの下端が前記第1の吸引位置よりも更に下方で前記上層試料中に位置する第2の吸引位置に前記分注プローブを停止させることを特徴とする検査システム。
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