JP3694180B2 - ユニット建物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はユニット建物に関する。
【0002】
【従来の技術】
ユニット建物は、柱と床梁と天井梁を箱形に接合してなる、複数の建物ユニットを隣接設置して構築される。このとき、従来技術では、例えば狭小地で、図6(A)に示す如く、複数の建物ユニット1〜6を一列に並べ、該一列をなす各建物ユニット1〜6の側傍に他の建物ユニットを配置していない一列状建物ユニット群では、各建物ユニット1〜6に側方から作用する外力に対する各建物ユニット1〜6のフレーム耐力(建物ユニットにおいて外力を含む鉛直面上で柱と床梁と天井梁が形成する桁フレームの耐力)を確保するため、建物ユニット1、2、3、4の各桁フレームに補強枠1A〜4Aを設けたり、建物ユニット5を桁フレームに平行な面で2分割した 2個の分割ユニット5A、5Bとしている。尚、補強枠1A〜4Aとしては、両側の縦桟と、両縦桟に掛け渡される複数本の横桟からなる梯子状をなすものを採用できる(特公昭61―42061号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、従来技術には以下の問題点がある。
(1)建物ユニット1の外構面に補強枠1Aを設けるため、開口部1Bの配置の自由度が損なわれる。
【0004】
(2)建物ユニット3の収納3Bの一部が建物ユニット2、3の補強枠2A、3Aで塞がれ、収納3Bの開口を広くとれない。
【0005】
(3)建物ユニット3と建物ユニット4にまたがるサニタリー4Bが建物ユニット4の補強枠4Aの存在により狭小化される。
【0006】
(4)建物ユニット5を2個の分割ユニット5A、5Bにより構成するものであり、コスト高となる。
【0007】
尚、建物ユニットに補強枠を設けたり、建物ユニットを複数の分割ユニットからなるものとして、それら建物ユニットのフレーム耐力を上げることは、3階建て等の複層階建物の下階建物ユニットにおいても採用されている(特開平7― 82797号公報参照)。
【0008】
本発明の課題は、ユニット建物を構成する建物ユニットのフレーム耐力を、補強枠や分割ユニットを用いることなく高耐力化し、ユニット建物の間取りの自由度を高め、またコストを低減することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明は、柱に溝形鋼の床梁と天井梁を箱形に接合してなる複数の建物ユニットを、隣接設置してなるユニット建物において、
柱と床梁と天井梁が形成するフレーム耐力が標準耐力の標準建物ユニットと、フレーム耐力が高耐力の高耐力建物ユニットとを併せ用い、
前記高耐力建物ユニットが標準建物ユニットに比し、柱の外形寸法は同一とし、柱の構成材料を高強度材とし、且つ柱の肉厚を大きくしてなり、
柱の側面に接合される梁の突き合せ部が、溝形でウェブからフランジに連続した構成であり、柱の曲面状角部を含む柱の側面形状と合致する形状を備えてなり、
梁の突き合せ部のウェブが柱の曲面状角部に配置されてなるようにしたものである。
【0010】
高耐力建物ユニットは、より具体的には、桁方向の長さが約2040mm〜5640mmの範囲内(妻方向の長さは約2464mm一定)の建物ユニットにおいて、高耐力建物ユニットのフレーム耐力は標準建物ユニットの114%〜121%の範囲内にある。
建物ユニットの肉厚は、より具体的には、標準建物ユニットの柱の肉厚が6mmの場合に高耐力建物ユニットの柱の肉厚は9mmである。
【0011】
請求項2記載の本発明は、請求項1記載の発明において更に、前記ユニット建物が複層建物をなすとき、下階建物ユニットに前記高耐力ユニットを用いてなるようにしたものである。
【0012】
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2記載の発明において更に、前記ユニット建物が複数の建物ユニットを一列に並べ、該一列をなす各建物ユニットの側傍に他の建物ユニットを配置していない一列状建物ユニット群を有するとき、該一列状建物群の少なくとも一部に前記高耐力の建物ユニットを用いてなるようにしたものである。
【0013】
【作用】
請求項1記載の本発明によれば下記(1)乃至(4)の作用がある。
(1)ユニット建物において、外力に対するフレーム耐力を標準耐力よりも高耐力化する必要のある部分(三階建の場合の一階部分や多雪地帯の一階部分等)に、高耐力建物ユニットを設置することにより、当該部分を構成する建物ユニットのフレーム耐力を補強枠や分割ユニットを用いることなく高耐力化し、ユニット建物の間取りの自由度を高め、またコストを低減することができる。
【0014】
(2)高耐力建物ユニットが柱の肉厚を大きくすることにより、標準建物ユニットに比して柱の外形寸法を変えることなく、高耐力化できる。
【0015】
(3)高耐力建物ユニットが柱を高強度材にて構成することにより、標準建物ユニットに比して柱の外形寸法を変えることなく、高耐力化できる。
【0016】
(4)高耐力建物ユニットにおいて、柱の側面に突き合わされる梁側の突き合せ部が柱の曲面状角部を含む柱の側面形状に合致する形状になされて柱に接合されるから、突き合せ部を溶接等で接合するときの溶接長さが長くなり、高い接合強度を確保できる。また、柱と梁の位置決め精度が良くなり、それらの接合強度を向上できる。
【0017】
請求項2記載の本発明によれば、下記(5)の作用がある。
(5)複層階建物をなすユニット建物において、高耐力が要求される下階建物ユニットとして高耐力建物ユニットを採用することにより、上記(1)を実現できる。
【0018】
請求項3記載の本発明によれば下記(6)の作用がある。
(6)狭小地等で隣接建物ユニットを設置できない一列状建物ユニット群を有するユニット建物において、該一列状建物ユニット群の少なくとも一部で、高耐力が要求される建物ユニットとして高耐力建物ユニットを採用することにより、上記(1)を実現できる。即ち、最も水平外力に対してフレーム耐力の小さい一列状配置のユニット建物では、間取りプランを制約する補強枠が不要か、又は必要でもプラン制約の影響力の小さい柱端部に設けるだけで済む。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は建物ユニットを示す斜視図、図2は柱と梁の接合構造を示し、(A)はジョイントピースを示す斜視図、(B)は梁の接合状態を示す斜視図、図3は建物ユニットのフレーム耐力を示す図表、図4は高耐力建物ユニットの採用による建物ユニットの補強構造緩和例を示す図表、図5は高耐力建物ユニットの採用によるユニット建物の補強構造緩和例を示す図表、図6はユニット建物の間取りを示し、(A)は従来例を示す間取り平面図、(B)は本発明例を示す間取り平面図である。
【0020】
(建物ユニット)(図1〜図3)
建物ユニット10は、図1に示す如く、 4本の角鋼管製柱11の下端部を上端部のそれぞれにジョイントピース11A、11Bを介して形鋼製床梁12と形鋼製天井梁13のそれぞれを溶接等により箱形に接合した骨組構造体である。尚、相対する床梁12間には床小梁14が掛け渡され、それら床小梁14の上に床根太15が固定され、この床根太15に床面材が支持される。また、相対する天井梁13間には天井根太16が掛け渡され、この天井根太16に天井面材が設けられる。
【0021】
然るに、本実施形態においては、建物ユニット10として、標準建物ユニット10Aと高耐力建物ユニット10Bのいずれかを選択して用いることができる。
【0022】
標準建物ユニット10Aは、柱11の角形断面の外形寸法を例えば100mm ×100mmの標準外形寸法、柱11の肉厚を例えば6mmの標準肉厚、柱11の構成材料を例えば構造用鋼材STKR400(基準強度2200kg/cm2)、ジョイントピース11A、11Bの構成材料を例えば構造用鋼材SS400(基準強度2400kg/cm2)としている。これにより、標準建物ユニット10Aは、柱11と床梁12と天井梁13が形成するフレーム耐力を標準耐力とするものである。
【0023】
高耐力建物ユニット10Bは、柱11の角形断面の外形寸法を標準建物ユニット10Aにおけると同一とし、柱11の肉厚を例えば9mmの大肉厚、柱11の構成材料を例えば構造用鋼材STKR490(基準強度3000kg/cm2)、ジョイントピース11A、11Bの構成材料を例えば構造用鋼材SM490(基準強度3300kg/cm2)としている。
【0024】
また、高耐力建物ユニット10Bにあっては、図2に示す如く、柱11の側面に突き合せ接合されるジョイントピース11A、11Bの突き合せ部21が、柱11の角部22を含む柱11の側面形状と合致する形状を備えている。尚、柱11は、例えば鋼板をロールフォーミング等により角形に成形したものであり、角部22は曲面状になっている。これにより、高耐力建物ユニット10Bにあっては、柱11の下端部もしくは上端部にジョイントピース11A、11Bの突き合せ部21を突き合せて溶接し、このジョイントピース11A、11Bに床梁12、天井梁13を挿入して溶接することにより接合される。
【0025】
以上により、高耐力建物ユニット10Bは、柱11と床梁12と天井梁13が形成するフレーム耐力を標準建物ユニット10Aにおけるよりも高耐力とするものである。
【0026】
本発明者の実験結果によれば、標準建物ユニット10Aと高耐力建物ユニット10Bの桁フレーム17が耐え得る最大外力Pは、ユニットサイズにより異なるが、図3に示す如くとなり、高耐力建物ユニット10Bのフレーム耐力は 114〜121%向上することが認められる。尚、図3において、ユニットサイズA〜Eは、それらの巾を2464mm、高さを2830mmで同一とし、それらの長さをA=5640mm、B=4740mm、C=3840mm、D=2940mm、E=1800mmとするものである。
【0027】
(建物ユニットの補強構造緩和例)(図4)
標準建物ユニット10Aと高耐力建物ユニット10Bのそれぞれに必要とされる補強構造は、例えばユニットサイズAについて、図4の例1〜5の如くになり、高耐力建物ユニット10Bにおいて緩和されるものとなる。
【0028】
例1では、標準建物ユニット10Aにおいて桁フレームの中間部に必要としていた補強枠18を、高耐力建物ユニット10Bにおいて桁フレームの端に移設できた。従って、窓等の開口位置を中央に設ける事が可能となり、プランの制約が緩和される。
【0029】
例2では、標準建物ユニット10Aにおいて 2個の分割ユニットからなる必要があったものを、高耐力建物ユニット10Bにおいて単一のユニットの桁フレームの端に補強枠を設ければ足りるものとなった。従って、コストダウンと妻面の柱の重なりによる妻面のプラン制約が緩和される。
【0030】
例3では、標準建物ユニット10Aにおいて桁フレームの端に必要としていた補強枠18を、高耐力建物ユニット10Bにおいて削除できたので、開口位置を自由な位置に設けられるようになる。
【0031】
例4では、標準建物ユニット10Aにおいて 2個の分割ユニットからなる必要があったものを、高耐力建物ユニット10Bにおいて単一のユニットだけで足りるものとなった。従って、例2と同様の効果を有する。
【0032】
例5では、標準建物ユニット10Aにおいて桁フレームの両端部に必要としていた 2個の補強枠18、18を、高耐力建物ユニット10Bにおいて桁フレームの一端部に 1個の補強枠18を設ければ足りるものとなった。従って、例1と同様の効果を有する。
【0033】
(ユニット建物の補強構造緩和例)(図5)3階建てユニット建物の各部において、高耐力建物ユニット10Bを採用することにより、その補強構造を下記(1)〜(5)の如くに緩和できるものとなる。尚、図5において、一列型とは複数の建物ユニット10を一列に並べ、該一列をなす各建物ユニット10の側傍に他の建物ユニット10を配置していない一列状建物ユニット群をいい、多列型とは多列状建物ユニット群をいう。ユニットサイズAはBよりも桁方向長さが大きいユニットである。
【0034】
(1) 一列型の 1階に設置したユニットサイズAの建物ユニット10A、10B標準建物ユニット10Aにおいて桁フレームの中間部に必要としていた補強枠18を、高耐力建物ユニット10Bにおいて桁フレームの端に移設できた。
【0035】
(2) 一列型の 1階に設置したユニットサイズBの建物ユニット10A、10B 標準建物ユニット10Aにおいて桁フレームの中間部に必要としていた補強枠18を、高耐力建物ユニット10Bにおいて桁フレームの端に移設できた。
【0036】
(3) 一列型の 2階に設置したユニットサイズAの建物ユニット10A、10B 標準建物ユニット10Aにおいて桁フレームの端に必要としていた補強枠18を、高耐力建物ユニット10Bにおいて削除できた。
【0037】
(4) 一列型の 2階に設置したユニットサイズBの建物ユニット10A、10B 標準建物ユニット10Aにおいて桁フレームの端に必要としていた補強枠18を、高耐力建物ユニット10Bにおいて削除できた。
【0038】
(5) 多列型の 1階に設置したユニットサイズAの建物ユニット10A、10B 標準建物ユニット10Aにおいて桁フレームの端に必要としていた補強枠18を、高耐力建物ユニット10Bにおいて削除できた。
上記(1)〜(5) のような効果は、桁方向長さが大きいユニットサイズ程顕著な効果を生じる。
【0039】
(ユニット建物の具体例)(図6(B))
図6(B)のユニット建物30は、狭小地で、複数の建物ユニット31〜36を一列に並べ、該一列をなす各建物ユニット31〜36の側傍に他の建物ユニットを配置できない一列状建物ユニット群を有してなるものであり、各建物ユニット31〜36に側方から作用する外力に対する各建物ユニット31〜36のフレーム耐力を確保するため、各建物ユニット31〜35として前述の高耐力建物ユニット10Bを採用した。
【0040】
ユニット建物30の建物ユニット31〜35が高耐力建物ユニット10Bからなり、補強枠を設けたり、分割ユニットからなるものを採用しなかったから、前述した図6(A)のユニット建物に比して以下のメリットがある。
【0041】
建物ユニット31では、外構面に補強枠1Aが不要となり、シンメトリーな開口部1Bの配置が可能となり、バランスのよい外観を構成できる。
【0042】
建物ユニット32、33では、収納3Bを塞いでいた補強枠2A、3Aが不要となり、収納3Bの開口を広くとり、使い勝手の良い収納3Bを確保できた。
【0043】
建物ユニット33、34では、補強枠4Aが不要となり、使い勝手の良い広々としたサニタリー4Bを形成できた。
【0044】
建物ユニット35では、分割ユニットを採用する必要がなくなり、コスト低減できた。
【0045】
従って、本実施形態によれば、以下の作用がある。
(1)ユニット建物30において、外力に対するフレーム耐力を標準耐力よりも高耐力化する必要のある部分(三階建の場合の一階部分や多雪地帯の一階部分等)に、高耐力建物ユニット10Bを設置することにより、当該部分を構成する建物ユニットのフレーム耐力を補強枠や分割ユニットを用いることなく高耐力化し、ユニット建物30の間取りの自由度を高め、またコストを低減することができる。
【0046】
(2)複層階建物をなすユニット建物30において、高耐力が要求される下階建物ユニットとして高耐力建物ユニット10Bを採用することにより、上記(1)を実現できる。
【0047】
(3)狭小地等で隣接建物ユニットを設置できない一列状建物ユニット群を有するユニット建物30において、該一列状建物ユニット群の少なくとも一部で、高耐力が要求される建物ユニットとして高耐力建物ユニット10Bを採用することにより、上記(1)を実現できる。即ち、最も水平外力に対してフレーム耐力の小さい一列状配置のユニット建物30では、間取りプランを制約する補強枠が不要か、又は必要でもプラン制約の影響力の小さい柱端部に設けるだけで済む。
【0048】
(4)高耐力建物ユニット10Bが柱11の肉厚を大きくすることにより、標準建物ユニット10Aに比して柱11の外形寸法を変えることなく、高耐力化できる。
【0049】
(5)高耐力建物ユニット10Bが柱11を高強度材にて構成することにより、標準建物ユニット10Aに比して柱11の外形寸法を変えることなく、高耐力化できる。
【0050】
(6)高耐力建物ユニット10Bにおいて、柱11の側面に突き合わされる床梁12、天井梁13側の突き合せ部21が柱11の曲面状角部22を含む柱11の側面形状に合致する形状になされて柱11に接合されるから、突き合せ部21を溶接等で接合するときの溶接長さが長くなり、高い接合強度を確保できる。また、柱11と床梁12、天井梁13の位置決め精度が良くなり、それらの接合強度を向上できる。
【0051】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0052】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ユニット建物を構成する建物ユニットのフレーム耐力を、補強枠や分割ユニットを用いることなく高耐力化し、ユニット建物の間取りの自由度を高め、またコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は建物ユニットを示す斜視図である。
【図2】 図2は柱と梁の接合構造を示し、(A)はジョイントピースを示す斜視図、(B)は梁の接合状態を示す斜視図である。
【図3】 図3は建物ユニットのフレーム耐力を示す図表である。
【図4】 図4は高耐力建物ユニットの採用による建物ユニットの補強構造緩和例を示す図表である。
【図5】 図5は高耐力建物ユニットの採用によるユニット建物の補強構造緩和例を示す図表である。
【図6】 図6はユニット建物の間取りを示し、(A)は従来例を示す間取り平面図、(B)は本発明例を示す間取り平面図である。
【符号の説明】
10、31〜36 建物ユニット
10A 標準建物ユニット
10B 高耐力建物ユニット
11 柱
12 床梁
13 天井梁
21 突き合せ部
22 角部
30 ユニット建物
Claims (3)
- 柱と床梁と天井梁を箱形に接合してなる複数の建物ユニットを、隣接設置してなるユニット建物において、
柱と床梁と天井梁が形成するフレーム耐力が標準耐力の標準建物ユニットと、フレーム耐力が高耐力の高耐力建物ユニットとを併せ用い、
前記高耐力建物ユニットが標準建物ユニットに比し、柱の外形寸法は同一とし、柱の構成材料を高強度材とし、且つ柱の肉厚を大きくしてなり、
柱の側面に接合される梁の突き合せ部が、溝形でウェブからフランジに連続した構成であり、柱の曲面状角部を含む柱の側面形状と合致する形状を備えてなり、
梁の突き合せ部のウェブが柱の曲面状角部に配置されてなることを特徴とするユニット建物。 - 前記ユニット建物が複層建物をなすとき、下階建物ユニットに前記高耐力ユニットを用いてなる請求項1記載のユニット建物。
- 前記ユニット建物が複数の建物ユニットを一列に並べ、該一列をなす各建物ユニットの側傍に他の建物ユニットを配置していない一列状建物ユニット群を有するとき、該一列状建物群の少なくとも一部に前記高耐力の建物ユニットを用いてなる請求項1又は請求項2記載のユニット建物。
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- 1998-11-30 JP JP33928598A patent/JP3694180B2/ja not_active Expired - Lifetime
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