JP3693881B2 - ディスク装置のヘッド位置制御方法及び制御装置 - Google Patents

ディスク装置のヘッド位置制御方法及び制御装置 Download PDF

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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59627Aligning for runout, eccentricity or offset compensation

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク記憶媒体からヘッドにより情報を読み取る又は読み取り/書き込むディスク装置において、デイスクの偏心にヘッドを追従するためのアクチュエータを制御する制御方法及び制御装置に関する。
【0002】
磁気ディスク装置、光ディスク装置等のディスク記憶装置は、コンピュータ等の記憶装置として広く利用されている。このようなディスク記憶装置では、ディスク媒体の偏心が生じる。この偏心は、位置情報を記憶しているディスク媒体の回転中心が、位置情報を記録した時のものからずれることにより生じる。
【0003】
セクターサーボ方式においては、アクチュエータの位置を求めるための位置情報(サーボ情報)は、ディスク面のトラックの各セクターに記録されている。このディスクの回転中心と位置情報を記録した時の回転中心が一致していれば、理想的には偏心は生じない。
【0004】
しかし、実際には、回転中心は一致しておらず、偏心が生じる。この原因としては、外部でサーボ情報が書き込まれたデイスク媒体の使用、ディスク媒体とスピンドル軸の熱変形や、外部からの衝撃によるディスク媒体のずれが考えられる。この偏心があると、アクチュエータから見ると、回転周波数の整数倍の正弦波の外乱が加わっているように見える。このため、この偏心を補正する技術が必要となる。
【0005】
【従来の技術】
サーボ制御においては、位置誤差から制御量を算出する。このため、原理的には、デイスクの偏心にサーボ制御により、追従することができる。しかし、偏心量が大きい場合には、サーボ制御だけでは、偏心に追従するのに、時間が
かかる。このため、デイスクの偏心補正量を予め測定しておき、保存しておく。そして、保存した偏心補正量を、サーボ制御系の制御量の他に、フィードフォワード電流として、アクチュエータに与えることにより、偏心を補正することが行われている。
【0006】
例えば、偏心推定オブザーバによる磁気ヘッドの位置制御方法は、日本国特許公開第7ー50075号公報(米国特許第5404235号)、日本国特許出願10−185046号明細書に詳細に示されている。
【0007】
オブザーバは、アクチュエータのモデルと偏心のモデルとからなる偏心推定オブザーバで構成され、検出位置と推定位置との誤差と、制御電流と、状態変数から、次の状態を予測して、且つ状態から制御電流を作成するものである。このように、実時間で偏心が補正されるため、偏心を迅速に補償することができる。
このような、偏心補正方法では、各デイスク面に対し異なる偏心補正パラメータを使用することは提案されているが、1つのデイスク面に対し、1つの偏心補正パラメータを保存し、これを読み出し、状態に応じた偏心補正量を計算するものであった。即ち、1つの磁気デイスク面で、共通の偏心補正パラメータを使用し、磁気デイスク面の各トラックの偏心補正量を計算するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術では、次の問題があった。
【0009】
第1に、回転型アクチュエータを使用した場合には、ヘッドの描く軌跡は、円弧状となり、デイスクの半径方向と一致しない。このため、デイスクのずれの影響は、ヘッドがデイスクの内周にあるときと、デイスクの外周にあるときとでは、異なる。このため、デイスクの内周と外周では、最適な偏心補正量が異なる。
【0010】
従来は、共通の偏心補正量で、このような相違のある偏心補正量に補償するため、フィードバック系の開ループ特性のゼロクロスを高くすることにより、高速にそのトラック位置での最適の偏心補正量に収束していた。しかし、サンプルサーボ制御では、ゼロクロスを高くするには、サンプルサーボ周波数を高くする必要がある。サンプルサーボ周波数を高くするには、1トラックのサーボ信号の数を増やすことが必要となり、1トラックの記憶容量を減少するという問題が生じる。
【0011】
第2に、外部のサーボトラックライタで位置信号を書き込んだデイスクを、デイスク装置に組み込む場合や、デイスクが交換可能であるデイスク装置では、デイスクに位置情報を書き込んだ装置のアクチュエータ中心と、ヘッドのリード・ライトコア中心までの距離と、そのデイスクを使用する装置のこれらの距離とが、異なる。即ち、トラック幅は、1μm以下になっており、装置の組み立て精度をこれに対応して、向上させることは困難である。このため、偏心補正トラック数が増加し、デイスク面に共通の偏心補正量では、偏心の追従に時間がかかり、シーク時間を短縮できないという問題が生じる。
【0012】
本発明の目的は、デイスク面の各トラックで最適な偏心補正量をえるためのディスク装置のヘッド位置制御方法及び制御装置を提供することにある。
【0013】
本発明の他の目的は、サンプル周波数を高くしなくても、デイスク面の各トラックでの偏心補正量を最適にするためのディスク装置のヘッド位置制御方法及び制御装置を提供することにある。
【0014】
本発明の更に他の目的は、偏心が大きくても、デイスク面の各トラック位置で、最適な偏心補正量を得るためのディスク装置のヘッド位置制御方法及び制御装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この目的の達成のため、本発明のディスク装置のヘッド位置制御方法は、ディスクのセクタの位置情報をヘッドにより読み出すステップと、前記位置情報を復調して、前記現在位置を検出するステップと、前記ヘッドを移動する回転型アクチュエータを駆動するため、目標位置と前記現在位置との位置誤差に応じた制御量と、前記ディスクの偏心補正量とを算出し、前記制御量と前記偏心補正量とから前記アクチュエータの制御量を計算するステップとを有する。そして、前記算出ステップは、前記ヘッドの位置に応じて、保存された前記ディスクの半径方向に分割された複数の領域の各々の偏心補正情報から、前記ヘッドの位置に応じた偏心補正情報を読み出し、前記偏心補正量を計算するステップからなり、更に、前記ヘッドのシーク制御開始時に、現在位置の偏心補正量を保存するステップと、前記シーク制御開始時に、前記シークの目標位置の領域の偏心補正情報を読み出し、前記シーク制御中、前記算出ステップを実行するステップを有する
【0016】
本発明のヘッド位置制御装置は、ディスク記憶媒体の情報を読み取るヘッドと、前記ヘッドを移動する回転型アクチュエータと、前記ヘッドにより前記ディスク記憶媒体から読み出された位置信号に基づいて、前記回転型アクチュエータを駆動するための制御量を計算する制御回路と、前記ディスク記憶媒体の半径方向に分割された複数の領域の各々の偏心補正情報を格納するメモリとを有する。そして、前記制御回路は、前記メモリから、前記ヘッドの位置に応じた偏心補正情報を読み出し、偏心補正量を計算し、且つ、前記ヘッドのシーク制御開始時に、現在位置の偏心補正量を保存し、前記シークの目標位置の領域の偏心補正情報を読み出し、前記シーク制御中、前記偏心補正量と前記制御量とで、前記回転型アクチュエータを駆動する。
【0017】
本発明では、回転型アクチュエータを用いた場合に、デイスクの内周と外周では、偏心量の差が大きいことから、デイスクを複数の領域に分割し、各領域の偏心補正情報を設定することにより、ヘッドの位置に応じて、最適な偏心補正を行うものである。このため、サンプル周波数を高めることなく、各トラックで最適な偏心補正が可能となる。これにより、セクターサーボにおいて、記憶容量を低減することなく、偏心補正が可能となる。
【0018】
又、ヘッド位置制御方法は、前記ヘッドのシーク制御開始時に、現在位置の偏心補正量を保存するステップと、前記シークの目標位置の領域の偏心補正情報を読み出すステップとを更に有し、前記算出するステップは、前記読み出された偏心補正情報に従い、前記偏心補正量を算出するステップを有する。シーク開始前に、偏心補正情報を変更するため、シーク制御中に偏心補正情報を変更する必要がない。このため、シーク制御の演算を増やすことがないため、高速なシーク制御を実現しつつ、最適な偏心補正が可能となる。
【0019】
更に、ディスク装置のヘッド位置制御方法は、前記保存ステップは、前記現在位置の偏心補正量を、前記現在位置のトラックの基準セクタの偏心補正情報に変換した後、前記変換した偏心補正情報を保存するステップからなり、前記読み出しステップは、前記読み出した偏心補正情報を前記目標位置のセクタの偏心補正情報に変換するステップを有する。基準セクタの偏心補正情報を保存するため、各セクタの偏心補正量を算出することが容易となり、且つ保存する偏心補正情報も少なくて済む。
【0020】
更に、ディスク装置のヘッド位置制御方法は、前記算出ステップは、前記誤差に応じて、前記ヘッドの位置と、速度と、偏心補正量を推定するオブザーバを用いて、前記制御量を計算するステップからなる。オブザーバを用いるため、少ない偏心補正情報でも、当該トラックの偏心に高速に追従できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、デイスク装置、位置決め制御系、他の実施の形態、実施例の順で説明する。
【0022】
**デイスク装置**
図1は、本発明の一実施の形態の構成図、図2は、図1のアクチュエータの説明図、図3は、コントローラの開ループ特性の説明図、図4及び図5は、偏心の振幅・位相の特性図、図6は、図1の偏心ベクトルテーブルの格納図、図7は、図1の偏心ベクトルテーブルの説明図である。
【0023】
図1には、デイスク装置として、磁気デイスクドライブを例に示す。図1に示すように、磁気ディスクドライブ1は、磁気ディスク2と、磁気ヘッド3とを有する。磁気ディスク2は、図7に示すように、同心円の複数のトラックを有し、各データトラックには、各々サーボ信号ST0からST6が埋め込まれた多数のセクターが設けられている。例えば、3.5インチの磁気デイスク2では、デイスク1面に、12000トラック設けられ、1トラックに、1000セクター設けられる。
【0024】
磁気ヘッド3は、磁気ディスク2の情報を読み取り/書き込む。磁気ヘッド3は、MR(GMR,TMR)素子と、ライト素子で構成される。磁気ディスク2は、スピンドルモータ4により、回転される。回転型アクチュエータ5は、ボイスコイルモータ(VCM)を有し、磁気ヘッド3を支持するとともに、磁気ヘッド3を磁気ディスク2のトラック横断方向に移動する。
【0025】
パワーアンプ6は、アクチュエータ5のVCMを駆動する。スピンドル駆動回路7は、スピンドルモータ4を駆動する。制御回路8は、マイクロプロセッサと、デジタルシグナルプロセッサと、アナログ/デジタル変換器と、デジタル/アナログ変換器と、RAM11とからなる。
【0026】
制御回路(以下、プロセッサという)8は、磁気ヘッド3からの位置信号を読み取り、磁気ヘッドの現在位置y [k ]を把握し、目標位置rとの距離(位置誤差)に応じた制御値(制御電流値)u [k ]を作成する。リード/ ライト回路9は、プロセッサ8からの指示に応じて、磁気ヘッド3をリード/ライト制御する。位置検出回路10は、磁気ヘッド3のサーボ信号を復調して、位置信号をプロセッサ8に出力する。
【0027】
ハードディスクコントローラ12は、ホストコンピュータとのインターフェース制御を行う。このハードディスクコントローラ12には、RAM13が設けられている。RAM13は、ホストコンピュータからのデータや、ホストコンピュータへデータを格納する。
【0028】
図2は、前記回転型アクチュエータ5と、磁気デイスク2との関係図である。デイスク2の中心O2に対し、スピンドルモータ4の回転中心O3が、ずれることにより、偏心が生じる。直進アクチュエータを用いた場合には、ヘッドをモータの回転中心O3に向かい、直進できるため、ヘッドから見たデイスク2の偏心振幅、位相は、デイスク2の内周と外周で同一である。
【0029】
しかし、図2に示すように、回転型アクチュエータ5では、アクチュエータの回転中心O1を中心に、回転するため、ヘッド3の描く軌跡は、直線とならず、円弧を描く。このため、デイスク2の回転中心のモータの回転中心からのずれの影響は、ヘッド3がデイスク2の内周に位置する時と、ヘッド3がデイスク2の外周に位置する時では、異なる。
【0030】
図4及び図5は、デイスク2に、外部のSTW(サーボトラックライタ)でサーボ信号を書き込み、このデイスク2を、デイスク装置に組み込んだ場合のデイスク2の各トラックの1次偏心の振幅、位相を測定した結果を示す。図4及び図5において、偏心振幅は、絶対値でなく、正規化された相対値を示し、位相は、絶対値を示す。
【0031】
図により明らかな如く、横軸のトラック位置により、振幅、位相とも変化している。又、図4と図5は、異なるデイスク装置での測定結果であり、装置毎に、変化の度合いが異なる。例えば、振幅の変化は、最大6パーセントであるが、最小の偏心振幅でも、50μm程度であるから、変化は、最小3μmとなる。トラックピッチは、1μm程度とすると、変化は、最小でも、3トラック程度存在する。
【0032】
一方、図3に示すように、位置決めを行うサーボ制御の開ループ特性(ゲイン、位相)は、サンプル周波数により決定される。即ち、偏心の追従特性は、サーボ制御のサンプル周波数により定まる。従って、デイスク面に共通の偏心補正信号を用いても、サーボ制御により、追従することが可能である。しかし、この追従には、時間がかかる。例えば、シーク終了後、5−10周待つ必要がある。
【0033】
もし、サンプル周波数を高くすれば、応答性が向上し、デイスク面の各トラックに共通の偏心補正信号を用いても、サーボ制御により、前述のトラック間の変化に、高速に追従できる。しかし、サンプル周波数を高くすることは、図7に示した1トラック当りのサーボ信号の数を増やす必要がある。このことは、1トラック当りのデータ領域を減らすため、デイスクの使用できる記憶容量が減少し、好ましくない。
【0034】
このトラック間の偏心振幅、位相の変化を補正するため、本発明では、図1に示すように、RAM11に、偏心ベクトルテーブル11−1を設けている。このテーブル11−1は、図6に示すように、各ヘッドの各ゾーンの偏心補正ベクトルを格納する。即ち、図7にしめすように、デイスク2の一面を、その半径方向に、複数のゾーンに分割する。図7では、2つのゾーンZone1,Zone2に分割されている。そして、テーブル11−1は、各ヘッド毎に、即ち、デイスク面毎に、各ゾーンの偏心補正ベクトルZ1,Z2を格納する。
【0035】
図1のプロセッサ8は、ヘッド位置に応じて、対応するゾーンの偏心補正ベクトルを読み出し、偏心補正量を計算する。このゾーンの分割数は、要求される精度、偏心補正量にあわせて、任意に設定できる。このように、デイスク1面を、複数の領域に分割し、各領域に偏心補正ベクトルを設定したので、デイスクのヘッドの位置に応じて、最適な偏心補正量を計算できる。
【0036】
このため、サンプル周波数を高くしなくても、偏心の追従を高速に行うことができ、デイスクの記憶容量を削減することなく、実現できる。特に、外部のSTWでサーボ信号を書き込んだデイスクを、デイスク装置に組み込む場合には、偏心量が大きくなり、デイスク内周と外周とで、偏心の度合いの相違が、大きいため、有効であり、シーク後のフォロイング制御の時間短縮に効果がある。
【0037】
このデイスク装置として、ハードデイスク装置で説明したが、デイスクを交換できるデイスク装置や、光、光磁気デイスク装置にも適用できる。
【0038】
**位置決め制御系**
図8は、プロセッサ8の実行する位置決め制御系のブロック図である。図8において、プラント5は、磁気ディスク装置の物理的なヘッド位置決めを行う部分を示し、回転型アクチュエータ5と、アンプ6、磁気デイスク2を含む。
【0039】
磁気デイスク2から、磁気ヘッド3が読み取った位置信号(サーボ信号)は、位置検出回路10で復調され、プロセッサ8に入力する。プロセッサ8では、位置復調部20が、復調信号から現在位置y [k ]を復調する。誤差演算器21は、目標位置rから現在位置y[k]を差し引き、位置誤差を演算する。ゲイン補正部22は、位置誤差を補正する。この補正された位置誤差が、コントローラ23に入力する。コントローラ23は、周知のサーボコントローラで構成されている。例えば、図9以下に示す離散型現在オブザーバで構成される。
【0040】
このサーボコントローラ23は、前述のRAM11のテーブル11−1から、ヘッドの位置に応じた偏心ベクトルを読み出し、偏心補正量を計算する。そして、位置誤差から計算したサーボ制御値に、偏心補正値を加え、制御値をプラント5に出力する。
【0041】
つぎに、前述のコントローラ23について、説明する。図9は、コントローラのブロック図、図10は、位置制御フロー図、図11は、図10の格納処理フロー図、図12は、図10の読み出し処理フロー図、図13は、位置制御動作の説明図である。
【0042】
図9に示すコントローラ23は、離散型の現在オブザーバで構成される。このオブザーバの構成は、前述の特願平10−185046号明細書に記載されているように、下記(1)式から(4)式により、状態を推定する。
【0043】
【数1】
Figure 0003693881
【0044】
ここで、xhat[k],vhat[k],bhat[k]は,各々今回のサンプル時の位置の状態変数( 推定位置) 、速度の状態変数( 推定速度)、バイアス電流の状態変数( 推定バイアス量)であり、z1hat[k] 、z2hat[k]は、今回サンプル時の偏心の状態変数( 推定偏心量) であり、xbar[k],vbar[k],bbar[k]は,各々前回のサンプル時の位置の状態変数( 推定位置) 、速度の状態変数( 推定速度)、バイアス電流の状態変数( 推定バイアス量)であり、z1bar[k] 、z2bar[k]は、前回サンプル時の偏心の状態変数( 推定偏心量) である。
【0045】
又、L1〜L5 は、オブザーバの推定ゲインであり、L1は、位置推定ゲイン、L2は、速度推定ゲイン、L3は、バイアス推定ゲイン、L4、L5は、偏心推定ゲインであり、y[k]は、観測位置である。ここでは、観測y[k]は、位置誤差である。
【0046】
【数2】
Figure 0003693881
【0047】
【数3】
Figure 0003693881
【0048】
ここで、uob,uwは、各々アクチュエータの制御値、偏心補正の制御値であり、F1,F2は、状態フィードバック行列である。uvcmは、出力する制御電流値である。
【0049】
【数4】
Figure 0003693881
【0050】
ここで、xbar[k+1],vbar[k+1],bbar[k+1]は,各々今回のサンプル時の位置の状態変数( 推定位置) 、速度の状態変数( 推定速度)、バイアス電流の状態変数( 推定バイアス量)であり、z1bar[k+1] 、z2bar[k+1]は、今回サンプル時の偏心の状態変数( 推定偏心量) である。Tは、サンプル周期である。又、偏心は、図14に示すように、(z1,z2) の直交座標で、一定の半径の円上で、一定速度(角速度ω0)で回転する点の動きを示している。
【0051】
これに、速度制御系を付加して、ブロックで示したものが、図9である。サーボ割り込み(サーボゲート信号)がプロセッサ8に与えられると、プロセッサ8は、位置検出回路10の復調信号から現在位置y [k ]を計算する。誤差演算器21は、目標位置rと現在位置(位置信号)y [k ]との差の絶対値abs [y-r ]を計算する。
【0052】
モード判定器37は、絶対値abs [y-r ]が、4トラック以下かを判定する。ここでは、シークとフォローイングとの判定を4トラックと定めている。従って、絶対値abs [y-r ]が、4トラック以下ならフォローイングと判定して、切り替え器35をb側に接続する。絶対値abs [y-r ]が、4トラックを越えると、シーク中と判定して、切り替え器35をa側に接続する。
【0053】
オブザーバ36では、位置誤差Δx(前述の式では、観測位置y[k]で定義してある)は、第4のゲイン乗算器26に入力する。ゲイン乗算器26は、誤差に、推定ゲインL(L1〜L5)(式(1)参照)を乗じる。
【0054】
第2のゲイン乗算器24は、制御電流u ob[k ]に係数Ka(式(4)参照) を乗じる。第3のゲイン乗算器25は、今回のサンプル時の状態信号xhat[k ]-z2hat[k]に、式(4)の係数 を乗じる。加算器28は、2つの加算器24〜25の出力を加算する。これにより、式(4)の次のサンプル時の状態信号xbar[k +1 ]-z2bar[k+1]が出力される。
【0055】
この次のサンプル時の状態信号xbar[k +1 ]-z2bar[k+1]は、遅延器29により1サンプル遅延され、今回のサンプル時の状態信号xbar[k ]-z2bar[k]が得られる。この状態信号は、加算器26で、ゲイン乗算器26の出力に加算され、式(1)の今回のサンプル時の状態信号xhat[k ]-z2hat[k]が得られる。この状態信号に、第1の乗算器23により、フィードバック係数Fが乗じられる。これにより、式(2)、(3)で示した今回の制御電流u [k ]が得られる。この制御電流u [k ]は、プラント20に供給される。偏心の推定値uwは、速度制御系に供給される。
【0056】
シーク中は、目標速度生成器31は、位置誤差Δx から目標速度v0を生成する。速度差演算器32は、目標速度V0とオブザーバ36の推定速度vhat [k ]との速度差を計算する。ゲイン乗算器33は、速度差に速度ゲインCOを乗算する。補償器34は、速度差とオブザーバ36の偏心推定値uwとを加算して、それを反転したものを制御電流u [k ]とし出力する。
【0057】
フォローイングと判定されると、プロセッサ8は、オブザーバ36のブロック26の偏心推定ゲインL4、L5に、設計値を代入する。この偏心推定ゲインL4、L5は、フォローイング時に、位置誤差 がゼロに収束するように設計される。そして、プロセッサ8は、前述のオブザーバによる状態計算を行い、制御電流u [k ]をプラント(アンプ6)に出力する。そして、このサーボ割り込みを終了する。
【0058】
このように、オブザーバ36は、アクチュエータのモデルと偏心のモデルとからなる偏心推定オブザーバで構成され、検出位置と推定位置との誤差と、制御電流と、状態変数から、次の状態を予測して、且つ状態から制御電流を作成するものである。このように、実時間で偏心が補正されるため、偏心を迅速に補償することができる。
【0059】
次に、前述のデイスクの領域毎に、偏心補正値を設定するシーク処理を説明する。図10は、本発明の一実施の態様のシーク処理フロー図であり、図11は、その偏心補正変数の格納処理フロー図、図12は、その偏心補正変数の読み出し処理フロー図、図13は、シーク処理動作の説明図である。
【0060】
(S1)シーク開始時に、先ず、偏心補正変数の格納処理を行う。即ち、現在セクタ一位置での偏心補正変数を格納する。前述の如く、コントローラ23により、偏心補正変数は、リアルタイムで計算され、状態により、変化するため、現在の状態を保存する。即ち、図11に示すように、現在のセクタNの偏心補正変数(Z1,Z2)を、基準セクターとして選ばれたセクタ0の偏心補正変数(Z10,Z20)に、下記式(5)により、変換する。尚、オブザーバ36では、セクタNの偏心補正変数(Z1,Z2)は、Z1hat[k],Z2hat[k]である。
【0061】
【数5】
Figure 0003693881
【0062】
次に、その現在位置の属するゾーンZoneを、現在トラック位置CmdTrackNowと、ゾーンの幅ZoneWidthから、下記式(6)により、計算する。
【0063】
Zone=floor(CmdTrackNow/ZoneWidth) (6)
尚、floorは、C言語プログラムで、整数部分を示す。
次に、図6のテーブル11−1に、偏心補正変数(Z10,Z20)を格納する。この時の格納アドレスは、図6の場合、デイスク面が2ゾーンに分割されているため、現在ヘッドHeadNowとゾーンの2倍である2Zoneで決定される。これにより、格納処理を終了する。
【0064】
(S2)次に、シーク先の目標トラック位置CmdTrackNextの偏心補正変数(Z1,Z2)をテーブル11−1から読み出す。図12に示すように、絶対値abs(CmdTrackNow-CmdTrackNext)を計算し、予定のトラック差制限TrackLimitより小さいかを判定する。即ち、現在位置と目標位置との差が小さいか否かを判定する。更に、シーク先のHeadNextと現在ヘッドHeadNowが等しいかを判定する。現在位置と目標位置との差が小さく、且つヘッドの切り替えがない場合には、同一デイスク面で、距離の小さいシークのため、現在の偏心補正変数と異ならないと判断し、前述の(6)式により、ゾーンを計算し、テーブル11−1のシーク先HeadNextと2Zoneのアドレスの偏心補正変数Z1,Z2を読み出し、前述のオブザーバ36のZ1hat[k],Z2hat[k]に初期値として、設定する。
【0065】
一方、現在位置と目標位置との差が大きい、又はヘッドの切り替えがある場合には、現在の偏心補正変数と異なると判断し、下記(7)式により、ゾーンを計算する。
【0066】
Zone=floor(CmdTrackNext/ZoneWidth) (7)
そして、テーブル11−1のシーク先HeadNextと2Zoneのアドレスの偏心補正変数Z1,Z2を読み出し、前述のオブザーバ36のZ1hat[k],Z2hat[k]に初期値として、設定する。これにより、読み出し処理を終了する。(S3)この初期設定の後、前述のように、位置誤差により、目標位置に到達したかを判定する。前述の例では、位置誤差が、4トラックになった時に、目標位置に到達したと判定する。目標位置に到達していない時は、ステップS5に進む。
【0067】
(S4)目標位置に到達した場合には、前述のように、オブザーバ36によるフォロイング制御に移行する。
【0068】
(S5)シーク制御の計算を実行する。前述のオブザーバ制御では、図9で示したように、速度を推定し、現サンプルでの偏心ベクトルの値を計算し、目標速度vを計算し、VCM電流Uvcmを、図9のように、計算して、プラント5に出力する。即ち、VCM電流Uvcmは、次式で計算する。
【0069】
Uvcm=―F2・(vhat[k]−v[k])+z1hat[k](8)
(S6)次のサンプルまで待ち、ステップS3に戻る。
【0070】
この様子を、図13に示す。この例では、シーク開始時に、目標位置の偏心補正ベクトルに変更している。このため、シーク終了の後のフォロイング開始時に、偏心によるトラックずれがない。このため、正確な位置で、フォロイング制御に移行できる。従って、フォロイング時間を短縮できる。
【0071】
又、シーク開始時に、偏心補正ベクトルを変更しているため、シーク計算中に、偏心補正ベクトルを変更する処理を必要がない。このため、高速性を要求されるシーク計算の処理性能を低下することがない。従って、高速シークが可能となる。
【0072】
勿論、シーク中に、現在位置に応じて、偏心補正ベクトルの変更処理を行っても良い。この場合、シークの速度制御がより正確となる。又、フォロイング制御開始時に、偏心補正ベクトルを変更することもできる。又、オブザーバ制御による偏心補正で説明したが、回転ベクトルを推定する他のサーボ制御系を用いることができる。例えば、DFT(Digital Fourier Transfer)を用いて、位置誤差の回転周波数成分を取り出し、偏心を補正するものでも、回転ベクトルを推定しているので、この系にも、適用できる。
【0073】
**他の実施の形態**
図14は、本発明の他の形態の説明図である。図14において、デイスク面のゾーン1のセクタ0の偏心補正値を、Z1a,Z2aとし、ゾーン2のセクタ0の偏心補正値を、Z1b,Z2bとする。現セクタNでの偏心補正値を、Z1c,Z2cとする。そして、ゾーン1からゾーン2にシークする場合は、ゾーン2のセクタ0の偏心補正値Z1b[k],Z2b[k]は、下記式(9)により、現在の偏心状態に補正できる。
【0074】
Z1b[k]=Z1c+(Z1b−Z1a)
Z2b[k]=Z2c+(Z2b−Z2a) (9)
即ち、ROMにあらかじめ測定しておいたZ1a,Z2a、Z1b,Z2bを格納しておき、計算により、シーク先の現在のセクタ0の偏心補正値を、ベクトル差分により、求めることができる。従って、図1のテーブル11−1は、ROMに設ければ良い。
【0075】
同様に、前述のテーブル11−1の初期値は、出荷前に、あらかじめ測定して、格納しておく。このようにすると、直ちに、偏心の補正が可能となる。
【0076】
又、前述の例では、デイスクの回転周波数成分である1次偏心補正について、説明した。デイスクの回転周波数の2倍、3倍等の高次偏心成分を補正することもできる。この場合、高次偏心補正電流は、周知の繰り返し制御により、測定することにより、正確な高次偏心補正が可能となる。また、メモリの節約のため、高次偏心補正電流を、デイスク面に、共通とすることができる。
【0077】
図15は、本発明により、デイスク面に対し、複数の偏心補正ベクトルを設定し、目標位置に応じて、偏心補正ベクトルを変更した場合のシークタイミング、電流、位置を示す図であり、図16は、比較例としての従来のデイスク面に、共通の偏心ベクトルを使用して、偏心補正した場合のシークタイミング、電流、位置を示す図である。
【0078】
図16の比較例では、目標位置での偏心補正量が適切でないため、シーク後に偏心による揺れが、残っている。図15の本発明を適用した場合には、シーク後の揺れ(位置変化)が少なく、偏心が効果的に、補正されている。
【0079】
【発明の効果】
回転型アクチュエータを用いた場合に、デイスクの内周と外周では、偏心量の差が大きいことから、デイスクを複数の領域に分割し、各領域の偏心補正情報を設定することにより、ヘッドの位置に応じて、最適な偏心補正を行うことができる。
【0080】
又、シーク開始時に偏心補正情報を変更しているため、サンプル周波数を高めることなく、各トラックで最適な偏心補正が可能となる。これにより、セクターサーボにおいて、記憶容量を低減することなく、偏心補正が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のデイスク装置の構成図である。
【図2】図1の回転型アクチュエータの説明図である。
【図3】図1のサーボ制御の特性図である。
【図4】図2の回転型アクチェータを使用した時の偏心特性図である。
【図5】図2の回転型アクチュエータを使用した時の他の偏心特性図である。
【図6】図1のテーブルの構成図である。
【図7】図6のテーブルの説明図である。
【図8】図1の位置決め制御部の構成図である。
【図9】図8のコントローラのブロック図である。
【図10】図8のシーク処理フロー図である。
【図11】図10の格納処理フロー図である。
【図12】図10の読み出し処理フロー図である。
【図13】図10のシーク動作説明図である。
【図14】本発明の他の実施の形態の説明図である。
【図15】本発明の実施例の説明図である。
【図16】本発明の比較例の説明図である。
【符号の説明】
1 デイスクドライブ
2 磁気デイスク
3 磁気ヘッド
4 スピンドル
5 回転型アクチュエータ
8 制御部
11−1 偏心補正テーブル

Claims (5)

  1. 回転するディスクのトラックにヘッドを位置制御するディスク装置のヘッド位置制御方法において、
    前記ディスクのセクタの位置情報をヘッドにより読み出すステップと、
    前記位置情報を復調して、前記現在位置を検出するステップと、
    前記ヘッドを移動する回転型アクチュエータを駆動するため、目標位置と前記現在位置との位置誤差に応じた制御量と、前記ディスクの偏心補正量とを算出し、前記制御量と前記偏心補正量とから前記アクチュエータの制御量を計算するステップとを有し、
    前記算出ステップは、
    前記ヘッドの位置に応じて、保存された前記ディスクの半径方向に分割された複数の領域の各々の偏心補正情報から、前記ヘッドの位置に応じた偏心補正情報を読み出し、前記偏心補正量を計算するステップからなり、
    更に、前記ヘッドのシーク制御開始時に、現在位置の偏心補正量を保存するステップと、
    前記シーク制御開始時に、前記シークの目標位置の領域の偏心補正情報を読み出し、前記シーク制御中、前記算出ステップを実行するステップを有することを
    特徴とするディスク装置のヘッド位置制御方法。
  2. 請求項1のディスク装置のヘッド位置制御方法において、
    前記保存ステップは、
    前記現在位置の偏心補正量を、前記現在位置のトラックの基準セクタの偏心補正情報に変換した後、前記変換した偏心補正情報を保存するステップからなり、
    前記読み出しステップは、
    前記読み出した偏心補正情報を前記目標位置のセクタの偏心補正情報に変換するステップを有することを
    特徴とするディスク装置のヘッド位置制御方法。
  3. 請求項1のディスク装置のヘッド位置制御方法において、
    前記算出ステップは、
    前記誤差に応じて、前記ヘッドの位置と、速度と、偏心補正量を推定するオブザーバを用いて、前記制御量を計算するステップからなることを
    特徴とするディスク装置のヘッド位置制御方法。
  4. ディスク記憶媒体の情報を読み取るヘッドと、
    前記ヘッドを移動する回転型アクチュエータと、
    前記ヘッドにより前記ディスク記憶媒体から読み出された位置信号に基づいて、前記回転型アクチュエータを駆動するための制御量を計算する制御回路と、
    前記ディスク記憶媒体の半径方向に分割された複数の領域の各々の偏心補正情報を格納するメモリとを有し、
    前記制御回路は、前記メモリから、前記ヘッドの位置に応じた偏心補正情報を読み出し、偏心補正量を計算し、
    且つ、前記ヘッドのシーク制御開始時に、現在位置の偏心補正量を保存し、前記シークの目標位置の領域の偏心補正情報を読み出し、前記シーク制御中、前記偏心補正量と前記制御量とで、前記回転型アクチュエータを駆動することを
    特徴とするディスク装置のヘッド位置制御装置。
  5. 請求項4のディスク装置のヘッド位置制御装置において、
    前記制御回路は、
    前記現在位置の偏心補正量を、前記現在位置のトラックの基準セクタの偏心補正情報に変換した後、前記変換した偏心補正情報を前記メモリに保存し、前記メモリから前記読み出した偏心補正情報を前記目標位置のセクタの偏心補正情報に変換することを
    特徴とするディスク装置のヘッド位置制御装置。
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